【推しの子】アクアと黒川あかねはビジネスカップル？二人の関係と破局理由は？

『推しの子』の主人公は、アクアという男子高校生です。アクアはアイドルの子供として生まれ変わった転生者で、複雑な設定を持ったキャラです。アクアは推しの子の作中で、黒川あかねというキャラと恋人関係になります。しかし、アクアとあかねは純粋なカップルというわけではなく、元々ビジネス上の関係でした。

では、推しの子のアクアとあかねは、どうしてビジネスカップルになったのでしょうか？アクアとあかねの出会いのシーンから、恋人になった経緯などを見ていきましょう。また、本物の恋人になるまでのネタバレや、破局理由についても説明します。まずは、アクアとあかねの基本的なプロフィールをチェックを紹介します。

推しの子は、週刊ヤングジャンプで連載が始まった漫画です。2020年21号に1話が掲載され、1週遅れで少年ジャンプ＋でも連載が始まりました。推しの子の原作者は赤坂アカさんで、作画を担当しているのは横槍メンゴさんです。横槍メンゴさんはこれまでに、『クズの本懐』や『レトルトパウチ！』などの作品を発表しています。

推しの子の原作者の赤坂アカさんは、『かぐや様は告らせたい』の作者としても知られています。赤坂アカさんはかぐや様は告らせたいの連載終了と同時に、漫画家としては引退しました。現在では、漫画原作者として活動しています。推しの子は先の読めない展開や芸能界の裏側の描写などが人気で、2021年には「第5回みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」で3位を受賞しています。

同年の「次にくるマンガ大賞 」では、1位を獲得しました。推しの子のコミックスは現時点で11巻まで発売されており、累計発行部数は700万部を突破しています。推しの子はテレビアニメが2023年4月から開始し、TOKYO MXなどで現在も放送中です。1話目が90分という異例の拡大放送で、大きな話題となりました。

産科医の天宮吾郎は、アイドルのアイの出産を担当することになりました。しかし、出産当日、アイのストーカーによって刺されて死んでしまいます。アイの子供として生まれ変わった吾郎は、アクアとして新たな人生を歩み始めます。アイと一緒に幸せな日々を送っていたアクアでしたが、今度はアイが吾郎を殺したストーカーに刺されてしまいました。アクアは裏に黒幕がいることに気づき、復讐を決意するのでした。

推しの子のアクアの本名は、「星野愛久愛海（ほしのあくあまりん）」です。周りからは「アクア」と省略形で呼ばれており、本名を呼ばれることはほとんどありません。アクアは一度死亡した転生者で、前世での名前は天宮吾郎でした。吾郎は宮崎県の田舎で、産科医として働いていました。そこへ妊娠中のアイドルのアイが診察に訪れ、彼女の担当医になります。

アイのファンだった吾郎は複雑な思いを抱きますが、彼女の子供を無事に産ませると約束します。しかし、吾郎はアイの出産直前、何者かによって刺されてしまいます。そこで一度は死んだ吾郎でしたが、気づくとアイの子供として生まれ変わっていました。新たに生を受けたアクアは、前世の記憶をそのまま持っていました。金髪のショートヘアのイケメンで、右目にはアイから受け継いだであろう星の形が浮かんでいます。

アクアは前世では明るく人当たりの良い性格でしたが、現在はクールで誰も寄せ付けない雰囲気を醸し出しています。また、目的のためには手段を選ばない一面もあり、周囲の人間に大きな影響を与えることもあります。アクアの性格がこのように変わってしまったのは、幼い頃に目の前でアイが殺されるのを見てしまったためです。アクアはアイを殺した本当の犯人への復讐にとらわれ、以前とは異なる性格になってしまったのです。

黒川あかねは、高校2年生の女優です。初登場時は黒髪のボブスタイルでしたが、現在ではロングヘアになっています。清楚な美人で、人一倍真面目な努力家です。その真面目な性格のせいで、一時期は精神的に追い詰められて自殺までしようとしたこともありました。

黒川あかねは役に入り込むような演技を得意としており、一流劇団「ララライ」のエースとして活躍しています。普段は引っ込み思案で大人しい性格をしていますが、演技に関しては人一倍負けず嫌いです。

推しの子のアクアとあかねは、「今ガチ」という番組で初めて対面しました。今ガチでの事件がきっかけとなり、アクアとあかねは関係を深めることになります。では、アクアとあかねの今ガチでの出会いとはどういったものだったのでしょうか？ここでは、アクアとあかねの出会いや、ビジネスカップルになるまでの過程のネタバレを紹介します。

