ヒカルの碁の10年後を予想考察!漫画・アニメの最終回とヒカルたちの成長した姿は?

大人気漫画『ヒカルの碁』をご存知でしょうか?囲碁をテーマにした作品で一世を風靡し、”囲碁ブーム”を巻き起こした作品として『ヒカルの碁』は日本だけでなく、世界中で有名な作品です。今回はそんな『ヒカルの碁』の最終回から10年後のヒカルや登場人物達の姿を予想考察し、『ヒカルの碁』の漫画版とアニメ版の最終回の様子と合わせて、10年後にヒカル達が成長した姿を考察してご紹介します。

ヒカルの碁の10年後を予想考察!漫画・アニメの最終回とヒカルたちの成長した姿は?のイメージ

目次

  1. ヒカルの碁とは?
  2. ヒカルの碁の10年後を予想考察
  3. ヒカルの碁の漫画とアニメの最終回
  4. ヒカルの碁のヒカルたちの成長した姿が公開?
  5. ヒカルの碁に関する感想や評価
  6. ヒカルの碁の10年後まとめ

ヒカルの碁とは?

ヒカルの碁の概要

囲碁をテーマにした大人気作品『ヒカルの碁』の概要をご紹介します。『ヒカルの碁』はほったゆみ先生原作の作品で小畑健先生が漫画を担当された作品です。日本棋院の女流棋士である梅沢由香里さんが囲碁の監修を務められており、『ヒカルの碁』は本格的な囲碁漫画として大人気となりました。『ヒカルの碁』は1999年から「週刊少年ジャンプ」にて連載が開始され、2003年の最終回を迎えるまでに全23巻の単行本が発売されています。

全189話で構成されている『ヒカルの碁』は2001年にテレビ東京系でアニメ化され、2003年まで全75話が放送されました。アニメ版の『ヒカルの碁』も梅沢由香里さんが囲碁の監修を務められており、日本棋院もアニメの製作に協力した作品になっています。またアニメ版には「梅沢由香里のGOGO囲碁」というコーナーも放送され、梅沢由香里さんが実際に子どもに囲碁を教えるという実践型の囲碁講座も好評となっていました。

ヒカルの碁のあらすじ

大人気漫画『ヒカルの碁』のあらすじです。『ヒカルの碁』は運動が好きな少年の進藤ヒカルと平安時代の天才棋士である藤原佐為(ふじわらのさい)が出会った事から物語が始まります。進藤ヒカルは頭を使う事が苦手な小学6年生でした。ある日ヒカルは祖父の家で古い碁盤を発見します。その碁盤に血痕がついている事に気付いてしまったヒカルは碁盤に宿っていた藤原佐為の霊に取り憑かれてしまいました。

無念の死を遂げて亡くなったという佐為の夢である「神の一手を極める」という信念に根負けし、ヒカルは興味のなかった囲碁の世界へ飛び込んでいきます。ヒカルは佐為の生きていた時代の事はおろか、囲碁の事など全くと言っていい程知識はありませんでしたが、ヒカル以外には姿を見る事も話す事もできない佐為の熱い囲碁への想いに徐々に囲碁の面白さを理解し始め、棋士として成長していきます。

ヒカルの碁の登場キャラ

登場キャラ①進藤ヒカル

大人気漫画『ヒカルの碁』の登場キャラ1人目は進藤ヒカルです。進藤ヒカルは『ヒカルの碁』の主人公です。進藤ヒカルは日本棋院に所属する初段の棋士です。ヤンチャな性格をしており、行動に関しては無鉄砲なところが多い男の子で、勉強などの頭を使う事は苦手な小学生です。小学6年生の冬に碁盤に宿る藤原佐為に出会った事で、囲碁を打ち始めました。

