【るろうに剣心】刈羽蝙也（飛翔の蝙也）の強さと必殺技は？志々雄死亡後はどうなった？

緋村剣心と志々雄真実の戦いを描いた漫画『るろうに剣心』の京都編には、刈羽蝙也というキャラクターが登場しています。漫画『るろうに剣心』の京都編に登場する刈羽蝙也とは、｢十本刀｣のメンバーであり、｢飛翔の蝙也｣と呼ばれています。刈羽蝙也は飛空術を会得しており、｢飛空発破｣という必殺技で敵と戦っています。漫画『るろうに剣心』の京都編で、｢飛翔の蝙也｣は刈羽蝙也は葵屋を襲撃し、明神弥彦と死闘を繰り広げました。

しかし、刈羽蝙也は明神弥彦の｢見様見真似龍槌閃｣を受けて敗北し、明治政府に捕まってしまいます。その後、｢十本刀｣のリーダー・志々雄真実が死亡し、刈羽蝙也は漫画『るろうに剣心』の北海道編で再登場しました。本記事では、漫画『るろうに剣心』に登場する｢飛翔の蝙也｣の刈羽蝙也について、必殺技や活躍、志々雄真実の死亡後などを紹介します。まずは、漫画『るろうに剣心』の作品情報とあらすじを簡単に見ていきましょう。

｢飛翔の蝙也｣の刈羽蝙也が登場する『るろうに剣心』とは、1994年から1999年にかけて｢週刊少年ジャンプ｣で連載されていた漫画作品です。漫画『るろうに剣心』は漫画家の｢和月伸宏｣が手掛けており、｢るろ剣｣という略称で呼ばれています。｢るろ剣｣こと漫画『るろうに剣心』は、明治時代初期の日本を舞台にした剣劇・時代劇漫画であり、伝説の剣客｢人斬り抜刀斎｣の生涯や実在した歴史人物の生き様などが描かれています。

漫画『るろうに剣心』はメディア展開に力を入れており、これまでテレビアニメ化や実写映画化、OVA化などが行われています。その人気は非常に高く、単行本のシリーズ累計発行部数が全世界で7200万部を突破しています。この人気から、漫画『るろうに剣心』は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』という続編が2017年に発表されました。また、漫画『るろうに剣心』は2023年7月から完全新作アニメの放送が行われています。

主人公の緋村剣心は｢人斬り抜刀斎｣として剣を振るい、明治という新時代を築き上げました。しかし、緋村剣心は幕末の動乱で妻を亡くし、心に大きな傷を負ってしまいます。これがきっかけで、緋村剣心は｢不殺（ころさず）｣を誓い、流浪人として旅立ちました。その後、緋村剣心は東京の｢神谷道場｣を訪れ、メインヒロインの神谷薫と出会います。そして、緋村剣心は仲間や新時代を守るため、再び戦いに身を投じることになるのでした。

本記事で、必殺技や活躍、志々雄真実の死亡後などを紹介する刈羽蝙也（かりわへんや）とは、漫画『るろうに剣心』に登場するキャラクターです。刈羽蝙也は漫画『るろうに剣心』の京都編で初登場したキャラクターであり、逆立った黒髪とガリガリの身体が特徴となっています。刈羽蝙也の誕生日と年齢は1850年10月生まれの27歳だと判明しています。また、身長と体重は155cmの28kgであり、出身地は長野県だと分かっています。

長野県出身の刈羽蝙也は非常に冷酷無比な性格をしており、自身の部下を将棋の駒として扱っています。この性格から、刈羽蝙也は作中の｢京都大火｣で逃げる部下を惨殺していました。冷酷無比な刈羽蝙也は｢十本刀｣に所属しており、京都編のラスボス・志々雄真実に忠誠を誓っています。｢十本刀｣に所属している刈羽蝙也は飛空術の使い手であり、｢飛空発破｣という必殺技で上空からダイナマイトによる爆撃を行うことが出来ます。

