【るろうに剣心】志々雄真実の必殺技一覧！強さや愛刀・無限刃についても解説

本記事では、るろうに剣心に登場した志々雄真実の必殺技を一覧で紹介していきます。志々雄真実は緋村剣心の敵ですが、読者からかっこいいという意見が挙がっています。志々雄真実の強さや、愛刀の無限刃の情報もまとめていきます。

志々雄真実の必殺技や無限刃について知る前に、まずは「るろうに剣心」の基本情報を紹介していきます。るろうに剣心は1994年から1999年まで連載されていた漫画で、累計発行部数は7200万部を突破しています。2023年の7月からはリメイクアニメが放送されており、アニメでは「うちの師匠はしっぽがない」「ストライク・ザ・ブラッド」などの作品に携わっている「山本秀世」が監督を務めています。

るろうに剣心の主人公は緋村剣心です。緋村剣心は穏やかな性格の流浪人ですが、幕末では「人斬り抜刀斎」と呼ばれ恐れられていました。また、人を殺すだけの人生に疑問を抱き、雪代巴と幸せな生活を送っていましたが、雪代巴が命を落としたことで「不殺」を心に誓いました。志々雄真実は緋村剣心から人斬りを受け継いだ人物のため、緋村剣心は過去と決着を着けるために志々雄真実の凶行を止めることを決意しています。

るろうに剣心の志々雄真実は、明治政府打倒を目論む志々雄一派のボスです。「弱肉強食」を信念にしており、自身を「極悪人」と語っていますが、日本を強国に変えることは正義と考えています。緋村剣心は幕末で最強の人斬りと恐れられていましたが、途中で遊撃剣士に転身したため、志々雄真実が人斬りを受け継ぎました。

駒形由美は志々雄真実の部下で、「夜伽」の二つ名を持つ女性です。勝ち気で姉御肌な性格をしており、普段は志々雄真実の身の回りの世話をしています。元々は大悪党が美女をはべらせるためのサブキャラクターでしたが、途中で側近の設定に変わったと言われています。名前の由来は女優の由美かおるです。

駒形由美は商屋の娘でしたが、強盗に家族を皆殺しにされ、身寄りがなくなったことで𠮷原に売られました。𠮷原で志々雄真実と出会い、「自分の命を好きな時に奪っていい」と詰め寄り、度胸を気に入られたことで志々雄真実の部下になっています。最終決戦では、志々雄真実が駒形由美の背から刀を刺し、貫通した刀が緋村剣心の腹に刺さりました。

るろうに剣心の志々雄真実のモデルは、新選組筆頭局長の芹沢鴨です。芹沢鴨は北茨城市中郷町松井に生まれた人物で、近藤勇たちと共に新選組を立ち上げましたが、素行が悪かったことで暗殺されています。志々雄真実の包帯姿のモデルは「犬神家の一族の青沼静馬」で、登場前は人面のラバーマスクの案もあったようです。

るろうに剣心の十本刀は、志々雄一派の幹部で構成された武装集団です。全員が刀を使用している訳ではありませんが、才槌以外のメンバーは何らかの刃物を携帯しています。志々雄真実は京都編の前に、各地で「化け物狩り」を行っており、強さを見込んだ人物をスカウトして十本刀が作られました。瀬田宗次郎と魚沼宇水、悠久山安慈が三強と呼ばれており、最初のメンバーの瀬田宗次郎が最強と予想されています。

ここからは、るろうに剣心に登場した志々雄真実の必殺技を一覧で紹介していきます。志々雄真実は凶悪な思想を持つ敵キャラクターですが、必殺技や生き様がかっこいいという意見が挙がっています。必殺技の特徴と強さを一覧でまとめていきます。

るろうに剣心の志々雄真実は、「壱の秘剣・焔霊」という必殺技を使用しています。焔霊は「無限刃を摩擦熱で着火し、斬撃と同時に火の痛みを与える」という技です。無限刃には「志々雄真実がこれまでに殺してきた人間の脂」が染み込んでいるため、自動的に火が付く特性があります。当初は斬られた箇所に火が付いていましたが、途中で無限刃が発火するようになりました。

