【るろうに剣心】武田観柳はガトリングガンキャラ?北海道編でまさかの再登場?

『るろうに剣心』の武田観柳はガトリングガンキャラとして知られています。北海道編でまさかの再登場を果たしていて、この時にもガトリングガンと共に登場していました。実写映画では香川照之が演じていて、香川照之の演技も絶賛されています。ガトリングガンキャラで、金に関する名言なども多くのファンから注目されています。この記事では、武田観柳の基本的な情報や活躍、名言、ガトリングガンについて、実写キャスト・香川照之について、ネット上の感想などを紹介していきましょう。

【るろうに剣心】武田観柳はガトリングガンキャラ?北海道編でまさかの再登場?のイメージ

目次

  1. 武田観柳とは?
  2. 武田観柳はガトリングガンキャラ?武器を紹介
  3. 武田観柳が北海道編で再登場?活躍をネタバレ
  4. 武田観柳と関係するキャラ
  5. 武田観柳の名言
  6. 武田観柳の実写映画キャスト
  7. 武田観柳に関する感想や評価
  8. 武田観柳まとめ

武田観柳とは?

武田観柳はるろうに剣心の中でも、ボスキャラクターとして注目されていました。ガトリングガンで攻撃するボスキャラクターとして、ネット上でも広く知られた存在となっています。実写映画やアニメも大人気を博していて、北海道編でも再登場して話題になっていました。ここではまず、るろうに剣心の基本的な情報をまとめていきましょう。

るろうに剣心の作品情報

るろうに剣心は、圧倒的な高評価を獲得している作品となっています。本作は、『ワンピース』などにも影響を与えたことでも知られるメガヒット漫画です。2023年には新作アニメが制作されるなど、その注目度は高まり続けていました。明治時代初期の日本を舞台にした歴史ストーリーが、国内外で高い評価を獲得しています。ここでは、るろうに剣心の概要などを簡単にまとめていきましょう。

るろうに剣心の概要

『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-(るろうにけんしん めいじけんかくろまんたん)』は、和月伸宏によって描勝てる漫画です。日本を代表する作品であり、累計発行部数は7200万部を記録しています。『週刊少年ジャンプ』には1994年から1999年までの連載で、漫画史に残る作品として知られていました。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚・北海道編-』が連載中で、連載開始から数十年経っても人気を維持し続けています。

るろうに剣心のあらすじ

明治10年、東京で人斬り抜刀斎を自称する男が辻斬りを繰り返していました。幕末から10年の月日が流れ、世の中では廃刀令が施行されるなど、剣士という存在が違法な存在になっています。そんな中で神谷薫は見知らぬ男に出会い、その人物が流浪人をしている緋村剣心であること知りました。そして、剣心の正体が『人斬り抜刀斎』であることを知り、薫と剣心の共同生活が始まるのでした。

武田観柳のプロフィール

武田観柳のプロフィールを紹介してきましょう。武田観柳は悪徳実業家であり、明治時代の裏社会でブローカーとして暗躍していました。裏社会では新型阿片「蜘蛛の巣(くものす)」の密売をして、多くの死者を出しています。1848年(嘉永元年)9月生まれ、身長169センチ、体重60キロと公表されていました。金儲けをライフワークにしており、どんな状況でも金儲けができるという商才を持っています。

東京府出身で、医師と結託して阿片を売り捌くということで財を成しました。しかし、仲間割れにより医師を殺害してしまうと、裏社会で活動するようになります。その際に、医師の助手をしていた高荷恵を裏社会に引き込みました。阿片生産のために拉致・監禁し、多くの粗悪な阿片を作らせていました。そのことで剣心たちと出会うことになってしまいます。

TVアニメ「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」

武田観柳はガトリングガンキャラ?武器を紹介

ここでは、武田観柳はガトリングガンキャラであるという事を見ていきましょう。武田観柳は近代兵器を使って剣心に対抗した人物となっています。武器も注目されていて、剣に対して銃撃を仕掛ける人物として作中では異色の存在として知られていました。『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』でも登場し、このときも回転式機関砲(ガトリングガン)と共に登場しました。

武器①回転式機関砲(ガトリングガン)

