【SSSS.GRIDMAN】響裕太は記憶喪失の主人公！正体や宝多六花との関係は？

アニメ「SSSS.GRIDMAN」の主人公であり、作中で唯一、グリッドマンと合体できる響裕太。また、物語開始時点で記憶喪失に陥り、その原因は不明とされています。一方、裕太の記憶喪失には、彼の知られざる正体が隠されているとも考えられます。以下では、アニメ「SSSS.GRIDMAN」の響裕太の正体や、グリッドマンと合体できる理由などを考察しました。その他、登場キャラとの関係やアニメ声優などの情報もまとめました。

2018年10月～12月にかけて放送されたアニメ「SSSS.GRIDMAN」。特撮ドラマ「電光超人グリッドマン」を原作とするアニメーション作品です。放送終了後もメディアミックスが展開され、2021年には「GRIDMAN UNIVERSE」が誕生しました。プロジェクトの一環として、2021年に、アニメ第2弾「SSSS.DYNAZENON」が放送されました。2023年には劇場版「グリッドマン ユニーバース」が公開され、人気を集めています。

特撮を知らないアニメファンをターゲットに制作された「SSSS.GRIDMAN」。原作の設定を取り入れつつ、ドラマパート等のアニメ要素も加えた作風が特徴です。また、グリッドマンの声優には、原作でも同役を演じた声優・緑川光さんが起用されました。特撮ドラマを原作にしたアニメ作品の反響は大きく、アニメならではの表現が注目されました。2019年には第50回星雲賞メディア賞に選ばれ、評価の高いアニメ作品です。

記憶喪失となって目覚めた響裕太。気が付くと宝多六花のジャンクショップで倒れており、そこに来た理由も思い出せません。その時、お店の古いパソコンからグリッドマンを名乗る存在を目にします。自分の使命を果たすように促されるも、裕太には意味が分かりません。翌日、クラスメイトに助けられながら学校生活を送る裕太。放課後、街に怪獣が出現したことを受け、裕太はグリッドマンと合体して怪獣との戦いに挑みます。

都立ツツジ台高等学校1年生で、2003年1月8日生まれ、身長は160cm、体重は52kgです。物語開始時点から記憶がなく、自分の名前をふくめて何も覚えていません。気が付いた時には宝多六花の実家のジャンクショップで倒れており、六花に助けられました。一方、六花の家に来ていた理由は分かっていません。その後、古いパソコンに乗り移ったグリッドマンを認識、彼に導かれるように怪獣との戦いに挑みました。

「SSSS.GRIDMAN」の響裕太について、クラスメイトからは印象の薄い平凡な性格と評されています。学校では、温厚でお人よしな一面が玉にキズな裕太。しかし、グリッドマンとの合体や怪獣との戦いでは、普段は表に出さない正義感を見せています。怪獣を倒すことが使命であるかのように、裕太は身体が勝手に動いてしまうタイプです。まるで人が変わったような裕太の大胆な行動力に、友人たちは驚きを隠せませんでした。

一方、戦闘ではお人よしな性格が災いし、裕太が窮地に追い込まれたこともありました。怪獣を繰り出す犯人が新条アカネと判明するも、裕太は彼女と対立する意思はありません。アカネとは平和的な解決を望むも、彼の優しすぎる性格がここでアダとなってしまいます。思い通りの展開にならず、裕太の優しさにもアカネはいら立ちを覚えます。ついに、裕太をナイフで刺してしまうも、それでも裕太の考えは変わりませんでした。

また、響裕太といえば、裏表のない正直な性格も外せません。裕太は時に相手を困らせたり、怒らせる原因を作ってしまいます。しかし、その言葉には悪意は全く見られず、相手を気遣う優しさが垣間見えます。また、本質を突くようなセリフも見られ、裕太の言葉が重要な伏線にもなっています。作中の裕太の性格は、グリッドマンの影響が大きいと考えられます。一方で、少なからず裕太本人の性格も混じっているとも見られるでしょう。