志々雄真実は抜刀術と併せて焔霊を使用しており、方治が「抜刀の刃どころか動きそのものが見えない」と発言しています。また、火が発生する派手な技ですが、緋村剣心は「斬撃の鋭さに比べ、傷自体は深くない」と発言していました。志々雄真実は片手で人間を切断できる腕力を持つため、焔霊は目くらましとして使用されています。

るろうに剣心の志々雄真実は、「弐の秘剣・紅蓮腕」という必殺技を使用しています。紅蓮腕は「相手を掴んだ状態で、手甲に仕込んだ火薬に火を付けて爆発を起こす」という技です。緋村剣心を行動不能に追い込んでいますが、志々雄真実の手がダメージを受けない火薬の量のため、派手な見た目ほどの威力はないと言われています。るろうに剣心の実写映画では、相手に爆薬を押し込んで爆発させていました。

作者は好きなゲームに「サムライスピリッツ」を挙げており、「るろうに剣心にも影響を与えた」とコメントしています。紅蓮腕はサムライスピリッツの「風間火月」が使用する「大爆殺」と瓜二つの技のため、単行本でSNKに対する謝罪文が掲載されていました。

るろうに剣心の志々雄真実は、「終の秘剣・火産霊神」という技を使用しています。火産霊神は「無限刃の刀身全体を鞘に擦り付け、巨大な竜巻状の炎で相手を攻撃する」という技です。志々雄真実の奥の手で、十本刀のメンバーも技の詳細を知りませんでした。また、緋村剣心との最終決戦で使用していますが、途中で体の限界が訪れたため、不発に終わった後に死亡しています。

「炎を統べる -るろうに剣心・裏幕-」は、志々雄真実を主人公にした小説です。小説では由美の前で火産霊神を使用しており、作者が「原作漫画で不発だったから、ファンサービスのつもりで書いた」とコメントしています。また、「剣心再筆」では、「黒革を全て引き千切って使用する」という設定に変更されていました。

かっこいい必殺技を知った後は、るろうに剣心で描かれた志々雄真実の強さを解説していきます。るろうに剣心の最後の敵は雪代縁ですが、読者からは「志々雄真実が最強の敵キャラクター」という意見が挙がっています。志々雄真実の愛刀の無限刃に関する情報もまとめていきます。

志々雄真実は中盤の敵キャラクターですが、読者から「敵キャラクターの中で最強」と言われています。緋村剣心は超人的な身体能力を持っていますが、志々雄真実は緋村剣心を終始圧倒しており、龍翔閃を片手で弾いていました。また、十本刀の魚沼宇水は三強に含まれており、志々雄真実を殺す目的を抱いていましたが、「戦う前に自分の負けを悟った」と発言しています。

天翔龍閃は神速の抜刀術で、常人では目視できない速度を誇っていますが、志々雄真実は一撃目を防いでいます。結果的には二撃目で大ダメージを負っていますが、志々雄真実はそれでも立ち上がろうとしていたため、人間離れした頑丈さを持っていることが分かります。そのため、緋村剣心との再戦が実現した場合には、志々雄真実が勝つ可能性が高いです。

志々雄真実は重度の火傷を負っており、方治が「体温が高温になるほどに強くなる」と発言しています。そのため、志々雄真実は体温の上昇と共に、腕力や速度を上げていたと予想されています。また、痛みでショック死するほどの火傷に耐えているため、志々雄真実は精神力も人間を超越していることが分かります。

志々雄真実は最強クラスの強さを誇る敵キャラクターですが、緋村剣心の師匠の比古清十郎よりは弱いと予想されています。作者は「比古清十郎は緋村剣心よりも強い。ジョーカー的な存在」とコメントしているため、志々雄真実と戦えば勝つ可能性が高いです。また、ラスボスの雪代縁よりも志々雄真実の方が強いという意見が多く挙がっています。

るろうに剣心の志々雄真実は、「無限刃」という刀を使用しています。無限刃は新井赤空が作った「最終型殺人奇剣」で、緋村剣心の逆刃刀・真打の兄弟刀と言うべきものです。刀は「連続使用で刃こぼれを起こし、切れ味が鈍る」という特徴がありますが、無限刃はノコギリ刃のような形状になっているため、切れ味が鈍らないという長所があります。