推しの子でアクアと黒川あかねが初めて出会ったのは、とある恋愛リアリティショーの撮影でのことでした。その番組は「今からガチ恋♡始めます」という名前で、視聴者からは「今ガチ」と呼ばれていました。アクアは番組に求められる人物像をうまく演じ、すぐに共演者たちに馴染んでいきます。しかし、根が真面目すぎる黒川あかねはどう演じればいいか考えすぎるあまり、番組にうまく溶け込むことができませんでした。

他の共演者が次々に見せ場を作っていく中で、黒川あかねは何もできずに埋もれているだけでした。どうにかして目立とうと焦ったあかねは、「悪女をやれば目立つ」というスタッフの言葉を鵜呑みにしてしまいます。悪女キャラになろうと決めたあかねは、カップルになりつつある鷲見ゆきと熊野ノブユキの間に割って入りました。そして、目立とうとして空回りした結果、今ガチで一番人気であるゆきの顔に傷をつけてしまいます。

もちろんこれはわざとではなく、ゆきもあかねを許して2人はすぐに仲直りしました。しかし、あかねを悪女に仕立てたい番組側は、2人の仲直りシーンをわざとカットします。そのため、今ガチではあかねの悪い部分しか放送されず、あかねはネットで大炎上する事態に陥りました。ネットにはあかねへの批判の言葉が溢れ、真面目なあかねは心を病んでしまいます。

黒川あかねはMEMちょや事務所のアドバイス通り、炎上に対しては一切口をつぐんでいました。しかし、それがさらに炎上を生み、あかねへの誹謗中傷は一切収まりませんでした。ネットでの中傷に疲れ切ったあかねは、自殺を考えて川に飛び込もうとします。そこを間一髪で助けたのが、ガチ恋共演者のアクアでした。アクアは「自分は味方だ」と言って、必死にあかねを落ち着かせました。

あかねの窮状を知った今ガチのメンバーたちは、あかねを助けるべく力を合わせます。テレビで流れることがなかった素の写真や動画を集め、ネットに上げて今ガチメンバーの仲の良さをアピールしたのです。この作戦は功を奏し、あかねへの炎上はある程度収まりました。あかねも精神的にだいぶ落ち着き、今ガチへの復帰を果たします。

素のままの自分で今ガチに出演していた黒川あかねは、自分をさらけ出しすぎたことで炎上騒ぎを起こしてしまいました。そこで、他のメンバーから、もう少しキャラ付けをしたらどうかと提案を受けます。アクアの好みの女性がアイドルのアイであることを知ったあかねは、アクアに喜んでもらうおうとアイを演じることを決めました。

あかねはアイのすべてを調べ、それらの情報からアイの人物像をプロファイリングします。そして、あかねは完璧にアイを理解すると、まるで本人がそこにいるかのような素晴らしい演技をしてみせました。あかねのアイそのものの演技に、アクアは思わず顔を赤らめたのでした。

黒川あかねの演技を見たアクアは、あかねのプロファイリング能力に目をつけます。アクアは彼女の能力が、アイを殺した黒幕の捜索に役立つと考えました。そこで、今ガチの撮影中にあかねに近づき、番組内で告白しました。

あかねはアクアが本当に自分のことを好きなわけではなく、何か別の思惑があることに気づきます。それでもあかねはアクアの告白を受け入れ、2人はキスをしてカップルとなりました。番組終了後も、2人はビジネス上の恋人として交際を続けることになります。

推しの子のアクアと黒川あかねは、今ガチ終了後も世間に恋人アピールをする必要がありました。2人は仕事上のデートを重ね、定期的に写真などをSNSで配信します。今ガチ終了後の初デートでは、アクアとあかねは可愛いカフェに訪れています。そこで仲良く食事をする姿を、SNSにアップしていました。

推しの子のアクアと黒川あかねは、今ガチを通して知り合ったビジネスカップルです。しかし、仕事上の恋人とはいえ、デートなどを繰り返すうちに親密度が増していきます。あかねは今ガチの頃からアクアを意識しており、恋人になることでその気持も強くなっていきました。一方のアクアはあかねを利用するつもりで恋人になりましたが、あかねの存在に癒やされることも多く、最終的には本物の恋人同士になります。

しかし、2人の恋人関係は、ある日唐突に終わりを告げることになりました。結局アクアとあかねは破局し、元の関係に戻ることはありませんでした。では、推しの子のアクアとあかねは、どういった経緯で本物の恋人になり、どうして破局したのでしょうか？ここでは、アクアとあかねが正式な恋人になった過程や、破局することになった理由について詳しく解説します。

