地獄少女の胸糞回をまとめて紹介！理不尽エピソードのあらすじや感想は？

憎い相手を地獄へ流してくれる「地獄少女」は、斬新な設定と衝撃的なエピソードの数々で根強い人気を集めるメディアミックス作品です。2017年までにアニメ4期が制作され、後味悪い回も少なからずありました。以下では、「地獄少女」のアニメから胸糞回のエピソードのランキングTOP10をあらすじネタバレ紹介します。その他、理不尽すぎると評されたアニメのエピソードやあらすじ感想などもまとめました。

「地獄少女」は、憎い人間を地獄に流す地獄少女の活躍をオムニバス形式で描いたミステリーホラー作品です。2005年～2009年、2017年にかけてアニメ4期が放送された他、永遠幸先生によるコミカライズ版も発表されました。また、2016年には舞台版、2017年には実写映画版が公開されるなどメディア展開が行われています。

都市伝説界隈では、午前零時に地獄通信にアクセスし、憎い相手の名前を書き込むとその人物が地獄に流されるという噂が囁かれていました。その噂は実在し、地獄少女から受け取った藁人形の糸を解くことで相手を地獄送りにできました。しかし、地獄送りには代償が伴い、依頼者自身も地獄に落ちる運命が課されます。それでも怨みを晴らすか、それとも思いとどまるか、依頼者は究極の選択を迫られます。

圧倒的なストーリー構成と、結末の読めない展開がファンを夢中にさせた「地獄少女」のアニメ。胸がスカッとする一方、胸糞回と呼ばれるエピソードもありました。以下では、地獄少女の胸糞回のエピソードランキングTOP10～4をあらすじネタバレ紹介します。

地獄少女の胸糞回ランキング第10位は、アニメ2期16話「悪女志願」です。ファンド会社社長の手島おさむに騙され、利用されてしまった辺見蘭。彼女の手には藁人形が握られており、意を決して糸を解こうとします。その時、上月マツに声をかけられ、欄は手島への復讐を持ち掛けられます。マツと手を組み、手島からお金を奪うことに成功した欄でしたが、実はマツにも利用されていました。

人の良い性格に目を付けられ、マツに殺される羽目になった欄。一度は思いとどまった藁人形の糸を引き、マツを地獄送りにしました。一方のマツは、奇怪な者に追われる幻覚を見せられた後、地獄へと流されました。依頼者が善良な人だったこともあり、胸糞なエピソードとして語られています。

地獄少女の胸糞回ランキング第9位は、アニメ2期15話の「この国のために」です。百合子の父親は、上手くいかないことを政治のせいにし、選挙活動に熱心でした。しかし、仕事は妻に任せきりで、妻が過労で倒れた際も自身の振る舞いを顧みることはありません。百合子も最初こそ、父親の考えに賛同していたものの、母親の一言とあるモノを見つけたことで目を覚まします。

家族よりも政治活動を優先する父親に怒りを覚えた百合子は、地獄通信を開いて父親を地獄送りにしようと試みます。しかし、父親の名前はすで先約がありました。依頼主は百合子の母親であり、入院先の病室で藁人形の糸を解きました。その後、百合子と母親は小さなアパートに引っ越し、新しい生活をスタートさせます。一方、父親が熱心に応援していた候補者の選挙結果は伏せられました。

地獄少女の胸糞回ランキング第8位は、2期17話の「沈黙のまなざし」です。夫の暴力から娘を守るため、姑による嫁いびりから解放されるため、地獄送りを決意した母親。しかし、11年後に娘・寧々の依頼で、母親自身が地獄へ流されました。何も知らない寧々は、父親が帰ってこないことを心配していました。数年後、こっそり祖母の家を訪ねた寧々は、父親は母親に殺されたと聞かされます。

祖母は息子の家庭内暴力を知っていたものの、嫁と孫を助けることはしませんでした。そして、今度は孫を使って憎い嫁を陥れようと画策し、でたらめを吹き込みました。一方、祖母の話を信じて疑わない寧々は、父親の仇を討つために母親を地獄送りにします。しかし、母親はすでに地獄に落ちる運命にありました。娘が地獄行きにならないために、自ら命を絶ちました。

