【ワンピース】ヒノキズ（火ノ傷）の男とは誰？正体やワンピース争奪戦との関係を考察

「ONE PIECE（ワンピース）」は尾田栄一郎先生による海賊を題材にした国民的人気を誇るバトルファンタジー漫画です。連載は1997年から「週刊少年ジャンプ」で始まり、テレビアニメはフジテレビ系列にて1999年にスタート。いずれも2022年現在も連載・放送中となっています。さらに「ワンピース」は劇場版アニメも2000年から2022年までに15作品が公開。

2022年8月に公開された15作目「ONE PIECE FILM RED」は公開から79日間で、興行収入173億5600万円を突破するなど大ヒットを記録しています。今回はそんな「ワンピース」の原作漫画にて最終章突入のタイミングで初めて名前が登場し、読者の間で話題になっている「火ノ傷（ヒノキズ）の男」とは誰なのか、その正体や謎をネタバレで考察していきます。

海賊王ロジャーの処刑を発端に大海賊時代が到来。数多の海賊が「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」を目指し、偉大なる航路（グランドライン）に突入していきます。東の海で育ったゴム人間（ゴムゴムの実の能力者）の少年モンキー・D・ルフィも海賊王に憧れていました。そして、恩人であるシャンクスから預かった麦わら帽子を被り、故郷を出発したルフィは信頼できる仲間たちと出会い、グランドラインを突き進んでいきます。

最悪の世代の3船長モンキー・D・ルフィ、トラファルガー・ロー、ユースタス・キッドと、彼が率いるそれぞれの海賊団はワノ国での戦いを終え、ワノ国を出航する準備をしていました。その際、キッド海賊団はローからワノ国にあったロードポーネグリフ（歴史の本文）の写しを受け取ります。その際、ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）の争奪戦の話題となり、キッドは以下のように発言。

「ワンピース」作中で初めて「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉が登場しました。読者の間では「火ノ傷（ヒノキズ）の男」とは誰なのか、その正体について様々な考察がなされています。ここで、ロードポーネグリフとはラフテルの場所を示すもので、全部で4つ存在します。ルフィ率いる麦わらの一味はワノ国で手に入れたものを合わせて全部で3つ持っていますが、残るあと1つのロードポーネグリフの在り処は判明していません。

そんな中、ワンピース争奪戦に必要な存在として今回、名前が登場した「火ノ傷（ヒノキズ）の男」。「ワンピース」の原作が最終章に突入したタイミングで登場したこともあり、「4つ目のロードポーネグリフを見つけるためには「火ノ傷の男」が必要なのか？」など、様々な説が飛び交っています。

「ワンピース」作中で初めて「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉が登場したのは、原作漫画1056話です。ルフィがカイドウを、ローとキッドがビッグマムをそれぞれ倒し、ワノ国を出航しようと準備していたシーンでのことでした。

「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉が登場した経緯については後で詳しくみていきます。まず、次に「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の正体は誰なのかについて、候補とされているキャラをネタバレで考察していきます。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？候補とされるキャラをネタバレ考察、1人目は青雉（クザン）です。青雉は元海軍大将で、オハラ襲撃の際に現在の世界政府や海軍の方向性に疑問を感じた彼は、自分の目で判断することを重視するようになり、海軍大将時代には「どっちつかずの正義」を掲げていました。そして、彼の体には赤犬と海軍の元帥の座を争って戦ったときに負った火傷の跡があります。

また、青雉は海軍にいた頃、ロビンのことを何度も見逃しており、敵なのか味方なのか分からない人物として描かれていました。しかし、海軍を辞めた現在は黒ひげと手を組んでいることが確定となっています。

さらに、オハラ襲撃の際、罪人とされたオルビアを逃がして共に脱走した元海軍中将ハグワール・D・サウロに対して、青雉は「アイスタイムカプセル」という技を放ち、凍らせました。このとき「アイスタイム」という技ではなく「アイスタイムカプセル」を使ったことから、読者の間ではもしかしたら青雉はサウロを凍らせることで生かしたのではないかと予想されています。

