【呪術廻戦】シャルル・ベルナールは漫画家志望の泳者!強さ・術式や正体は?

シャルル・ベルナールは、呪術廻戦の死滅回遊において、泳者(プレイヤー)として登場したキャラクターです。漫画をこよなく愛するキャラクターで、独特な雰囲気を持っており、呪術廻戦作中では秤金次と戦いました。この記事では、呪術廻戦のシャルル・ベルナールについて、使用する術式の能力や強さ、作中での名言、その他の裏設定などの情報をネタバレありでまとめて紹介していきます。

【呪術廻戦】シャルル・ベルナールは漫画家志望の泳者!強さ・術式や正体は?のイメージ

目次

  1. シャルル・ベルナールが登場する呪術廻戦とは?
  2. シャルル・ベルナールは漫画家志望の泳者
  3. シャルル・ベルナールの強さや術式
  4. シャルル・ベルナールの正体や名前の由来
  5. シャルル・ベルナールの死滅回游への参加や秤金次との戦い
  6. シャルル・ベルナールの名言
  7. シャルル・ベルナールに関する感想や評価
  8. シャルル・ベルナールまとめ

シャルル・ベルナールが登場する呪術廻戦とは?

呪術廻戦の概要

呪術廻戦は、2018年~週刊少年ジャンプにて芥見下々先生が連載している、呪いをテーマにしたダークファンタジーバトル漫画です。元々はジャンプGIGAにて連載された『東京都立呪術高等専門学校』を前日譚とした作品で、直接的に繋がりのある作品になっています。連載開始当初から人気を誇り、ジャンプを代表するバトル漫画になっている作品です。

人気の高い作品だけに、メディアミックス展開も積極的に行われている作品です。特に、アニメ化の影響で原作の人気もさらに高まっている作品になっています。アニメ化以外にも舞台化やゲーム化など幅広いメディアで展開されています。人気と共に評価も高い作品で、『全国書店員が選んだおすすめコミック2019』で1位、『みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019』で大賞を受賞するなどしています。

呪術廻戦のあらすじ

様々な事件が起こった渋谷事変以降、とりまく状況がどんどん変わっていく日本。混乱する中で各々がそれぞれの目的を求めて行動する中、羂索によって、死滅回遊が行われることになります。この死滅回遊において、虎杖悠仁に協力することを決め東京第2結界で活動していた秤金次と出会うことになったのがこの記事で紹介するシャルル・ベルナールです。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

シャルル・ベルナールは漫画家志望の泳者

シャルル・ベルナールのプロフィール

シャルル・ベルナールは、死滅回遊の東京第2結界において登場したキャラクターです。フランス人の両親を持つ影響で、彫りの深い顔立ちをした青年になっています。青みがかった髪を左目にかけた前髪が、特徴的な見た目をしています。死滅回遊によって、後天的に術師になったタイプのキャラクターです。性格は自信家かつナルシストですが、どちらかというと勘違いが強いタイプのアーティストになっています。

ちなみに、両親は共にフランス人ながらも、シャルル・ベルナールが生まれた時には日本に在住しており、シャルル・ベルナールは日本で生まれ育っています。そのため、シャルル・ベルナールは見た目は外国人ながらも、日本人と変わらない流暢な日本語で話すことができます。反面、作中でフランス語を話すシーンはなく、そもそもフランス語を話せるかも不明なキャラクターです。

シャルル・ベルナールは漫画家になるのが夢?

シャルル・ベルナールは、漫画をこよなく愛するキャラクターになっています。本人も漫画家を志望しており、漫画を描いていますが、その実力はお世辞にも良いとはいえません。初登場シーンでは、渋谷事変の前、シャルル・ベルナールが描いた漫画を編集者に見せているシーンが描かれていますが、そのシーンでも編集者に酷評されることになりました。

ただし、シャルル・ベルナールは自信家なのでその指摘を受け入れず、逆ギレして自分の絵に合わせて編集者の指を折ってしまうような一面を見せています。ただ、本人はあくまでも真面目なため、死滅回遊によってマンガ業界に甚大なるダメージを負ったことにはショックを受けていました。加えて呪術というフィクションが現実になったことで、漫画に対してのモチベーションもかなり失っていました。

シャルル・ベルナールは星野桂が好き?

