【ワンピース】シャンクスが強すぎ？キッドを瞬殺する強さはカイドウ以上？

尾田栄一郎によるワンピースは週刊少年ジャンプで連載中の漫画で、コミックは最新105巻が発売中です。ワンピースの漫画を原作としたテレビアニメはフジテレビ系で放送されており、2023年で放送24年を超えるロングラン作品となっています。また、劇場版映画は2022年に15作目「ONE PIECE FILM RED」が公開され、ウタという新たなキャラクターが人気を博すなど、日本だけでなく世界各国で大ヒット作品となりました。

ワンピースは、海賊王を目指して大海原を冒険する少年ルフィと仲間たちによる海洋ファンタジー・バトルです。1997年に連載が開始された漫画と、1999年から始まったテレビアニメは1000話を超え、コミック発行部数は全世界で5億部を超えるなど、世界中で愛される作品となっています。また、ワンピースはスピンオフ作品、ノベライズ作品、ファンブック、画集、ゲームなど多種多様な作品が発表されています。

ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィは偉大なる航路（グランドライン）のどこかにあるという、伝説の海賊王ゴールド・ロジャーが遺した「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を探し求める旅を始めました。各地で大切な仲間たちと出会い、また、戦いの中で絆を深めてきたルフィは、ついに偉大なる航路に到達します。四皇となり、大海賊の仲間入りを果たしたルフィは、強敵との戦いの日々を送ります。

ワンピースのシャンクスは赤髪のシャンクスと呼ばれ、赤髪海賊団を率いる海賊です。大海賊の証とされる四皇メンバーの一人です。3月9日生まれで年齢は30代後半、西の海出身です。懸賞金は40億4890万ベリー、船はレッド・フォース号です。覇王色、武装色、見聞色の覇気の持ち主で、大技「神避（かむさり）」の使い手です。武器として「グリフォン」という剣を愛用しています。

シャンクスは主人公のルフィが海賊を目指すきっかけとなり、麦わら帽子をルフィに預けた人物です。シャンクスの過去については、少年の頃に海賊王ゴールド・ロジャーが率いるロジャー海賊団で見習い船員をしていました。外見の特徴は、赤い髪色と左眼に黒ひげに付けられたという3本の傷跡があります。子どもの頃のルフィを助けたときに左腕を失っています。

ここからは、ワンピースのシャンクスが強すぎると言われている理由と、大技「神避（かむさり）」の強さについて考察していきます。また、シャンクスは覇王色、見聞色、武装色という3種類の覇気を備えています。ここでは、強すぎると言われているシャンクスの覇気の強さについても考察します。

四皇の一角を担うシャンクスは、白ひげ、カイドウ、ビッグマムという大海賊たちと並び称されて以来、他のメンバーが脱落する中で唯一、その座を明け渡していません。シャンクスの強さについてみていくと、利き腕を失う前は愛用の剣「グリフォン」を使った剣術で、世界最強の剣士であるミホークと対等に戦う実力でした。シャンクスは、彼が利き腕を失ってから4年後に四皇になっており、彼の実力の程がよくわかります。

また、世界最強の生物と言われるカイドウが、自分と互角に戦うことができるのはゴールド・ロジャー、白ひげ、光月おでん、ロックス、そしてシャンクスだと言っています。世界政府もシャンクスの強さについては警戒しており、五老星に「暴れたら手に負えない」などと言われています。現在の四皇メンバー（黒ひげ、ルフィ、バギー）の中でも最も高い懸賞金を掛けられるなど、圧倒的な存在感を示しています。

シャンクスはワンピース劇場版最新作「ONE PIECE FILM RED」でも、凄まじい強さで相手を圧倒する姿が描かれています。このように、シャンクスの強さは誰もが知るところですが、最新のエピソードでは、シャンクスの強さがさらに増しており、強すぎると話題となっています。ここからは、「ONE PIECE FILM RED」で際立った強さを見せたシャンクスが、強すぎる理由について考察していきます。

漫画1079話に、エルバフでのシャンクスとキッドの戦いが描かれています。11人の超新星の一人で最悪の世代の一人でもあるキッドは、ワノ国でトラファルガー・ローと共にビッグマムを討ち果たした実力者です。懸賞金も30億ベリーという高額であるキッドは、四皇の座も目の前ではないかと言われていました。ところが、このような実力者であるキッドを、シャンクスは一撃で倒してしまいました。

