【地獄少女】おばあちゃんの顔を考察！あいの祖母の正体と柴田一へのお願いとは？

こちらの記事では、『地獄少女』の主人公・閻魔あいが「おばあちゃん」と呼ぶ、謎のキャラクターの情報を紹介していきます。『地獄少女のおばあちゃんの顔を考察！あいの祖母の正体は？』の項目では、閻魔あいのおばあちゃんの素顔や正体を考察を交えて紹介しています。閻魔あいのおばあちゃんが何者なのか知りたい人は、そちらの項目をチェックしてみてください。

また、地獄少女アニメ1期のメインキャラクターである柴田一が、閻魔あいのおばあちゃんにされた"お願い"についても考察しています。地獄少女の作中では、柴田一が閻魔あいのおばあちゃんにどのようなお願いをされたのかは明かされていませんでした。柴田一が閻魔あいのおばあちゃんにされたお願いの内容が気になっている人は、『地獄少女のおばあちゃんの柴田一への「お願い」を考察』の項目にも目を通してみてください。

まずは、下記の項目で閻魔あいのおばあちゃんが登場している、地獄少女の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。地獄少女がどのような作品なのか情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

地獄少女は、2005年10月4日から放送が開始された、オリジナルテレビアニメです。恨みを持つ人間の願いを叶え、恨みを受けた人間を地獄に連れて行く少女・閻魔あいのミステリーホラー作品で、2023年7月時点では第4期まで制作されています。人気作となった地獄少女のアニメ1期は2005年10月4日から2006年4月4日まで放送され、全26話となっています。

その後、アニメ2期となる『地獄少女 二籠』は2006年、『地獄少女 三鼎』は2008年、『地獄少女 宵伽』は2017年に放送されました。地獄少女の原案を担当したのは、1998年版『魔術士オーフェン』や『逮捕しちゃうぞ』の監督を務めたわたなべひろしさんです。わたなべひろしさんは原案以外にも、地獄少女 三鼎の監督も務められています。

地獄少女は、時代劇『必殺シリーズ』の影響を受けており、作品の名言である「貴女の怨み、晴らします」というナレーションや、依頼を受けた際に蝋燭に火が灯る演出に設定が反映されています。原作であるテレビアニメ以外にも、コミカライズ版やテレビドラマも制作されています。閻魔あいのおばあちゃんの正体など、謎に包まれた部分が多いため、続編の制作が期待されている作品となっています。

「地獄通信」というサイトに怨みを書くと、地獄少女がその相手を地獄に流してくれるという噂がありました。その都市伝説を聞いた人々は、面白半分に噂通り午前0時にサイトにアクセスし、怨みを持つ相手の名前を書き込みます。しかし、その話は空想上のものではなく、実際に起こるものでした。サイトに書き込みをした者の前に現れた人ならざる少女・閻魔あいは、「怨みを晴らしたいなら、糸を解け」と藁人形を渡していきます。

地獄少女の主人公・閻魔あいは、地獄通信の仕事をしていない時は、夕暮れの里にある藁葺き屋根の家にいます。そこには、閻魔あいが「おばあちゃん」と呼ぶ正体不明の老婆もいます。このおばあちゃんは、常に障子の裏におり、地獄少女の物語の中ではシルエットしか登場していません。

そのため、地獄少女を見ている人からは顔が分からず、人間なのかそれとも妖怪なのかも不明となっています。こちらの項目では、そのような謎に包まれた閻魔あいのおばあちゃんの素顔や正体を、物語の演出から考察していきます。閻魔あいのおばあちゃんの正体や、彼女がどのような顔をしているのか気になっている人は、参考にしてみてください。

地獄少女の作中では、閻魔あいのおばあちゃんの素顔は登場していません。しかし、おばあちゃんの顔は、人間の顔からはかけ離れたものであると予想されます。なぜ、おばあちゃんの顔が人間ではないのかというと、地獄少女の作中で唯一おばあちゃんの顔を目にした人間・飯合蛍が叫んでいたからです。飯合蛍は、子供の姿をした閻魔あいたちの仲間・きくりによって、夕暮れの里に招かれました。

その際に、閻魔あいの家に入り、障子を開けておばあちゃんの姿を目にしました。その時、飯合蛍は恐ろしい化け物でも見たように叫び、一目散に逃げ出しました。この飯合蛍の反応によって、おばあちゃんは人間の姿をしていないことがわかります。地獄少女を見た人からは、おばあちゃんの正体について「蜘蛛の妖怪なのではないか？」と予想されています。

