【ぼっち・ざ・ろっく！】後藤ひとりの使用ギターの種類・モデルは？実物の値段は？

後藤ひとりは『ぼっち・ざ・ろっく！』の主人公であり、「結束バンド」というバンドのギタリストです。作中ではギターを弾くシーンが多く登場するため、ギターの種類が気になった人も少なくないでしょう。後藤ひとりが使っているギターは、実在するギターがモデルとなっています。また、ギターだけでなく、ライブシーンで登場するアンプやエフェクターなども、実際の機材をモデルに描かれています。

ぼっち・ざ・ろっく！の作中で、後藤ひとりがどのようなギターや機材を使っていたか、ひとつずつ見ていきましょう。楽器をやっている人であれば、聞いたことがあるギターや機材もあるはずです。ギターや機材の種類だけでなく、値段についても解説します。まずは、ぼっち・ざ・ろっく！の作品情報や、後藤ひとりの詳しいプロフィールなどを見ていきましょう。

ぼっち・ざ・ろっく！はアニメが大ヒットしたため、名前を耳にする機会も増えました。作品自体は知らないけれど、名前だけは知っているという人も多いのではないでしょうか？後藤ひとりのギターについて見ていく前に、まずはぼっち・ざ・ろっく！の作品について説明します。簡単なあらすじも紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

ぼっち・ざ・ろっく！は、はまじあきさんによる4コマ漫画です。自身の趣味であるバンドを扱った漫画で、ガールズバンドが軸となって活躍する物語です。ぼっち・ざ・ろっく！は、「ぼざろ」と略されることも多いです。はまじあきさんは『きらりブックス迷走中！』の連載終了後、ぼっち・ざ・ろっく！を描き始めました。

芳文社のまんがタイムきららMAXに掲載されており、現在でも連載中です。単行本は、現時点で5巻まで発売済みです。ぼっち・ざ・ろっく！は、次にくるマンガ大賞2019のコミックス部門で、8位にランクインしています。2022年の10月にテレビアニメが放送され、大きな話題となりました。アニメ化したことで原作の知名度も上がり、2023年3月時点での累計発行部数は200万部を超しました。

ぼっち・ざ・ろっく！のアニメは社会的にも影響を及ぼし、ライブハウスを訪れる客やギターを購入する人が増えました。作中で披露された楽曲はどれも人気で、「結束バンド」のアルバムはさまざまなチャートで1位を獲得しています。アニメのライブシーンはクオリティが高いと評判で、国内にとどまらず海外からの人気も高まっています。

人気者になりたいという動機でギターを始めたコミュ障の後藤ひとりは、中学の3年間をギターの練習に費やしました。ある日、公園で伊地知虹夏に話しかけられたのをきっかけに、後藤ひとりは結束バンドのサポートメンバーとしてライブに出場することになります。そのまま結束バンドのメンバーとなった後藤ひとりは、コミュ障を治して皆で有名になろうと決意するのでした。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりは、ピンク色の長い髪の毛を持った秀華高校の1年生です。誕生日は2月21日で、血液型はO型です。身長は156cm、体重は50kgあります。コミュ障で人と関わることが苦手なため、小さい頃から1人も友達がいませんでした。あるときテレビの音楽番組で「陰キャでもバンドでは輝ける」という言葉を聞き、一念発起してギターを始めます。

後藤ひとりは中学の3年間、毎日6時間の練習を続けてプロ並みの腕前になります。ギターが上手になっても友達はできませんでしたが、動画投稿サイトでは「ギターヒーロー」として人気者になっていました。後藤ひとりはその後、伊地知虹夏に誘われて「結束バンド」に加入します。結束バンドの山田リョウに「ぼっち」というあだ名をつけられ、それから「ぼっち」や「ぼっちちゃん」などと呼ばれるようになりました。

常に上下ピンクのジャージを着ており、登校するときはジャージの上から制服のスカートだけ着用しています。2階建ての1軒屋に住んでおり、父、母、妹と一緒に暮らしています。後藤ひとりの家では犬を飼っていて、洋楽好きな父親の影響で「ジミヘン」という名前がつけられています。漫画が始まった時点では高校1年生でしたが、原作では物語の途中で2年生に進級しました。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが所属している結束バンドは、STARRYというライブハウスで活動しています。このSTARRYは、バンドメンバーである伊地知虹夏の姉が経営している店です。STARRYはぼっち・ざ・ろっく！に登場する架空のライブハウスですが、実在する店をモデルにしています。STARRYのモデルとなった店は、下北沢にある「SHELTER」です。

