【推しの子】あらすじをネタバレ解説！登場キャラクターや漫画の感想は？

個性あふれる登場人物・キャラクターが登場し、独特な世界観で読者たちの間でも絶賛の評価・感想を集める漫画・『推しの子』。そんな『推しの子』とは、一体どのような作品なのでしょうか？まずは、『推しの子』の概要や作者たちについて調査してみましょう。

『推しの子』は、原作を赤坂アカ、作画を横槍メンゴが務める漫画であり、週刊ヤングジャンプにて、2020年21号より現在も連載中の漫画です。1週遅れでウェブコミック配信サイト・少年ジャンプ+でも毎週木曜更新で連載されています。2021年5月現在の単行本既刊数は4巻となっています。

そんな『推しの子』の単行本1巻は、2020年7月1日〜9月30日に発売された単行本第1巻としては、同期間に日本でもっとも売れた作品となりました。2021年4月時点、単行本の累計発行部数は100万部を突破しています。

漫画『推しの子』の原作を担当するのは、赤坂アカです。赤坂アカは、漫画作品執筆の他、イラストレーション・キャラクターデザインなどの多岐にわたる分野で活動を展開しています。そんな漫画『推しの子』の原作を担当する赤坂アカは、『ib インスタントバレット』や、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の漫画家として知られています。

さらに驚かされるのが、漫画『推しの子』原作担当である赤坂アカは、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』を2015年5月から現在も連載中であり、『推しの子』の連載が始まったのは2020年4月です。つまり、異例の『2作品同時週刊連載』となりました。

漫画『推しの子』の作画を担当するのは、横槍メンゴです。横槍メンゴは、『君は淫らな僕の女王』や『クズの本懐』を手がける漫画家です。『クズの本懐』は、テレビドラマ化・アニメ化とされており、2017年3月時点で累計発行部数は180万部を突破している大ヒット漫画です。

読者の間でも高評価な感想続出中の漫画『推しの子』。そんな『推しの子』には現在、幼少期編と高校生編に分かれる物語が描かれています。お次は、漫画『推しの子』の幼少期編のあらすじをネタバレチェックしていきましょう。

漫画『推しの子』のあらすじネタバレ～幼少期編～1つめは、『星野アイとゴローの出会い』です。産婦人科医として働くゴロー。そんなゴローはアイドルグループ『B小町』の絶対的エース・星野アイの大ファンです。ある時、ゴローの務める産婦人科に星野アイがやってきました。

星野アイは双子を妊娠していたため、ゴローは星野アイの担当医になることになりました。出産予定日当日、ゴローは突如何者かに刺されてしまいます。ゴローを指した相手は、妊娠した星野アイを恨んだファンでした。ゴローは薄れゆく意識の中、星野アイを心配しながら、生涯に幕を閉じました。

漫画『推しの子』のあらすじネタバレ～幼少期編～2つめは、『推しの子へ転生した主人公』です。ゴローは星野アイの双子の兄・星野愛久愛海（アクア）として転生します。双子の妹・星野瑠美衣（ルビー）もまた、前世では星野アイのファンで転生者でした。

漫画『推しの子』のあらすじネタバレ～幼少期編～3つめは、『子役として才能を見せる主人公』です。前世の記憶がある星野愛久愛海（アクア）は、年齢に不相応な言葉遣いをある映画監督に気に入られ、映画のワンシーンに出演することになり、子役としての才能を徐々に見せていくことになります。

漫画『推しの子』のあらすじネタバレ～幼少期編～4つめは、『殺されるアイ』です。双子を可愛がりながら、アイドルとしてもどんどん人気を集めていく星野アイ。ある時、社長にも誰か教えていない元恋人に星野アイは、「子供達と会わないか」と住所を教えます。しかし事態は急変し、自宅に訪れたストーカーに星野アイはナイフで刺されて殺されてしまいました。

読者の間でも高評価な感想続出中の漫画『推しの子』の幼少期編についてのあらすじはチェックできましたが、高校生編は一体どのようなストーリーとなっているのでしょうか？お次は、漫画『推しの子』の高校生編のあらすじをネタバレチェックしていきましょう。