志々雄真実は緋村剣心から人斬りを受け継いでいます。人斬り時代から無限刃を使用しており、刃に大勢の人間の脂が染み込んだため、脂と摩擦で発火させる技術を開発しました。当初は志々雄真実と共に燃え尽きたと思われていましたが、アジトが崩壊する中で明日郎が無限刃を掴み取っており、後に明日郎の愛刀として使用されています。

るろうに剣心の新井赤空は、幕末の京都で活動していた刀匠です。「斬れること」よりも「殺せること」に重きを置いた「殺人奇剣」を作っていたため、同業者からは異端児扱いを受けていました。ですが、本人は人殺しの道具を作っていることに苦悩しており、平和な世が訪れることを願いながら刀を打ち続けていました。京都編ですでに亡くなっていたため、息子の新井青空が緋村剣心に逆刃刀・真打を渡しています。

強さや無限刃について知った後は、るろうに剣心の志々雄真実が火傷を負った理由を解説していきます。志々雄真実はある意味では正義を持つキャラクターのため、読者からかっこいいという意見が挙がっています。志々雄真実の目的や、緋村剣心との最終決戦を解説していきます。

志々雄真実は緋村剣心から人斬りを受け継ぎ、過去に幕府要人を暗殺していました。ですが、化物じみた強さを明治政府が恐れ、口封じのための暗殺が決まりました。そのため、志々雄真実は味方から不意打ちを食らい、体に油を撒かれて大火傷を負っています。志々雄真実は火傷を負いながらも生きていましたが、体の発汗機能が失われ、長時間の激しい運動ができなくなりました。

志々雄真実は「真の自由と平等の時代を創るため」という理想を掲げて志々雄一派を創っています。ですが、「弱肉強食」の思想を持つため、本当は「明治を動乱の時代に変え、強者が天下を統べる」という目的を抱いていました。そのため、十本刀という武装集団を作って暗躍していましたが、緋村剣心と仲間たちに凶行を阻まれています。

京都編では、志々雄真実と緋村剣心が戦っています。強者との戦いを強いられた緋村剣心は満身創痍の状態で、志々雄真実との戦いの途中で仮死状態に陥ってしまいます。ですが、駆け付けた仲間が時間を稼ぎ、その間に意識を取り戻しました。志々雄真実は天翔龍閃を受けても立ち上がりましたが、活動限界を超えてしまったため、最後は人体発火を起こして死亡しています。

強さや無限刃について知った後は、るろうに剣心で誕生した志々雄真実の名セリフを一覧で紹介していきます。るろうに剣心は人間ドラマが面白い作品のため、志々雄真実からは様々な名セリフが誕生しました。

志々雄真実が瀬田宗次郎と出会った時に誕生した名言です。瀬田宗次郎は大きな米問屋に生まれましたが、愛人の子として生まれたことで酷い虐待を受けていました。また、政府の追手から逃げていた志々雄真実と出会い、志々雄真実から世の中の真理を教えられたことで、脇差を使って家族を殺しています。その後、剣の才能に目覚め、十本刀最強の男として活躍することになります。

瀬田宗次郎は愛人の子として生まれた境遇を恨んでおり、虐待を減らすために愛想笑い以外の感情を封印しました。ですが、志々雄真実は「生まれは関係ない、お前が弱いのが悪い」と言い、志々雄真実の言葉を受けた瀬田宗次郎は強くなることを決意しています。そのため、志々雄真実を強く慕っていましたが、緋村剣心の天翔龍閃を受けて敗北しました。

志々雄真実は緋村剣心との死闘の末に、人体発火を起こして死亡しました。死後は地獄に堕ちており、地獄で側近の方治と由美と再会したため、地獄の閻魔を倒すと啖呵を切っています。志々雄真実は「男に生まれたからには天下の覇権を狙う」という考えを持つため、死後も信念を貫いていました。

強さや無限刃について知った後は、るろうに剣心の実写映画で志々雄真実を演じたキャストを紹介していきます。るろうに剣心の実写映画は高い評価を受けており、志々雄真実のキャストの演技が上手いという意見が挙がっています。るろうに剣心のアニメで志々雄真実を演じた声優も紹介していきます。