この店はファンの間では有名で、ぼっち・ざ・ろっく！の聖地としても知られています。SHELTERの入口部分を見ると、ぼっち・ざ・ろっく！に出てくるSTARRYとそっくりであることがわかります。ちなみに、ぼっち・ざ・ろっく！に出てくるSTARRY以外のライブハウスも、モデルとなる店が実在します。

廣井きくりのバンドであるSICK HACKが拠点としている新宿FOLTは、「新宿LOFT」というライブハウスをもとにして描かれています。また、原作漫画に出てくるRainy Barというライブハウスは、「下北沢DaisyBar」がモデルです。どのライブハウスも実際の店と外観や内装がそっくりで、見る人が見ればどの店がモデルになっているかがすぐにわかります。

ぼっち・ざ・ろっく！の作中では、結束バンドのメンバーが練習を行うスタジオも登場します。ライブハウスだけでなく、このスタジオも実在している施設がモデルとなっています。ぼっち・ざ・ろっく！に登場するスタジオのモデルとなったのは、「CLOUD9STUDIO」という施設です。

この施設は音楽とダンスの貸しスタジオで、バンド練習や管楽器などの練習、演劇の練習や撮影なども行えます。ぼっち・ざ・ろっく！の作中ではSTARRYの前にスタジオがある設定ですが、CLOUD9STUDIOは下北沢にはありません。CLOUD9STUDIOは神奈川県を中心に展開しており、都内にあるのは町田の施設だけです。

ぼっち・ざ・ろっく！はバンドをテーマにした漫画であるため、作中に数々の楽器が登場します。これらの楽器はまったくの創作ではなく、実際にある楽器をモデルに描かれています。では、ぼっち・ざ・ろっく！の主人公である後藤ひとりが使っているギターは、どのような種類のギターをモデルとしているのでしょうか？ここでは、後藤ひとりが使用しているギターの種類やモデルについて解説します。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが初めて使ったギターは、ギブソンの黒いレスポールカスタムです。ギブソンは有名なギターメーカーで、レスポールはギブソンの代表格ともいえるモデルです。レスポールはギタリストのレス・ポールとの共同開発で生まれたギターであるため、この名前がつきました。ギブソンのレスポールはスタンダードやデラックス、クラッシックなどさまざまなモデルがあります。

レスポールカスタムは、その中でも最高級のモデルです。後藤ひとりが使っている黒いレスポールカスタムは特に人気で、「ブラック・ビューティー」とも呼ばれています。ギブソンのレスポールカスタムはヘッドに特徴があり、ダイヤモンド型の模様がついています。ぼっち・ざ・ろっく！の作中でも、後藤ひとりのギターのヘッドにはしっかりとダイヤモンド型の模様が描かれていました。

ギブソンのレスポールカスタムは初心者が使うには高級すぎるギターですが、後藤ひとりは初心者のときからこのギターを使っていました。後藤ひとりはギブソンのレスポールカスタムを自分で買ったわけではなく、父親から借りて使っていたのでした。そのため、このギターの価値や値段も特に気にせず使っていたと推察されます。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが使っていたギブソンのレスポールカスタムは、文化祭のライブ中に壊れてしまいます。そこで、後藤ひとりは新たなギターを買うことになりました。後藤ひとりは当初通販でギターを買うつもりでしたが、伊地知虹夏たちに連れられて御茶ノ水のイシバシ楽器に行くことになります。

店で楽器を眺めていた後藤ひとりは、ある１本のギターに目を奪われます。それは、ヤマハのパシフィカ611 VFMというギターでした。店員から話しかけられて焦った後藤ひとりは、試奏も何もせずにそのギターを買うことを即決します。ヤマハのパシフィカ611 VFMは、もともと市販品として売られています。しかし、ぼっち・ざ・ろっく！の作中で後藤ひとりが使ったギターは、このギターとは少し種類が違います。

後藤ひとりが新たに買ったギターは、ヤマハのパシフィカ611 VFMをカスタムした非売品モデルです。そのため、まったく同じ種類のギターは、店頭には置いてありません。ただ、ピックガードやピックアップカバーなどが違うだけで、それほど大きな差はありません。強いこだわりがなければ、カスタム前のパシフィカ611 VFMでも十分でしょう。

ぼっち・ざ・ろっく！は、アジカン（ASIAN KUNG-FU GENERATION）の影響を大きく受けていることでも有名です。主人公たちの主要キャラの名字も、アジカンのメンバーに由来しています。では、後藤ひとりのギターも、アジカンがモデルとなっているのでしょうか？

