【テニスの王子様】河村隆はラケットを持つと豹変する青学メンバー!必殺技や声優は?

テニスの王子様(テニプリ)の河村隆は、ラケットを持つことで性格が豹変するという個性を持っている、青学のレギュラーメンバーです。一部では不人気とも言われるキャラクターですが、テニスの王子様において欠かすことの出来ないキャラクターになっています。この記事ではテニスの王子様(テニプリ)の河村隆について、作中での活躍や使用する技、アニメテニスの王子様での声優情報などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【テニスの王子様】河村隆はラケットを持つと豹変する青学メンバー!必殺技や声優は?のイメージ

目次

  1. テニスの王子様の河村はラケットを持つと豹変する?
  2. テニスの王子様の河村の必殺技
  3. テニスの王子様の河村の活躍をネタバレ
  4. テニスの王子様の河村は不人気?魅力も紹介
  5. テニスの王子様の河村と他キャラの関係
  6. テニスの王子様の河村の声優
  7. テニスの王子様の河村に関する感想や評価
  8. テニスの王子様の河村まとめ

テニスの王子様の河村はラケットを持つと豹変する?

河村隆はテニプリのラケットを持つと性格が豹変するキャラクターです。この記事ではそんな河村隆についてネタバレありでまとめて紹介していきます。

テニスの王子様(テニプリ)の作品情報

テニスの王子様(テニプリ)の概要

河村隆が活躍するテニスの王子様(通称テニプリ)は、1999年から許斐剛先生が、週刊少年ジャンプにて連載していたスポーツ漫画です。テニスを題材とした作品で、個性豊かなキャラクターや、テニスを知らずとも読める説明や解説などから高い人気を獲得しています。連載初期こそ実際のテニスで使用される技がメインでしたが、連載が続く中でどんどん人間離れした技を使うようになった作品でもあります。

その人気はテニス自体に与えた影響も大きく、連載開始の1999年時点で780万人だったテニス人口を2001年までに920万人にまで増やすほどになっています。またメディアミックス展開も積極的に行われた作品で、アニメ化も行われています。また『テニミュ』の愛称で知られるミュージカルテニスの王子様は、その後の、漫画原作の2.5次元ミュージカルの先駆け的存在になってもいます。

テニスの王子様(テニプリ)のあらすじ

アメリカの各州のJrレベルの大会で4連続優勝を果たした越前リョーマ。アメリカから日本に帰国した越前リョーマは、テニスの名門『青春学園中等部』に入学することになります。その経歴から、1年生ながらもレギュラー決定の部内戦に出ることを許された越前リョーマは、その実力でレギュラーを勝ち取ることになります。そんな青学のレギュラーメンバーの1人として登場するのがこの記事で紹介する河村隆です。

河村隆のプロフィール

河村隆は、青学の3年生レギュラーとして登場するキャラクターです。3年生レギュラーの中で唯一3年生になってから初めてレギュラーになりました。青学レギュラーや、桃城からは『タカさん』の愛称で親しまれています。青学でも屈指のちから自慢であり、握力や背筋の数値は部内でもトップの数値を誇っています。

明らかになっているプロフィールとしては、身長180cmで体重は65kg、誕生日は11月18日の蠍座、血液型はA型で右利きであることが明らかになっています。また実家は自営業の寿司屋であり、高校に入ったら修行に集中するため、中学でテニスは最後と決めています。過去の経験などもあり、誰よりも青学でテニスをすることに執着があり、仲間や部のために無茶をすることも多いです。

河村はラケットを持つと豹変する?

河村隆の特徴的な部分は、ラケットを持つと性格が豹変する点にあります。ラケットを持っていない時は、優しく、控えめで穏やかな性格をしています。しかしラケットを持つと、熱血な性格となり、英単語を交えた力強い性格になるのです。このような変化から、特にアニメテニスの王子様では、必要に応じてテニス以外のシーンでもラケットを持たされるシーンがあります。

またアニメオリジナルエピソードとして描かれた球技大会では、野球のバットでも豹変する姿を見せました。ちなみに、二重人格というわけではなく、ラケットを持っている時の出来事も普通に覚えていることが明らかになっています。