地獄少女の胸糞回ランキング第7位は、4期5話の「風の歌が聞こえる」です。両親の運転する車が事故に遭い、同乗していた友人3人を死亡させてしまった風間理央。亡くなった友人の家族から責められた挙句、母親の1人が理央の地獄流しを試みます。しかし、事故の原因は友人3人にあり、彼らは理央をいじめたり、車内でも好き放題していました。

そして、3人が投げた缶ジュースが事故の引き金となり、シートベルトを締めていなかった友人が外に投げ出される大惨事を招きました。一方、友人たちの親は事故の原因など知る由もなく、風間家を責めるしかありません。一部始終を見ていた地獄少女一行の中で、ミチルだけは彼らと違う感情を抱いていました。実は、彼女も理央と同じような目に遭い、殺された過去がありました。

父親に対する逆恨みから、村の子供たちからいじめを受けていたミチル。ある日、いじめっ子の少年が誤って池に転落し、溺死する事故が起きます。また、ミチルの父親に対する嫉妬や妬みも重なり、村ぐるみでミチルの家族を迫害し、殺害しました。理央の件も、事故死した家族の逆恨みです。一度は藁人形を受け取ったものの、あいの一言を受け、友人の母親は地獄送りを思いとどまります。

地獄少女の胸糞回ランキング第6位は、3期5話の「うつせみ」です。孫かわいさに担任教師にクレームをつける利々香の祖母でしたが、抗議の原因は利々香にありました。保身のために祖母に嘘をつく利々香でしたが、先生は大人だからと悪気がありません。温厚な新山も利々香の態度に怒りを覚え、教え子の地獄送りを決意します。

その後、利々香は地獄少女に連れていかれ、孫を失った祖母も抜け殻のようになってしまいました。エピソードの前半こそ胸糞を感じさせるも、ラストは胸がスカッとするような気持ちのよい結末となったでしょう。

地獄少女の胸糞回ランキング第5位は、新しい地獄少女に選ばれたゆずきの物語、3期25話の「ゆずき」です。両親と幸せな日々を送っていたゆずきでしたが、ある事故をきっかけに生活が一変します。父親が運転するバスが事故を起こし、父親と乗客が亡くなる大惨事が起きました。事故の原因はバスの整備不良でしたが、会社側は保身のために運転手であったっゆずきの父親に責任を押し付けます。

ゆずきと母親は、事故を起こした運転手の家族という理由から世間から嫌がらせや誹謗中傷を受けることになります。しかし、母子はお互いに支え合いながら生活を続け、母親の死を見届けたゆずきも孤独死しました。最初は地獄少女になることを嫌がっていたゆずき。しかし、生前の出来事を思い出し、自分たちを捨てた世の中への恨みを抱えながら地獄少女を襲名します。

新地獄少女には輪入道が残り、藁人形も手元に来たことで新たな依頼が舞い込みます。地獄に流す相手は、ゆずきの恩人を地獄に流した仇と呼べる人物でした。

地獄少女の胸糞回ランキング第4位は、4期3話「いつか、誰かが…」です。長田家は、祖母・両親・長女がそれぞれ性格に問題があり、家庭崩壊寸前でした。一方、長田家には幼い兄妹・亜希良と亜里奈もおり、2人は大人たちに怯えながら暮らしていました。ある日、母親が藁人形の糸を解く姿を目撃した亜希良。翌日には祖母が失踪しており、母親の胸に刻まれた刻印から地獄少女の存在を察します。

そんな中、長田家に従兄の義則が転がり込み、亜希良の生活は悪化します。義則の狂気に耐えかねて両親と姉が家を出ていき、残された妹は義則から暴行を受けました。元凶である義則を地獄に流すことを決意した亜希良。地獄少女から藁人形を受け取ったものの、代償の大きさから決心がつきません。河川敷でうながだれていると、姉がいじめていた三上に声をかけられます。

以前、姉を地獄に流す役目を三上に依頼した亜希良でしたが、代償の大きさなどを理由に断られていました。しかし、その時点で三上はすでに藁人形を持っており、亜希良と同様、ふんぎりをつけられずにいました。再開後、お互いに藁人形を持っていることを知った2人。他の善良な人間が生きるために、自分たちの今後の生活のために、糸を解きました。

姉と義則を地獄に流した亜希良は、妹のような被害者を減らすため、少しでも生きやすい「今」を作るべく、三上と手を組みます。そして、殺人鬼に変貌した2人は、かつて三上をいじめていたグループの1人を拘束し、残忍な方法での殺害を試みました。