アジカンのリードギターのギターを見ると、シングルカッタウェイのレスポールを使っていることがわかります。後藤ひとりのギターと同じ種類であることからも、アジカンがモデルになっている可能性は高いです。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが使っていたギブソンのレスポールカスタムは、前述した通りかなり高級なモデルです。もしもギブソンのレスポールカスタムを買おうとした場合、どのくらいのお金がかかるのでしょうか？ここでは、後藤ひとりの使用ギターである、ギブソンのレスポールカスタムの値段を解説します。また、後藤ひとりが自分のお金で買った、2本目のヤマハ パシフィカ611の値段も紹介します。

後藤ひとりが使っていたギブソンのレスポールカスタムは最上級モデルだけあり、値段もかなり高額です。ぼっち・ざ・ろっく！の作中では、後藤ひとりの父親が「50万円はする」と言っています。しかし、実際のところ、ギブソンのレスポールカスタムが50万円で売っていることはほとんどありません。特にギブソンの黒いレスポールカスタムは値段が高めで、60〜80万円はします。

もしもビンテージものだった場合は、100万円を超えることもあります。後藤ひとりと同じギターが欲しくても、さすがにこの値段のギターを買うことは難しいでしょう。もう少し安くて似たようなギターが欲しい場合は、ギブソンではなくエピフォンのレスポールを買うのがおすすめです。エピフォンはギブソンの傘下にあり、初心者でも手を出しやすい価格でレスポールのギターを販売しています。

後藤ひとりが新たに買ったヤマハのパシフィカ611 VFMは、6〜7万ほどで買うことができます。レスポースカスタムに比べるとかなり値段が下がるため、初心者でも手を出しやすいでしょう。ただ、後藤ひとりとまったく同じギターにカスタマイズすると、当然値段も上がります。ヤマハのパシフィカシリーズは値段が安いにも関わらず高クオリティで、見た目も高級モデルに負けないくらいのかっこよさです。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが使っていたギターに続き、作中で使用していたアンプについて解説します。アンプとは、「増幅する」という意味の「amplifire（アンプリファイア）」からきている言葉です。エレキギターはそのまま弾いただけでは用をなさないため、必ずアンプにつなげて演奏する必要があります。

アンプには大きく分けて真空管タイプとトランジスタタイプの2種類がありますが、メーカーや機種によっても音がまったく変わってきます。ここでは、後藤ひとりが使っていたアンプの種類や、作中で使用していたシーンなどをまとめています。

ぼっち・ざ・ろっく！で後藤ひとりが使用していたアンプのひとつは、MarshallのJCM900という種類のアンプです。このアンプは、文化祭のライブで登場しました。MarshallのJCM900は特に珍しいモデルではなく、たいていのライブハウスはスタジオなどに置いてあります。

MarshallのJCM900は、クリーンと歪みの2チャンネルがあるところが特徴です。そのため、エフェクターがなくても、フットスイッチがあれば演奏中に切り替えが可能です。JCM900には4100、4500、2100、2500という4種類のモデルがありますが、現在見かけるJCM900はほどんど4100モデルです。

ヤマハのTHR5は、後藤ひとりが自宅で使っていたアンプです。ヤマハのTHR5はミニアンプで、値段も2万円ほどとお手頃価格です。コンパクトサイズでも音質は良く、迫力のある音を出すことができます。スマホやパソコンをつなぎ、音楽や伴奏を流しながらギター演奏することも可能です。

ヤマハのTHR5はTHRシリーズのひとつで、自宅練習に特化した作りとなっています。THR5の上位モデルには、THR10という機種があります。THR5よりも1万円ほど高くなりますが、トーンツマミの種類が増えます。お金に余裕がある場合は、THR5よりもTHR10を買うのがおすすめです。

RolandのCUBE Street EXは、後藤ひとりが廣井きくりと路上ライブを行ったときに使用したアンプです。このアンプは廣井きくりが仲間に用意させたものであるため、廣井きくりの所属バンドであるSICK HACKの所持品だと推察されます。RolandのCUBE Street EXはCUBE Streetのハイパワーモデルで、路上ライブにぴったりのアンプです。

スピーカー部分が斜めになっているところが特徴で、遠くまで音を届けられるようになっています。路上ライブの定番アンプとして知られていますが、会議やイベントなどの拡声器代わりとしても使えます。専用のキャリングバッグがあるため、持ち運びにも便利です。RolandのCUBE Street EVの値段は、5万円程度です。