シャルル・ベルナールは、呪術廻戦作中、星野桂先生のコメントを引用したことでも知られています。星野桂先生は、ジャンプSQにて『D.Gray-man』を連載した漫画家です。『D.Gray-man』は2度アニメ化するほどに人気を博した作品ですが、そんなD.Gray-manを手掛けた星野桂先生はD.Gray-man1巻の作者コメントにおいて、以下のコメントを記載しているのです。

宇宙飛行になるのが夢でした。でもどうやらそれは自分の道ではないみたいなので、頭の中で宇宙に行こうと思います。

呪術廻戦において、シャルル・ベルナールはこのセリフを暗唱しており、星野桂先生の名前も出しています。シャルル・ベルナールの上げた『星野桂』という名前が、実在する漫画家の星野桂先生を指しているかは不明です。しかし、作中のセリフではなく著者コメントを覚えるくらいのファンであることが明らかにされたセリフになっています。

余談ですが、シャルル・ベルナールは、この星野桂先生の一文を『詩』と表現しています。対して、これを聞かされた秤金次は、『著者コメントは詩じゃねえだろ』と呆れるようなコメントをしていました。

Thumb【呪術廻戦】縛り(しばり)について考察!天与呪縛・術式の開示との違いは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

シャルル・ベルナールの強さや術式

シャルル・ベルナールの術式

漫画家志望であるシャルル・ベルナールの術式の能力は、漫画のイメージに合う能力になっています。その術式は『条件を満たした対象の少し先の動きを視ることができる』という一種の未来視能力です。条件を満たすには、術式で作り出した『G戦杖』を用いて相手を攻撃し、G戦杖に相手の血液を溜めるのが条件になっています。見られる未来の量は、溜めた血液の量に比例しており、僅かな量でも1秒先の未来を視ることができます。

その上で、対象の胸部に出現する漫画のコマのようなものを視認し続けることが条件になっています。未来視という単純には強い能力だけに、かなり厳しめの条件の術式になっているのです。実際、この能力と対面した秤金次は、常に相手の死角にはいり続けることで、能力を未来視を回避しています。また相手を見続ける必要がある性質上、秤金次の領域展開の演出など、見せるタイプの術式と相性が悪い能力でもあります。

ちなみに、未来視のトリガーになっているシャルル・ベルナールの『G戦杖』ですが、その形は文字通り漫画で使用するGペンを大きくした形をしています。そのため、武器として使用することも可能で、シャルル・ベルナールは、未来視した相手の動きに合わせてこの武器を使用して戦うスタイルを取っています。

シャルル・ベルナールの領域展開は不明?

シャルル・ベルナールは術式こそ明らかになっていますが、その他の情報に関しては、基本的に明らかになっていません。領域展開も行っておらず、そもそも領域展開が行えるかどうかも不明になっています。元々領域展開は、高専で1級に認定される者でも使える者が僅かな術師の極地とも言える必殺技のため、シャルル・ベルナールの境遇を考えると使えない可能性の方が高いと考察されています。

実際、シャルル・ベルナールは、秤金次と戦闘になった際、彼の領域展開に対して、領域展開自体が初見であるかのような反応を示しています。このことからも、シャルル・ベルナール自身は領域展開に至っていない可能性が高いです。ただし、シャルル・ベルナールは現代で急に術師になったタイプのキャラクターになるため、領域展開を領域展開と思わずに使用している可能性などは残されています。

シャルル・ベルナールの強さはどれくらい?

シャルル・ベルナールは条件が厳しめとはいえ、未来視できるので相応の強さを持っています。しかし、その強さは少なくとも秤金次と比べれば低いものとなっています。シャルル・ベルナールの強さは術式の未来視に依存する部分が多くなっており、それはシャルル・ベルナール自身も認識しています。死滅回遊が始まるまで、普通の一般人だったことを考えれば既にこれだけ能力を使えているだけでも凄いといえるのです。

とはいえ秤金次は、呪術廻戦作中自他共に認める最強の男である五条悟が『自身と並ぶ術師になる』とまでいわれているキャラクターです。停学中で、術師として本格的に活動していなかったとはいえ、戦闘能力は高いキャラクターのため、秤金次相手に善戦できていたことで、相応の強さをもっていたと考えられています。ただ、その強さもどちらかといえば、術式自体が強い能力だったからといわざるをえません。

