【テニスの王子様】ジャッカル桑原は4つの肺を持つ男？無職と呼ばれる理由は？

『テニスの王子様（テニプリ）』のジャッカル桑原は、青春学園のライバルである立海大附属中テニス部のレギュラーメンバーです。作中では、関東大会と全国大会で青春学園と戦っています。本記事ではジャッカル桑原の必殺技や活躍など、詳しい情報をまとめて解説します。まずは、ジャッカル桑原の基本的なプロフィールと、テニスの王王子様の作品情報を見ていきましょう。

テニスの王子様（テニプリ）は、中学校のテニス部を舞台としたスポーツ漫画です。作者は許斐剛さんで、掲載誌は週刊少年ジャンプです。テニスの王子様の続編となる『新テニスの王子様』は、ジャンプスクエアに掲載されています。テニスの王子様はテレビアニメだけでなく、ゲームやミュージカル、OVAなど、多方面でメディアミックスが行われています。テニスの王子様は社会的にも大きな反響を呼び、テニスの競技人口を大幅に増加させました。

アメリカで天才テニスプレイヤーとして活躍していた越前リョーマは、帰国して青春学園中等部に入学します。越前リョーマは1年生にも関わらず、青春学園テニス部でレギュラーを勝ち取ります。越前リョーマの目標は自分の父親を越すことでしたが、部長の手塚国光に負けて「青学の柱」を託されたことで目標が変わります。越前リョーマは青春学園の全国制覇を新たな目標に据え、ライバルたちと競い合うのでした。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原は、日本人とブラジル人のハーフです。小学校の頃に来日し、立海大附属中学校に入学します。11月3日生まれのO型で、登場時は中学3年生でした。身長は178cm、体重は69kgです。その後、身長は179cm、体重は70kgに成長しました。頭を剃ることが日課で、常にスキンヘッドにしています。テニス以外では、ヒップホップダンスやコーヒー豆のハンドドリップなどを得意としています。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原は、「4つの肺を持つ男」と呼ばれています。そう呼ばれる理由は、ジャッカル桑原の驚異的なスタミナにあります。ジャッカル桑原は肺活量が8000mlもあり、練習では手に入れることができない天性の心肺機能を持っています。成人男性の肺活量の目安が3500ccであることを考えると、ジャッカル桑原の肺活量がどれほど多いかわかるでしょう。

ジャッカル桑原はこのスタミナ力を活かし、ダブルスでは主に守備を担当しています。スタミナがあるジャッカル桑原の守備はどこまでも粘り強く、「鉄壁の守護神（ディフェンダー）」とも呼ばれています。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原は、無職だと呼ばれることがあります。ジャッカル桑原はまだ中学生であるため、無職で当然だともいえます。それにも関わらず、無職と呼ばれてしまうのはなぜでしょうか？ジャッカル桑原が無職と呼ばれる理由は、本人ではなく家庭環境にありました。

ジャッカル桑原の父親は一時期無職になったことがあり、その頃のジャッカル桑原は非常に貧しい暮らしをしていました。実際に無職だったのは父親ですが、その息子であるジャッカル桑原も無職と呼ばれるようになったようです。父親はその後ラーメン屋を営むようになり、無職ではなくなりました。

ポジティブ・ディフェンスは、ジャッカル桑原の大きな武器のひとつです。ジャッカル桑原は持ち前のスタミナ力で、前衛に落ちたボールまで拾ってしまいます。他の人には真似できないような守備範囲の広いディフェンスが、ジャッカル桑原のポジティブ・ディフェンスです。ジャッカル桑原のポジティブ・ディフェンスは直接的な得点力はありませんが、相手のミスを誘うことでチームの得点につなげています。

ポール回しは実際にあるテニスの技で、ボールをポールの外を通して相手コートに入れるショットのことです。ジャッカル桑原がポール回しを打ったときは、ボールが審判台の下を通って相手コートに戻っていました。その神業のようなショットに、観客席からは歓声が起こります。ジャッカル桑原は試合で海堂薫のブーメランスネイクを打ち返し、お返しとばかりにポール回しで対抗したのでした。

