【テニスの王子様】石田鉄は波動球の使い手！兄・石田銀との対決の結果は？

今回は「テニスの王子様」に登場する石田鉄のプロフィールや必殺技の波動球について紹介し、兄の石田銀との関係や兄弟の直接対決についてもみていきます。さらに、アニメ「テニスの王子様」で石田鉄の声優を務めた前田剛さんについても、そのプロフィールや主な出演作品を紹介していきます。まず、ここでは「テニスの王子様」の作品情報をみていきます。

「テニスの王子様」は許斐剛先生によって1999年〜2008年の期間に週刊少年ジャンプで連載されていた少年漫画で、部活動のテニスに打ち込む少年たちの友情と成長が描かれています。さらに、2009年からは第2シーズンにあたる「新テニスの王子様」がジャンプスクエアにて連載中で、累計発行部数6000万部（2019年5月時点）突破の大ヒット作となっています。

また、アニメ「テニスの王子様」は2001年10月10日〜2005年3月30日の期間にテレビ東京系列で放送され、アニメ「新テニスの王子様」も2012年1月〜3月にかけて同局で放送されていました。さらに「テニスの王子様」はミュージカル版の「テニミュ」やノベライズ版、ゲーム化やラジオ番組まで制作されており、2006年5月には実写映画も公開となりました。

アメリカ帰りの越前リョーマは、アメリカの各州で催されたテニスのJr大会で4大会連続優勝を飾った天才テニスプレイヤーです。帰国後、彼はテニスの名門・青春学園中学校に入り、全国制覇を目標とする青学テニス部において1年生ながらレギュラーとなります。この物語は越前リョーマが仲間やライバルとの交流を経て、成長していく姿が描かれています。

「テニスの王子様」に登場する石田鉄は、不動峰中学校のテニス部に所属する2年生で、誕生日は11月30日、身長は188cm、体重は作中で80kgから81kgへと成長しています。また、石田鉄はいつも頭にタオルを巻いており、タオルの下は兄の石田銀同様にスキンヘッドだろうと予想されています。そして、彼は筋肉隆々の大柄な体格で、滝修行など自分を鍛錬することに全力を注ぎます。

そんな石田鉄の好きなものは寺の鐘の音で、座右の銘は「石の上にも三年」、仏像に詳しいところが特技となっています。さらに、石田鉄の初登場回は原作漫画4巻収録の「Genius26 黒い軍団不動峰」で、アニメ声優は前田剛さんが務めています。

石田鉄は非常に負けず嫌いな性格をしており、多少の怪我ならお構い無しで貪欲に勝利を目指します。その一方で、大きな負担がかかる得意技「波動球」を不完全な状態で打つときには、しっかりと主将の橘桔平に許可を求めるなど、生真面目な一面もみられます。

石田銀は石田鉄の実の兄で、テニスの名門である四天宝寺中学校に特待生として通い、レギュラーとしてテニス部を引っ張っています。さらに、兄の石田銀は石田鉄の必殺技である「波動球」を彼に教えた人物でもあり、自身がその技を使う際には百八式まで威力を高めることが可能です。

さらに、兄の石田銀の波動球は、参式で相手を空中に吹き飛ばし、弐壱式以降なら相手を観客席の上部までぶっ飛ばしてしまうほどのパワーを誇ります。また、兄の石田銀の場合は相手が使用する波動球を無効化することも可能となっています。

石田鉄も兄の石田銀には及ばないながらも、波動球の使い手です。それはたった一球で相手を戦闘不能にしてしまうほどのパワーを誇り、初期の「テニスの王子様」では河村隆以上のパワーを持つ選手として描かれています。ただ、石田鉄のテクニックやスピード面はそれほど描かれていないので、パワー面以外にも優れているのかは分かりませんが、全国大会でも勝利していることから、かなり高い実力を持った選手であると予想できます。

波動球は原作でも幾度も描かれている石田鉄の必殺技ですが、実はこの波動球には弱点があることも分かっています。波動球は腕にかなりの負担がかかるため、一試合に1回の使用が限度となっています。さらに、波動球はあまりの威力から使用者のガッドが切れてしまうという欠点もあります。

