【るろうに剣心】沢下条張は十本刀の刀狩りの張！強さ・必殺技や実写版キャストは？

沢下条張は、志々雄の配下である十本刀のメンバーとして剣心と戦っています。沢下条張はファンにも人気の高いキャラクターとして知られ、実写映画などでも高い再現度が絶賛されていました。十本刀の刀狩りの張は京都編の後にも登場しており、多くの活躍シーンが描かれました。ここでは、大ヒット漫画・るろうに剣心の基本的な情報をまとめていきましょう。

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』は、和月伸宏が描く歴史漫画です。『週刊少年ジャンプ』では異色の存在で、歴史漫画は売れないという常識を覆した作品となっていました。1994年から1999年まで連載され、その人気は今でも語り継がれています。2017年9月から漫画の正統な続編である『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が、スタートしていて大きな話題になりました。

るろうに剣心は、幕末に「人斬り抜刀斎」として恐れられた伝説の剣客を主人公にした作品となっています。全世界シリーズ累計発行部数は7200万部を突破するメガヒットコンテンツで、アニメも成功させていることでも知られていました。実写映画や舞台、ゲームなど、数多くのコンテンツを成功させ、その後の漫画作品にも影響を与えました。知名度も極めて高く、世界中にファンを生み出しています。

幕末の動乱で、最強と怖れられた人斬り抜刀斎こと緋村剣心は、明治の新時代を迎えていました。ある思いを抱えて旅をしており、東京で神谷薫とで出会ったことで、東京にとどまることになりました。しかし、剣心の昔の名声を知る者が、彼の最強の名を奪うために挑んでくるのでした。そして、剣心は京都で暗躍している自身の暗い過去が生んだ亡霊との激しい闘いに巻き込まれていきます。

沢下条張は、誕生日は1852年9月、身長は170センチ、体重は76キロ、血液型はB型となっています。志々雄真実の実働部隊である『十本刀』に所属していました。『刀狩の張』という異名となっていて、刀剣蒐集狂として広く知られていました。新井赤空作の殺人奇剣をコレクションすることに執念を燃やしていて、殺人奇険で殺戮を楽しむという危険な思想を持っています。

剣心との戦闘までは、赤ん坊を斬ることすら厭わない残忍さを見せていました。しかし、陽気で社交的な性格をしていて、意外と義理堅い性格でもあることが判明しています。大阪在住であるために強い関西弁で喋ることも特徴で志々雄のことは尊敬しながらも、利害関係で立場を変える計算高い一面も持っていました。

ここでは、沢下条張の強さや必殺技を見ていきましょう。沢下条張は志々雄の幹部「十本刀」として初めて剣心と戦い、十本刀の強さを見せつけたキャラクターとして知られています。剣心に敗北してしまったために、ザコキャラクターと思われがちですが、実はかなり強いとも言われていました。ここからは、そんな沢下条張の強さを様々な視点から紹介します。

沢下条張の強さは、様々な刀剣をコレクションを使いこなすことができる剣技です。特に刀鍛冶・新井赤空の殺人奇剣に目がなく、どんな手段を使ってでも手に入れようとしています。日本刀愛好家として集めるだけでなく、人を斬るのが好きなため、すぐに試し切りがしたくなるという悪癖がありました。剣を使う技術が高く、「逆中空納刀」という曲芸を得意としています。

作中では京都へ訪れた剣心と戦っています。十本刀の先鋒として最初に登場し、逆刃刀を失った剣心と戦いました。剣心は折れた状態であったために苦戦を強いられますが、「逆刃刀・真打」を手に入れたあとには一撃で倒されてしまいました。剣心が強すぎるために、ザコキャラクターと思われていますが、実は十本刀としてはかなり強い部類に入るキャラクターとなっています。

ここでは、沢下条張の武器を見ていきましょう。沢下条張の最大の特徴は、その武器にあります。刀狩りの張という異名で知られ、日本中の名刀をコレクションすることをライフワークにしていました。特に、幕末期の名称として知られる新井赤空の作った刀には目がなく、剣心が探していた逆刃刀・真打を狙っていたほどです。戦闘にも赤空の刀を使い、自由自在にコントロールできるほどの腕前を持っていました。

沢下条張の武器の1つ目は、連刃刀です。連刃刀は張が前座として使用した刀であり、逆刃刀を作った新井赤空の初期の殺人奇剣となっています。普段は張が背中に持っていて、日本の刀を連結することで1本の刀にする奇妙な刀です。傷口が2本線になってしまい、縫合することが難しくなってしまいます。縫合できない結果、傷口が腐ってしまうという危険な刀として知られています。

