【機動戦士ガンダム 水星の魔女】スレッタとミオリネはシャアとガルマに似てる？復讐する？

「機動戦士ガンダムシリーズ」の最新作である「水星の魔女」は、Season1の衝撃的なラストで話題沸騰しました。そして、主人公のスレッタ・マーキュリーとヒロインのミオリネ・レンブランとの関係が、ファーストガンダムのシャア・アズナブルとガルマ・ザビの関係を彷彿させているとのことです。この記事では、スレッタとミオリネの関係のどの辺りが、シャアとガルマに共通しているのかについて、多角的に考察していきます。

機動戦士ガンダム 水星の魔女は、学園ものや女性主人公、そしてそこはかとなく漂う百合要素など多くの新要素を盛り込んだガンダムとして、大反響を呼びました。この章では、水星の魔女の作品情報を紹介します。

機動戦士ガンダム 水星の魔女のSeason1は、2022年10月から翌年1月にかけて全12話が放送されました。また、本放送に先がけてPROLOGEが、2022年7月に公開されています。2023年2月現在有料ですが、複数の動画配信サイトで本編もPROLOGEも配信されました。また、2023年3月にはブルーレイとDVD1巻が、発売予定です。更に、同年4月にファン待望のSeason2の放送が決定して、ファンを大いに喜ばせました。

スレッタ・マーキュリーは、水星生まれの水星育ちの少女です。ミオリネ・レンブランは、ベネリットグループ総帥のデリングの娘として生まれました。スレッタは、デリングが学長を務め、ミオリネが通うアスティカシア高等専門学園への編入が決まっています。スレッタが、ガンダムエアリアルに乗り込んで、水星から学園へと向かう途上で、デリングに反発して家出したミオリネを発見し、事情を知らないうちに保護しました。

スレッタ・マーキュリーは、水星の魔女の主人公です。年齢は17歳で、アスティカシア高等専門学園パイロット科に編入しました。水星育ちで、同年代の友人がいないスレッタは、内向的な性格をしています。ところが、パイロットとしての腕は非凡で、ガンダムエアリアルに搭乗して決闘（MSによる模擬戦）でいきなりグエル・ジェタークを倒しました。スレッタの育ちには謎が多く、その正体も不明で今後の展開が注目されています。

ミオリネ・レンブランは、アスティカシア高等専門学園経営戦略科の2年生で、年齢は17歳、水星の魔女のヒロインです。ベネリットグループの令嬢として、何不自由なく育った彼女ですが、家庭を顧みず、自分の敷いたレールに娘を走らせたがる父デリングに対して激しい嫌悪感を抱いています。家出の過程で出会ったスレッタのことを非常に気遣っており、彼女の矢面に立ちますが、無理難題を押しつけることもありました。　

この章では、熱心なガンダムシリーズのファンを中心に展開されている、「スレッタとミオリネの関係が、『機動戦士ガンダム』に登場したシャアとガルマの関係に似ている」という説について、4項目に分けて考察していきます。

スレッタの母親プロスペラの正体が、エルノラ・サマヤであることが判明しました。仮にスレッタが、エルノラの実娘とすると、彼女の父親はナディム・サマヤとなります。ナディムは、PROLOGEで勃発したヴァナディース事変で命を落としました。この事件の首謀者はデリングです。ファーストガンダムのシャアは、父親のジオン・ズム・ダイクンを政敵デギン・ソト・ザビに暗殺されており、二人には非常によく似た共通点があります。

シャア・アズナブルことキャスバル・レム・ダイクンは、素性を隠してジオン士官学校へ入学しました。そこで、彼はデギンの末息子であるガルマ・ザビと同期になります。シャアとガルマはこの時に意気投合して、友人関係になりますが、そこにはシャアの思惑がありました。スレッタも、父親の仇が運営する学校へ入り、その娘ミオリネと友情を紡いでおり、「二人の関係が、シャアとガルマのケースと似ている」と指摘されています。

ファーストガンダムのストーリーが進むと、シャアはガルマを嵌めてホワイトベースに撃破させました。後に、このことが原因で彼はドズル・ザビに左遷させられますが、それを覚悟で父親を殺された復讐を行ったのです。Season1終了時点で、スレッタがミオリネに対して殺意を抱いた描写は見られません。しかし、12話におけるスレッタの覚醒や、プロスペラの策略などが娘に伝わると、一転してミオリネ殺害に動く可能性があります。

ミオリネとその父デリングとの関係は、決して良好とはいえません。特に、ミオリネの方が、デリングのことを嫌悪しており、「ダブスタクソおやじ」と罵るほどです。しかしながら、12話でミオリネは少なからず父親のことを愛していることが示唆されました。一方、ガルマとデギンの親子仲は非常に良好であり、ガルマは父親に学校の成績や戦績を逐次報告し、デギンは彼の成長を見守っています。それ故、ガルマの死に落胆しました。

スレッタ・マーキュリー役を演じる声優の市ノ瀬加那は、12月20日に、北海道帯広市で生まれました。シグマ・セブンに所属しています。地元の専門学校を卒業後に上京し、2015年に行われたシグマ・セブンの声優オーディションに合格して、2016年に声優デビューしました。メインキャラクター格の少女役を演じることが多く、人気を博しています。市ノ瀬加那の主な出演作品と、演じたキャラクターは下記の通りです。

• Fairy Gone フェアリーゴーン：マーリヤ・ノエル役
• 社長、バトルの時間です！ユトリア役
• 聖女の魔力は万能です：御園愛良（アイラ）役
• ひげを剃る。そして女子高生を拾う。：荻原沙優役
• 色づく世界の明日から：風野あさぎ役

ミオリネ・レンブラン役のLynnは、6月1日に神奈川県横須賀市で生まれ、新潟県で育ちました。血液型はA型で、アーツビジョン所属です。小学生時代に芸能事務所のオーディションを受けた経験があり、高校時代に声優を志し、東京にある日本ナレーション演技研究所へ毎週新潟から通いました。卒業後に現事務所所属となり、2012年に声優デビューして現在に至ります。彼女の主な出演作品と演じたキャラクターは、下記の通りです。

• 僕たちは勉強ができない：桐須真冬役
• 君の脾臓を食べたい：山内桜良役
• ハイスクール・フリート：宗谷ましろ役
• となりの吸血鬼さん：夏木ひなた役
• メルヘン・メドヘン：ユーミリア・カザン役

この章では、スレッタ・マーキュリーとシャア・アズナブルに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。スレッタとシャアは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、ガンダムシリーズの大ファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女を観て、スレッタとミオリネの関係が、シャアとガルマルートを辿らないように祈っているとつぶやいています。

こちらは、水星の魔女の大ファンだと思われる方のツイートです。水星の魔女の1話を観て、スレッタとミオリネが、シャアとガルマの関係に似ていると指摘していました。

こちらは、ガンダムシリーズを熱心に観ている方のツイートです。スレッタとミオリネの関係は、周囲で騒がれるほどシャアとガルマには似ていないという意見をつぶやいています。

この記事では、機動戦士ガンダム 水星の魔女のスレッタとミオリネが、シャアとガルマに似ている説について考察してきました。水星の魔女は、2023年4月にSeason2が放映予定で、そこで12話で拗れたスレッタとミオリネの関係が深堀されると推察されています。是非、二人の関係に注目して、水星の魔女を観てください。