【天国大魔境】ロビン（稲崎露敏）の正体はタカ？死亡の真相やキルコとの関係は？

こちらの記事では、月刊アフタヌーンで連載中のSF漫画『天国大魔境』に登場する、ロビン（稲崎露敏）の情報を紹介していきます。ロビンのプロフィールをはじめとして「ロビンの正体がタカなのではないか？」という疑問や、ロビンの死亡について、またロビンとキルコの関係などを紹介しています。

ロビンについての紹介は、それぞれ『ロビン（稲崎露敏）のプロフィール』『天国大魔境のロビンの正体はタカ？脳移植された別人？』『天国大魔境のロビンの死亡の真相』『天国大魔境のロビンとキルコや桐子の関係』の項目でまとめています。天国大魔境に登場するロビンが、どのような人物なのか気になっている人は参考にしてみてください。

他にも、天国大魔境のアニメでロビンの声を演じた中井和哉さんのプロフィールや、中井和哉さんが過去に演じたキャラクターについても紹介しています。まずは、下記の項目でロビンが登場する漫画作品・天国大魔境の作品概要と物語のあらすじを紹介しています。天国大魔境の作品情報をおさらいしたい人は、そちらの項目から目を通してみてください。

ロビン（稲崎露敏）が登場するのは、月刊アフタヌーンで連載中のSF漫画・天国大魔境です。天国大魔境は、『それでも町は廻っている』や『木曜日のフルット』などの作者である石黒正数さんが2018年から連載している作品です。石黒正数さんは天国大魔境の他にも、それでも町は廻っているがアニメ化されています。天国大魔境は、木曜日のフルットとヤンキー嬢ちゃんの不確かな真実と同時進行で連載されている作品です。

天国大魔境の連載が始まったのは2018年1月25日で、2023年7月時点で第9巻まで刊行されています。天国大魔境の天才が開始された翌年の2019年には、人気の漫画作品を紹介しているムック本『このマンガがすごい！2019』にノミネートされています。そちらの雑誌では、オトコ編第1位に選ばれており、2019年の話題作として注目されました。

また、天国大魔境はその人気からアニメ化もされています。2023年4月1日から同年6月24日まで、TOKYO MXなどの放送局にて放送されました。天国大魔境のアニメ第1期では、ロビン（稲崎露敏）との再会が描かれている原作漫画の第6巻までのストーリーが全12話で展開されました。天国大魔境はアニメも好評だったことから「アニメ2期の制作発表があるのではないか？」と期待する視聴者の姿も見られています。

外の世界とは隔絶された施設に、何人かの子どもたちが暮らしていました。子供たちの1人であるトキオは、抜き打ちテストをしている時に「外の世界に行きたいですか？」という質問が浮かび上がるのを一瞬目にします。トキオは外の世界に興味を持ちますが、施設の園長は外の世界が地獄だと話します。その後、地球を襲った大災害により、子供たちは外の世界を知ることになるのでした。

天国大魔境には多くのキャラクターが登場します。その中でも特に物語の重要人物となるのがロビン（稲崎露敏）です。ロビンは物語のメインキャラクターであるキルコの兄貴分です。キルコ（竹早春希）が孤児院にいた頃、キルコや他の子供たちに身の振り方や戦い方を教えていました。子供たちには過保護ともいえる態度で接しており、その理由は当時のキルコと同い年の妹が死亡したことでした。

そのため、子供たちを守ろうと大人たちに混じって、人食いを退治していました。キルコは、そのようなかっこいい姿を見せるロビンを尊敬していました。しかし、外の世界で再会した時にキルコはロビンに乱暴されたことで、ロビンのことを軽蔑するようになります。天国大魔境の公表設定では、本名が「稲崎露敏」で、2011年11月11日の大型であることが明かされています。

天国大魔境の漫画では、2巻の8話に初登場しています。また、6巻に収録されている32話から34話では、ロビンの本名である「稲崎露敏」がサブタイトルとなっています。天国大魔境のアニメでは、声優の中井和哉さんがロビンの声を務めました。漫画やアニメを見た人からは、学園でのロビンの振る舞いと、外の世界で再会した時の印象に違和感があることから「現在のロビンの正体は別人なのではないか？」という意見があります。