地獄少女の胸糞回は、依頼者が報われない結末が多く、依頼者の悲運に同情する声も見られました。以下では、地獄少女の胸糞回のエピソードランキングTOP3をあらすじネタバレ紹介します。

地獄少女の胸糞回ランキング第3位は、1期18話の「縛られた少女」です。遺産相続を独り占めするために子供を殺害した下野。遺体遺棄の現場を目撃した可能性のある少女・美紀を監視し、身の回りの世話をさせていました。愛犬2匹を人質に取られてしまった美紀は下野に逆らうことができず、誰にも相談できずにいました。ある日、美紀を心配した担任教師が下野家にやってきたことで愛犬1匹が殺されてしまいます。

美紀は愛犬の恨みを晴らすべく、地獄少女へ依頼して藁人形を手に入れます。藁人形を糧に辛い日々に耐える美紀。一方、下野は美紀が財産を狙っていると思い込み、人質の犬を殺そうと試みます。愛犬を救うべく、藁人形を取り出した美紀でしたが、担任と警察官の介入により思いとどまります。錯乱する下野は、遺産相続のために殺人を犯したことを自白しました。

これで下野から解放されたと思いきや、愛犬はすでに殺された後でした。美紀は、愛犬の仇を討つために藁人形の糸を引きます。しかし、下野を地獄に流しても、愛犬は帰ってきませんでした。

地獄少女の胸糞回ランキング第2位は、2期7話の「絆」です。交通事故で長男を亡くした茂木家では、息子を溺愛する母親が市に責任を認めさせる運動を開始しました。家庭に無関心の父親をよそに、妹の恵美は家族の絆を取り戻すため奮闘します。そんなある日、兄の部屋から藁人形を見つけます。兄が恨んでいた相手をそれとなく察した恵美。

一方、母親も精神的に狂いはじめ、奇行が目立ち始めます。家庭崩壊を予感した恵美は、ついに藁人形の糸を解きます。兄も自分も母親の存在を消したいと思っていたことに気が付いた恵美。その後、家庭に無関心だっった父親は、失踪した妻を探すべく家を出ていきました。残された恵美は、変わらず4人分の食事を用意し、そこへ家族写真を飾ります。

地獄少女の胸糞回ランキング第1位は、閻魔あいが地獄少女になった経緯が語られた、1期25話「地獄少女」です。安土桃山時代のとある村に生まれたあいは、村の風習である「七つ送り」の人柱に選ばれてしまいます。これは、村を守るために人柱の少女を山神さまの巫女として捧げる風習でした。人柱になる運命が決まっていたのか、村人から忌み嫌われていたあいでしたが、幼馴染の仙太郎だけは彼女に優しくしていました。

そして、あいが人柱として捧げられる直前、仙太郎はあいの両親の依頼で彼女を救いだします。その後、あいと両親は山奥の社で生活を始めたものの、人柱を捧げなかった村は凶作に見舞われました。数年後、あいと両親は村人に見つかり、掟を破った罰として生き埋めにされます。土をかぶせる者の中には仙太郎も混じっており、あいは村人への怨みを募らせます。

その後、怨霊となって蘇ったあいは、己の怨みを炎に変えて故郷の村を全滅させました。同時に、あいが放った怨みはさらなる怨みを生み出し、その罪を償うためにあいは地獄少女になりました。

「地獄少女」のアニメでは、ランキング形式で紹介した胸糞回だけでなく、理不尽なエピソードも描かれています。善人が悪人に地獄に流される結末は、胸糞回以上に後味の悪いラストでしょう。以下では、「地獄少女」のアニメから、理不尽エピソードのあらすじネタバレを一覧にまとめました。

地獄送りのターゲットにされた看護師・加奈子を助けるべく、柴田親子が奮闘する「病棟の光」。加奈子は人に恨まれるような節はなく、謎は深まる一方でした。そんな中、つぐみは病院で不審な人物と出くわします。その直後、加奈子の姿が消え、依頼主はその人物ではと察します。依頼主の正体は加奈子も知らない人物であり、なぜ、自分が地獄送りにされたのか分からずじまいでした。