沢下条張の武器の2つ目は、薄刃乃太刀です。薄刃乃太刀は張が使用するメインの武器となっています。新井赤空が作った後期の殺人奇剣と言われ、武器だけでなく防刃チョッキとしての役割を持っています。薄刃乃太刀は刃を薄く作り、鞭のように使うことができました。紙一重でよけると予測できない動きをして、ダメージを食らってしまいます。コントロールが難しい武器ですが、張は自由自在に使っていました。

沢下条張の必殺技「我流・大蛇」です。張が薄刃乃太刀を使用して使う必殺技となっていました。刀身を蛇のようにすることで、予想不能な攻撃をする技でした。予想外の方向から追撃を加えることで、後ろから串刺しにすることができる技として知られていました。薄刃乃太刀の特徴を最大限利用しており、地面をえぐるほどの威力を見せています。薄い刃は腕力を切っ先にまで伝えるほどの強度を備えていました。

ここでは、沢下条張の実写版映画の俳優キャストや原作との違いを見ていきましょう。沢下条張の実写版俳優キャストは多くのファンに絶賛されています。実写映画はメガヒットを記録し、原作とどう違うのかなども気にされていました。沢下条張の実写版映画の俳優キャストは、その再現度の高さでネット上でも高い評価を獲得したことでも知られています。

沢下条張の実写映画と原作の違いは、多くのファンに衝撃を与えていました。沢下条張は実写映画でも登場しており、京都大火編では原作通りの登場シーンが描かれています。剣心との戦いが描かれ、神社での戦いがしっかりと描写されていました。しかし、その後の『るろうに剣心 the final』では原作と違った展開が描かれて多くのファンを驚かせています。

実写映画では、斎藤一の密偵として雪代縁の情報収集に動いていました。原作と違うのは、二重スパイとして縁に情報を渡していたことです。二重スパイという設定は原作ではなかった設定なので、ここから沢下条張の動きは原作と全く違いました。縁には信用されておらず、最終的には縁の手によってなす術なく殺されてしまいました。沢下条張の死亡は、多くのファンに衝撃を与えています。

沢下条張の実写版俳優キャストを見ていきましょう。沢下条張の実写化キャストは、特に絶賛されていることでも知られ、圧倒的な人気を獲得しています。本作で沢下条張の実写版俳優キャストに起用されたのは、三浦涼介です。彼は『浪漫活劇 るろうに剣心』などへも出演していて、るろうに剣心とも深い縁で結ばれていることでも知られていました。

三浦涼介（みうらりょうすけ)は、1987年2月16日生まれの俳優であり、ソロアーティストとしても活動しています。東京都出身、ロハスプロダクションズの所属です。PureBoysの元メンバーであり、三浦浩一・純アリス夫妻の三男として知られています。元俳優の三浦孝太は実兄であり、芸能一家の出身でもあります。小学6年生時にオーディションで芸能界デビューを果たしました。

2002年に、映画『おぎゃあ。』で俳優デビューを果たし、同年には『3年B組金八先生』第6シリーズのレギュラ出演者として注目されました。俳優としてだけでなく、2012年7月にシングル「夏だよHONEY!!」でソロアーティストデビューをしています。『オーズ』共演者とは今でも親交があり、特に渡部秀とは親友として多くのインタビューなどで親交を明かしていました。

三浦涼介の主な出演作品を見ていきましょう。三浦涼介は『仮面ライダーオーズ/OOO』や『超星艦隊セイザーX』などの特撮作品で知名度を上げました。その後、映画『劇場版 仮面ライダーオーズ WONDERFUL 将軍と21のコアメダル』や映画『仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL ビルド&エグゼイドwithレジェンドライダー』などで、仮面ライダー作品の映画に同一のキャラで出演しています。

舞台でも活躍していて、ミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』やミュージカル『エリザベート』などで舞台俳優として高い評価を得ています。漫画原作の作品に出演することも多く、舞台『呪術廻戦』や『浪漫活劇 るろうに剣心』に出演していました。2020年代には、『小吉の女房2』 や『顔だけ先生』、『科捜研の女』などにゲスト出演しています。映画や舞台、ドラマと幅広いジャンルで活躍している俳優です。

ここでは、沢下条張の声優を見てきましょう。アニメ・るろうに剣心は圧倒的な高評価を獲得していて、アニメ声優も絶賛されています。俳優や女優などを積極的に起用し、声優以外のキャスト陣がメインキャラクターを担当したことも話題になっています。沢下条張の声優も俳優である福本伸一であり、沢下条張は彼の声優としての代表作となっていました。

