【るろうに剣心】破軍の不二の強さは？比古清十郎との戦いの結末とその後は？

本記事では、るろうに剣心に登場した破軍の不二を紹介していきます。志々雄一派の十本刀のエピソードは人気があるため、不二と比古清十郎の戦いは面白いという意見が挙がっています。破軍の不二の強さと活躍や、その後の情報をネタバレしながらまとめていきます。

破軍の不二の強さとその後を知る前に、まずは「るろうに剣心」の基本情報を紹介していきます。るろうに剣心は1994年から1999年まで連載されていた漫画で、2017年に北海道編の連載がスタートしました。作者の和月伸宏は東京都出身の漫画家で、高校在学中に「ティーチャー・ポン」という作品で賞を受賞しています。好きな作品には、「ブラック・ジャック」「新世紀エヴァンゲリオン」を挙げています。

るろうに剣心は明治時代が舞台の作品で、主人公は緋村剣心です。緋村剣心は幕末に活躍していた人斬りで、「人斬り抜刀斎」と呼ばれ恐れられていました。また、自分の生き方に悩んでいた時に雪代巴と出会い、雪代巴との暮らしに幸せを感じていましたが、雪代巴は復讐を目的に緋村剣心に近づいたことが判明します。その後、緋村剣心は神谷薫と出会い、自分が信じる正義を貫くために戦っていきます。

るろうに剣心の不二は、志々雄一派の十本刀の1人で登場したキャラクターです。人間を超越した8メートルの身長を持ち、名前には「比肩する者がいない」「富士山」の意味があります。十本刀のメンバーには二つ名が付けられているため、不二には「破軍」の二つ名がありますが、才槌と合わせて甲乙の破軍という扱いになっています。また、OVAの「新京都編」では、2メートルほどの長身の男性の設定に変更されていました。

るろうに剣心の不二は、巨体に合わせた巨大な刀を使用しています。登場当初は片手で刀を振るっていましたが、比古清十郎が超人的な怪力を持つため、比古清十郎を倒すために両手持ちで攻撃しました。一振りで建物を吹き飛ばすほどの強さを誇っていますが、恩人の才槌に従ってしまう欠点を抱えています。

るろうに剣心の不二は、比古清十郎との戦いに敗れています。そのため、戦闘シーンが少ないキャラクターでしたが、比古清十郎は作中最強クラスの強さを誇るため、相手が悪かったという意見が挙がっています。また、単純な力だけなら作中トップクラスのキャラクターのため、るろうに剣心の不二は強いという意見が挙がっています。

るろうに剣心の志々雄真実は、明治政府打倒を目論む「志々雄一派」の指導者です。幕末期は長州藩の攘夷志士で、緋村剣心が遊撃剣士に転身したことで人斬り稼業を引き継ぎました。志々雄一派の幹部は十本刀と呼ばれており、志々雄真実が各地で「化け物狩り」を行っていた時にスカウトされた人物であることが判明しました。

るろうに剣心の十本刀は、瀬田宗次郎と魚沼宇水、悠久山安慈が三強と呼ばれています。そのため、破軍の不二は三強には含まれていませんが、斎藤一にあっさりと敗れた魚沼宇水よりも不二の方が強いという意見が挙がっています。また、志々雄真実の戦いには時間制限があるため、志々雄真実よりも不二の方が強い可能性もあります。

ここからは、るろうに剣心で描かれた破軍の不二の活躍を紹介していきます。不二は十本刀で最強クラスの強さを誇るため、比古清十郎との戦いが面白いという意見が挙がっています。不二と比古清十郎の戦いの結末や、その後の情報をネタバレしながらまとめていきます。

るろうに剣心の不二は、島根県の松江藩で生まれたキャラクターです。幼い頃から武芸を嗜んでおり、武士としての誇りを持って生きていましたが、生まれながらの巨体を周囲から恐れられるようになりました。その後、藩を上げて不二の討伐が行われ、死にかけていた所を才槌に救われたため、不二にとって才槌は命の恩人になりました。十本刀に加入後は、才槌と2人で破軍という二つ名を持つようになります。

