【テニスの王子様(テニプリ)】大石秀一郎は青学の母!実力・技やアニメ声優は?

テニスの王子様(テニプリ)の大石秀一郎は、その性格から青学の母とも言われる副部長です。ダブルスの適正が高い選手でもあり、特に菊丸英二とのコンビは『黄金(ゴールデン)ペア』と呼ばれるほどになっています。この記事ではテニプリの大石秀一郎について、性格や髪型など明らかになっているプロフィール、技や、テニスの王子様作中での活躍、アニメテニスの王子様での声優情報などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【テニスの王子様(テニプリ)】大石秀一郎は青学の母!実力・技やアニメ声優は?のイメージ

目次

  1. テニプリの大石秀一郎は青学の母
  2. テニプリの大石秀一郎の実力や技
  3. テニプリの大石秀一郎のアニメ声優
  4. テニプリの大石秀一郎と他キャラの関係
  5. テニプリの大石秀一郎の活躍と名言
  6. テニプリの大石秀一郎のテニミュ俳優と実写映画キャスト
  7. テニプリの大石秀一郎に関する感想や評価
  8. テニプリの大石秀一郎まとめ

テニプリの大石秀一郎は青学の母

大石秀一郎はテニプリにおいて青学の母とも呼ばれる信頼された副部長です。この記事ではそんな大石秀一郎について、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

テニスの王子様(テニプリ)の作品情報

テニスの王子様(テニプリ)の概要

大石秀一郎が活躍するテニスの王子様(通称テニプリ)は、許斐剛先生が週刊少年ジャンプにて連載していたテニスを題材としたスポーツ漫画です。1999年に連載が開始されて2008年まで連載され、その後は、2009年から新シリーズ『新テニスの王子様』としてジャンプスクエアに移籍して連載されています。連載初期こそ、本物のテニスでも使われる技が多用されていましたが、話が進むにつれて、人間業とは思えない技が飛び出すようになりました。

メディアミックスが積極的に行われたこともあり、高い人気を集めたテニスの王子様(テニプリ)は、実際のテニス人気にも多大なる影響を与えています。アニメ化の影響もあり、当時のテニス人口を140万人増加させるほどに貢献しているのです。プロ選手として活躍する選手にもその名前が挙げられるほどで、錦織圭選手はテニプリを愛読していることを公言していたりします。

テニスの王子様(テニプリ)のあらすじ

アメリカ各州のJr大会で4連続優勝を果たした越前リョーマはアメリカから帰国した後、テニスの名門「青春学園中等部」に入学します。早速テニス部に入部したリョーマはその実力であっという間にレギュラーを獲得してしまいます。様々な先輩が登場する中、曲者揃いの青学テニス部をまとめる副部長として登場したのがこの記事で紹介する大石秀一郎です。

大石秀一郎のプロフィール

大石秀一郎は青学テニス部で副部長を務めるキャラクターです。青学レギュラー陣の中で唯一シングルスへの出場経験がないダブルスプレイヤーで、ダブルスが弱いと言われる青学においては貴重な存在になっています。プレイスタイルはカウンターパンチャータイプで、利き腕は右腕です。また学生としても非常に優秀で、その成績は学年主席を取るほどになっています。

その他、明らかになっているプロフィールとしては、身長175cmで体重55kg、血液型はO型で誕生日は4月30日の牡牛座、靴のサイズは26.5cmであることが明らかになっています。その他、特徴的な要素としては意外とこだわりが強いこと、恋愛小説や恋愛映画が好きであること、熱帯魚を飼っていることなどが明らかにされています。またブランドとしては、ナイキを使用することが多いです。

大石秀一郎が「青学の母」と呼ばれる理由

大石秀一郎は、青学の母とも呼ばれますが、そのあだ名はその性格が影響しています。どちらかといえば厳しい部長の手塚と相反するように、大石秀一郎は、穏やかな性格で周囲を気遣うことができる性格をしているのです。また朝1番に来るため、基本的には青学テニス部の鍵当番にもなっています。これらの要素が大石秀一郎が青学の母と呼ばれる要因になっているのです。

テニスやそれに関連することであれば、『青学の母』と呼ばれる大石秀一郎ですが、趣味のことにはかなりこだわりが強くなっています。ボウリングでは、マイボールを持参して無双しており、焼肉では、周囲から『焼肉奉行』と呼ばれるほどに強いこだわりを見せているのです。公式でも青学の母はネタにされており、アニメオリジナルの『ゆかいなテニプリ一家』では、実際に母・秀子として登場するなどしています。

大石秀一郎が「タマゴ」と呼ばれる理由は髪型?

