【呪術廻戦】万(よろず)は津美紀に受肉した呪術師!術式・能力や宿儺との関係は?

呪術廻戦で伏黒津美紀に受肉した呪術師として登場した万(よろず)は、伏黒恵らを騙ししばらくは伏黒津美紀として振舞っていました。しかし、100点を獲得すると正体を現し周囲を驚かせます。そのため、万(よろず)の術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まるようになりました。そこで、呪術廻戦で津美紀に受肉した呪術師万(よろず)の正体や出身地は?術式・能力や宿儺との関係についても探っていきます。

【呪術廻戦】万(よろず)は津美紀に受肉した呪術師!術式・能力や宿儺との関係は?のイメージ

目次

  1. 呪術廻戦の万(よろず)とは?
  2. 呪術廻戦の万(よろず)は津美紀に受肉した呪術師!行動を考察
  3. 呪術廻戦の万(よろず)の術式や能力
  4. 呪術廻戦の万(よろず)と宿儺の関係
  5. 呪術廻戦の万(よろず)の正体や目的
  6. 呪術廻戦の万(よろず)の名前の意味や出身地
  7. 呪術廻戦の万(よろず)に関する感想や評価
  8. 呪術廻戦の万(よろず)まとめ

呪術廻戦の万(よろず)とは?

呪術廻戦で術式・能力や宿儺との関係についてもさまざまに考察されるようになった万(よろず)は、伏黒津美紀に受肉した呪術師であることが明らかになりました。呪術師として活躍するようになった伏黒恵の義姉が伏黒津美紀であったため、万の正体が明らかになった際には義弟の伏黒恵をはじめ周囲の仲間たちをかなり驚かせることになります。千年前の術師であり受肉体となっている万はさまざまな謎を持つ人物となっています。

善良な心の持ち主である義姉の伏黒津美紀が突然寝込んでしまった際には義弟の伏黒恵は今までの自分の言動を反省し、義姉を助けるために呪術師となったのです。呪いにかけられたように長い時間眠りについていた伏黒津美紀は突然目を覚ましました。そこで、呪術廻戦で万(よろず)は伏黒津美紀に受肉した呪術師!最強の宿儺との関係は?術式・能力や出身地、正体や目的なども考察していきます。

呪術廻戦の作品情報

呪術廻戦の概要

6000万部(2021年12月)の累計発行部数を記録している「呪術廻戦(じゅじゅつかいせん)」は、みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞2019において大賞を受賞した漫画作品です。メディアミックスとなっている呪術廻戦では、呪術が展開されるバトル・ダークファンタジーが描かれていきました。単行本において22巻(2023年3月)まで刊行されている呪術廻戦は岩手県出身の芥見下々(あくたみげげ)さんによって描かれています。

週刊少年ジャンプ(2018年3月)よって連載されている呪術廻戦では人間の負の感情によって誕生した呪霊や化け物を呪術師が退治していく姿が描かれています。大好評となっている呪術廻戦のプロトタイプ兼正式な前日譚となっているのが「東京都立呪術高等専門学校」です。この作品はジャンプGIGA(2017 vol.1~2017 vol.4)で連載されていました。その後「呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校」として発売されています。

呪術廻戦のあらすじ

誰とでもフレンドリーに話すことができる虎杖悠仁は偏屈な祖父に育てられたものの、人の気持ちを理解することができる心優しい少年に成長しました。そのため、育ての親であった祖父が死亡してしまった際にも祖父の遺言を心に留め、死について真剣に考えるようになります。常人離れした身体能力を持った虎杖悠仁は両面宿儺の指を食べ、器となったことで多くの呪霊と戦う呪術師として成長していくようになります。

万(よろず)のプロフィール

呪術廻戦で約一年七ヶ月という長い間寝たきりとなっていた伏黒恵の義姉である伏黒津美紀は突然目を覚ましました。あまりにも長い間寝たきりとなっていたため、目覚めた当初は普通に動くことも難しい状況となっていました。しかし、義弟の伏黒恵と共に行動することで少しずつ回復していきます。義姉を死滅回遊から離脱させるために必死に戦っていた伏黒恵らの想いを裏切る形で100点を獲得した際に万(よろず)が登場したのです。

  • 名前:万(よろず)
  • 容姿:伏黒津美紀にそっくり
  • 初登場回:原作漫画「211話/膿む①」
  • 性別:女性
  • 年齢:現代から400〜1000年以上前の時代の人間
  • 正体:受肉したタイプの呪術師
  • 特徴:宿儺と戦いたがっている
  • 能力:1級術師以上?