ちなみに、同じく死滅回遊にて術式に目覚めた日車寛見が、作中で、『術式に目覚めてから僅か12日で戦闘スタイルを確立』『その強さは1級相当』『領域展開を獲得済み』とされて天才扱いされています。このことから、逆説的に、シャルル・ベルナールは1級相当にまでは迫れていないともいえるのです。能力の強さは間違いないため、本人の力量が追いつけば作中でも屈指の強さになれる可能性は秘めています。

実際、死滅回遊においては、秤金次との戦いの前に絶望するくらいには現状を理解するに至っており、ある程度は戦って生き残っていると考えられます。未来視という強い能力を持っている故に、同じタイミングで能力に目覚めた者相手であれば生き残れたとも考えられるのです。とはいえ、呪術廻戦作中では、秤金次以外との戦闘シーンがないのです。真の強さが分かりにくいキャラクターになっているともいえるキャラクターの1人になっています。

Thumb【呪術廻戦】星綺羅羅の術式・強さを徹底考察!性別は男?秤金次との関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

シャルル・ベルナールの正体や名前の由来

シャルル・ベルナールの正体は現代の術師?

死滅回遊にて新たに登場したキャラクターには、いくつかのタイプのキャラクターがいます。虎杖悠仁達、自らの意志で参加したタイプ、羂索がこれまでに契約してきた過去の術師、そして、死滅回遊の影響で術式に目覚めた現代の術師がいます。

シャルル・ベルナール本人の趣向も、術式も漫画に寄ったものになっていることから、現代の術師であると考えられています。そもそも、死滅回遊前のシャルル・ベルナールについても描かれており、当時は普通に漫画家を志望していたことから、術式に目覚めたのも死滅回遊がきっかけと考えるのが妥当であるとされています。

シャルル・ベルナールはお酒の名前?

シャルル・ベルナールに関しては、元ネタがあるのか分からないキャラクターといわれています。しかし、シャルル・ベルナールという名前に関しては、お酒の名前が元ネタになっているとされています。元ネタになっているお酒はフランスのお酒で、『シャルル・ベルナール ブリュット』というお酒です。白のスパークリングワインで、フランスらしいエレガントな味わいが特徴であるとされています。

或いは、シャルル・ベルナールがフランス人というのも、このお酒が由来ではないかというのも考察されています。日本では普段は扱われていないお酒ですが、過去には何度か展開されたこともあるお酒です。余談ですが、元ネタになったお酒のシャルル・ベルナール ブリュットは食前酒でもあります。このことから、秤金次にとって鹿紫雲と戦う前のウォーミングアップ扱いが、そのまま名前になっているとも考察されていたりもするのです。

Thumb【呪術廻戦】秤金次の術式・能力を考察!強さは乙骨以上?星綺羅羅との関係は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

シャルル・ベルナールの死滅回游への参加や秤金次との戦い

シャルル・ベルナールの死滅回游への参加

シャルル・ベルナールが死滅回遊に参加したタイミングは、明確には分かっていません。まず、死滅回遊が始まったのが11月1日です。この時に、シャルル・ベルナールも術式に目覚めたものと考えられています。その後、秤金次と戦いになったのが11月12日になり、その間に参加したものと考えられます。参加したのは東京第2結界です。ちなみに、東京第2結界には元々鹿紫雲一も参加していました。

パンダと秤金次が、東京第2結界に参加したのも11月12日です。そもそも、秤金次が虎杖悠仁に接触されたのが11月10日~11月11日にかけてです。つまり、秤金次は虎杖悠仁に協力すると決めてから比較的にすぐに、死滅回遊に参加した形になっています。

シャルル・ベルナールと秤金次との戦い

11月12日のお昼頃に、秤金次とパンダが東京第2結界に参加します。そして、秤金次が最初に戦うことになるのが、シャルル・ベルナールです。2人はシャルル・ベルナールの誘いで観覧車に乗っていました。シャルル・ベルナールは、漫画家とは何かを問いかけます。それに対して秤金次は、「知らねえよ」とばっさりきっぱり切り捨てます。シャルル・ベルナールは、渋谷事変から死滅回遊での大混乱で、漫画の発信が無くなり絶望していました。