大石秀一郎はテニスの王子様(テニプリ)作中では、青学の母と呼ばれていますが、テニプリファンからは、どちらかといえば『タマゴ』と呼ばれることが多いです。その理由は顔の形と髪型です。一応、作者の許斐剛先生は、美形のつもりで描いたことが明らかになっていますが、ファンからはあまり美形には思われていない傾向があります。作中でのコミック・リリーフ的な扱いも相まって、髪型から、タマゴ扱いが当たり前になっています。

大石の髪型がただの坊主頭であれば何も言われなかったのですが、大石の髪型で気になると言われるのは伸びた触覚です。前髪の部分に2本伸びる独特の髪型は、何故このような髪型にしようと思ったか謎と言われています。ちなみに中学1年の時点ではこの髪型の触覚部分はなく、坊主も少し伸びた形の髪型をしていました。

新テニスの王子様 公式ウェブサイト

テニプリの大石秀一郎の実力や技

大石秀一郎の実力や強さ

派手なプレイスタイルのキャラクターが多いテニプリにおいて、大石秀一郎の実力は決して目立つほどのものはありません。しかし堅実で確実なプレイスタイルは、勝率も高いです。特に菊丸英二との黄金(ゴールデン)ペアは全国区で名前が知られるほどの知名度を獲得しているのです。そのため、全国でもかなりの実力を誇っているプレイヤーです。

新テニスの王子様において、明らかにされたパラメーターはスピード2、パワー2、と低めですが、スタミナ4、メンタル3、テクニック4と評価されています。

大石秀一郎の技

ど派手な技が登場することが多いのがテニスの王子様(テニプリ)の1つの特徴ですが。大石秀一郎の技は決して目立つものではありません。ここからは大石秀一郎の技を一覧形式でまとめて紹介していきます。

技①ムーンボレー

大石秀一郎が個人で使用する代名詞的な技がムーンボレーです。ラケットを地面にカラカラとこすらせてボールに回転をかけることで、急激に落下してくるロブのようなボレーを打つ技になっています。大石秀一郎の場合、このムーンボレーをしっかりとコントロールして打つことが出来ます。ちなみに余談ですが、ムーンボレー自体は、地面にラケットをカラカラさせる必要は決してないので、させずとも打つことは可能です。

技②カラカラフェイント

大石秀一郎の代名詞とも言えるムーンボレーは、ラケットを地面にカラカラとこすらせることが1つのモーションとなっています。逆説的に、この動きを見たら相手はムーンボレーが来ることがわかってしまうのです。しかし大石秀一郎は、同じモーションから違う球を打つこともでき、このカラカラフェイントを組み合わせることでムーンボレー自体の威力も増しています。

技③大石の領域

元々ダブルスに強い適正を持つ大石秀一郎ですが、その適正はどちらかといえば、守備的なものです。そんな大石秀一郎の守備力は視野の広さも由来していますが、その視野の広さを生かした技が大石の領域(テリトリー)です。普段大石は、後衛に位置することが多いですが、敢えて前衛に立ち、機動力のある菊丸が後衛を務める技になっています。

大石が相手に近い位置で瞬時に球を判断することで、後衛が迷うことなくボールに迎えるという技です。どちらかといえば、守備的なスタイルの大石の中でも、最も攻撃的といえる技になっています。

技④同調

同調(シンクロ)自体は、世界のトップレベルで行われる特定のダブルスペアにおいて、サインやアイコンタクトなしにお互いのプレイを理解して行う技です。ダブルスの奇跡とも呼ばれる技ですが、大石の場合、全国大会においてこの同調を菊丸英二とのコンビで発生させています。『テニスの王子様』時点ではこの技を使用できたのは、大石。菊丸ペアのみになっています。

しかも大石の凄い所は、『新テニスの王子様』において、仁王とのコンビでも同調を成功させている所です。仁王がイリュージョンを使える特殊なタイプとはいえ、複数人と同調できるのはやはり大石のダブルス適正の高さが大きいと考えられます。