伏黒津美紀に受肉した呪術師が万(よろず)です。万は100点を獲得することで新しいルールを追加することができることを知っていたため、それまでは伏黒津美紀として振舞いチャンスを伺っていました。伏黒恵らは被害者となってしまった伏黒津美紀を助けるため100点を獲得して死滅回遊から離脱させようとしますが、万はその100点を悪用して新ルール(結界を自由に出入りできる)を追加してしまったのです。

TVアニメ「呪術廻戦」公式サイト

呪術廻戦の万(よろず)は津美紀に受肉した呪術師!行動を考察

呪術廻戦で正体が伏黒津美紀に受肉した呪術師であることが明らかになった万(よろず)は、謎めいた行動が多いキャラクターとなっています。術式・能力にも注目が集まっている万は、宿儺にかなり執着しているため宿儺との過去や関係についてもさまざまに囁かれるようになりました。そこで、呪術廻戦で伏黒恵の義姉だと思われていた万(よろず)は津美紀に受肉した呪術師!謎めいた行動を考察していきます。

伏黒津美紀とは?

呪術廻戦で「典型的な善人」だと語られている伏黒津美紀は、呪術師として活躍している伏黒恵の義理の姉として登場しています。宿儺との関係や能力・術式においてもさまざまに考察されるようになった万(よろず)は伏黒津美紀に受肉した呪術師?と話題を集めるようになりました。小学一年生の頃に母親が伏黒恵の父親と再婚し蒸発してしまったため、その後は義理の弟となった伏黒恵と二人暮らししていくようになります。

  • 名前:伏黒津美紀(ふしぐろつみき)
  • 性別:女性
  • 義理の弟:伏黒恵
  • 義理の父:伏黒甚爾(旧姓:禪院甚爾)
  • 年齢:17歳くらい(義弟である伏黒恵の1歳年上)
  • 性格:真面目、弟想い、心優しい
  • 誕生日:不明
  • 特徴:典型的な善人
  • CV(声優):早見沙織

どのような状況下でも人を呪わずに大切な人のために想いを巡らせていた伏黒津美紀は、弟想いで心優しい性格の女の子だったのです。喧嘩に明け暮れていた伏黒恵を心から心配して注意をしていたのも伏黒津美紀でした。当時の伏黒恵はお節介な姉の存在を疎ましく思っていましたが、原因不明の呪いによって寝たきりになってしまったことで、義姉の伏黒津美紀を助けるために呪術師として実力をつけていくようになります。

万(よろず)の行動を考察

行動①死滅回游に参加する

呪術廻戦で羂索のマーキングの影響で昏睡状態になってしまった伏黒津美紀は、約一年七ヶ月という長い月日を寝たきりで過ごします。中学時代に荒れていた伏黒恵は善人で一番幸せにならなければならない人物が伏黒津美紀だと言い放ち、義姉を救うために呪術師として活動することになったのです。羂索から遠隔によって無為転変が施されました。その影響によって目を覚ましたのが受肉した呪術師の万(よろず)です。

羂索の呪力に当てられて寝たきりになった伏黒津美紀が目覚めたことは嬉しい伏黒恵ですが、死滅回遊に参加しなければならない状況を何とか回避しようと奮闘するようになります。義姉の伏黒津美紀は羂索によって死滅回游に巻き込まれた被害者だと考えていたのです。術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万は、その正体を隠し伏黒津美紀として振舞うようになります。そのため、皆から守ってもらえる存在だったのです。

死滅回遊に巻き込まれ泳者の一人となってしまった伏黒津美紀(万)は、ルールに従って任意の結界(コロニー)において参加を宣誓する必要がありました。これに違反すると術式を剥奪され、死亡する可能性があったのです。術式覚醒後、19日以内に参加を宣誓する必要があったため、伊地知や真希らと共に義弟の伏黒恵がいる東京第1結界(コロニー)へ向かうことになります。

行動②虎杖・伏黒と合流する

呪術廻戦で一年七ヶ月という長い年月を寝たきりで過ごした伏黒津美紀はやっと目を覚ますことになります。羂索の呪力に当てられ寝たきりになった伏黒津美紀はすでに万(よろず)の器となっていました。しかし、100点を獲得するまでは伏黒津美紀として振舞い自分の身を守ることになります。術式覚醒することになった伏黒津美紀は死滅回遊のルールに従って死滅回游への参加を宣誓するために東京第1結界(コロニー)に向かいます。