依頼主は加奈子のストーカー説が有力視されるも、あまりにも理不尽なエピソード回だったでしょう。また、どのような理由であれ、依頼を引き受けざるを得ないあいの苦悩も読み取れる回です。

地獄少女のアニメ2期のキーパーソンであり、14話と22話で登場していた拓馬は、父親の仕事の都合でアメリカから日本に来た帰国子女でした。しかし、父親に恨みを持つ柿沼の手で母親は殺害され、父親も意識不明の重体になりました。さらに柿沼自身も何者かの依頼で地獄送りにされ、事件は迷宮入りとなります。一方、残された拓馬は、両親殺害の嫌疑から「悪魔の子」と呼ばれ、周囲の人々から迫害を受けます。

そんなある日、近隣住民が次々と消える不可解な事件が起きました。犯人は住民たちであり、気に入らない人を地獄送りにしていました。また、彼らは拓馬を快く思っておらず、地獄送りにした犯人を拓馬に仕立てます。自分たちの罪を拓馬になすりつけた住民たちの行動は、理不尽で浅はかなものでしょう。

母親の病気を理由に引っ越してきた犬尾篤志は、母親の看病をしながら学校に通う近所でも評判の好青年でした。しかし、母親の病気は世間体を気にしての嘘と判明します。また、篤志も毒親である母親から暴力を受けており、その事実を周囲に隠していました。一方、クラスメイトの鷲巣は、篤志のことを気にかけます。そして、家の事情知ると、彼を救おうと行動に出ました。

しかし、篤志にとって家庭のことを知られることは、一番嫌なことでした。これ以上、自分たちの領域に踏み込ませまいと、鷲巣を地獄送りにしました。

こっくりさんをきっかけにクラスの中心人物になった稲荷楓。ある日、クラスメイトの依頼で嫌いな教師に呪いの儀式を行いました。その直後、教師は階段から足を滑らせて転落し、この出来事を機に楓の元へ呪いの依頼が舞い込みます。そんな中、クラスメイトの西野からストーカーを呪い殺してほしいと依頼されます。しかし、西野は実際にストーカー被害に遭っていません。

偶然みかけたある大学生を「キモい」と思い、軽い気持ちで呪い殺したいと思ったのでしょう。一方、事情を知らない楓は呪いの儀式を行うも、大学生が死ぬことはありません。ついに、地獄通信を使って大学生を地獄送りにしてしまいました。

周囲にからかわれながらもバイトに精を出す乃村信夫は、地獄流しのゲームや漫画を描くことで鬱憤を晴らしていました。しかし、望との交流をきっかけに信夫の心境にも変化が訪れ、応募した漫画も入選を果たします。望とのデートの帰り道、橋の上から飛び降りようとする心を助けた信夫。彼氏の浮気を理由に自殺を思い立ったものの、信夫の励ましを受けて思いとどまります。

心を思うあまり、信夫は心の彼氏を地獄送りにするべく、地獄通信を開きます。その時、目の前に地獄少女が現れ、信夫が地獄へ流されました。依頼者は心であり、見下していた信夫に励まされたことに屈辱を覚えていました。また、信夫に彼氏と別れたことを言いふらされると思い込み、地獄通信に名前を書きこみます。命の恩人を地獄送りにしてしまう、ここまで理不尽なエピソードは他にないでしょう。

「地獄少女」といえば、閻魔あいと使い魔だけでなく、各エピソードの登場人物たちも見どころです。各回ごとに様々な人物が現れ、晴らせぬ怨みを地獄少女に託しています。以下では、「地獄少女」の登場人物をあらすじネタバレを交えながら紹介します。

「地獄少女」の主人公で、長髪とセーラー服姿が特徴の小柄な少女です。依頼遂行時には、黒地に模様をあしらった振袖姿で登場し、地獄少女として依頼主とターゲットの目の前に現れます。冷静沈着で感情に乏しく、ターゲットを舟に乗せて地獄へ運びます。

あいの三藁の1人で、カジュアルな服装の青年です。依頼主やターゲットの身辺を探り、あいが依頼を受けるに値するか見極める役目を担っています。情報収集の際には髪で隠された「目」を使い、時には対象者を監視することもあります。妖怪になる前は、数多くの人間を斬った日本刀・九十九神でした。時代に流れによって戦場に廃棄されていたところをあいに拾われ、その後は行動を共にしています。