新テニスの王子様 公式ウェブサイト

テニスの王子様の河村の必殺技

河村の必殺技①バーニングサーブ

河村隆は、元々テニスにおいて高いテクニックを持っているタイプのキャラクターではありません。そんな河村隆が武器にしているのがパワーです。実家の寿司屋の手伝いをすることで鍛えられたパワーは、部内でも1番の力強さを誇っています。そんな河村隆の連載初期の必殺技といえるのがその圧倒的なパワーを込めた『バーニングサーブ』でした。

バーニングサーブの威力は凄まじく、実際の速度はともかく、体感速度は200km/hにも迫るとされています。

河村の必殺技②波動球

バーニングサーブに変わって河村隆の代名詞となった技が波動球です。元々、波動球は、不動峰中の石田鉄の技でした。河村隆は彼との対戦から、ヒントを得て、後に自力習得することになるのです。技としては、そのパワーを生かしたフラットショットであり、シンプルな技ですが、河村隆のパワーを持って使用すると非常に強力な技になっています。

ちなみに波動球は、元の使用者である石田鉄も腕への負担から使用に制限があった技で、河村隆も、少しでも腕の負担を軽減するべく両手で使用していました。しかし、後に片手でも打つようになっています。威力としては片手の方が高くなっており、その分、腕への負担も大きいです。

河村の必殺技③ダッシュ波動球

波動球を、前方向にダッシュしながら打つ技が『ダッシュ波動球』です。身体への負担が波動球よりもさらに大きく、基本的には1試合に1度きりの技となっています。ちなみにその威力は波動球の祖といえる石田銀曰く、壱式波動球と同等であるとされています。

河村の必殺技④漢球

河村隆が使用した技ながらも、河村隆も意識して使うことが出来ない技が漢球です。全国大会の四天宝寺戦にて対戦した石田銀の波動球の数々で苦しめられ、ボロボロになって意識も朦朧とする中、サーブのトスをミスってしまいます。普段より離れた所に上がったトスをラケットの先で打ったことで、偶然生まれた球です。球が無数にブレることで、波動球を無効化できる石田銀でも返すことができないサーブとなりました。

河村の必殺技⑤佰八式波動球

石田銀との対戦もあってか『新テニスの王子様』において彼の使用していた佰八式波動球も会得しています。U-17合宿にて披露しています。

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テニスの王子様の河村の活躍をネタバレ

活躍①地区大会(不動峰戦)

河村隆は、どちらかといえば、シングルプレイヤーですが、青学はシングルプレイヤーが多いこともあってダブルスに出場することが多いです。不動峰戦でも不二と組んでダブルスに出場し石田・桜井ペアと対戦することになります。この対戦は元々、この地区の第1シードである青学と、ノーシードの不動峰との試合であったため、誰もが青学が圧倒すると考えていました。

しかし試合の序盤、流れを掴んだのは不動峰のペアでした。不二は流れを変えようと、『つばめ返し』を用います。これにより流れを掴んだ河村・不二ペアに対し、石田は試合を流れを再び掴むべく、ベンチに座る橘にサインを送ります。石田は必殺の波動球を持っているキャラクターですが、腕への負担から橘に使用を禁止されていたのです。この石田の要請に橘は1度だけだと許可を出します。

そして石田が打った渾身の波動球に対し、返そうとした不二を押しのけて河村がこれを受けます。石田の波動球は『絶対に返せない球』とされていましたが、河村はこれを気合で返してしまったのです。試合は河村・不二ペアが5-3とリードするも接戦となります。予想外の接戦に観客も盛り上がる中、試合を止めたのが不二でした。

不二は、波動球の返球で、河村の腕が壊れてしまったことを見抜いていたのです。不二は棄権を申し出てこれが成立。結果的に不動峰が勝利となり、大波乱な展開を迎えることになりました。

活躍②関東大会1回戦(氷帝戦)

関東大会1回戦の氷帝戦。河村隆はシングルに出場することになります。対戦相手は氷帝の樺地。パワー自慢でシングルを制することを狙った選出でしたが、樺地のパワーも凄まじく、パワー勝負でも河村は押されることになってしまいます。河村は勝負に出るべく、地区大会で石田が使用した波動球を使用します。石田が1度しか使えない波動球でしたが、河村は威力を多少犠牲にするかわりに両手打ちにすることでその弱点を克服しています。