ロビン（稲崎露敏）は、天国大魔境のキーキャラクターですが、その正体は謎に包まれています。作品を見た人からは「正体はタカなのではないか？」という考察や「キルコと同じように脳移植された別人が正体なのでは？」といった声が見られています。そこで、こちらの項目ではロビンの正体が、学園の生徒であるタカ、もしくは脳移植された別人なのかを考察していきます。

天国大魔境を見た人からは「ロビン（稲崎露敏）の正体は、生徒の1人であるタカなのではないか？」と予想する声が上がっています。なぜ「ロビンの正体がタカなのではないか？」と言われているのかというと、その理由はロビンとタカの容姿や能力が似ているからです。ロビンは作中で、整った容姿の持ち主であることが描写されています。タカも同様にかっこいい見た目をしており、黒髪という特徴も一致しています。

そのような見た目の類似点から、タカが成長した姿がロビン（稲崎露敏）なのではないかと予想する人もいるようです。また、能力面においても似ている設定があります。タカは、普通の人間であれば怪我を免れないような高いところから落ちても、怪我をしない丈夫な体を持っています。また身体能力も高く、体を動かすことが得意です。

ロビンも、大人に混じって人食いを退治するほどの身体能力を持っており、そのような特徴も「似ている」と言われる理由となっています。しかし「ロビンの正体がタカなのではないか？」というこの説は、可能性が低いでしょう。天国大魔境の物語では、大災害が大きな出来事となっています。

その大災害の時に、タカは自分の妻であるアンズを庇う姿を見せています。一方で、ロビンはその後死亡することになる妹を引き連れて街を歩いています。そのため、大災害の時に2人は同じ時間軸に存在しているため、ロビンとタカは別人である可能性が高いと予想されます。

ロビン（稲崎露敏）の正体がタカだという考察もありますが、それよりも有力視されているのが脳移植説です。天国大魔境の作中では、主人公のキルコや学園長のように、脳移植されたキャラクターが何人もいます。「ロビンもそのうちの1人なのではないか？」と予想する人も多いようです。

なぜロビンの正体が脳移植された別人だと予想されているのかというと、学園にいた頃のロビンと、キルコが再開した時のロビンの雰囲気が違っていたことが大きな理由となっているようです。学園にいた時のロビンは、子供たちを過保護ともいえるほどに大切にしていました。しかし、キルコが再会したロビンは、キルコに乱暴を働く外道となっていました。

そのような様子から、本当のロビンはすでに死亡しており、別の人物の脳が死亡したロビンの体に移植されたのではないかと推測されています。ロビンが死亡しており、死亡したロビンの体に何者かの脳が移植されていると仮定した場合、現在のロビンの正体は誰なのでしょうか？作品の読者や視聴者の考察では、その人物は竹早春希の脳を桐子のを体に移植させた医者なのではないかと予想されています。

天国大魔境の漫画4巻では、少なくとも2年前にはロビンに外科の知識があったことが判明しています。しかし、ロビンがキルコ（竹早春希）たちと施設で生活していた5年前には、そのような知識を学んでいる様子などはありません。その3年の間に何かしらのきっかけがあり、医療の道を目指した可能性は否定できません。

しかし、キルコの手術をした医者がその後登場していないことや、以前のロビンの印象からはほど遠いヒルコと人間の人体実験を行っていたことから、現在のロビンの体には別人の脳が入っていると考える方が自然ではないでしょうか？

ロビン（稲崎露敏）は、重要人物でありながら謎に包まれた部分も多いキャラクターです。しかし、大災害の時にキルコ（竹早春希）と同じ年齢の妹が死亡していることが判明しています。そのため、施設にいた当時、子供たちに対して過保護になっている一面がありました。

キルコが再会した時、ロビン（稲崎露敏）は宇佐美の行っていた人体実験に関与していました。施設にいた時は、子供たちを守るかっこいい兄貴分だったロビンが、なぜそのような行為を行ったのでしょうか？その目的は、単行本9巻時点では明かされていません。

