【刃牙】ローランド・イスタスはジョイント・アレルギー?愚地克巳戦の勝敗は?

「グラップラー刃牙(バキ)」に登場するローランド・イスタスは、キャッチレスリングの全欧チャンピオンの経歴を引っさげて最大トーナメントに参加しました。彼と愚地克巳の試合を、トーナメントのベストバウトに推すファンも多くいました。この記事では、刃牙のローランド・イスタスについて特集します。ジョイント・アレルギーとされた彼の過去、強さと必殺技、そして戦績と関係のあるキャラクターなどを紹介していきます。

【刃牙】ローランド・イスタスはジョイント・アレルギー?愚地克巳戦の勝敗は?のイメージ

目次

  1. ローランド・イスタスとは?
  2. ローランド・イスタスはジョイント・アレルギー?師匠は?
  3. ローランド・イスタスの愚地克巳戦の勝敗は?戦績を考察
  4. ローランド・イスタスの能力や強さ・技
  5. ローランド・イスタスと関係のあるキャラ
  6. ローランド・イスタスの声優
  7. ローランド・イスタスに関する感想や評価
  8. ローランド・イスタスまとめ

ローランド・イスタスとは?

ローランド・イスタスとは、刃牙(バキ)シリーズの第1部「グラップラー刃牙」に登場するキャラクターです。キャッチレスリングの全欧チャンピオンの肩書を引っさげて、最大トーナメントに参加して、愚地克巳と名勝負を繰り広げました。この記事では、刃牙シリーズのローランド・イスタスにスポットを当てます。ジョイント・アレルギーが判明した彼のプロフィール、強さと必殺技、戦績、そしてアニメ声優などを紹介していきます。

刃牙(バキ)の作品情報

刃牙(バキ)シリーズは、「あしたのジョー」や「空手バカ一代」から連綿と続いている格闘漫画において、「金字塔」と評されることの多い作品です。第1部グラップラー刃牙から第5部「バキ道」に至るまで、一貫して主人公は範馬刃牙ですが、彼のライバルたちの試合や闘いが丹念に描かれていることも大きな特徴でした。この章では、刃牙シリーズの概要と、第1部グラップラー刃牙のシンプルなあらすじを取り上げていきます。

刃牙(バキ)の概要

  • 第1部 グラップラー刃牙(1991年-1999年) コミックス全43巻(本編42巻+外伝1巻)
  • 第2部 バキ(1999年-2005年) コミックス全32巻(本編31巻+特別編SAGA1巻)
  • 第3部 範馬刃牙(2005年-2012年) コミックス全38巻(本編37巻+外伝1巻)
  • 第4部 刃牙道(2014年-2018年) コミックス全22巻
  • 第5部 バキ道(2018年-2023年)コミックス既刊16巻(2023年8月現在)
  • 第6部 刃牙らへん(2023年8月連載開始予定)

刃牙(バキ)シリーズの主な概要を、上記しました。第6部「刃牙らへん」の連載が予定されている現状ですが、意味深なタイトルで早くも注目を集めているとのことです。刃牙シリーズの原作者板垣恵介は元自衛官で、自らも少林寺拳法やアマチュアボクシングの経験者であり、それらの経験が作品に活かされていました。

また、刃牙シリーズはOVAやテレビアニメ化などのメディアミックスが積極的に行われています。第1部グラップラー刃牙が、2001年にテレビアニメ版が放映されて以降、部ごとのアニメ化が展開されていました。2023年8月現在、第3部の範馬刃牙がNetflixオリジナルアニメ作品として配信中で(配信後地上波でも放映)、原作漫画を読んだことのない新規ファン層の開拓に成功しているとのことです。

刃牙(バキ)のあらすじ

グラップラー刃牙(バキ)の主人公範馬刃牙は、普段はごく普通の高校生ですが、東京ドームの地下に存在する地下闘技場で極秘裏に行われる試合で無敗を誇るチャンピオンでもあります。刃牙に挑戦する格闘家やプロスポーツ選手は後を絶たず、彼は激闘を繰り広げていきました。やがて、彼の闘いは世界中から集められた格闘家たちで勝敗を競う最大トーナメントへと発展していきます。刃牙は、トーナメント優勝目指して精進し続けます。