黒川あかねは今ガチの炎上騒ぎでアクアに助けてもらってから、アクアに好意を抱いていました。ただ、その感情が恋愛感情かどうかは、本人もよくわかっていないようでした。しかし、アクアと恋人関係になることで、あかねは徐々にアクアに惹かれていきます。また、アクアが何をしようとしているかも、ある程度わかるようになっていました。他人への共感力が強いあかねは、秘密を抱えるアクアの支えになりたいと思うようになります。

推しの子のアクアと黒川あかねは、「東京ブレイド」という舞台で共演することになりました。この舞台でアクアは「刀鬼」、あかねは「鞘姫」というキャラを演じることに決まります。刀鬼と鞘姫は作中では恋人同士の関係で、現実のアクアとあかねの関係にリンクしていました。あかねは東京ブレイドの稽古中、舞台にまったく関心がないアクアを観劇に誘っています。

2人で劇を観にいく姿は、それこそ本当の恋人同士のようでした。アクアはあかねのおかげで現代の舞台技術の凄さを知り、これまでの認識を改めることになりました。また、稽古中にアイが死んだときのトラウマで体調を崩したアクアを助けたのも、恋人であるあかねでした。あかねはアクアの様子から、アクアがストーカに殺されたアイの息子である可能性に気づきます。

推しの子のアクアは、アイを殺した黒幕は自分の父親であると推理していました。そして、アイが劇団ララライと関わりがあった事実を突き止め、ララライの関係者を片っ端からDND鑑定していきます。その結果、ララライの看板役者である姫川大輝が、自分の異母兄弟であるという事実にたどり着きます。アクアは姫川大輝の父親を復讐相手だと思い込みますが、姫川大輝の両親は15年前にすでに死亡していました。

本当は姫川大輝の父親が黒幕ではなかったのですが、アクアはここで自分の復讐は終わったと感じます。アクアはこれでもう普通の生活が送れると思い、自分をずっと支えてくれた黒川あかねに改めて告白します。そして、2人はビジネスカップルではなく、正真正銘の恋人関係になったのでした。

推しの子のアクアは、有馬かなとも親しい関係にありました。しかし、黒川あかねと正式に付き合うことになり、かなと距離を置くことにします。恋人以外の女性と距離を置こうとするのは、とても誠実な行為だといえるでしょう。しかし、アクアがかなと距離を置こうとした理由は、あかねと付き合うからだけではありませんでした。

かなはこのときアイドルとして、徐々に認知度が高まっているときでした。アイドルのかなの側に男がいると知られれば、アイのように危害を加えられる恐れがあります。アクアはかなに危害が及ばないように、また有名になることを邪魔しないように、かなから距離を置こうとしたのです。

ようやく本当の恋人同士になれたアクアと黒川あかねでしたが、しばらくして破局してしまいます。破局した理由は、アクアが再びアイの復讐に動き出したためです。アクアは姫川大輝の父親が復讐相手だと思い込み、一時は復讐は終わったと考えていました。しかし、アクアの話を聞いたあかねは、このとき違う可能性に気づきます。それは、姫川大輝の母親が別の男との間に子供を作り、それを姫川大輝の子供として育てたという可能性です。

あかねはこの推論をアクアには話さず、1人で本当の黒幕を追っていました。そして、その人物がカミキヒカルという男であることを突き止め、アクアの代わりに復讐をしようとしていました。しかし、あかねにGPSをつけてずっと監視していたアクアは、あかねのその動きに気づいていました。このGPSは今ガチが終わってからアクアがあかねに取り付けたものでしたが、正式な恋人になった現在でも機能していました。

あかねをこれ以上危ない目に合わせないためにも、アクアは「もう関わるな」と言いました。そうしてあかねと破局したアクアは、1人で復讐の道を突き進むことを決意するのです。本当にアクアのことを好きだったあかねは、アクアの力になれなかったことを悲しんで涙を流します。あかねのやるせない気持ちが痛いほど伝わってくる、切ない破局シーンでした。

推しの子には、黒川あかねの他にもアクアに好意を抱いているキャラがいます。それが、アクアの幼馴染でもある、有馬かなです。幼馴染とはいっても子供の頃に会ったのは一度だけで、2人が再会したのは高校生になってからです。かなは子供の頃にアクアと映画で共演し、自分よりも凄い演技をしたアクアを見て悔しさに大泣きしました。

その後もずっとアクアのことを気にかけていたかなは、高校でアクアに再会するとぐいぐい距離を詰めてきました。アクアとかなはいい関係になりそうな雰囲気もありましたが、結局アクアはあかねと付き合うことになりました。しかし、アクアもかなのことを気にかけていることは確かで、あかねにとってかなは最大の恋のライバルともいえます。