また、刈羽蝙也は上空を自由自在に飛び回り、敵の動きを察知することも可能となっています。この飛空術と必殺技から、刈羽蝙也は｢飛翔の蝙也｣と呼ばれており、｢十本刀｣で偵察役を担当しています。しかし、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、身体が痩せ細っているため、敵の攻撃を一発でも受けると再起不能になってしまいます。この防御力の低さが理由で、刈羽蝙也は読者に｢十本刀で最弱｣や｢雑魚キャラ｣と評価されています。

漫画『るろうに剣心』の京都編で、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、志々雄真実に葵屋の襲撃を命じられます。この時、刈羽蝙也は｢十本刀｣の本条鎌足と協力し、｢御庭番衆｣の隠れ家・葵屋を襲いました。しかし、刈羽蝙也は明神弥彦との一騎打ちで敗北を喫し、明治政府に逮捕されてしまいます。その後、志々雄真実が亡くなり、｢十本刀｣は壊滅しました。そして、刈羽蝙也は明治政府に登用され、続編の北海道で再登場を飾りました。

漫画『るろうに剣心』に登場する志々雄真実の｢十本刀｣には、人間離れした能力者が数多く所属しています。その中で、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は特に人間離れしており、飛行能力と爆撃の必殺技を兼ね備えています。しかし、刈羽蝙也は必殺技を活かすことが出来ないまま明神弥彦に敗れ、逮捕されてしまいました。ここからは、漫画『るろうに剣心』に登場する刈羽蝙也（飛翔の蝙也）の強さや必殺技について、紹介していきます。

上述のプロフィールで紹介した通り、漫画『るろうに剣心』に登場する｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、飛空術という技を会得しています。飛空術とは、その名の通り、空を自由自在に飛び回る技です。刈羽蝙也はダイナマイトを爆発させ、その爆風で上空を飛び回ることが出来ます。明治時代初期は銃が発達しておらず、飛行機もありません。そのため、飛空術を使った刈羽蝙也は無敵であり、上空から一方的に攻撃が可能となっています。

この飛空術を志々雄真実に買われ、刈羽蝙也は｢十本刀｣のメンバーとなりました。しかし、刈羽蝙也は空を飛ぶため、身体が極限まで痩せ細っています。これが原因で、刈羽蝙也の防御力は0に等しく、一発でも攻撃を受けるとやられてしまいます。この弱点から、刈羽蝙也は｢十本刀｣で最弱のキャラクターと評されています。ちなみに、刈羽蝙也は空を飛ぶ術が書かれた巻物を納屋で発見し、飛空術を会得したと外伝小説に描かれています。

漫画『るろうに剣心』の京都編に登場する刈羽蝙也（飛翔の蝙也）は、｢飛空発破（ひくうはっぱ）｣という必殺技を使うことが出来ます。必殺技の｢飛空発破｣とは、ダイナマイトの爆風で空に飛び上がり、上空から攻撃を行う技です。必殺技の｢飛空発破｣を使った刈羽蝙也は、剣の届かない場所まで飛び上がるため、一方的に攻撃が可能となっています。また、必殺技の｢飛空発破｣はダイナマイトを使い、地上の敵を殲滅することも出来ます。

そのため、必殺技の｢飛空発破｣を使える刈羽蝙也は、｢十本刀｣のメンバーに相応しいキャラクターといえるでしょう。漫画『るろうに剣心』の京都編で、刈羽蝙也は必殺技の｢飛空発破｣を使い、明神弥彦や神谷薫を驚愕させました。しかし、ダイナマイトの爆風で明神弥彦が上空に飛び上がり、刈羽蝙也は死角の頭上を取られてしまいます。そして、刈羽蝙也は明神弥彦の｢見様見真似龍槌閃｣が後頭部に直撃し、意識を失ってしまいました。