ローランド・イスタスのプロフィール

ローランド・イスタスは、ヨーロッパのキャッチレスリングの選手です。身長189cm、体重112kgの体格は、プロレスではヘビー級選手に位置付けられました。ローランド・イスタスの見た目は、坊主頭にタレ目気味でありながら厳しさを湛えた視線、そして鍛え上げられた肉体が特徴です。なお、キャッチレスリングは、ランカシャーレスリングとも呼ばれており、投げ技やサブミッションを主体とした極め合うスタイルのレスリングです。

なお、グラップラー刃牙のテレビアニメ版では、諸事情でローランドイスタスの名前を使うことができませんでした。そこで、テレビアニメ版では「ローランド・グスタフ」に名前を変更して登場したのです。

ローランド・イスタスのモデル

刃牙(バキ)シリーズに登場するローランド・イスタスには、モデルがいることが明らかにされています。彼のモデルとは、実在したプロレスラーのカール・ゴッチでした。ちなみに、ゴッチの本名は、カレル・アルフォンス・セシル・イスタスといい、ローランド・イスタスの名前の元ネタにもなっているのです。ゴッチは幼年時代からグレコローマンレスリングを学んでおり、後にレスリングの大会で輝かしい経歴を残しました。

その後、カール・ゴッチはプロレスラーに転向しました。実力は折り紙つきだったものの、妥協なきファイトスタイルが対戦相手や観客から避けられ、「無冠の帝王」と称されます。引退後は、選手としてもやって来たことのある日本にて、アントニオ猪木や佐山聡(初代タイガーマスク)、前田日明ほか名レスラーを育てました。カールゴッチは、1924年8月3日に生まれ(諸説あり)、2007年7月28日に82歳でこの世を去りました。

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ローランド・イスタスはジョイント・アレルギー?師匠は?

刃牙(バキ)シリーズの第1部グラップラー刃牙は、最大トーナメントがストーリーのクライマックスでした。名だたる格闘家たちが、世界中から地下闘技場へ押しかけてきましたが、その中でもローランド・イスタスは、ジョイント・アレルギーの持ち主として反響を呼んだとのことです。ジョイント・アレルギーとは、いったい何でしょうか?この章では、ローランド・イスタスの過去を、ジョイント・アレルギー中心に紹介していきます。

ローランド・イスタスはジョイント・アレルギー?

ローランド・イスタスの少年時代は、やや小太りで気弱そうな容姿に描かれていました。幼い頃から、繋がっているものや、嵌っているものを引き離さずにはいられない癖の持ち主でした。ローランド・イスタス自身は、時分の癖をジョイント・アレルギーと位置付けて、早くから自覚していたようです。しかし、彼の母はジョイント・アレルギーのことなど知らなかったため、ある日息子が家中のものを分解しているのを見て戦慄しました。

ローランド・イスタスの母親は、怒ってなぜそのようなことをしたのか問いただしました。すると、彼は泣きながら「繋がっているものや嵌っているものが我慢できない」と、ジョイント・アレルギーであることを明かしたのです。彼のジョイント・アレルギーは変わっていて、物体だけではなく人間が手を繋いでいることも我慢できません。手を繋いで歩く恋人同士の手を、すれ違いざまに解くほどのジョイント・アレルギーぶりでした。

ちなみに、ジョイント・アレルギーという癖が実在するのか調べたところ、検索エンジンでは全くヒットしませんでした。したがって、ジョイント・アレルギーは、板垣恵介の創作である可能性が高いです。しかしながら、世の中には様々な癖やフェティシズムの持ち主がいることから、今後ジョイント・アレルギーのような癖を持っている人間が現れる可能性については、決して否定できません。

ローランド・イスタスはビル・ライレーに弟子入りした?