主人公の記憶喪失から始まるアニメ「SSSS.GRIDMAN」。気が付くと宝多六花の家で倒れていた裕太は、自分でもその理由を思い出せません。なぜ、響裕太は記憶喪失になってしまったのでしょうか。その理由は、彼の正体やグリッドマンとの関係にヒントが隠されていると考えられます。以下では、「SSSS.GRIDMAN」から、響裕太の正体について考察しました。その他、裕太がグリッドマンに選ばれた理由についてもまとめました。

「SSSS.GRIDMAN」の第1話の時点で、響裕太はすでに記憶を失っています。気が付くと宝多六花の家の前で倒れていました。その後、六花や内海将たちから自分のことを教えてもらい、自身の置かれた状況を整理します。名前も忘れていたことから、相当ショッキングな出来事に見舞われたと推測される裕太。しかし、彼が記憶喪失になる前の状況について、本編では明確な描写ありませんでした。一体、響裕太の正体は何者でしょうか。

一方、作中では、裕太にはグリッドマンの意識の一部が入っていることが示唆されています。つまり、響裕太という人物にグリッドマンの意識が宿った状態が、裕太の正体となります。目が覚めた時点で裕太に記憶がないのは、そのためと考えられるでしょう。また、グリッドマンの器になった裕太はどうなったでしょうか。本当の裕太は、彼自身の内で眠っていることが判明しています。

ここまでの考察を整理すると、本編に登場した響裕太の正体は、グリッドマンの意識の一部となります。次に裕太の記憶がないのは、グリッドマンの意識が響裕太の肉体に宿り、グリッドマンとして目覚めたためと考えられます。また、「グリッドマン ユニバース」では、裕太にグリッドマンが宿っていた時期の記憶がありません。そのため、「SSSS.GRIDMAN」に起きた出来事は、裕太本人にとって空白の期間となっています。

はじめに、グリッドマンが裕太たちの世界に現れた理由は、アレクシス・ケリヴと対峙するためでした。しかし、その過程でアレクシスの攻撃を受け、グリッドマンは弱体化してしまいます。彼の力は新世紀中学生に分裂し、人格は裕太の内面に入り込みました。そのため、グリッドマンはジャンクの中でしか存在できません。しかし、怪獣の出現時には、人格を宿した裕太と合体することで実体化を可能にしています。

物語序盤で裕太が耳にしたグリッドマンの声。また、ジャンクに映る彼の存在を裕太が認識できたのは、グリッドマンの意識が関係しているとも考えられます。一方、裕太がグリッドマンに選ばれたのは、なぜでしょうか。その理由は、「SSSS.GRIDMAN」の世界観から考察できます。裕太たちが暮らすツツジ台は、新条アカネが創り出した仮想空間と判明します。つまり、その世界に暮らす人々も、アカネによって生み出された存在でした。

そのため、高校のクラスメイトたちはアカネに好意的です。高校の雰囲気もアカネの理想を反映させたとも考えられます。クラスメイトのキャラもアカネによって作られた人物を具現化した存在でしょう。一方、響裕太に関しては、他キャラと違う雰囲気を醸しています。表裏がなく、お人よしな裕太。クラスの中でも印象が薄く、無個性なキャラと呼べるでしょう。一方、アカネの仮想空間では、無個性ながら独特の存在感があります。

つまり、響裕太という存在は、モブでもなければ際立つ個性もない、中途半端な位置にあると考察できます。このように仮想空間において曖昧な存在が、グリッドマンに選ばれる決め手となったでしょう。また、正義感の強い性格もグリッドマンとの相性が良いと判断されたとも考えられます。一方、裕太とグリッドマンの関係も、アカネの設定によるものだったのでしょうか。その可能性もあり得るものの、真相は不明のままです。

特撮作品を原作とつつ、アニメ要素も取り入れられた「SSSS.GRIDMAN」。ヒーローと怪獣の戦いだけでなく、人間ドラマにも焦点を当てたストーリーも、人気に拍車をかけました。また、アニメ「SSSS.GRIDMAN」といえば、響裕太と宝多六花の関係も注目され、2人の恋の進展も気になったでしょう。以下では、主人公・響裕太と宝多六花の関係をネタバレ考察しました。その他、新条アカネや内海将との関係もまとめました。

