【ワンピース】スコッパー・ギャバンの正体を考察！ドラゴン？傳ジロー？銀斧？

ワンピースでは、サングラスに黒い長髪を一つに結んでいるスコッパー・ギャバンの姿を確認することができます。しかし、登場回数があまりにも少ないため、少し豪快な性格を持っているスコッパー・ギャバンの正体は、本当は誰なのか？ドラゴンでは？傳ジローでは？銀斧では？などとワンピースをこよなく愛している人からは、さまざまな憶測や考察が繰り広げられており、謎に包まれているキャラクターでもありました。

そこで、ワンピースでは、若い頃と大人になった時とではかっこよく成長したと評判のスコッパー・ギャバンが本当は誰なのを考察していきます。さらに、ルフィーの父親とされているドラゴンや、神出鬼没で正体が不明な傳ジロー、ロックス海賊団に所属し斧を武器としている銀斧など彼では？と噂されている人とも比較検討しながら考察し、現在のスコッパー・ギャバンの行方についても見ていきましょう。

1997年34号から週刊少年ジャンプで連載がスタートした「ワンピース(ONE PIECE)」は、今現在も連載中の大人気の漫画となっています。子供から大人まで愛読されているワンピースの作品は、熊本県出身の漫画家である尾田栄一郎さんによって、執筆されている少年漫画です。2019年12月時点では、単行本で95巻まで刊行され、世界中の人から愛される作品へと成長を続けています。

世界中で多くの人から高い評価を得ているワンピースでは、幼い頃に自分の命を救ってくれた尊敬する海賊である赤髪のシャンクスとの約束を守るため、立派な海賊王になる夢を叶えるべく、海洋の旅を続けるモンキー・D・ルフィー(主人公)の姿が描かれています。彼ら海賊達は、ワンピースと言われている人つなぎの大秘宝を求めて、海洋の旅を続けるのでした。ワンピースでは、海洋を舞台とした冒険ロマンが描かれています。

ワンピースでは、海洋での海賊達との旅で、さまざまな仲間と出会ったり、いがみ合ったり、争ったりしながら友情を育み、成長していく姿が、ギャグシーンや、バトルシーン、感動するシーンも織り交ぜながら、豊かに展開されていきました。それゆえに、夢に向かって仲間達と切磋琢磨していく姿が王道として描かれつつ、巧妙な設定と壮大な世界観も深く練り込まれている作品となっています。

海賊王として誕生したゴールド・ロジャーは、かつてこの世の全てを手に入れ、ワンピースと呼ばれている大秘宝を遺します。海賊達はその大秘宝を手に入れようと、争うことになりました。ある日、海賊に憧れを抱いていたモンキー・D・ルフィは、海で溺れかけた所を赤髪のシャンクスに助けられます。その時、自分の片腕と引き替えに少年を救ったのです。涙を流すルフィーは、いつか立派な海賊になって再会することを約束します。

ワンピースでは、ゴールド・ロジャーというこの世の全てを手に入れたとされる海賊王の姿がありました。彼は、すでに亡くなっている人物ですが、ワンピースというひとつなぎの大秘宝を遺したとされ、彼が亡くなった後は、その大秘宝を巡って、多くの海賊達が争う大海賊時代に突入していったのです。そんな偉大な海賊王として伝説となっているゴールド・ロジャーが率いていたのが、ロジャー海賊団でした。

周囲の海賊も恐れていたロジャー海賊団の船員には、少し豪快な性格を持っているスコッパー・ギャバンの姿があります。彼は、なかなか姿を現さないキャラクターの一人ですが、船長であり、海賊王であるゴールド・ロジャーとは意外と親しく、長い付き合いだったようです。海賊でありながら刀ではなく、斧を武器としていたスコッパー・ギャバンは、2つの斧を上手に活用して戦うことができる二斧流でもありました。

斧を武器としているスコッパー・ギャバンは、ロジャー海賊団が関係している過去の場面で少し姿を現していますが、ファンブックでの紹介でも詳細が不明となっているため、あまり詳しい内容が公表されていないキャラクターです。しかし、周囲から恐れられているロジャー海賊団の中では、海賊王であるゴールド・ロジャー、その次に実力があるとされるシルバーズ・レイリーの次に強い、実力者とも言われています。

