【機動戦士ガンダム 水星の魔女】スレッタの人殺しシーンを考察!はえたたきの相手は?

この記事では、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のスレッタ・マーキュリーの人殺しシーンを考察します。スレッタは、ガンダムエアリアルに乗って人殺しをしたことで、多くのファンに強烈なインパクトを与えました。水星の魔女のスレッタが、誰を殺したのか、はえたたきと評される人殺しシーンの経緯と詳細、なぜスレッタは笑顔でサイコパスのように殺人に及んだのかなどを、中心に紹介していきます。

【機動戦士ガンダム 水星の魔女】スレッタの人殺しシーンを考察!はえたたきの相手は?のイメージ

目次

  1. 水星の魔女のスレッタとは?
  2. 水星の魔女のスレッタの人殺しシーンの経緯
  3. 水星の魔女のスレッタは誰を殺した?はえたたきの相手は?
  4. 水星の魔女のスレッタは人殺しのサイコパス(サイコたぬき)?
  5. 水星の魔女のスレッタが人殺しの後に笑顔だった理由
  6. 水星の魔女のスレッタとミオリネの関係
  7. 水星の魔女のスレッタの声優
  8. 水星の魔女のスレッタの人殺しシーンに関する感想や評価
  9. 水星の魔女のスレッタの人殺しシーンまとめ

水星の魔女のスレッタとは?

スレッタ・マーキュリーとは、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主人公です。テレビシリーズ初の女性主人公として話題になり、Season1最終回で生身の人間をガンダムエアリアルではえたたきのように殺害して、ミオリネ・レンブランから「人殺し」と罵倒されたシーンは、大反響を巻き起こしました。この記事では、スレッタの人殺しシーンを特集します。彼女が誰を殺したのか、サイコパスの如き笑顔の理由などを考察していきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女の作品情報

  • ガンダムテレビシリーズ初の女性主人公
  • 本編放映開始前に前日譚「PROLOGUE」の発表
  • 学園を舞台にしたストーリー展開
  • 百合要素

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、2023年7月時点でガンダムシリーズの最新作です。企画の際に、「若い人にアピールするような思い切った作品にすること」というオーダーがあったとされており、上記したいくつかの新機軸が設けられました。また、YOASOBIによる主題歌「祝福」や、本放送に先駆けたPARCOとのコラボレーションなど、様々なタイアップが行われています。この章では、水星の魔女の概要とあらすじを紹介します。

機動戦士ガンダム 水星の魔女の概要

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、バンダイナムコグループが興した「ガンダムプロジェクト」の一環として企画された作品です。シリーズ構成とメイン脚本を大河内一楼が担当し、監督は小林寛が務めました。大河内一楼は、原作として小説「ゆりかごの星」を書き下ろしています。ゆりかごの星は、水星の魔女の公式サイトにて読むことができるほか、スレッタ・マーキュリー役の市ノ瀬加那の朗読を、YouTubeで観ることができます。

水星の魔女は、本編放送開始前に世界観や登場キャラクターの状況などを観る者に提示した前日譚「PROLOGUE」が、2022年7月に公開されました。本編は分割2クール形式で行われ、Season1が2022年10月から2023年1月まで、Season2が2023年4月から7月まで放映されています。現在Season1のブルーレイとDVDが、全4巻リリースされました。また、PROLOGUEを含めた全てのエピソードを動画配信サービスで視聴できます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のあらすじ

水星の魔女の舞台は、A.S.122の宇宙世界です。人類は、宇宙移民者スペーシアンと地球居住者アーシアンとに分かれて、対立をしていました。この世界にはMSが存在するものの、ガンダムは忌避するべき存在として開発が禁止されています。しかしながら、主人公の少女パイロットのスレッタ・マーキュリーは、ガンダムエアリアルに搭乗しており、生まれ育った水星を離れて、アスティカシア高等専門学園に編入しようとしていました。

スレッタのプロフィール

水星の魔女の主人公スレッタ・マーキュリーは、水星に生まれ育った17歳の少女です。彼女の容姿は、褐色の肌と麻呂眉が印象的なたぬき顔で、ファンの間で「スレッタヌキ」と呼ばれることもありました。また、スレッタは赤いくせ毛を後ろに束ねて、ヘアバンドを着けています。スレッタの性格は、典型的なコミュ障であり、年下相手にも敬語を使っていました。しかし、パイロットのスキルは非凡で、ガンダムエアリアルに搭乗します。