実は河村は地区大会の後、猛特訓をして波動球を会得していたのでした。しかし、樺地は、持ち前のコピー能力によって、波動球をあっさりコピーしてしまいます。波動球の打ち合い勝負となる中、河村はこれでは勝てないと悟ります。そこで河村は負担の大きい片手波動球を打つことを決めるのです。顧問の竜崎スミレは二度とテニスができなくなると河村を止めますが、河村はやめようとしません。

そんな河村に呼応するように、樺地も片手波動球をコピーしてしまいます。波動球の打ち合いは、そのまま片手波動球の打ち合いに発展するのです。テニス選手生命を賭ける戦いを続ける河村隆ですが、上記でも紹介したように、元々河村は長くテニスを続けるつもりはありません。しかも負ければ中学最後の試合になるため、このような無茶が出来たのです。

この無謀ともいえる打ち合いは、樺地がラケットを手放した形で終わりを迎えます。普段無口な樺地が「もう打てません」といったのです。樺地の腕は限界を迎えていました。これにより、樺地の負けが決まる所でしたが、河村も試合続行は不可能な状態であり、両者試合続行不能により、この試合は無効試合となる結末を迎えました。

活躍③関東大会準決勝(六角戦)

関東大会準決勝の六角戦では、河村は、後輩であり同じパワープレイヤーである桃城と組んで、天根・黒羽ペアと対戦することになります。河村の波動球、桃城のジャックナイフを試合開始早々に返されるという驚きの展開から展開されたこの試合は、パワー勝負にこだわった河村と桃城は、手玉に取られてしまい、0-5と天根・黒羽ペアに完全に主導権を握られてしまいます。

しかし、ここで六角の監督であるオジイが、天根の髪が乱れていることを指摘します。天根は試合前、必ずワックスで髪型を固めるのがルーティンとなっていたのです。それが乱れるほどの試合展開であることを示していたのでした。結果的には一方的に見られる試合ですが、実際には、天根・黒羽ペアも消耗していたのです。

そこから河村・桃城ペアはパワー勝負で2ゲームを取り返します。抜群のコンビネーションを見せる2人ですが、ここでさらに桃城が「タカさん、そろそろアレやっていいッスか?」と問いかけます。ここから桃城は、それまでのパワー勝負を伏線に、相手の心理の裏を付くプレイをするようになるのです。そんな桃城のプレイに天根・黒羽ペアが注視する中、そこで動いたのが河村でした。

河村は新技、『ダッシュ波動球』を披露し、天根、黒羽ペア2人のラケットを吹き飛ばしてしまいます。実は桃城の発言や、プレイの数々は全て河村の新技のための布石だったのです。これで完全に流れを掴んだ河村・桃城ペアは、7-6と試合を逆転し、勝利を掴むことになります。

活躍④全国大会2回戦(比嘉戦)

全国大会の2回戦では、河村は再び不二とペアを組み、比嘉中の平古場・知念ペアと対戦することになります。この試合の序盤、河村は、平古場相手に苦戦することになります。平古場の使用する技、飯匙倩(ハブ)は、バウンド後に、複雑な軌道を描く技で、河村の波動球と相性が悪く波動球が使えなかったのです。2ゲーム先取される中、河村がある作戦に出ます。

わざとロブを打ち続けて、相手を焦らしたのです。これにより焦った知念のミスショットを波動球で返し、知念と平古場のラケットを吹き飛ばします。このプレイがきっかけで流れを掴みますが、平古場・知念ペアも譲らず、平古場・知念ペアが5-3とゲームをリードし、マッチポイントを迎えます。ここで平古場は秘密兵器でトドメを指そうとします。平古場の秘密兵器とは飯匙倩(ハブ)よりもさらに強力な大飯匙倩(オオハブ)でした。

より変化の大きい大飯匙倩(オオハブ)ですが、これを不二が4つ目のカウンター技、蜉蝣包み(かげろうづつみ)により返してしまいます。マッチポイントであることには代わりはありませんでしたが、平古場は大飯匙倩(オオハブ)の影響で、飯匙倩(ハブ)の威力も下がってしまいます。これまで飯匙倩(ハブ)を捉えきれなかった河村でしたが、この弱体化した飯匙倩(ハブ)を河村は波動球で返すことができるようになります。

これにより決め手に欠けた平古場・知念ペアに対し、河村・不二は7-5で逆転勝利を納めることになるのでした。

活躍⑤全国大会準決勝(四天宝寺戦)