生きる目的を失っていたシャルル・ベルナールは、秤金次に、「戦う理由をくれ」「殺したい程、君が憎いと、そう思わせてくれ」と無茶なお願いをします。そのようなシャルル・ベルナールに対し、秤金次は辛辣な回答を返します。これに対し「何でそんな非道いことを言うんだ」と逆ギレして戦闘することになるのです。

この戦いで、秤金次は自身の領域展開『坐殺博徒(ざさつばくち)』を使用し、シャルル・ベルナールはこれに対応しながら戦うことになります。秤金次の領域展開は、漫画が原作のパチンコ台「CR私鉄純愛列車」をモチーフにした能力を持っているのが特徴の領域展開です。これに漫画をパチンコ台(賭け事)にすることは愚弄であるとシャルル・ベルナールは主張するなどします。

結局この戦いは、終始秤金次のペースで進むことになります。シャルル・ベルナール自身、演出にも乗っかってしまうなどします。それでも秤金次にノーダメージだったわけではなく、脇腹に一撃を加えるなど、確かな強さを発揮しました。それでも最終的には秤金次が、大当たりを引いたことにより、敗北することになります。

シャルル・ベルナールのその後は?

シャルル・ベルナールは秤金次との戦いに敗れてはいますが、死亡したわけではありません。そもそも、秤金次の目的にシャルル・ベルナールと戦う必要はなく、見逃されることになったのです。その後、鹿紫雲との戦いを終えた秤金次が戻ってくることになります。そこで、シャルル・ベルナールはまだ自身がデビューすらしていないことを教えることになるのでした。

当初こそ、「オマエの漫画なんて誰が読むか」と辛辣なことを言っていた秤金次ですが、心境の変化があり、読んでも良い気分になっていました。しかし、シャルル・ベルナールがまだデビュー前だと知ると、さらに一発殴り飛ばした上で、『殺された気になって描きまくれ』と喝を入れられることになります。

2023年4月現在、シャルル・ベルナールについて描かれているのはここまでになっています。そもそも呪術廻戦は多角的な視点で物語が描かれており、東京第2結界についての描写がこれ以降、存在しないのです。東京第2結界については、秤金次、シャルル・ベルナール、パンダ、鹿紫雲が合流した所に、西宮が情報を共有にやってきた所で終わっています。

その後しばらく、東京第2結界については、触れられていませんでした。秤金次とパンダが共に行動しているカットと、鹿紫雲が別行動しているカットが描かれています。しかし、いずれのカットにもシャルル・ベルナールは写っておらず、状況は不明になっています。最初から別行動したのか、或いは西宮と共に行動している説もあるのではないかと考察されています。

そもそも何故秤金次はシャルル・ベルナールと戦った?

秤金次の術式や領域展開が明らかになった、シャルル・ベルナールとの戦い。しかし、よくよく見てみると何故秤金次はシャルル・ベルナールと戦うことになったのでしょうか?元々、秤金次は虎杖悠仁らに協力する形で死滅回遊への参加を決めています。虎杖悠仁達の目的はいくつかありますが、この時秤金次に与えられた役割は、100点以上点数を持つ人物、東京第2結界でいう鹿紫雲に接触することにありました。

つまり、秤金次にはシャルル・ベルナールと戦った理由は目的とはなんら関係ないといえるのです。そもそもシャルル・ベルナールがこの時点で何点保有していたのかも明らかになっておらず、一見すると2人の戦いには意味がないようにも感じられます。メタ的な考察では、秤金次の術式や領域展開の能力を描くためともされていますが、それも別に鹿紫雲戦で行えば済む話なのです。

秤金次がシャルル・ベルナールと戦った理由は、明確には描かれていません。しかし、その後のシャルル・ベルナールの扱いや描写から『領域展開を使った無敵時間の確保』が目的だったのではないかと考察されています。秤金次の領域展開には、『大当たりを引くとそこから4分11秒の間、無制限に呪力が溢れ続ける』『損傷すらも無意識に反転術式で治される』という効果があります。

秤金次からしてみれば相手は、死滅回遊で100点を稼げる相手であり、能力も分からない相手です。そんな相手に挑むのに万全の状態で挑みたいと考えれば、秤金次はこの無敵時間を利用するのが最も有用な戦い方であるといえます。つまり秤金次的には、領域展開をして無敵時間になれさえすれば、相手は誰でもよく、その相手がシャルル・ベルナールだっただけなのではないかとも考察されています。