やがてライバルとなるアキラとも出会い、囲碁を通じて切磋琢磨していく内にヒカル自身も囲碁の楽しさにのめり込んでいきます。プロ試験に挑戦するなど才能も見せ始め、周囲の棋士から注目されるようになりました。しかしプロ試験合格後に佐為が姿を消してしまった事に責任を感じ、一度碁の世界から姿を消します。その後再び碁の世界へ飛び込み、最大のライバルであるアキラとの頂上決戦へ挑んでいきます。

登場キャラ②塔矢アキラ

大人気漫画『ヒカルの碁』の登場キャラ2人目塔矢アキラです。塔矢アキラは主人公の進藤ヒカルの最大のライバルとして登場します。そんな塔矢アキラは幼い頃から碁の英才教育を受けて育ってきた棋士で、若年ながら周囲の人間から一目置かれる存在です。負けなしの塔矢アキラの前に藤原佐為に取り憑かれた進藤ヒカルが現れ、アキラは藤原佐為に負けてしまいます。この事からアキラはヒカルをライバル視するようになりました。

その後ヒカルとアキラのライバル関係は熾烈を極めていきますが、お互いの存在を認め尊敬し切磋琢磨しながらもアキラとヒカルは実力を上げていきました。ヒカルが藤原佐為を失い碁の世界から退いた際も、アキラは苛立ちながらもヒカルを説得しに訪れるなど献身的な姿勢も見せています。やがて碁の世界に戻ってきたヒカルにアキラは「自分を追ってこい」と背中を押し、再びヒカルとライバル関係に戻れた事を喜んでいました。

ヒカルの碁 1/小畑 健/ほった ゆみ | 集英社コミック公式 S-MANGA

ヒカルの碁の10年後を予想考察

予想考察①これからも囲碁を続けていく?

大人気漫画『ヒカルの碁』の最終回から10年後の予想考察をご紹介します。『ヒカルの碁』の最終回から10年後の予想考察1つ目は「ヒカルはこれからも囲碁を続けていくのか」についてです。ヒカルの今後を示唆する場面としてはアニメの演出が話題となりました。アニメの最終回では漫画の最終回に描かれていた北斗杯は描かれていませんでした。ヒカルとアキラの対局が終わり、夢の中での佐為との再会がメインの構成となりました。

その際にアキラから藤原佐為の魂がヒカルに宿っている事を告げられ、ヒカルは夢の中で藤原佐為から自分の夢を叶えて欲しいと託されました。藤原佐為に夢を託され、前を真っ直ぐに進んでいくヒカルの姿が印象的に描かれているアニメの最終回となりましたが、このシーンから『ヒカルの碁』最終回の10年後の世界でもヒカルは囲碁を続けている事が予想考察されています。

予想考察②佐為の想いも受け継がれる

『ヒカルの碁』の最終回から10年後の予想考察2つ目は「佐為の想いも受け継がれる」事についてです。前述したように、ヒカルはアニメ『ヒカルの碁』の最終回で藤原佐為と再会を果たしています。ヒカルが自身の好き勝手に碁を楽しみ始めた事で藤原佐為はヒカルの元を去ってしまいましたが、再び碁に向き合い始めたヒカルの前に藤原佐為は姿を表しました。その際に自身のトレードマークでもある扇子をヒカルに託しました。

そして藤原佐為は扇子と共に自身の夢もヒカルに託しています。「神の一手を極める」という藤原佐為の熱い想いは間違いなくヒカルの胸にもしっかりと刻まれており、ヒカルは藤原佐為の想いを『ヒカルの碁』最終回から10年後の世界でも受け継いでいると予想考察されています。

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ヒカルの碁の漫画とアニメの最終回

ヒカルの碁の漫画最終回ネタバレ

大人気漫画『ヒカルの碁』は2003年に全189話にも渡る連載の最終回を迎えました。そんな『ヒカルの碁』の最終回で描かれたのは主人公である進藤ヒカルと韓国の棋士である高永夏(コ ヨンハ)の北斗杯での大将戦でした。次はそんな『ヒカルの碁』の最終回で描かれた内容をネタバレ紹介していきます。