ジョイント・アレルギーのために、良い少年時代を過ごしたとはいえないローランド・イスタスは、キャッチレスリングを伝承しているビル・ライレーに弟子入りしました。ビル・ライレーのレスリングの実力は折り紙付きで、かつて愚地独歩と地下闘技場で戦ったこともあり、引き分けの戦績を収めています。ライレーからキャッチレスリングを学んだローランド・イスタスは、その面白さに目覚めてどんどんのめり込んでいきました。

ローランド・イスタスのジョイント・アレルギーは、サブミッションによる極め合いを行うキャッチレスリングにおいて、非常に有効的に働きました。ローランド・イスタスが20歳になると、ライレーの弟子たちの中でも一番の実力者となり、師匠のライレーが勝てなくなるほどの強さを身につけるようになります。

なお、ビル・ライレーにもモデルがいます。彼のモデルは、イギリスランカシャー地方出身の名レスラー、ビリー・ライレーでした。彼が1950年代に創立したビリー・ライレージムは、「スネークピット(蛇の穴)」の別名で知られ、カールゴッチやビル・ロビンソンなどの一流レスラーを輩出しています。また、ビリー・ライレージムは、プロレス漫画の古典的名作「タイガーマスク」の「虎の穴」のモチーフにもなりました。

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ローランド・イスタスの愚地克巳戦の勝敗は?戦績を考察

考察 イメージ画像

刃牙シリーズの第1部にして最高傑作の呼び声も高いとされる格闘漫画グラップラー刃牙(バキ)は、最大トーナメントがストーリーのハイライトになっています。個性的で強い選手、格闘家が多数登場しました。その中でも、ジョイント・アレルギーからキャッチレスリングの名手となったローランド・イスタスは、愚地克巳と激闘を繰り広げました。彼は、どのような戦績を収めたのでしょうか?ローランド・イスタスの戦績を紹介します。

戦績①アフリカのライオンとの戦い

ローランド・イスタスは、先述したようにジョイント・アレルギーを自らの武器に変えて、キャッチレスリングを極めました。師匠のビル・ライレーですら、彼を倒せなくなったのです。あまりにも強さを極め過ぎた彼は、ジムを辞めて次なる相手を探しにいきました。その結果、彼が行き着いたのは、人間ではなくアフリカに生息する百獣の王ライオンだったのです。ローランド・イスタスは、猛獣にも臆することなく果敢に挑みました。

ライオンに噛まれれば確実に死ぬので、近づくことは自殺行為です。また、間合いを取って戦ったとしても、巨大な前脚と爪から繰り出される一撃を浴びてはひとたまりもありません。そこで、ローランド・イスタスが取った戦法は、背後からサブミッションを仕掛けることでした。自分の足をライオンの後ろ脚に絡め、チョークスリーパーをかけて追い込んだものの、ライオンがライレーの手配したハンターに銃殺されて勝負は終わりました。

なお、この時に師匠のライレーがハンターを仕向けたことを知ったローランド・イスタスは激怒しており、二人の師弟関係は急速に悪化しました。そして、より強い相手を求める彼は、最大トーナメントへの参加を決意するのでした。

戦績②愚地克巳戦

ローランド・イスタスの試合並びに戦績の中で、多くのファンの印象に残っているのが、愚地克巳戦です。愚地克巳との一戦は、最大トーナメントBブロック1回戦として行われました。「空手界の最終兵器(リーサルウェポン)」の異名を持ち、人間離れした強さを誇る愚地克巳に対してローランド・イスタスは、試合前に彼を見つめると骨格から骨の一本一本まで透けて見えるような錯覚状態になり、「わたしの試合だ」と確信したのです。

1回戦がスタートすると、ローランド・イスタスが重心を低くしてタックルを仕掛け、試合を作ろうとしました。愚地克巳は落ち着いてタックルを捌きながら、同時に逃げるという展開になります。ローランド・イスタスは、愚地克巳の戦い方を逃げ腰だと感じて怒りました。すると、その間隙を突いて愚地克巳がヘッドバットを放ちます。しかし、ローランド・イスタスは倒れることなく、愚地克巳の手首を取りそのまま関節を極めました。

レスラーとしての打たれ強さを垣間見せるローランド・イスタスに対し、愚地克巳は肩と肘を脱臼してピンチに陥ります。そして、愚地克巳は間合いを取ると、自分で脱臼を治しました。再びタックルからサブミッションに出るローランド・イスタスですが、愚地克巳は打撃で猛烈な反撃をします。最後は、右目を潰されたローランド・イスタスが愚地克巳の打撃を一方的に浴び、顔面に強烈な蹴りを食らって敗北を喫したのです。

