【るろうに剣心】才槌は知略に長けた十本刀!不二との関係や敗北したその後は?

才槌とは、漫画『るろうに剣心』に登場するキャラクターの1人です。漫画『るろうに剣心』に登場する才槌は、戦術家として志々雄真実の「十本刀」に所属しているキャラクターであり、「破軍(甲)」と呼ばれています。元々、才槌は藩に追われていた巨人の不二を助け、彼とコンビを組みました。その後、才槌と不二は「破軍」と名乗り、志々雄真実の「十本刀」に入りました。しかし、才槌は比古清十郎に敗れ、逮捕されてしまいます。本記事では、「破軍(甲)」の才槌について、不二との関係や敗北したその後などを紹介していきます。

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目次

  1. 才槌は知略に長けた十本刀
  2. 才槌と不二や比古清十郎との関係
  3. 才槌の活躍や敗北したその後
  4. 才槌の声優
  5. 才槌に関する感想や評価
  6. 才槌まとめ

才槌は知略に長けた十本刀

るろうに剣心の作品情報

開かれた本の写真

漫画『るろうに剣心』で京都編のラスボスを務める志々雄真実は、「十本刀」という武装集団を率いています。志々雄真実が率いる「十本刀」とは、10人組の武装集団であり、京都編の作中で緋村剣心や斎藤一と死闘を繰り広げました。この志々雄真実の「十本刀」には、才槌という老人のキャラクターが所属しています。漫画『るろうに剣心』に登場する才槌とは、「破軍(甲)」と呼ばれている知恵者であり、「十本刀」の戦術面を担当しています。

漫画『るろうに剣心』の京都編で、才槌は「破軍(乙)」の不二と協力し、「隠密御庭番衆」がいる葵屋を襲撃します。しかし、不二が緋村剣心の師匠・比古清十郎に敗れ、才槌はそのまま逮捕されることになりました。本記事では、漫画『るろうに剣心』に登場する「破軍(甲)」の才槌について、不二との関係や敗北したその後などを紹介します。まずは、漫画『るろうに剣心』の作品情報とあらすじを簡単にまとめたので紹介していきます。

るろうに剣心の概要

「破軍(甲)」の才槌が登場する『るろうに剣心』とは、「集英社」より刊行されている漫画作品です。漫画『るろうに剣心』の作者は「和月伸宏」であり、伝説の剣客・緋村剣心の戦いや日常が描かれています。漫画『るろうに剣心』の正式名称は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』といい、『るろ剣』という略称で呼ばれています。元々、漫画『るろうに剣心』は1994年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、1999年に最終回を迎えました。

その後、漫画『るろうに剣心』は数多くの番外編が制作され、2017年に「ジャンプスクエア」で北海道編の続編がスタートしました。漫画『るろうに剣心』は当初、「週刊少年ジャンプ」に似合わないと批判されていました。しかし、漫画『るろうに剣心』は全世界で高い人気を博しており、単行本の累計発行部数が7200万部を突破しています。この人気から、本作はアニメ化や実写映画化などのメディア展開が多数行われることになりました。

るろうに剣心のあらすじ

あらすじと書かれた木のブロック

主人公の緋村剣心は伝説の人斬りであり、江戸時代末期に「人斬り抜刀斎」と呼ばれていました。「人斬り抜刀斎」の緋村剣心は佐幕派の要人を惨殺し、明治維新の功労者となります。しかし、緋村剣心は不幸な事件で想い人の雪代巴を亡くし、人斬りに戸惑いを覚えます。そこで、緋村剣心は「不殺(ころさず)」を誓い、流浪人として旅立ちます。そして、緋村剣心は東京で神谷薫や明神弥彦と出会い、新時代での生き方を探し始めるのでした。

才槌のプロフィール

本記事で、不二との関係や敗北したその後などを紹介する才槌(さいづち)とは、漫画『るろうに剣心』に登場するキャラクターの1人です。漫画『るろうに剣心』に登場する才槌は、志々雄真実の「十本刀」に所属している老人のキャラクターであり、巨大な頭と細長い髭が特徴となっています。残念ながら、才槌の本名は判明していません。しかし、誕生日と年齢は1800年12月生まれの79歳だと分かっており、元々島根県で生まれました。

また、才槌の身長は120cmと非常に小さく、体重は35kgだと公式で発表されています。頭が非常に大きい才槌は、巨人の不二とコンビを組んでおり、自らを「破軍(甲)」と称しています。「破軍(甲)」の才槌は論理的な交渉と人心掌握術を得意としており、志々雄真実に「十本刀」の戦術面を任されています。しかし、葵屋の戦いで相棒の不二が比古清十郎に敗れ、才槌は明治政府に逮捕されてしまいました。

TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」

才槌と不二や比古清十郎との関係

漫画『るろうに剣心』に登場する「破軍(甲)」の才槌は、実写映画版で活躍が一切描かれませんでした。しかし、原作版の才槌は「破軍(乙)」の不二とコンビを組み、京都の警察や葵屋の面々を圧倒しています。また、才槌は比古清十郎と戦った数少ないキャラクターであり、原作版だと重要な役割を担っています。ここからは、漫画『るろうに剣心』の京都編に登場する才槌の不二や比古清十郎との関係について、紹介していきます。

才槌と不二の関係は?破軍を結成?