しかし、兄の石田銀が百八段階に分けることで波動球を打てています。そのため、石田鉄はまだこの波動球を兄ほどは使いこなせていないことが分かります。

全国大会で石田鉄は兄の石田銀と対決しています。それはダブルスでしたが、直接対決も実現しており、石田鉄は兄相手に必殺技の波動球を繰り出します。しかし、兄の石田銀はそれを容易に打ち返し、石田鉄も負けまいと戦う姿が描かれていました。さらに、石田鉄の波動球は兄の石田銀のパートナーである忍足謙也にも打ち返されてしまいます。しかし、石田鉄もやられっぱなしではありません。

石田鉄は自身のパートナーである神尾アキラとの連係プレーを見事に決めて、兄の石田銀のラケットを破ることに成功します。こうして一矢報いた石田鉄でしたが、兄の石田銀と忍足謙也は重りをつけており、それ以降は一方的な試合展開となります。最終的に石田鉄と神尾アキラの2人が体力の限界を迎え、主将の橘桔平に抱えられ、試合を棄権することとなりました。

石田鉄の名セリフ「橘さん、アレを使います」は地区予選の決勝で、青春学園の不二周助と河村隆のペアとあたった際に発したセリフです。石田鉄は試合の流れを青春学園側に持っていかれそうになり、流れを変えるために自身の必殺技である「波動球」を打つ許可を主将の橘桔平に求めました。

しかし、石田鉄の波動球は河村隆に打ち返され、石田鉄は一試合1回だけという約束を破り、2度目の「波動球」を放とうとしますが、彼のラケットは1回目の威力でガット部分が破れており、結局は打てずに終わりました。一方、河村隆も波動球を打ち返したことで腕を痛めてしまい、最終的に青春学園が棄権したため、試合には勝利しました。

アニメ「テニスの王子様」で石田鉄の声を担当したのは、声優の前田剛さんです。前田剛さんは1975年1月10日生まれ、年齢は45歳（2020年11月現在）、出身地は東京都で「まえたけ」の愛称で親しまれています。また、身長は175cm、血液型はO型、所属事務所はヘリンボーイで、1994年から俳優や声優として活動してます。次に、そんな石田鉄のアニメ声優を務めた前田剛さんの主な出演作品を紹介していきます。

「ホイッスル!」水野竜也役、「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」丸藤亮役、「アイシールド21」戸叶庄三役、金剛雲水役、「ギャグマンガ日和」聖徳太子、曽良、クマ吉役、「人造昆虫カブトボーグ V×V」ロイド安藤役、「家庭教師ヒットマンREBORN!」ランチア役、「タイムボカン24」ペラリーノ役、「風夏」宮本総一役、「信長の忍び」ルイス・フロイス役、「Dies irae」遊佐司狼役などです。

他に「ドキドキ!プリキュア」菱川悠蔵役、「蟲師」虹郎役、「彩雲国物語」紫戩華役、「DD北斗の拳2」ジャッカル役、カイオウ役、吹き替え「宇宙戦争」フレデリック（ルパート・グレイヴス）役、「ハンニバル」メイスン・ヴァージャー（マイケル・ピット、ジョー・アンダーソン）役、俳優として「「SP THE MOTION PICTURE」」波多野貴文役などにも出演しています。

こちらは「テニスの王子様」に登場する石田鉄に関するツイートです。石田鉄も兄の石田銀同様にパワー型だと評価されており、ミュージカル版では有名な宮野真守さんが演じていることに驚いたという感想となっています。

こちらも「テニスの王子様」に登場する石田鉄に関するツイートです。石田銀の弟である石田鉄は好きなキャラなので、「テニスの王子様」15話で彼が登場するのが嬉しいという感想となっています。

こちらも「テニスの王子様」に登場する石田鉄に関するツイートです。「テニスの王子様」4巻で、石田鉄が波動球を放ったところから、ストーリーの流れが変わったと感じるそうです。

いかがでしたか？「テニスの王子様」に登場する石田鉄の波動球や兄・石田銀との直接対決などを紹介し、石田鉄は兄から教わった波動球の使い手で、兄と同様にパワー型の選手であることが分かりました。皆さんもぜひ「テニスの王子様」に登場する不動峰中学の石田鉄に注目してみてください！