宝多六花は、裕太のクラスメイトで、自宅前に倒れる裕太を介抱しました。実家は、ジャンクショップと喫茶店を営んでおり、お店の古いパソコンにグリッドマンが宿りました。後に裕太とグリッドマンの合体や怪獣との戦いを目撃したことで、内海と共に裕太をサポートします。気だるい雰囲気を醸し、時には毒のある発言をする六花。一方で、裕太のことは何かと気にかけており、お互いに惹かれあっています。

裕太が記憶喪失になって初めて出会った人物である六花。何かと親切にしてくれる彼女に、裕太は特別な思いを芽生えさせます。また、六花も裕太のことが気になりはじめ、2人の恋愛関係も予想されました。しかし、恋愛には奥手な裕太は、最後まで告白することはありませんでした。一方、「グリッドマン ユニバース」では、六花の大学生の彼氏の噂が立ち、裕太とのその後の関係が注目されています。

仮想空間であるツツジ台の創造主であり、響裕太たちを生み出した新条アカネ。学校ではクラスメイトの人気を集める、才色兼備な女子高生です。記憶喪失に陥った裕太を助ける一方、裏ではグリッドマンを倒すべく、怪獣製作に熱中していました。裕太とはお互いの正体に気が付きつつも、秘密を共有し合う仲に落ち着きます。アカネの秘密を知り、それらをグリッドマン同盟に知らせようか迷う裕太。

後にアカネがアレクシスに囚われていることを知り、彼女を救うために戦うことを決意します。一時は、アカネに強い殺意を持たれた裕太でしたが、アカネを大切に思う気持ちだけは変わりませんでした。やがて、怪獣との戦いからアカネの解放を目指し、アレクシスとの戦いに挑みます。最後はグリッドマンによって救助されたアカネ。自身の過ちを六花に謝罪後、現実世界へ戻ったことが示唆されました。

裕太とは、記憶喪失になる前からの友人関係にあった内海将。裕太の記憶喪失後も友達として変わらず接し、後に裕太・六花と共にグリッドマン同盟を結成します。大の特撮好きであり、怪獣との戦いでは持ち前の知識を生かして作戦を提案しました。グリッドマンと怪獣の戦いに積極的に関わり、陰ながら裕太を支える将。しかし、それらは己の自己満足だったことに気が付き、ふさぎ込んでしまいます。

一度はグリッドマンの戦いから身を引こうとするも、仲間である六花の言葉を受けて立ち直ります。最後は、裕太の友人として最終決戦に立ち会い、アカネの救出までを見届けました。

「SSSS.GRIDMAN」はアニメ作品でありながら、特撮ものを彷彿させる世界観にもなっています。また、グリッドマンとアシストウェポンとの合体も、この作品の見どころです。中にはロボットを思わせる戦闘型も登場するも、アニメならではのデザインがファンを魅了しています。以下では、アニメ「SSSS.GRIDMAN」の響裕太の能力を紹介します。その他、グリッドマンとアシストウェポンの合体もまとめました。

響裕太の正体は、グリッドマンの意識の一部と判明しています。そのため、作中で発揮された裕太の能力は、グリッドマンとの合体によって発揮されました。また、作中ではアシストウェポンの合体による新たな戦闘型が生み出されています。ロボットアニメを見ているような戦闘型の数々は、「SSSS.GRIDMAN」の魅力にも数えられます。以下では、「SSSS.GRIDMAN」の響裕太ことグリッドマンの能力をネタバレ紹介します。

普段は古いパソコンの中で存在するグリッドマン。意識の一部が入った裕太と合体することで、実体化することが可能です。グリッドマンの高さは、最大70ｍまで調整することができます。しかし、高さを大きくするごとにジャンクへの負担が大きくなります。また、エネルギーを消耗するため、実体化できる時間が短くなります。そのため、グリッドマンを高くすることは、戦闘時間が限られるデメリットが生じます。