漫画『るろうに剣心』に登場する不二とは、「十本刀」に所属しているキャラクターの1人であり、巨大な身体と鎧姿が特徴となっています。不二は攻撃の破壊力が「十本刀」で最強レベルとなっており、「破軍(乙)」と評されています。しかし、不二は非常に温厚な性格の持ち主であり、志々雄真実と違って人斬りを好んでいません。また、不二は武人として非常に誇り高く、最も志々雄真実の「十本刀」に似合わないキャラクターとなっています。

元々、不二は才槌と同じ島根県で生を受け、人間離れした身体から藩に追われていました。この時、不二は才槌に助けられ、藩の手から逃げることに成功します。しかし、才槌は不二の圧倒的な戦闘力にしか興味がありませんでした。そのため、才槌は優れた交渉力と人心掌握術を使い、巨人の不二を自身の支配下に置きます。その後、才槌と不二のコンビは「破軍」と名乗り、志々雄真実が率いる「十本刀」に加入しました。

才槌と比古清十郎の関係

漫画『るろうに剣心』に登場する比古清十郎とは、主人公・緋村剣心の師匠であり、「飛天御剣流」の第十三代継承者を務めています。比古清十郎は普段、「新津覚之進(にいづかくのしん)」と名乗り、山奥で陶芸家として活動しています。しかし、比古清十郎は「飛天御剣流」を完璧にマスターしており、緋村剣心へ「剣心」の名前を授けました。その強さは規格外であり、漫画『るろうに剣心』の公式が「超人」と評価しています。

漫画『るろうに剣心』の京都編で、神谷薫や明神弥彦は葵屋を守るため、「十本刀」の本条鎌足や刈羽蝙也を破ります。しかし、才槌と不二のコンビが葵屋を破壊し、神谷薫や明神弥彦は窮地に立たされてしまいます。この時、比古清十郎は葵屋に駆けつけ、不二の攻撃から神谷薫達を守りました。そして、比古清十郎が武人としての一騎打ちで不二を破り、才槌は気絶します。その後、才槌と不二は捕まり、明治政府に引き渡されました。

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才槌の活躍や敗北したその後

開かれた本の写真

上述で紹介した通り、漫画『るろうに剣心』に登場する才槌は、優れた交渉力と人心掌握術を持ったキャラクターです。そのため、才槌は戦術家として志々雄真実に信頼されています。しかし、才槌は不二と比古清十郎の戦いに巻き込まれ、呆気ない最後を遂げました。ただ、才槌は死亡しておらず、最後に幸せを手に入れています。ここからは、漫画『るろうに剣心』に登場する才槌の活躍や敗北したその後について、紹介していきます。

ネタバレ①才槌の活躍や登場シーン

漫画『るろうに剣心』の京都編で、志々雄真実の軍師・佐渡島方治は「十本刀」に葵屋襲撃を命じます。佐渡島方治の命を受けた本条鎌足や刈羽蝙也は出撃し、葵屋で神谷薫一行と戦うことになりました。この時、才槌と不二は別行動をとり、京都の警察署を壊滅させます。しかし、本条鎌足と刈羽蝙也は神谷薫一行に敗れ、再起不能となります。そこで、才槌と不二は葵屋の建物を粉砕し、神谷薫や明神弥彦の前に立ちはだかりました。

才槌に洗脳された不二は刀を振り下ろし、明神弥彦を殺そうとします。しかし、比古清十郎が救援に駆けつけ、不二は刀を受け止められてしまいました。この時、比古清十郎は不二を武人として認め、正々堂々戦うよう伝えます。これを聞いた才槌は焦り、不二の闘志を抑えようとしました。しかし、不二は鎧を投げ捨て、比古清十郎に真剣勝負を挑みます。そして、比古清十郎が勝負に勝ち、才槌は不二に押し潰されてしまいました。

ネタバレ②才槌が敗北したその後

「破軍(乙)」の不二は比古清十郎の「九頭龍閃」を受け、その場に倒れてしまいます。この時、才槌は不二に押し潰され、そのまま気を失ってしまいました。その後、才槌と不二は明治政府に逮捕され、漫画『るろうに剣心』の京都編から退場しました。また、本条鎌足や刈羽蝙也も明治政府に逮捕されます。志々雄真実や「十本刀」は日本転覆を画策した極悪人です。そのため、才槌と不二のコンビは当初、裁判で死刑になると思われていました。