三藁の1人で、身体の一部を白骨化できる骨女です。変装を得意とし、あらゆる場所に忍び込んで調査をおこなったり、男性を誘惑することもあります。生前は商家の奉公人と遊女であり、信頼していた者の裏切りの末、骨女となったところをあいに助けられました。壮絶な過去からあいへの忠誠心が高く、仲間思いにもあふれた女性です。

三藁の最古参で、3人のリーダー的存在です。その正体は妖怪の輪入道であるものの、調査の際には袴姿の好々爺に変身し、偽名を使って情報収集にあたります。また、あいがターゲットの元へ向かう移動手段であり、輪入道に変身して高速で空を飛びます。生前は追っ手から逃れる姫を乗せた馬車の車輪でした。姫を守り切れなかった無念から妖怪となり、あいの使い魔となりました。

アニメ1期8話からの登場人物で、地獄少女の実態を追うフリーランスの記者です。地獄少女に否定的で、とある過去から依頼人の復讐を思いとどまらせようと奔走します。しかし、地獄少女側には邪魔者であり、柴田の妨害の多くは失敗に終わっています。後に地獄流しがあい自身の力も及ばないことを知り、地獄少女から手を引きました。

その後は物語から退場したものの、アニメ2期において「真実の地獄少女」を自費出版したことが明かされます。また、はじめの書籍はその後の登場人物と関わりを持ち、「地獄少女」において重要な役目を果たしました。一方、アニメ2期以降の動向は娘のつぐみによって語られ、生存が示唆されています。

アニメ1期8話からの登場人物で、柴田一の娘、年齢は小学校低学年です。地獄少女を「正義の味方」と捉え、肯定的な考えを持っていました。しかし、悪人によって善人が地獄へ流される現実を知り、苦悩します。あいとの邂逅を機に彼女の精神とリンクできるようになり、地獄少女の任務を妨害していました。後に、自身の祖先や地獄少女の真実を知り、アニメ2期以降も要所ごとにあい達の前に現れています。

様々なメディアミックス作品が展開されている「地獄少女」ですが、アニメ作品は圧倒的な人気を誇っています。以下では、「地獄少女」の登場人物のアニメ声優のプロフィール等を紹介します。

閻魔あいのアニメ声優・能登麻美子さんは、1980年生まれ、石川県出身の声優・ナレーター・歌手・女優で、2000年から活動を行っています。声優・能登麻美子さんの主な出演作品は、アニメ「機動戦士ガンダム水星の魔女」プロスペラ役、「波よ聞いてくれ」城華マキエ役、「ゴールデンカムイ」インカㇻマッ役、「ジョジョ4部」山岸由花子役等です。

一目連役のアニメ声優・松風雅也さんは、1976年生まれ、東京都出身の声優・ラジオパーソナリティーです。社会人生活を経て芸能界入りし、1997年に「電磁戦隊メガレンジャー」のメガブルー役で俳優デビューを果たし、現在は声優業を中心に活躍しています。声優・松風雅也さんの主な出演作品は、アニメ「東京リベンジャーズ」佐野真一郎役、「食戟のソーマ」瀬名博巳役、「斉木楠雄のΨ難」才虎芽斗吏役等です。

骨女のアニメ声優・本田貴子さんは、1972年生まれ、東京都出身の声優で、1990年代から活動を行っています。声優・本田貴子さんの主な出演作品は、アニメ「ましろのおと」澤村梅子役、「FAIRY TAIL」アイリーン・ベルセリオン役等です。また、海外作品では、「バイオハザードシリーズ」のミラ・ジョヴォヴィッチの吹き替え声優として広く知られています。

輪入道のアニメ声優・菅生隆之さんは、1952年生まれ、千葉県出身の声優・ナレーター・俳優で、1972年から俳優活動を行っています。1982年以降は声優業にも携わり、数多くの作品に出演しています。声優・菅生隆之さんの主な出演作品は、アニメ「BLEACH 千年血戦篇」ユーハバッハ役、「バキ」愚地独歩役、「ゴールデンカムイ」永倉新八役等です。

柴田一のアニメ声優・うえだゆうじさんは、1967年生まれ、福岡県出身の声優で、旧芸名は「上田祐司」です。舞台俳優を経て声優に転身し、1992年に声優デビューを果たしました。声優・うえだゆうじさんの主な出演作品は、アニメ「おじゃる丸」キスケ役、「ポケットモンスター」タケシ役、「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」相楽左之助役等です。