全国大会準決勝、四天宝寺戦で、河村は、石田銀と対戦することになります。石田銀は、不動峰の石田鉄の実兄であり、波動球を教えた存在でもあります。そんな石田銀に対し、河村は最初からダッシュ波動球を放ちます。しかしそれをあっさりと返してしまった石田銀は、河村のダッシュ波動球をして、自身の壱式波動球程度の威力しかなく、自分の波動球は佰八式まであると伝えるのでした。

ダッシュ波動球を出し続ける河村に対し、石田銀はどんどん自身の波動球のレベルを上げていきます。壱弐式波動球で観客席まで吹き飛ばされる河村。ボロボロになっても波動球を打ち付ける河村に対し、腕への負担を考えて、石田銀は、波動球を無効化する戦法を取り始めます。ひたすらに波動球を打ち続け負担がましていく河村。そんな真っ向勝負をする河村に対し、石田銀は心打たれることになります。

再び波動球で迎え撃つ覚悟を決めた石田銀は、弐拾壱式波動球を打ちます。この技により、河村は観客席まで吹き飛んでしまうのです。そんな河村を受け止めたのが阿久津でした。心が折れそうになる河村でしたが、阿久津の言葉を受けて、なんとか意識を繋ぎ止める河村でしたが、既にボロボロであり、意識も朦朧とするほどでした。

そんな中で上げたトスは当然のように乱れてしまいますが、ギリギリでラケットに当てることに成功。このボールの威力は凄まじく、石田銀のラケットを吹き飛ばし、石田の腕を折ってしまうのでした。これにより石田銀は試合続行不能となり、試合の結果は河村の勝利という結果に終わっています。この試合が『テニスの王子様』時点での河村の最後の試合です。

活躍⑥脱落タイブレークマッチ

その後『新テニスの王子様』において、河村はU-17日本代表合宿に参加することになります。ペアを組んでの脱落タイブレークマッチにおいて、河村は阿久津と対戦します。実際の試合描写はなかったものの、結果は1-7で河村の敗北、河村は合宿を去ることになります。

活躍⑦伊達男児・伴力也との試合

その後、河村は、脱落組が集められた地獄の特訓を乗り越えてシャッフルマッチに挑むことになります。河村は、かつて戦った樺地と組んで、伊達・伴との試合に挑むことになります。この試合では、樺地が伊達の技「男児の春」をコピーして見せるも、威力まではコピーしきれず、河村が新たに習得した『弐拾伍式波動球』も返されてしまいます。さらには、伊達の『伊達の夏』を受けて2人は吹っ飛ばれてしまうのでした。

それでも立ち上がる2人。河村はこの試合に勝つためには全力を出すしかないと『佰八式波動球』を放ちます。その威力は、コートの照明にあたって倒してしまうほどです。この照明に伊達と伴が押しつぶされそうになる中、それを助けたのも河村と樺地でした。2人のこの行動に、伴と伊達はバッジを譲ることを決め、河村と樺地はNo12とNo13のバッジを手にすることになります。

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テニスの王子様の河村は不人気?魅力も紹介

河村は不人気だといわれる理由

大人気作品であるテニスの王子様(テニプリ)において、主人公チームである青学に所属しながら河村隆は不人気であるとされています。何故、河村隆は不人気であるとされているのでしょうか?河村隆が不人気と言われる最大の理由は、女性受けするキャラクターではないことにあります。テニプリは男性人気もさることながら女性人気も高くなっているのが1つの特徴になっていたのです。

河村隆の個性といえば、『性格の豹変』と『パワー特化のスタイル』ですが、どちらも女性に受けが良いタイプとは決して言えないのです。その他のキャラクターの女性受けのしやすさも相まって、相対的に河村隆は不人気と言われる立場になってしまいました。これで結果が伴っていれば不人気とまで言われることはなかったかも知れませんが、負けも多いことが不人気さに拍車をかける結果になっています。

河村の魅力は自己犠牲精神?