不二は人を傷つけることを嫌っていましたが、「命の恩人に報いたい」という気持ちを才槌に利用されてしまいます。そのため、武力を手に入れた才槌は十本刀に加わり、初登場時の不二は理性を失った状態でした。不二は三強に含まれていてもおかしくない戦闘能力を持っていますが、理性が無かったことで含まれなかったと予想されています。

るろうに剣心では、不二と比古清十郎の戦いが描かれています。神谷薫と明神弥彦は緋村剣心と別行動を取っており、葵屋で本条鎌足と刈羽蝙也の撃破に成功しました。他のメンバーも志々雄一派の撃破に成功しましたが、満身創痍の状態で不二が現れ、絶望の淵に立たされてしまいます。そのため、不二が巨大な刀を明神弥彦に振り下ろしましたが、間一髪の所で比古清十郎が刀を受け止めました。

るろうに剣心の比古清十郎は、緋村剣心が人斬りに堕ちたことで破門にしています。また、志々雄一派との戦いには関わる気がありませんでしたが、緋村剣心の救援要請を受けて不二の前に立ちはだかりました。刀を受け止めた比古清十郎は、「不二の中に眠る武人の誇り」を感じ、武人として扱われた不二は涙を流しています。

武人として扱われた不二は、才槌の言葉を無視して正々堂々と比古清十郎と戦うことを決めました。そのため、鎧を外して身軽になり、両手持ちで破壊力を上げた刀を振り下ろしています。ですが、比古清十郎は容易に刀を躱し、九頭龍閃で不二を撃破しました。倒れる直前の不二は笑みを浮かべていたため、比古清十郎との戦いに充実感を感じていたようです。

るろうに剣心の志々雄真実は、緋村剣心を圧倒するほどの戦闘能力を持っていますが、大火傷を負っていたことで戦闘に時間制限がありました。そのため、緋村剣心との戦いの途中で人体発火を起こし、業火に包まれながら死亡しています。また、十本刀の全員が倒されたことで志々雄一派は壊滅し、不二は北海道に渡って屯田兵になったことが分かりました。

比古清十郎との戦いやその後を知った後は、るろうに剣心で描かれた不二と他のキャラクターの関係をまとめていきます。不二は優しい心根を持つキャラクターのため、志々雄真実に利用されていたことが判明しました。相棒である破軍の才槌のプロフィールもまとめていきます。

るろうに剣心の才槌は、「破軍（甲）」の二つ名を持つ十本刀のメンバーです。巨大な頭部と優れた頭脳を持ち、論理的話術で人を操ることを得意にしています。不二を操って葵屋の面々を殺そうとしましたが、不二が比古清十郎との戦いに敗れたため、気絶した不二に押し潰されて失神しました。志々雄一派が壊滅後は、頭脳を買われて外務省の役人になっています。

るろうに剣心の比古清十郎は、十三代目飛天御剣流継承者で、主人公の緋村剣心の師匠です。本名は「新津覚之進」で、比古清十郎は飛天御剣流の継承者が代々襲名する名前であることが分かっています。人間嫌いな性格をしているため、普段は山中で一人暮らしをしており、陶芸家で生計を立てています。また、自身の能力を自画自賛するナルシストで、緋村剣心を圧倒する強さを見せています。

るろうに剣心の緋村剣心の本名は「心太」です。比古清十郎は両親を亡くした緋村剣心を引き取っており、「名前が優しすぎる」という理由で剣心という名前を付けました。比古清十郎の公式の戦闘能力は「無限大」になっており、作者は「剣心より強い。トランプでいえばジョーカーのように使いづらい」とコメントしています。