Thumb【呪術廻戦】甘井凛は死滅回游の泳者!術式・強さや「ごめん虎杖」の意味は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

シャルル・ベルナールの名言

シャルル・ベルナールの名言①「漫画家は皆…」

漫画家は皆 頭の中で宇宙に旅立つ。地球(リアル)では満足できなくてね

漫画家志望で、呪術廻戦作中でも、その漫画好きな面を全面に押し出したキャラクターをしていたシャルル・ベルナール。そのシャルル・ベルナールの漫画家として、持論とも言える名言がこのセリフです。読者としてはもちろん、できはともかく自身でも漫画を描いて編集部に持ち込むほどに熱量を持っていたシャルル・ベルナール。そのような彼だからこそ『フィクションが現実に降りてきた』と表現した死滅回遊に絶望したのだといえます。

シャルル・ベルナールの名言②「私の脳にゴミのような…」

私の脳にゴミのような情報を流すんじゃなぁい!

秤金次が領域展開をし、術式を開示した際に、発したのがこの名言です。秤金次の領域展開は、必中効果で、強制的に脳に領域のルールが説明されます。しかも、それに加えて元ネタになっている『CR私鉄純愛列車』の情報まで流れ込んでくるのです。実際、戦いにおいては、これらの情報の中で必須な情報は、『大当たりするとボーナスが発生して秤金次が強くなる』という点だけです。

その他雑多な情報も混ぜられた秤金次の能力に、思わずシャルル・ベルナールもこの名言を返したのでした。ここまで呪術廻戦作中でも屈指のボケキャラのように描かれていたシャルル・ベルナールですが、この名言によって読者から的確なツッコミもできるキャラクターだったと認識されることになります。

シャルル・ベルナールの名言③「貴方こそ…」

貴方こそ日本語がお上手で

シャルル・ベルナールの呪術廻戦初登場時のセリフです。シャルル・ベルナールが初めて描かれたシーンは、シャルル・ベルナールが編集部に漫画を持ち込みしたシーンです。シャルル・ベルナールは確かに見た目は外国人ですが、日本で生まれ育っています。見た目のせいで、これまで似たようなことを言われ続けてきたことが分かる名言になっているとされています。

また同時に、この登場はインパクトがあったとする声も多くなっています。死滅回遊前後で登場したキャラクターは、それぞれに過去や死滅回遊前のエピソードが描かれるパターンが多いです。しかしこのシャルル・ベルナールの初登場は「なんかウザいタイプのキャラ来た」という感情を抱かせたと言われているのです。1つのセリフだけで、ここまでキャラクター性が表現できているのが凄いという声も多くなっています。

シャルル・ベルナールの名言④「そんなに現実な画を……」

そんなに現実な画を求めるならば実写映画や写真を眺めていればよろしい

同じく、シャルル・ベルナールの初登場シーンで描かれたセリフがこの名言です。編集者からデッサン不足を指摘された際に、返した言葉になっています。呪術廻戦の作者である、芥見下々先生の思いを語っているのではないかとも言われる、ある種闇のあるセリフになっているとして注目を集めました。同時に、このセリフをまだ漫画家としてデビューしてもいないシャルル・ベルナールに言わせることに、面白みがあるとする声も見られます。

シャルル・ベルナールと同時期に登場したキャラクターは、その過去の導入などが分かりにくいと言われるキャラクターが多いです。しかし、シャルル・ベルナールに関しては、面倒くさいタイプのキャラクターであると感じたとする人が多くなっています。このような性格だけに、初登場時点では既存キャラクターの誰とどのような接点を持つのか楽しみとする声も出る結果になっていました。

Thumb【呪術廻戦】髙羽史彦は死滅回游泳者のお笑い芸人!術式はナナミンと同じ十劃呪法? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

シャルル・ベルナールに関する感想や評価

ここからは既に呪術廻戦を読んだ人のシャルル・ベルナールに関する感想を、ネタバレありでまとめて紹介していきます。シャルル・ベルナールは、個性豊かなキャラクターが多い呪術廻戦の中でも、癖の強いキャラクターながらも一定の人気を獲得しているキャラクターになっています。初登場からインパクトが強く、今後どうなるのか気になるキャラクターだと言われています。

