【盾の勇者の成り上がり】オスト＝ホウライの正体は霊亀？死亡シーンやその後は？

『盾の勇者の成り上がり』の霊亀編で、主人公の岩谷尚文は霊亀の使い魔と戦った際、オスト＝ホウライというキャラクターと出会いました。『盾の勇者の成り上がり』の霊亀編に登場するオスト＝ホウライとは、東洋風の姿をした美しい女性キャラクターであり、使い魔として｢四霊｣の霊亀に仕えています。『盾の勇者の成り上がり』の霊亀編の作中で、オスト＝ホウライは使い魔と戦う岩谷尚文一行に接触し、霊亀の討伐を依頼しました。

その正体は霊亀の｢心｣であり、霊亀が死亡するとオスト＝ホウライも消滅してしまいます。そのため、岩谷尚文が霊亀のコアを破壊した際、オスト＝ホウライは死亡し、そのまま消滅することになりました。本記事では、霊亀編に登場するオスト＝ホウライについて、正体や死亡シーン、その後などを紹介します。まずは、オスト＝ホウライが登場する『盾の勇者の成り上がり』の作品情報とあらすじについて、簡単に紹介していきます。

オスト＝ホウライが登場する『盾の勇者の成り上がり』とは、盾の勇者として異世界で成り上がる主人公の姿を描いた｢アネコユサギ｣のライトノベル作品です。元々、『盾の勇者の成り上がり』は2012年の10月29日に、WEB小説投稿サイトの｢小説家になろう｣で連載が始まりました。その後、『盾の勇者の成り上がり』は｢小説家になろう｣の作品に大幅な加筆や修正を加え、2013年の8月23日に｢KADOKAWA｣で書籍化されました。

｢KADOKAWA｣で書籍化された『盾の勇者の成り上がり』は2014年にコミカライズ化が決定し、2019年のテレビアニメ化で一躍注目を集めることになりました。2023年5月現在、『盾の勇者の成り上がり』は合計22巻の書籍が刊行されており、1100万部を超えるシリーズ累計発行部数を記録するほど高い人気を博しています。この高い人気から、『盾の勇者の成り上がり』は2023年の10月にテレビアニメ3期の放送が予定されています。

大学生の岩谷尚文はある日、図書館で四勇者について書かれた本を手に取ります。すると、岩谷尚文は盾の勇者として異世界に召喚され、剣の勇者・天木錬と弓の勇者・川澄樹、槍の勇者・北村元康の3人と出会いました。この時、岩谷尚文は自身を召喚したメルロマルク王国の王から、｢波｣という魔物の大量発生現象を止めるよう命じられます。しかし、岩谷尚文は王国の王女に嵌められ、全てを失ってしまうことになるのでした。

本記事で、正体や死亡シーン、その後などを紹介するオスト＝ホウライとは、『盾の勇者の成り上がり』に登場するキャラクターの1人です。『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライは、霊亀の使い魔であり、眉目秀麗・スタイル抜群の姿と東洋風の服装が特徴となっています。霊亀のオスト＝ホウライは、非常に献身的な性格をしており、主人公の岩谷尚文や川澄樹の元部下・リーシアなどから大いに信頼されています。

戦闘面での実力は非常に高く、土と援護の魔法や龍脈法を習得しています。その正体は霊亀の心が具現化した存在であり、オスト＝ホウライと｢四霊｣の霊亀は一心同体の関係にあります。『盾の勇者の成り上がり』の霊亀編で、オスト＝ホウライは霊亀の使い魔と戦う主人公の岩谷尚文に接触し、霊亀の討伐を依頼します。その後、オスト＝ホウライは岩谷尚文が霊亀のコアを破壊したことで死亡し、そのまま消滅することになりました。

上述で紹介した通り、『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライの正体は霊亀の使い魔です。『盾の勇者の成り上がり』に登場する霊亀とは、亀の姿をした巨大な守護獣であり、｢四霊｣の1体に数えられています。｢四霊｣は異世界を守る4体の守護獣として知られており、異世界の3分の2の生命を引き換えに結界で｢波｣を防ぐことが出来ます。そのため、｢四霊｣の霊亀は非常に強く、異世界の四聖勇者ですら歯が立ちません。

また、霊亀は不死身の身体と使い魔を増やす能力も持っており、完全無欠の存在となっています。この恐ろしい強さから、｢四霊｣の霊亀は『盾の勇者の成り上がり』の世界で、霊亀国という中華風の国の下に封印されています。正体が使い魔のオスト＝ホウライは、結界に必要な生命エネルギーを集め、霊亀を陰からサポートしています。しかし、オスト＝ホウライの本当の正体は、霊亀の使い魔ではありません。