世界中の全てを手に入れた海賊王として有名なゴールド・ロジャーが率いているロジャー海賊団に属していたスコッパー・ギャバンは、ワンピースの0巻で姿を見せています。さらに、DEEP BLUEにも名前が登場していました。

そんな彼は、2つの斧を自由自在に操る二斧流を扱うことができ、ロジャー海賊団の中でも、NO.3の実力の持ち主では？と噂になったり、考察されたりしています。そこで、彼の名前から考察することができるスコッパー・ギャバンの強さや、ロジャー海賊団のNO.3なのかも一緒に考察していきましょう。

ロジャー海賊団の船長を務めているゴールド・ロジャーは、この世の全てを手に入れた海賊として有名でした。彼はこの海賊団の中ではNO.1の強さと実力を持っている人物となります。数々の悪さをしてきた彼ですが、仲間思いで楽観的な性格をしていたため、ロジャー海賊団の仲間達からは慕われていました。その次に強いとされているのは、海賊王であるゴールド・ロジャーの右腕として大活躍していたシルバーズ・レイリーです。

彼は、冷静沈着な性格をしており、常に状況を客観的に見ることができ、淡々と動くことができました。それゆえに、海賊王であるゴールド・ロジャーのサポート役にぴったりの存在だったのです。強さも実力も申し分ない上に、あまり出しゃばらない穏やかな性格をしていました。お酒と女と博打が大好きな彼は、誰とでも気さくに話すことができる、心が大きく優しい人柄を持っていたのです。彼は、NO.2として活躍していました。

その次のNO.3の実力者としては、いつも冷静に物事を判断できるシルバーズ・レイリーと一緒に登場する場面も確認されているスコッパー・ギャバンだと言われています。仲間思いの船長であるゴールド・ロジャーとは、意外と親しく、長い付き合いだったと自称している彼は、海賊としては珍しく2つの斧を自由自在に振り回して戦うことができる二斧流です。NO.2と共に戦う姿からもNO.3と考察することができるでしょう。

かつてロジャー海賊団の船員として活躍していたスコッパー・ギャバンは、NO.2のシルバーズ・レイリーと対等に話したり、共に戦う姿からもNO.3と十分考察することができます。さらに、彼の名前からもロジャー海賊団の3番目の実力者であることを考察することもできました。ロジャー海賊団の船長をはじめNO.2とされているシルバーズ・レイリーらには、海賊らしくそれぞれ貴金属の名前が組み込まれています。

全てを手に入れたと豪語するNO.1の実力を誇っているゴールド・ロジャーの名前には、金を意味するゴールドという文字が入っており、NO.2とされているシルバーズ・レイリーには、銀を意味するシルバーという文字が入っていました。さらに、NO.3では？と噂されているスコッパー・ギャバンには、銅を意味するコッパーの文字が入っています。この名前を並べてみると、金、銀、銅となるのです。

貴金属の価値は金から銀、銅となっているため、ロジャー海賊団での実力の強さの指標となっているようにも見えます。少し強引かもしれませんが、偶然にしてはかなり良くできているため、名前によってもギャバンの強さが証明されているように考察することもできるでしょう。

この物語の0巻であるストロングワールドでは、少し豪快な性格を持っているスコッパー・ギャバンは、自国に失望して革命軍を誕生させたモンキー・D・ドラゴンなのでは？と思わせるような場面がいくつか登場していました。

それは、彼ら2人の容姿が非常によく似ているという点や、ギャバンが消えたと思ったら突然姿を現したドラゴンの存在、タトゥーの有無や彼らの名前からの繋がりからもさまざま考えることができるのです。そこで、ロジャー海賊団の船員であるギャバンが、あのルフィの父親とされているドラゴンなのか？を考察していきます。

