【地獄少女】主要キャラクター一覧！登場人物とアニメ声優をまとめて紹介

キャラクターの名前とプロフィールを見る前に、まずは「地獄少女」の基本情報を紹介していきます。地獄少女は2005年に放送がスタートしたアニメで、2017年にアニメ4期が放送されています。2003年頃から企画が存在していましたが、過激な内容とオリジナルアニメの企画が通りにくいことで停滞しており、漫画化の決定が後押しになってアニメも決定したと言われています。

地獄少女はオリジナルアニメで、2005年から2013年まで漫画が連載されていました。作画のエトオミユキは広島県出身の漫画家で、1998年から活動を行っています。「なかよし新人まんが賞」で賞を受賞してデビューしており、これまでに「塩対応の塩田くん」「ソフィー・ローズと荊棘の人形師」などの作品を発表しています。

地獄少女では、地獄通信で依頼を受けた閻魔あいと仲間たちが、人間の怨みを晴らす物語が描かれています。地獄通信は深夜0時ちょうどにアクセスできるウェブサイトで、地獄へ流したい人間の名前を入力して送信する特徴があります。そのため、閻魔あいが罪を背負う人間を地獄に流していますが、地獄通信に依頼した人間も死後に地獄に流されるという側面があります。

ここからは、地獄少女に登場したキャラクターを一覧で紹介していきます。地獄少女では、人間のドロドロとした部分が描かれているため、ストーリーとキャラクターの言動が怖いという意見が挙がっています。キャラクターの名前とプロフィールを一覧でまとめていきます。

閻魔あいは本作の主人公で、長い黒髪と赤い瞳が特徴的な少女です。普段は祖母と2人で人里離れた場所に住んでおり、「いっぺん、死んでみる？」という決め台詞で人間を地獄に流しています。安土桃山時代では普通の人間でしたが、人柱にされたことで強い怨みを抱き、怨霊に変貌して村人を全滅させました。また、成仏する道が残されていましたが、御景ゆずきの罰を引き受けたことで永遠の地獄少女になっています。

一目連は閻魔あいの仲間の1人で、名前の読み方は「いちもくれん」です。人間態では左目が隠れた黒髪の青年の姿で、ペンダントのキスで変身する特徴があります。妖怪になる前は「刀の九十九神」でしたが、戦場に廃棄された時に閻魔あいと出会いました。ナルシストで軽薄な性格をしており、仲間内では情報収集の役割を担っています。

骨女は閻魔あいの仲間の1人で、名前の読み方は「ほねおんな」です。人間態ではグラマラスな女性の姿ですが、正体は骸骨のため、体の一部を白骨化させる能力を持っています。妖怪になる前は「つゆ」という少女でしたが、奉公をしていた商屋に騙されて遊郭に売られ、客に殺害されて妖怪に変貌しました。閻魔あいに対して強い忠誠心を抱いており、女性の依頼人に感情移入する姿が描かれています。

輪入道は閻魔あいの仲間の1人で、名前の読み方は「わにゅうどう」です。最初に閻魔あいの仲間になった妖怪で、人間態では禿げ頭の男性の姿をしています。数百年前は姫を追手から逃がすために用意された馬車の車輪でしたが、姫を守れなかったことで妖怪に変貌しました。怪力を持つため、暴走するトラックを素手で止める姿が描かれています。

閻魔あいは祖母と暮らしていますが、祖母の容姿は作中で描かれていません。障子の向こう側で糸車を回しており、閻魔あいからは「おばあちゃん」と呼ばれています。ですが、閻魔あいは人柱にされた時に地獄少女に変貌しているため、血縁関係は無いと予想されています。

柴田つぐみはアニメ1期の8話から登場しているキャラクターで、小学校に通っている低学年の少女です。閻魔あいと出会った時から精神がリンクしており、閻魔あいの発言を代弁する様子が描かれていました。アニメ3期では成人しており、中学校の学校医をしています。また、閻魔あいの幼馴染の仙太郎の血縁者であることが判明しました。

柴田一は柴田つぐみの父親で、名前の読み方は「しばたはじめ」です。物語が始まる前は政治記者でしたが、退職後にフリーランスの事件記者になりました。地獄通信を知って閻魔あいを追いかけるようになりましたが、あと一歩の所で失敗することがパターン化しています。また、仙太郎の子孫のため、娘と共に地獄に流されそうになりましたが、寸前の所で助けられました。

御景ゆずきはアニメ3期のヒロインで、名前の読み方は「みかげゆずき」です。中学校に通っている中学3年生で、当初は大人しい性格をしていましたが、終盤には攻撃的な性格に変化しています。閻魔あいの次の地獄少女になりましたが、掟を破って私怨で地獄流しを実行しました。そのため、永遠に地獄を彷徨う罰を受けましたが、閻魔あいが復帰したことで解放されています。

寒河江ミチルはアニメ4期のメインキャラクターで、名前の読み方は「さがえみちる」です。生前は大正時代に生まれた少女でしたが、事故で長屋の人間を殺して家族と共に村八分を受けました。また、強い怨みを抱いて命を落としたため、3人目の地獄少女に変貌しています。

きくりはアニメ2期から登場しているキャラクターです。青い目と頭の椿の花が特徴的な幼女で、白い布を操る能力を持っています。悪戯好きな性格をしており、閻魔あいのことを気に入っています。

山童は閻魔あいの仲間の1人で、名前の読み方は「やまわろ」です。正体は山で生まれた妖精で、きくりを「姫」と呼び慕っています。芦屋富士子という女性に拾われて息子になりましたが、芦屋富士子の夫から人体実験を受けていたため、逃げ出した時に閻魔あいの仲間になりました。

