【ヒカルの碁】アニメは原作のどこまで？続きは漫画の何巻から読むべき？

原作漫画「ヒカルの碁」は週刊少年ジャンプで1999年〜2003年の期間に連載されていた少年漫画で、原作者はほったゆみ先生、作画は小畑健先生が担当。当時の少年・少女の間に囲碁ブームを巻き起こすほど社会現象となった囲碁を題材にした大人気作品です。また、アニメ「ヒカルの碁」は2001年10月10日〜2003年3月26日の期間に本編75話とスペシャル・特別編が放送されました。

頭を使うことが嫌いで運動好きな小学6年生のヒカルは祖父の家の蔵で古い碁盤を見つけ、その碁盤に宿っていた平安時代の天才棋士の霊・藤原佐為に取り憑かれます。「神の一手を極めること」を目指す佐為にせがまれ、全く知らない囲碁を嫌々始めることになったヒカルは偶然、後に生涯のライバルとなる塔矢アキラと出会い、その出会いがきっかけで囲碁の面白さに目覚めていきます。

アニメ「ヒカルの碁」では原作漫画のどこまでのエピソードが描かれているのでしょうか？さらに、アニメと原作漫画の違いを考察し、アニメオリジナルの「GOGO囲碁」のコーナーについてもみていきます。

アニメ「ヒカルの碁」は2001年10月10日〜2003年3月26日の期間に本編75話とスペシャル・特別編が放送されました。アニメ「ヒカルの碁」は原作漫画のどこまでのエピソードが描かれているのでしょうか？アニメ「ヒカルの碁」の本編は原作漫画（通常版）17巻の佐為が消えたヒカルが自分の碁の中に佐為がいることに気づき、立ち直るまでの内容が描かれており、続きが気になる場合は原作漫画18巻から読むこととなります。

ただ、アニメ番外編の64話「慶長の花器」や66話「運命の出会い」は原作漫画18巻に収録されている内容となっており、脚本の関係でそれらのエピソードもアニメで放送されることになったようです。

また、アニメ「ヒカルの碁」の本編の続きにあたるスペシャル「北斗杯への道」ではどこまでのエピソードが描かれているのでしょうか？スペシャル「北斗杯への道」では、原作漫画18〜21巻に収録されている北斗杯編の予選の様子が80分で描かれています。ただ、その続きの北斗杯本戦のエピソードは含まれていないため、続きの北斗杯本戦や完結まで読みたい場合は原作漫画21巻からご覧ください。

アニメ「ヒカルの碁」はアニメオリジナルの要素がほとんどなく、原作漫画の内容に忠実に描かれているため、原作漫画ファンにとっても見やすいアニメだと言われています。

アニメ「ヒカルの碁」では囲碁のことをあまり知らない視聴者のために、プロ棋士が囲碁初心者にもわかりやすく囲碁を紹介するアニメオリジナルのコーナーが放送されていました。囲碁を教えてくれるのは日本棋院の女流棋士で原作漫画「ヒカルの碁」の監修も務めていた梅沢由香里先生で、コーナー名は「GOGO囲碁」。

子役の少年と少女に用語を説明したり、実践させたりする形式で、視聴者にも分かりやすく囲碁を解説されています。さらに、アニメ本編はストーリーがメインで描かれているため、この「GOGO囲碁」と併せて見ることによって、より一層視聴者の囲碁に対する理解が深まると好評のコーナーでした。出演していた子役の少年と少女も最終回を迎える頃にはすっかり囲碁に詳しくなっていたようです。

佐為が消えたことで一時的に囲碁から離れ、対局にも出ていなかったヒカルでしたが、伊角との対局で自分の打つ碁の中に佐為がいることを知ったことで再び囲碁と向き合うようになります。そんな中、ヒカルは念願の塔矢アキラとの対局を迎え、アキラから自身の中に佐為がいると断言されます。