技⑤オーストラリアン・フォーメーション

大石秀一郎が菊丸英二とのダブルスペアで使用することがあるのがオーストラリアン・フォーメーションです。オーストラリアン・フォーメーション自体は実在する技で、前衛と後衛がセンターラインをまたぐように立ち、サーブを打つフォーメーションになっています。前衛後衛がどちらに動くか相手には分からないので、プレッシャーをかけることができる技になっています。

技⑥Iフォーメーション

アニメオリジナルの技ですが、オーストラリアン・フォーメーションをさらに発展させたといえる技がIフォーメーションです。オーストラリアン・フォーメーションと同じように前衛と後衛が一直線に並ぶのですが、そこに相手のリターンする選手も並ばさせることでさらなるプレッシャーを与える技になっています。

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テニプリの大石秀一郎のアニメ声優

近藤孝行のプロフィール

アニメテニプリにおいて、大石秀一郎の声優を担当したのが近藤孝行さんです。関西の鉄道会社に就職した後、声優学校に入って声優に転職したという異色の経歴を持つ声優さんで、声優としては1998年にデビューしました。テニプリが多数のメディアミックス展開をするにあたって作られたキャラクターソングでは大石秀一郎のキャラクターソング『恋風』において、作詞を手掛けるなどしています。

声優としての声種はハイバリトンが特徴となっています。演じ分けも得意としており、同じ作品で複数のキャラクターの声優を担当したこともあります。2001年には1度入院を理由に役を降りたりすることもありましたが、同年には声優の仕事に復帰し、その後も順調に声優の仕事を続けています。

近藤孝行の主な出演作品や演じたキャラ

近藤孝行さんが声優としてこれまでに演じたキャラクターとしては『ホイッスル!』の藤代誠二役、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』の久川鉄道(ぽっぽ)役、『東京喰種』の平子丈役、『ボボボーボ・ボーボボ』の泡玉のルブバ役、『バスカッシュ』のナヴィガ役、『吸血鬼はすぐ死ぬ』のカメ谷役、『爆丸バトルブローラーズ』のクラウス・フォン・ヘルゼン役などの声優を担当しています。

近藤孝行さんが声優として近年演じたキャラクターとしては『The Legend of Heroes 閃の軌跡 Northern War』のローガン・ムガート役、『ツルネ-つながりの一射-』の不破晃士郎役、『デジモンゴーストゲーム』のフレイウィザーモン役、『永遠の831』の坂田兄弟兄役、『先輩がうざい後輩の話』の土方役、『パズドラ』の爆叫の魔伯爵・ロノウェ役、『アラド:逆転の輪』のシラン役などの声優を担当しています。

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テニプリの大石秀一郎と他キャラの関係

大石秀一郎と菊丸英二の関係

ダブルスに高い適正を持つ大石秀一郎ですが、そんな大石秀一郎と青学で最もダブルスペアを組むことが多いのが菊丸英二です。身体の柔らかさと高い動体視力が特徴的な菊丸英二は、アクロバティックプレーを得意としています。派手ではあるアクロバティックプレーですが、やはり隙も大きいので、そんな隙を埋める存在が大石秀一郎となっています。

大石秀一郎の落ち着いた性格と、菊丸英二の人懐っこい性格から基本的には喧嘩するような描写もありません。青学においては何らかの理由で、一方が欠けない限りは、青学のダブルス1を務める形になっています。

大石秀一郎と手塚国光の関係

テニプリ世界において、中学テニス界では知らないものがいないほどの存在が手塚国光です。部長である手塚国光ですが、入部直後から実力者だったため、先輩に目をつけられ常に怪我を抱える形になってしまいました。関東大会以降は、手塚国光が治療のために部を離れることになると大石秀一郎が部長代理を務めるようになります。

手塚国光が治療で部を離れる決断が出来たのも大石秀一郎の存在はかなり大きくなっています。元々大石秀一郎の父は医者をしており、手塚国光の怪我の主治医もしていました。そんな重大な場面に大石秀一郎も立ち会うなどしており、2人が強い信頼感で結ばれていることを示しています。

大石秀一郎と越前リョーマの関係

部をまとめる立場にもあった大石秀一郎にとって、厄介な後輩とも言えるのが越前リョーマです。圧倒的なセンスを誇り、1年生にして青学レギュラーの座を掴んだ越前リョーマですが、他校の選手にも挑発的な態度を取るため、間を取り持つようなことも多いです。とはいえ、手塚国光同様に越前リョーマには期待しており、その面倒も請け負っています。