るろうに剣心の実写映画で志々雄真実を演じたのは、俳優の藤原竜也です。藤原竜也は埼玉県出身で、1997年から芸能活動を行っています。蜷川幸雄の舞台のオーディションでグランプリを受賞し、2000年には映画「バトル・ロワイアル」で主演を務めました。竜也を命名したのは祖父で、名前には「天に昇る竜の如くすくすくと育つように」という意味があると話しています。

藤原竜也は「大河ドラマ/新選組！」で「沖田総司」という役を演じています。沖田総司は新選組一番隊組長で、撃剣師範を務めていた人物です。天才と称されるほどの剣の腕前を持っていましたが、肺結核で1868年に亡くなったと言われています。藤原竜也が出演した本作は、2004年の1月から12月に放送されていました。

藤原竜也は「22年目の告白 -私が殺人犯です-」「僕だけがいない街」「ST 警視庁科学特捜班」「太陽は動かない」などの作品にも出演しています。プライベートでは2013年に一般女性と結婚しており、2016年に第一子の誕生を報告しました。るろうに剣心の実写映画では、志々雄真実の容姿を再現するためにスーツを着用していました。

るろうに剣心のアニメで志々雄真実を演じたのは、声優の池田政典です。池田政典は京都府出身で、1986年から芸能活動を行っています。生年月日は1966年12月1日で、所属事務所は「ケイエムシネマ企画」です。アクション俳優を目指して「ジャパンアクションクラブ」に入所しており、俳優や歌手の活動も行っています。

池田政典はアニメ「家庭教師ヒットマンREBORN！」で「XANXUS」というキャラクターを演じています。XANXUSはボンゴレファミリーの9代目ボスの息子で、ヴァリアーのボスです。激昂すると顔の傷跡が広がる特徴があり、戦闘では「憤怒の炎」を使用しています。XANXUSが登場した本作は、2004年から2012年まで連載されていた漫画が原作で、2006年から2010年までアニメが放送されていました。

池田政典は「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」「テニスの王子様」「バトルスピリッツ 龍虎の拳」「ナンバカ」などのアニメでもキャラクターの声を演じています。アニメではキャラクターソングも歌っており、プライベートではバイクや車を趣味にしています。

強さや無限刃について知った後は、るろうに剣心に登場した志々雄真実に関する感想を一覧でまとめていきます。志々雄真実は人気キャラクターのため、読者から様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介した志々雄真実の必殺技や無限刃、強さに関する感想をまとめていきます。

本記事で紹介したように、志々雄真実は火を主体にした必殺技を使用しているため、「志々雄真実の必殺技は派手でかっこいい」という感想が挙がっています。また、天翔龍閃が直撃しても生存していたため、「志々雄真実の頑丈さが異常」という感想も挙がっています。

志々雄真実は緋村剣心の敵で登場していますが、部下から慕われる強いカリスマ性を持つため、「志々雄真実はかっこいい敵キャラクター」という感想が挙がっています。また、序盤で緋村剣心を圧倒しているため、「志々雄真実の強さが絶望的だった」という感想も挙がっています。

志々雄真実は火産霊神という最強の技を持っていますが、緋村剣心との戦いでは不発に終わっているため、「火産霊神の強さが気になる」という感想が挙がっています。また、るろうに剣心で最強は比古清十郎と言われているため、「志々雄真実と比古清十郎の戦いを見たい」という感想も挙がっています。

志々雄真実の無限刃は、染み込んだ人間の脂で発火させる特性を持つため、「無限刃がかっこいい」という感想が挙がっています。また、無限刃が志々雄真実の人斬りの歴史そのものになっているため、「るろうに剣心は演出とドラマが凄い」という感想も挙がっています。

本記事では、るろうに剣心に登場した志々雄真実の必殺技を一覧で紹介していきました。志々雄真実は派手な必殺技を使用しており、読者を魅了する強いカリスマ性を持つため、かっこいいという意見が多く挙がっています。志々雄真実の活躍エピソードを読んだことがない方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。