2つの斧を自由に扱うことができるギャバンは、自国に失望して革命軍を誕生させ、総司令官として君臨しているモンキー・D・ドラゴンと容姿が似ていると言われています。似ていると言われているモンキー・D・ドラゴンとは、世界中で最も凶悪な犯罪者として知れ渡っている人物の一人でもあり、モンキー・D・ガープという海軍の本部で中将を務めていた人物の息子でもありました。

さらに、好奇心旺盛で楽観的な性格のモンキー・D・ルフィ(主人公)の父親でもあります。しかし、明るく思い立ったらすぐに行動に移さずにはいられないルフィとは親子の関係でありながら全く面識はありません。表情が常に厳しいドラゴンは、2年前は黒いローブのような姿で現れていますが、その時は顔にはタトゥーはありませんでした。上記の右の画像はギャバンで、左画像はドラゴンとなっています。

この時には、革命軍として姿を現したドラゴンは、顔にタトゥーが入っていました。顔の輪郭は少し似ているようでもあり、違うようでもありますが、眉がドラゴンにもギャバンにもありません。身体つきはがっしりとしていて、ほぼ同じような印象を受けます。あごの形が少し違うように感じますが、ロジャー海賊団の船員の頃と革命軍を率いているドラゴンとでは、どことなく雰囲気が似ているため、同一人物ではと囁かれたのでしょう。

海賊王として活躍したゴールド・ロジャーが率いていたロジャー海賊団にかつて所属していたギャバンは、オールバックにした黒髪を後ろで一つにまとめていました。サングラスをかけて、斧を豪快に振り回す彼は、コミックの3巻(19話)に姿を現したり、ストロングワールド(STRONG WORLD)という映画の際に入場者全員に配布されたワンピース0話で確認したりすることができます。

あまり姿を見せることがない彼ですが、やっと姿を見せたかと思うとまた突然いなくなってしまいました。さらに、彼と入れ代わったかのように突然、強い信念を持ち、表情が常に険しいモンキー・D・ドラゴンが姿を現したのです。突然姿を現したドラゴンは当初黒いローブを被り、眉がなく、顔にもタトゥーが入っていなかったため、0話の時点では同一人物ではないかと噂されていました。

また、100話では、革命軍を指揮している立場のドラゴンが、しみじみとかつて海賊であったかのようなセリフを放っていることから、過去に海賊を経験していたことが推測できます。そのため、ロジャー海賊団の船員として働いていた海賊のギャバンと繋がるという見方も多くされていました。

庶民に対して非常に冷たい対応をする自国に失望したドラゴンとロジャー海賊団では3番目に強いとされているギャバンは、名前からも同一人物ではないかと考察することができます。2つの斧を自由に振り回して戦うギャバンの名前の文字を、並び替えることでドラゴンと読むことができるのです。

なかなか強引な方法ではありますがご紹介します。彼の名前の「ギ」は右の下段の棒以外にはみ出している横棒の部分を全て消すと「ド」、「ヤ」は縦棒を回転させて上に持っていくと「ラ」、「バ」はハの上部をくっつけて回転させることでカタカナの「コ」となり濁点をそのまま右上につけると「ゴ」、「ン」はそのままで、上から読むと、「ギャバン」が「ドラゴン」と読むことができます。

また、彼の名前をローマ字にしても、ドラゴンという名を導き出せるようになっていました。ローマ字表示の名前の場合、Scopper Gaban(スコッパー・ギャバン)となります。そこから、似たような文字を集めると「bragon」となり、bは、鏡映しにして逆になることでdと読むことがでるのです。そのため、最終的に「dragon(ドラゴン)」と導き出すことができます。しかし、少々強引かもしれません。

庶民に対する自国の冷たさに失望してしまったドラゴンは、革命軍を誕生させました。しかし、そんな彼は世界中で最悪で凶悪な犯罪者として扱われることになります。革命家として活躍を始める前は、黒いローブに身を包み、顔にはまだタトゥーは入っていませんでした。

しかし、素性が次第にはっきりとしていき、堂々と革命家として姿を現すと、左の顔には大きなタトゥーが施されるようになります。いつからか革命軍に君臨した彼の強い意志を物語っているかのように刻まれていました。しかし、革命軍を率いる前には、タトゥーは存在しておらず、眉は元々両者ともになかったことから、同一人物ではないかという考察もできるでしょう。

