2019年05月30日公開
2019年05月30日更新
【るろうに剣心】比古清十郎の最強説を考察!志々雄真実とどっちが強い?
比古清十郎は人気漫画『るろうに剣心』の中でも最強と名高いキャラクターです。『飛天御剣流』の継承者であり、主人公・緋村剣心の師匠でもある圧倒的な強者となっています。その強さは注目されており、剣心の宿敵・志々雄真実と比較する声も多くあります。比古清十郎は奥義『天翔龍閃』を剣心に伝授した人物であり、まだまだ強さの底を見せていません。今回は『るろうに剣心』に人気キャラクター・比古清十郎の最強説について考察していきます。
比古清十郎が登場!るろうに剣心とは?
比古清十郎は多くの強者が登場する『るろうに剣心』の中でも最強の剣士として陰ながら剣心を支えています。ここでは剣心の宿敵である志々雄真実との比較や比古清十郎について見ていく前に、『るろうに剣心』に関する方法をまとめていきましょう。
るろうに剣心の作品情報
人気漫画『るろうに剣心』は作者・和月伸宏によって描かれた圧倒的な人気を誇る歴史漫画です。漫画が大ヒットを記録したために、多くのメディア展開がされておりアニメ化、実写映画化、舞台化などがされていることでも知られています。明治時代を舞台とした異色の少年漫画であり、後世の漫画に多くの影響を与えた漫画として国内外で高い人気を獲得しています。
るろうに剣心のあらすじ
幕末の時代に『人斬り抜刀斎』として恐れられた緋村剣心は、明治という新時代で流浪人として旅をしていました。そんな中で、神谷道場の師範代・神谷薫と出会い、剣心は居候として神谷道場に住むことになります。そこで明神弥彦や喧嘩屋・左之助、医師の高荷恵らと出会い絆を深めていきます。そこに幕末に影の人斬りとして活動していた志々雄真実が京都で暗躍していると政府側から伝えられます。
るろうに剣心のアニメ情報
『るろうに剣心』は『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』というタイトルで1996年から1998年までの二年半、フジテレビ系列で放送されました。全94話制作されて、剣心役を涼風真世が務めたことでも話題になりました。テレビアニメの大ヒットを受けて、1997年には『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 維新志士への鎮魂歌』が放送されるなど大きな話題になりました。
実写映画『るろうに剣心』シリーズ
実写映画『るろうに剣心』は主演に佐藤健を起用し、監督は大友啓史が担当したワーナー・ブラザース映画です。一作目が2012年8月25日に公開され、大ヒットを記録しました。2014年実写映画二作目、三作目となる原作の『京都編』を映像化した『京都大火編』と『伝説の最期編』が公開されました。この際には比古清十郎も登場し、人気俳優の福山雅治が起用されたことでも大きな話題となりました。
比古清十郎の最強説
比古清十郎は『るろうに剣心』の中でも最強のキャラクターと名高く、人気の高いキャラクターです。作中で無敵の強さのように思える緋村剣心すらも圧倒する強さは今でも語り継がれています。
比古清十郎のキャラ概要
比古清十郎は大柄な男であり、筋骨隆々の剣士です。山奥に住んでおり、飛天御剣流を弱き者のために人知れず振るっています。比古清十郎のプロフィールは下記にまとめておきます。
- 名前:比古清十郎(隠し名)
- 別名:新津覚之進
- 身長:189cm
- 体重:87kg
- 生年月日:1836年(天保7年)10月
- 年齢:43歳
- 出身:京都府
- 血液型:O型
- 星座:蠍座
- 担当声優:池田秀一
比古清十郎の声優・池田秀一
アニメ『るろうに剣心』で比古清十郎の声優を演じたのは人気声優の池田秀一です。深みのある声で人気のある池田秀一はるろ剣ファンにも大好評を博しています。存在感のあるキャラクターを演じることでも知られており、『ワンピース』のシャンクスや『名探偵コナン』の赤井秀一などでも高評価を得ています。池田秀一の代表作に『機動戦士ガンダム』のシャア・アズナブルや『七つの海のティコ』のスコット・シンプソンがあります。
比古清十郎の所有武器
比古清十郎は鍔のついた日本刀ではなく、白木拵えの長刀『桔梗仙冬月』です。見た目はシンプルであり、神社などに祀られている御神刀のような見た目となっていました。剣心がこうした白木拵えの刀を使った時には剣心の握力に耐えられずに、木が砕けてしまいました。その点、比古清十郎は絶妙な力加減で握っているとみられ、巨漢の不二の攻撃でもビクともしませんでした。
13代目の飛天御剣流継承者
比古清十郎は戦国時代に考案された古流剣術『飛天御剣流』の13代目の継承者であり、継承者が代々名乗る『比古清十郎』の名と運動能力を制限するマントを受け継いでいます。比古清十郎はある時、。凶賊に襲われた男の子『心太』を引き取り、自分の弟子として育てることにします。そして『心太』では剣客に向かないと『剣心』と名前を変えさせて、14代目の飛天御剣流継承者として育てることにしました。
飛天御剣流の奥義・天翔龍閃
剣心が比古清十郎の元を十数年ぶりに訪れたのは飛天御剣流の奥義・天翔龍閃を伝授してもらうためでした。しかし、奥義・天翔龍閃の習得には高いハードルがありました。それは師匠の放った九頭竜閃を弟子が天翔龍閃で破るというものでした。それが意味するのは習得と同時に、師匠は死ぬというものでした。習得できなければ、弟子は死ぬという師弟どちらかが死ぬ過酷な修行に剣心と比古清十郎は苦悩する姿を見せていました。
扱いに困る程最強
比古清十郎は圧倒的な強さであり、主人公である剣心よりも強いキャラクターとなっています。そのため作者自身も扱いに困るキャラクターだと語っています。連載時には編集者から「トランプのジョーカー」と言われたことを明かしています。比古清十郎の強さは作者曰く「超人」であり、圧倒的な強さから出番が少なくなってしまっていると語るほど最強の使い手となっています。
性格は良くない?