福本伸一のプロフィールを見ていきしょう。福本伸一（ふくもとしんいち)は1961年10月13日生まれの俳優です。ミーアンドハー コーポレーションに所属し、大阪府出身、早稲田大学教育学部を卒業しています。早稲田大学学生劇団「てあとろ50'」の8期生として演技の基礎を確立しました。大学卒業後には、俳優としての活動を本格化し、「劇団ラッパ屋」の旗揚げに参加しています。

福本伸一の主な出演作品や演じたキャラを見てきましょう。福本伸一は、『可愛いだけじゃダメかしら? 』などで俳優としてデビューします。ドラマ『逃亡医F』の警備員役や『プリズム』後藤社長役、『弁護士ソドム』などがあります。アニメ出演作品は極めて少なく、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』、『発明BOYカニパン』の三作品しかありません。

ここからは、沢下条張の活躍や名言などを見ていきましょう。沢下条張は十本刀として圧倒的な人気を獲得していて、活躍シーンが多いことでも知られています。沢下条張は名言も多く、十本刀の中でも多くのファンが絶賛の声を上げていました。沢下条張の活躍や名言は、彼を知る上でも欠かせません。

ここでは、沢下条張の活躍を詳しく見ていきましょう。志々雄真実の部下として京都に集められた十本刀ですが、剣心との戦いで早々に退場しています。その後の変遷は他の十本刀とは全く違っていて、斎藤一の部下になるという驚きの展開が待ち構えていました。十本刀の中では登場シーンも多く、コミカルなシーンも多いため、彼の活躍には多くのファンが注目しています。

沢下条張の活躍の1つ目は、志々雄からスカウトを受けたことです。張は地元である大阪で、刀集めをしていました。手段を選ばずに刀を集めるという悪癖があり、大阪では評判が最悪でした。そんなとき、志々雄がその噂を聞きつけて、スカウトしに来ました。志々雄の誘いを挑発だと思い、志々雄に対して刀を抜いて勝負を挑みます。張は志々雄に敗北し、志々雄は張の気質と腕前を気に入ったと話しました。

沢下条張の活躍の2つ目は、名刀を集めていることです。名刀を集めることに目がないキャラとなっていて、張は志々雄から招集がかかった時にも刀集めをしていました。そして、剣心のことや新井赤空の最後の刀の存在などを聞いて、単独で刀を探しに来ます。張は、赤空最後の刀を我が物にしたいという思いで、赤空の息子である青空の子供を攫いました。

志々雄は張に「事を荒立てるな」と言われていましたが、すでに制止がきかないほどに興奮していました。赤空最後の一振りはそれほど魅力的な日本刀で、剣心の新たな刀の候補となっています。そして、青空の息子を攫ったことが剣心にも露見して、最後の一振りが納められている神社で剣心と刀狩りの張との戦いが始まるのでした。

沢下条張の活躍の3つ目は、剣心との戦いです。剣心は張の前に現れていて、伊織を離せと詰めりました。剣心は逆刃刀が折れた状態で、張との戦いに挑みます。剣心の圧倒的不利と考えられていましたが、鞘と体術で善戦していました。そして、張は奥の手である赤空の後期型殺人奇険である『薄刃乃太刀』を使い、剣心を追い詰め始めます。青空は剣心の戦いを見て、最後の一振りを託すことを決めます。

ついに、剣心は赤空の最大の一振りを受け取ります。その瞬間に、張は青空の子供を殺そうとしました。それを見た剣心は、本気の一撃を炸裂させます。剣心の「龍巻閃・旋(りゅうかんせん・つむじ)」は、張を一撃で失神させます。剣心は新たな刀で圧倒的な力の差を見せつけました。この刀は逆刃刀・真打であると伝えられ、張は警察へと身柄を引き渡されました。

沢下条張の活躍の4つ目は、警察に身柄を引き渡されたあとです。張は剣心との戦いに負けことで、警察に身柄が移されます。そこで待っていたのは斎藤一でした。勾留所では、喧嘩屋の相楽左之助（さがら さのすけ）も同時期に収監されていて、斎藤一と左之助の2人から尋問を受けることになりました。張は十本刀の情報を漏らし、瀬田宗次郎と魚沼宇水は特に実力がある2人であると話します。

張はそのほかにも京都大火の情報を漏らしましたが、この情報は志々雄が「江戸大火」を成功させるための偽の情報でした。実は軍艦を手に入れていて、それで江戸に向かうことが目的でした。剣心はこの情報を鵜呑みにせずに、志々雄の計画を見抜いて軍艦「煉獄」を奇襲します。剣心と志々雄の対決は京都で行われることになり、「江戸大火」という計画は頓挫してしまいました。

