【推しの子】宮崎県が聖地なのはなぜ？舞台となった高千穂や天鈿女命との関係は？

この記事では推しの子の聖地が宮崎県高千穂町になっているのはなぜなのか、天鈿女命との関係とは何なのかを考察していきます。さらに、推しの子のその他の聖地についても紹介していきます。そして、その前にまずは推しの子の作品情報を紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

推しの子とは、アニメ化が決定している大人気漫画です。作者は、原作担当の赤坂アカ先生と作画担当の横槍メンゴ先生です。推しの子のアニメは2023年4月から放送される予定になっており、1話は90分の拡大スペシャルとして放送されると話題になっています。また、推しの子は漫画も既に人気が高く2022年10月時点で380万部を突破しています。単行本は、最新刊の11巻が2023年3月17日に発売されるようです。

推しの子は、大人気アイドルの星野アイが極秘で出産するために宮崎の病院にやってくるところから物語が始まります。アイの担当医はゴローという男性医師で、彼はアイの大ファンでした。ゴローがアイのファンになった理由は、過去に担当したさりなという患者がアイの大ファンだったからです。そして、ゴローはアイの出産に向けて医者として全力でサポートしますが、その当日にゴローは何者かに殺されてしまいます。

推しの子の聖地のひとつに宮崎県高千穂がありますが、なぜ推しの子の聖地は宮崎県高千穂になったのでしょうか？ここからは、なぜ推しの子の聖地が宮崎県になったのか、なぜB小町が宮崎でPV撮影をすることになったのかということを考察していきます。

推しの子の聖地が宮崎県高千穂になった理由はなぜなのでしょうか？その理由には、宮崎県高千穂にある荒立神社が関係しています。荒立神社は、芸能の神様が祀られていることから芸能人がお忍びで訪れることの多い神社だといわれています。また、子宝などにもご利益があるといわれています。このことから、芸能界がテーマで推しの子供に転生する物語になっている推しの子にピッタリで、聖地になったのではといわれています。

もう一つの理由には、荒立神社に祀られている「天鈿女命」が関係しています。天鈿女命の名前は推しの子の作中でも登場していましたが、天鈿女命とはどういった神様なのでしょうか？

天鈿女命は天照大神が岩屋に隠れたときに目の前で踊って天照大神を誘い出した女神です。前述した芸能の神様とは、そのような天鈿女命のことを指します。このように天鈿女命と宮崎の高千穂町には深い関係があり、推しの子で天鈿女命の名前を出すためにも宮崎県の高千穂を聖地にする必要があったのかもしれません。

そもそも、なぜルビーたちB小町は宮崎でPV撮影をすることになったのでしょうか？その理由は、B小町のメンバーの一人であるMEMちょの友人クリエイターがたまたま宮崎に住んでいたからです。そのため、MEMちょの友人クリエイターがいる宮崎でPV撮影をすることになったルビーたちは宮崎へ向かいます。

しかし、B小町が宮崎でPV撮影をすることになったのは本当に偶然が重なったからなのでしょうか？推しの子の75話では、黒川あかねもアクアたちの故郷である宮崎がPVの撮影場所になったと聞いて「そんな事普通ない」と驚いていました。偶然が重なりすぎていて、アクアとルビーはまるで神様に導かれているようです。

ここからは、推しの子で起こった宮崎の高千穂での出来事を紹介していきます。宮崎の高千穂は、アクアとルビーが生まれた場所でもありますが、それ以外にも様々な因縁がある場所です。ここからはその出来事を紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

宮崎の高千穂は、星野アイが出産に選んだ病院がある場所です。ゴローは宮崎県の高千穂にある産婦人科のある病院に勤めていました。そこにやってきたのが星野アイだったのです。東京の産婦人科だと人目についてしまうため、あえて目立たない宮崎の病院を選んだようです。

また、宮崎の高千穂はゴローが殺された場所でもあります。アイの担当医になったゴローは、推しのアイドルが妊娠していたことに驚きつつも彼女が無事に出産できるように医者としてベストを尽くすと決めていました。しかし、ゴローはアイが産気づいた日にある男に殺されてしまいます。殺された場所は、勤めていた宮崎の高千穂の病院のすぐ近くだったようです。

また、宮崎はルビーの前世であるさりなが生まれ育ち死んだ場所でもあります。さりなはゴローが研修医だった頃に担当していた患者で、病気により若くして死亡してしまいました。ゴローが研修医をしていた病院もアイが出産した病院だったため、さりなが死んだのは高千穂の病院だったということになります。

また、宮崎の高千穂はルビーが謎の少女と出会った場所でもあります。ルビーはB小町のPV撮影で宮崎の高千穂を訪れ、ゴローの遺体を発見してしまいます。その後に出会ったのが謎の少女でした。謎の少女は、なぜかアイやアクア、ルビーのことを知っている口ぶりでした。謎の少女の正体は一体何なのでしょうか？謎の少女の正体は天鈿女命なのではないかと言われていますが、その真相は未だ不明です。

また、宮崎の高千穂はルビーが闇落ちした場所でもあります。前述したように、ルビーは宮崎でゴローの遺体を発見してしまいます。ルビーはそれまでゴローが今もどこかで生きていると思っていて、ゴローに見つけてもらうためにアイドルを頑張ろうとしていました。しかし、ゴローの遺体を発見してしまいその夢は叶わなくなります。ショックを受けたルビーは、ゴローとアイを死に追いやった犯人への復讐を決意するのです。

ここからは、推しの子の宮崎にある聖地や舞台を紹介していきます。ゴローがいた病院は架空の場所なのかどうかも紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください！

