【ヒカルの碁】三谷祐輝はかわいそう？イカサマをした理由やヒカルとの関係は？

ヒカルの碁の三谷祐輝とは、ヒカルの碁の主人公・進藤ヒカルの友人となるキャラクターです。ここでは、ヒカルの碁の三谷祐輝に関して、イカサマをしていた理由やデキ婚したのかどうか、他のキャラクターとの関係などを紹介します。まず初めに、ヒカルの碁の作品情報をまとめます。

ヒカルの碁は1999年から2003年までの間、週刊少年ジャンプにて連載されていた囲碁をテーマとした少年漫画作品です。原作者はほったゆみ、作画を小畑健が担当しています。囲碁をテーマにした珍しい作品でありながら、累計発行部数2500万部を突破するヒット作品です。

ヒカルの碁のあらすじを紹介していきます。ヒカルの碁の主人公・進藤ヒカルは、ごく普通の小学生でした。ある時、ヒカルは祖父宅で古い碁盤を発見します。碁盤には平安時代の天才棋士・佐為が宿っており、「神の一手」を極めたいという佐為の希望により、佐為に取りつかれたヒカルは囲碁を打ち始めます。

ヒカルの碁に登場する三谷（みたに）のプロフィールを紹介していきます。三谷（みたに）のフルネームは三谷祐輝（みたにゆうき）です。ヒカルの碁の主人公・進藤ヒカルが通っている葉瀬中学校の生徒で、囲碁を通じてヒカルと親交を持つようになったキャラクターです。

三谷（みたに）は1986年10月15日生まれ、身長159cm、外にはねた明るい茶髪が特徴の少年です。性格は非常にクールで捻くれた所もあり、素直に自分の感情を出せない性分をしています。ヒカルとは囲碁をきっかけに友人となり、初めて自分に真剣に向き合ってくれたヒカルには、気を許すようになっていきます。登場時はヒカルよりも囲碁の腕前は上でしたが、ある事情によって囲碁でイカサマをしていました。

三谷（みたに）は両親と姉と暮らしており、姉はインターネットカフェでアルバイトをしています。面倒見の良い姉は三谷を心配しながら支えており、ヒカルがインターネットで碁を打つようになってからは、ヒカルのことも手伝ってくれるようになります。

三谷（みたに）の登場回は、中学校で囲碁部の部員を集っていたヒカルが、上級者向けの問題を掲示し、三谷（みたに）がそれを解いたことで見いだされます。三谷（みたに）は囲碁が打てる中学生でしたが、囲碁部には所属しておらず、碁会所で賭け碁をしていました。中学生ながら碁会所で大人に混じって囲碁を打ち、お金をかけて対戦することで、お小遣いを稼いでいました。

三谷（みたに）は碁会所で大人と対局している場面で初登場しますが、その後ヒカルと出会い、囲碁部としても活動するようになっていきます。ヒカルと一緒に囲碁を打つことで、団体戦の楽しさを見出すようになります。ヒカルとは友人関係になっていき、囲碁部の活動外でも共に行動する仲の良さでした。

三谷（みたに）には姉がいます。三谷（みたに）の姉はネットカフェでアルバイトしており、両親からお小遣いを貰えない三谷（みたに）は、姉から少しお金を貰っていました。弟にお小遣いを渡すほど優しい性格の姉ですが、囲碁には全く興味がない様子で、三谷（みたに）は囲碁を打つことに関しても、ヒカルに「祐輝って強いの？」と聞くほど無知な状態でした。

三谷の姉は弟が道を誤っていかないかと心配しており、非常に面倒見が良い性格をしています。三谷だけではなく、ヒカルのことも気にかけており、ネットカフェで働いている知識を使ってヒカルの手助けもしていました。ヒカルはインターネットで碁を打つために、三谷の姉が働いているネットカフェに通って碁を打たせてもらうようになっていきます。

ヒカルの碁の三谷祐輝はかわいそうと言われているキャラクターでもあります。三谷祐輝がかわいそうと言われている理由は、彼が碁会所でイカサマをしていたからです。三谷祐輝は中学生で年頃の少年ですが、不況を理由に両親からお小遣いを貰えていませんでした。三谷祐輝は欲しいものを手に入れるため、大人と賭け碁をしてお金稼ぎをするようになっていきます。