オスト＝ホウライの本当の正体は、霊亀の｢心｣です。｢四霊｣の霊亀は心臓とコアを持つものの、心がありません。そのため、オスト＝ホウライは霊亀の心が具現化した使い魔のキャラクターとなっています。しかし、正体が心のオスト＝ホウライは、霊亀そのものであるため、霊亀のコアが破壊されると自分も死亡してしまいます。霊亀そのもののオスト＝ホウライは作中で、岩谷尚文が霊亀のコアを破壊した際、死亡することになりました。

『盾の勇者の成り上がり』に登場する霊亀は、｢四霊結界｣という結界を作り、｢波｣を完全に防ぐことが出来ます。しかし、霊亀が｢四霊結界｣を作ると、異世界は3分の2の生命を失ってしまいます。そのため、異世界の勇者は霊亀による犠牲を認めるか、自分達で｢波｣を防ぐかを選択しなければなりません。正体が霊亀の心であるオスト＝ホウライは、霊亀国をわざと討伐対象にし、勇者へ霊亀の封印を解く方法を教える役目を担っています。

これが理由で、オスト＝ホウライは霊亀が眠る霊亀国の国王の愛妾（側室）をしています。当初、オスト＝ホウライは霊亀国国王の愛妾として国を混乱させ、勇者の討伐対象になろうとしていました。そのため、ミレリア＝Q＝メルロマルクはオスト＝ホウライに対し、良いイメージを持っていませんでした。しかし、とある人物が霊亀の封印を解いたことで、オスト＝ホウライは役目から解放され、岩谷尚文と手を結ぶことになりました。

正体が霊亀そのもののオスト＝ホウライは当初、霊亀国国王の愛妾として霊亀の生命エネルギーを集め、勇者の手で討たれようとしていました。しかし、霊亀編の作中で、霊亀はとある人物によって封印が解かれ、暴走してしまいます。霊亀編の作中で霊亀の封印を解いた人物は、キョウ＝エスニナです。『盾の勇者の成り上がり』に登場するキョウ＝エスニナとは、風山絆の世界の人間であり、｢本の眷属器｣の勇者に選ばれています。

｢本の眷属器｣の勇者であるキョウ＝エスニナは、滅亡の危機に瀕する岩谷尚文の世界を有効活用するため、霊亀のエネルギーを手に入れようとします。そして、キョウ＝エスニナは自らの手で封印された｢四霊｣の霊亀を解放しました。その後、キョウ＝エスニナは岩谷尚文の世界で大量虐殺を行い、霊亀のエネルギーを集めようとします。それを知ったオスト＝ホウライは、｢四聖勇者｣の岩谷尚文に接触し、協力を求めることになりました。

『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライは、正体が霊亀と一心同体のキャラクターです。そのため、オスト＝ホウライは霊亀が死亡すると、自分も世界から消えてしまいます。しかし、オスト＝ホウライは『盾の勇者の成り上がり』の作中で、岩谷尚文に自身を倒して欲しいと依頼します。その理由は、霊亀の使命に関係しています。確かに、霊亀は結界を作るため、世界の3分の2の生命を奪ってしまう恐ろしい守護獣です。

しかし、霊亀が結界を作ることで、岩谷尚文の世界は｢波｣の驚異から救われます。そのため、霊亀とオスト＝ホウライは、岩谷尚文の世界を｢波｣から守ることだけを考えて行動していました。しかし、霊亀はキョウ＝エスニナに封印が解かれます。その後、キョウ＝エスニナが霊亀を操ったことで、世界を守るという使命は果たせなくなりました。これが理由で、オスト＝ホウライは自身を倒して欲しいと岩谷尚文に依頼したのです。

オスト＝ホウライと一心同体の関係にある｢四霊｣の霊亀は、ほぼ無限に再生する能力を持っています。また、オスト＝ホウライは作中最強レベルの防御力と広範囲爆撃能力も持っており、｢四聖勇者｣が束になっても勝てません。そのため、霊亀は一見、倒す方法がない無敵の化物のように見えます。しかし、不死身の霊亀を倒す方法が1つだけ存在します。その方法とは、霊亀の頭と心臓を同時に破壊することです。

霊亀は頭と心臓を同時に潰されてしまうと、無限に再生することが出来ません。そのため、頭と心臓を同時に潰せば、霊亀を沈黙させることが可能となっています。しかし、霊亀は体内のコアを破壊しなければ、完全に倒すことが出来ません。また、コアがある霊亀の体内には、｢霊亀洞｣という使い魔だらけの洞窟が広がっています。そのため、岩谷尚文一行は『盾の勇者の成り上がり』の作中で、霊亀に苦戦を強いられてしまいました。