しかし、あかねとかなは、アクアを巡って対立するだけの関係ではありません。実は2人は幼い頃に出会っており、この出会いが2人の関係を複雑なものにしていました。ここでは、あかねとかながどのような関係かを、ネタバレとともに説明します。

推しの子の黒川あかねは、元々有馬かなの大ファンでした。かなは昔テレビで活躍していた子役で、数多くのドラマなどに出演していました。あかねはこの頃のキラキラ輝いていたかなに憧れて、芸能界に入ったのです。あかねはかなと友達になりたいという希望を抱きながら、演劇の練習に励みます。そして、ある子役オーディションの会場で、ついにかなと会うことができたのでした。

あかねはそこで、このオーディションがかなの合格を前提とした出来レースであることを聞かされます。あかねはかなが出来レースを否定してくれると思ってこの話をしますが、かなはあっさりとそのことを認めました。そして、「かなちゃんはそれでいいの？」と訊くあかねに、かなは「演技なんかどうでもいい」と声を荒らげます。

あかねはそれがかなの本心ではないと言い募りましたが、それがさらにかなの神経を逆撫でします。かなは「あんたみたいな子大嫌い」と言って、あかねの前から立ち去りました。この頃のかなは子役としての年齢を過ぎ、徐々に活躍の場がなくなっているときでした。内心の焦りから、やさぐれた態度になってしまっていたのです。そういった事情を知らないあかねは、態度の悪いかなに失望してしまいました。

「演技なんてどうでもいい」と言うかなに憧れる気持ちは一切なくなり、逆にかなのアンチとなってしまうのでした。しかし、かながどうしてこういった発言をしたのか気になったあかねは、かなの気持ちを知るために一生懸命勉強しました。そして、芸能界で生き残るために周りに合わせるしかなかった、かなの気持ちを理解するようになったのです。

黒川あかねが大好きだった頃の有馬かなは、周りを飲み込むような圧倒的な演技をする子でした。しかし、現在のかなは、周りの演者に合わせた適応型の演技をするようになっていました。本当はまだかなの演技が大好きだったあかねは、かなに以前のような演技をしてほしいと願っていました。

そして、かな本来の演技を引き出すため、あえて自分が一番目立つような演技をしてみせます。しかし、かなは舞台全体のことを考え、あえてあかねの引き立て役を演じました。自分の演技が逆効果になってしまったことにあかねはショックを受けますが、代わりにアクアがかなの全力を引き出してみせました。

子供の頃のようなキラキラと輝くかなの演技に、あかねは魅了されます。そして、やはりかなにはまだ敵わないと考えるのでした。しかし、それはかなも同じでした。かなはあかねの才能に驚嘆すると同時に、その才能に勝てないと劣等感を抱きます。2人はお互いを認め合った最高のライバルとして、この先も成長していくことになります。

推しの子の黒川あかねは、作中で一度死にかけたことがあります。あかねはアクアと恋人になったことで、アクアが抱える諸々の事情に気づいていきます。そして、まだアクアすらたどり着いていない、アクアの実の父親の正体に気づくことになります。そしてアイの事件の真相に近づいた頃、あかねは歩道橋からフードをかぶった男に突き落とされました。このときはアクアに助けられて無事でしたが、あかねが命を狙われたことは間違いなさそうです。

そのため、今後も何かの事実にたどり着いたとき、再び命を狙われる可能性もあるでしょう。ただ、あかねはアクアと破局したことで、アクアの復讐からは一歩引いたところにいます。また、久しぶりにアクアと再会したときに「アクアくんの企みを止める」と言っていることからも、以前のように復讐に付き合うつもりはなさそうです。あかねが積極的に黒幕と接触しようとしなければ、これ以上命の危険はないと推察されます。

それでも、あかねが死亡する可能性が、完全に消えたわけではありません。推しの子の1巻では、1話ごとに登場人物のインタビューのシーンが出てきます。ここではアクアやルビー、有馬かななどの、未来のインタビュー映像が描かれていました。しかし、このインタビュー映像には、なぜかあかねだけ登場していません。そのため、このインタビューが行われた時期には、あかねはすでに死亡していると考察することもできます。

黒川あかねと破局した後、アクアは現時点では誰とも付き合っていません。アクアの頭の中は復讐のことで占められており、他のことは何も考えられない状態です。そのため、アイの復讐が続く限りは、誰のことも選ばない可能性が高いです。元々あかねと破局した理由も、あかねをこれ以上復讐に巻き込まないためでした。この破局理由を考えれば、アクアがこの先誰とも付き合わないことは自然だといえるでしょう。