機動戦士ガンダム 水星の魔女 公式サイト

水星の魔女のスレッタの人殺しシーンの経緯

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水星の魔女は、アスティカシア高等専門学園の制度である「決闘」が主なMSの舞台になっており、人があまり死なない作品として知られています。しかしながら、Season1の最終回第12話では、スレッタが実戦で誰を殺したシーンがファンにインパクトを与えました。しかも、彼女はガンダムエアリアルの手で生身の人間を、はえたたきのように叩いて殺してみせたのです。この章では、スレッタの人殺しシーンについて考察紹介します。

経緯①デリング総裁の暗殺計画が始まる

水星の魔女の重要キャラクターの一人が、デリング・レンブランです。デリングは元軍人で、現在はベネリットグループの総帥やアスティカシア高等専門学園の理事長などを務める権力者として描かれていました。ミオリネの父親であるデリングは、21年前に争いの絶えない人類の未来を憂慮し、人々に災いをもたらすとしてGUND技術の開発停止を企てます。そして、とうとう実行に移して、ヴァナディース機関を襲撃させたのです。

デリングのヴァナディース機関襲撃は、多くの犠牲者を出しました。彼が誰を殺したのかというと、ガンダムルブリスの開発マネージャーだったナディム・サマヤです。そして、彼の妻のエルノラは、娘のエリクトを連れて水星へ逃げ延びました。一方のデリングは、ヴァナディース事変以降、権力を手中にして遂にはベネリットグループ総帥の地位まで上り詰めます。ところが、デリングは決して盤石の状態ではありませんでした。

デリングが家庭を顧みてこなかったことが災いして、娘のミオリネは彼の前で笑顔を見せない反抗的な少女になりました。また、ベネリットグループ内でも敵が多いことから、常に身の危険に晒されていたのです。グループ内でのデリング憎しの感情は、やがて彼の暗殺計画として形作られていき、シャディク・ゼネリが雇った反スペーシアン組織の「フォルドの夜明け」が、暗殺実行部隊としてプラント・クエタを襲撃しようとしていました。

経緯②プロスペラからの説得

プロスペラ・マーキュリーは、スレッタの母親です。現在は、シン・セー社のCEOとしてガンダムエアリアルの開発責任者になっていますが、その正体はエルノラ・サマヤです。ヴァナディース事変以来、心からの笑顔を失くしてしまったプロスペラは、娘のスレッタに指示を出して、デリングに対する復讐を企てていたと思われていました。しかし、フォルドの夜明けによる彼の襲撃に関しては、無関係だったのです。

また、プロスペラは、デリングへの復讐心を持ちながら、真の目的は別のところにありました。それは、「クワイエット・ゼロ」の完遂です。クワイエット・ゼロの詳細は、長らく謎とされていましたが、その本質はプロスペラが愛娘のエリクトを復活させることにありました。そのためには、誰が誰を殺したかなどは全く関係なく、復讐相手だったはずのデリングとも手を組んで、クワイエット・ゼロを現実のものにしようとします。

Season1第12話時点では、プロスペラの真意は明らかにされていませんでしたが、フォルドの夜明けにデリングを暗殺されてしまっては彼女の目的が未達に終わってしまいます。事態を重く見た彼女は、スレッタを襲ったフォルドの夜明けメンバーの誰を殺した後、スレッタを説得してデリングとミオリネの救出へと向かわせました。この時の描写が、プロスペラによるスレッタの洗脳だと考察したファンが多かったとのことです。

経緯③ミオリネを助けるために向かうスレッタ

ミオリネ・レンブランは、父親のデリングとは違う理由とルートで、プラント・クエタを訪れていました。聡明な彼女は、デリングの謎の協力があったものの株式会社ガンダムの設立に成功しており、CEOとして多忙な日々を送っています。プラント・クエタに来たのも、株式会社ガンダムのためでした。ところが、フォルドの夜明けの襲撃を受け、偶然同所で出会ったデリングとともに逃げようとしたものの、デリングが重傷を負います。