三谷祐輝は学校の囲碁部よりも、実益がある碁会所の方が良いと考えており、最初ヒカルに勧誘された時は断っていました。ヒカルよりも碁の腕前は上の三谷祐輝ですが、いつでも勝てるとは限りません。賭け碁で負けてしまうと、賭けたお金は失ってしまいます。三谷祐輝は勝負中に分が悪くなってくると、こっそり石の場所をごまかすイカサマを行っていました。

ヒカルの碁作中で、ヒカルに囲碁部へ勧誘されたキャラクター・三谷祐輝は、碁会所で大人相手に賭け碁をしており、負けそうになるとイカサマをしていました。三谷祐輝がそこまでして賭け碁でお金稼ぎをしていたのは、MDプレイヤーが欲しいからでした。不況で両親からお小遣いを貰えない三谷祐輝にとって、MDプレイヤーは買いたくても買えない品物です。

三谷祐輝が欲しがっているMDプレイヤーは、2万円もする商品でした。お小遣いが無ければ欲しい物が買えない三谷祐輝は、碁会所に通って賭け碁でお金稼ぎをしていました。

ヒカルの碁作中で碁会所でイカサマをしながらも、お小遣い稼ぎをしていた三谷祐輝は、ある出来事でイカサマをしなくなります。碁会所で三谷祐輝が行っていたイカサマは、店主の修には見透かされていました。イカサマをしていることがバレてしまうと、大きなトラブルになってしまいます。しかし、修は三谷祐輝を可愛がっていたため、強く𠮟ることができずにいました。

大きな問題が起きる前に三谷祐輝を負かせて追い出そうとした修は、三谷祐輝よりも上をいくイカサマ士に依頼し、三谷祐輝を負かせてしまいます。三谷祐輝はそのせいで、それまで貯めていた1万円ものお金を失ってしまうという、かわいそうな目に合ってしまったのです。その後、事情を知るヒカルは三谷祐輝を負かした男に勝負を挑み、佐為の力で打ち勝つことができました。

ヒカルにお金を取り戻してもらった三谷祐輝は、その恩もあって葉瀬中の囲碁部に入ることになります。葉瀬中の囲碁部でヒカルや部長の筒井と団体戦で戦うようになり、仲間と一緒に囲碁を打つ楽しさを見出しています。その後は囲碁に熱心に向き合っていき、イカサマをすることは無くなりました。

ヒカルの碁の三谷祐輝とヒカルとの関係を紹介していきます。三谷祐輝は囲碁が打てる中学生でしたが、お金稼ぎをするために碁会所に通っており、囲碁部には所属していませんでした。ヒカルは佐為との出会いをきっかけに碁を打つようになり、囲碁部に所属していました。

三谷祐輝の囲碁の腕前を知ったヒカルは、囲碁部に入って欲しいと勧誘しましたが、一度は断られてしまいます。その後、イカサマをしていた三谷祐輝は店主の修に懲らしめられ、ヒカルに奪われたお金を取り戻してもらいます。その結果、ヒカルにお金を返してもらうことを引き換えに、渋々囲碁部へ入部しています。

ヒカルの碁作中で、ヒカルは佐為と出会って囲碁を知りますが、この時点では全く知識のない素人でした。その後、囲碁を学ぶようになったヒカルは、徐々に実力をつけていきますが、出会ってすぐは三谷祐輝の方が碁の腕は上でした。その後、囲碁に真摯に向き合うヒカルは強くなっていき、三谷祐輝に勝てました。三谷祐輝は大人相手に囲碁を打ってきた自信もあり、プライドが高く素直に負けを認められませんでした。

囲碁部に入りヒカル達と団体戦で戦う楽しさを知った三谷祐輝ですが、ヒカルは院生になると言い出します。院生になってしまうと団体戦には出られません。それを知った三谷祐輝はヒカルに腹を立ててしまいます。その後、ヒカルと三面打ちで対戦した三谷祐輝は、ここでもヒカルに敗れてしまいます。プライドが高い三谷祐輝でしたが、純粋にヒカルの強さを認め、聞こえないように「負けました」と呟いています。