推しの子のアクアは、何かと有馬かなを気にかけています。黒川あかねと恋人になったときに距離を置きましたが、それはかなのことを守るためでもありました。あかねとの破局後はかなをスキャンダルから守ったり、かなのことを意識しているような発言もしています。アクアのこういった言動を振り返ると、最終的にはかなと恋人になる可能性が高いと推察されます。

声優の大塚剛央さんは1992年10月19日生まれで、出身地は東京都です。趣味は読書やカラオケ、ゲームで、特にゲームに熱中することが多いようです。子供の頃からサッカーをやっていたため、特技にはサッカーを上げています。学生時代は学校の教師や、スポーツ関係の仕事を目指していたそうです。しかし、就職活動中に自分の将来について悩み、本当にやりたいことを改めて考え直します。

その結果、ゲームやアニメが好きだったことから声優業を志し、日本ナレーション研究所に入所します。その後、アイムエンタープライズの所属となりました。2016年から声優活動を開始し、2018年に上映された劇場版アニメ『詩季織々』で初主演を果たします。テレビアニメで初めて主演を務めたのは、『風が強く吹いている』の蔵原走役でした。

風が吹いているでは、第14回声優アワードの新人男優賞を受賞しています。大塚剛央さんはその他にも、『NOBLESSE -ノブレス-』のタキオや『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』のリオン・フォウ・バルトファルト、『もののがたり』の岐兵馬などを演じています。

石見舞菜香さんは1998年4月30日生まれのO型で、埼玉県出身の声優です。趣味は散歩と読書で、特技はチューバです。石見舞菜香さんは中学時代に『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』で、声優の茅野愛衣さんの演技に感銘を受けます。そこから声優を目指すようになり、プロ・フィット声優養成所に入所します。卒業後はプロ・フィットに正式に所属し、声優としての活動を始めました。

しかし、2022年にプロ・フィットがマネジメント事業を終了したため、ラクーンドッグへと移籍しています。石見舞菜香さんは黒川あかねの他に、『くじらの子らは砂上に歌う』のリコスや『フルーツバスケット』の本田透、『ウマ娘 プリティーダービー Season2』のライスシャワーなどを担当しています。

また、『東京24区』の翠堂アスミ、『RPG不動産』のラキラ、『黒の召喚士』のエフィルなど、数々の人気作で主要キャラを演じています。2019年には、第13回声優アワードで新人女優賞を受賞しました。

推しの子のファンの間では、黒川あかね派と有馬かな派で意見が対立することがあります。あかね派のファンはアクアとあかねがくっつくことを望んでおり、2人が破局してしまったことに悲しむ人が大勢いました。ただ、破局してしまった今となっては、復縁しなくてもいいからあかねに幸せになってほしいと願う声も上がっていました。

推しの子の黒川あかねは、ずっとアクアのことを支え続けてきた存在です。一時期はアクアに成り代わり、アクアの復讐を果たそうとまでしていました。現在ではアクアのために、復讐を止めようとしています。ここまでアクアのために行動しているあかねだからこそ、報われるべきだというコメントが上がっていました。あかねがこのまま不遇なキャラとして扱われることに、「可哀想だ」という感想を抱く人も大勢いました。

推しの子の黒川あかねと有馬かなは、アクアを巡って三角関係になっています。この三角関係が好きだという人は多く、「ワクワクする」という感想も上がっていました。アクアとあかねが正式に恋人になったことで、一時期三角関係は終了したように見えました。しかし、アクアとあかねは破局し、現在ではまた複雑な三角関係が発生しています。推しの子はサスペンスが主流となった作品ですが、この3人の恋の行方にも注目が集まっています。

推しの子に登場するアクアと黒川あかねの関係やこれまでのネタバレ、今後の展開などをまとめました。アクアと黒川あかねは作中の今ガチという番組で出会い、その後関係を深めていくことになります。あかねは本気でアクアのことを好きになっていましたが、アクアは結局最後まであかねを利用し続けただけでした。

途中であかねに惹かれるようなシーンもありましたが、最終的には破局しています。今後2人がどのような関係になるのかは、まだわかっていません。ただ、アクアの復讐が続く限りは、2人が幸せな関係になることはないでしょう。推しの子も最終局面に差しかかり、アクアの復讐心はさらに大きくなっています。アクアの復讐やあかねとの関係がどうなるか、今後の展開に期待しながら続きを楽しみましょう。