シャルル・ベルナールは呪術廻戦の本筋に影響を与える程のキャラクターとはいえないです。しかし、現代でいきなり術式に目覚めたこと、死滅回遊という東京の大混乱などを元々術師ではない人間がどう感じているのかがしっかり見えるキャラクターになっていたのが良かったと言われています。オーバーリアクションだったのも現状が非現実的であることを上手く表現していたと言われているのです。

シャルル・ベルナールに関しては容姿を初めてネタにしたキャラクターとしても注目されています。呪術廻戦にはこれまでもクォーターの七海や、ハーフの西宮が登場していましたが、作中でそのことを詳しく言及したりするシーンはなかったのです。それに対して、シャルル・ベルナールに関しては初登場の最初のやりとりでそこに触れる内容になっています。

この描き方のバランス感覚が、作者の芥見下々先生の天性を感じるという声も多くなっています。このやりとりだけで、シャルル・ベルナールの少し面倒くさいやつというキャラクター性を強烈に印象付けたとする声が多くなっているのです。そういった点も含めてシャルル・ベルナールが面白いキャラクターだったとする声が多くなっています。

元々呪術廻戦は現代をベースとしながらも和風なテイストの強い作品なだけに、シャルル・ベルナールという思い切り外国人の名前が出てきて驚いたとする声も多くなっています。しかし、シャルル・ベルナールという名前がお酒に由来すること、このお酒が食前酒として飲まれていることを知っているファンからは、『生まれた瞬間から噛ませ犬キャラ』として愛される結果にもなっています。

実際、シャルル・ベルナールは、死滅回遊で術式に目覚めたばかりということもあって、その強さは決して強いとはいえないです。術式が、バトル漫画におけるチート能力になりやすい未来視だっただけにある程度は戦えていました。実際、いつから死滅回遊に参加しているのかは不明ながらも秤金次と戦うまで生き残っているキャラでもあります。しかし実際にその強さは秤金次にとってはまさに噛ませ犬になっていると言われています。

シャルル・ベルナールは、漫画好きということもあって、呪術廻戦作中でも様々な格言を残しているキャラクターになっています。ネタのように描かれてはいますが、その格言に共感できるという声も多くなっており、それが人気を高める要因になっています。むしろ突然の死滅回遊に巻き込まれ、自分の生きたのとは違う世界に放り込まれながら、この精神性でいられることが凄いとも言われているのです。

むしろこういう精神性だからこそ、死滅回遊で秤金次と出会うまで生き残ってこれたのではないかとも考察されています。それだけに、死滅回遊を最後まで生き残って日常に戻って欲しいという声や、シャルル・ベルナールのその後が気になると言われるキャラクターになっているのです。

シャルル・ベルナールの術式に関しては、様々な考察が行われる結果になっています。初登場時の時点では漫画家志望ということが分かっていたことから関連する能力が考察されたのです。実際に術式『G戦杖』が明らかになると、限定的ながらも未来視の能力だったこと、その未来視を持ってしても使いこなせなければ負けてしまうことなどに、改めて呪術廻戦のバトルの奥深さを感じたと言われる結果になっています。

また同時に、まだ術式に目覚めて12日ということを考えると、もっと先がある術式であり、未来視はあくまでもの入り口なのではないかとも考察されています。シャルル・ベルナールの性格上、仮に死滅回遊が終わって能力が残ったとしても、術師になる可能性は低いかも知れませんが、仮に術師を続ければ、相応に強くなりそうという声も見られる程になっています。

Thumb【呪術廻戦】コガネは死滅回游の泳者に取り憑く式神!役割や正体をネタバレ考察 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

シャルル・ベルナールまとめ

シャルル・ベルナールは、呪術廻戦において、死滅回遊編で登場したキャラクターです。漫画家を志望し、独特の感性を持っている個性的なキャラクターで、現代でいきなり能力に目覚めた状態ながらも秤金次とある程度戦えるだけの強さを持ったキャラクターになっています。決して物語の本筋に絡むキャラクターとはいえませんが、その後が気になるとも言われるキャラクターです。

シャルル・ベルナールは、秤金次との戦いでは敗北はしていますが生き残っています。しかも戻ってきた秤金次に喝を入れられた所までが描かれているのです。生存が確定しているキャラクターだけに再登場の可能性もあり、意外な形で再び関わる可能性もあるのではないかと考察されています。これから呪術廻戦を読む際には、シャルル・ベルナールの再登場にも注目しながら読んでみましょう。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