漫画『推しの子』のあらすじネタバレ～高校生編～1つめは、『高校入学』です。星野愛久愛海（アクア）と星野瑠美衣（ルビー）は高校生になっていました。かつてから母のようにアイドルになりたがっていた星野瑠美衣（ルビー）と、アイドルにさせたくない星野愛久愛海（アクア）。

そんな二人の希望をとって、かつて母・星野アイが所属していた苺プロダクションに星野瑠美衣（ルビー）が所属することになりました。晴れて所属タレントとなった星野瑠美衣（ルビー）は、芸能科のある『陽東高校』へと進学し、星野愛久愛海（アクア）は同校の一般科に入学します。そこで星野愛久愛海（アクア）は元天才子役・有馬かなとの再会を果たします。

漫画『推しの子』のあらすじネタバレ～高校生編～2つめは、『役者として復活？』です。かつては役者として活動していた星野愛久愛海（アクア）ですが現在は裏方として活動していました。そこに有馬かながドラマに出て欲しいと星野愛久愛海（アクア）をオファーし、しぶしぶ役者を復活することとなります。星野愛久愛海（アクア）がオファーを受けた理由は、鏑木のDNA検査に使える品を採取するためでした。

漫画『推しの子』のあらすじネタバレ～高校生編～3つめは、『恋愛リアリティーショー出演』です。DNA検査で鏑木との親子関係は否定されましたが、鏑木は「アイの交友関係を知っている」と話します。その話を教える代わりに恋愛リアリティーショーに出て欲しいという交換条件のもと、星野愛久愛海（アクア）は『今ガチ』という恋愛リアリティーショーに出演することになります。

漫画『推しの子』が人気の理由なのは、ストーリーが面白いことだけではありません。読者達の感想や評価としては、登場人物・キャラが魅力的であることも『推しの子』の魅力だと言われているようです。読者達からも高評価な感想が続出している漫画・『推しの子』の登場人物・キャラクターとは一体どのようなものなのでしょうか？お次は、漫画・『推しの子』の登場人物・キャラクターを一覧でご紹介します！

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧1人目は、『星野愛久愛海（アクア）』です。星野愛久愛海（アクア）は『推しの子』の主人公であり、芸名は「アクア」です。そんな星野愛久愛海（アクア）の前世は、患者の病室でアイドルのDVDを流すほど星野アイの大ファンである産婦人科医師でした。そんな中、偶然妊娠中のアイが病院を訪れ、医師として出産を見守ることになります。

しかし、出産直前にアイのストーカーに襲われ死亡し、星野アイが産んだ双子の兄・愛久愛海（あくあまりん）として生まれ変わりました。さらに、前世の記憶も残ったままの転生で、赤子の段階で大人と会話ができました。幼児まで成長した頃に、撮影現場で五反田監督に気に入られて苺プロに所属して芸能界に進出することとなりました。

星野愛久愛海（アクア）は前世で国立医大に合格しており、産婦人科医として働いていたこともあり、頭脳明晰です。その為、演技力は平凡でありながらも、コミュニケーション能力の高さや頭の回転の早さを演技に活かしており、関係者達からは注目されています。

そんな頭脳明晰な星野愛久愛海（アクア）は、一章終盤の事件に実の父親が関与していると推測し、復讐を誓う為に人生を捧ぐようになってしまいます。二章では冷静かつドライな性格になっており、不愛想ですが、さり気なく相手を気遣うことができる優しい性格です。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧2人目は、『星野瑠美衣（ルビー）』です。星野瑠美衣（ルビー）は、星野愛久愛海（アクア）の双子の妹であり、芸名は「ルビー」です。そんな星野瑠美衣（ルビー）も双子の兄・星野愛久愛海（アクア）と同じく、転生者であり、前世は「さりな」という名前で星野愛久愛海（アクア）が勤務する病院での患者であり、星野アイを敬愛するアイドルオタクでした。

しかし、退形成性星細胞腫によって12歳という幼さで命を落としてしまいました。しかし、さりなは星野瑠美衣（ルビー）として、星野アイの子供として星野愛久愛海（アクア）と共にこの世に誕生しました。星野愛久愛海（アクア）と同じく星野瑠美衣（ルビー）も前世の記憶が残っており、大ファンだった星野アイがお母さんである現状を思う存分満喫しています。