ジャッカル桑原の必殺技である「ねずみ花火eat」は、「ねずみはなビート」と読みます。こちらもスタミナを活かしたジャッカル桑原のディフェンス技で、コートの端から端まで走り回るターンデぃフェンスのことです。作中のジャッカル桑原は、本当にねずみ花火のようにグルグルと走り回っていました。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原は、小さい頃はブラジルのリオ・デ・ジャネイロでテニスをしていました。ブラジルでは体格の差で不利な状況でしたが、先輩にコーチをしてもらったおかげで試合に勝つことができます。その後、小学生のときに来日し、サントス私立小学校へ転入します。そこから神奈川第三小学校へ転校し、立海大附属駐学校に入学しました。ジャッカル桑原が来日した理由については、明らかになっていません。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原は、日本の小学校で丸井ブン太と出会います。丸井ブン太とジャッカル桑原は同じ立海大附属中学校に入学し、テニス部で切磋琢磨する仲間となります。ジャッカル桑原がダブルスを組む相手はほとんど丸井ブン太で、試合でも相性の良いことがわかります。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原が2年生になったとき、テニス部に切原赤也が入学してきました。切原赤也はテニスの実力に自身を持っており、当時2年生だった幸村精市、真田弦一郎、柳蓮二の3人に試合を申し込みます。しかし、「三強（ビッグスリー）」ともいわれている3人に勝てるはずもなく、切原赤也は完敗してしまいました。その後、部活に顔を出さなくなった切原赤也を、ジャッカル桑原は丸井ブン太とともに励まします。

テニスの王子様（テニプリ）の関東大会決勝で、ジャッカル桑原は青春学園の桃城・海堂ペアと対戦しました。このときのジャッカル桑原は、いつも通り丸井ブン太とペアを組んでいました。丸井ブン太は「綱渡り」という必殺技で桃城・海堂ペアを翻弄し、ジャッカル桑原もポール回しで海堂薫に対抗します。

5-0とリードしていたジャッカル・丸井ペアでしたが、気合を入れ直した桃城・海堂ペアに1ゲーム返されます。しかし、2人の反撃はそこで止まり、最終的には6-1でジャッカル桑原と丸井ブン太の勝利が決まりました。

立海大附属中テニス部は全国大会へと進み、その決勝戦で再び青春学園と当たります。全国大会の決勝でも、ジャッカル桑原は丸井ブン太とペアを組んでダブルスの試合に出場しました。このときの対戦相手は、青春学園のゴールデンペアともいわれている菊丸・大石ペアでした。1ゲームを先取されたジャッカル桑原と丸井ブン太は、それまで腕につけていたパワーリストとパワーアンクルを外します。

2人はこれまで、わざと20kgの負荷をかけて試合をしていたのです。身軽になった2人は、ジャッカル桑原の「ねずみ花火eat」や丸井ブン太の「時間差地獄」などで追い上げます。5-2と青春学園を追い詰めたジャッカル・丸井ペアでしたが、そこで菊丸・大石ペアが「同調（シンクロ）」を使います。ジャッカル桑原と丸井ブン太は「同調（シンクロ）」に手も足も出ず、7-5で逆転負けしてしまいました。

新テニスの王子様（テニプリ）では、ジャッカル桑原はU-17の合宿に参加しています。ここでコーチから「2人組を作ってください」と指示を受けたジャッカル桑原は、いつも通り丸井ブン太とペアを組みます。誰もがダブルスのペア決めかと思っていましたが、コーちの目的はペアを組んだ者同士のシングルスマッチでした。丸井ブン太と対戦することになったジャッカル桑原は、8-10で負けてしまいました。