戦績③範馬勇次郎戦

ローランド・イスタスの現時点での最後の戦績紹介は、範馬勇次郎戦です。これは公式試合ではなく、また1対1の戦いでもありませんでした。事の発端は、範馬勇次郎が最大トーナメントを観戦しに来ていたことにあります。彼は自分の秘蔵っ子である天内悠を、トーナメントに送り込んでいました。しかしながら、彼の試合が範馬勇次郎の期待した内容ではなかったことで、範馬勇次郎が激怒しながら乱入して、天内悠を痛めつけたのです。

範馬勇次郎の怒りは頂点に達しており、治まりません。彼は、「自分が勝ち上がった選手全員を倒してみせる」と宣言しました。すると、範馬勇次郎の前に、トーナメントで敗退した選手たちが立ちはだかったのです。その中には、ローランド・イスタスもいました。範馬勇次郎は、プライドを傷つけられたと感じたのか、なおも激高して選手たちに向かっていきます。

範馬勇次郎の強さは、超人的なものでした。トーナメント敗北選手たちを次々になぎ倒していくと、彼らは大怪我を負ってしまいます。そして、ローランド・イスタスを捕らえると、フロントネックチョークを極めました。ローランド・イスタスはタップしましたが、範馬勇次郎はチョークを解くことなく捻り続け、ついに彼は頸椎損傷の重傷を負ったのです。範馬勇次郎の伝説的な強さが、ローランド・イスタスを通して浮かび上がりました。

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ローランド・イスタスの能力や強さ・技

サブミッションをかける人形 イメージ画像

シリーズの累計発行部数が8500万部を突破しているメガヒット格闘漫画の刃牙(バキ)シリーズは、リアルと荒唐無稽さの二つの強さを持つキャラクターが多数登場して、ストーリーを盛り上げています。特に、ローランド・イスタスは、キャッチレスリングをマスターした選手として、強さを際立たせていました。この章では、刃牙シリーズのローランド・イスタスの能力と強さ、そして必殺技を取り上げていきます。

ローランド・イスタスの能力や強さ

刃牙(バキ)シリーズのローランド・イスタスは、キャッチレスリングを極めた選手です。キャッチレスリングとは、これまでのレスリングを踏まえた上でフリースタイルやプロレスとは異なった進化を遂げました。キャッチレスリングの肝は、サブミッションを中心としたスタイルであり、いかに相手の手足あるいは首を取ってタップを奪うかが重要視されているのです。つまり、密着して寝技中心になる可能性が高い競技になりました。

ローランド・イスタスは、幼い頃からジョイント・アレルギーに苦しんでいました。そのような彼が、欲求を満たすことができる手段として選んだのが、キャッチレスリングだったのです。ジョイント・アレルギーは、何よりも彼のレスラーとしての強さを増大させることになりました。また、キャッチレスリングでは、相手を倒す手段としてタックルが重宝されていますが、彼はタックルに行くスピードも速く、強さに繋がっています。

ローランド・イスタスの強さがわかるエピソードは、先述の通り戦績にありました。中でも、素手でライオンに立ち向かった件と、愚地克巳戦にて彼の強さを垣間見ることができます。また、キャッチレスリングを極めた影響かどうかは不明ですが、愚地克巳戦になると相手の骨格から骨の細部に至るまで透けて見えるようになるというオカルト的な能力を発揮しました。彼に見えた骨格などが、正確であるかについては明かされていません。

ローランド・イスタスの必殺技

格闘家やプロスポーツ選手の強さや能力を計るバロメーターの一つに、必殺技があるとされています。それでは、ローランド・イスタスの必殺技には、どのようなものがあるのでしょうか?この項で、紹介していきます。

必殺技①タックル

タックルするレスラーとそれをがぶるレスラー イメージ画像

ローランド・イスタスの必殺技として、最も知られているものがタックルです。タックルというと、かつてはラグビーやアメリカンフットボールなどで見られる「手や腕を使って相手の攻撃を阻止するべく組み付く技術」を連想する人が多くいました。現在では、RIZINなどのように日本でもMMAが盛んであることを受けて、素早く相手に組み付く技をタックルと呼ぶことが認知されています。タックルから、次の技へと移行するのです。

ローランド・イスタスのタックルは、とにかくスピードが速いことが描かれていました。また、彼のタックルの大きな特徴として、無駄な動きが少ないことが挙げられます。この場合、対戦相手は図らずも不意を突かれた形になり、テイクダウンを許してしまう状況になりました。さらに、ローランド・イスタスは、倒れるフリをしてタックルに行くという高等テクニックも有しており、彼の強さを発揮できる絶好の技となっているのです。