しかし、明治政府は相次ぐ混乱で戦力が低下しており、「十本刀」のような実力者を欲していました。これが理由で、明治政府は「十本刀」に司法取引を提案します。才槌と不二は明治政府の司法取引に応じ、死刑を免れました。その後、頭脳を買われた才槌は外務省の役人に抜擢され、相棒の不二は屯田兵として北海道の開拓を始めました。ちなみに、才槌は交渉力を外務省で発揮出来るため、自身の最後に満足していることが分かっています。

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才槌の声優

真っ暗な部屋に置かれたマイクの写真

漫画『るろうに剣心』は1996年の1月にテレビアニメ化が行われ、1998年の9月まで放送されました。この漫画『るろうに剣心』のテレビアニメには、元宝塚歌劇団トップスター・涼風真世やベテラン声優の鈴置洋孝といった著名人が数多く出演しています。そのため、アニメ『るろうに剣心』は2023年7月現在も高く評価され続けています。ここからは、漫画『るろうに剣心』のアニメで才槌を演じた声優について、紹介していきます。

西川幾雄のプロフィール

漫画『るろうに剣心』のテレビアニメで、「十本刀」の才槌を演じた声優は、日本の男性声優である西川幾雄(にしかわいくお)です。才槌を演じた西川幾雄とは、1940年の9月11日に愛媛県で生まれたベテラン声優であり、声優事務所の「ぷろだくしょんバオバブ」に所属しながら活動しています。元々、声優の西川幾雄は「NHK松山放送劇団」や「舞台芸術学院」、「劇団七曜会」に入り、役者の仕事や演技を学びました。

その後、西川幾雄は1965年のアニメ『鉄腕アトム』に出演し、声優デビューを飾りました。1965年に声優デビューした西川幾雄は、1969年にアニメ『紅三四郎』で主人公の紅三四郎を演じ、一躍注目を集めます。そして、西川幾雄は1973年にアニメ『新造人間キャシャーン』でキャシャーン役を担当し、大ブレイクすることになりました。2023年7月現在、西川幾雄は80歳を超えているものの、アニメ界の第一線で活躍し続けています。

西川幾雄の主な出演作品や演じたキャラ

ステージに置かれたマイクの写真

  • 1969年のアニメ『紅三四郎』:紅三四郎役
  • 1973年のアニメ『新造人間キャシャーン』:キャシャーン役
  • 1976年のアニメ『母をたずねて三千里』:チェーザレ役
  • 1978年のアニメ『宇宙戦艦ヤマト2』:メーザー役
  • 1980年のアニメ『トム・ソーヤーの冒険』:ジム・ホリス役
  • 1989年のアニメ『アンパンマン』:ヤギ先生役、ストローこうもり役、イモ男爵役
  • 1993年のアニメ『忍たま乱太郎』:猪名寺平之助役

  • 1998年のアニメ『魔術士オーフェン』:ロックス・ロウ役
  • 2004年のアニメ『ローゼンメイデンシリーズ』:柴崎元治役
  • 2005年のアニメ『ナルトシリーズ』:スケザ役、フカサク役
  • 2006年のアニメ『エア・ギア』:コロ爺役
  • 2007年のアニメ『ロミオ×ジュリエット』:バルサザー役
  • 2011年のアニメ『Fate/Zero』:グレン・マッケンジー役
  • 2016年のアニメ『パズドラクロス』:ティンベル役

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才槌に関する感想や評価

漫画『るろうに剣心』に登場する才槌には、才槌がかわいいといった感想が多く寄せられていました。漫画『るろうに剣心』に登場する才槌は悪人そのものであり、純粋無垢の不二を話術で洗脳しました。しかし、才槌は見た目が非常に可愛く、「十本刀」のマスコットキャラとなっています。このかわいい見た目から、才槌は漫画『るろうに剣心』で高い人気を博しています。

漫画『るろうに剣心』に登場する才槌には、才槌の活躍に疑問を抱く感想も寄せられていました。確かに、才槌は相棒の不二を使い、神谷薫や明神弥彦を追い込みました。しかし、才槌の活躍は全て不二の手柄です。また、不二が比古清十郎に敗れた際、才槌は何も出来ないまま気絶してしまいました。これらを見ると、才槌は「十本刀」で最も活躍シーンが少ないキャラクターだといえるでしょう。

漫画『るろうに剣心』に登場する才槌には、才槌が分からないといった感想も寄せられていました。上述の感想で紹介した通り、才槌は作中で全く活躍していません。また、才槌は登場シーンが少なく、最後も呆気ないものでした。この活躍シーンと登場シーンの少なさから、才槌はあまり知名度が高くありません。

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才槌まとめ

本記事では、「十本刀」の才槌について、不二との関係や敗北したその後などを紹介しました。漫画『るろうに剣心』に登場する才槌は、不二を洗脳した悪人であり、緋村剣心の師匠・比古清十郎に成敗されました。しかし、才槌は「十本刀」を抜けた後、外務省の役人として裏から明治政府を支えています。そのため、「破軍(甲)」の才槌は今後、「十本刀」時代のような悪事を二度と働かないと考えられます。

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