「電光超人グリッドマン」を製作した円谷プロは、ウルトラマンをはじめ数多くのヒーローが誕生した一方、彼らが戦える時間には制限がありました。ウルトラマンの場合は3分しか戦えず、制限時間が近づくと胸のランプが点滅する演出がなされました。特撮ドラマを象徴する制限時間のランプの点滅。そのような設定は、アニメ「SSSS.GRIDMAN」でも取り入れられています。

裕太との合体で実体化したグリッドマンですが、戦闘中もジャンクと繋がったままです。そのため、グリッドマンの制限時間とはジャンクの稼働限界を意味します。また、グリッドマンのエネルギー残量の目安にもなっています。額のランプが点滅することで己の限界を示すグリッドマン。ランプの点滅の意味は多少違うものの、特撮ものを感じさせる演出にもなっているでしょう。

「電光超人グリッドマン」にも登場したアシストウェポン。原作では、グリッドマンの武器として活躍しました。アニメ「SSSS.GRIDMAN」では、新世紀中学生と呼ばれる支援者がアシストウェポンとなっています。戦闘時にアシストウェポンに変身し、グリッドマンと合体して戦います。合体の形態は、アシストウェポンごとに異なり、パワー重視から遠距離まで多岐にわたります。作中では、計4種類の合体形態が登場しました。

1体目は、新世紀中学生のマックスことバトルトラクトマックスと合体した「剛力合体超人マックスグリッドマン」です。両腕を巨大化させ、肩にタンカーキャノンを乗せた近距離パワー型です。戦闘には、腕力を生かした力強いパンチで怪物を撃退しました。2体目は、バスターボラーとの合体形態「武装合体超人バスターグリッドマン」です。この戦闘型は射撃攻撃に特化し、銃器やミサイル、ビーム砲台などを搭載しています。

戦闘機に変身できるヴィッターことスカイヴィッターと合体した「大空合体超人スカイグリッドマン」。グリッドマンとアシストウェポンの合体の3体目で、飛行能力を持った珍しい戦闘型です。作中では、スピード感あふれる空中戦を得意とし、怪獣を追い詰めました。また、相手の視覚を遮るラッキースモークスクリーンやレーダー機能も搭載しています。アシストウェポンとの合体ではもっともスペックの高い戦闘型です。

新世紀中学生のアシストウェポンがすべて合体した「超合体超人フルパワーグリッドマン」。グリッドマンとアシストウェポンの合体の4体目です。胴体にボラー、両腕にマックス、両足にヴィットが合体した姿が特徴です。もはや、スーパーロボットのような見た目であり、アカネからも突っ込まれています。ジャンクの処理不足のためグリッドマンの通常サイズに留まっています。一方、攻撃力は大幅に上昇しました。

響裕太の技は、原作の「電光超人グリッドマン」をモチーフしたものとなっています。特撮の代名詞であるビーム攻撃など、特撮ファンも魅了する技の披露も見どころでしょう。また、グリッドマンの覚醒後は、技のグレードアップや新技も登場しています。中には、回復能力と思われる技も見られ、アニメならではの作風となっています。以下では、「SSSS.GRIDMAN」に登場した響裕太の技を紹介します。

裕太とグリッドマンが合体して初めて披露された技で、対グールギラス戦で繰り出されました。アクセプターにエネルギーを集中させ、一気に光線を放ちます。ビームの量は最適化後に調整が可能になり、グリッドマンの得意技として使用されました。弱い怪物ならばビーム1本で倒せる威力を持っています。一方、耐久に優れる怪獣ではビームが効かず、跳ね返されてしまうケースもありました。

サムライ・キャリバーが変身する電撃大斬剣グリッドマンキャリバーを使った技で、対デバダダン戦で登場しました。グリッドマンを上回る巨大な長剣が特徴で、ポージングには大張正己さんのオマージュが取り入れられています。スラスターで敵に近づき、すれ違いざまに特殊空間ごと敵を切り裂く必殺技です。

アニメ「SSSS.GRIDMAN」の第7話で登場したグリッドライトセイバースラッシュ。左腕のアクセプターから放たれるエネルギーの剣で敵を切り裂きます。グリッドマンの覚醒後は、原作と同じく「スラッシュ」は発音しない特徴が見られました。