柴田つぐみのアニメ声優・水樹奈々さんは、1980年生まれ、愛媛県出身の声優・歌手で、1998年にデビューしました。また、2000年からは歌手活動も開始し、声優ファンを中心に絶大な人気を誇っています。声優・水樹奈々さんの主な出演作品は、アニメ「ハートキャッチプリキュア」キュアブロッサム役、「NARUTO」日向ヒナタ役、「トモダチゲーム」玉井レイコ役等です。

今回ランキング形式で紹介した地獄少女の胸糞回は、見る人ごとに感じ方が異なるエピソードでしょう。憎い相手をこの世から消したのに、依頼者の心は晴れることはありません。その理由は、相手への罪悪感なのか、それとも地獄へ落ちる運命への恐怖でしょうか。以下では、地獄少女の胸糞回に関する感想や評価を、あらすじネタバレを交えながら紹介します。

今回ランキング形式で紹介したエピソードのように、「地獄少女」は胸糞悪いと思えてしまうあらすじが多く、好みが分かれやすい作品でしょう。一方で、後味の悪さにハマり、胸糞悪いけど、何度も見返してしまう面白いアニメとも評されています。憎い相手を地獄に落とすというショッキングな設定であるものの、コアなファンから根強い人気を誇っています。

殺したいほど憎い相手を陥れる究極の手段として用いられている地獄通信。しかし、憎い相手を地獄送りにしても、依頼者が報われることはほどんどないでしょう。今回取り上げた胸糞回のあらすじのように、地獄送りをしたことで、悲惨な結末を迎えた者もいます。このように後味の悪さが評価を分けた「地獄少女」ですが、一部では良い感じに後味が悪いとも評され、作品の人気に拍車をかけています。

「地獄少女」が胸糞と評される理由の1つに、地獄送りにされた人間たちの悪役ぶりも挙げられます。胸糞回あらすじで登場したキャラの多くは、地獄送りにされて当然と言えるようなキャラ設定であり、彼らに対していら立ちを覚えたファンもいるでしょう。あまりにも胸糞な展開から、作品自体を苦手とする方もいる中、地獄に流された人間のキャラ設定や胸糞ぶりが良いとの評価も見られます。

「地獄少女」では、地獄通信に書き込んだ依頼者の末路はほとんど語られておらず、SNSでも依頼者の最後を見たいとの意見も寄せられています。今回紹介した胸糞回のあらすじでは依頼者の最後が描かれた回があったものの、どの人物も悲惨な末路を迎えています。また、いずれは地獄に落ちることが運命づけられた者たちも、相手を地獄に落とした罪悪感と、自らも地獄に落ちる恐怖に怯えながら残りの人生を生きているでしょう。

晴らせぬ怨みを地獄少女に託す「地獄少女」の設定は、人気時代劇「必殺仕事人」と似ており、両作品共に成敗される側の人間は、胸糞悪い性格に描かれています。どちらも怨みを晴らすには代償が伴い、「地獄少女」では自らも地獄に落ちる運命が課されます。それでも相手を地獄送りにするか、依頼人の葛藤も見どころである一方、胸糞回あらすじのようにバッドエンドも多く、後味がスッキリしないとの声も見られます。

憎い相手を地獄へ流すスカッと系の作品と思いきや、依頼者の悲惨な末路から胸糞なアニメとも評される「地獄少女」。憎い相手がこの世から消えても依頼者の心は満たされることはなく、地獄に落ちる恐怖に怯えながら残りの人生を過ごすことになります。また、「地獄少女」は、胸糞な回の他、依頼者が報われないエピソードも多く、後味の悪い結末もあいまっておかしくなりそうとの感想も寄せられています。

地獄少女の胸糞回のランキングとあらすじ、理不尽エピソードのあらすじなどをネタバレ紹介しました。勧善懲悪ものと思いきや、胸糞さや後味の悪い結末を迎えたエピソードも多い「地獄少女」。依頼者が報われないあらすじは胸糞回とも評され、ファンの間でも評価が分かれています。一方、胸糞回は人間の心の闇が色濃く描かれたエピソードとも言え、人間関係を考えさせられる奥深い回でしょう。