比古清十郎の最大の特徴といえば『性格が悪い』という事です。さらに自信家のナルシストであり、剣心曰く『昔の自分を知っている分、斎藤よりもタチが悪い』らしく、本人にも聞こえるようにしゃべっていました。しかしその反面、弟子である剣心を気にかけており、悪態をつきながらも奥義・天翔龍閃の修行をつけたり剣心に頼まれて十本刀と戦ったりと弟子想いの一面も見せています。
比古清十郎は剣心のことを子供のころから知っており、性格も行動パターンも熟知しています。いわば剣心の育ての親であり、『飛天御剣流を教えたのはお前を不幸にするためじゃない』と剣心に伝えるなど『抜刀斎』として心に深い傷を負った剣心を気にかけている場面も多くあります。
新津覚之進が本名?
『比古清十郎』というのは飛天御剣流の継承者が代々受け継いでいる隠し名のため、本名が存在していると考えられています。最も有力な候補は『新津覚之進』です。この名前は比古清十郎が陶芸家として名乗っている名前であり、比古清十郎が普段名乗っている名前と見られています。
比古清十郎と志々雄真実の強さ比較
比古清十郎と並んで最強説が流れているキャラクターに、『京都編』でラスボスとして君臨する志々雄真実です。ここでは最強と称される比古清十郎とラスボスとして人気のキャラクター・志々雄真実の強さを比較していきましょう。
志々雄真実も最強キャラ
『京都編』は『るろうに剣心』の中でも最も人気の高いエピソードであり、そのボスキャラである『志々雄真実』の圧倒的な強さに魅了されたものも多くいます。幕末期には『人斬り抜刀斎』を受け継いだ男であり、裏の暗殺をいくつもこなしました。手負いだったとはいえ剣心、斎藤、蒼紫、左之助を圧倒し、死ぬ寸前まで凄まじい剣気を見せた最強の敵キャラとして君臨しています。
志々雄真実は比古清十郎よりも強い?
志々雄真実は幕末の動乱の中で、維新志士たちによって体に火をつけられて死にかけています。その後遺症で運動を続けられる時間に制限があったり、発汗できなかったり、異常な体温になってしまったりと万全の状態ではありません。そのため、剣心との戦いも限界を超えたために体が自然発火してしまったという最期でした。万全の状態であれば、剣心に勝てるという見方をもできるため最強説が囁かれています。
さらに、比古清十郎は奥義・天翔龍閃の習得で剣心に倒されており、剣心が倒せなかったのは『志々雄真実』だけというのも『志々雄真実最強説』の根拠となっています。それに加えて、作者が『志々雄真実は作中最強の敵である』と発言したことも理由の一つです。
戦いで勝つのはどっち?