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テニプリの大石秀一郎の活躍と名言

ここからは、大石秀一郎についてさらに詳しく紹介するため、テニプリ作中での大石秀一郎の活躍や名言をネタバレありでまとめて紹介していきます。

大石秀一郎の活躍

活躍①菊丸英二との出会い

テニプリ作中では既に3年生の副部長として登場する大石秀一郎ですが、回想で僅かながら過去についても明らかになっています。明らかになっているのは、黄金(ゴールデン)ペアと呼ばれる菊丸英二との出会いとダブルス結成のきっかけです。2人が出会ったのは1年生の時でした。当時、菊丸英二は大石秀一郎のことをただ地味なプレイヤーとその実力を認めていませんでした。

しかし練習で大石秀一郎と菊丸英二はシングルスで戦うことになります。結果は大石が6-4で勝利を収めます。その結果に納得出来なかった菊丸は、その後何度も大石に挑みますが、何度やっても勝てませんでした。ある時、菊丸は大石が練習時間以外にも壁打ちするなどして努力している姿を目撃します。大石の実力は裏での努力の賜物であることを知った菊丸は、大石を倒せるようになるまでとダブルスを組むことを決めたのです。

活躍②地区大会の決勝戦での不動峰戦

大石が菊丸との黄金ペアでその実力を発揮したのが、地区大会の不動峰戦です。前衛キラーとも言われる不動峰の内村のショットも余裕で裁き、得意のアクロバットで悪天候すらものともしない菊丸。菊丸が自由にプレイできるのは大石の視野の広さと対応力の高さがあってのことであると描かれた試合になっています。この試合は余裕の結果で大石&菊丸の黄金ペアが勝利しました。

活躍③都大会準々決勝での聖ルドルフ学園戦

テニプリ作中でも屈指のダブルスペアである大石・菊丸の黄金ペア(ゴールデン)。そんな黄金ペアが、テニプリ作中で最初に敗れた試合が都大会準々決勝での聖ルドルフ学園戦でした。この試合、聖ルドルフ側のペアである赤澤と金田は、執拗に菊丸を狙い続けます。菊丸の苦手なコースを狙う上、金田はブレ球を得意としており、それが動体視力が良い菊丸の体力を奪うことに繋がったのです。

菊丸の足が止まる中、大石の粘りでなんとか食らいつくも、赤澤・金田組のマッチポイントまで追い込まれます。ここで菊丸が復活、タイブレークにまで持ち込みますが、最後は菊丸の体力不足が響き、転倒。これによって2人は敗れてしまうことになるのでした。

活躍④関東大会当日に怪我

関東大会当日、受付時間が迫る中、姿を見せない大石。実は大石は会場に向かう途中、任務の女性を助けて病院に居たのでした。監督に連絡が入り、桃城が病院に向かいます。病院についた桃城は大石に変わりが自分に病院に残ると言いますが、桃城は大石の手首に巻かれた包帯を目にします。実は、大石は任務を助けた際に、手首に怪我をしてしまっていたのです。

大石はジャージと共に、自身の思いを桃城に託し、さらに菊丸に「英二に悪いと伝えてくれ」と伝言を頼むのでした。大石が出場する予定だった試合には、菊丸・桃城で出場、菊丸が先輩らしくフォローに周ります。大石も会場に駆けつけて、観客席から応援し、3人でこの試合を勝利を収めます。

活躍⑤関東大会決勝戦

その後大石は、怪我を治すために、試合を欠場し、復帰したのが関東大会の決勝戦です。立海大附属との試合になったこの試合は、仁王と柳生との対決になります。大石は久しぶりの試合に不安を覚えますが、観客席には、助けた妊婦が観に来ており勇気づけられます。序盤は、仁王が菊丸を徹底マークしており、大石と柳生の打ち合いになります。

試合はレーザービームで仁王・柳生ペアが流れを掴み、大石・菊丸ペアが、オーストラリアン・フォーメーションなどで引き戻しますが、2つのレーザービームにより、主導権を握られることになります。状況を打破するべく、大石・菊丸ペアは、大石の領域(テリトリー)を使用し、なんとか主導権を握り返します。しかし最後には、惜しいところで試合に敗れてしまいます。

活躍⑥全国大会2回戦の比嘉中との試合

全国大会2回戦、この試合、菊丸が唯一シングルスで出場します。大石の怪我が、実は完治していないことが明らかになったためです。この試合、菊丸は、自身の欠点だったスタミナを改善して、試合を有利しますが、その後、対戦相手の甲斐裕次郎が「海賊の角笛(バイキングボーン)」を使用して試合を追い上げます。