必殺技②肩関節への極め技

ローランド・イスタスの必殺技紹介の次は、肩関節への極め技です。最大トーナメントBブロック1回戦の愚地克巳戦にて、披露されました。相手をうつ伏せの状態にして、自らのすねで相手の首の後ろを押さえつけて、そこから任意の片方の腕を肩関節ごと天井方向へ引き延ばすという過程を踏んで完成されます。肩関節が極まることで、相手は身動きを取ることができなくなり、我慢し続けてタップをしないと肩の脱臼を引き起こすのです。

グラップラー刃牙のストーリーの中では、この技の定まった名前は明かされませんでしたが、極まった形から実在の技と比較検証したところ、アームロックに似ていることがわかりました。1986年にアントニオ猪木が、「大巨人」アンドレ・ザ・ジャイアントからギブアップを奪った技で、現在は新日本プロレスの得意技として知られています。肩関節だけではなく、腕の筋を断裂させることも可能とされる恐ろしいサブミッションでした。

必殺技③片手での関節外し

ローランド・イスタスの必殺技で最後に挙げるのは、片手での関節外しです。この恐ろしくさらに強力な技も、愚地克巳戦で繰り出しました。本来であれば、人間の関節を外そうとするには、両腕の力が必要でした。尚且つ、力任せに引っ張ったりするよりも、タイミングを上手く利用することによって外すことができるとされており、ローランド・イスタスは関節を外すタイミングを決して逃すことのないセンスの持ち主だと窺えます。

また、関節を上手に外すテクニックは、ローランド・イスタスがジョイント・アレルギーだからこそ完璧に習得できたとされています。人間の関節の構造を知り尽くしている彼にとって、片手で関節を外す行為は難しいことではありません。このようにして、サブミッションや関節外しなどをマスターしたローランド・イスタスは、ジョイント・アレルギーから「ジョイント・フェチ」と呼ばれるようになり、対戦相手から恐れられたのです。

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ローランド・イスタスと関係のあるキャラ

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2023年8月現在、第3部「範馬刃牙」のアニメ版が展開されている刃牙(バキ)シリーズの見どころに、登場キャラクター同士の人間ドラマが挙げられます。特に、親子代々続いている因縁などが丹念に描かれているキャラクターもいました。キャッチレスリングのマスターであるローランド・イスタスも、その一人なのです。この章では、刃牙シリーズのローランド・イスタスと関係の深いキャラクターを、三人に絞って取り上げます。

関係のあるキャラ①愚地克巳

愚地克巳(おろちかつみ)は、作中に登場する空手道団体の空心館所属の選手です。館長の愚地独歩は、彼の養父だと明かされていました。年齢は最大トーナメント時で20歳、身長と体重は186.5cm、116kgと空手家としては非常に大きい人物です。それでいて100m走を10秒台、ベンチプレスを300kgという規格外の体力と強さを有していました。彼は、「空手界の最終兵器」の他に「空手を終わらせた男」の異名を持っています。

愚地克巳は、実戦空手ばかりではなく、演武の要素が強い型の部門でも超一流の選手でした。ローランド・イスタスと彼の対戦は、ジャンルこそ違えど、超一流選手同士のスキル比べの様相を呈したのです。両者とも自分の実力に絶対的な自信を持っている選手でしたが、意地の張り合いでは愚地克巳の方に一日の長がありました。彼はローランド・イスタスに脱臼させられた箇所を自力で治し、彼の攻撃を耐え抜いて勝利をものにします。

関係のあるキャラ②愚地独歩

ローランド・イスタスと関係のあるキャラクターの二人目は、愚地独歩(おろちどっぽ)です。愚地独歩は、グラップラー刃牙の最序盤から登場しており、「地下闘技場編」時点で年齢55歳、身長と体重は178cmと110kgでした。スキンヘッドに顔の無数の傷、そして右目に眼帯をしているのが大きな特徴です。この中で、顔にある2か所の大きな傷(右頬と左眼付近)と失明した右目は、範馬勇次郎と対戦した際に負いました。