実際、比古清十郎と志々雄真実が戦ったらどうなるのかを考えるファンは多くいます。大多数の意見は『比古清十郎の勝利』です。確かに、比古清十郎は剣心に奥義・天翔龍閃で倒されましたが、そもそも天翔龍閃も習得は『師匠の放った九頭竜閃を天翔龍閃で破る』という事が絶対条件なので、二人は本気で戦ったわけではなく比古清十郎の天翔龍閃であれば、剣心を圧倒する威力を誇ります。
志々雄真実は剣心と死闘を繰り広げ、勝利目前まで行ったとはいえ、圧勝というわけではなかったので、直接対決では比古清十郎が勝利するというのが大方の見方です。
比古清十郎のかっこいい名言
比古清十郎は圧倒的な強さと器の大きさで多くの名言を残しています。幕末の動乱を駆け抜けた剣心すら、比古清十郎の前では甘さを露呈してしまうほど達観したキャラクターとなっています。剣術の強さだけでなく、精神的な強さも身に付けている飛天御剣流の継承者としての名言を紹介していきます。
「飛天御剣流は…」
飛天御剣流は時代の苦難から人々を守るのが本来の理
だが、それはあくまでも どの権力 どの派閥にも属さない自由の剣としてだ
飛天御剣流を人のために使いたいといって京都に行きたがる剣心に対し、飛天御剣流の存在意義を伝える一言です。目の前ではなく、もっと大きなことを見据えている比古清十郎の視野の広さが分かるセリフです。飛天御剣流は強すぎるため、習得したものはそれを肝に銘じておかなければ、世の中をかえって乱してしまうという強い自制心を表した飛天御剣流継承者としての言葉です。
「剣は凶器…」
剣は凶器 剣術は殺人術 どんな綺麗事やお題目を口にしても それが真実
使い手に圧倒的な戦闘力を与えてしまう飛天御剣流は、どんな綺麗事を言っても人を殺すという事実から目を逸らすなという戒めの言葉です。このセリフは第一話で剣心が薫に対して同じセリフを言っており、比古清十郎から伝えられた言葉であったことが明かされています。しかし、剣心はこの言葉を理解しながらも薫の甘い戯言の方が好きと語っており、比古清十郎との考えの違いが表されています。
「俺自身が…」
俺自身が出張れば一番てっとり早えんだが 今更そんな面倒臭え事は御免だ
このセリフは比古清十郎が剣心を送り出すときに行ったセリフです。このセリフが圧倒的な強さを持つ比古清十郎が志々雄真実を圧倒できることを表している一言であり、比古清十郎最強説の根拠の一つとなっています。
「お前一人が…」
お前一人が全てを背負って犠牲になるくらいで守れる程 明治という時代は軽くねえはずだ
幕末を生き抜き、伝説的な強さを持つ剣心はすべてを引き受けて背負ってしまう事があります。それを比古清十郎は見抜いており、そこまで背負っていく必要はないと剣心を気遣う言葉となっています。厳しい言葉遣いではありますが、弟子想いの優しい一面が垣間見える一言となっています。
比古清十郎に関する感想や評価
ここではネット上でも人気の高いキャラクター・比古清十郎に関する感想や評価を紹介していきます。『るろうに剣心』屈指の人気キャラクターとして知られているため、比古清十郎の人物像や圧倒的な強さには様々な感想が集まっています。
比古清十郎は『るろうに剣心』最強!
るろ剣は比古清十郎最強じゃないの?( ˃ ⌑ ˂ഃ )
— 💪( ¨̮ )🤚Heeek (@Heeka_RED) October 27, 2017
『るろうに剣心』では多くの剣士が登場しますが、圧倒的な強さを持っている比古清十郎の強さについて多くの意見が集まっています。ネット上には『るろ剣最強は比古清十郎』という声や『師匠、強すぎ』という声が多く挙がっています。多くのファンが比古清十郎最強説を支持しています。
比古清十郎、かっこよすぎ!
るろうに剣心の中で一番好きなキャラ!
— tsuyoshi (@0291359) August 1, 2014
剣心の師匠である比古清十郎
強すぎてカッコいい!笑 pic.twitter.com/6YP5icxmvi
比古清十郎は『るろうに剣心』の中でも人気が高く、強さや言動、キャラデザインがかっこよすぎるとネット上でも話題になっています。ネット上には『るろうに剣心の中で一番好きなキャラ』という声や『強すぎてカッコいい』という声など、主人公の剣心以上にカッコいいキャラクターとして人気を集めています。
志々雄を推す声も!
るろ剣の最強キャラは比古清十郎と言われてるけど、個人的には志々雄真実であって欲しい。悪役が最強キャラってなんかかっこいいし、実際この二人は戦ってないし。 pic.twitter.com/GotygNZ921
— 漫画国の小鬼 (@imHXV99p40htOFE) May 6, 2019
比古清十郎に匹敵する人気キャラクター・志々雄真実が最強だと主張する声も多く挙がっています。いまだに敵キャラとして人気が高いキャラクターであり、ネット上には『るろ剣最強は個人的には志々雄真実であって欲しい』という声や『志々雄が最強って信じたい』と志々雄真実を最強に推す声も多く挙がっています。
比古清十郎の最強説や強さまとめ
今回は『るろうに剣心』の比古清十郎の最強説や志々雄真実との比較などを紹介してきました。圧倒的な強さであり、魅力的なキャラクターでもある比古清十郎は漫画ファンには有名な無敵のキャラクターとなっています。名言も多く、アニメ版で声優を務めた池田秀一の代表作にもなっています。今後は『るろうに剣心』最強キャラクターとの呼び声も高い比古清十郎に注目して『るろうに剣心』をご覧ください。