また、サウロがDの一族であることから、時が来ればサウロが再登場するかもしれないとも期待されています。そして、このような一連の行動から、青雉は何らかの形で世界の秘密を知っている可能性があると考えられ、読者の間では「火ノ傷の男」の正体こそ青雉なのではないかいう説が浮上しています。

ただ、元海軍大将としてその名が知れ渡っている青雉を、わざわざ「火ノ傷の男」と呼ぶかどうかということ。キッドたちが持っていないワンピース争奪戦に必要な重要な情報を、青雉が持っているのかどうかということに違和感を感じるとして、その可能性に関しては意見が分かれています。また、クザンに凍らされたサウロが「火ノ傷の男」の正体では？という説もあり、その再登場に期待する声もあがっています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？候補とされるキャラをネタバレ考察、2人目はルフィです。ルフィの胸にはマリンフォード頂上戦争の際に負った火傷の跡があります。それは気を失ったルフィを抱えるジンベエの身体越しに、海軍大将・赤犬の攻撃を受けたときにできたもので、その後、ローに施された手術痕でもあります。

そして「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉が出たとき、ローが意味深な表情をしていたこともあり、ローはルフィの火傷を手術したから「そんな表情をしたのでは？」という声もあがっています。さらに「火ノ傷（ヒノキズ）の男」について、キッドは「アテがなさすぎる」と話していましたが、意外に近くにいるキャラというのもありかもしれないということで、このようにルフィの名前が挙がっています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？候補とされるキャラをネタバレ考察、3人目はスコッパー・ギャバンです。スコッパー・ギャバンはロジャー海賊団の元船員で、名前の「スコッパー」が「銅」を意味することから、ロジャー海賊団ではゴールド（ロジャー）、シルバー（レイリー）に次ぐ、3番手の実力者だったのではないかと予想されています。

ロジャー海賊団の解散後の彼の消息は不明ですが、麦わらの一味はこれまで物語の重要なポイントでロジャー海賊団の元船員と会っています。例えば、グランドライン突入直後にはロジャー海賊団の元船医のクロッカス。グランドラインの中間地点にあたるシャボンディ諸島では副船長だったシルバーズ・レイリーに会っています。そのため、グランドラインの終盤でもロジャー海賊団の元船員に会う可能性が高いと考えられます。

そして、それがロジャー海賊団のおそらくNo.3だったスコッパー・ギャバンなのではないかと言われています。また、ギャバンは現在、表舞台で活躍する人物ではありません。そのため、何らかの通り名で呼ばれていてもおかしくないと考えられています。そして「火ノ傷（ヒノキズ）の男」について、キッドが「アテがなさすぎる」と発言したのも、ロジャー海賊団の解散後、消息不明な彼ならあり得るとされています。

さらに、ギャバンはロジャーと共にラフテルまで到達し、世界の全てを知った人物の1人です。そして、ギャバンがロジャーに船の不調を伝えるシーンや、海図を描いているシーンが描かれていることから、ロジャー海賊団の航海士だったと予想されています。そのため、ギャバンはワンピース争奪戦に必要な情報を持っている可能性が高く、読者の間ではギャバンが「火ノ傷の男」なのではないかという予想が立てられています。

また、マリンフォード頂上戦争の際に描かれた謎の老人（上の画像）が、現在のスコッパー・ギャバンの姿なのではないかという説もあります。黒髪の長髪にサングラスだったかつての姿の面影はあまりなく、老人の頭のタトゥーが「火ノ傷（ヒノキズ）」を表しているかというと微妙なところとも言われていますが、マリンフォード頂上戦争の際の意味深なセリフから、何か重要な情報を握る人物なのではないかと予想されています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？候補とされるキャラをネタバレ考察、4人目はローです。「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の話題が出た際、ローは意味深な表情をしていました。そして、ローは体中に様々なタトゥーを入れており、原作者の尾田栄一郎先生はそんな彼のタトゥーについて、SBSで「ハートにこだわったタトゥーですが意味があるのかな？」と話しています。