受肉した呪術師となっている万は、伊地知や真希らと共に東京第1結界(コロニー)において虎杖悠仁や義弟の伏黒恵と合流することになりました。術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万は、器の記憶を読み取ることができる能力を持っていたようです。そのため、義弟の伏黒恵に怪しまれることなくあくまでも義姉の伏黒津美紀として振舞うことでチャンスが来るのをじっと待っていました。

東京第1結界(コロニー)に入り、誰とでもフレンドリーに接することができる虎杖悠仁や義弟の伏黒恵と合流することができた万は、あくまでも義姉の伏黒津美紀として礼儀正しく振舞い、すぐに溶け込んでしまいます。ぶっきらぼうであるものの心優しい伏黒恵も静かにその姿を見守っていました。伏黒津美紀を何としても救いたいと考えている伏黒恵は、一刻も早く100点を獲得して義姉を解放してあげようとしていました。

行動③新たなルールを追加する

呪術廻戦で義姉の伏黒津美紀を何としても救いたいと思っていた義弟の伏黒恵は、事前に死滅回遊においてルールの追加をしていました。そのルールとは、100点を消費することで死滅回遊から離脱することができるというものです。この新ルールは義姉である伏黒津美紀を救うためのものでした。姉思いで心優しい伏黒恵の気持ちを汲んだ虎杖悠仁ら仲間たちは自分たちのポイントを伏黒恵に譲り手助けしようとしていたのです。

仲間たちのあたたかい気持ちが集まり、伏黒恵には359点ものポイントが集まることになります。被害者である伏黒津美紀を救おうと考えていた伏黒恵は100点のポイントを義姉に譲渡して死滅回遊から離脱させようとしました。義弟の伏黒恵から100点を受け取った伏黒津美紀は、伏黒恵をはじめ周囲が驚くような提案をしたのです。作戦通り死滅回遊から離脱すると言い放つと思っていたものの裏切られてしまいました。

伏黒津美紀に受肉した呪術師が正体の万(よろず)は、受け取った100点を悪用して新たに新ルールを提案します。それは、死滅回遊から離脱するとは真逆の「結界(コロニー)を自由に出入りできる」というルールでした。暴挙を放った万は不気味な笑みを浮かべたことで、その姿を見た伏黒恵は目の前の人物が伏黒津美紀ではないと見抜きます。驚愕の表情を浮かべた伏黒恵は「オマエ…誰だ!」と言い放つことになりました。

津美紀は受肉タイプだと判明する

呪術廻戦で羂索の無為転変によって死滅回遊の泳者にされてしまった者たちは2タイプありました。一つ目のタイプは脳の構造が非術師でありながら術式を与えられた者、二つ目のタイプは呪物を取り込ませた者です。死滅回遊を作り出した羂索は、これら二つのタイプの非術師たちにマーキングをしていました。一つ目のタイプには術式を活用することができる能力を与え、二つ目のタイプには器としての強度を与えたのです。

術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万(よろず)は当初覚醒タイプだと伏黒恵をはじめ周囲の仲間たちからは認識されていましたが、受肉タイプの術師と判明しました。100点を悪用して新ルールを作り出してしまった万の行動によって、伏黒津美紀に受肉した呪術師であることがわかったのです。不気味な微笑みを浮かべた姿を見た伏黒恵は、善人としか言いようがない伏黒津美紀でないことを見抜きました。

津美紀の自我は消えている?

呪術廻戦で伏黒津美紀に受肉した呪術師として登場した万(よろず)は、当初は覚醒タイプだと義弟の伏黒恵から思われていました。そのため、無理矢理死滅回遊に巻き込まれてしまった善人の義姉を助けようと伏黒恵は必死になっていたのです。しかし、術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万が義姉の伏黒津美紀でないと気付いた瞬間に、もしかしたらすでに津美紀の自我は消えているのかもしれないと恐怖を感じます。

多くの受肉タイプは、無意識にしろ故意にしろ受肉の過程において器の自我を殺してしまう傾向があるようです。それが事実である場合は、万の受肉タイプとなってしまった津美紀の自我はすでに消滅してしまったと考えることができます。しかし、現時点で津美紀の自我が消滅してしまったという事実は描かれていないため、自我が消えてしまったかどうかはわかりません。呪物に対する耐久性が高く生き残っている可能性もあります。

受肉タイプの万は津美紀の記憶を取り込み姿もそのままで登場していました。容姿が変化しないのは器の呪物に対する耐性が強いことを意味しています。容姿が変化していない津美紀は器としての耐性が強いため、自我が消滅していないとも考察できそうです。しかし、217話において現代の術師と戦う際に津美紀の容姿の方が都合がいいため、あえて容姿を変えていないことがわかっていることから器の耐性はあまり関係ないようです。

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呪術廻戦の万(よろず)の術式や能力

術式や能力①羽が関係する術式?