菊丸はここで、菊丸ステップを応用して1人ダブルスを展開、試合はタイブレークまでもつれ込みますが、この試合は勝利するのでした。試合には勝った菊丸ですが、やはり自分はダブルスが良いとして、大石に怪我を治して戻ってくるように伝えるのでした。

活躍⑦全国大会準々決勝の氷帝学園との試合

続く準々決勝、2回戦の菊丸のプレイに感化された大石は、出場を直訴。菊丸との黄金ペアで試合に出場することになります。対戦相手は氷帝学園の宍戸・鳳ペア。試合は一進一退に進みますが、その中でも強力だったのが鳳のスカッドサーブでした。大石・菊丸はこのスカッドサーブを攻略出来ず、確実にゲームを抑えられてしまい、試合は、氷帝ペアがマッチポイントを迎えてしまいます。

しかし、窮地に追い込まれると、大石・菊丸ペアの呼吸が合い始め、この試合で初めて「同調(シンクロ)」を行います。同調により、驚異的な追い上げを見せる黄金ペアでしたが、同調していることにより、大石の手首が限界であることを感じ取った菊丸がセーブしたことで敗北することになるのでした。

活躍⑧全国大会決勝の立海大学附属との試合

黄金ペアが青学の選手としての最後の試合となったのが全国大会決勝の立海大附属の丸井ブン太と、ジャッカル桑原との試合です。この試合を有利に進めたのは、立海大附属のペアでした。5-2とゲームを先行されてしまいます。しかしこれにはカラクリがありました。実は、この試合の裏で、越前リョーマが記憶喪失になっており、2人は時間稼ぎをしていたのです。

その後、記憶が戻りつつあることを伝えられた大石・菊丸は、意図的に同調(シングル)を発動させます。やはり同調(シンクロ)は強く、試合を一気に逆転させ、7-5で勝利を掴むのでした。

活躍⑨U-17日本代表選抜合宿

その後『新テニスの王子様』において、大石はU-17日本代表選抜合宿に招集されることになります。コーチからの『2人組を作ってください』と言われ、大石は菊丸とペアを作ります。そこで課せられたのは、『シングルスで試合をして負けた方は脱落』という同士討ちの試合でした。大石のことを気にして実力を出せない菊丸に対し、大石は、手加減するな!と発破をかけました。

これにより、菊丸は本気を出して、これに勝利、大石は合宿を脱落し、三船入の特訓に参加することになり、独特な特訓を受け続けることになります。

特訓の末、2軍『革命軍』となった大石は、仁王とダブルスペアを組み、1軍の高校生陸奥兄弟ペアに挑戦することになります。仁王がイリュージョンして菊丸になることで同調(シンクロ)を発動させて挑む大石。仁王ペアですが、相手の陸奥兄弟も同調(シンクロ)を使い、試合をすることになります。同調同士のぶつかり合いは、やはり双子の兄弟であり練度も高い陸奥兄弟が先行することになります。

ここで大石・仁王ペアは、大石が前衛を務めて『大石の領域』を発動します。さらには仁王が陸奥兄弟にイリュージョンすることで陸奥兄弟と同調し、情報を共有することで、大石がゲームを支配するのです。その後、最後まで、試合の経過は描かれませんでしたが、大石・仁王ペアが勝利して、1軍No16となることになりました。

活躍⑩U-17W杯予選リーグBブロック1回戦

U-17W杯予選リーグでは、日本はギリシャと対決することになります。大石は、No9の越知月光と組んでダブルスに出場します。試合の流れがつかめない大石・越智ペアでしたが、越智がメンタルアサシンと呼ばれる実力を発揮、大石は肩から血を流す怪我を負いますが、気合で試合を続行、最終的にはこの試合7-5で大石・越智ペアが勝利をしています。

大石秀一郎の名言

大石秀一郎の名言①「俺達は勝つ為に…」

俺たちは勝つ為に来た‼

大石が代理部長としてチームをまとめるべくいった名言がこの名言です。関東大会決勝戦で立海大附属を部長の手塚国光不在で迎えることになった青学を発破するべく、立海大附属に宣戦布告するべく、告げています。

大石秀一郎の名言②「肉汁をなんだと…」

肉汁を何だと思ってるんだー!