エッド・ウォーの海戦に参加していたギャバンは、さまざまな人物と同一人物では？と噂されることが多い、正体不明なキャラクターとなっています。あまりにも登場回数が少ないため、彼の正体についての詳細が掴めず、少しでも容姿が似ていたり、セリフが意味深だったりすると噂が飛び交うのでしょう。

謎に包まれている部分が多いギャバンは、神出鬼没で正体不明なキャラクターとなっている傳ジローではないか？という見方もされています。そこで、神出鬼没で正体が不明なキャラクターである傳ジローが、ロジャー海賊団に所属していたギャバンであるかどうかを考察していきましょう。

2つの斧を自由に振り回して戦うギャバンは、神出鬼没で正体不明な傳ジローと同一人物ではないか？ともよく噂されています。多くの謎に包まれている傳ジローは、ワノ国編で姿を現していました。9人の赤鞘男として最後に姿を見せたのが傳ジローです。サングラスをかけて、ちんちくりんな丈の和服を着た傳ジローは、都の身なし子として登場しています。背中には大きな荷物の風呂敷と剣を背負っていました。

彼も謎が多き人物であり、豪快な性格のギャバン以外にも似ている、同一人物では？と言われているキャラクターが多く存在しています。第960話では、41年前の回想シーンで傳ジローは姿を見せていました。41年前の傳ジローは10歳くらいの男の子で、その容姿からコウシロウ(ゾロの師匠)ではないかとも言われていたのです。しかし、容姿が似ているコウシロウは、東の海出身であるため、同一人物ではなさそうです。

しかし、昔から一郎、二郎、三郎、四郎などという名前を兄妹に付けていたことから、容姿が似ていて年も同じくらいの傳ジロー(二郎)とコウシロウ(四郎)は兄弟ではないか？二郎という名にちなんだ傳ジローの方が兄なのでは？との見方もありました。また、おでんの部下であった傳ジローは、アシュラ童子と一緒に20年前にカイドウと戦っています。その後は、消息が不明で行方不明になっているため、誰かに化けたとも取れるのです。

20年前のカイドウとの戦いから消息が不明となってしまった傳ジローは、ロジャー海賊団の船員であるギャバンでは？と言われていますが、その他にもゾロの師匠としても有名なコウシロウや、オロチに従い、ヤクザの親分を務めている居眠り狂死郎にも似ていると多くの想像をかきたてる魅力的なキャラクターとして姿を現しています。ここでは、斧を武器に戦うギャバンとサングラスをかけている傳ジローについて考察してみましょう。

ロジャー海賊団の船員として姿を見せているギャバンは、黒くて長い髪をオールバックにして後ろで一つに結び、丸い形のサングラスをかけています。その独特な姿が似ていたことから、2人は同一人物ではないか？と噂されたのです。しかし、2つの斧を自由に振り回して戦うギャバンに対して、剣を使用して戦っている傳ジローの姿から、2人は同一人物とは言い難いとも考えられます。

武器はそう簡単に使いこなせるものではないため、使用する武器が異なるということは違う人物であることも考えられるからです。しかし、白ひげ海賊団に入ったイゾウは、銃を武器として扱っていますが、かつて侍として戦っていた頃は、剣を巧みに扱っていました。それゆえに、剣を扱う傳ジローが姿を消し、ロジャー海賊団の船員になったことで、斧に武器を変更したという線も全くなしとは言えないようです。

個性豊かで独立心が強く、周囲からは粗暴だと恐れられていたロックス海賊団に属していたのが、その船員として大活躍していた銀斧(ぎんぷ)です。小柄な体格で逆立った髪型が特徴のロックス・D・ジーベックが船長を務めていたロックス海賊団には、元白ひげ海賊団の船長を務めていたロックス・D・ジーベック(白ひげ)や、金獅子海賊団の大親分を務めていたシキ(金獅子)の姿もありました。