上記の『考察②ロビンの正体は脳移植された別人？』の項目で紹介したように、ロビンがすでに死亡しており、別人の脳が移植されている場合には、人間と怪物の融合実験を成功させることを目的としている可能性が高いでしょう。もしロビンが死亡しておらず昔と同じ人物であった場合にも、人体実験に関与していることから、何者かのために死亡しない不死の体を作り出すことを目的としている可能性が考えられます。

キルコの大切な人として回想シーンなどで登場したロビンは、物語が進むと生きていることが判明します。こちらの項目では、ロビンが生きていることが明かされたシーンや、ロビンが浅草の施設からいなくなったその後、どのような行動をとっていたのかを紹介します。

キルコの知り合いであるロビンが生きていることが判明したのは、天国大魔境の漫画5巻です。5巻に収録されている31話で、キルコとマルがある人物にロビンの写真を見せたことで、現在も死亡せずに生きていたことが分かります。

ロビンは、高原学園茨城施設の跡地に建てられた大濾過装置で働いていたのでした。キルコとマルは、その話を聞いてロビンに会おうと進んでいきます。そこで、キルコはロビンと再会することができたのでした。しかし、ロビンはキルコを見るなり驚いた顔を見せます。

生きているか死んでいるかわからない旧友に再会できた喜びから見せた表情とも受け取れますが、作品を見た人のなかには、ロビンのその態度に違和感を覚えた人も少なくなかったようです。再会シーンを見た人からは「ロビンが自分で桐子を死亡させたから、生きていたことに驚いたのではないか？」と考察する声があがっています。

ロビンは、高原学園茨城施設の跡地の大濾過装置でキルコと再会しました。その前には不滅教団で宇佐美の助手をしていた過去を持っています。浅草の船山孤児院を後にしたロビンは、不滅教団で活動した後、現在の高原学園茨城施設跡地にやってきました。高原学園茨城施設跡地で、ロビンは遺伝子組み換えが施された穀物を育てます。それを見ていた人々が1人また1人とやってきたことで、現在の高原学園茨城施設跡地ができたのです。

そこで活動をしていたところに、キルコがやってきました。2人は再会を喜びますが、ロビンはキルコに対して非道な行いを見せます。ロビンはいたわる素振りでキルコに風呂に入るように勧めますが、その後、キルコの体の自由を奪い暴行したのでした。それまで、ロビンに対して憧れの感情を持っていたキルコですが、このような行動を見せた彼に、軽蔑の感情を持つようになったのでした。

天国大魔境の漫画5巻では、キルコがロビンと再会することができました。キルコの話から、ロビン（稲崎露敏）のことを強くかっこいい人物と予想していた人も多かったのではないでしょうか？しかし、キルコとマルが実際に出会ったロビンは、かっこいい兄貴分とはほど遠い人物でした。

こちらの項目では、ロビンとキルコの再会シーンと、竹早春希が脳を移植される前の体の持ち主・桐子とロビンの関係について紹介します。ロビンが、天国大魔境の物語でどのような行動を見せたのか知りたい人は、こちらの項目をチェックしてみてください。

キルコは、大切な兄貴分であるロビン（稲崎露敏）を探して旅をしていました。その目的は、高原学園茨城施設の跡地で果たされることになります。街にいた人から、ロビンが高原学園茨城施設の跡地の大濾過装置にいることを聞いたキルコは、マルとともに大濾過装置に向かいます。そこには確かに、キルコが探し求めていたロビンの姿がありました。ロビンは、キルコの顔を見ると驚いたような表情を見せます。

再会を喜ぶ2人でしたが、それはすぐに終わりを迎えます。ロビンはキルコに風呂に入るように促します。この行動を見て、長旅の疲れをいたわっているのかと思った人も多いのではないでしょうか？しかし、ロビンはキルコをいたわるどころか、彼女に襲いかかったのでした。体は桐子のものでも、キルコの意識はロビンの弟分である竹早春希です。

キルコ（竹早春希）は、今まで頼りになるかっこいい兄貴分だと思っていたロビンから、そのような暴行を受け大きなショックを受けます。ロビンに話したいこともたくさんあったキルコですが、ロビンのこの行動によって、その時間は失われてしまったのでした。そしてロビンは、再びキルコの前から姿を消します。