エレキギターを弾くときは、アンプだけでなくエフェクターの使用も欠かすことができません。エフェクターは電気的に音を変化させることができるため、曲の表現の幅を広げることが可能です。エフェクターにはさまざまな種類があり、どのエフェクターを使うかによっても曲の仕上がりが変わってきます。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりも、ライブのシーンではいくつかのエフェクターを使用していました。アニメのライブシーンで後藤ひとりの足元を見ると、どの種類のエフェクターを使っていたかが確認できます。ここでは、ぼっち・ざ・ろっく！の作中で後藤ひとりが使用したエフェクターを紹介します。

ぼっち・ざ・ろっく！で後藤ひとりが使用したエフェクターのひとつ目は、BOSSのMulti Effects Switcherです。エフェクターが足元に複数あると、スイッチのオンオフが大変になります。しかし、　BOSSのMulti Effects Switcherは複数のエフェクターをつなぐことが可能で、簡単にスイッチのオンオフをすることができます。

また、内蔵エフェクト機能も搭載されており、多くのエフェクトから自分の好みの音を自由に選ぶことができます。BOSSのMulti Effects Switcherは「変幻自在のスイッチャー」と呼ばれている人気のエフェクターで、発売当時は大きな話題となりました。BOSSのMulti Effects Switcherの値段は、4万〜5万円ほどです。こちらのエフェクターは、アニメ最終回の文化祭ライブで登場しました。

ぼっち・ざ・ろっく！で後藤ひとりが使用したエフェクターふたつ目は、PROCOのRAT2です。BOSSのMS-3 Multi Effects Switcherと一緒に、アニメ最終回の文化祭ライブで使われていました。RAT2は歪み系のエフェクターで、荒々しくトゲトゲとしたサウンドを出すことができます。

PROCOのRAT2はディストーションペダルの定番商品で、ディストーションの入門としてもおすすめです。ディストーションペダルは音が細くなりがちですが、RAT2は他の楽器に埋もれることなく音が前に抜けていきます。歪みながらも際立ったサウンドを出したい人には、おすすめのエフェクターです。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが使用した3つ目のエフェクターは、BOSSのBlues Driver BD-2です。鮮やかな青色であるため、作中でも見つけやすいエフェクターです。ぼっち・ざ・ろっく！でこのエフェクターが登場したのは、アニメ8話のSTARRYでのライブシーンと、最終回の文化祭のライブシーンです。

BOSSのBlues Driver BD-2は定番中の定番といわれているエフェクターで、1995年の発売以来ロングセラーとなっています。PROCOのRAT2と同じく歪み系のエフェクターで、ジャリジャリとしたサウンドを生み出します。ぼっち・ざ・ろっく！のアニメでは、このエフェクターを踏んだときの「カコッ」という特有のスイッチ音まで再現しています。

CUSTOM AUDIO JAPANのAC/DC Station ver.2は、エフェクターに電気を供給するための機材です。こちらの機材は、ぼっち・ざ・ろっく！のアニメ最終回で見ることができます。CUSTOM AUDIO JAPANのAC/DC Station ver.2はすでに廃盤となっているため、購入したいのであれば中古で探すしかありません。現在は後継モデルのAC/DC STATION VIが販売されているため、そちらを買うのがおすすめです。

最後に紹介するエフェクターは、JIM DUNLOPのGCB-95 CRYBABY WAH WAHです。通称「ワウペダル」と呼ばれているエフェクターで、足で踏むことでギターサウンドの周波数を変化させます。そのときに生み出される「ワウワウ」といった音が、ワウペダルの名前の由来ともなっています。こちらのエフェクターは、ぼっち・ざ・ろっく！の文化祭ライブで演奏された、「星座になれたら」の曲中に使用されました。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりは、スタイルが良いことでも有名です。しかし、アニメや漫画の後藤ひとりを見て、それほどスタイルが良いと思えない人もいるでしょう。ぼっち・ざ・ろっく！のアニメや漫画には、後藤ひとりのスタイルの良さがわかるシーンが出てきます。ここでは、後藤ひとりのスタイルの良さがわかるシーンを紹介します。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりは、高校の文化祭でメイド姿になっています。このメイド姿のシーンを見ると、後藤ひとりのスタイルが良いことがわかります。メイド姿の後藤ひとりのウエストは細く、胸は大きく膨らんでいます。このメイド服はスカートが短かったため、足が長くて細いこともわかりました。