ジャッカル桑原と丸井ブン太が初めて出会ったのは、9歳のときでした。ジャッカル桑原が日本の小学校に転入した際、初めて声をかけてくれたのが丸井ブン太だったのです。来日したばかりのジャッカル桑原はまだ日本語が流暢に喋れず、笑われることもありました。

しかし、丸井ブン太だけは、ジャッカル桑原のことを笑わなかったのです。丸井ブン太はジャッカル桑原にとってテニスのパートナーであるだけでなく、大切な幼なじみでもあります。作中では、ジャッカル桑原と丸井ブン太の仲の良い様子が描かれています。

テニスの王子様（テニプリ）の切原赤也は、ジャッカル桑原にとっては後輩に当たります。年齢はひとつ下ですが、立海大附属中テニス部のエースとして活躍しています。ジャッカル桑原は何かと切原赤也の面倒を見ており、切原赤也や越前リョーマと草試合をするときも、付き添いとして見守っていました。ジャッカル桑原と切原赤也は、部活外でも交流する姿が描かれています。

テニスの王子様（テニプリ）の真田弦一郎は、ジャッカル桑原と同学年のテニス部員です。立海大附属テニス部の副部長も務めている真田弦一郎は、中学テニス界では「皇帝」とも呼ばれている大きな存在です。自分にも他人にも厳しく、風紀を乱した部員にはビンタで制裁を加えます。ジャッカル桑原は、切原赤也の巻き添えを食らってビンタをもらったことがあります。

テニスの王子様（テニプリ）でジャッカル桑原の声優を担当したのは、檜山修之さんです。檜山修之さんは、1967年8月25日生まれのA型です。日本史が好きだった檜山修之さんは、高校の頃歴史の研究家を目指していました。しかし、大学の史学科のレベルの高さを知り、その夢を諦めます。放送部で活動していた檜山修之さんは、次第に声の芝居の楽しさに目覚めます。

そして、声の芝居で生活をしたいと思うようになり、声優の養成所に入ることを決意しました。高校を卒業した檜山修之さんは、新聞奨学生をしながら東京アナウンス学院と日本ナレーション演技研究所に通います。1989年にOVAの『かいけつゾロリ』で声優デビューを果たし、それからテレビアニメにも出演するようになります。現在では、声優養成所などで講師も務めています。

声優の檜山修之さんは、『地球SOS それいけコロリン』のシンドローム役で初めてのレギュラー役を担当します。その後は、『幽☆遊☆白書』の飛影や『名探偵コナン』の京極真、『ケロロ軍曹』の556（コゴロー）など、数々の人気キャラを演じてきました。最近出演した作品や演じたキャラには、『呪術廻戦』の壊相、『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』のグレッグ・フォウ・セバーグ、『大雪海のカイナ』のハンダーギルなどがあります。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原に関しては、「かわいい」という感想が多く寄せられていました。見た目からは「かわいい」というイメージがわかないジャッカル桑原ですが、性格や笑顔、丸井ブン太が大好きなところなどが「かわいい」と感じるようです。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原は、印象的な名前をしています。そのため、「名前が好き」という感想や、「名前が面白い」という感想が多く見られました。また、ジャッカル桑原の名前だけでなく、必殺技の名前にも注目が集まっていました。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原は、優しくていい人だと評判です。ワイルドな見た目と優しい内面とのギャップに、魅力を感じる人もいました。また、優しいだけでなく、「強くて優しい」といったコメントや、「優しくてかっこいい」というコメントも見られました。

テニスの王子様（テニプリ）のジャッカル桑原についてまとめました。ジャッカル桑原は立海大附属中テニス部のレギュラーで、主にダブルスの試合で活躍しています。持ち前のスタミナを活かしたプレースタイルは、青春学園の海堂薫や桃城武をも苦しめました。ジャッカル桑原の活躍は関東大会や全国大会で見られるため、ぜひ漫画やアニメでジャッカル桑原の試合を振り返ってみてください。