その夜、ヒカルは夢の中で佐為と再会し、穏やかな微笑みを浮かべる佐為から彼がいつも手に持っていた扇子を託されます。こうして、ヒカルは神の一手を極めることを目指していた佐為の夢を継ぎ、ライバルのアキラと共に神の一手への道を歩んでいきます。

原作漫画ではアニメ本編最終回の後に、アニメスペシャルで描かれた北斗杯の予選、さらにアニメでは描かれていない北斗杯本戦が描かれています。そして、アキラや社と共に日本代表として北斗杯に出場したヒカルは大将として、韓国代表の高永夏（コヨンハ）と対局します。

激戦の結果、負けてしまったヒカルは悔し涙を流すも、ネット中継や大盤解説会で注目を集めた北斗杯は来年以降も開催されることが決定。その後、ヒカルは若手プロと院生の大会「若獅子戦」で永遠のライバルであるアキラと対決することになり、ヒカル優勢ながら勝敗が明らかにならないままのラストとなりました。

• 愛称：とも蔵
• 生年月日：1970年4月25日
• 享年：41歳（2011年6月9日）
• 出身地：東京都
• 職業：声優
• 所属事務所：ぷろだくしょんバオバブ
• 活動期間：1994〜2010年
• 主な出演作品：「少女革命ウテナ」天上ウテナ役、「ケロロ軍曹」日向冬樹（初代）役、「BLEACH」砕蜂役、「AIR」神尾観鈴役、「探偵学園Q」鳴沢数馬役

• 生年月日：1970年9月13日
• 年齢：50歳（2021年1月現在）
• 出身地：神奈川県
• 職業：声優
• 所属事務所：大沢事務所
• 活動期間：1996年〜
• 主な出演作品：「神風怪盗ジャンヌ」名古屋稚空/怪盗シンドバット役、「ダンボール戦機」大口寺リュウ役、「銀魂」近藤勲役、「ヴァンパイア騎士」一条拓麻役、「プリティーリズム」滝川純役

• 生年月日：1980年1月26日
• 年齢：41歳（2021年1月現在）
• 出身地：静岡県浜北市（現在の浜松市浜北区）
• 職業：声優
• 所属事務所：シグマ・セブン
• 活動期間：2000年〜
• 主な出演作品：「D.Gray-man」アレン・ウォーカー役、「はじめの一歩」間柴久美役、「蒼穹のファフナー」カノン・メンフィス役、「いちご100%」北大路さつき役、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」天上院明日香役

• 生年月日：1973年6月13日
• 年齢：47歳（2021年1月現在）
• 出身地：埼玉県入間市
• 職業：声優
• 所属事務所：アトミックモンキー
• 活動期間：1996年〜
• 主な出演作品：「ドラえもん」源静香役、「機動新世紀ガンダムX」サラ・タイレル役、「東京ミュウミュウ」藍沢みんと/ミュウミント役、「Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!!」マジカルサファイア役、「AKB0048」片桐ツバサ役

こちらはアニメ「ヒカルの碁」に関するツイートで、大人になってからみてもとても面白いという感想です。

こちらもアニメ「ヒカルの碁」に関するツイートです。子どもの頃の気持ちに戻ってアニメを楽しんで観たという感想で、キャラそれぞれの感情描写や演出が高く評価されています。

こちらもアニメ「ヒカルの碁」に関するツイートです。佐為が消えてしまった後の描写や音楽が感動を呼び、好きだと絶賛されています。

いかがでしたか？アニメ「ヒカルの碁」は原作漫画のエピソードのどこまで描かれているのかを紹介し、本編では原作漫画1〜17巻と18巻の番外編までが描かれていること、本編の続きにあたるスペシャルの「北斗杯への道」では原作漫画18〜21巻の北斗杯の予選までが描かれていることが分かりました。

また「ヒカルの碁」のアニメと漫画と違いやそれぞれの最終回をネタバレで紹介し、アニメ声優キャストも一覧でみてきました。皆さんもぜひ大人気アニメ「ヒカルの碁」そして原作漫画をお楽しみください！