裕太たちを夢を世界から救出するために繰り出されたグリッドキネシス。グリッドマンの精神エネルギーを用いて怪獣に干渉する、特殊能力のような技でしょう。通常、アクセプターを持つ裕太に異常事態が起きると、グリッドマンの干渉が難しくなります。一方、それらを可能にする数少ない技が、このグリッドキネシスです。

グリッドマンの念動力で怪獣に干渉できる能力ゆえ、他の技に比べエネルギーの消耗が激しいです。その影響もあり、通常より早くエネルギー切れを起こしやすい点がデメリットでしょう。

グリッドマンの覚醒後に登場した技で、マックスグリッドマンとして繰り出されました。技は、まず腕のブースターを稼働させ、空高く飛び上がります。そして、急降下と同時に強烈なキックを打ち込む蹴り技です。

グリッドマンの覚醒後に披露されたグリッドビームの強化版です。ビームから火球のような光線に変化し、アクセプターから連続して発射されます。また、スパークビームは連続で発射することが可能で、一点を集中的に攻撃する際に有効な技です。

グリッドマン最大の技で、アレクシス・ケリヴとのラスボス戦で披露されました。胸部のトライアジャスターから粒子状のビームを放ち、アレクシスを追い込みました。また、グリッドフィクサービームには、プログラムの修復能力が備わっています。一度は、怪獣との戦いで壊滅したツツジ台の町も、この特殊能力を受けて元通りになっています。

一方、この技は、創造主であるアカネの心を修復する効果も発揮しました。アレクシスの出現により、精神的に追い詰められていたアカネ。グリッドフィクサービームは、傷ついたアカネの精神の回復を促し、彼女が現実世界に戻るきっかけを作りました。怪獣を倒すためでなく、大切な人を救うための優しい技でしょう。

アニメ「SSSS.GRIDMAN」といえば、声優キャストも欠かせない魅力です。グリッドマンの声優には、原作にて同役を演じた緑川光さんが起用され話題を呼びました。また、主人公・響裕太役には、同役でアニメ初主演を果たした内田裕也さんが選ばれました。響裕太の魅力を引き出す内田さんの演技にも注目が集まっています。以下では、響裕太のアニメ声優・内田裕也さんのプロフィールや出演作品を紹介します。

響裕太のアニメ声優・広瀬裕也さんは、1996年生まれ、千葉県出身の声優です。高校時代に日本ナレーション演技研究所に入所しました。2018年にアニメ「帰宅部活動記録」の安藤路往人役で声優デビューを果たします。声優業ではハイティーンの役柄を演じる機会が多く、アニメ他、ゲームやドラマCDなどの作品に出演しています。

声優・広瀬裕也さんの主な出演作品は、アニメ「2.43 清陰高校男子バレー部」長門亮役、「とある科学の超電磁砲T」誉望万化役、「アイドリッシュセブン Second BEAT!」亥清悠役、「ツルネ-つながりの一射-」樋口柊馬役等です。ゲーム作品では、「怪盗夜想曲～ファントムノクターン～」騎士怪盗ブラン役、「白猫プロジェクト」クルツ役、「グランブルーファンタジー」ロウリー役、「刀剣乱舞」篭手切江等の声優を務めています。

物語開始時点ですでに記憶喪失だった響裕太。「SSSS.GRIDMAN」の謎の1つに数えられ、彼の正体にも注目が集まりました。しかし、ミステリアスな雰囲気はなく、明るく表情豊かなキャラが、見る者を魅了しました。時には自己犠牲に走って命の危機に瀕するも、正義感の強い性格も裕太の魅力となっています。以下では、「SSSS.GRIDMAN」の主人公である、響裕太に関する感想や評価を紹介します。

グリッドマンとしての活躍や宝多六花との恋愛が注目された主人公・響裕太。彼の正体はグリッドマンであるものの、裕太本来の姿もヒーローとの声も寄せられています。アニメ「SSSS.GRIDMAN」では、裕太の意思によって動いたと推測される場面もあります。グリッドマンの意識の一部が入ったことで、グリッドマンとして活動した裕太。しかし、作中の裕太の行動には、裕太本人の意思がそうさせたとも捉えることができるでしょう。