一方、スレッタは自分の目の前でプロスペラがフォルドの夜明けのメンバーの誰を殺したことで、明らかに動揺していました。それでも、プロスペラは仮面越しに優しい笑顔を浮かべて、娘のことを鼓舞します。母親に対しては微塵も疑いを持たない気質のスレッタは、気持ちを取り戻してミオリネとデリングを助けるべく、エアリアルに搭乗しました。このようにして、スレッタの人殺しへの道筋が形成されていきました。

経緯④はえたたきするかのように敵を殺す

水星の魔女のSeason1第12話は、スレッタが人殺しをするという、ファンの予想を超えた結末を迎えます。デリングが重傷を負ったことで、彼は「自分を置いて逃げるように」とミオリネに言いました。躊躇するミオリネでしたが、「ノートレットならばそうする」とデリングが母親の名前を出したことで、ミオリネはさらに困惑します。ミオリネは、デリングが仕事にかまけて家族を蔑ろにしたと考えていたからです。

デリングが家族に対して不器用であったことは事実ですが、彼は妻を、そして娘を愛し続けていたのです。デリングの一言でそのことを悟ったミオリネは、フォルドの夜明けから父親を守り通す決心をしました。しかし、フォルドの夜明けは、そのような父娘の事情を知りません。デリング暗殺を目標にした彼らにとって、デリング以外の誰を殺したかは、さしたる問題ではないのです。容赦なく、フォルドの夜明けに襲われる二人でした。

人殺し集団と化したフォルドの夜明けの兵士の一人が、デリングとミオリネを捕捉しました。そして、銃口を二人に向けます。絶体絶命のピンチに、スレッタとエアリアルが現れました。思わぬMSの登場に狼狽する兵士に対して、スレッタは躊躇せずにはえたたきの要領で、右手で彼を押し潰しました。スレッタは、兵士の血や肉塊で赤く染まった右手をミオリネに差し出しますが、ミオリネは「人殺し」とスレッタのことを罵ったのです。

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水星の魔女のスレッタは誰を殺した?はえたたきの相手は?

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機動戦士ガンダム 水星の魔女のSeason1第12話のラストシーンは、ミオリネがスレッタのことを「人殺し」とい言った衝撃の場面でした。また、その直前のスレッタがはえたたきのような手段で、人殺ししたシーンも強烈なインパクトを残しています。スレッタが、誰を殺したのかが、ファンの関心事になったこともありました。この章では、水星の魔女のスレッタが、はえたたきのように誰を殺したのかについて、ネタバレ紹介します。

スレッタが殺したのはフォルドの夜明けのメンバー?

スレッタがはえたたきのような手段で誰を殺したのかについてネタバレをしますと、フォルドの夜明けのメンバーの一人であることが判明しています。その根拠は、フォルドの夜明けがデリング暗殺を実行していたからです。フォルドの夜明けとは、反スペーシアンによって作られたゲリラ組織のことで、アーシアンの地位向上を目指していました。フォルドの夜明けとアスティカシア高等専門学園のグラスレー寮は、協力関係にあります。

フォルドの夜明けは、グラスレー寮を通して宇宙議会連合ともつながっており、MSの供給を受けていました。彼らは、地球の廃校跡にある特定復興計画地区を拠点としています。サリウス・ゼネリとシャディク親子と結託したヴィム・ジェタークの命令を受けて、デリングを暗殺するべくプラント・クエタ襲撃を挙行したものの失敗に終わり、ヴィムを裏切って彼をプラント・クエタ襲撃に巻き込みました。

スレッタに殺される前の死亡した人物のセリフ

スレッタ・マーキュリーが、はえたたきシーンで誰を殺したのかについては、先述しました。兵士がフォルドの夜明けのメンバーであると確信できる理由の一つに、彼のセリフがあります。デリングとミオリネを発見した兵士は、「見つけた、デリング・レンブラン。地球に帰れなくてもお前とはここで差し違える」とつぶやいていました。このことから、兵士がアーシアンであり、スペーシアンに恨みを抱いていることが窺えるのです。

フォルドの夜明けは、MSを所持しています。しかし、デリングとミオリネを追い詰めた兵士は、白兵戦の装備をしていました。彼は、フォルドの夜明けの中でも下の身分の兵士だったと推察されています。名もなき兵士は、スレッタのガンダムエアリアルによってはえたたきの要領で殺害されました。スレッタが誰を殺したのかは関係なく、ミオリネは感謝の気持ちを持ちつつも、躊躇いなくはえたたきができた彼女を人殺し認定したのです。

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水星の魔女のスレッタは人殺しのサイコパス(サイコたぬき)?