しかし、彼のタトゥーが「火ノ傷」のように見えるかというと微妙なところだという意見もあります。ただ、ローは実はDの一族であるということも判明しており、設定の多いキャラなので、物語の重要キャラ「火ノ傷の男」という可能性もあるのでは？と言われています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？候補とされるキャラをネタバレ考察、5人目はコラソンです。コラソンはローの恩人で、ローを助けて死亡したとされていますが、読者の間では生存説も根強く囁かれています。

実際「ワンピース」初期の頃、サンジが働いていた海上レストラン「バラティエ」にて「真っ赤な目の男（詳しくは後述）」の話題が出ましたが、それこそがコラソン生存の伏線なのでないかと言われています。

コラソンは元々目が赤く、ドジなところがあるため、よくタバコを吸っては自分の服に引火して燃やしてしまうシーンが描かれていました。そのため、その「真っ赤な目の男」が実は生きていたコラソンなのではないかと期待されています。さらに、コラソンはよく喫煙中に自分の服に引火させていたことから、身体のどこかに火傷の跡があるかもしれないと言われています。

また、コラソンは幼いローにDの一族について教えており、海軍に所属していたことからも、世界の裏事情など様々なことを知っていそうだとも言われています。そのことから「真っ赤な目の男」＝コラソン＝「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という説があがっています。そして、もしコラソンが「火ノ傷の男」なら、その話題になったときにローが意味深な表情をしていたのも頷けると言われています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？候補とされるキャラをネタバレ考察、6人目はサボです。サボの左目にはゴア王国から旅立つ際、天竜人の砲撃により負った傷があります。そして、ルフィはその際にサボが死亡したと思い込んでおり、ドレスローザ編までサボの生存を知りませんでした。また、サボはドレスローザ編で、エースの遺志を継ぎ、彼の悪魔の実だったメラメラの実の能力者となりました。

そして、現在は革命軍でNo.2の立場にあり、世間では「炎帝」と呼ばれています。このように「火」を連想できることからも「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の正体はサボなのではないかという予想が立てられています。ただ、左目の傷やメラメラの実の能力など、サボが「火ノ傷の男」ならあからさますぎるという意見や、革命軍No.2で「炎帝」として名が知れている彼を、わざわざ「火ノ傷の男」と呼ぶことも不自然という意見もあります。

そのため「火ノ傷の男」候補として名前が挙がっているものの、その可能性は低いと見られています。このように「火ノ傷の男」の正体は誰なのか？候補のキャラをみてきましたが、火ノ傷（ヒノキズ）の男がまだ作中に登場していない可能性もあります。そこで、次に「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の可能性のある新キャラについて考察していきます。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？新キャラの可能性をネタバレ考察、1人目は古代文字を読める人物という説についてです。「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉が登場したのは、ロードポーネグリフ（歴史の本文）の話が出たときでした。ちなみに、4つ目のロードポーネグリフはロジャーが発見した26年前までは魚人島にありましたが、現在では所在不明になっています。

そして「火ノ傷（ヒノキズ）の男」はワンピース争奪戦に必須と言われていることから、火ノ傷の男が何らかの形で最後のロードポーネグリフに関係していることが確実視されています。また、ローとキッドはロードポーネグリフの写しをいくつか入手していますが、ロビンのいる麦わらの一味と違って、古代文字で書かれたロードポーネグリフを解読することはできません。

そのため、いくら彼らがロードポーネグリフの写しを手に入れても、現時点ではラフテルまで到着できません。しかし、もし「火ノ傷の男」がロビンと同じように古代文字を読むことができ、ロードポーネグリフを解読できる人物なら、その状況も変わってきます。