一時は囲碁部の仲間として仲良く過ごしていた三谷祐輝とヒカルですが、ヒカルが院生になると言ったこときっかけに、疎遠になってしまいます。ヒカルの碁作中では、その後三谷祐輝とヒカルが仲直りしたエピソードは描かれていませんでした。ヒカルが囲碁部を覗きに来た時も三谷祐輝はいなかったので、仲直りしたかどうかは不明でした。しかし、ヒカルを気にかけている姿は見せています。

ヒカルの碁に登場する三谷と金子との関係を紹介していきます。ヒカルの碁に登場する金子は、三谷と犬猿の仲とも言えるキャラクターでした。金子は囲碁部とバレー部を掛け持ちしている女子生徒で、いつも三谷と口喧嘩をしていました。金子とは相性が悪い三谷でしたが、名門校に合格した金子に勉強を見てもらっていました。

三谷に勉強を教えていた金子ですが、囲碁の実力は三谷の方が上です。金子が三谷に勉強を教え、囲碁は金子が三谷に教わるという、お互い様の関係性のキャラクターでした。

ヒカルの碁本編に登場した情報ではありませんが、三谷祐輝は卒業後にデキ婚したとされています。三谷祐輝がデキ婚したという情報は、原作者のほったゆみによるものでした。ヒカルの碁の完全版に収録されている「完全版あれこれ」によると、三谷祐輝は若い頃にデキ婚しており、すぐに離婚しています。

三谷祐輝はデキ婚と離婚を経験し、その後女医となった金子と再会するという情報も明かされましたが、あくまでも原作者・ほったゆみの妄想だと語られています。

ヒカルの碁のアニメで三谷祐輝の声を担当した声優情報を紹介します。三谷祐輝の声優を務めたのは、浅川悠です。浅川悠は1975年3月20日生まれ、東京都出身の日本の女性声優です。浅川悠は1996年頃から声優として活動しており、2014年からはフリーの声優として様々なキャラクターを演じています。勝気な少女や少年の声を担当することが多い人気女性声優です。

三谷祐輝の声を担当した声優・浅川悠の主な出演作を紹介します。浅川悠はアキハバラ電脳組の東十条つぐみ、神八剣伝のレイ・ヨゾラ、ラブひなの青山素子、ぷぎゅるのカナト、恋と選挙とチョコレートの東雲皐月、ぷちセカの巡音ルカなどの声を演じた声優です。

ヒカルの碁に登場する三谷祐輝に関しての感想や評価をいくつか紹介していきます。ヒカルの碁の三谷祐輝は、かわいくてかっこいいと人気を集めているキャラクターです。外見がかわいいだけでなく、少し捻くれた性格や素直になれないところも、三谷祐輝の魅力だと評価されていました。

ヒカルの碁の三谷祐輝に関しては、かわいそうだという感想も挙がっていました。三谷祐輝は囲碁を通してヒカルと友人関係になりますが、ヒカルが院生になったことをきっかけに疎遠になってしまいます。その後、三谷祐輝とヒカルが仲直りした描写はなく、ヒカルが離れてしまった三谷祐輝がかわいそうだとの感想が見られていました。

三谷祐輝は完全版に収録されている原作者の妄想では、若くしてデキ婚し早々に離婚したとされています。ヒカルの碁作中では学生の三谷祐輝しか描かれていないため、デキ婚して離婚したという設定は衝撃的でした。ただ、三谷祐輝がデキ婚して若くして父親になっている設定は、とても萌えると評価されていました。

ここでは、ヒカルの碁に登場した三谷祐輝の情報をまとめました。三谷祐輝はヒカルの碁に登場した時は、お金欲しさに碁会所でイカサマを繰り返していましたが、その後ヒカルに助けられたことをきっかけに囲碁部に所属しています。同じく囲碁部の女子生徒・金子とは犬猿の仲ですが、勉強を見てもらう仲で、三谷の姉はヒカルのサポートをしてくれたキャラクターでした。また、三谷祐輝の声を担当した声優は、浅川悠です。

三谷祐輝がデキ婚したという情報は、完全版に収録されているほったゆみのコメントからでした。ほったゆみによれば、三谷祐輝はデキ婚後早々に離婚しているという設定になっています。ヒカルの碁の三谷は、イカサマがバレて懲らしめられたエピソードや、ヒカルと仲直りせずに終わった事などが原因で、かわいそうと言われているキャラクターでした。是非、ヒカルの碁をチェックして、三谷祐輝に注目してみて下さい。