そのため、おばあちゃんの顔は、蜘蛛のように目が8つであったり、首から上が蜘蛛である可能性が考えられます。もしくは、障子に映った姿は着物を着た老婆のように見えるものの、何匹もの蜘蛛が集まって老婆のようなシルエットになっている可能性もあるのではないでしょうか？

閻魔あいのおばあちゃんは、常に障子の裏にいるため、正体がどのようなものなのか一切不明となっています。しかし、地獄少女を見た人からは「おばあちゃんの正体は蜘蛛なのではないか？」と予想されています。なぜおばあちゃんの正体が蜘蛛だと考えられているのかというと、その理由はおばあちゃんの登場シーンが関係しています。おばあちゃんは、閻魔あいの仲間たちにも姿を見せません。

そのため、幼い女の子の姿をした好奇心旺盛なきくりは、おばあちゃんに興味が湧きました。きくりは、おばあちゃんがいつもいる部屋にこっそり忍びこみます。その時、部屋の隅にいた蜘蛛がその様子を静かに見守っていました。

そのような描写があったため、地獄少女を見た人からは「おばあちゃんは蜘蛛と関係のある妖怪なのではないか？」と予想されているようです。また、おばあちゃんがいつも糸車を引いているのも「蜘蛛の糸が関係しているのではないか？」と考えられています。

おばあちゃんは、普段は閻魔あいとしか会話をしません。しかし、地獄少女の作中で、おばあちゃんは1度だけ閻魔あい以外の人物に話しかけたことがあります。その人物とは、地獄少女のアニメ1期の重要キャラクターである柴田一です。柴田一は、閻魔あいのサポートをする3人の妖怪・三藁に、夕暮れの里に連れてこられます。

自力では元の場所に戻ることができなくなってしまった柴田一は、その時、おばあちゃんに話しかけられます。おばあちゃんは柴田一に「ここから出す代わりに、やってほしいことがある」とお願いをします。その後、柴田一はその条件を呑み、無事に元の世界へと戻ることができました。このシーンは、地獄少女のアニメ1期26話「かりぬい」で見ることができます。

おばあちゃんは、柴田一に「元の場所に戻す代わりに、やってほしいことがある」とお願いしました。しかし、その内容は作中で明らかにされていません。このお願いの内容は、物語の流れから考えると、閻魔あいに関するものだと予想されます。

閻魔あいが人間だった時、彼女を生き埋めにした閻魔あいの従兄の子孫である柴田一だからこそできるお願いだったのではないでしょうか？閻魔あいは柴田一と彼の娘にあったことで、"怨み"という感情を取り戻しました。その気持ちによって、感情が暴走しそうになっていた閻魔あいを鎮めてほしいという内容だったのではないかと考えられます。

閻魔あいのおばあちゃんは、視聴者のみならず、閻魔あい仲間たちにとっても謎の多い人物として扱われています。アニメ4期までの物語でも、閻魔あいとどこで出会ったのかといった詳細に触れられていないため、おばあちゃんがどのような人物なのか気になっている視聴者が多いようです。

こちらの方のツイートでは、閻魔あいとおばあちゃんの会話についてコメントされています。閻魔あいとおばあちゃんの会話は、一言二言程度の短いものが多く、その内容も定番化したものがほとんどです。しかし、稀に普段とは違う会話をすることもあり、視聴者からは「そのような2人の会話が新鮮」という感想があげられることもあるようです。

おばあちゃんの登場シーンはあまり多くありませんが、「長襦袢を置いておくよ」というセリフが名言として視聴者に浸透しています。このセリフは、閻魔あいが依頼人に会いに行くときの身支度シーンで登場するもので、日常パートと依頼の執行パートを切り替える重要なものとなっています。

以上、地獄少女に登場する閻魔あいのおばあちゃんについて紹介してきました。おばあちゃんは、常に障子裏にいるため顔が登場したことがありません。しかし、人間の飯合蛍がおばあちゃんの顔を見た際に、叫んで逃げだしたため、人間の姿ではないことが予想されます。また、正体も不明となっていますが、きくりが障子を除いた際に部屋の隅にいた蜘蛛が映し出されていたことから、蜘蛛の妖怪ではないかと予想されます。