基本的には真面目で、温厚な性格をしている大石秀一郎ですが、そんな大石秀一郎が、タマゴ等、ファンからいじられキャラになっている理由がこの名言です。この名言の他にも「そんなにタレをジャブジャブつけるな」「牛タンは表30秒裏15秒」など様々な名言を残しています。このことから『焼肉奉行』と言われるなど、普段とは違った一面を見せています。

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テニプリの大石秀一郎のテニミュ俳優と実写映画キャスト

大石秀一郎のテニミュ俳優が他界?

テニプリのミュージカル、通称テニミュにおいては5人の俳優が大石秀一郎役を担当しています。これまでに担当したのは、土屋裕一さん、鈴木裕樹さん、滝口幸広さん、豊田裕也さん、辻本祐樹さんが演じています。その中で、滝口幸広さんが2019年に、突発性虚血心不全で亡くなっています。この影響で、一部で大石秀一郎が他界したと言われる結果になっています。

大石秀一郎の実写映画キャストは鈴木裕樹

実写映画テニスの王子様では、テニミュで2代目俳優を担当していた、鈴木裕樹さんが担当しています。鈴木裕樹さんは、岩手県出身で、ワタナベエンターテインメント所属の俳優さんです。舞台はもちろん、映画や特撮、テレビドラマなど幅広く活躍しています。実写映画テニスの王子様での演技も非常に評価が高くなっています。

鈴木裕樹さんがこれまでに出演した作品としては、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』『警視庁・捜査一課長』シリーズ、『ゲゲゲの女房』『相棒』『科捜研の女』『アンナチュラル』『シャカリキ』『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』『ひまわり〜沖縄は忘れない あの日の空を〜』などに出演しています。

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テニプリの大石秀一郎に関する感想や評価

ここからは既にテニプリを読んでいる人の大石秀一郎についての感想をネタバレありで紹介していきます。大石秀一郎については、地味で実力が分かりにくいとする声が多くなっています。菊丸とのコンビで黄金ペアと呼ばれながらも、実際には作中では苦戦も多く、負けた試合も多くなっています。その上で、技もどちらかといえば目立たない技が多いことで、埋もれているとする声も見られているのです。

技としては大石の領域が強いとはされながらも、目立つ技も多いテニプリにおいてはやはり地味であり、強さと見た目があってないとする声も多くなっています。せめてもう少し見た目が派手なら良かったのにとする声も多いです。

また大石はネタにされることが多く、特にネタにされることが多いのがその髪型です。タマゴとも言われるその髪型ですが、作者公認で美形と言われるにも関わらず、髪型のせいでファンからそういう扱いをされないのが面白いと言われる結果になっています。そもそも大石に関わらず、テニプリのキャラクターの髪型は理由などは明かされておらず、大石がどのような理由で現在の髪型になったのか知りたいという声が見られているのです。

実際テニプリ作中で描かれている中1時代の大石の髪型は、現在とは少し違う髪型をしています。この2年間の間でどういう心境の変化があったのか、気になると言われています。坊主は分かるとは言われるものの、特徴的な触覚があるのが謎であるとされているのです。ふざけた性格のキャラクターならまだしも、真面目な大石がこの髪型をしているのがわからないと言われる結果になっています。

アニメテニプリで声優を担当した近藤孝行さんに関しては、アニメでの熱演もさることながら、歌唱力の高さを評価する声が多いです。テニプリで数多く出されたアニソンの中でも大石のキャラソンである、『恋風』はかなりの人気を博しています。大石秀一郎が、近藤孝行さんの声優としての代表作の1つになっているのは、間違いないという声も多いです。

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テニプリの大石秀一郎まとめ

テニプリの大石秀一郎は、地味で目立たないながらも、髪型や焼肉奉行などネタが豊富でファンから愛されるキャラクターです。アニメテニプリでも、声優の近藤孝行さんの熱演もあって、さらに人気が高まるキャラクターになっています。怪我などのトラブルには見舞われつつも同調(シンクロ)を発動するなど特にダブルスで進化を発揮するキャラクターになっています。

決して髪型などはともかく、実際の作中では目立つキャラクターではない大石秀一郎ですが、テニプリ作中ではテニスにおいてはしっかり活躍しており、新テニスの王子様では代表メンバーにも選ばれるほどになっています。今後も活躍する可能性の高い動画なので、今後テニプリを見る時は、大石秀一郎にも注目しながら視聴してみましょう。

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