沢下条張の活躍の5つ目は、密偵として活動していることです。張が登場したのは、剣心たちが志々雄を倒した後でした。志々雄亡き後は警察と裏取り引きをしたことを張は話します。そして、警察の密偵になっており、剣心たちの元を訪れました。そこでは、志々雄の部下たちが警察に捕まった後の様子を伝えるメッセンジャーという役割でした。

十本刀6人の処遇はそれぞれで、警察におとなしく捕まった者もいます。また、張と同じように取引をして政府に協力する者もいました。最高幹部であった瀬田宗次郎は、警察の手を逃れ、旅に出ています。そして、もう一人の最高幹部である方治は明治政府に絶望し、獄中で恨みの言葉を残して自害したことを張は伝えます。剣心たちは志々雄との戦いが正義だったのかと、複雑な思いを抱えていたのでした。

沢下条張の活躍の6つ目は、雪代縁のアジトの情報を仕入れていたことです。雪代縁（ゆきしろ えにし）という男が、東京で暗躍していました。剣心に復讐することが目的となっていて、張は警察の密偵としてマークしていました。様々な情報を集める諜報活動をするうちに、剣心たちに有利な情報を手に入れます。実は、縁たちのアジトを突き止めたのは、沢下条張であったことでも知られていました。

『人誅編』ではあまり出番ではありませんでしたが、裏で多くの任務をこなしていたと考えられています。アジトを特定するなど、剣心たちにとって有益な情報を手に入れていました。十本刀として裏社会にも精通していたので、密偵としてはかなり役に立っています。そして、縁の一件を終えた張は、密偵としての仕事はこれで最後にしようと考えていました。

沢下条張の活躍の7つ目は、密偵の仕事に飽きていることです。剣心が縁を倒して、東京には久しぶりの平和が訪れていました。張は、京都での志々雄との戦いから縁の情報を探るまで、密偵の仕事を真剣に取り組んでいます。しかし、密偵という仕事にも飽きてきたと語り、トンズラしようと考えていました。金目の物を盗んで逃げようとしたとき、斎藤が姿を現しました。

上司である斎藤と出くわしたことに、動揺を見せました。実は斎藤は、剣心と幕末時代からの戦いに決着をつけることになっていました。この決闘には必ず参加すると見て、張はこの日に逃げようと決めたことを明かします。しかし、斎藤は決闘に出向くことはなく、張は驚きを隠せませんでした。斎藤は張のことをとがめることもなく、斎藤自身も東京から姿を消してしまいます。

沢下条張の活躍の8つ目は、剣心たちの仲間になったことです。明治16年となり、剣心と薫は結婚して、子供を儲けていました。そんな平和な生活の中で、薫の父・神谷越次郎（かみや えつじろう）が生きていることが判明しました。北海道である写真に写っていて、剣心たちは北海道に行きました。しかし、北海道では『劍客兵器』という危険な存在が暗躍していることを剣心たちは知ります。

剣心たちは劍客兵器を止めることを、斎藤達から依頼されています。斎藤は、北海道の地で職務を行うため、剣心達にはより多くの味方が必要となっていました。斎藤は、かつての仲間・永倉新八と共に、日本中から猛者を集めるようとしていました。そのメンバーの中には、張も含まれていて北海道に呼ばれました。そして、張は剣心の味方として劍客兵器との戦いに巻き込まれていきます。

ここでは、沢下条張の名言を見ていきましょう。沢下条張は圧倒的な人気を誇っていて、多くのファンから注目の声が集まっています。沢下条張の名言には、十本刀の中でもコミカルなシーンも多く、志々雄への忠誠心もそれほど高くはありませんでした。沢下条張は自分の実力に大きな自信を持っていて、剣心との戦いでもその自信が見えています。

志々雄が国盗りの前哨戦として集めたのは、最強の部隊である『十本刀』となっています。京都に十本刀を招集して、人斬り抜刀斎を倒すために動くように指示しました。そんな中で、最も早く到着したのが沢下条張です。志々雄一番の忠臣である方治は、志々雄の作戦に反対しました。十本刀を捨て駒のように人斬り抜刀斎に戦わせるのは、もったいないといいました。

志々雄の愛人である駒形由美は、「十本刀はそんなヤワじゃないわ」と反論しました。そんな二人に対して、張は「わいら十本刀がたかが人斬り一人に負けるわけあらへん」と自信をうかがわせました。張の威勢のいい姿は、この後の剣心戦での惨敗の伏線となっていて多くのファンに注目されています。張がザコキャラクターと思われているのも、こうした軽口が原因と言われていました。