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水星の魔女は、他のガンダムシリーズにはない新機軸が導入された作品ですが、「他の作品と同じくらい考察しがいがある」と多くのファンから高評価されているとのことです。ファンの考察事の一つに、スレッタが誰を殺したのかに加えて、なぜ彼女が笑顔で人殺しできたのかという点がありました。「スレッタはサイコパスではないか」という分析も見受けられます。この章では、スレッタのサイコパス説について、ネタバレ考察します。

サイコたぬきとは?

水星の魔女の魔女のファンは、スレッタ・マーキュリーに対して「スレッタヌキ」や「水星たぬき」などのニックネームを付けています。Season1の第12話で、はえたたきのような手段で人殺しをして以降は、「サイコたぬき」のあだ名も見られるようになりました。笑顔ではえたたきを敢行して、人殺しをしてしまった彼女を、多くのファンがサイコパス認定したのが、サイコたぬきの理由です。スレッタは、サイコパスなのでしょうか?

スレッタはもともと人殺し否定派だった

スレッタは、ガンダムエアリアルに搭乗する優秀なパイロットです。しかし、彼女のパイロットスキルは、決して人が死ぬことのない決闘にて最大限に発揮されており、実戦で人殺しをすることについては否定的であることが描写されていました。彼女が人殺しの否定派であることは、プロスペラが人殺しをした時に見せた態度からも明らかです。それでも、その数時間後には、笑顔ではえたたきをする人殺しサイコパスになっていました。

スレッタは人殺しのサイコパス?

スレッタ・マーキュリーが、誰を殺したとしても、はえたたきのような手段と笑顔があまりにも異質だったことからサイコパス認定されました。果たして、彼女は本当にサイコパスの人殺しなのでしょうか?ファンの中には、プロスペラとの会話の直後に、笑顔で人殺しできるようになったことから、「彼女は母親に洗脳された」という考察が多く見られています。その一方で、彼女が元からサイコパスだったという考察もあるのです。

スレッタは、水星で生まれ育ちました。彼女の育った環境は、肉体的にも精神的にも過酷であり、サイコパスになる土壌が整っていたという考察もあります。結論を書きますと、ストーリーが進捗するにつれて、スレッタの正体がエリクトの遺伝子から生成されたリプチャイルドという生命体の一人であり、その中で唯一肉体を持っている存在だと明かされました。したがって、多少のサイコパス要素があってもやむなしという考察が出ます。

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水星の魔女のスレッタが人殺しの後に笑顔だった理由

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スレッタ・マーキュリーが、はえたたきのような方法で人殺しをしたシーンは、衝撃的なものでした。それに加えて、彼女が笑顔で人殺ししたことが、多くのファンにスレッタサイコパス説を印象付けています。これは、スレッタが誰を殺したのかは問題ではなく、はえたたきの行為そのものとサイコパスを思わせる笑顔が原因だとされました。この章では、水星の魔女のスレッタが、笑顔で人殺しをした理由について、考察していきます。

理由①ミオリネを助けられてうれしかった

スレッタが、笑顔でフォルドの夜明けと見られる誰を殺したのか、その理由として挙げられるのは、「単純にミオリネを助けることができて嬉しかったから」というものです。事実、スレッタははえたたきの手段で人殺しした後、ミオリネの元へ行きますが、血だまりの中で転んだ際にバツの悪そうな笑顔を見せていました。このことから、スレッタにとって誰を殺したのかよりも、ミオリネの存在の方が重いと推察されるのです。

スレッタのはえたたきによる人殺しシーンには、彼女にそのことによる良心の呵責が一切なかったとことが窺えました。つまり、スレッタはミオリネのことを大事に思い、愛していたのではないかという考察が多く見られます。しかし、目の前で無残に人が死ぬ光景を見たミオリネは、スレッタの気持ちを理解することができませんでした。