星野愛久愛海（アクア）には、自身も同じ転生者であることは話しているのですが、星野愛久愛海（アクア）と星野瑠美衣（ルビー）は転生前が誰だったのかお互い気づいていない様子です。そんな星野瑠美衣（ルビー）のオタク気質は転生前と変わらず引き継がれており、その性格でしばしば兄・星野愛久愛海（アクア）をドン引きさせています。

その一方で、星野瑠美衣（ルビー）は天性の演技力の持ち主であり、星野アイのスキャンダルを売ろうとしたミヤコに対して、「神」を演じて脅して従わせています。星野瑠美衣（ルビー）は大ファンだった母と同じアイドルになろうと幼い頃からオーディションを受けていました。そこで星野愛久愛海（アクア）と齋藤ミヤコの提案で、苺プロダクションのアイドルとしてデビューを果たします。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧3人目は、『星野アイ』です。星野アイは、アイドルグループ『B小町』のセンターであり、星野愛久愛海（アクア）と星野瑠美衣（ルビー）が前世大ファンだったアイドルです。星野アイは16歳で妊娠したためアイドル活動は休止しており、出産して星野愛久愛海（アクア）と星野瑠美衣（ルビー）の双子を授かりました。

16歳という幼さで子供を出産しようと決意したのには、星野アイ自身が施設育ちで親も家族が居なかったため家族に憧れていたことが関係しているようです。しかし、双子の父親については誰にも明かしていません。常に明るくポジティブで、双子出産後すぐにアイドルに復帰しました。そんな星野アイですが、一章終盤にストーカーに刺されて死亡してしまいました。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧4人目は、『斎藤壱護』です。斎藤壱護は、星野アイが所属していた苺プロダクションの社長です。ちょび髭・茶髪・サングラスが特徴の中年男性。孤児だった星野アイをスカウトしています。また、星野アイの戸籍上の親であり、実の父親ではないが身元引受人です。若い奥さんがいますが若い子贔屓している節があり、アイドルのメンバーからは引かれているようです。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧5人目は、『斎藤ミヤコ』です。斎藤ミヤコは、斎藤壱護の妻であり、二章では斎藤壱護に代わって社長に就任しています。美少年に近づくために苺プロダクション社長・斎藤壱護と結婚し、あわよくば再婚をもくろんでいましたが、星野アイが仕事の間は双子の面倒を見ており、不満がかなり溜まっているようでした。

そこで星野アイの不祥事を売ってホストクラブの男に貢ごうと考えていたのですが、本来言葉も話せないはずの赤子の星野瑠美衣（ルビー）が人語を話し、自らが神の化身であると言ったのを信じて良いように使われるようになります。しかし、いまでは成長した双子のよき理解者となっており、星野愛久愛海（アクア）と星野瑠美衣（ルビー）のことを自分の子のように大事に思っています。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧6人目は、『黒川あかね』です。黒川あかねは、芸能活動している高校生たちが週末にイベントを通じて交流を深める恋愛リアリティーショー・『今からガチ恋始めます（今ガチ）』に出演していた女優・高校2年生です。

そんな黒川あかねは、一流の役者しかいない劇団・『ララライ』の若きエースであり、与えられた役に対してプロファイリングを参考にした徹底的な洞察と考察を行い、それらを完璧に演じる天性のセンスは元天才子役・有馬かなですら「天才と呼ぶしかない」と嫉妬するほどの演技力の持ち主です。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧7人目は、『五反田泰志』です。五反田泰志は、映画監督です。ある時、撮影現場にいた星野愛久愛海（アクア）を気に入って映画出演させ、星野愛久愛海（アクア）が役者になるきっかけを作った人物です。星野愛久愛海（アクア）から弟子入り志願を受け入れ、映画製作の手伝いをさせています。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧8人目は、『鏑木雅也』です。鏑木雅也は、インターネットテレビ局『ドットTV！』所属のプロデューサーです。星野アイに営業先や事務所に内緒で彼氏に会うお店を紹介したりしていました。

漫画『推しの子』の主な登場人物・キャラ一覧9人目は、『有馬かな』です。有馬かなは天才役者と評判の女優で、子役時代は10秒で泣ける天才子役として活躍していました。努力家で責任感が強いものの、口が悪く感情が高ぶると強い言葉が出ることに自己嫌悪しています。子役時代には高飛車な性格からか徐々に干されていき、現在は反省から協調性を身につけて我を通さずに仕事しているようです。