漫画『るろうに剣心』の作中で、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、｢十本刀｣の本条鎌足と葵屋を襲撃します。この戦いで、刈羽蝙也は明神弥彦に敗北し、逮捕されてしまいます。この時、刈羽蝙也は作中から退場するかと思われていました。しかし、刈羽蝙也は明治政府に雇われ、緋村剣心の味方として北海道編で再登場しました。ここからは、漫画『るろうに剣心』に登場する刈羽蝙也の活躍や志々雄真実の死亡後について、紹介します。

漫画『るろうに剣心』の京都編で、志々雄真実は｢志々雄一派｣という反政府組織を結成し、明治政府に反旗を翻します。志々雄真実が反旗を翻した理由は、自身の身体を焼いた明治政府への復讐と｢弱肉強食｣の世界を創るためでした。それを知った内務卿の大久保利通は、志々雄真実の野望を止めるよう｢人斬り抜刀斎｣の緋村剣心に依頼します。しかし、大久保利通は｢十本刀｣の瀬田宗次郎に襲われ、命を落としてしまいました。

その後、緋村剣心は｢新月村｣で｢志々雄一派｣を殲滅し、志々雄真実と瀬田宗次郎の2人と出会います。この時、緋村剣心は｢十本刀｣の瀬田宗次郎と戦うものの、｢逆刃刀｣を折られ、志々雄真実を倒すことが出来ませんでした。当初、志々雄真実は｢人斬り抜刀斎｣の緋村剣心を楽しみにしていました。しかし、緋村剣心は｢不殺（ころさず）｣の誓いにより、力が大きく弱体化していました。そのため、志々雄真実は現在の緋村剣心に失望します。

そこで、志々雄真実は緋村剣心の｢人斬り抜刀斎｣時代の復活を計画し、｢十本刀｣のメンバーを招集します。志々雄真実の計画は、京都の街で｢京都大火｣を起こし、明治政府に宣戦布告するというものでした。その後、｢十本刀｣の佐渡島方治・瀬田宗次郎・魚沼宇水・悠久山安慈・沢下条張・本条鎌足・刈羽蝙也・夷腕坊・才槌・不二が志々雄真実の下に集まります。そして、志々雄真実は｢京都大火｣の実行を｢十本刀｣に命令しました。

志々雄真実の命を受けた｢十本刀｣のメンバーは、すぐに｢京都大火｣を実行しようとします。しかし、実行部隊が警察の邪魔を受け、｢京都大火｣は実行出来ませんでした。そこで、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、実行部隊の邪魔をする警官を惨殺します。また、刈羽蝙也は逃げる部下も殺し、｢京都大火｣の実行を部下に急がせました。しかし、緋村剣心と元新選組三番隊組長・斎藤一の活躍により、｢京都大火｣は失敗に終わってしまいました。

実は、緋村剣心と斎藤一は｢京都大火｣を察知しており、事前に大量の警官を配備していました。また、緋村剣心と斎藤一は｢御庭番衆｣の葵屋と協力し、｢志々雄一派｣に隙を与えませんでした。その結果、志々雄真実の｢京都大火｣が失敗に終わり、｢十本刀｣は撤収します。その頃、志々雄真実は｢煉獄｣という大型甲鉄艦に乗り、東京湾を目指していました。実は、志々雄真実は｢京都大火｣を囮とし、東京湾に砲撃を行おうとしていたのです。

しかし、志々雄真実の東京湾砲撃は、緋村剣心に見破られてしまいます。東京湾砲撃を見破った緋村剣心は、斎藤一と東京湾に駆けつけ、｢志々雄一派｣と対峙します。この時、相楽左之助は炸裂弾を使い、｢煉獄｣に大損害を与えました。その後、志々雄真実は｢十本刀｣が比叡山で迎え撃つと宣言し、緋村剣心の前から去ります。そして、緋村剣心・斎藤一・相楽左之助は比叡山に向かい、｢十本刀｣と死闘を繰り広げることになるのでした。