理由②プロスペラに洗脳されていた

水星の魔女のスレッタが、笑顔を見せながら人殺しをした理由で、放映当時最も多く見られた考察が「プロスペラに洗脳されていた」というものです。プロスペラがフォルドの夜明けの兵士を殺害した際、それを見ていたスレッタは誰を殺したのかということよりも、プロスペラの行動に衝撃を受けていました。ところが、プロスペラと会話を交わしていくうちにその衝撃は消え失せて、サイコパスのようになっていったのです。

水星の魔女のSeason1の第12話では、スレッタとプロスペラの興味深いシーンが描かれています。プロスペラが人殺しをした際に、それを目の当たりにしたスレッタに向かって、プロスペラは「スレッタ、あなたは進める子」と言いました。そして、「逃げたら一つ、進めば二つ」と続けています。このセリフは、非常に重要なものとされており、大河内一楼が書き下ろした原作小説ゆりかごの星にも出てきていました。

ファンの中には、プロスペラの「逃げたら一つ、進めば二つ」という言葉が、スレッタをサイコパスにできる呪文のようなものだと考察した人もいました。プロスペラが娘を洗脳していたのかについては、ストーリーが進捗すると明らかになりますが、実は母親の教育や指導の範疇を超えない程度に過ぎません。それでも、エリクトのリプチャイルドであるスレッタにとっては、洗脳に近い効果を上げていたと分析する人も多いとのことです。

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水星の魔女のスレッタとミオリネの関係

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機動戦士ガンダム 水星の魔女において、ストーリーのメインの一つとされているのが、スレッタ・マーキュリーとミオリネ・レンブランとの関係です。二人の関係は、ガンダムシリーズではあまり見ることのできない百合要素を湛えていて、多くの新規ファンを獲得することに成功しました。二人の仲は、最終的にどうなったのでしょうか?この章では、水星の魔女のスレッタとミオリネの関係を、結末までネタバレを交えながら紹介します。

考察①ミオリネはスレッタを罵倒した?

水星の魔女のヒロインであるミオリネ・レンブランは、アスティカシア高等専門学園経営戦略科の2年生です。デリング・レンブランの一人娘であり、彼女の母親のノートレットは既に他界していました。ミオリネの容姿は、シルバーのロングヘアと瞳が印象的な美少女であり、普段はヒール付きの靴を履いていることが判明しています。容姿端麗ばかりでなく頭脳明晰なミオリネですが、性格は攻撃的で排他的な一面も見せていました。

ミオリネは、デリングのことをノートレットと自分を顧みなかったと評価していて、「ダブスタクソ親父」と嫌悪していました。そして、自身がアスティカシア内の決闘を勝ち抜いた優秀者ホルダーの婚約者として扱われていることに嫌気がさして、家出をします。宇宙空間を漂っている時にスレッタと出会い、彼女がグエル・ジェタークと決闘して勝利すると、彼女に好意を持つようになり、ある意味喜んで婚約者になりました。

気難しい性格のミオリネですが、スレッタと彼女の「進めば二つ」という言葉に影響を受けて、徐々にデリングと向き合うようになります。そして、自らの意思でガンダムを守ると決め、株式会社ガンダムを設立しました。この間もスレッタとの仲は極めて良好でしたが、時には彼女を利用するようなこともしています。そして、彼女のはえたたきシーンを目にした時には、穏やかな、それでいて侮蔑を込めて「人殺し」と言いました。

考察②スレッタとミオリネの関係はどうなる?

実はミオリネのスレッタに対する想いは、人殺しシーンを見ても変わっていません。しかしながら、サイコパスのような笑顔を見せたスレッタに違和感を感じたことも事実で、彼女はその原因がプロスペラとの母娘関係にあると考察しました。ミオリネは、プロスペラの言葉を脊髄反射的に信じるスレッタのことを危惧していたのです。そして、総裁選への立候補とクワイエット・ゼロ計画の引継ぎを材料に、プロスペラと直に交渉しました。