そのことから「火ノ傷の男」とは、古代文字を読むことができる人物、もしかしたらオハラの考古学者の生き残りなのではないかと予想されています。オハラは22年前、バスターコールで滅ぼされ、ロビンが唯一の生き残りと考えられてきましたが、他にも生存者がいた可能性もあります。そして、もしそうなら「火ノ傷」はバスターコールの際に負ったものではないかと考えられています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？新キャラの可能性をネタバレ考察、2人目は真っ赤な目の男という説についてです。「ワンピース」の原作コミック6巻収録の49話、バラティエにて「真っ赤な目の男」の話題が出ました。

バラティエのコックたちによると、その男はワインを飲み過ぎて真っ赤な目をしており、身体に引火して爆発したそうです。その人物の目が元々赤いのか、ワインの飲み過ぎにより目が真っ赤になっていたのかは不明です。ただ、身体に引火して爆発というところから、喫煙中によく服に引火していたコラソンや、メラメラの実の能力者だったエースなどの名前が「真っ赤な目の男」候補として挙がっています。

しかし「真っ赤な目の男」がまだ登場していないキャラという可能性もあり、ワンピース初期の頃に言及されたものの未だ登場していない「真っ赤な目の男」が「火ノ傷の男」の正体なのではないかという説も考察されています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？新キャラの可能性をネタバレ考察、3人目は眼帯の海賊という説についてです。以前、原作者の尾田栄一郎先生は「ワンピース」の終盤に、一度だけ「眼帯の海賊」を登場させると明言したそうです。そのことから、読者の間では「火ノ傷の男」の正体は、これから新キャラとして登場する「眼帯の海賊」なのではないかという予想も立てられています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？新キャラの可能性をネタバレ考察、4人目はロジャー海賊団の船員という説についてです。最後のロードポーネグリフの在り処を知っている人物として、かつてラフテルまで到達したロジャー海賊団の船員たちが挙げられます。

ロジャー海賊団の船員は古代文字の解読に関しては光月おでんに頼っていましたが、ロジャーと共に一度ラフテルまで行ったことがあります。そして、火ノ傷（ヒノキズ）の男について、キッドの「アテがなさすぎる」という発言に関しても、ロジャー海賊団の解散後、船員たちの居場所を掴めないからなのかもしれないと考えられています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の正体は誰なのか？新キャラの可能性をネタバレ考察、5人目は扉絵に登場済みという説についてです。「ワンピース」の原作コミック64巻収録の631話の扉絵にて、双子岬のクロッカスと酒を飲む人物の後ろ姿が描かれました。

元ロジャー海賊団の船医であるクロッカスと仲良く酒を酌み交わしていることから、もしかしたらその人物はロジャー海賊団の元船員だった可能性があると考えられています。そして、その人物こそキッドたちの言う「火ノ傷（ヒノキズ）の男」なのではないかという説も考察されています。

「ワンピース」の原作漫画1056話にて、初めてその名前が登場した「火ノ傷（ヒノキズ）の男」ですが、ここではその名前が登場した経緯をみていきます。ルフィ、ロー、キッドの3船長とそれぞれの海賊団の仲間たちは、ワノ国を出航するための準備をしていました。

そして、出航する日が重なってしまった3つの海賊団は別々の航路を進むことになりますが、ローが北東、ルフィとキッドが真ん中を希望したため、くじ引きでそれぞれの行き先を決めることとなります。その結果、ルフィ率いる麦わらの一味が南東、キッド率いるキッド海賊団が東、ロー率いるハートの海賊団が北東に進むことが決定しました。

こうして、それぞれの海賊団の進む方向が決まり、ワノ国の外で起きている情報の交換ができたことで、いよいよ出航となります。そんなとき、ローはキッド海賊団にワノ国で手に入れたロードポーネグリフ（歴史の本文）の写しを渡しました。

