2019年10月22日公開
2022年11月09日更新
【テニスの王子様】橘桔平の強さと過去を考察!千歳千里との関係や声優情報も
橘桔平は、週刊少年ジャンプに連載されていた「テニスの王子様」に登場するキャラクターです。テニスの王子様は中学校の部活テニスを題材にした作品で、橘桔平の登場自体は比較的早いものの、その実力はなかなか明らかにされずにいました。ここでは不動峰中の部長兼監督を務める橘桔平の強さと過去や千歳千里との関係に迫っていきます。また、声優情報では橘桔平を演じたの声優・川原慶久のプロフィールや主な出演作品、キャラソンについてもまとめています。
橘桔平とは?
テニスの王子様の作品情報
橘桔平はテニスの王子様に登場するキャラクターです。橘を紹介していく前に、まずはテニスの王子様の作品情報などを紹介していきましょう。テニスの王子様とは中学校の部活動テニスを題材にした漫画作品のことで、通称「テニプリ」と呼ばれています。テニプリのタイトルの通り、"かわいい"、"かっこいい"キャラクターが多数登場するので、女性に人気の高い作品としても知られています。
テニスの王子様の概要
出典: https://aktsk.jp
「テニスの王子様」は、1999年から2008年まで週刊少年ジャンプに掲載されていました。コミックスは全42巻が出版されています。2009年からジャンプスクエアにて続編となる「新・テニスの王子様」が連載開始され、2019年5月時点でシリーズ累計発行部数は6000万部を突破しています。TVアニメは2001年から2005年にかけて放送され、魅力的なキャラクターにより絶大なる人気を博しております。
テニスの王子様はメディア展開も幅広く、テニミュと呼ばれるミュージカル、ゲーム、キャラクターグッズ、キャラソンなど、今も変わらず人気の高い作品です。
テニスの王子様のあらすじ
主人公・越前リョーマはアメリカ各州のテニスJr大会で4連続優勝という経歴を持つ天才少年です。本作はアメリカから帰国した越前リョーマが、テニスの名門校「青春学園中等部」で全国制覇を目指し、団体戦で試合を勝ち上がっていくストーリーです(個人戦の描写は登場しない)。リョーマはこの後、様々な対戦校やライバル、ときには仲間との試合を経て成長していきます。
最初はテニスを知らない人にも理解できるように解説されていました。途中から奇抜な技を中心に試合が進む漫画に路線変更し、26巻にて主人公が無我の境地を会得してからその描写が顕著になりました。また、相手に打球を当てて試合続行不能にさせる描写も目立つようになります。
橘桔平のプロフィール
橘桔平のプロフィール
- 名前:橘桔平(たちばな きっぺい)
- 家族構成:曾祖母・祖母・両親・妹(杏)
- 誕生日:8月15日
- 身長:179cm
- 体重:67kg
- 血液型:o型
- 利き腕:右利き
- 趣味:料理
- プレイスタイル:オールラウンダー
橘桔平の外見は眉間にほくろと黒髪に短髪という、見る人にストイックな印象を与えます。いつも部員たちを思いやっており、チームを成長させることを優先しています。
橘桔平は不動峰に新しいテニス部を創設
橘は2年の秋頃、不動峰中に転校してきました。不動峰のテニス部は問題が多く、顧問や下級生に暴力を振るう上級生たちによって苦境に立たされていました。橘はその状況を変えるために神尾たち1年をまとめ、練習するためのコートを作っていると、そのことが先輩にバレて殴られます。様子を見に来た顧問が「ウザいやつらだ、どうせ1年が手を出したんだろ」と吐き捨てるように言いました。
この画像は橘が顧問の顔をガッと掴みながら言ったセリフです。顧問や上級生たちに苦しめられている一年生のために怒った正義感に溢れる名台詞です。その際、暴力行為に発展してテニス部は廃部になります。橘は新たにテニス部を立ち上げ、不動峰のテニス部は都大会に出場できるだけの実力を身に着けました。
橘桔平の強さ
ここでは橘桔平の強さを考察していきます。橘や不動峰の登場自体は早いですが、作中で橘の試合はあまり描かれていません。都大会では準々決勝で氷帝の宍戸にストレート勝ちを収めており、それ以外は橘が対戦せずにチームが勝利をしています。しかし、一部の人は橘が全国区プレーヤーだと気づいていました。
橘桔平の強さ①身体能力
不動峰に転校後はラフプレーをしなくなったことや、部内に切磋琢磨できるようなライバルがいないことで、本来の力を発揮できずにいます。もともとは立海大の切原赤也のような「相手にボールをぶつけてポイントを重ねる」スタイルに近かったそうです。スタミナやパワー・精神力が高く、スピードや技術は普通なので、典型的な力で押し切るタイプと思われます。
橘桔平の強さ②フットワーク