それでは、1079話でのキッドとの対戦を紹介すると、シャンクスの赤髪海賊団がキッド海賊団の目の前に現れます。キッドは自慢の大技「電磁砲（ダムド・パンク）」を繰り出そうと構えます。このキッドの技は、ビッグマムでも簡単には撥ね返すことができないほどの威力があります。シャンクスはキッドの電磁砲を見聞色の覇気で見て、その破壊力に驚き、仲間が大きな被害を被るだろうと危機感を抱きます。

そこで、一人でキッドの船に向かったシャンクスは「神避（かむさり）」を発動します。結果、キッドは撃破されてしまいました。このように、シャンクスは懸賞金30億ベリーの実力者であるキッドを「神避」の一撃で退けています。このシーンが、シャンクスが強すぎると言われている理由です。

シャンクスがキッドを瞬殺した大技「神避」は、かつてゴールド・ロジャーも使っていました。「神避」とは、稲妻をまとわせた剣から激しい衝撃波を繰り出す技で、一振りするだけで敵だけでなく周囲のものを巻き込みながら吹き飛ばしてしまいます。かつてロジャーが光月おでんに向けて放ったとき、おでんは周りの木々と共に吹き飛ばされ、大木に激突させられました。

ゴールド・ロジャーは誰も成し得なかった「偉大なる航路」を制覇した伝説の海賊王です。ロジャーほどの実力者が扱っていた大技を使いこなすシャンクスもまた、大海賊にふさわしい強さを備えているいうことです。この「神避」を、シャンクスはどのような経緯で身に付けたのでしょうか？シャンクスは昔、ゴールド・ロジャーの海賊団で見習いをしており、ロジャーから「神避」を伝授してもらったかもしれないと言われています。

これまで様々な場面で強すぎる姿を見せているシャンクスですが、実は彼が本気を出して戦う姿は、未だ描かれていないと言われています。シャンクスが本気を出す戦いになりそうな相手は、彼の左目に傷をつけた黒ひげではないかという説があります。黒ひげの野望は海賊王になることで、それはルフィも同じです。

しかし、黒ひげはルフィが目指す「夢の果て」とはまるで違う姿を見せると考えられており、黒ひげに対してはシャンクスも、本気になる可能性があると言われています。

シャンクスが強すぎる最大の理由は「覇気」だと言われています。シャンクスは「覇王色」「見聞色」「武装色」という3つの覇気すべてを備えています。ここでは、強すぎるシャンクスの3つの覇気の強さについてみていきます。

シャンクスが強すぎる理由として、覇王色の覇気のレベルが非常に高いことが挙げられます。シャンクスが最もよく使う覇王色の覇気は、威圧感や殺気で相手を気絶させるというものです。シャンクスの覇王色の覇気の強さをみていくと、エニエスロビー編でシャンクスが白ひげと激突したとき、二人の莫大な覇気で天が割れたエピソードがあります。シャンクスは白ひげの船に乗り込む時、覇王色の覇気で多くの船員たちを気絶させています。

その後、白ひげとの交渉が決裂した際、シャンクスと白ひげが激突しました。また、映画「ONE PIECE FILM RED」でもシャンクスの覇王色の覇気が描かれています。そのシーンとは、海軍中将モモンガがシャンクスの覇王色の覇気によって気絶しています。さらに、シャンクスの覇王色の覇気を目の当たりにした海軍大将の黄猿は、その凄まじい威力に戦闘意欲を失くして撤退しています。

また、映画「ONE PIECE FILM RED」では、シャンクスは「見聞殺し」という能力を持っていることがわかりました。この能力は見聞色の覇気で未来を見ようとしている者の気配を察知し、妨害することができるというものです。1079話でのシャンクスとキッドの対戦で、キッドを吹き飛ばした「神避」も強力な覇気を纏うことによって威力がより一層増すということになります。

覇王色の覇気を備えているのはロジャー、ビッグマム、カイドウ、白ひげ、光月おでん、レイリー、現四皇であるルフィなどです。しかし、光月おでんは昔、ロジャーの「神避」によって吹き飛ばされており、同じように強力な覇気を纏う「神避」を使うことができるシャンクスは、誰よりも強いのではないかと考えられています。

シャンクスは見聞色の覇気を、1079話でキッドと対峙したときに使っています。見聞色の覇気は相手の心情や気配を感じ取り、さらに、少し先の未来を見ることができます。キッドが赤髪海賊団に向かって得意の電磁砲を発動しようとしたとき、シャンクスは見聞色の覇気で、電磁砲で攻撃された場合、どのような被害を被るかを見ています。その結果「被害が大きすぎる」として「神避」を発動し、キッドを退けています。