張は新井赤空の最後の一振りを奪うことを考えていました。これは、剣心の新たな刀になる予定であり、赤空の息子・青空がその居場所を知っていました。青空から居場所を聞き出すために、張は彼の息子を人質に取ります。剣心はそのことを察知して、逆刃刀なしで張と対峙しました。張は愛用の刀・連刃刀を破られると、このセリフと共に、最大の武器である薄刃乃太刀を取り出します。

ここでは、沢下条張と関係するキャラを見てきましょう。志々雄真実、斎藤一、緋村剣心、相楽左之助といったメインキャラクターたちと関わりを持ち、裏の社会にも精通していました。剣心とは戦闘していて、その後、斎藤一の部下になるという十本刀の中では異色の存在となっています。また、左之助との関りも気にされていて、多くのファンにはその関係性は高評価を博していました。

志々雄真実は、幕末時代に維新志士として活躍していた人斬りです。その存在は誰にも明かされず、闇の人斬りとして明治政府に抹消されました。しかし、志々雄は銃で撃たれ、火をつけられても死ぬことはありませんでした。志々雄真実はひそかに仲間を集めて明治政府を転覆させて、『国盗り』を狙うようになります。張は志々雄真実が集めた部下の一人となっていました。

斎藤一は警視庁の警部であり、幕末時代には新選組の三番隊の組長でした。警察では「藤田五郎」と名を変えて、警部という階級です。張と出会ったのは、彼が剣心に敗北した後です。彼から情報を聞き出し、志々雄の討伐後には密偵として雇っていました。張が警察に対して従順なうちは、部下として手厚く扱っていました。さらに、彼のことを警察に縛り付けておく必要を感じていないという不思議な一面を見せています。

緋村剣心は、飛天御剣流（ひてんみつるぎりゅう）の使い手であり、伝説の人斬りです。人斬り抜刀斎という存在は明治政府でも無視できないため、様々なアプローチで味方にしようとしています。流浪人として東京にいましたが、ある出来事で京都で暗躍する志々雄一派と全面対決に臨むことになります。京都に入って早々に、張と戦っていて完勝していました。

剣心との戦いでは、刀のない剣心には善戦しましたが、逆刃刀・真打を手にした剣心には歯が立ちませんでした。北海道編では剣心と手を組むことになり、心強い仲間として劍客兵器との戦いに臨むことになります。

相楽左之助は、裏社会で喧嘩屋として活躍している男となっています。元は赤報隊（せきほうたい）の隊員だったために、明治政府を快く思っていません。剣心の親友として志々雄との戦いに参戦していました。剣心が張と戦った後に、同じ拘置施設に相楽左之助もいました。そこで、張と初めて出会っていて、それ以来、彼とは犬猿の仲になっています。

ここでは、沢下条張に関する感想や評価などを見ていきましょう。沢下条張はかなりの強さを持っていますが、剣心と戦ったことで早々に戦線から退場してしまったキャラクターとなっています。しかし、沢下条張は京都編だけでなく、十本刀の中でも登場シーンが多いキャラでした。そのため、沢下条張に関する感想や評価は、ネット上でも数多く集まっています。

沢下条張は十本刀の中でも、上位の実力者だったと言われています。刀狩りの張と呼ばれ、その強さは実は十本刀としては上の方だったとされていました。剣心と最初に戦った十本刀で、完敗したために多くのファンに酷評されていました。ネット上でも、実は張はかなりの強さを持っていると言われていて、剣心と戦ったことでも実力が過小評価されていると言われています。

実写映画で沢下条張を演じた三浦涼介も絶賛されています。実写映画の沢下条張は再現度が高かったため、原作ファンにも好評を博していました。三浦涼介は漫画原作の作品への出演も多いので、沢下条張も多くのファンから高評価の声が集まっています。ネット上でも、沢下条張を演じた三浦涼介の演技力については多くのファンから称賛の声が集まっています。

沢下条張のアニメ声優にも絶賛の声が集まっていました。るろうに剣心は、アニメ作品も語り継がれている名作漫画です。沢下条張はアニメではオリジナルストーリーなどでも注目されていて、多くの登場シーンがありました。沢下条張の関西弁のセリフは、多くのファンの印象に強く残っています。そのため、沢下条張のアニメ声優には、多くのファンから絶賛されていました。

この記事では、るろうに剣心の沢下条張の基本的な情報やアニメ声優、活躍、実写映画、ネット上の感想などを紹介してきました。沢下条張はかなりの強さを持っていて、剣心たちの味方になるなど敵キャラクターとしては異色の存在でした。この記事でも紹介した沢下条張の情報を参考にして、大ヒット漫画であるるろうに剣心をお楽しみください。