実はこのエピソードの前話の原作漫画1055話にて、ロビンとローは光月スキヤキの案内で、ワノ国の地下に向かい、ロードポーネグリフを発見しました。ローは「お前らにも得る権利がある」「抜けがけはつまらねェ」と言い、今回鬼ヶ島で共闘したキッド海賊団にもその写しを渡したのです。

ローからワノ国のロードポーネグリフの写しを渡されたキッド海賊団。その際、キッド海賊団の戦闘員で、キッドの相棒であるキラーが「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）の争奪戦に参加するには…」と発言。それを受けて、キッドが「”火ノ傷（ヒノキズ）”の男を捜せってのか？」「アテがなさすぎる」と言いました。これが「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の名前が「ワンピース」作中で初めて登場したシーンです。

この「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉を受け、ルフィは「ヒノキズ？何だそれ」と何も知らない様子で、麦わらの一味の考古学者で物知りなことで知られるロビンも「？」という反応を示しています。一方、ローはうつむきながら無言という意味深な反応を見せており「火ノ傷の男」に関する何らかの情報を持っているのではないかと予想されています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の謎をネタバレ考察、1つ目はワンピース争奪戦との関係についてです。原作漫画1056話のキラーの発言から「火ノ傷（ヒノキズ）の男」は「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」の争奪戦に参加するのに必要な存在だということが明らかになりました。「ワンピース」はタイトルになっている通り、作中で主人公のルフィが最初からずっと求め続けているものです。

そんな「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」の争奪戦に必要な存在が「ワンピース」の最終章に突入した途端に明らかになったことで、読者の間で大きな話題になりました。さらに、ローたちハートの海賊団はワノ国を出航後、北東に進みましたが、そこで黒ひげ海賊団と遭遇します。また、原作漫画1064話にて、プリンが黒ひげ海賊団のヴァン・オーガーとクザン（青雉）にさらわれたことが判明しました。

プリンはビッグマムの娘で三つ目族とのハーフです。三つ目族は「真の開眼」をすれば古代文字で書かれたポーネグリフを読み解くことも可能とされており、ハーフのプリンが真の開眼を果たしているかは不明ですが、そんな力を持つ可能性のあるプリンが黒ひげ海賊団の手に渡ってしまったのです。

このように、いくらビッグマムが不在とはいえ、四皇（元）の縄張りに侵入するという危険を冒してまで、プリンをさらったことからも、黒ひげも本気で「ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）」争奪戦に参加していることが分かります。

そして、ワノ国出航後、黒ひげと対峙したローは黒ひげから上のセリフのように言われ、ローも「条件は同じだ勝った方が総取りだな！」と発言。この「勝った方の総取り」という発言から、ローと黒ひげの持っているロードポーネグリフを合わせると、4つすべて揃うと考えられ、さらにどちらかは（もしくは両者とも）「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の情報を持っている可能性が高いとみられています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の謎をネタバレ考察、2つ目は火ノ傷の男に対するキッドとローの反応についてです。「火ノ傷（ヒノキズ）の男」について、キッドは「”火の傷”の男を捜せってのか？」「アテがなさすぎる」と言っています。

そのことから、キッドは「火ノ傷（ヒノキズ）の男」というワードは知っているものの、その男にはどう行けば会えるのか、またはどこにいれば会えるのか分からない可能性が高いとみられています。さらに、キッドが「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の男の正体を知らない可能性もあるのではないかとも考えられています。

また、このときのキッドの「火ノ傷の男」という言葉に対して、ルフィが「ヒノキズ？何だそれ」と発言。それを聞いていたキッドは「知らねえのか じゃあこっちにゃ好都合」と笑い、ルフィは「何だ言えよ」と怒っていました。一方、ローは「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉が出たシーンで終始無言でした。