10秒で泣ける天才子役として誇りを持っていた有馬かなですが、星野愛久愛海（アクア）と共演した際に自分の才能のなさを実感することになり、それ以降は星野愛久愛海（アクア）を意識し続けています。二章では星野愛久愛海（アクア）と星野瑠美衣（ルビー）からアイドルグループに勧誘され、星野愛久愛海（アクア）の説得に流される形で苺プロダクション所属のアイドルになりました。

『推しの子』は、赤坂アカと横槍メンゴの最強タッグがコラボしていることで注目されましたが、ストーリーが面白いことも見どころとして盛りだくさんです。お次は、読者が教える漫画・『推しの子』の見どころをチェックしてみましょう。

『推しの子』の漫画の見どころ・評価1つめは、『芸能界の裏事情』です。その華やかな世界に、一度は憧れたことがある人が多い芸能界。『推しの子』ではそんな煌びやかではありながらも、リアルな芸能界の裏事情が描かれています。アイドルや俳優・女優たちの努力や業界の嫌な部分も描かれているので必見です。

『推しの子』の漫画の見どころ・評価2つめは、『推しの子供に転生する』です。数年前から転生モノの作品が人気を集めていますが、そんな中でも『推しの子』は、前世で推しだったアイドルの子供に転生するという設定が面白いと評判になっています。

『推しの子』の漫画の見どころ・評価3つめは、『数多くの伏線』です。『推しの子』には数多くの謎や伏線が隠されているのも見どころです。星野アイを妊娠させた相手は誰なのか、星野愛久愛海（アクア）の前世・ゴローを殺害した人物は誰か…などと、まだまだたくさんの謎に対する伏線が散りばめられているので犯人たちを予想しながら楽しめるのも魅力です。

漫画好き芸能人も大注目の『推しの子』。そんな『推しの子』に対して、世間の人々は一体どのような感想や評価を抱いているのでしょうか？最後に、漫画・『推しの子』に対する世間の人々の感想や評価についてチェックしてみましょう。

こちらの方は漫画・『推しの子』に対して「昼休みに推しの子を読んでしまったんだけど、横槍メンゴ先生の絵が最高なのはもちろんなんだけど、今の漫画界で現代社会の問題やトレンドを赤坂アカ先生より上手く扱って作れる原作者、いるか？という感想しかでない(唐突な漫画語り)」と評価・感想ツイートしています。横槍メンゴと赤坂アカの豪華タッグには読者達も納得させられる面白さ・満足度のようです。

こちらの方は漫画・『推しの子』に対して「本日漫画の日らしいので。「推しの子」面白すぎた。アイドルほのぼのギャグ漫画かな...？って思ってたけど全然違う。推しのアイドルの隠し子に転生する復讐劇かつ芸能界の裏側がわかる...！と書いてて意味分からなくなる感想だがめちゃ面白いので、来年はこの漫画がすごいの1位でもいいと思う」と評価・感想ツイートしています。良い意味で、読む前とのギャップを感じている方も多いようでした。

こちらの方は漫画・『推しの子』に対して「今まで推しの子ずっと読んでたんだけどこれめちゃくちゃ面白い。いろんな伏線が盛り込まれてて良くできてるなぁ」と評価・感想ツイートしています。『推しの子』の魅力でもある伏線、読者の方達にもよくできていると評価されているようでした。

漫画・『推しの子』のあらすじネタバレ・評価・感想・登場人物・キャラクターについてのまとめはいかがでしたか？横槍メンゴと赤坂アカの豪華タッグが手がける漫画・『推しの子』は、転生モノやサスペンス要素などを取り入れていることから斬新なストーリー・設定で多くの読者達が絶賛の人気漫画であることがわかりました。

そんな『推しの子』では、魅力的な登場人物達に加え、芸能界の裏事情が描かれていたり、数多くの伏線が散りばめられていたりと、続きがどんどん気になる展開の作品となっています。多くの漫画好きが大注目の漫画・『推しの子』、気になる方は是非ともチェックしてみてくださいね！