響裕太といえば優しすぎる性格があげられ、その性格が災いして命の危機に瀕した場面もありました。その性格は彼の正体であるグリッドマンの影響と考えられるでしょう。一方で、裕太本人の性格である可能性も否定できません。グリッドマンに唯一選ばれた裕太。作中では、自己犠牲をいとわない行動力を見せています。彼の性格は危うさも感じさせるも、アニメで一貫して描かれている点が良いとの感想も寄せられています。

「SSSS.GRIDMAN」で重要な役割を担った響裕太。ツツジ台の創造主であるアカネを救い、彼女を現実世界に戻るきっかけを作りました。一方、ファンの中には、ウルトラシリーズの主人公の王道を描いたキャラとの声も見られます。裕太を作ったアカネはウルトラ怪獣が大好きで、裕太というキャラが誕生したのも納得でしょう。また、裕太はグリッドマンを救える唯一の存在とも評され、彼の存在感はとてつもなく大きいものでしょう。

ヒーロー作品の主人公らしい、正義感にあふれた響裕太。謎めいた正体や宝多六花への思いなど、多くの魅力に富んでいます。また、響裕太について、表情豊かでかわいいとの感想も寄せられています。声優・内田裕也さんの演技力が裕太の魅力を引き立て、裕太の人気に拍車をかけました。宝多六花との関係から恋愛には奥手な裕太。街や人々を守るためなら自己犠牲も厭わない、ひたむきな姿も裕太の人気を高めています。

アニメ「SSSS.GRIDMAN」の見どころの1つである響裕太と宝多六花の恋愛。お互いの存在が気になるも告白できず、2人の関係に進展は見られませんでした。時には裕太の正直な性格が災いし、六花を怒らせてしまったものの、裕太の気持ちはそれとなく六花にも伝わっているでしょう。また、響裕太と宝多六花ならば、2人の関係も上手くいきそうとの意見も寄せられています。裕太と六花の関係はまた、ファンの心を和ませています。

外見は平凡な高校生であるが、中身はグリッドマンであった響裕太。作中での裕太の活躍は、グリッドマンとしての活躍とも言えるでしょう。時系列では数ヵ月であったものの、内海将や宝多六花と交流できたことは、グリッドマンにとって貴重な体験だったでしょう。また、グリッドマン自身も裕太に救われたとの解釈も見られます。裕太として活動できた経験は、グリッドマンのかけがえのない思い出となったとも捉えられています。

「SSSS.GRIDMAN」での響裕太の中身はグリッドマンであり、裕太の性格の多くはグリッドマンの影響が現れているとも考えられます。後に響裕太の正体が明かされたものの、本当の響裕太の正体はどんな人物だったのか、新たな疑問が生じました。作中の謎に数えられる、「SSSS.GRIDMAN」響裕太の本当の正体。その答えは、映画「グリッドマン ユニバース」にて明かされ、グリッドマンだった頃と同じ裕太の姿が描かれています。

アニメ「SSSS.GRIDMAN」の響裕太は、声優・内田裕太さんのアニメ初主演作品であり、内田さんの代表作でもあります。SNSでは、響裕太を演じた内田さんの演技もかっこいいという感想も多く寄せられ、声優・内田裕太さんへの注目も集まりました。アニメ作品といえば、声優キャストも注目ポイントであり、響裕太の魅力を引き出した内田さんの演技力が高く評価され、今後の活躍も応援したいとの声も見られます。

「SSSS.GRIDMAN」の響裕太の正体や記憶喪失の謎、宝多六花との関係、アニメ声優などをネタバレ考察しました。正義感あふれる性格と記憶喪失という設定がファンの注目を集めた響裕太。彼の正体はグリッドマンであり、怪獣たちとの戦いは見る者を熱くさせました。また、ヒロインの宝多六花との関係も、裕太を語るうえで欠かせない要素です。新シリーズにて六花との関係に進展がみられるのか、裕太の今後が期待されています。