武田観柳の武器の1つ目は、『回転式機関砲(ガトリングガン)』です。武田観柳といえば、回転式機関砲(ガトリングガン)であり、剣心たちを苦しめた武器の一つとして知られています。西洋の武器として剣心たちを追い詰めたことで、ファンにも注目されています。弾切れが最大の弱点ですが、それ以外には弱点がなく、御庭番衆の面々が命を懸けて隙を作りました。

一時的にでも、剣心と蒼紫という作中屈指の強さを持つ剣士に対して、優位に立ったことが注目されています。西洋からの武器が入ってくる新時代を象徴する武器として衝撃を与えました。実戦経験がないことによって、無駄打ちをしてしまったことが最大の敗因と言われています。新時代と幕末の動乱を生き抜いた者との戦いを象徴する武器となっていました。

武器②武田観柳with回転式機関砲

武田観柳の武器の2つ目は、『武田観柳with回転式機関砲』です。北海道編で回転式機関砲(ガトリングガン)が登場しています。武田観柳が劍客兵器の小樽拠点に置いてある回転式機関砲(ガトリングガン)を見つけ、実際に使用しました。この時、『ガトガトガトガト』という叫びが描かれていて、舞台版を参考にした声であったことを作者である和月伸宏が明かしていました。

武器③武田観柳with回転式機関砲and弟子阿爛

武田観柳の武器の3つ目は、『武田観柳with回転式機関砲and弟子阿爛』です。武田観柳の回転式機関砲でも、劍客兵器の特殊な能力には苦戦を強いられました。しかし、阿爛のリロードというサポートを受けたことで、剣心たちが突いた弱点を完全に克服ました。隙なく圧倒的弾幕を浴びせる事が可能となったために、本多雨読を倒すことに見事に成功しています。

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武田観柳が北海道編で再登場?活躍をネタバレ

ここでは、武田観柳が北海道編で再登場したことを見ていきましょう。一つのエピソードではボスキャラクターとして登場し、その後も活躍するシーンが描かれるなど注目されていました。武田観柳が北海道編で再登場するという驚きの展開があり、武田観柳がどういった活躍を見せるのかは気にされています。ここでは、本編、続編、番外編での活躍を紹介します。

活躍①るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-

武田観柳の活躍の1つ目は、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』です。武田観柳は表向きは、手広く商売を行う青年実業家となっていました。しかし、裏では新型阿片「蜘蛛の巣」の密売していて、その粗悪な阿片によって死人が出ていました。左之助の仲間もその1人で、左之助はその密売人の正体を探っていました。そんな中で、高荷恵という女性が剣心に助けを求めてきます。

彼女は武田観柳のもとで、阿片を作らされていた医師でした。武田観柳が莫大な利益を得ていた悪徳商人であることが分かり、剣心と左之助は彼の調査を始めました。しかし、武田観柳は自身の配下であった御庭番衆を送り込んできました。御庭番衆とは、江戸城を守るために組織された集団で、特殊な戦闘力を持っていることでも知られていました。

その中で最も危険なのが、御庭番衆の御頭である四乃森蒼紫です。彼は武田観柳に仕えているのがおかしいほどの人格者であり、天才と呼ばれた御庭番でした。四乃森蒼紫は人斬り抜刀斎としての剣心との戦いを望み、やがて剣心たちと全面戦争になってしまいます。御庭番衆は幕末には東京の警備をしていて、幕末の動乱を経験していませんでした。そして、ついに人斬り抜刀斎というその実力を見せつける相手を見つけたのでした。

剣心と四乃森蒼紫の戦いは熾烈なものになりましたが、剣心の勝利に終わりました。御庭番衆は武田観柳の部下ではなく、金で雇われた用心棒なだけでした。志を同じくしているわけではないため、武田観柳を共に潰すことを決めます。しかし、それを察した武田観柳はガトリングを持ち出したのでした。西洋の最新兵器は剣心たちですらも、容易には手は出せない武器です。

弾切れのタイミングが唯一のチャンスであるために、御庭番衆の部下たちは命を懸けて武田観柳の隙を生み出してくれました。そして、武田観柳は剣心たちに敗れましたが、四乃森蒼紫は部下をすべて失ってしまいます。そして、四乃森蒼紫は部下たちの想いに報いるために、『最強』という証を手に入れると誓い、執拗に緋村剣心を狙っていくことになるのでした。