推しの子の宮崎にある聖地や舞台1つ目は、高千穂にある看板です。上記の画像のように「ようこそ」と高千穂に来た人を歓迎する言葉が書かれています。この看板は、推しの子の作中でもほとんどそのまま描かれていて、話題になりました。別名「ひむか神話街道」と呼ばれる国道218号線沿いにありますので、気になる方はぜひ行ってみてください。

推しの子の宮崎にある聖地や舞台2つ目は、手力男の舞の像です。手力男の舞の像は、高千穂町商工会の周辺に存在しています。推しの子では74話と75話で手力男の舞の像とその周辺の景色が描かれていました。手力男とは天手力男神のことで、天鈿女命とも関係しています。

次に、ゴローがいた病院は架空の場所だったのかを考察していきます。ゴローが働いていた病院は、アクアとルビーが生まれたとても重要な場所ですが、その病院は実在していないようです。推しの子の作中では、宮崎の高千穂にある大きい病院で、名前は「宮崎総合病院」だとされています。

しかし、実際には高千穂町にゴローがいたような産婦人科がある大きい病院は存在しないようです。小さな産婦人科の診療所は高千穂町に存在しますが、外観が全く違うためモデルとはいえません。また、宮崎県内に「宮崎総合病院」という名前の病院も存在しません。このようなことから、ゴローがいた病院は架空の場所だったのではないかといわれています。

ここからは、推しの子の宮崎以外の聖地や舞台を紹介していきます。推しの子の始まりの場所の聖地は宮崎でしたが、それ以外の聖地は東京などが多いようです。気になった方はぜひ聖地に足を運んでみてください！

推しの子の聖地1つ目は、渋谷警察署です。渋谷警察署は、推しの子の26話で自殺未遂をした黒川あかねが補導された際に登場しました。「渋谷警察署」という名前自体がしっかりと作中に登場しているため、モデルということで間違いないようです。場所は、その名の通り東京都の渋谷区にあります。

推しの子の聖地2つ目は、国立国会図書館です。推しの子の28話で黒川あかねがアイのことを調べるために向かった場所が国立国会図書館でした。国立国会図書館は、日本国内で出版された全ての出版物が揃っている図書館で様々な情報を調べるのにうってつけの場所です。国立国会図書館は、東京都千代田区にあります。

推しの子の聖地3つ目は、IHI STAGE AROUND TOKYOです。東京都江東区にあるIHI STAGE AROUND TOKYOは円形の観客席が配置され、歌舞伎や演劇などの舞台を見ることができる施設です。推しの子の作中では「H-H STAGE AROUND」という名前の施設が登場しました。46話で、アクアとあかねが2.5次元舞台を観に行った場所です。名前も施設の特徴も似ているため、モデルになっていると言われています。

推しの子の聖地4つ目は、スターバックス新宿3丁目店です。推しの子の作中では「STAR BOOKS COFFEE」という名前で73話で登場しました。有馬かなとアクアが待ち合わせをしていた場所でした。店の名前は違いますが、看板や店のマークなどからスターバックス新宿3丁目店で間違いないのではないかと言われています。

推しの子の聖地5つ目は、バルバッコア新宿店です。バルバッコア（Barbacoa）はブラジルスタイルのBBQ料理やサラダバーが魅力的なシュラスコ料理店です。推しの子の作中では73話で登場しました。アクアが有馬かなと食べに行くためにさりげなく予約していたお店です。作中では「PARPANIA」という名前になっていましたが、ロゴや看板などからバルバッコア新宿店がモデルで間違いないと言われています。

推しの子の聖地6つ目は、Zepp Tokyoです。Zepp Tokyoは東京都江東区にあるLIVE会場です。2021年12月31日を最後に閉業されています。推しの子の作中では、36話で登場しました。ジャパンアイドルフェスにやってきたルビーたちの後ろに描かれています。ちなみに、ジャパンアイドルフェスのモデルは「TOKYO IDOL FESTIVAL」だと言われています。

推しの子の聖地7つ目は、フジテレビ湾岸スタジオです。フジテレビ湾岸スタジオは東京都江東区にあるテレビ局です。推しの子の作中では、37話で登場しました。ジャパンアイドルフェスにやってきたルビーたちの控室があった建物がフジテレビ湾岸スタジオだったようです。

それでは、最後に推しの子の舞台になっている宮崎に関する感想や評価について紹介していきます。宮崎が宮崎の舞台になっていることに関して、宮崎はあまり漫画の聖地になることがないから嬉しいという感想が多くありました。宮崎に住んでいる方の中では、推しの子の聖地になって嬉しく感じている方が多いようです。

また、宮崎以外に住んでいる方の感想では推しの子の聖地巡礼として宮崎県に行きたいという感想もありました。宮崎県に行って、推しの子に登場している場所を聖地巡礼したいというファンは多いようです。

また、推しの子のアニメ1話が劇場で先行上映されることに関して、なぜ宮崎では上映されないのかと疑問に思う声も多くありました。宮崎は推しの子にとって始まりの場所であり、その場所で先行上映されないことを残念に思っている宮崎県のファンは多いようです。

この記事では推しの子の聖地が宮崎県高千穂町になっているのはなぜなのか、天鈿女命との関係とは何なのかを考察してきました。推しの子の聖地が宮崎県高千穂町になっている理由には、高千穂町の荒立神社に祀られている天鈿女命が関係していたようです。もしこの記事を読んで、推しの子の聖地の宮崎が気になった方はぜひこの機会に宮崎の聖地に足を運んでみてください！