｢京都大火｣と東京湾砲撃が失敗に終わった後、佐渡島方治は志々雄真実にとある計画を提案します。その計画とは、｢十本刀｣の上位3名だけ残り、他のメンバーが葵屋を襲撃するといった内容でした。当初、志々雄真実は緋村剣心への宣言を覆すことに反対します。しかし、佐渡島方治は志々雄真実の反対を認めず、何としても葵屋襲撃を実行に移そうとしました。さらに、佐渡島方治は爪を食いちぎり、｢十本刀｣を囮にした罪を償います。

その姿を見た志々雄真実は佐渡島方治を1人の戦士として認め、刈羽蝙也・本条鎌足・才槌・不二の4人に葵屋襲撃を命じました。その後、刈羽蝙也と本条鎌足は150名の部下を使って葵屋を包囲し、才槌と不二の｢破軍｣コンビは緋村剣心が用意した警官の殲滅を行います。この時、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、葵屋で明神弥彦と対峙します。当初、緋村剣心と戦いたかった刈羽蝙也は子供の明神弥彦に落胆し、その場から去ろうとしました。

しかし、刈羽蝙也は明神弥彦に｢緋村剣心は100年早い｣と挑発されます。これに刈羽蝙也は激怒し、明神弥彦の殺害を決意しました。明神弥彦の殺害を決意した刈羽蝙也は、必殺技の｢飛空発破｣を使い、上空に飛び上がります。その後、刈羽蝙也は上空からダイナマイトを落とし、葵屋周辺を壊滅させました。必殺技の｢飛空発破｣を使った刈羽蝙也は、ダイナマイトの爆風で上空を飛び回るため、剣の達人でも攻撃が届きません。

そのため、明神弥彦は刈羽蝙也の必殺技に苦戦を強いられてしまいます。勝利を確信した刈羽蝙也は、残りのダイナマイトを全て投下し、大爆発を起こします。しかし、頭上に明神弥彦が突然現れ、刈羽蝙也は死角を取られてしまいます。実は、明神弥彦は戸板を使い、ダイナマイトの爆風で刈羽蝙也の頭上を取ったのでした。そして、刈羽蝙也は後頭部に明神弥彦の｢見様見真似龍槌閃｣が直撃し、気絶してしまいました。

明神弥彦の｢見様見真似龍槌閃｣で気絶した刈羽蝙也は、そのまま明治政府に逮捕されます。また、本条鎌足・才槌・不二の3人も神谷薫や比古清十郎に敗れ、捕まってしまいました。その後、緋村剣心一行が比叡山のアジトで瀬田宗次郎・魚沼宇水・悠久山安慈を倒し、｢十本刀｣は壊滅します。そして、緋村剣心は最終決戦場に赴き、ラスボスの志々雄真実と対峙しました。当初、緋村剣心は志々雄真実の殺人奇剣｢無限刃｣に苦戦します。

しかし、緋村剣心は極限状態の中で二段構えの｢天翔龍閃｣を放ち、逆転に成功しました。この時、志々雄真実は最愛の駒形由美もろとも緋村剣心を貫き、無理やり形勢を逆転させます。しかし、限界を超えた戦いで人体が発火し、志々雄真実は焼死してしまいました。これにより、志々雄真実と｢十本刀｣の野望は完全に潰えました。志々雄真実と｢十本刀｣を倒した緋村剣心は、｢御庭番衆｣の葵屋に戻り、1ヶ月間傷の療養を行います。

その後、緋村剣心は葵屋のメンバーと集まり、勝利の宴を開きました。この時、｢刀狩｣の沢下条張が現れ、緋村剣心は捕まった｢十本刀｣の処置について聞かされます。｢十本刀｣は志々雄真実と協力し、明治政府の転覆を図った反逆者集団です。当初、捕まった｢十本刀｣のメンバーは、国家転覆の罪で処刑になると思われていました。しかし、明治政府は権力争いや幕末の動乱で疲弊しており、特殊な能力を持った人材を欲していました。