活躍②るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-

武田観柳の活躍の2つ目は、『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』です。『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』から五年後の剣心たちの姿を描いた正当な続編が『北海道編』です。北海道では劍客兵器という謎の集団が暗躍していました。その中では、小樽中に武器をばらまいて、治安の悪化を誘発している勢力がありました。剣心らが小樽についたときには、民衆たちが雅桐刀を所持しているという異常な光景が広がっていました。

雅桐倫倶という名前の商人が武器をバラまいていることを知り、剣心たちはその姿を探ります。実はこの雅桐倫倶は、武田観柳でした。彼は私財を使い、何とか死刑を免れて北海道で収監されていました。劍客兵器の起こした騒動により脱獄していて、その商売の才能を買われて、雅桐刀をばらまくビジネスを始めました。武田観柳の他にも、より危険な雅桐銃も流通しており、これはかなり危険な武器でした。

剣心に武田観柳が流通させている犯人だと疑われますが、これは武田観柳の仕業ではありませんでした。自分のビジネスの妨げになっている劍客兵器を潰すために、武田観柳は剣心たちに協力することになります。劍客兵器との戦闘になった時に、武器を探していた武田観柳は、ついにあの武器と再会を果たすのでした。

武田観柳は愛してやまない武器であるガトリングガンこと、回転式機関砲を手にしました。乱射を繰り返し、以前と同じように弾切れを起こして隙を作ってしまいました。しかし、阿爛が即座にリロードするというアイデアを生み出していて、ついにガトリングガンの欠点を克服しました。劍客兵器を倒した武田観柳は再びビジネスをするために、姿を消すのでした。

活躍③るろうに剣心-キネマ版-

武田観柳の活躍の3つ目は、『るろうに剣心-キネマ版-』です。るろうに剣心(キネマ版)では『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』よりも武田観柳の活躍が増えていることも特徴です。キネマ版は実写映画の制作を記念して作られたオリジナルストーリーです。本編を再編していて、より分かりやすくスピード感のある展開が見どころとなっています。キネマ版ではボスキャラクターであり、より陰湿なキャラクターになっていました。

本編では阿片の密売により財をなす小悪党でしたが、キネマ版では賭博興業で稼ぐ青年実業家として登場しています。神谷道場の土地を買い取ることを持ちかけて、薫に無理難題を吹っかけています。「二倍の賃料を払うか一括で権利を買い取るか」という要求を突き付けて、薫が十番勝負に挑むことになりました。しかし、その勝負で武田観柳はガトリングガンを持ち出して、剣心の介入で十番勝負は台無しになってしまいます。

その後、薫と剣心への嫌がらせとして、様々なキャラクターが送り込まれていました。そのメンバーは、本編でも登場したキャラクターばかりでした。左之助や弥彦、外印、戌亥番神などが登場してました。それらを送り込んでくる悪党に改変されていて、薫と剣心への嫌がらせはどんどん悪化しています。そのため、本編よりも悪質度も増していて、登場シーンも増えていました。

活躍④浪漫活劇『るろうに剣心』

武田観柳の活躍の4つ目は、浪漫活劇『るろうに剣心』です。浪漫活劇『るろうに剣心』では、舞台版のるろうに剣心を楽しむことができました。「これがガトリング砲」というテーマ曲までも作られていて、浪漫活劇『るろうに剣心』の中でもメインキャラクターとして登場しています。原作よりも癖が強かったために、原作者も参考にして北海道編に再登場させたと語るほど好評を博しました。

活躍⑤実写版『るろうに剣心』

武田観柳の活躍の5つ目は、実写版『るろうに剣心』です。香川照之が演じた武田観柳は、かなりエキセントリックな人物となっていました。原作よりもハイテンションなシーンが多く、その演技で強い印象を残しています。活躍は原作と変わりなく、ガトリングガンのシーンもしっかりと描かれていました。ガトリングガンのシーンは、劇場版第一作の名シーンとなっています。