呪術廻戦で伏黒津美紀に受肉した呪術師として衝撃を与えた万(よろず)は、死滅回遊の泳者として新ルールを追加していました。そこで、呪術廻戦で宿儺との関係にも注目が集まっている万(よろず)の術式や能力を考察していきます。義弟の伏黒恵と合流して簡単に100点を獲得することができた万は、新ルールを追加して伏黒恵らを裏切り正体を明らかにしました。

自分の正体を明らかにした万は背中に羽を生やして飛び去っていたことから羽が関係する術式であると考察することができます。受肉タイプの術師は器の記憶を取り込んで自分のものにすることができます。そのため、伏黒津美紀に受肉した呪術師となっている万は義弟の伏黒恵を騙すことができたのです。背中に昆虫の羽を生やすことができる万は昆虫の生体機能を流用する術式を扱えるのでしょう。

術式や能力②ワープ系の術式?

呪術廻戦で術式や能力についてさまざまに囁かれるようになった万(よろず)はワープ系の術式を扱うことができる人物かもしれません。背中に羽を生やすことができる万は、正体を現したかと思ったらすぐに立ち去ってしまいました。あまりにも衝撃的な言動を放つ万はあっという間に消えてしまったことからワープ系の術式を扱えると考えることができます。宿儺との戦いを望んでいる最強の人物なのかもしれません。

術式や能力③積み木が関係する術式?

呪術廻戦で伏黒恵の義姉である伏黒津美紀に受肉した万(よろず)は積み木が関係する術式を扱うことができるのかもしれません。宿儺との関係も話題となっている万は伏黒津美紀に受肉していますが、器である伏黒津美紀の名前の由来は積み木となっています。そのため、積み木が関係する術式を扱うことができると考察することができます。万は宿儺と戦うことを望んでいるため、相当の実力者なのでしょう。

術式や能力④クワガタが関係する術式?

呪術廻戦で羽を生やして飛んで行ってしまった万(よろず)は謎めいたキャラクターとなっています。そのため、能力や術式においてもさまざまに考察されるようになりました。伏黒津美紀に受肉した呪術師の万はクワガタが関係する術式を扱うことができるキャラクターとも考えられます。器である伏黒津美紀の髪型について作者の芥見さんは「クワガタ」と呼んでいることからクワガタが関係している可能性は高そうです。

術式や能力⑤構築術式で液体金属物質再現だった?

呪術廻戦で術式・能力や宿儺との関係も話題となっている万(よろず)は、構築術式を持っていると考えることができそうです。寝たきりとなっていた伏黒津美紀に受肉した呪術師として登場した万は、複雑な呪具以外は何でも物質再現できる能力・術式を持っているようです。それが構築術式であり、最終的には液体金属物質再現まで行えるものだったのです。

当初は非術師であった虎杖悠仁は宿儺の指を食べてしまったことで術式のコピーができる最強の能力・術式を手に入れることができています。それに対抗するかのように物質のコピーができてしまう万はかなり厄介な敵として登場しました。物質のコピーができるということはあらゆる武器もコピーして活用できることを意味しています。さらに厄介なのは、容姿が伏黒恵の義姉の伏黒津美紀ということです。

伏黒恵の義姉の伏黒津美紀を器とすることで、自分に安易に攻撃できない状況を作り出すことに成功しています。これはたまたまかもしれませんが、精神的にはかなり苦痛を伴う状態となっています。仲間の義姉である伏黒津美紀の身体を傷つけるような攻撃はしたくないと考えるのが心優しい虎杖悠仁ら仲間たちだったからです。しかし、敵である万はその優しい気持ちを逆手に取って攻撃を仕掛けていくのでしょう。

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呪術廻戦の万(よろず)と宿儺の関係

考察①万(よろず)は虎杖の中に宿儺がいると気付いていた?