そのため、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は飛行能力を買われ、陸軍の斥候として明治政府に登用されました。また、葵屋を襲撃した本条鎌足も許され、明治政府のスパイになります。さらに、才槌や不二も恩赦となり、裁判で死刑を言い渡されることがありませんでした。しかし、佐渡島方治は明治政府の腐敗に絶望し、自決してしまいました。これらを明かした沢下条張は緋村剣心に別れを告げ、警視庁の密偵として任務に赴きました。

志々雄真実の最期から数年後、主人公の緋村剣心は神谷薫と結婚し、幸せな毎日を送っていました。ある日、緋村剣心は神谷薫の父親・神谷越路郎が北海道で生きていることを知ります。そこで、緋村剣心は神谷薫と息子の緋村剣路を連れ、北海道の函館に赴きました。北海道を訪れた緋村剣心は、神谷薫の父親が事件に巻き込まれたかもしれないと考えます。この時、北海道の函館には、｢劍客兵器｣という武装集団が暗躍していました。

｢劍客兵器｣とは、｢元寇｣の鎌倉武士を起源とする武装集団であり、強者との戦いと来るべき世界戦争の準備を目的に活動しています。それを知った緋村剣心は相楽左之助や斎藤一と合流し、｢劍客兵器｣の調査を始めました。この時、斎藤一は｢十本刀｣を招集し、刈羽蝙也・本条鎌足・沢下条張・瀬田宗次郎・悠久山安慈が再登場します。そして、｢十本刀｣と緋村剣心一行は｢碧血碑｣で合流し、｢劍客兵器｣との戦いに身を投じることになりました。

上述で紹介した通り、漫画『るろうに剣心』に登場する刈羽蝙也（飛翔の蝙也）は、明神弥彦に呆気なくやられてしまいました。そのため、刈羽蝙也は一部の読者にネタキャラとして扱われています。しかし、刈羽蝙也はかっこいいセリフが多く、漫画『るろうに剣心』のシリーズで非常に高い知名度を誇っています。ここからは、漫画『るろうに剣心』に登場する刈羽蝙也（飛翔の蝙也）のかっこいい名言について、紹介していきます。

最初に紹介する刈羽蝙也（飛翔の蝙也）の名言は、｢京都大火｣で部下達に言い放った名言です。漫画『るろうに剣心』の京都編で、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、志々雄真実に｢京都大火｣の実行を命じられます。その後、刈羽蝙也と本条鎌足は大量の部下を率い、京都の街に攻め込みました。しかし、｢京都大火｣の計画は緋村剣心と斎藤一に察知されており、大量の警官と｢御庭番衆｣のメンバーが京都の街を守っていました。

刈羽蝙也と本条鎌足の部下は大量の警官に襲われ、逃げ出してしまいます。この時、刈羽蝙也は上記の名言を言い放ち、逃げる部下に前進するよう命令しました。上記の名言は、刈羽蝙也の冷酷無比な性格がよく分かるセリフとなっています。しかし、｢御庭番衆｣の活躍で｢京都大火｣が阻止され、刈羽蝙也と本条鎌足は撤退することになりました。ちなみに、本条鎌足は逃げる部下を惨殺し、生き残った部下を無理やり前進させていました。

2つ目に紹介する刈羽蝙也（飛翔の蝙也）の名言は、必殺技の発動シーンで発した名言です。上述で紹介した通り、刈羽蝙也と本条鎌足は｢京都大火｣の実行に失敗します。その後、佐渡島方治は｢十本刀｣の実力者をアジトに置き、残るメンバーで葵屋を襲撃するよう志々雄真実に提案しました。この佐渡島方治の提案を志々雄真実は受け入れ、刈羽蝙也・本条鎌足・才槌・不二の4人に葵屋の襲撃を命じます。