かつての海賊団の船長が多く集っているロックス海賊団に船員として所属していた銀斧も、残忍で冷酷な金獅子や決して仲間を裏切ることをしない白ひげらと同様に強力な実力を持っており、大海賊として周囲から尊敬されていたのです。噂ではかなりの実力の持ち主だと評価されている銀斧は、現在では名前だけの存在となっており、姿は現していません。

しかし、その銀斧という名前から多くの人が斧を自由自在に振り回して戦うギャバンではないか？と噂していました。そこで、2つの斧を自由に振り回して戦うギャバンとロックス海賊団に所属している銀斧は同一人物であるのか？を考察していきましょう。

ロックス海賊団の船員として実力を発揮していた銀斧は、第957話では、凶悪で残忍、かつては金獅子海賊団の大親分として君臨していた金獅子(シキ)とも名前を並べられるほどの存在だったことがわかります。その時の周囲からの呼ばれ方からもわかるように銀斧とは名前ではなく、異名で、金獅子のシキと呼ばれているように、「銀斧の～」と呼ばれていた可能性も高いです。

豪快で残忍な性格を持っている金獅子は、金色に輝く髪を持ち、その姿がまるで獅子のようだったため、その容姿から金獅子と呼ばれるようになりました。そのため、彼と対等の力を持っているとされる銀斧も、銀色の斧を自らの武器として扱っている人物なのではないかと推測することができます。かつて斧を扱って戦っていたのは、35歳のバンダー・ゲッテン九世や、44歳の斧手のモーガンが挙げられるでしょう。

しかし、彼らは強さや年齢的に銀斧の可能性はかなり低いと言えます。しかし、ロジャー海賊団の船員であったギャバンであれば、2つの斧を自由に扱うキャラクターに加えて、ロジャー海賊団の船員の中でも3番目の強さを誇っていたため、実力や年齢を考えても銀斧の可能性が高いと推測できるのです。しかし、ゴッドレバー事件(38年前)のことを考察すると矛盾が生じるため、その考えは難しいと言えます。

ロックス海賊団に船員として所属していた銀斧は、その名前から斧を自由に操るギャバンと同一人物ではないか？と噂されていました。しかし、そこにはかなりの矛盾が生じています。それは、仲間を決して裏切らない白ひげや、残虐な性格でフワフワの実の能力を扱うことができる金獅子、彼らと同様の実力を持っているとされる銀斧は、斧を武器に戦っているギャバンが所属しているロジャー海賊団と対立していたからです。

この戦いでは、ロジャー海賊団がロックス海賊団を破っているため、勝利を収めたゴールド・ロジャーは、優秀な海賊であった銀斧をスカウトしたという考えをすることもできます。しかし、上記の当時ロジャー海賊団とロックス海賊団が戦う際にギャバンが発した言葉からも、それ以前からゴールド・ロジャーと出会っており、一緒にロジャー海賊団の船員として戦ってきていることから異なる人物であると考えられるでしょう。

かつてはロジャー海賊団の船員として活躍していたギャバンは、ロジャー海賊団の中でも3番目に強いとされている実力者であるため、その正体はあまり公開されていないものの、さまざまな憶測や噂が飛び交っています。ワンピースでは、このようにさまざまな謎のキャラクターが多く存在しているため、それらを追求していくという別の楽しみ方もあるのです。

自分の国に失望して革命軍を誕生させたドラゴンや、おでんの部下で神出鬼没で正体が不明とされている傳ジロー、ロックス海賊団の船員であり、かなりの実力の持ち主である銀斧などが彼の正体ではないか？と噂されているギャバンは、現在どこで何をしているのでしょうか？彼が現在どこにいるのかを考察してみましょう。

現在、ロジャー一味はグランドライン内のそれぞれ異なる場所に滞在しています。このことは、どこにいるのか行方がわかっていないギャバンの現在を知る上で、大きなヒントになるのかもしれません。船医であるクロッカスは、グランドラインの入口に当たる双子岬に滞在しています。そこで、彼が姿を現した当初は、かつてロジャー海賊団の一味だったことは明らかにされていませんでした。