『盾の勇者の成り上がり』の作中で、岩谷尚文はオスト＝ホウライの依頼を受け、霊亀の討伐に動き出しました。しかし、岩谷尚文やミレリア＝Q＝メルロマルクは、無限に再生する霊亀に苦戦を強いられてしまいます。すると、｢フィロリアル｣の女王で馬車の勇者のフィトリアが駆けつけ、霊亀の足止めを行います。フィトリアの足止めのお陰で、岩谷尚文やオスト＝ホウライは霊亀の体内侵入に成功し、｢霊亀洞｣に足を踏み入れました。

上述で紹介した通り、霊亀は頭・心臓・コアの3つを破壊しないと倒せません。そのため、｢霊亀洞｣に足を踏み入れた岩谷尚文やオスト＝ホウライは、霊亀の心臓を目指して突き進みます。その後、オスト＝ホウライは霊亀の心臓に近づいた際、突然右腕の傷が完治します。また、岩谷尚文が心臓に攻撃すると、オスト＝ホウライもダメージを受けました。これにより、オスト＝ホウライの正体や霊亀との関係が明らかになりました。

｢霊亀洞｣に足を踏み入れた岩谷尚文やオスト＝ホウライは、使い魔だらけの迷路を突破し、霊亀の心臓を破壊します。また、フィトリアが外から攻撃を加え、霊亀は頭と心臓を同時に失いました。これにより、霊亀は無限に再生出来なくなります。しかし、霊亀は体内のコアを破壊しなければ、再びキョウ＝エスニナの尖兵として動き出します。そのため、心臓を破壊した岩谷尚文やオスト＝ホウライは、すぐに霊亀のコアへ向かいました。

その後、霊亀のコアに辿り着いた岩谷尚文一行は、キョウ＝エスニナに捕らえられた天木錬・川澄樹・北村元康の3人を発見します。すると、キョウ＝エスニナと同じ風山絆の世界のラルクベルク＝シクール一行が現れました。当初、岩谷尚文はラルクベルク＝シクールの一行が霊亀を暴走させたものだと考えていました。この誤解が解けたことで、岩谷尚文はキョウ＝エスニナを討伐するため、ラルクベルク＝シクール一行と手を結びました。

『盾の勇者の成り上がり』に登場するキョウ＝エスニナは、｢本の眷属器｣の力や霊亀のエネルギーを自由自在に使うことが出来ます。そのため、岩谷尚文やラルクベルク＝シクールは当初、｢本の眷属器｣の勇者であるキョウ＝エスニナに苦戦してしまいます。しかし、リーシア＝アイヴィレッドやオスト＝ホウライの活躍により、岩谷尚文は形勢逆転に成功しました。そして、岩谷尚文はキョウ＝エスニナを撃破し、霊亀のコアを破壊します。

これにより、岩谷尚文の世界の霊亀暴走事件は終わりを迎えました。しかし、キョウ＝エスニナは死亡しておらず、霊亀が蓄えたエネルギーを全て奪って風山絆の世界に逃げてしまいます。この時、ラルクベルク＝シクールは今までの諍いを岩谷尚文に謝罪し、キョウ＝エスニナの世界へ向かいました。そして、オスト＝ホウライは岩谷尚文一行が霊亀のコアを破壊したことで、最後の時を迎えることになりました。

『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライは、霊亀と命が繋がっている存在です。そのため、岩谷尚文が霊亀のコアを破壊したことで、オスト＝ホウライは死亡することになります。しかし、オスト＝ホウライはその後、まさかの形で再登場を飾り、多数の『盾の勇者の成り上がり』ファンを驚かせました。ここからは、『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライの死亡シーンやその後について、紹介していきます。

『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライは当初、｢波｣から異世界を守り、憎まれながら死のうとしていました。しかし、オスト＝ホウライは霊亀のコアが破壊された際、自身の死を悲しむ岩谷尚文一行の姿を目にします。それを見たオスト＝ホウライは、仲間として自身を看取ってくれた岩谷尚文一行に感謝します。そして、オスト＝ホウライは霊亀と共に死亡し、そのまま消滅することになりました。

その後、岩谷尚文はオスト＝ホウライに別れを告げ、キョウ＝エスニナの討伐に動き出します。一方、アニメ版のオスト＝ホウライは最後が少しだけ違っています。『盾の勇者の成り上がり』のアニメ版で、オスト＝ホウライは霊亀のコアを破壊し、自殺してしまいます。そして、オスト＝ホウライはキョウ＝エスニナの世界に渡る岩谷尚文一行を見届け、消滅しました。