志々雄真実の命を受けた刈羽蝙也や本条鎌足は出撃し、｢御庭番衆｣の基地・葵屋を襲撃しました。この時、刈羽蝙也は子供の明神弥彦に挑発され、激怒してしまいます。激怒した刈羽蝙也は上記の名言を発し、必殺技の｢飛空発破｣を披露しました。当初、刈羽蝙也は必殺技の｢飛空発破｣で明神弥彦を圧倒します。しかし、刈羽蝙也は頭上を取られ、明神弥彦の｢見様見真似龍槌閃｣で気絶してしまいました。

漫画『るろうに剣心』は2023年7月現在、テレビアニメ化や実写映画化などのメディア展開が数多く行われています。その人気は非常に高く、2020年の10月に単行本のシリーズ累計発行部数が7200万部を突破しました。この高い人気から、漫画『るろうに剣心』のテレビアニメ版には、数え切れないほどの人気声優が出演しています。ここからは、漫画『るろうに剣心』のアニメで刈羽蝙也を演じた声優について、紹介していきます。

漫画『るろうに剣心』のテレビアニメで、刈羽蝙也（飛翔の蝙也）を演じた声優は、日本の男性声優である竹本英史です。｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也を演じた竹本英史とは、1973年の3月7日に山口県で生まれた男性声優であり、｢たけぽん｣という愛称で呼ばれています。竹本英史は大手声優事務所｢青二プロダクション｣に所属しており、ナレーターとしても活動しています。元々、竹本英史は声優や俳優の仕事に興味がありませんでした。

しかし、竹本英史は吹き替え版の映画『ウェスト・サイド・ストーリー』に感銘を受け、声優の仕事を志します。声優を志した竹本英史は、｢代々木アニメーション学院｣に入学し、声優の仕事や演技を学びました。その後、竹本英史は1993年にアニメ『ドラゴンリーグ』でテコドント役を担当し、声優デビューを飾ります。そして、竹本英史は2002年にアニメ『テニスの王子様』で九鬼貴一と柳蓮二を演じ、大ブレイクしました。

• 1993年のアニメ『ドラゴンリーグ』：テコドント役
• 1997年のアニメ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』：ハトポッポ刑事役、秋本治役
• 1999年のアニメ『HUNTER×HUNTER』：ウボォーギン役、キリコ役、ウモリ役
• 2000年のアニメ『遊戯王』：サイコ・ショッカー役、大門小五郎役、他
• 2002年のアニメ『テニスの王子様シリーズ』：九鬼貴一役、柳蓮二役
• 2002年のアニメ『キン肉マンⅡ世』：キン肉アタル役、クロエ役
• 2003年のアニメ『ONE PIECE』：X・ドレーク役、ジョン・ジャイアント役、他

• 2004年のアニメ『ジパング』：柳一信役
• 2005年のアニメ『ギャグマンガ日和』：小野妹子役
• 2012年のアニメ『機動戦士ガンダムAGE』：セリック・アビス役
• 2014年のアニメ『ワールドトリガーシリーズ』：唐沢克己役、荒船哲次役
• 2015年のアニメ『英国一家、日本を食べる』：マイケル・ブース役
• 2018年のアニメ『ゴールデンカムイシリーズ』：月島軍曹役
• 2019年のアニメ『鬼滅の刃シリーズ』：鉄穴森役

『るろうに剣心』は原作漫画やアニメ版の人気から、2012年の8月に実写映画化されました。漫画『るろうに剣心』の実写映画は非常に評価が高く、30億円を超える興行収入を記録しています。この評価の高さから、実写映画版『るろうに剣心』はこれまで、｢京都大火編｣や｢伝説の最期編｣といった続編が制作されています。ここからは、漫画『るろうに剣心』の実写映画で刈羽蝙也（飛翔の蝙也）を演じた俳優について、紹介します。