ワノ国編でもシャンクスは見聞色の覇気を使っています。ワノ国近海にやって来たシャンクスは、自分の船から海軍大将アラマキ（緑牛）がワノ国本土にいることを、見聞色の覇気で察知します。この時、ルフィを狙っていたアラマキはシャンクスの覇王色の覇気を感じ、ワノ国から撤退しています。

「武装色の覇気」は、覇王色、見聞色に比べると、使用しているシーンは少ないですが、シャンクスの強さが際立ったシーンとなっています。それは、マリンフォード頂上戦争で、コビーに襲い掛かろうとしている海軍大将サカズキ（赤犬）を、シャンクスが剣で止めたシーンです。サカズキは悪魔の実「マグマグの実」の能力でマグマの拳を発動していました。

それをシャンクスは剣一本で止めており、彼の武装色の覇気の強さがよく分かるエピソードとなっています。ここまで、シャンクスが強すぎる理由や、覇王色、見聞色、武装色の覇気の強さについて紹介しました。

ここまで、ワンピースのシャンクスの強すぎる理由について考察し、覇王色、見聞色、武装色の覇気の強さを紹介してきました。また、シャンクスがキッドとの戦いで見せた大技「神避」の強さを、エピソードを交えて紹介しました。ここで、最強の覇気を備えるシャンクスは、世界最強生物と言われているカイドウよりも強い？について考察し、さらに、シャンクスの強さが原作とアニメでは違う？について考察します。

ワンピースの1001話「鬼ヶ島怪物決戦」で、カイドウは自身と対等に戦うことができるのは、ロジャー、ロックス、白ひげ、おでん、そしてシャンクスだと言っています。百獣のカイドウと呼ばれるカイドウは、世界最強生物と称されており、覇王色、見聞色、武装色の3種類の覇気を備えています。さらに、カイドウは悪魔の実ウオウオの実の能力者です。

ただ、カイドウ自身は、悪魔の実の能力は世界を制するのに必ずしも必要ではないという様なことを言っています。このように、最強生物であるカイドウですが、シャンクスの方が強いと言われています。その理由は、シャンクスも覇王色、見聞色、武装色の3種類の覇気を備えていますが、それぞれの覇気のレベルが誰よりも高く、最強の覇気と言われています。

特に、シャンクスは伝説の海賊王ゴールド・ロジャーも使っていた、覇王色の覇気による強力な大技である「神避」を扱えるということで、カイドウよりも強いと言われる理由となっています。

ワンピースのテレビアニメは漫画が原作ですが、時折、原作と少し異なる表現や内容で描かれていることがあります。シャンクスの強さに関しても、原作漫画とテレビアニメで異なる描写がありました。エニエスロビー編で、シャンクスがエースについて相談するために白ひげのもとを訪れました。

その際、白ひげがシャンクスに酒ビンを投げつけたシーンで、酒ビンがシャンクスを避けたように見えました。これは、シャンクスの覇気が強く、酒ビンがそれていったと言われています。このように、細かなことですが、漫画とアニメは表現方法やセリフ、残酷なシーンなどが少し違う表現となっています。

ここまで、ワンピースのシャンクスが強すぎる理由や覇気の強さについてみてきました。シャンクスは最強と言われる覇気を纏うことで「神避」などの大技を、より一層強力なものにすることができます。このように、シャンクスは最強の覇気の使い手であることがわかりました。それでは、シャンクスは悪魔の実の能力は備えているのでしょうか？ここでは、強すぎるシャンクスが悪魔の実の能力者かどうかについて考察していきます。

シャンクスが悪魔の実の能力者ではないかという説があり、ここでは、その説が唱えられている理由について考察していきます。シャンクスが悪魔の実の能力者ではないかと言われる理由の一つに、彼の強さが挙げられています。シャンクスは長年、四皇の地位にあり、今では最も高い懸賞金を掛けられ、大海賊として君臨しています。そのため、シャンクスも何かの悪魔の実の能力があるのでは？と言われる理由となっています。

また、シャンクスが悪魔の実の能力を使ったと思われるシーンがあるということです。それは、新世界でカイドウと小競り合いを起こしたシャンクスが、その翌日、マリンフォード頂上戦争に現れたことです。新世界からグランドライン前半の海にあるマリンフォードまで、たった1日で移動することは不可能とされています。そのため、シャンクスは瞬間移動をする能力があると思われ、これが悪魔の実の能力者説の理由となっています。

シャンクスが悪魔の実の能力者であるとするなら、それはどのような実なのでしょうか？ここでは、シャンクスが悪魔の実の能力者である説から、それが何の実であるかについて予想していきます。

