【ワンピース】シャンクスがエルバフに来た理由と旧友を考察！火ノ傷の男はサウロ？

当記事では「ワンピース」のエッグヘッド編で、シャンクスがエルバフに来た理由を考察していきます。さらに、シャンクスの旧友はドリーとブロギーなのか、またはサウロなのかを考察し、火ノ傷の男の正体がサウロ説もみていきます。また、シャンクスに到着したキッドや、今後ルフィもエルバフに向かうのかを考察していきます。まず、ここでは「ワンピース」の作品情報をみていきます。

国民的人気を誇る漫画「ワンピース（ONE PIECE）」は、海賊が題材の海洋ロマンが描かれたバトルファンタジーです。尾田栄一郎先生による同作は、1997年から「週刊少年ジャンプ」にて連載中で、コミックは105巻（2023年4月時点）まで発売されています。

また「ワンピース」はテレビアニメが1999年から、劇場版アニメシリーズは2000年から、それぞれ放送と公開が始まりました。そして、最新作である15作目の劇場版「ONE PIECE FILM RED」は、シリーズ歴代最高の興行収入197億円突破の大ヒットを記録しました。

海賊王に憧れる少年モンキー・D・ルフィは、海賊王ロジャーの宝「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指し、東の海のフーシャ村から出航しました。そして、命の恩人であるシャンクスから託された、麦わら帽子をトレードマークに活躍するルフィと、彼の頼もしい仲間たちは「麦わらの一味」と呼ばれるようになります。やがてルフィたちは新世界と呼ばれる偉大なる航路（グランドライン）の後半の海でも、大暴れしていきます。

「ワンピース」に登場するシャンクスは「赤髪のシャンクス」の異名を持つ大海賊です。赤髪海賊団を率いる彼は、新世界を支配する四皇の一角であり、少年時代には海賊王ゴール・D・ロジャーの船で海賊見習いをしていました。また、シャンクスはルフィの憧れの海賊であり、命の恩人でもあります。そして、いまやルフィのトレードマークとなっている麦わら帽子も、当時7歳だったルフィとの別れ際にシャンクスが預けたものです。

シャンクスの誕生日は3月9日、星座はうお座、年齢は39歳（2年後）で、身長は199cm、血液型はXF型、西の海（ウエストブルー）出身です。さらに、懸賞金は40億4890万ベリーで、見聞色、武装色、覇王色のすべての覇気を扱え、かなりの戦闘力を有すると予想されていることから、ラスボス説まで浮上しています。

「ワンピース」の原作漫画が最終章に突入し、その直後に登場したシャンクスはひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を本気で狙いにいくことを宣言しました。その後、再び登場したシャンクスはエルバフにいました。そのことから、シャンクスがエルバフに来たのはなぜなのか話題になっています。そこで、ここではシャンクスがエルバフに来た理由を考察していきます。

「ワンピース」の原作漫画1076話にて、シャンクスがエルバフにいるシーンが描かれました。シャンクスたち赤髪海賊団のメンバーは、エルバフにいる大勢の巨人族と仲良さそうに宴会をしていました。さらに、エルバフのエピソードで、ルフィたちがグランドラインに突入したばかりの頃に会ったことのある、巨人族のドリーとブロギーが、シャンクスの友人であるということも判明しました。

原作漫画1054話にて、シャンクスがベン・ベックマンに「そろそろ奪りに行こうか ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」と言っている、回想シーンが描かれました。このシーンで、シャンクスが本気でワンピースを狙い始めたことが明らかとなりました。そして、そのように言っていた次の登場回で、シャンクスがエルバフにいる姿が描かれました。

そのため、シャンクスがエルバフにいることと、ワンピースには何らかの関係があるのではないかと考察されています。そこで、シャンクスがエルバフに来た理由として挙げられている、火ノ傷の男説とロードポーネグリフ説を考察していきます。