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武田観柳と関係するキャラ

ここでは、武田観柳と関係するキャラを見ていきましょう。武田観柳と関係するキャラは、メインキャラクターが多いことでも知られています。武田観柳は高荷恵編でのボスキャラクターで、明治時代の闇の部分をそのままキャラクターにしたような存在です。北海道編では、その志を変化させていますが、他のキャラクターとの関わりも見逃せません。

関係するキャラ①緋村剣心

武田観柳と関係するキャラの1人目は、緋村剣心です。緋村剣心は幕末期に活躍した人斬りであり、人斬り抜刀斎という伝説になっています。左頬にある大きな十字傷があり、多くの維新志士に大きな影響力を持っている存在です。伝説の人斬り・緋村抜刀斎は裏社会でも伝説であり、その強さは明治の世でも健在でした。多くの人を殺した償いとして、不殺を誓い、人助けの旅をしています。

武田観柳とは、東京での阿片ビジネスを巡って知り合っています。剣心たちに武田観柳の護衛であった御庭番衆が敗北し、阿片ビジネスは頓挫しています。そのせいで武田観柳は刑務所へと収監されていました。北海道に剣心たちが向かった際には、脱獄した囚人の一人として同じ事件に関わっています。剣心のせいで収監されていましたが、やがて協力関係になっていきました。

関係するキャラ②高荷恵

武田観柳と関係するキャラの2人目は、高荷恵です。高荷恵は会津出身の美人女医であり、西洋医学を学んでいます。名医家・高荷家の出身であり、医師として高い実力を持っています。悪徳実業家の武田観柳によって東京で阿片製造を強要され、犯罪者になりました。剣心の口添えで免責になっていますが、いまでも警察などにとっては阿片製造者と見なされている節もあります。

当初は武田観柳から逃げるために、実力者と見込んだ剣心に近づいていました。その強さを目の当たりにし、実際に武田観柳の魔の手から解放してくれました。そのこともあり、剣心に心惹かれていましたが、薫のことを知り、京都での一件を経て完全にあきらめました。武田観柳のビジネスには欠かせない存在だったために、高荷恵がいなくなった後に武田観柳の阿片ビジネスは頓挫してしまいました。

関係するキャラ③四乃森蒼紫

武田観柳と関係するキャラの3人目は、四乃森蒼紫です。四乃森蒼紫は15歳にして御庭番衆最後の御頭になった天才です。明治時代に入ると、御庭番衆のメンバーと共に東京で裏家業に手を染めていました。陸軍の諜報部から大物政治家の護衛まで、その仕事内容は多岐に渡っていました。剣心たちとは、武田観柳の用心棒をしているときに出会いました。

幕末最強と謳われた人斬り抜刀斎を倒すことに執念を燃やしていた時期があり、志々雄真実と手を組んでいた時期もあります。武田観柳とは因縁があり、ガトリングガンによって部下を皆殺しにされた過去がありました。武田観柳は北海道編で登場していますが、四乃森蒼紫は別件を抱えており、北海道に到着することが送れていることが明かされています。そのため、北海道では対面はありませんでした。

関係するキャラ④本多雨読

武田観柳と関係するキャラの4人目は、本多雨読です。本多雨読は劍客兵器記號であり、常に方眼鏡に本を持つという独特のスタイルをしている男でした。霜門寺の命令で、多くの武器を小樽中にばらまいていました。アルミニウムを加工した武器を使い、戦闘力もかなり高い男となっています。しかし、観柳と阿爛の回転式機関砲攻撃の前に散ってしまいます。そして、霜門寺によって始末されました。

関係するキャラ⑤井上阿爛

武田観柳と関係するキャラの5人目は、井上阿爛です。小菅集治監に収監されていた少年であり、16歳であることが分かっています。見た目は上質な洋装ですが、ハーフなことで様々な差別を受けてきました。自己陶酔的な性格をしていて、野蛮な人間のことは見下しています。海外に憧れて密航を企てたことで、犯罪者として捕まってしまい、3か月にわたって服役していました。

その際に、剣心によって収監されていた明日郎と出会っています。実は、固い性格をしていながらも美女に目が無く、旭を気に入っていることでも知られています。体力はあまりありませんが、金を稼ぐことを才能と言い切る武田観柳と出会ったことで、自分自身のできることをするという考えに至っています。黒い染料を髪の毛に塗って純日本人に見せかけるなど、ハーフであることを極度に隠している様子がうかがえます。

