ヒカルの碁の打ち切り理由とは?連載終了は韓国が原因?噂の真相を考察

囲碁の一般認知度を高めたとも言われる大人気漫画だった囲碁漫画のヒカルの碁。そんなヒカルの碁の最後は打ち切りに近い形だと言われており、その理由が韓国にあるのではないかとも考察されています。今回はヒカルの碁の打ち切りの理由について、なぜ韓国が関係していると言われているのか、打ち切りの理由の真相、打ち切りと言われる最終回の演出、完結後の展開などをまとめて紹介していきます。

ヒカルの碁の打ち切り理由とは?連載終了は韓国が原因?噂の真相を考察のイメージ

目次

  1. ヒカルの碁とは?
  2. ヒカルの碁の打ち切り理由はなぜ?連載終了の真相を考察
  3. ヒカルの碁の漫画最終回の結末ネタバレ
  4. ヒカルの碁の10年後の姿
  5. ヒカルの碁に関する感想や評価
  6. ヒカルの碁の打ち切り理由まとめ

ヒカルの碁とは?

ヒカルの碁の概要

ヒカルの碁は1999年から2003年まで週刊少年ジャンプにて原作ほったゆみ先生、作画小畑健先生のコンビで連載された囲碁を大罪とした漫画です。少年漫画らしい主人公の成長を描く作品であると同時に日本棋院所属の女流棋士・梅沢由香里さんが囲碁の監修をする事で分かりやすい囲碁作品として高い人気を集め、囲碁人気を高める要因にも繋がり、囲碁界からも称賛される作品になっています。

メディアミックス展開も積極的に行われ、アニメでは佐為との別れとそこからの成長を描く形で原作17巻までと18巻の一部を取り入れる形で物語を完結させました。またゲームも多数作られ、囲碁を楽しみやすい作品としてこちらも人気を集めています。

ヒカルの碁のあらすじ

小学6年生の進藤ヒカルはある時、祖父の蔵で古い囲碁盤を発見します。囲碁盤にある血痕を見つけたヒカルは、囲碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士藤原佐為という霊に出会います。そして、佐為に取り憑かれる事になったヒカルは、佐為にせがまれる形で囲碁を始めることに。囲碁のルールも全く知らないヒカルでしたが、徐々にその魅力に取りつかれていく事になります。

ヒカルの碁の打ち切り理由はなぜ?連載終了の真相を考察

理由①韓国が関係している?

ヒカルの碁では基本的に実際の囲碁界のベースにしていますが物語をより盛り上げる為に一部の設定を変更しています。その1つの例が19巻から展開された北斗杯編です。現実の囲碁界では国を超えた対局は当たり前に行われていますが、ヒカルの碁の世界では基本的にはそれぞれの国が独立して運営しており、国際大会は稀という形になっていました。そこで行われる事になった18歳以下の国際大会が北斗杯です。

この大会には中国、韓国の棋士がそれぞれに登場し、ヒカルやアキラ達と敵対する形で登場、中でも韓国チームの高永夏(コヨンハ)は通訳の勘違いもあったとはいえ少し嫌味なキャラに描かれていました。このような扱いから韓国から圧力を受けて打ち切りになったのではないかと考察される事になったのです。

北斗杯はそれまでのキャラクターとの繋がりもあって長編になっても良さそうですがエピソードとしてはかなり短くまとめられており、アニメでも北斗杯の開催前で終了するなどしています。それが韓国から圧力がかかったのではないかとする考察も増える要因にもなっています。結論から言えば「韓国からの圧力」は噂の域を出ないものであり、なぜ打ち切りになったのかの真相は不明です。

理由②アンケートの結果が悪くなった?

なぜ打ち切りになったのか真相は分かりませんが、単純にアンケートの結果が悪くなったからではないかとする声もあります。ヒカルの碁が掲載される週刊少年ジャンプはアンケートの結果をかなり参考にして打ち切りを決める事が有名だからです。

そもそもヒカルの碁にとってキーパーソンであった藤原佐為は15巻で消えており、そこから17巻までの間で佐為を失ったヒカルが立ち直るエピソードが展開されていたのです。物語的にここで終わっても良かったのではないかとさえ考えられている程で以降展開される北斗杯編は蛇足となりアンケートの結果が振るわなかったのではないかとも考えられています。

またアンケートの結果と共になぜ打ち切りになったのか付随した話として原作的にはアニメと同じく北斗杯編までの予定だったにも関わらず当時まだアニメが放送中であった事から原作を続けざるを得なかったのではないかとする声も見られます。北斗杯編終了の少し前にアニメが「佐為編」までで完結した事で原作の方も終わったのではないかとも考察されています。