ミオリネは、プロスペラと話し合って、スレッタをクワイエット・ゼロに巻き込まないようにしたのです。また、スレッタをグエルとの三度目の決闘に赴かせました。この時のグエルは、父親のヴィムを誤って殺してしまったことがトラウマになっていましたが、立ち直りスレッタに初勝利しています。この勝利には、ミオリネがエアリアルを強制停止させたことも影響しました。そして、ミオリネは、スレッタを一方的に突き放します。

ところが、プロスペラはミオリネとの約束を反故にして、スレッタをクワイエット・ゼロに巻き込みました。アスティカシアでは、シャディクがクーデターを起こすなど、ミオリネは憔悴します。それでも、スレッタの決意を知った彼女は、ノートレットの言葉をヒントに要塞の停止コードを起動させて、クワイエット・ゼロ停止の役割を果たしました。全てが終わった3年後、ミオリネは仕事で多忙ながらも、スレッタと結婚しています。

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水星の魔女のスレッタの声優

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機動戦士ガンダム 水星の魔女は、声優のキャスティングに成功した作品だと高評価されました。特に、主人公のスレッタ・マーキュリー役を演じた声優の市ノ瀬加那について、「笑顔の演技が良かった」や「普通のシーンとサイコパスっぽいシーンとの演じ分けが素晴らしかった」と称えられているのです。市ノ瀬加那とは、そのような声優なのでしょうか?この章では、市ノ瀬加那のプロフィールや経歴、主な出演作品を取り上げます。

市ノ瀬加那のプロフィール

市ノ瀬加那は、1996年12月20日に、北海道帯広市で生まれました。左利きであることが公表されており、事務所はシグマ・セブンに所属しています。市ノ瀬加那の特技は、学生時代にやっていたバスケットボールであり、趣味は一人旅、映画鑑賞、スカイウォッチングであることを明かしていました。また、危険物取扱者丙種や日本語ワープロ検定3級など、多くの資格を有しています。彼女は、TwitterとInstagramを開設しました。

市ノ瀬加那は、小学生時代から時間があればアニメを見続けるほどのファンだったとのことです。中学時代に「テニスの王子様」を観たことで、さらにのめり込んでいきました。やがて声優に憧れるようになり、進路を考えるようになる頃には、声優になるべく様々なアクションを起こしています。札幌の専門学校を卒業すると上京し、第6回シグマ・セブン声優オーディション2015に合格しました。声優デビューしたのは、2016年です。

市ノ瀬加那の主な出演作品や演じたキャラ

  • 聖女の魔力は万能です:御園愛良(アイラ)役
  • 境界戦線:紫々部シオン役
  • Do It Yourseif!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-:ぷりん(須理出美来)役
  • あやかしトライアングル:花奏すず役
  • メイドインアビス 烈日の黄金郷:マアアさん役
  • Fairy Gone フェアリーゴーン:マーリア・ノエル役

市ノ瀬加那の主な出演作品と演じたキャラクターを、上記しました。2019年頃から主人公やヒロインなどのメインキャラクターを、多数演じています。少女役を演じることが多く、現代劇から異世界ファンタジー作品に至るまであらゆるタイプのキャラクター役で高評価されました。また、マアアさんのような人外キャラも演じることのできる高い演技力を有しています。

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水星の魔女のスレッタの人殺しシーンに関する感想や評価

この章では、水星の魔女のスレッタの人殺しシーンに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。同シーンは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、水星の魔女を考察していると思われる方のツイートです。同作品を最終回まで観て、Season1の第12話を振り返ると、プロスペラはスレッタを洗脳していたわけではなく、彼女が笑顔で人殺ししたのは、主体的な行動だと分析していました。

こちらは、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。Season2の1話を観て、スレッタのはえたたきシーンを、ミオリネがプロスペラの洗脳の結果だと思ってくれたのが救いだという感想を持っています。

こちらは、ガンダムファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女について、スレッタがはえたたきで闇落ちした後、すぐに元に戻るなど、今まで観たシリーズの中で一番合わなかったとつぶやいています。

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水星の魔女のスレッタの人殺しシーンまとめ

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この記事では、機動戦士ガンダム 水星の魔女のスレッタ・マーキュリーの人殺しシーンにスポットを当ててきました。最もファンの印象に残ったといわれるシーンに注目しながら、水星の魔女を観てください。

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