【テニスの王子様】葵剣太郎は六角の1年生部長！海堂薫戦やアニメ声優も紹介

『テニスの王子様（テニプリ）』の主人公である越前リョーマが所属しているのは、青春学園テニス部です。作中には、青春学園のライバルとなる中学校が多く登場します。そのうちのひとつが、葵剣太郎が所属する六角中学校です。葵剣太郎は六角中テニス部の1年生部長で、テニスの王子様の関東大会で初めて姿を現しました。本記事では、六角中の部長である葵剣太郎について詳しく解説します。

テニスの王子様（テニプリ）は、中学校のテニス部をテーマにしたスポーツ漫画です。作者は許斐剛さんで、1999年から週刊少年ジャンプで連載が始まりました。その後、9年間の連載を経て、2008年の14号で最終回を迎えます。2009年の3月からは、『新テニスの王子様』と名前を変え、ジャンプスクエアで連載が再開されました。新テニスの王子様は、現在でも物語が続いています。

テニスの王子様は、2001年の10月からテレビアニメも放送されました。幾度となく放送期間が延期され、最終的には2005年3月まで放送が続きました。2006年にはテレビアニメの続編がOVA化され、さらに2012年の1月から新テニスの王子様のアニメが放送されます。新テニスの王子様の2期はOVAで制作され、しばらくはテレビアニメの放送はありませんでした。

2018年と2021年には、新たなOVAが発売されています。その後、アニメの放送20周年となる2021年10月10日に、10年ぶりとなるテレビアニメの制作が発表されます。このアニメは『新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP』というタイトルで、2022年の7月から9月まで放送されました。テニスの王子様はミュージカルや実写映画にもなり、大きな人気を集めています。

アメリカのジュニア大会で4連続優勝を果たした越前リョーマは、帰国後テニスの名門である青春学園に入学します。リョーマは入学早々テニスの実力を見せつけ、1年生にしてレギュラーを獲得します。リョーマは個性的なテニス部の仲間たちと切磋琢磨しながら、団体戦で全国制覇を目指します。多くのライバルたちとの戦いを通して、リョーマは少しずつ成長していくのでした。

テニスの王子様（テニプリ）の葵剣太郎は、六角中学校の1年生です。誕生日は12月20日で、血液型はO型です。身長は165cm、初登場時の体重は53kgです。その後、関東大会から全国大会の間に体重が減り、45kgになりました。テニスの王子様の登場キャラの中では珍しい坊主頭で、キリっとした顔つきをしています。見た目はそれほど悪くないのですが、坊主頭のせいか女の子からモテないようです。

これまでに女の子と付き合ったこともなく、失恋率は100％です。そのせいか、葵剣太郎は常にモテることを考えており、ゲーム中も女の子ウケが良いプレーをしようと努力しています。葵剣太郎はプレッシャーに強く、それがテニスの試合でも大きな武器となっています。プレッシャーに強いだけでなく、そのプレッシャーを楽しめるという鋼のような精神力の持ち主です。

葵剣太郎は、1年生でテニス部の部長をしているという珍しいキャラです。葵剣太郎が1年生ながらに部長を務めているわけは、顧問であるオジイに指名されたからです。原作では、小学6年生の秋にすでに次期部長に決定していました。

テニスの王子様（テニプリ）の六角中学校は、関東大会の準決勝で青春学園と当たりました。葵剣太郎はシングルス3に登場し、青春学園の海堂薫と対戦します。試合開始早々海堂薫のスネイクが炸裂し、葵剣太郎はあっという間に4ゲームを落としてしまいました。

しかし、これは葵剣太郎の作戦で、自分にプレッシャーをかけるために敢えて4ゲームを捨てたのです。追い込まれた葵剣太郎はそこから本気を出し、怒涛の追い上げを見せます。しかし、そこで海堂薫のスイッチが入ってしまい、最終的には5-7で負けてしまいました。

テニスの王子様（テニプリ）の葵剣太郎は、上級生と互角に渡り合えるほどの実力の持ち主です。1年生で部長に指名された際、誰からも抗議の声が上がらなかったことからも、葵剣太郎の実力が確かであることがうかがえます。葵剣太郎の得意技はコードボールで、海堂薫との戦いでもコードボールを武器に追い上げました。わざとコードボールを狙うためには、ずば抜けたコントロールが必要となります。

何度も完璧なコードボールを決められる葵剣太郎は、優れた制球力の持ち主であるといえるでしょう。関東大会の試合では、海堂薫のスネークにもついていけるフットワークの良さも見せています。また、葵剣太郎は、パワー自慢の天根ヒカルとも互角に渡り合えるだけの筋力もあります。

テニスの王子様（テニプリ）で葵剣太郎役を演じたのは、声優の豊永利行さんです。豊永利行さんは、1984年4月28日生まれの声優です。出身地は東京都八王子市で、三宅裕司さんが主催する劇団のスーパーエキセントリックシアターに所属しています。もともとは役者を志しており、ミュージカルの子役でデビューしました。その後は、テレビドラマや舞台、映画などで幅広く活動しています。

豊永利行さんは、2002年に放送された『ヨコハマ買い出し紀行-Quiet Country Cafe-』のタカヒロ役で声優デビューしました。その後、徐々に声優としての仕事が増えていきます。豊永利行さんはテレビアニメの前に、テニスの王子様のミュージカルに出演しました。そこで声優としても出演したいと希望し、オーディションを経て葵剣太郎役を獲得しました。

豊永利行さんが、これまでに声優として出演した作品や演じたキャラを紹介します。豊永利行さんが2000年代に出演した作品と演じたキャラは、『ふたつのスピカ』の府中野新之介、『アイシールド21』の細川一休、『フレッシュプリキュア！』の御子柴健人などです。

2010年代に入ると、『デュラララ!!』の竜ヶ峰帝人や『東京喰種トーキョーグール』の永近英良、『文豪ストレイドッグス』の谷崎潤一郎などを担当しました。2020年代には、『アイ★チュウ』の御剣晃、『群青のファンファーレ』の宝生迅人、『Buddy Daddies』の来栖一騎などを演じています。

テニスの王子様（テニプリ）の葵剣太郎には、「かわいい」という感想が多く寄せられていました。坊主頭という見た目だけでなく、中学生らしい性格もかわいいと人気です。テニスの王子様には大人っぽいキャラが多いため、葵剣太郎のかわいさがより一層際立つようです。

テニスの王子様（テニプリ）の葵剣太郎は、他の登場人物のようなイケメンキャラではありません。しかし、外見が悪いというわけではなく、むしろ鼻筋が通ったスッキリとした顔立ちをしています。そのため、「髪の毛を伸ばせばイケメンになる」というコメントを上げている人が多かったです。

テニスの王子様（テニプリ）の葵剣太郎は、作中ではモテない男子という設定です。しかし、テニスが上手で性格も良い葵剣太郎がなぜモテないのか、疑問に思う人もいました。葵剣太郎をかっこいいと感じている人も多く、モテないことが信じられないようです。作中ではモテない葵剣太郎ですが、ファンの間ではかなりモテていました。

テニスの王子様（テニプリ）に登場する葵剣太郎のプロフィールや実力、アニメの声優についてまとめました。葵剣太郎は関東大会で海堂薫に敗れはしましたが、大きな活躍を見せてくれました。それほど出番は多くないものの、印象に残りやすいキャラです。すでにテニスの王子様を見たことがある人も、原作やアニメで葵剣太郎の魅力を再確認してみてください。