ヒカルと韓国の高永夏の対局

『ヒカルの碁』の最終回では北斗杯での大将戦が描かれました。大将戦で主人公のヒカルと対局したのは韓国の高永夏でした。『ヒカルの碁』の最終回当時はヒカルは藤原佐為と別れてしまった後で、藤原佐為に頼り切っていた自分を捨て、棋士として新たな道を歩もうと腹を括っていました。そんな中望んだ日本対韓国の団体戦で、ヒカルは高永夏と対局する事になりました。

『ヒカルの碁』最終章で大将戦として高永夏に挑んだヒカルでしたが、勝負の結果は半月差での敗北でした。団体戦のチーム戦績もアキラの2勝のみで、ヒカル達のチームは北斗杯の団体戦で最下位という結果に終わってしまいました。高永夏に敗北したヒカルはあまりの悔しさから、対局後にその場から動けませんでした。

ヒカルの答え

高永夏に敗北し、悔しさからその場を動けないでいるヒカルに対し、高永夏は「なぜ碁を打つのか?」と問いを投げかけます。そんな高永夏からの問いにヒカルは「自分が碁を打つ事で過去と未来を繋ぎ止める」「その為に自分は存在する」と答えました。このヒカルの答えは、『ヒカルの碁』で描かれてきたこれまでのヒカルの歩みそのものを象徴するセリフでした。

ヒカルの言っている過去とは藤原佐為の生きていた時代の事を指し、囲碁の歩んできた歴史を指していると考察されています。そして未来とは「神の一手」を極め、その先に見えてくる最善の境地でもある一手を指していると言われています。ヒカルは藤原佐為を宿した事で過去と繋がり、さらに藤原佐為の夢を託された事から「神の一手」という囲碁の世界の未来を目指しています。そんな唯一無二の存在であると、自身を認識していました。

アキラとの対局

ヒカルが『ヒカルの碁』最終回で対局した北斗杯は様々なメディアの注目を集め、今後の存続も決定される程大盛況で幕を閉じました。そしてヒカルは若年層のプロ棋士として若獅子杯に出場します。この若獅子杯の2回戦目でヒカルは同じく若年層のホープであるアキラと対局します。

『ヒカルの碁』を通じて描かれていた最大のライバルであるヒカルとアキラのプロ棋士としての対局ですが、ヒカルが優位で対局を進めていきました。しかし『ヒカルの碁』の最終回ではヒカルとアキラの対局の結末は描かれていませんでした。最大のライバルである2人の結末は描かれずに『ヒカルの碁』が最終回を迎えた事で、ファンの間では2人の10年後の予想考察など様々な憶測がなされ、連載終了後も意見交換されています。

ヒカルの碁のアニメ最終回ネタバレ

『ヒカルの碁』の漫画版では北斗杯やアキラとの若獅子杯での対局がメインで描かれた最終回でしたが、前述したようにアニメ版『ヒカルの碁』では漫画版とは異なった最終回を迎えました。漫画版の最終章であった北斗杯はアニメ版では描かれていません。その代わり、ヒカルがアキラとの対局を迎え、さらに姿を消してしまった藤原佐為と再会を果たすシーンが情景豊かに描かれました。

このシーンは『ヒカルの碁』の原作ファンからも評価が高く、ヒカルが藤原佐為から自身の扇子を受け取り、同時に夢を託されるシーンがヒカルの10年後の姿を予想させ、明るい未来を思い描く事のできる完成度の高い最終回となっています。一時期は碁の世界を去ってしまったヒカルでしたが、自身が藤原佐為の想いを受け継ぎ、未来に待っている「神の一手」を極めるまで進んでいく決意の垣間見える演出となっています。

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ヒカルの碁のヒカルたちの成長した姿が公開?

「プロ棋士編2」のBlu-rayBOXで10年後のイラスト掲載?