呪術廻戦で千年前の平安時代の術師として登場しているのは宿儺の他に万(よろず)、天使などがいます。天使は来栖と共生していますが、宿儺の器となっている虎杖悠仁と出会っても彼の中に宿儺が存在していることに気付くことができませんでした。しかし、かなりの結婚願望を持っている万は、出会った当初から虎杖悠仁の中に最愛の宿儺が存在していることを見抜いていたようです。

そのことは217話において万の口から語られています。伏黒津美紀に受肉した呪術師となっている万はかなり謎めいた人物となっていますが、宿儺に対しては強い執着心を持っていました。そのため、義弟の伏黒恵と再会した際に隣にいた虎杖悠仁の中に宿儺がいることを見抜き立ち去る際には、待っていることを言い残していたのです。羽を生やして飛ぶことができる万はその理由として愛だと語っていました。

宿儺に対して殺したいほどの愛を持っている万は、自分を殺すのも宿儺であってほしいと強く望んでいます。千年前の平安時代の術師として登場している万は、宿儺を夫にしようというほどの実力の持ち主と考えることができそうです。狂気に満ちた愛情表現を持っている万は宿儺の強さに臆するどころか喜びを感じていました。全ては屈折した愛が万を激しく突き動かしていたようです。

考察②伏黒への受肉は関係している?

呪術廻戦で宿儺との関係や能力にも注目が集まっている万(よろず)は、伏黒津美紀の義弟である伏黒恵をかなり気に入っています。自分の器となった虎杖悠仁に対してはかなり冷たい態度を取っているものの、伏黒恵に対して興味を抱いていました。そしてついに伏黒に受肉したのです。以前から宿儺は十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)に一目置いていたため、いつか手に入れたいと思っていました。

そのままでも十分に強い宿儺ですが、自分と戦いたがっている万の登場によって伏黒恵の十種影法術が必要になったのかもしれません。千年前の平安時代の術師であることが明らかになった万と戦うには、自分だけの力では不十分であるため、十種影法術を扱うことができる伏黒恵に受肉したと考えることができそうです。

考察③万(よろず)は宿儺と夫婦になる妄想をしている?

呪術廻戦で伏黒津美紀に受肉した呪術師として姿を現した万(よろず)は、圧倒的な強さを持っている宿儺との関係にも注目が集まっています。術式・能力も話題となっている万は、新ルールを追加して結界を自由に出入りできるようにしてしまいました。千年前の平安時代の術師である万は、一番初めに戦いたい相手として宿儺の名をあげています。

宿儺にはかなりの執着を持っており、仙台結界において対峙することができた際には喜びを隠せないでいました。その際に宿儺を殺すのは自分であると言い放ち、さらに自分を殺すのも宿儺であってほしいと希望しています。戦いにおいて自分が勝った際には結婚して欲しい旨を頬を染めながら話していました。そのことから宿儺と夫婦になる妄想を抱いていると考えることができます。

女性として結婚についてかなりの願望を持っている万は、負けた場合に全てを差し出すと言い放っている宿儺に対して結婚に対する理想を恥ずかしそうに語っていました。婚儀では最低でも三つの村を滅ぼすこと、妾は許さない、自分は正妻になるなどかなり強烈な女性であることが明らかになっています。

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呪術廻戦の万(よろず)の正体や目的

考察①万(よろず)は平安時代の術師?

呪術廻戦で術式・能力や宿儺との関係についてもさまざまに囁かれるようになった万(よろず)は平安時代の術師のようです。伏黒津美紀に受肉した術師として登場した万は100点を獲得した際にその正体を明らかにしていました。その際に千年ぶりの戦いだと発言しています。そのことから、平安時代に活躍していた術師の可能性が高そうです。千年前の術師としては天使や宿儺などをあげることができます。

死滅回遊に参加することになった万は平安時代に活躍した術師であることを裏付ける発言として、「千年ぶりの戦いゆえに場所も相手も好きに選びたい」と言い放っていました。さらに、その相手として最強の宿儺の名をあげていたのです。虎杖悠仁を器として生き返ることができた宿儺のことを認識していることからも千年前の平安時代の術師と考えて間違いないでしょう。

圧倒的な強さを披露し、周囲が恐れるようになった宿儺との戦いを希望する姿から万が相当の実力者であることがわかります。誰もが震え上がってしまう宿儺との戦いを好むということは、彼以上の強さを自負していることになります。そのため、平安時代にかなり有名な術師の一人だったのかもしれません。伏黒津美紀の姿で登場した万は謎めいた要素が多いキャラクターですが、ほぼ平安時代の術師と考えて間違いなさそうです。