その後や破軍の才槌との関係を知った後は、るろうに剣心のアニメで十本刀の不二を演じた声優を紹介していきます。るろうに剣心は大ヒット漫画のため、アニメでは人気声優が不二の声を演じました。るろうに剣心に出演した声優のプロフィールと出演作品を一覧でまとめていきます。

るろうに剣心で破軍の不二を演じたのは、声優の石塚運昇です。石塚運昇は福井県出身で、1984年に声優活動を開始しましたが、2018年に食道癌で亡くなっています。学生時代は山岳部に所属しており、その頃に人前で芝居をしたことが役者になったきっかけと話していました。また、30歳を過ぎてもアルバイトをしていることに焦りを感じていましたが、バイト先でスカウトされて声優活動を開始したようです。

声優の石塚運昇は、アニメ「ヨルムンガンド」で「レーム」というキャラクターを演じています。レームはココの私兵のリーダーで、元デルタフォースの経歴を持つキャラクターです。全ての面に秀でた高い戦闘能力を持っており、普段は冗談好きなひょうきんな性格をしています。レームが登場した本作は、2006年から2012年まで連載されていた漫画が原作で、2012年にアニメが放送されていました。

声優の石塚運昇は、アニメ「機動戦士ガンダム00」で「セルゲイ・スミルノフ」というキャラクターを演じています。セルゲイ・スミルノフは人革連の軍人で、「ロシアの荒熊」という異名を持つキャラクターです。穏やかな性格をしており、人体実験を受けていたソーマ・ピーリスを養子に迎えようとしていました。セルゲイ・スミルノフが登場した本作は、2007年から2009年までアニメが放送されています。

声優の石塚運昇は、「プラネテス」「ドラゴンボール改」「ジョジョの奇妙な冒険シリーズ」「交響詩篇エウレカセブン」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。デビューしてしばらくは端役を演じており、「バーチャファイター」「ポケットモンスター」の出演で知名度を上げました。洋画作品では、リーアム・ニーソンやサミュエル・L・ジャクソンの吹き替えを担当しています。

その後や破軍の才槌との関係を知った後は、るろうに剣心に登場した十本刀の不二に関する感想をまとめていきます。るろうに剣心は累計発行部数7200万部を突破した大ヒット漫画のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。るろうに剣心の不二の強さやその後に関する感想をまとめていきます。

るろうに剣心の不二は、人間を超越した体格を持つキャラクターのため、「不二は強い」「不二が十本刀の三強」という感想が挙がっています。また、比古清十郎との戦いで武人の心を取り戻しているため、「修行して強くなった不二を見たい」という感想も挙がっています。

るろうに剣心では、不二と比古清十郎の戦いが描かれています。比古清十郎はギリギリの所で明神弥彦の命を救っており、武人として扱われた不二は涙を流しているため、「不二と比古清十郎の戦いが熱い」という感想が挙がっています。また、「不二を圧倒した比古清十郎が本物の化物」という感想も挙がっています。

るろうに剣心の不二は、志々雄一派壊滅後に北海道に渡っています。2017年からは、るろうに剣心の北海道編が連載されているため、「不二のその後が気になる」「不二を再登場させてほしい」という感想が挙がっています。また、不二は優しい心根を持つキャラクターのため、「緋村剣心と共闘する熱い展開を見たい」という感想も挙がっています。

2023年7月からは、るろうに剣心のリメイクアニメの放送がスタートしています。リメイクアニメはどのエピソードまでが制作されるかが不明のため、「十本刀との戦いを描いてほしい」という感想が挙がっています。また、声優の石塚運昇は2018年に亡くなっているため、「リメイクアニメの不二の声優が気になる」という感想も挙がっています。

本記事では、るろうに剣心に登場した志々雄一派の不二を紹介していきました。不二は志々雄一派のメンバーに含まれていますが、実は優しい心根を持つ武人のため、不二はかっこいいという意見が挙がっています。また、不二と比古清十郎の戦いは人気があるため、リメイクアニメで描いてほしいという意見も挙がっています。不二が登場したるろうに剣心を見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。