関係するキャラ⑥霜門寺瑠璃男

武田観柳と関係するキャラの6人目は、霜門寺瑠璃男です。霜門寺瑠璃男は劍客兵器部隊将の一人です。圧倒的な戦力を持っていて、磨き上げられたヘルメットをかぶっていました。小柄ですが、小樽における実検戦闘の総監督なので、インテリのような話し方をします。野蛮な人間を見下しているような発言をいくつも残しています。その標的は敵だけにとどまりません。

自身の同胞のことを「寒郷のマジ」「凍座のクソ」「権宮のバカ」と呼ぶなど、どんな立場の相手にでも無礼な態度を取っていました。武田観柳や自身の部下を使って、様々なことを考えて行動していました。特に、万鉄刀や中古銃器などを小樽にばら撒くことで、治安の悪化を狙っていました。武田観柳とは敵対し、その策略を破綻させられてしまいました。

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武田観柳の名言

ここからは、武田観柳の名言を見ていきましょう。武田観柳は個性的なキャラクターとなっていて、数多くの名言を残しています。武田観柳の名言はファンにも好評を博していて、リアリストである武田観柳らしい名言が多いことでも知られていました。金がすべてという考えの武田観柳は、剣心たちとは決して相いれない考え方をしていました。

武田観柳の名言①「金に綺麗も…」

金に綺麗も汚いもありません

樺戸監獄からの脱走中に、政府の転覆をもくろむ集団に声をかけられます。劍客兵器と名乗る集団は、囚人たちを解き放っていました。彼らから無料で刀を渡された武田観柳は、これを断りました。「只より高いモノはありません」と主張し、わざわざ金銭を払って刀を買い取りました。この金は囚人だった武田観柳が便所から金を集めて手に入れた金でした。

このことを聞いて、劍客兵器の一員は思わず「汚いなぁ」と漏らしていました。この時に劍客兵器に返したセリフが、この名言となっています。金に対して執着心を見せていた武田観柳でしたが、金に関しては一定の倫理観を持っていることが分かります。武田観柳の金への認識の仕方がよく分かるシーンとして、多くのファンに注目されているセリフとなっていました。

武田観柳の名言②「金で買えないモノは…」

金で買えないものは差別を生む

武田観柳は『確かに買えないモノもあります』と思いもよらないことを言いだしました。なんでも金で解決してきた武田観柳ですが、逆に金で買えないものもよく知っています。才能、血統、家柄、容姿、肌の色、髪の色などがそれに当たると話し、『金で買えないモノは差別を生みます』と断言しました。阿爛はハーフであり、そのことで様々な差別を受けていたことを思い出しました。

こうした考え方が武田観柳が金に執着する理由となっていました。武田観柳の金に執着するのは、ただ金を稼ぎたいわけではないという事でした。武田観柳は様々な社会情勢を知って、金を稼ぐことこそが社会の不公平を乗り越える方法であるという考え出したということが示唆されています。

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武田観柳の実写映画キャスト

実写映画『るろうに剣心』は2012年8月25日に公開されていました。監督を担当したのは大友啓史で、主演には佐藤健が起用されました。その内容は絶賛され、第2作『るろうに剣心 京都大火編』、第3作『るろうに剣心 伝説の最期編』が立て続けに公開されています。その後も2作品公開されるなど、全5部作として制作され、漫画原作の実写映画としては空前のメガヒットを記録しました。

漫画原作の実写映画化は酷評されることが多いですが、実写映画『るろうに剣心』はその前提を覆すほどの人気を見せました。敵から味方まで、各キャラクターにおいても配役がぴったりだという声も多く上がっています。

実写映画『るろうに剣心』にて、武田観柳役に起用されたのは香川照之です。香川照之は高い演技力を誇り、実写化キャストの中でも再現度の高さで絶賛されました。ここからは、武田観柳の実写映画キャスト・香川照之のプロフィールと主な出演作品をまとめます。