しかし、その後穏やかな性格で2番目の実力を誇っていたシルバーズ・レイリーによって、シャボンディ諸島に訪れた際に明らかにされています。彼は、元々この地に滞在しており、かつてロジャー海賊団の船医を2年間務めた後に、再び戻ったと考えるのが自然でしょう。それゆえに、海賊がグランドラインへ入ってくる際に支援をしているとも考えられます。

その証拠として麦わらの一味もクロッカスから多くの説明を受けたり、必要なものをもらってスムーズに旅をすることができていました。冷静沈着で淡々と行動することができるシルバーズ・レイリーは、コーティング屋として、シャボンディ諸島で働いています。彼が働いているコーティングの技術は、新世界へ行くためには必要不可欠なものでした。彼らは、船長であるロジャーの意志を継いで、若い海賊達の支援をしているようです。

かつての仲間だったロジャー一味達は、船長であるゴールド・ロジャーが死んだ後も彼の意志を引き継いで、将来有望な若者の海賊達を導くために、それぞれの役割を担っていました。船医であるクロッカスやロジャーの右腕として活躍していたレイリーもグランドラインの重要な場所にそれぞれ滞在しています。彼らは、グランドラインをぐるりと1周するためには必ず通らなければならないところに存在していたのです。

そのため、現在は行方不明となっているギャバンも彼らと同様に、グランドラインの重要な場所に滞在していると考えられます。そのため、ラフテルへ行く1つ手前の島にいると考察することができるでしょう。ロジャー海賊団もラフテルには上陸していないと言われています。また、グランドラインの説明をしているクロッカスも、ラフテルへ向かう際に1つ手前の島が重要な役割を担っているかもしれないことを話していました。

ラフテルへ向かう時に通過しなければならない1つ手前の島が、重要な役目を担っている可能性が高いとすれば、かつて船長であるゴールド・ロジャーの意志を受け継いで、次世代の海賊達を支援するべく、その場所に滞在している可能性は非常に高いです。そう考えると他の2人同様に、その島にきた海賊達に、ラフテルへ向かう方法やアドバイスをしているのかもしれません。

ラフテルへ向かうために必ず通過しなければならない1つ手前の島は、ラフテルへ無事に到着するためにはとても重要な役割を担っている可能性は十分にあります。そこに2つの斧を自由に扱うことができるギャバンが滞在しているのであれば、彼は、ラフテルへの鍵を握っているということができるでしょう。今までで、ラフテルに到着したのは、ロジャー一味のみとされています。

そのため、ラフテルの手前の島にギャバンが滞在して、ラフテルへ向かうためのアドバイスをしてくれるのであれば、それほど心強いものはないでしょう。しかし、彼らでさえ、やっと到着した島であるため、アドバイスをもらったとしてもたどり着けるとは限らない場所でもありました。

第19話で登場した時のギャバンは、斧を武器として振り回して戦っている姿を確認することができますが、それほどかっこいいキャラクターには描かれてしません。しかし、大人に成長した彼は非常にイケメンになったと評判です。さらに、ロジャー海賊団の中で2番手とされているレイリーと肩を並べて話したり、戦ったりすることができる彼を3番手の実力があるのだろうと納得している人もいました。

ロジャー海賊団の中で3番目に強いとされているギャバンですが、登場回数が非常に少ないためとても残念がられているキャラクターでもあります。すごく気になっているゆえに、早く本格的に出てきてくれるのを待ち望んでいる人もいました。

若い頃のギャバンを覚えている人は、イケメンになりすぎだと評価している人もいました。イケメンに変身した彼の存在に素直にかっこいいと感じている人は多いようです。少しヤクザな雰囲気が漂っている彼ですが、2年後はますますかっこよく美男子になるだろうと予想している人もいました。

ロジャー海賊団の中でNO.3の実力の持ち主とされているスコッパー・ギャバンは、あまりにも登場回数が少ないため、さまざまな憶測や噂が立っていました。ルフィの父であり革命軍を誕生させたドラゴンやロックス海賊団の銀斧、おでんの部下である傳ジローではないか？などとも言われていました。しかし、さまざまな可能性はあるものの、考察の域を脱することはできないため登場が望まれているキャラクターとなっています。