愚地独歩とローランド・イスタスとの間に、直接的な因縁はありません。義理の息子の克巳の対戦相手であるだけでしたが、彼がビル・ライレーの弟子だと判明すると、俄然間接的な関係性が浮き彫りになりました。というのも、愚地独歩とライレーはかつて異種格闘技戦をしたことがあるからです。対戦後の二人は、文通にて連絡を取り合うほど友好的な関係となり、ライレーの方からローランド・イスタスの存在を聞かされていました。

関係のあるキャラ③範馬勇次郎

ローランド・イスタスと関係のある最後のキャラクターは、刃牙(バキ)シリーズのラスボスである範馬勇次郎です。範馬勇次郎は、「地上最強の生物」や「鬼(オーガ)」そして「巨凶」などの異名で恐れられており、何者をも超える絶対的な強さと能力を有していました。その強さは、国家軍事力を凌ぐとされ、アメリカは彼と条約を結んでいます。彼の年齢は、地下闘技場編で30代後半、身長と体重は推定190cm、推定120kgでした。

範馬勇次郎とローランド・イスタスとの関係は、先述したようにほんの一瞬の出来事でした。最大トーナメント中に突如暴れ出した範馬勇次郎を止めるべく現れたのは、彼に挑発されたトーナメント勝利者ではなく、ローランド・イスタスを含めた敗北者です。これに怒りを隠せない範馬勇次郎は、敗北者たちを負傷させたばかりでは飽き足らずに、ローランド・イスタスをフロントネックチョークで絞め落とした上に頸椎を損傷させました。

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ローランド・イスタスの声優

録音スタジオ イメージ画像

刃牙(バキ)シリーズは、2023年8月現在第3部範馬刃牙のアニメ作品が、Netflixオリジナルとして展開中です。後に地上波放送も予定されており、ファンを喜ばせていました。刃牙シリーズのアニメ版は、声優たちの迫真の演技が試合や闘いにおける説得力を生み出すことに成功していると、高評価されています。この章では、グラップラー刃牙のテレビアニメ版で、ローランド・イスタス役を演じた声優の柳沢栄治を特集します。

柳沢栄治のプロフィール

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声優の柳沢栄治は、1967年8月22日に、東京都で生まれました。身長は171cmで、ぷろだくしょんバオバブに所属しています。柳沢栄治の趣味はツーリングで、特技は書道だと公式プロフィールにて明かしていました。また、普通自動二輪免許の他に、大型自動車第一種免許を取得しているとのことです。バオバブ学園3期生として声優のスキルを学んだ柳沢栄治は、そのまま現在の事務所所属となり、1990年代より声優活動をしています。

柳沢栄治の主な出演作品や演じたキャラ

  • NARUTO-ナルト-:ゲンゾウ役
  • 機動戦士ガンダムSEED:ユーレン・ヒビキ役
  • 涼宮ハルヒの憂鬱:森山清純役
  • はっけん たいけん だいすき!しまじろう:アルマジロ大王役
  • デジモンフロンティア:トレイルモン(ワーム)役
  • テイルズ オブ エクシリア:ウォーロック・ロランド役

柳沢栄治の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。数多くのアニメやゲーム作品でネームドキャラクターとモブキャラクターを演じており、得難いバイプレイヤーとして高評価されています。

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ローランド・イスタスに関する感想や評価

この章では、刃牙(バキ)シリーズに登場するローランド・イスタスに関するX(Twitter)でのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。ローランド・イスタスは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、刃牙シリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。強さのインフレをあまり感じさせないグラップラー刃牙において、ライオンに関節技をかけたローランド・イスタスは凄いとつぶやいていました。

こちらは、刃牙シリーズを考察していると思われる方のツイートです。ローランド・イスタスについて、下地がかなりありそうな選手なので、稲城文之信との対戦を見てみたいとつぶやいています。

こちらは、格闘漫画の大ファンだと思われる方のツイートです。いわゆる脇役キャラクターが好きとのことで、グラップラー刃牙では、ローランド・イスタスが大好きだとつぶやいていました。

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ローランド・イスタスまとめ

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この記事では、刃牙(バキ)シリーズに登場するローランド・イスタスについて特集してきました。ジョイント・アレルギーという際立って個性的なキャラクターである彼に注目して、刃牙シリーズを見てください。

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