特別な描写はありませんが、橘桔平は九州・獅子楽中で「九州地区2強」として名を馳せた全国区プレーヤーでした。当時、2強の片割れと言われていた千歳千里以外に敵がいないほどだったことや、都大会で氷帝を破ったことなどの活躍ぶりを見る限り、それに対応できるだけのフットワークをもっていると推察されます。
橘桔平の強さ③技術
橘自身はテクニカルなプレーはしないものの、千歳の神隠しに返球できる技術を持っています。橘の持つ技術とは、相手の技を見破る分析力や洞察力が優れていることだと言えるでしょう。それに対応できる能力も持ち合わせているのです。
橘桔平の強さ④ゲームメイク
一試合を通しての描写が少ないため推測になりますが、パワー・スタミナ・精神力が高いことがデータから分かっています。このことによりパワーを活かした猛攻やスタミナから持久戦にも耐え得るでしょう。しかし、ゲーム全体を通して一貫したプレーや、読み合いなどを取り入れていないと考察されています。
橘桔平の強さ⑤責任感やカリスマ性
橘桔平は不動峰中学校テニス部部長兼監督、ベンチコーチも務めています。強烈なカリスマ性で部を牽引し、部員たちにとって尊敬の的であり目標にもなっています。彼は責任感が強く自分の練習よりも、部員が強くなることに関心があります。実力もさることながらその暖かくも力強い人間性が不動峰というチームを作り上げたのでしょう。不動峰のテニス部新設の際に見せた義憤は心を打たれるものがあります。
橘桔平の強さ⑥必殺技
橘の必殺技を簡単に説明します。"あばれ球"とはボールをラケットの面ではなくフレームで打つことで打球に無数のブレを生じさせる技です。"あばれ獅子"は、パワーを活かして力の限り強打を叩き込む猛攻撃のことを指します。"猛獣のオーラ"は獅子楽中時代に放っていた獣のような威圧的なオーラで、全国大会前に不二との野試合で封印していた力を開放したものです。
橘桔平と手塚国光が戦っていたら?
地区予選で手塚国光と対戦していたらどうなるかを考察していきます。結論から言うと手塚の勝ちでしょう。ここではお互いどういうコンディションだったかを1つずつ挙げていきます。
まず手塚ですが、彼は利き腕を怪我しており、全力を出せない状態でした。それに対して橘は、自分と対等に戦える相手がいないので、練習不足で腕が鈍る一方です。また、プレースタイルも変えているので、九州時代の強さはなくなっていたと推測されます。千歳千里を負傷させた必殺技「あばれ獅子」は使わないでしょう。
技に関して手塚は手塚ゾーンで全ての打球を引き寄せながら相手とラリーをし、ボールが跳ねずに転がる零式ドロップショット、またはドロップショットが使えました。ただし、零式ドロップショットと手塚ゾーンは腕に負担がかかります。とはいえ、手塚の性格から考えると全国区のプレーヤーに手を抜くとも思えません。以上の理由から、地力が落ちている橘では普通にプレーしても負けていただろうと考察されています。
橘桔平の過去と千歳千里との関係
橘桔平はとある出来事がきっかけで不動峰中に転校してきました。不動峰中にテニス部を新設したときは、まだ橘の過去は知られていません。また、転校の理由は千歳千里とのことに関係しています。
橘桔平の過去や転校してきた理由
不動峰中学に転校した理由は親の転勤です。ですが、それを語る前に橘桔平の過去について説明します。橘は全国ベスト4の九州の強豪校・獅子楽中の2年生エースで「九州二翼」と称されていました。もう1人のエースが千歳千里です。当時は金髪のボサボサ頭で、切原赤也に似た攻撃的なプレースタイルでした。そのラフプレイが災いし、紅白試合で千歳千里の右目を負傷させ再起不能に陥らせてしまいます。
橘はけじめをつけるため頭を丸めテニス部を退部し、父の転勤も重なり不動峰に転校してきたのです。橘は千歳の件があり一時テニスを離れていましたが、千歳がテニスを再開したことを知り新生テニス部を設立しました。千歳からテニスを奪い、その罪を償うかのように後輩たちにテニスができる環境を与えていたのだと考察される方もいらっしゃいます。
橘桔平と千歳千里の関係
全国大会に出場した不動峰は、準々決勝で千歳千里が転校した四天宝寺と対戦することになります。対戦相手は運命の悪戯なのか千歳でした。橘はわざと打球を右目で受けます。これは彼なりのけじめでしたが、普通の人はマネできない男気を感じた方もいらっしゃるでしょう。千歳千里は試合開始から無我の境地を発動し、橘は猛獣のオーラであばれ獅子を開放します。彼は千歳の神隠しを看破し熱戦を繰り広げました。
試合は橘が優位に進み、千歳は奥の手である「才気煥発の極み」を発動させます。才気煥発は相手との攻防が完全に予測できる能力で、橘は追い詰められてしまいます。最後のあばれ球は本来なら千歳でも返せなかったが、ボールは見える位置に来ると分かっていたそうです。橘は千歳の右目が完治していないのを察知して、死角は狙っていません。2人は握手を交わし、不動峰は準々決勝で敗退しました。
橘桔平のアニメ声優とキャラソン
橘桔平のアニメ声優