シャンクスがエルバフにいた理由として、火ノ傷の男を探してたどり着いたという説が浮上しています。原作漫画1056話にて、ワノ国での戦いを終えたルフィ、ロー、キッドの3船長は、自身が率いる海賊団のクルーと共に出航の準備をしていました。その中で、ロードポーネグリフの話題となり、ワンピース争奪戦に必要な存在として、キッドが「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の名を挙げました。

その後、3船長は別々の航路を選び、ワノ国を出航しましたが、キッドが向かった先はエルバフでした。ワンピースを本気で狙い始めたシャンクスが、エルバフにいたことから、エルバフに火ノ傷の男がいるのではないかと予想されています。

他に、シャンクスがエルバフにいた理由として、ロードポーネグリフを手に入れるためという説も挙げられています。グランドラインの果てにあるとされる最後の島「ラフテル」に行くには、ロードポーネグリフを4つ集める必要があります。しかし、現時点で判明しているロードポーネグリフの在り処は、ホールケーキアイランド、モコモ公国、ワノ国の3つだけです。

ロジャーの時代には魚人島にあったはずの4つ目のロードポーネグリフが、現在は所在不明となっているのです。そのため、シャンクスが他の海賊をラフテルに到達できないようにするため、4つ目のロードポーネグリフを隠したという説が浮上しています。そして、もしそうならシャンクスは、世界一の強国と言われているエルバフにそれを保管しており、エルバフにはその写しを取りに立ち寄ったのではないかとの考察もされています。

また、シャンクスはエルバフにやって来たキッドに自分たちと戦うか、ロードポーネグリフの写しを置いて逃げるか、どちらかを選ぶように要求していました。結局、前者を選択したキッドはシャンクスの攻撃「神避（かむさり）」を受け、その一撃で敗北してしまいます。そして、キッド海賊団のクルーが船長であるキッドの命乞いをして、ロードポーネグリフの写しを差し出しました。

これで、シャンクスはキッドの持っていた、複数のロードポーネグリフをゲットしたことになります。こういったエピソードからも、シャンクスが本気でワンピースを狙っており、ロードポーネグリフを集めにかかったことが分かります。そのことからも、シャンクスがエルバフに来た理由は、ロードポーネグリフが目的という説が有力視されています。

「ワンピース」の原作漫画1076話にて、エルバフにいるシャンクスは「互いに死んだと思ってた旧友に会ったんだ」と発言しています。そのシャンクスの言う旧友とは誰なのでしょうか？次に、シャンクスの旧友は誰なのかや、火ノ傷の男の正体はサウロなのかを考察していきます。

シャンクスの旧友として、最初に名前が挙がったのが巨人族のドリーとブロギーです。2人は100年もの間、グランドラインの前半の海にあるリトルガーデンで決闘していました。そのため、長い間、航海をしているシャンクスと昔からの友人であってもおかしくありません。ただ、シャンクスの発言の中の「互いに死んだと思ってた」という点がひっかかるという声も上がっています。

ドリーとブロギーの決闘は100年もの間、決着がつかず、2人はずっとエルバフに帰らないまま、音信不通となっていました。それなので、ドリーとブロギーは死んだと思われていてもおかしくありません。一方、シャンクスは四皇として度々、世間を賑わせています。そのため、ドリーとブロギーはともかく、シャンクスが彼らに死んだと思われていたことに違和感を感じると言われています。

シャンクスの旧友として、次に名前が挙がっているのがサウロです。ハグワール・Ｄ・サウロは元海軍本部の中将で、オハラにバスターコールが仕掛けられた際、友達になったロビンを命がけで逃し、青雉に氷漬けにされた巨人です。原作漫画1066話にて、オハラのバスターコールの際に死亡したと思われていたサウロが実は生きており、エルバフにいることが判明しました。

もともと火ノ傷の男なのではないかと有力視されていたサウロですが、シャンクスがエルバフにいることで、その可能性がより高くなったといわれています。そのことから、シャンクスの旧友はサウロ説と同時に、サウロが火ノ傷の男なのではないかという予想もされています。ただ、サウロは元海兵のため、シャンクスとどのように出会ったのかが気になるとも言われています。