考察②万(よろず)の目的

呪術廻戦で術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万(よろず)は、義弟の伏黒恵の好意を無にして自分の正体を明らかにしました。100点を獲得した万は千年ぶりの戦いに心が震える喜びを感じていたようです。そのため、千年ぶりの戦いにおいて真っ先に指名したのが宿儺だったのです。伏黒津美紀に受肉した呪術師である万はトップクラスの実力者であるため、呪の王として君臨している宿儺との戦いを望んだのでしょう。

トップクラスの実力者だと思われる万は、現代において自分の都合の良さからあえて自らの姿を現すことなく、伏黒津美紀の姿で登場しています。死滅回遊の新たなルールとしては「泳者(プレイヤー)が結界(コロニー)を自由に出入りできる」を提案しました。その新ルールを作った目的は、ライバル的な存在となっている宿儺と千年ぶりに好きな場所で戦えるようにするためと考えることができそうです。

千年前の平安時代の術師として活躍していたと考えられる万と宿儺は今後壮絶な戦いを繰り広げるのかもしれません。泳者の中でトップクラスの宿儺との戦いを望んでいる万は、平安時代に宿儺と勝負をして決着がつかなかったため、いつか戦うことを夢見てきたとも考えられます。千年前の平安時代の術師としては万や宿儺の他に天使や裏梅、烏鷺亨子、羂索などそうそうたるメンバーが存在していました。

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呪術廻戦の万(よろず)の名前の意味や出身地

考察①万(よろず)の名前の意味

呪術廻戦で伏黒津美紀に受肉した呪術師として登場した万(よろず)は、器の記憶を読み取って行動することができる人物のようです。そのため、術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まるようになりました。そこで、虫の羽を生やしてどこかへ飛んで行ってしまった万の名前の意味について考察していきます。「万」という言葉には「何でも」や「すべて」、「非常に数が多いこと」の意味があります。

非常に数が多いことを意味する万という漢字は、日本では名字としても使用されていました。「万」という名字を持っている人は日本で約1200人程となっています。万という漢字の意味から伏黒津美紀に受肉した呪術師として登場した万(よろず)は、何でもできる万能なキャラクターなのかもしれません。そのため、万と名付けられたとも考えられます。その事を考えると伏黒恵や虎杖悠仁にとっては厄介な相手と言えるでしょう。

考察②万(よろず)の出身地

呪術廻戦で術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万(よろず)は羂索の説明によって、福島県の会津出身であることが明らかになりました。伏黒津美紀に受肉した呪術師が正体であることがわかった万は仙台コロニーに参加しています。その理由は出身地が福島県の会津で仙台コロニーが一番近かったためと考えられます。死滅回遊の話を聞いていた万は100点を獲得するまで伏黒津美紀として振舞っていました。

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呪術廻戦の万(よろず)に関する感想や評価

呪術廻戦で術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万(よろず)というキャラクターについて、たった1話だけでだいぶ好きになってしまったと感想を寄せている人もいました。伏黒津美紀に受肉した呪術師の万の存在についてあっという間に惹きつけられてしまった人は多かったようです。そのため、どのような術式や能力を持っているのかかなり期待される人物となりました。

呪術廻戦で伏黒津美紀に受肉した呪術師として登場した万(よろず)の術式をめっちゃ期待していると感想を寄せている人もいました。最強の呪霊となっている宿儺と戦いたいと言い放つ万は相当の実力者であることが伺えます。ぶっ飛んだ考え方を披露している万は、圧倒的な強さを披露している宿儺でさえも言いくるめられてしまうほどの空気感を放っていました。

呪術廻戦において万(よろず)の登場によって「こんな女がいいなというキャラが出てきた」と感想を寄せている人もいました。伏黒津美紀に受肉した万は、好きな男と殺し合いながら自分が勝った際には結婚するという縛りを要求するところや強烈に強くて悪女なところがいいと高い評価を得ています。半世紀以上いい子で生きてきたお利口さんの万をかわいい、悪女に憧れるのもいいと感じた人もいたようです。

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呪術廻戦の万(よろず)まとめ

呪術廻戦で独特なキャラクターを披露している万(よろず)は伏黒津美紀に受肉した呪術師として登場しています。術式・能力や宿儺との関係にも注目が集まっている万は構築術式を扱うことができる人物となっていました。無から物体を作る事ができる術式を扱える万は、呪霊の王とされている宿儺との戦いを望むほどの実力者のようです。万が認識できる物質はほぼ全て再現できるという恐ろしい術式となっています。

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