そのため、ローも「火ノ傷の男」に関する情報を持っていない可能性も考えられますが、このときのローはうつむき、意味深な表情をみせていました。そのことから、もしかしたらローはキッドよりも「火ノ傷の男」に関する情報を持っており、知っているからこそ意味深な表情をしていたのではないかと予想されています。そして、もしそうなら「火ノ傷の男」とはローと関わりの深い人物なのではないかと考えられています。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の謎をネタバレ考察、3つ目は麦わらの一味が火ノ傷の男を知らなかった理由についてです。「火ノ傷（ヒノキズ）の男」という言葉が出たとき、ルフィだけでなく、ロビンも「？」という反応を示していました。そのことから、麦わらの一味は「火ノ傷（ヒノキズ）の男」のことを知らない可能性が高いとみられています。

そして「火ノ傷（ヒノキズ）の男」についてキッドとローが知っていて、麦わらの一味だけが知らない理由として、麦わらの一味が修行していた2年間に出た情報なのではないかと予想されています。それぞれの場所で修業していた麦わらの一味は外部の情報を得にくい環境にありました。一方、キッドとローはその2年間ずっと新世界にいたと考えられるため、麦わらの一味の修行中に出た情報という説が有力視されています。

また、ワンピース争奪戦に必須とされる「火ノ傷（ヒノキズ）の男」を知らないからといって、麦わらの一味がワンピース争奪戦に参加できないということはないとも言われています。その理由として、ロビンの存在とゾウ編でイヌアラシがナミに言ったセリフが挙げられています。ロビンはオハラ出身で世界で唯一古代文字を読むことのできる人物です。そんなロビンに対し、ネコマムシは以下のように言っています。

さらに、ナミはログポースに従わず、ビブルカードでゾウまで辿り着いたことを不安がっていました。しかし、そんなナミにイヌアラシは以下のように言い、ナミを安心させました。

このように、麦わらの一味にはロビンというアドバンテージがあること。イヌアラシが言うには、これまでの旅で既にポーネグリフ（歴史の本文）と古代文字の存在に気づき、その先の冒険を始めているとのこと。それらのことから、麦わらの一味は他の海賊たちに出遅れているということはなく、むしろ既にワンピース争奪戦に参加していることがうかがえます。

「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男の謎をネタバレ考察、4つ目は火の傷が火の形という説についてです。「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の「火ノ傷」とは「火の傷＝火傷（やけど）の跡ではない」と予想され、もしかしたら火の形の傷が入っているキャラなのではないかという説が浮上しています。

その根拠として、もし火傷（やけど）の後なら、わざわざ表記を「ノ」にする必要がないと考えられているからです。そうなると「火ノ傷（ヒノキズ）の男」は作中にまだ未登場の新キャラである、もしくは名前だけ登場しているキャラである可能性が高いと予想されています。

こちらは「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男に関するツイートです。火ノ傷の男の正体がオハラの生き残りなのではないかという説となっています。

こちらも「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男に関するツイートです。火ノ傷の男の正体が眼帯の海賊では？という説で、このように最終章に突入したタイミングで大きな謎がもたらされたことで「ワンピース」の面白さを実感したそうです。

こちらも「ワンピース」の火ノ傷（ヒノキズ）の男に関するツイートです。火ノ傷の男の正体が王直だとする説で、 ロッキーポート事件の際にその王直を倒した黒ひげが、最後のロードポーネグリフを持っているのではないかという予想となっています。

いかがでしたか？「ワンピース」で名前だけ登場した「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の正体は誰なのか、青雉やギャバンなど候補とされるキャラをみてきました。さらに「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の正体について、未登場キャラである可能性もネタバレで考察し、古代文字を読める人物や眼帯の海賊などの予想が立てられていることが分かりました。

また「火ノ傷（ヒノキズ）の男」の名前が登場した経緯を紹介し、その謎をネタバレで考察してきました。そして、最終章に突入したタイミングで名前が登場した「火ノ傷（ヒノキズ）の男」について読者の間で大きな反響があり、その正体や謎について様々な考察や予想がされていることが分かりました。皆さんもぜひ今後、明らかになるであろう「火ノ傷（ヒノキズ）の男」が誰なのか、その正体や謎に注目していきましょう！