さらに、サウロの場合も、ドリーとブロギーの場合と同じく、シャンクスの「互いに死んでいたと思ってた」との発言に矛盾を感じるそうです。そして、もし読者の予想通り、サウロまたはドリーとブロギーがシャンクスの旧友なら、シャンクスが彼らに死んだと思われるような事態があったのか、そのあたりも謎として、今後明らかにされることが期待されています。

ワノ国を出航したルフィたち麦わらの一味は、ベガパンクのいるエッグヘッドに上陸しました。一方、その頃、ルフィたちと同時にワノ国を出航したキッド率いるキッド海賊団は、シャンクスたち赤髪海賊団のいるエルバフに到着しました。そこで、エルバフに到着したキッドの動向をネタバレでみていき、ルフィたちも今度エルバフに向かうのかについて考察していきます。

ワノ国を出航したキッド海賊団はエルバフに行き着きます。そして、キッドは赤髪海賊団の船員であるロックスターを介して、シャンクスのメッセージを受け取りました。それは赤髪海賊団と戦うか、キッドの持っているロードポーネグリフの写しを差し出して逃げるか、どちらかを選べというものでした。ちなみに、キッド海賊団は過去に赤髪海賊団と抗争したことがあります。

そのときのキッドはシャンクスとまみえることすらできず、ベン・ベックマンとの戦いで左腕を失いました。また、原作漫画793話にて、キッドの相棒のキラーが「おれ達の標的は四皇"赤髪のシャンクス"だ」と言っていました。それ以来、キッドたちはシャンクスを追っていたようです。そのため、キッドは当然のようにシャンクスと戦うことを選択し、シャンクスの一撃で敗北しました。

その後、瀕死状態となったキッドの命乞いをして、キッド海賊団はロードポーネグリフをシャンクスに差し出します。しかし、エルバフを戦場にしようとしたとして、巨人族の怒りを買ったキッド海賊団は、ドリーとブロギーの技「覇国」を受けて壊滅状態となりました。

ワノ国を出航後、ルフィたちは世界政府が所有する未来島「エッグヘッド」に行き、天才科学者のベガパンクと出会いました。そこで、ルフィたちはベガパンクから、サウロの生存やオハラの書物がエルバフにあることなどを知らされます。

さらに、エルバフはルフィやウソップが、以前から行きたいと言っていた場所です。そのため、ルフィたちがエッグヘッドを出航した後は、ベガパンクと共にエルバフに向かうと予想されているようです。

「ワンピース」のエッグヘッド編にて、シャンクスはエルバフでキッドを迎え撃ちます。その際、海賊王ロジャーがかつて使用していた技「神避」を放ち、一撃でキッドと彼の援護をしていたキラーを倒しました。そのシャンクスの攻撃を見て「ありえないくらい強い」と評価されています。

エルバフでシャンクスが言っていた「旧友」について、サウロなのではないかと予想されています。しかし、シャンクスの発言の中の「互いに死んだと思ってた」という点がひっかかるそうで、シャンクスが死んだと思われるようなシーンがあったのかどうかが疑問視されています。

ワンピースを狙う発言をしたシャンクスが、次に向かったのがエルバフでした。そのことから、所在不明の最後のロードポーネグリフがあるのはエルバフで、火ノ傷の男はサウロなのではないかという予想がされているようです。

以上、人気アニメ「ワンピース」のエッグヘッド編で、シャンクスがエルバフに来た理由を考察してきました。そして、シャンクスがエルバフに来た理由について、火ノ傷の男を探してたどり着いたからという説と、ロードポーネグリフを手に入れるためという説があることが分かりました。

また、シャンクスの言う「旧友」は誰なのかを考察し、ドリーとブロギーやサウロの名前が挙がっており、さらにサウロには火ノ傷の男説も浮上していることが分かりました。さらに、シャンクスのいるエルバフに到着したキッドの動向をネタバレでみていき、今後ルフィたちもエルバフに向かうのかについても考察してきました。今後も、ラスボス説のあるシャンクスの活躍に注目していきましょう！