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ヒカルの碁の漫画最終回の結末ネタバレ

最終回ネタバレ①ヒカルとヨンハの対局

ヒカルの碁の最終回では上記でも触れたヒカルとコヨンハによる北斗杯の日本対韓国による団体戦が行われます。元々2人には力の差があると考えられていましたが、ヒカルは善戦し序盤は有利に進めますが、少しずつ地力の差が出てヨンハが優勢になっていきます。それでも粘り強く戦ったヒカルでしたが最終的には半目差でヨンハが勝利する事になりました。

ちなみに団体戦としてはアキラは勝利、清春は敗北していた為、日本チームとしても敗北、中国チームにも敗れていた為、日本は北斗杯を最下位という結果になりました。北斗杯で勝利出来たのはアキラだけでありギャラリーからは不満の声も漏れるのでした。

最終回ネタバレ②なぜ碁を打つのか

敗戦後も明るく振る舞いチームの監督を努めた倉田に謝罪するなどしていますが、ヨンハの対応は冷たいものでした。しかしヨンハも心の中ではヒカルの力を認めており、「何故お前は囲碁を打つ」と問いかけたのです。佐為の事を思い出したヒカルの目からは涙を流しながらも「遠い過去と遠い未来をつなげる為、そのために俺はいるんだ」と答えるのでした。

最終回ネタバレ③神の一手

北斗杯終了後も囲碁を指し続けるヒカル。そんなヒカルは若獅子戦に出場する事になります。その2回戦対戦相手はアキラでした。ヒカルの碁のラストはこの対局でヒカルが勝利の予感を感じさせる形で幕を閉じています。ヒカルの碁という漫画はここで完結しますが、ヒカル達の囲碁はまだまだ続いていく事を予感させるようなラストになっています。

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ヒカルの碁の10年後の姿

「プロ棋士編2」のBlu-rayBOXで描かれた10年後の姿

ヒカルの碁の最終回の時点ではヒカルやアキラは16歳でした。まだまだ成長していくことが伺える2人の様子はヒカルの碁のBlu-rayBOX「プロ棋士編2」に収録されていた特典ブックレットに作画を担当した小畑健さんのインタビューと共に2人の10年後、26歳になった姿が描かれていました。

ヒカルとアキラの10年後

10年後のヒカルの容姿は16歳の時点とあまり変わっておらず、最終回時点より髪の長さが少し短くなった程度です。ヒカルの碁の作中で佐為から受け継いだとも言える扇子も共に描かれていましたが10年以上使い続けているようには見えない形ですが使い続けているのは間違いないようです。

一方でアキラの方は髪を伸ばしており、描かれている範囲で余裕で肩口にかかるくらいの長さにはなっています。ちなみにインタビューによるとアキラは18歳の頃には既に髪を伸ばし始めていたようです。

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ヒカルの碁に関する感想や評価

ここからは既にヒカルの碁を視聴した人の打ち切りに関しての感想を紹介していきます。ヒカルの碁はたしかにヒカルの成長物語であり、しっかりと完結してよかったとする声がある一方で、ヒカル以外のキャラクター人気も高かった事からもっとエピソードを描いてほしかったとする声も多くなっています。特にヒカルとアキラの関係性はもっと見たかったとする声も多いです。

韓国が関与しているとする真相こそ不明ながらもヒカルの碁のラストが打ち切りと言われても仕方ない程に性急な終わり方になっていた事がもったいないとする声も多くなっています。ヒカルの成長物語としてもキャラクター人気としても人気の高い作品だっただけにその最終回はもっと別の形が良かったとする声も多いです。

ヒカルの碁は作品的に続編を作りやすい作品でもあり、続編や番外編などの形でもいいから続きを書いてほしいとする声も見られます。内容が決して悪いわけではない北斗杯編が蛇足扱いを受けてしまうのもそれが理由になっており、なぜ続きをやらないのかという声も多くなっています。特に2021年現在リブート作品や続編作品も多くなっている事でそれらの声が再燃しているとする声も見られます。

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ヒカルの碁の打ち切り理由まとめ

ヒカルの碁がなぜ打ち切りのような形で終わったのかの真相は不明です。そもそも多くの漫画作品の終わり方の真相は不明である場合が多くなっています。ヒカルの碁の場合、最終章となった北斗杯編にて韓国を敵側として登場させた事で韓国から圧力を受けたのではないかとされていますが、あくまでも噂の域を出ない物になっています。

ヒカルの碁は打ち切りと言われる最後ではありますが物語としての完成度は非常に高くなっており、囲碁を知らない人でも楽しめる作品になっています。まだヒカルの碁を視聴していないという人はぜひ1度視聴してみてはいかがでしょうか?

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