テニプリにおいて、不人気と言われる河村隆ですが、その大きな魅力は強い自己犠牲精神です。河村隆は、青学メンバーの中でも特に『チームのために戦うこと』を常に意識しており、チームの勝利のためであれば、自分がボロボロになっても構わないという考え方を持っています。上記でも紹介したように負けた試合も多い河村隆ですが、負けた理由にはその自己犠牲精神が理由であるパターンもあるのです。

その最たる例といえるのが、不動峰戦です。最終的には、石田の波動球を受け続けて腕が壊れてしまった河村隆ですが、その理由は不二にその威力の高い波動球を受けさせないためでもありました。この自己犠牲精神の裏には、自身が周囲より劣っているという認識があるとされています。この卑屈さが二重人格を生んでいるとも言えますが、それも不人気の要因になっていたりもします。

河村の魅力的な名言

不人気と言われることも多い河村隆ですが、テニスの王子様(テニプリ)作中では、名言もしっかり残しています。ここからは河村隆の名言をネタバレありでまとめて紹介していきます。

河村の名言①「オレはこの試合…」

俺はこの試合絶対勝つ!だからみんな…全国へ行ってくれ!!

この名言は、関東大会の氷帝戦の対樺地戦において、片手波動球を打つ時の河村隆の名言です。この試合は、両者1勝で迎えた3試合目で、勝った方が団体戦として王手をかける状態にありました。河村と樺地の試合にかかるウェイトはかなり大きかったのです。この試合を落とさないために、河村は片手波動球を打つ覚悟を決めたのでした。

河村の名言②「これが最期の波動球…」

これが最期の波動球だぁーっ!!

こちらは、全国大会四天宝寺戦での石田銀との対戦での名言です。この試合、河村は何度も吹き飛ばされ、酷い時には観客席の上の方まで吹き飛ばされるほどになっていました。その結果、河村は血だらけのボロボロの状態になっていました。そんな状態においても、河村はチームのために波動球を打ち続けます。この名言と共に放った球がきっかけとなり、河村は勝利を掴んでいるのです。

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テニスの王子様の河村と他キャラの関係

河村と亜久津仁の関係

河村隆がテニプリ作中で青学のメンバーを除いて1番関係性があるのが亜久津仁です。亜久津仁は山吹中のテンス部ですが、河村隆との関係性は、小学生時代に遡ります。当時河村隆は空手道場に通っており、そこに殴り込んできたのが亜久津仁だったのです。いわば幼馴染とも言える関係性になっており、家族ぐるみの付き合いがあります。

亜久津仁がテニスを始めたり辞めたりとフラフラしたキャラクターであるため、対戦こそ、『新テニスの王子様』までありませんでした。しかし、四天宝寺戦の河村対石田銀戦は観戦しており、吹き飛ばされた河村を受け止めて亜久津なりのエールを送るなどしています。

河村と桃城武の関係

青学において同じパワータイプのプレイヤーとして気があるのが後輩でもある桃城武です。桃城も河村のことを他の3年生レギュラーが呼ぶ「タカさん」呼びをするなど慕っている様子が描かれています。山籠りに共に行ったりと、学年こそ違うものの、共に行動することも多いです。その関係性からか、六角戦においてはダブルスを組んでおり、そのペアは『重戦車コンビ』と呼ばれました。

河村と不二周助の関係

テニプリ作中でも、特に河村のことを気にかけているのが不二周助です。シングルプレイヤーが多い青学においてが、河村とダブルスで出場することも多いです。天才とも言われる才能の持ち主で、特にカウンター技を得意としています。その一方で、優しい性格から勝利に対しての執着が薄く、無意識に相手のレベルに合わせてしまうなどしてしまう弱点がありました。

ただ河村に対しては、3年生レギュラーの中でも思い入れが深くなっており、不動峰戦では、河村の腕の限界を最初に見抜いて棄権を申し出たりしています。また氷帝戦では、前の試合で樺地と死闘を演じて血まみれになった河村のラケットを敢えて使用して圧倒して勝利するなどする側面も見せています。

河村と石田鉄の関係

テニプリ作中、河村にとって大きな分岐点になったといえるのが不動峰の石田鉄との試合です。それまで、パワーはあっても必殺技らしい必殺技がなく、どうしてもテニス自体は地味な印象が強かった河村が、石田鉄との試合をきっかけに波動球を身につけることになったのです。

河村と石田銀の関係

河村にとってさらに成長するきっかけとなったとも言えるのが石田銀との対戦です。この試合、河村はひたすらに波動球を受け続けており、ボロボロになりながらも引き出し続けていました。この恩恵もあってか、新テニスの王子様でのU-17合宿では、石田銀の技であった『佰八式波動球』をマスターしています。