オスト＝ホウライは霊亀のコア破壊で死亡し、消滅しました。その後、岩谷尚文はタクト＝アルサホルン＝フォブレイとの戦いで重傷を負った際、盾の精神世界に迷い込みます。この時、オスト＝ホウライは再登場し、岩谷尚文と再会しました。実は、オスト＝ホウライは精霊となり、岩谷尚文の盾の中で生き続けていたのです。精霊として生きていたオスト＝ホウライは助言を与え、現世に岩谷尚文を送り返しました。

上述の作品情報で紹介した通り、『盾の勇者の成り上がり』はシリーズの累計発行部数が1100万部を超える大人気作品です。また、『盾の勇者の成り上がり』はアニメも大人気であり、2023年の10月に3期の放送が予定されています。そのため、『盾の勇者の成り上がり』のアニメには、数え切れないほどの大人気声優が出演しています。ここからは、アニメでオスト＝ホウライを演じた声優について、紹介していきます。

『盾の勇者の成り上がり』のアニメで、オスト＝ホウライを演じた声優は、大人気声優の花澤香菜です。オスト＝ホウライを演じた花澤香菜とは、｢大沢事務所｣所属の女性声優であり、｢香菜ちゃん｣や｢香菜たん｣などの愛称で知られています。元々、花澤香菜は母親から勧められ、子役のオーディションを受けました。これがきっかけとなり、花澤香菜は子役として芸能界に入り、バラエティ番組やテレビドラマで活動を始めました。

その後、花澤香菜は2003年にアニメ『LAST EXILE』でホリー・マドセインを演じ、声優デビューします。そして、花澤香菜は2006年にアニメ『ゼーガペイン』でカミナギ・リョーコ役を担当し、声優として大ブレイクすることになりました。2023年5月現在、花澤香菜は声優以外に歌手や女優としても大活躍し続けています。

• 2006年のアニメ『ゼーガペイン』：カミナギ・リョーコ役
• 2008年のアニメ『とらぶるシリーズ』：結城美柑役
• 2009年のアニメ『物語シリーズ』：千石撫子役
• 2010年のアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがないシリーズ』：黒猫役
• 2011年のアニメ『シュタインズ・ゲートシリーズ』：椎名まゆり役
• 2012年のアニメ『サイコパスシリーズ』：常守朱役
• 2014年のアニメ『ニセコイシリーズ』：小野寺小咲役

• 2016年のアニメ『3月のライオン』：川本ひなた役
• 2017年のアニメ『恋と嘘』：高崎美咲役
• 2018年のアニメ『メジャーセカンド』：佐倉睦子役
• 2019年のアニメ『五等分の花嫁シリーズ』：中野一花役
• 2019年のアニメ『鬼滅の刃シリーズ』：甘露寺蜜璃役
• 2022年のアニメ『リメイク版うる星やつら』：ラン役
• 2023年のアニメ『久保さんは僕を許さない』：久保渚咲役

『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライには、オスト＝ホウライが好きといった感想が多く寄せられていました。『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライは、役割のために嫌な女を演じています。しかし、オスト＝ホウライは見た目が非常に美しく、性格も献身的で心優しいキャラクターとなっています。そのため、オスト＝ホウライは『盾の勇者の成り上がり』で高い人気を博しています。

『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライには、最後が泣けるといった感想も多く寄せられていました。オスト＝ホウライは仲間として死を悲しむ岩谷尚文に感謝し、消滅する最後を遂げました。一方、アニメ版のオスト＝ホウライは自ら命を絶ち、岩谷尚文にキョウ＝エスニナの討伐を託して消滅しました。このオスト＝ホウライの最後は作中屈指の感動シーンであり、多数のファンを涙させています。

『盾の勇者の成り上がり』に登場するオスト＝ホウライには、復活を望む感想も多く寄せられていました。確かに、オスト＝ホウライは霊亀編で消滅し、作中から退場しました。しかし、オスト＝ホウライは精霊として生きており、盾の中の精神世界で岩谷尚文と再会します。そのため、オスト＝ホウライの生死は心配する必要がありません。

本記事では、オスト＝ホウライについて、正体や死亡シーン、その後などを紹介しました。『盾の勇者の成り上がり』の作中で、オスト＝ホウライは霊亀の討伐を依頼し、岩谷尚文が別の異世界に行くきっかけを作りました。その後、オスト＝ホウライは盾の中の精神世界に現れ、岩谷尚文を現世へ送り返しました。これらのことから、オスト＝ホウライは『盾の勇者の成り上がり』の霊亀編で最も重要なキャラといえるでしょう。