後藤ひとりのメイド姿は、アニメよりも原作漫画のほうがさらにスタイルが良く描かれています。漫画ではアニメよりも後藤ひとりの胸がさらに強調され、その大きさが目立っていました。アニメでの後藤ひとりのメイド姿はそれほど胸が強調されておらず、漫画よりもやや小さく描かれていました。また、胸元がリボンで隠れていることも多く、胸の大きさがわかりにくいという声も上がっていました。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりのスタイルが良いとわかるシーンのふたつ目は、水着姿のシーンです。アニメでは後藤ひとりの水着姿は2回登場し、このうちの1回は白いビキニタイプの水着を着ていました。この水着姿は山田リョウの妄想で、後藤ひとりが実際に着用していたわけではありません。

妄想の中の水着姿の後藤ひとりはスタイルが良く、普段の姿からは想像できないほどの色気がありました。原作漫画では、アニメでは放送されていない水着シーンもあります。原作漫画の4巻では、結束バンドのメンバーが合宿に行く話があります。

海沿いの別荘で合宿を行った4人は、それぞれ水着に着替えて海遊びを楽しみます。そこで後藤ひとりは、2種類の水着姿を披露しています。このうちのひとつが黒のビキニタイプで、胸の中央にハート型の穴が空いているというセクシーな水着でした。この水着を着た後藤ひとりを見ると、ウエストがくびれて胸が大きいことがわかります。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりはスタイルが良いはずですが、作中ではそのスタイルの良さがあまり目立っていません。では、なぜ後藤ひとりのスタイルは悪く見えるのでしょうか？それは、後藤ひとりの普段の格好にあります。後藤ひとりは普段からゆったりとしたジャージを着用しており、ジャージが体のラインを隠してしまっているのです。

また、後藤ひとりが猫背であるのも、スタイルが悪く見える原因のひとつであるといえます。コミュ障の後藤ひとりは人と目を合わせられないため、常にうつむきがちです。姿勢が悪いとスタイルが良い人でもかっこよく見えないように、猫背気味の後藤ひとりもスタイルが悪く見えてしまうのでしょう。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが使っていたギブソンのギターには、「かっこいい」という感想が集まっていました。ギブソンのレスポールカスタムだと気づいた人だけでなく、何のギターか知らない人もかっこいいと感じたようです。かっこよくて欲しいけれど、高すぎて買えないというコメントもありました。

ぼっち・ざ・ろっく！で後藤ひとりが最初に使っていたギターは、ギブソンの高級モデルです。しかし、後藤ひとりはギブソンのギターを丁寧に扱うでもなく、どちらかといえば雑な扱いをしています。50万円以上もするギターを雑に扱うところに、面白さを感じる人もいたようです。

ギブソンのレスポールカスタムは、プロが使っていてもおかしくないようなギターです。一般的に女子高生が持っているようなギターではありませんが、作中ではそのことについて誰も触れていません。後藤ひとりのギターについては、廣井きくりが「いいギターだね」と言っていたくらいです。後藤ひとりのギターに誰も突っ込まないところに、違和感を覚えた人もいました。

ヤマハのギターは低価格で品質が良く、ぼっち・ざ・ろっく！を見る前からヤマハのギターを持っている人も多くいます。ヤマハのギターを持っている人たちは、後藤ひとりがヤマハのギターを買うシーンを見て嬉しさを感じたようです。

逆に、パシフィカ611のギターを持っている人からは、「ぼっち・ざ・ろっく！の影響と思われそうで気まずい」という声も上がっていました。また、後藤ひとりが買ったギターがギブソンやフェンダーではなくヤマハというところに、現実味を感じるというコメントもありました。

ぼっち・ざ・ろっく！の後藤ひとりが使用していたギターの種類や値段、その他の機材についてまとめました。後藤ひとりは急に思い立ってギターを始めたため、最初は自分のギターを持っていませんでした。しばらくは父親から借りたギターを使っており、そのギターはギブソンのレスポールカスタムという高級モデルでした。文化祭で父親から借りたギターが壊れてしまったため、動画投稿サイトで稼いだお金で新たなギターを購入します。

このギターは数万円で買えるギターで、女子高生が持っていてもおかしくないようなモデルでした。後藤ひとりのギターの種類がわかると、ライブシーンの見方も変わってくるでしょう。後藤ひとりの使用ギターや機材の種類をチェックしてから、ぜひもう一度ライブシーンを振り返ってみてください。