登場人物の名前とプロフィールを見た後は、地獄少女に出演している声優を一覧で紹介していきます。地獄少女はアニメ4期が制作された人気作品のため、有名声優が登場人物の声を演じました。声優の名前とプロフィール、出演作品を一覧でまとめていきます。

地獄少女のアニメで閻魔あいを演じたのは、声優の能登麻美子です。能登麻美子は石川県出身で、2000年から声優活動を行っています。所属事務所は「大沢事務所」で、これまでに「スクールランブル」「花咲くいろは」「史上最強の弟子ケンイチ」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで一目連を演じたのは、声優の松風雅也です。松風雅也は福島県出身で、1999年から声優活動を行っています。所属事務所は「青二プロダクション」で、これまでに「ウィッチブレイド」「ヨルムンガンド」「モーレツ宇宙海賊」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで骨女を演じたのは、声優の本田貴子です。本田貴子は東京都出身で、1990年代から声優活動を行っています。所属事務所は「大沢事務所」で、これまでに「ましろのおと」「トリニティ・ブラッド」「僕のヒーローアカデミア」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで輪入道を演じたのは、声優の菅生隆之です。菅生隆之は千葉県出身で、1982年から声優活動を行っています。所属事務所は「フクダ&Co.」で、これまでに「灼眼のシャナ」「宇宙戦艦ヤマト2199」「東京喰種トーキョーグール」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメであいの祖母を演じたのは、声優の松島栄利子です。松島栄利子は北海道出身で、1980年代から声優活動を行っています。これまでに「ルビー・グルーム」「ひぐらしのなく頃に」「純情ロマンチカ」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで柴田つぐみを演じたのは、声優の水樹奈々です。水樹奈々は愛媛県出身で、1998年から声優活動を行っています。所属事務所は「StarCrew」で、これまでに「魔法少女リリカルなのは」「ロザリオとバンパイア」「この美術部には問題がある！」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで柴田一を演じたのは、声優のうえだゆうじです。うえだゆうじは福岡県出身で、1992年から声優活動を行っています。所属事務所は「ポマランチ」で、これまでに「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」「天使な小生意気」「宇宙のステルヴィア」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメできくりを演じたのは、声優のさかいかなです。さかいかなは福岡県出身で、2006年から声優活動を行っています。2019年からフリーで活動を行っており、これまでに「マジカノ」「波打際のむろみさん」「風のスティグマ」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで山童を演じたのは、声優の椎名へきるです。椎名へきるは東京都出身で、1993年から声優活動を行っています。所属事務所は「ボイスキット」で、これまでに「魔術士オーフェン」「はたらく細胞BLACK」「スター☆トゥインクルプリキュア」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで御景ゆずきを演じたのは、声優の佐藤聡美です。佐藤聡美は宮城県出身で、2007年から声優活動を行っています。所属事務所は「青二プロダクション」で、これまでに「けいおん！」「迷い猫オーバーラン！」「魔法科高校の劣等生」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

地獄少女のアニメで寒河江ミチルを演じたのは、声優の和多田美咲です。和多田美咲は静岡県出身で、2010年代から声優活動を行っています。所属事務所は「青二プロダクション」で、これまでに「バトルスピリッツ ダブルドライブ」「新サクラ大戦」「組長娘と世話係」などのアニメでも登場人物の声を演じています。

登場人物の名前とプロフィールを見た後は、地獄少女が面白いと言われている理由を解説していきます。地獄少女では、人間の汚い部分と恐ろしいストーリーが描かれていますが、視聴者からは面白いという意見が挙がっています。

地獄少女は2005年から2013年まで「なかよし」で連載されていました。なかよしは明るいイメージの作品が多いため、ホラーとサスペンス要素が強い地獄少女は異色の作品でした。そのため、印象に残っている読者が多いと言われています。

地獄少女にはクズキャラクターが登場しており、閻魔あいがクズキャラクターを地獄に流しています。また、「人を呪わば穴二つ」というテーマがあるため、依頼者も死後には地獄に流されることが確定しています。そのため、単純な勧善懲悪では表せないストーリーが深いという意見が挙がっています。

面白い魅力や声優のプロフィールを見た後は、地獄少女に関する感想を一覧でまとめていきます。地獄少女はファンが多い作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した登場人物に関する感想をまとめていきます。

閻魔あいは日本人形のような容姿を持つ美少女キャラクターのため、「閻魔あいが可愛い」という感想が挙がっています。また、能登麻美子は独特なウィスパーボイスを持つ声優のため、「能登麻美子が演じたことで、閻魔あいが魅力的なキャラクターになった」という感想も挙がっています。

閻魔あいは人柱にされ、幼馴染に裏切られて命を落としているため、「閻魔あいの過去が悲しい」という感想が挙がっています。また、自らで永遠の地獄少女になることを選んだため、「救いのないストーリーが泣ける」という感想も挙がっています。

地獄少女では、罪を背負う人間が地獄に流れているため、「クズだらけで笑える」という感想が挙がっています。また、閻魔あいは善人でも容赦なく地獄に流すため、「閻魔あいの冷酷な姿が怖い」という感想も挙がっています。

本記事では、地獄少女に登場したキャラクターを一覧で紹介していきました。地獄少女はホラーとサスペンス要素が強い作品ですが、リアルな人間の醜さが描かれているため、ストーリーに深みがあるという意見が挙がっています。地獄少女を見たことがない方も、本記事を参考にしながら見てみて下さい。