漫画『るろうに剣心』の実写映画で、刈羽蝙也（飛翔の蝙也）を演じた俳優は、原勇弥です。実写映画で｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也を演じた原勇弥とは、1989年の10月30日に長野県で生まれた俳優であり、芸能事務所の｢オリオンズベルト｣に所属しながらヌンチャクパフォーマーとしても活動しています。長野県で生まれた原勇弥は元々、｢長野県木曽山林高等学校｣を卒業し、｢日活芸術学院｣という映画学校で演技について学びました。

｢日活芸術学院｣で演技や役者の仕事を学んだ原勇弥は、2008年のテレビドラマ『トンスラ』に出演し、俳優デビューを飾ります。その後、原勇弥は2010年に舞台版の『イナズマイレブン』で少林寺歩役を担当し、一躍注目を集めました。そして、原勇弥は2012年に映画『仮面ライダー×仮面ライダーウィザード＆フォーゼMOVIE大戦アルティメイタム』で根津誓夫を演じ、俳優として大ブレイクすることになりました。

• 2011年の映画『カイジ2人生奪回ゲーム』：原大志役
• 2012年の映画『仮面ライダー×仮面ライダーウィザード＆フォーゼ』：根津誓夫役
• 2015年の映画『実写版進撃の巨人』：巨人役
• 2012年のテレビドラマ『理想の息子』：熱川勇弥役
• 2012年のNHK大河ドラマ『平清盛』：蝉松役
• 2014年のテレビドラマ『地獄先生ぬ～べ～』：北原徹役
• 2015年のテレビドラマ『松本清張ミステリー時代劇左の腕』：佐吉役

• 2016年のテレビドラマ『でぶせん』：大友斗彼布役
• 2017年のテレビドラマ『精霊の守り人悲しき破壊神』：海士役
• 2019年のNHK大河ドラマ『いだてん～東京オリムピック噺～』：田畑政治役
• 2010年の舞台『イナズマイレブン』：少林寺歩役
• 2016年の舞台『おそ松さん』：ハタ坊役
• 2017年の舞台『青の祓魔師島根イルミナティ篇』：外道院ミハエル役
• 2018年の舞台『十二大戦』：必爺役

漫画『るろうに剣心』に登場する｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也には、刈羽蝙也の見た目がかっこいいといった感想が多く寄せられていました。確かに、刈羽蝙也は活躍シーンが少なく、明神弥彦の｢見様見真似龍槌閃｣で呆気なく退場しました。しかし、刈羽蝙也は見た目がかっこよく、性格も非常に悪役らしいキャラクターとなっています。この見た目と性格から、刈羽蝙也は漫画『るろうに剣心』で高い人気を博しています。

漫画『るろうに剣心』に登場する｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也には、刈羽蝙也が弱いといった感想も多く寄せられていました。｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は飛空術の使い手であり、志々雄真実に実力と能力を高く評価されています。しかし、刈羽蝙也は明神弥彦の｢見様見真似龍槌閃｣で気絶し、そのまま逮捕されてしまいました。これが原因で、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也は、｢十本刀｣の最弱キャラと評されています。

漫画『るろうに剣心』に登場する｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也には、刈羽蝙也の再登場に驚く感想も多く寄せられていました。京都編の作中で、刈羽蝙也は明神弥彦に敗北し、逮捕されます。この時、刈羽蝙也は国家反逆罪で死刑になり、そのまま退場すると思われていました。しかし、刈羽蝙也は明治政府に飛行能力を買われ、生き残ります。そして、刈羽蝙也は北海道編で再登場し、多数の漫画『るろうに剣心』ファンを驚かせました。

本記事では、｢飛翔の蝙也｣こと刈羽蝙也について、必殺技や活躍、志々雄真実の死亡後などを紹介しました。刈羽蝙也は漫画『るろうに剣心』の北海道編で再登場したものの、未だ｢劍客兵器｣の調査しか行っていません。しかし、｢十本刀｣と｢劍客兵器｣の戦いが始まっているので、刈羽蝙也は近々大活躍すると考えられます。そのため、『るろうに剣心』の漫画版が好きな方は、今後の刈羽蝙也の活躍を期待して待ちましょう。