シャンクスに瞬間移動の能力があるとすれば、それは、空間を瞬時に移動する能力を持つことができる、空間系の悪魔の実の能力者ではないかと考えられています。瞬間移動できる悪魔の実といえば、「ワプワプの実」があります。能力は、悪魔の実の能力者自身や他者を瞬間的に移動させることができます。能力者はヴァン・オーガーで、黒ひげ海賊団の狙撃手兼三番船の船長です。

しかし、基本的に悪魔の実は世界に一つしか無く、現時点での持ち主はヴァン・オーガーということなので、シャンクスがワプワプの実を持っている可能性はないと考えられます。

次に、シャンクスがトキトキの実の能力者ではないかという説についてみていきます。シャンクスは悪魔の実トキトキの実の能力で、自分自身を未来へ飛ばす能力者ではないかということです。トキトキの実は元は光月トキが所有しており、彼女の夫だった光月おでんとシャンクスは、かつてロジャー海賊団の仲間でした。

光月トキが亡くなった後、トキトキの実の行方について様々な説がある中で、おでんと仲間だったシャンクスが受け継いだ可能性があるということです。

シャンクスが悪魔の実の能力者である説について考察し、能力者である可能性を紹介しました。しかし、能力者なら泳げないはずが、1話でシャンクスは海で溺れるルフィを助けています。このことから、やはり非能力者という説もあります。そこで、シャンクス自身が悪魔の実の能力者ではなく、シャンクスの愛用の剣「グリフォン」が悪魔の実を食べた可能性についてみていきます。

シャンクスは世界最強とされている剣の達人ミホークと互角の戦いを演じた際、愛用の剣グリフォンを使用しています。グリフォンというのは、ギリシャ神話などで、上半身が猛禽類、下半身がライオン、背中には大きな翼を生やしているという伝説の獣です。また、巣には黄金を隠しているということです。翼のある獣ということで、グリフォンが持つ悪魔の実の能力で、瞬間移動などの能力が発動されたと考えられています。

ここまで、ワンピースの強すぎるシャンクスが悪魔の実の能力者である可能性についてと、悪魔の実の能力者であるなら、どのような能力者なのか？について考察してきました。ここからは、ワンピースの強すぎるシャンクスが、様々な場面で発言したかっこいい名言を紹介していきます。

この名言は、コミック1巻でルフィが山賊に痛めつけられているところを、シャンクスが助けたときのセリフです。シャンクスは、自分は何をされても構わないが、友達や仲間が傷つけられるのは許せないと思っているということです。これは、シャンクスが自身の強さを、自分のために使うのではなく、仲間を助けるためなら使うという、男気を感じる名言だと言われています。

こちらの名言はエニエスロビー編で、シャンクスが白ひげの海賊船を訪れた際のセリフです。シャンクスは白ひげの船に乗り込むときに、覇王色の覇気を発動しながらやって来ました。この時、多くの船員たちが「相変わらず、すごい覇気」と言って気絶させられてしまいます。

白ひげ1番隊隊長のマルコら隊長クラスのメンバーは、シャンクスの覇気について「若い者たちでは身が持たない、半端な覚悟では意識を保つことはできない」と言っています。こうして、白ひげ海賊団の船員たちを気絶させ、大海賊白ひげの船にたった一人で、悠々と乗り込んだシャンクスが、最初に放ったセリフがこちらの名言です。

この名言は、マリンフォード頂上決戦を終わらせるために来たシャンクスのセリフです。黒ひげに捕まったエースが海軍本部に引き渡されたことで勃発したこの戦いは、海軍、王下七武海、白ひげ海賊団など、多くの海賊団とインペルダウンの脱獄囚が入り乱れての大戦争となりました。そして、エースと白ひげが死亡したことで終結すると思われました。

しかし、戦いが終わることはなく、そのような中でマリンフォードに現れたシャンクスのセリフが、この名言です。この時、シャンクスは海軍大将の赤犬（サカズキ）から攻撃を受けますが、それをグリフォンで受け止めます。そして「俺の顔を立ててもらおう」とシャンクスが言ったので、戦争は終わりました。

この名言は、シャンクスがフーシャ村に滞在していたときに交流したルフィと別れる際のセリフです。ルフィは幼い頃に、村にやってきた海賊のシャンクスと親しくなります。偶然、悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べて泳げなくなったルフィは、山賊に海に落とされてしまいました。

シャンクスがルフィを助けようとして、自分の腕を海洋生物に食いちぎられてしまいます。ルフィは、シャンクスが自分の腕を犠牲にしてまで助けてくれたことに号泣し、自分も海賊になると宣言します。そのルフィに、シャンクスが麦わら帽子を預けるときに言ったセリフが、こちらの名言です。