香川照之のプロフィール

香川照之(かがわてるゆき)は俳優であり、歌舞伎役者でもあります。コムスシフトに所属していましたが、現在はロータス・ルーツに所属しています。東京大学文学部社会心理学科卒業という異色の経歴を持っており、芸能界屈指のインテリ俳優となっています。ボクシング解説者や実業家、司会者など多彩な一面を持っていて、文化人としての評価も高かったことで知られています。

母は浜木綿子で、父は歌舞伎役者の二代目市川猿翁であり、日本を代表する名優の子として生まれます。両親の離婚で母に引き取られ、歌舞伎界とは距離を置いていました。俳優としてブレイク後に、九代目市川中車(いちかわちゅうしゃ)として歌舞伎デビューを果たします。その後は、市川中車として数多くの歌舞伎に出演するようになりました。

香川照之の主な出演作品

香川照之の主な出演作品を見ていきましょう。香川照之はテレビドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』や『救命病棟24時』などで高い評価を獲得しました。その後、俳優としてブレイクを果たし『MR.BRAIN』や『坂の上の雲』、『龍馬伝』などの大ヒット作品に出演しています。香川照之のテレビドラマの代表作に『99.9-刑事専門弁護士-』や『アンフェア』などがあります。

香川照之は映画俳優としても大活躍していました。『ゆれる』や『キサラギ』などで、映画俳優として高い評価を獲得しています。その後、『HERO』や『20世紀少年』の3部作、『劔岳 点の記』などの演技で知名度を大きく上げました。さらに、『カイジ』シリーズや『クリーピー 偽りの隣人』などで、存在感を見せました。香川照之の映画俳優としての代表作に『鍵泥棒のメソッド』や『七つの会議』などがあります。

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武田観柳に関する感想や評価

ここでは武田観柳に関するネット上の感想や評価などを見ていきましょう。武田観柳はるろうに剣心の中でも、特に嫌われている敵キャラクターとなっています。実写映画でもその癖のあるキャラクター性が再現されていて、大きな話題になっていました。そのため、るろうに剣心の武田観柳に関する感想や評価は、ネット上でも挙げられています。

武田観柳を嫌いという声は、数多く集まっています。るろうに剣心には癖の強いキャラクターが多いですが、その中でも武田観柳は癖が強すぎるキャラクターとして知られています。るろうに剣心の中でも最も嫌いなキャラクターに挙げる声が多く、ネット上でも嫌われていることでも知られていました。

実写映画で演じた香川照之のことを称賛する声も集まっています。実写映画では存在感を見せつけていて、香川照之の演技でさらに武田観柳を嫌いになったというファンも少なくありません。実写映画は圧倒的な人気を獲得していて、その中でも香川照之の演技の印象が強く残ったという人も多くいました。ネット上でも、実写映画での香川照之の演技で、武田観柳嫌いを加速させたことが分かる意見が数多く挙げられています。

武田観柳を北海道編で好きになったという人もいます。北海道編では味方として登場し、劍客兵器との戦いでしっかりと活躍シーンが描かれました。武田観柳は北海道編で登場するとは考えられていませんでしたが、意外と倫理観がある人間であることも判明しています。ネット上でも、武田観柳を北海道編で好きなったという感想が数多く集まっていました。

武田観柳はどうしても気になってしまうキャラクターとして知られています。数多くいるキャラクターの中でも、戦士でもなく、卑怯者として登場しています。しかし、その独自のキャラクター性で注目されていて、武田観柳は気になってしまうキャラクターとして、ネット上でも数多く見つかっています。

武田観柳といえばガトリングというファンも多くいます。武田観柳はガトリングガンを使ったキャラクターとして知られ、るろうに剣心のファンでなくとも知っている人がいるほどです。剣士と近代兵器の戦いという、るろうに剣心の中でも異色の組み合わせでした。ネット上でも、武田観柳といえばガトリングという意見が数多く集まっていました。

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武田観柳まとめ

この記事では、武田観柳の基本的な情報や活躍、名言、実写キャスト・香川照之について、ネット上の感想などを紹介してきました。武田観柳はその個性的なキャラクター性で絶賛されていて、名言の多さなども注目されていました。実写映画などでも存在感を見せていて、多くのファンに話題にされていることが多いことでも知られています。この記事で紹介した武田観柳にも注目して、るろうに剣心をお楽しみください。

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