再会直後にキルコに乱暴を働いたことによって、ロビンは天外魔境の作品を見た人から大きな批判を受けることになりました。なぜロビンは、キルコにそのような行動をとったのでしょうか？作品を見た人からは「ロビンと桐子が恋人関係だったのではないか？」という考察があがっています。なぜロビンと桐子が恋人関係だったと予想されているのかというと、キルコ（竹早春希）が見た桐子の記憶にその理由があります。

キルコは、桐子が竹早春希を見ながら「春希は寝つきがいいから」と言っている記憶を思い出します。それは、生前の桐子の記憶でした。このシーンから、桐子は竹早春希が寝付いた後にロビンと逢瀬を重ねていた可能性が浮上しました。もしそうであれば、ロビンと桐子はもともと体の関係があった可能性があります。

ロビンは昔のように愛し合うことで、キルコの中に残っている桐子の記憶を引き出し、キルコを桐子にをしようとしたのではないでしょうか？また、ロビンもキルコと同様に脳移植をされていて、体の記憶が呼び起こされたために起こった悲劇というパターンも考えられます。意識はすでに別の人物のものでありながら、恋人であった桐子の姿を見て「桐子に触れたい」と本能的に感じてしまった可能性もあるかもしれません。

天国大魔境のアニメで、ロビン（稲崎露敏）の声を演じた声優は中井和哉さんです。中井和哉さんは青二プロダクションに所属している声優で、『ONE PIECE』のロロノア・ゾロ、『銀魂』の土方十四郎、『xxxHOLiC』の百目鬼静などの役でも活躍されています。第5回声優アワードでは助演男優賞を受賞されています。

• ロビン（天国大魔境）
• ロロノア・ゾロ（ONE PIECE）
• 土方十四郎（銀魂）
• 百目鬼静、百目鬼遙（xxxHOLiC）
• ラプラス（転生したらスライムだった件）
• 秋樽桜備（炎炎ノ消防隊）
• 大筒木ウラシキ（BORUTO）
• 伊達政宗（へうげもの）
• ジギー・ペッパー（テガミバチ）
• ザップ・レンフロ（血界戦線）

キルコの探している人物ということもあり、ロビンがどのような人物なのか気になっていた人も多いことでしょう。しかし、ロビンが登場した際には「最低」「クズ」という評価をつける人も少なくありませんでした。天国大魔境を見た人からは「なぜロビンはキリコに非道な行いをしたの？」「何かの伏線？」という疑問が浮上しています。

アニメ好きの中には「見た後にどんよりとした気持ちになる鬱アニメが好き」という人もいます。そのような人は、天国大魔境を楽しみながら見られるかもしれません。こちらの方も「ロビンのシーンによって新しい楽しみ方を見つけた」とコメントされています。

こちらの方は「キルコがロビンに暴行されるシーンは、今後の伏線なのではないか？」と予想されています。天国大魔境は様々な時間軸が入り混じっているため、登場キャラクターが他のシーンに登場していたキャラクターの子供という展開が見られています。キルコが、ロビンとの子供を出産するというストーリー展開もあるかもしれません。

以上、天国大魔境に登場するキーキャラクター・ロビン（稲崎露敏）について紹介してきました。ロビンは、天国大魔境のメインキャラクターであるキルコの兄貴分で、キルコが憧れていた人物です。しかし、物語の中で再会した際には、キルコに乱暴を働くという非道な行いを見せました。そのような暴挙によって、天国大魔境の漫画読者やアニメ視聴者から非難を受けています。

物語の序盤では、死亡しているか生きているのかわからない状況にありましたが、天国大魔境の漫画5巻で生きてキルコと再開しています。しかし、作品を見た人からは「脳を移植した別の人物が正体なのではないか？」「本当のロビンは死亡しているのではないか？」という考察もあがっています。

また「ロビンの正体はタカなのでは？」という予想も見られていますが、大災害の時にロビンとタカがそれぞれ別の場所にいるため、ロビンとタカは別人であることが分かっています。天国大魔境は、原作漫画のほかにアニメも公開されているので、気になっている人はこの機会に手に取ってみてはいかがでしょうか？