ワンピースのファンの間で、シャンクス双子説というものがあり、ここでは、その可能性について考察していきます。また、シャンクスが実は黒幕で、ラスボスではないかという説についても考察していきます。

双子の可能性が囁かれる理由についてみていくと、シャンクスの左目に傷跡が無かったり、失ったはずの左腕が描かれていたりするからです。ただ、単純に作画ミスという説もあります。また、瞬間移動の能力とも言われていましたが、新世界から一日でマリンフォードに現れたことなどもあり、双子説の理由となりました。シャンクスは五老星にすんなりと会うことができ、「君だから時間を取った」などと言われています。

このように、シャンクスは、世界政府の中で最高位とされる五老星から一目置かれるような存在だと考えられます。大海賊のシャンクスと、海賊であるにもかかわらず五老星に一目置かれる存在のシャンクス、ということで、シャンクス双子説となったようです。

次に、シャンクスが黒幕でラスボスではないか、という説についてみていきます。シャンクスは、ルフィが幼い頃に命を助けた恩人で、さらに、ルフィが海賊になりたいと思うきっかけとなりました。そして、ルフィに大切な麦わら帽子を預けて「立派な海賊になったら返しに来い」という言葉を贈っています。また、エースが黒ひげを追うことを止めさせるように白ひげに直談判しています。

マリンフォード頂上戦争を終わらせにきたのもシャンクスでした。シャンクスが白ひげとエースの埋葬をする、自分の顔を立てて欲しいと言うと、海軍元帥のセンゴクも彼を信頼している様子で、戦争を終わらせました。シャンクスは頂上戦争に向かう前日にも、カイドウが戦争に来るのを阻止するために小競り合いを起こしています。

また、戦争の終盤に海軍の兵士コビーが、これ以上犠牲者を出すことは止めて欲しいと、決死の覚悟で大将サカズキの前に立ちました。このコビーの言動に対してシャンクスは「良くも悪くも世界の運命を変えた」と言いました。このように、他者への思いやりや気遣い、さらに世界全体のことを考えるシャンクスの言動から、ルフィの敵として立ちはだかるラスボスの可能性は低いと考えられます。

しかし、シャンクスは海賊であるにもかかわらず、聖地マリージョアのバンゲア城内に入り、五老星と面会しています。そして、シャンクスは五老星から「君だから時間を取った、立場上、君は政治に関わるべきではない」と言われています。この五老星の発言から、シャンクスも天竜人で、しかも五老星のような最高位の天竜人に一目置かれる存在であることがわかります。

それでも、シャンクスのこれまでの言動をみていくと、彼が世界政府側の人間で、権力者の思惑で動いているとは考えにくいと言われています。シャンクスが常に世界情勢やルフィら海賊たちのことを気にしているのは、純粋にシャンクスの優しい思いやりからで、実は黒幕でラスボスだという可能性は非常に低いと考えられています。

シャンクスとキッドの戦いについての感想です。シャンクスは見聞色の覇気で、キッドの「電磁砲」を恐れて、自身の大技「神避」でキッドと彼の船を吹き飛ばしました。キッドもシャンクスが恐れるほどの技を持っており、そのキッドを撃退するシャンクスが強すぎるという感想です。

この記事では、シャンクスが悪魔の実の能力者かどうかについて考察してきましたが、能力者ではない可能性が高いということでした。シャンクスは最強の覇気を備えており、その強さだけで敵を撃退します。そのようなシャンクスの強さを見ていると、「世界を制するのは悪魔の実の能力ではなく、覇気だ」と言ったカイドウの持論が正しかったと思うという感想です。

悪魔の実の能力者ではないと考えられるシャンクスは、四皇の中で最弱では？と思われていたということです。しかし、ロジャーが使っていた「神避」を扱えることや、見聞色の覇気、さらには最強とされる覇王色を備えていることが判明し、評価が逆転したという感想です。

ワンピースのシャンクスが強すぎるということで、その理由について考察してきました。シャンクスはかつてロジャーが使っていた大技「神避」を扱うことができ、その威力はキッドを簡単に撃退してしまうほどでした。このように、大技「神避」を使い、3種類の覇気も最強とされるシャンクスはカイドウよりも強いということでした。シャンクスが悪魔の実の能力者かどうかについては、能力者である可能性は低いという見解となっています。

ここでは、シャンクスの双子説やラスボス説についても考察しました。新世界から一日でマリンフォードに現れるなど、二人いるのでは？と考えられています。ラスボス説についても、様々な考察がありましたが、可能性は低いという結論です。シャンクスに関する感想でも、強すぎるという感想が寄せられていました。ここまで、シャンクスが強すぎる理由についてのまとめでした。