橘桔平はキャラソンも出しています。ここからは橘桔平の声の担当をしている声優やキャラソンについて紹介していきます。実はテニプリのキャラソンは300タイトルぐらいあり、ファンにはたまらない代物だそうです。
橘桔平のアニメ声優は河原慶久(かわはらよしひさ)です。松濤アクターズギムナジウムを声優部5期生で卒業しました。ケッケコーポレーション、アトミックモンキーを経て、2010年12月よりアクロスエンタテインメントに所属しています。セクシーな低音ボイスに定評があり、大人びた青年役を多数演じています。それとは逆に少年役もなさっていらっしゃいます。
川原慶久のプロフィール
- 名前:河原慶久(かわはらよしひさ)
- 生年月日:1976年6月22日
- 星座:蟹座
- 出身地:東京都
- 所属:アクロスエンタテインメント
- 職業:声優・ナレーター
- 趣味:天体観測
ゲーム「世界樹の迷宮」のファンを公言しており、度々同タイトルのプロモーションなどに出演していました。現在はTwitterで仕事や私生活などもつぶやいていますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
川原慶久の主な出演作品
- とある魔術の禁書目録:青髪ピアス
- ダンボール戦機WARS:磯谷ゲンドウ
- バキ:愚地克己
- 東京喰種トーキョーグール・re:和修政
- 賢者の孫:ミッシェル・コーリング
アニメ声優だけでなく、映画やTVドラマの吹き替えもしています。ディズニーチャンネルの人気作「フィニアスとファーブ」に声優の1人として参加しています。調べてみると声優ではなく"声の仕事"と自負なさっていらっしゃり、ラジオ、ナレーション、CDドラマ、キャラソン、ニコ生のようなイベント、変わったものでは世界・ふしぎ発見!のボイスオーバーなど、様々な分野で活躍されています。
橘桔平のキャラソン
橘桔平のキャラソンはソロが「Victory Road」と「Spirits of Hunter~獅子の信念~」、神尾アキラとのデュオ「プリズム」の3曲です。キャラソンなのにミディアムロックなので、1回聞いただけではアニソンと思えないでしょう。この曲は低めの歌声が非常に渋い楽曲に仕上がっています。歌詞も新しい不動峰の覚悟や千歳に怪我を負わせた迷いも込められており、かっこいいと言われています。
橘桔平に関する感想や評価
ここでは橘桔平に関する感想や評価をまとめていきます。中にはキャラソンからハマって、声優の河原慶久のファンになった方もいらっしゃいます。橘は四天宝寺の千歳千里と試合するまで、なかなか活躍らしい活躍をみることができませんでした。他の選手たちが強くなったので、橘が弱い、または雑魚とおっしゃる方もいらっしゃいます。
橘さんお誕生日おめでとうございます!!!!!
— むーみん (@agbpknh732) August 14, 2015
男らしくてかっこいい橘さんが大好きです!!!これからも不動峰の憧れとして千歳のパートナー(?)として頑張ってください!!!#橘桔平生誕祭2015 #橘桔平生誕祭 pic.twitter.com/HGPq6LPWsk
テニスの王子様はキャラクターの誕生日やバレンタインなどのイベントも盛んです。こちらは橘の誕生日をお祝いするファンの声です。不動峰にテニス部を新設したときや、全国大会での千歳千里とのやり取りで「漢」を見せたところがかっこいいとファンに絶賛されています。
テニプリの橘桔平のキャラソンを聴いて橘さんにどハマりし、川原さんにもどっぷりハマった私
— 抹茶野蓬 (@yomogi0069) August 20, 2019
こちらは橘桔平のキャラソンからテニプリだけでなく、声優の河原慶久にどっぷりハマったファンの方のつぶやきです。河原慶久は他にもキャラソンを歌ってらっしゃいます。橘のキャラソンを出して10年も経ちますが、その中でも、橘桔平がすごく好きだとおっしゃるファンの方が大勢いらっしゃいます。
テニミュ秋の大運動会2019で亜久津仁と橘桔平がベンチで最高な事をしてたので追加レポ pic.twitter.com/cpKa2CiNtR
— ミ毛 (@mike_funo) October 10, 2019
2019年10月にテニミュ秋の大運動会が開催され、Twitterにレポを発表なさっています。こちらは阿久津仁と橘桔平役の2人がベンチに座っていて、さりげない行動が可愛いとおっしゃるファンの声です。この方は橘・二翼・不動峰が大好き人間と宣言なさっています。
橘桔平の強さと過去まとめ
橘は無我の境地に対抗するオリジナルの技「猛獣のオーラ」を持っています。さすが、全国区と言われるだけの強さを持っていると言えるでしょう。ここでは橘桔平の強さと過去をまとめて紹介してきました。現在「新・テニスの王子様」で活躍を見ることができます。橘桔平に興味を持たれた方はぜひ、そちらもチェックしてみましょう。