ファンの間でも様々な憶測を生んでいるヒカルやアキラの10年後の未来ですが、そんな2人の10年後の姿を描いたイラストが公開されていました。ヒカルとアキラの10年後の姿が公開されたのは『ヒカルの碁』のBlue-rayBOX「プロ棋士編2」で特典として封入された小畑健先生のインタビューを掲載したブックレットでした。その際にヒカルとアキラの10年後を描いたイラストも掲載されました。

ファンの間でも話題に上がる事の多い10年後のヒカルとアキラはお互いに棋士として実力を積み、成長を果たしている姿が描かれていました。『ヒカルの碁』の最終回ではヒカルとアキラの最終的な勝敗は描かれていませんでしたが、10年後の未来でもヒカルとアキラは最大のライバルであり、最大の戦友である様子が描かれているイラストとなっています。

ヒカルとアキラの成長した姿

『ヒカルの碁』のBlue-rayBOX「プロ棋士編2」で描かれたヒカルとアキラの10年後の姿をご紹介します。10年後のヒカルの姿は容姿自体に大きな変化はないものの、藤原佐為から夢の中で受け継ぎ、その後も愛用している扇子を10年後も変わらず愛用していました。そして10年後のアキラはオカッパだった髪の毛が10年後の姿では長く伸び、元々の美少年だった風貌がさらに10年後には磨きが掛かって美青年へと成長していました。

『ヒカルの碁』の連載開始時は小学生だったヒカルとアキラも、10年後には見事に大人の男性へと成長し、スーツも着こなしている姿が描かれています。幼さも残るものの、棋士として数々の修羅場を潜り抜け成長してきた軌跡はヒカルとアキラの10年後の姿として描かれていました。

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ヒカルの碁に関する感想や評価

こちらは『ヒカルの碁』の10年後の話が読みたいという方の投稿です。『ヒカルの碁』は最終回を迎えた後も、10年後の姿が明かされるなどファンの間では連載終了後も変わらない人気のある作品です。Blue-rayBOXの特典として小畑健先生が描く10年後の姿が掲載された事で、続編を望む声が多く寄せられていました。

こちらは久しぶりに『ヒカルの碁』の読んで泣いてしまったという方の投稿です。『ヒカルの碁』は囲碁を題材にした漫画ですが、友情やライバル関係などヒカルを取り巻く環境もリアルに描かれ、最終回では多くのファンが感動したと感想を寄せていました。連載終了から時間が経過しても『ヒカルの碁』の人気は継続しています。そして多くのファンは10年後の姿を描いた続編を望んでいました。

こちらは小畑健先生が手掛けた10年後のヒカルとアキラの姿を見て、かっこいいと感じた方の投稿です。容姿の特徴はそのままに10年後の姿は大人な男性に成長しているヒカルとアキラですが、特にアキラは髪も長く伸びイメージが変わっています。この方は髪の長くなったアキラを見て、まるでヒカルに宿っていた藤原佐為の様に感じたそうです。

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ヒカルの碁の10年後まとめ

『ヒカルの碁』の10年後についてのまとめいかがだったでしょうか?『ヒカルの碁』は日本の囲碁を世界に広く広めた事でも有名な作品で、日本の子供達だけでなく、世界中の子供達を囲碁の世界へ誘った事でも有名になりました。囲碁と言う難しい題材を、ヒカルを取り巻くライバル達との関係や、ヒカル自身の挫折などリアルに描いた事で多くのファンの心を打つ作品となりました。

そんな『ヒカルの碁』ですが、連載は2003年に終了しており時間が経過している作品にも関わらず続編を望む声は絶えず寄せられていました。『ヒカルの碁』作中で、ヒカルやアキラの未来を示唆する演出も盛り込まれ、ファンは今後ヒカル達が歩むであろう未来を想像し、様々な予想や考察をして楽しんでいます。そんな現在でも愛される『ヒカルの碁』をご覧になった事がない方は、ぜひこの機会にご覧になってみてはいかがでしょうか?

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