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テニスの王子様の河村の声優

川本成のプロフィール

アニメテニスの王子様(テニプリ)において、河村隆の声優を担当したのが川本成さんです。元々はお笑い芸人で、欽ちゃん劇団に1期生として入団しました。バラエティーや、ミュージカルなど幅広く活躍しており、テニスの王子様(テニプリ)の河村隆役で声優デビューすることになったのです。声優としてはアクロスエンターテインメントに所属しています。

アニメテニプリでの河村隆役として声優を務めたのをきっかけに、声優を務めることも増え始め、主要なキャラクターを演じる機会もあるほどになっています。またテニプリへの出演をきっかけに、声優界隈や俳優界隈とも交流が広くなっており、ミュージカルテニスの王子様で河村隆役を担当した、平田裕一郎さんなどとも交流があり、慕われています。

川本成の主な出演作品や演じたキャラ

川本成さんがこれまでに声優として演じたキャラクターとしては、『銀河伝説WEED』のGB役、『遊戯王デュエルモンスターズGX』のオースチン・オブライエン役、『怪物王女』の小淵沢役、『Saint October』の黒木功士朗役、『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』のジェレミア役、『遊戯王5D's』の山下太郎役などの声優を担当しています。また新テニスの王子様では、河村隆役の他、アラン・ホプキンス役の声優も兼役で担当しています。

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テニスの王子様の河村に関する感想や評価

ここからは既にテニスの王子様(テニプリ)を視聴した人の河村隆についての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。河村隆はテニプリでは不人気キャラクターになっていますが、作中での活躍などは決して悪くないとする声が多くなっています。むしろ周囲がイケメンに描かれて過ぎているのが問題とする声が多くなっているのが現状です。

スポットの当たり方や自己犠牲精神など、不人気なのはおかしいと言われることも見られます。内面を見れば人気が出ても良かったキャラクターと言われており、不人気キャラクターであると同時に不遇なキャラクターだったとする声も多いです。河村隆の試合が、続く試合への伏線になってしまう場合などもあり、その扱いは可哀想という声もあがるほどになっています。

基本的には周囲のキャラクターの影響が強いと言われる河村隆の不人気ですが、唯一、なくてよかったのではないかとされるのが、豹変してしまう性格です。この二重人格とその扱われ方がどちらかといえばギャグキャラに見えてしまい、女性人気に繋がらず不人気になったとも言われています。特に連載初期はその傾向が強く、キャラ付けのためとはいえやりすぎだったのではないかとも言われる結果になっているのです。

テニプリは良くも悪くも自分勝手なキャラクターも多い作品です。そのための河村のチームのために戦う姿勢などは、人気が出てもおかしくなかったとされているのです。その可能性が豹変するキャラ付けによって潰れてしまい、結果的に不人気になってしまったのではないかとも考察されています。

アニメテニスの王子様(テニプリ)において、河村隆役の声優を担当した川本成さんに関しては、元々お笑い芸人であることに驚いたとする声が多いです。同時に河村隆役が声優としてのデビュー作であることにも驚いたとされています。様々な声優が参加する作品だっただけに、声優の経験がなければ浮いてしまうそうなイメージだっただけに違和感なく溶け込んでいたことで気づかなかったとする声が増える結果になっているのです。

それまでもテレビ等には出ていましたが、テニプリでの声優で名前を知ったとする声もあり、普通に声優の人だと思っていたとする声も見られるほどになっています。それほどまでに声優としてのポテンシャルを持っていたとする声が多くなる結果になっているのです。

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テニスの王子様の河村まとめ

テニスの王子様の河村隆は、本人のラケットを持つと豹変してしまう性格と、周囲にイケメンが多いこともあり不人気なキャラクターです。しかしテニプリ作中での活躍はいぶし銀的な活躍をしっかりしており、特にパワー勝負においては、青学に欠かすことが出来ない存在になっています。自己犠牲精神も強く、これがまた他のキャラクターとの差別化にもつながっています。

テニプリはキャラクターが多く、イケメンも多いので、注目は浴びにくいキャラクターではありますが、不人気となるほどにダメなキャラクターというわけでもないです。これからテニスの王子様(テニプリ)を視聴する人は、河村隆に注目しながら視聴してみましょう。

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