ぼっち・ざ・ろっく！の感想・評価は？アニメの評判や面白い魅力を一挙に紹介

面白い魅力や感想、評判を見る前に、まずは「ぼっち・ざ・ろっく！」の基本情報を紹介していきます。ぼっち・ざ・ろっく！は2018年から連載されている漫画が原作で、2023年2月時点でコミック5巻が刊行されています。作者の「はまじあき」は宮崎県出身の漫画家で、ぼっち・ざ・ろっく！は「次にくるマンガ大賞2019」の8位にランクインしています。

2022年10月から12月には、ぼっち・ざ・ろっく！のアニメが放送されていました。アニメのシリーズ構成は、「刀剣乱舞-花丸-」「思い、思われ、ふり、ふられ」などの作品に携わっている「吉田恵里香」が担当しています。2022年秋の覇権アニメと言われているほどのヒットを記録しているため、原作漫画の累計発行部数は100万部を突破しました。

ここからは、「ぼっち・ざ・ろっく！」の面白い魅力をネタバレしながら解説していきます。ぼっち・ざ・ろっく！は「まんがタイムきらら」の作品ですが、他作品とは毛色が違うことで話題になっています。後藤ひとりの面白い言動や、アニメオリジナルのストーリーを紹介していきます。

ぼっち・ざ・ろっく！は「後藤ひとりのぼっちギャグが面白い」という評価を受けています。後藤ひとりは極度の人見知りで、他者とのコミュニケーションを苦手にしています。また、自分が孤独な存在であることを理解しているため、作中では頻繁に自虐的なギャグを披露しています。そのため、後藤ひとりのギャグの面白さが作品の良い評判に繋がっているようです。

後藤ひとりは強い承認欲求を持つため、褒められると調子に乗る性格をしています。ですが、調子に乗ったことをすぐに反省して自己嫌悪に陥るため、感情の落差が面白いという評価を受けています。また、家族は後藤ひとりが陰キャラであることを理解しているため、家族の雑な扱いの面白さが作品の良い評判に繋がっているようです。

ぼっち・ざ・ろっく！は「キャラクターが魅力的で面白い」という評価を受けています。結束バンドは個性的なメンバーで構成されていますが、伊地知虹夏という常識人が存在していることで上手く纏まっています。また、喜多郁代は後藤ひとりと真逆な性格をしていますが、2人は物語途中に友達になっているため、陰キャラと陽キャラが分かり合う設定が作品の良い評判に繋がっています。

ぼっち・ざ・ろっく！は後藤ひとりの奇行が目立っていますが、サブキャラクターも個性的な性格をしています。山田リョウはクールなお姉さんという印象ですが、後輩からお金を借りて返さないクズな一面があります。また、廣井きくりはアルコール依存症のため、サブキャラクターが個性的な性格をしていることも面白いという評価に繋がっています。

後藤ひとりは陰キャラを体現した存在のため、当初は行動よりも言い訳が前に出ていました。ですが、結束バンドに加入したことで自信を持ち始め、大人数の前でライブをできるほどの成長を見せています。また、結束バンドのメンバーに心を開いていくため、後藤ひとりの成長も作品の良い評判に繋がっているようです。

後藤ひとりは陰キャラでコミュ障の印象が強くなっていますが、独学でギターを習得しています。また、高校に入学した時点でプロ級の腕前になっているため、実は努力家であることが分かります。更には、ビジュアル方面で売り出せるほどの整った容姿を持つため、性格以外は完璧なキャラクターであることが分かります。

ぼっち・ざ・ろっく！は「アニメオリジナルのストーリー」の評判が良いようです。原作は四コマ漫画で、原作を繋げるだけでもアニメを制作できますが、アニメではオリジナルストーリーを挟みながら構成されていました。アニメのオリジナルストーリーには賛否両論の意見が挙がることが多いですが、ぼざろのオリジナルストーリーは面白いという意見が挙がっています。

結束バンドは発展途上の音楽バンドで、メンバーの技量に大きな違いがあります。アニメではメンバーの演奏が上手く描き分けられているため、「細かく丁寧な作画が凄い」という意見が挙がっています。また、かっこいい楽曲が多いことも、ぼざろが高い評価を受けている理由のようです。

面白い魅力や評価、評判を知った後は、「ぼっち・ざ・ろっく！」のアニメのあらすじをネタバレしながら紹介していきます。ぼっち・ざ・ろっく！の原作は四コマ漫画のため、アニメは構成の上手さが話題になっているようです。

1話のサブタイトルは「転がるぼっち」です。後藤ひとりは幼少の頃からコミュニケーションを苦手にしており、1人ぼっちの日々に寂しさを感じていました。そんな中、テレビで音楽バンドのインタビューを見た時に、「音楽バンドなら私でも輝ける」と考え、父親からギターを借りて練習に励むようになりました。ですが、ギターのテクニックを身につけただけで、友達ができないまま中学校生活を終えてしまいます。

後藤ひとりは高校に入学しましたが、高校でも1人ぼっちの寂しい日々を送っていました。そんな中、公園で伊地知虹夏と出会い、「ギターがいなくて困っている」というお願いを断り切れずに、ライブハウスに向かうことになりました。その後、後藤ひとりはライブに出演することになりましたが、人前には出れないという理由で段ボールを被って出演しています。

2話のサブタイトルは「また明日」です。後藤ひとりは結束バンドのメンバーになりましたが、バンドにはチケットノルマがあることが分かりました。そのため、アルバイトをすることになりましたが、コミュ障の後藤ひとりに普通のアルバイトは不可能のため、伊地知虹夏の姉が店長を務める「STARRY」で働くことになりました。ですが、後藤ひとりは働きたくないと考えていたため、氷風呂で風邪を引くために頑張っています。

3話のサブタイトルは「馳せサンズ」です。伊地知虹夏は結束バンドの新メンバーを探しており、後藤ひとりはアルバイトを休んだお詫びとして、学校でギターが弾ける人を探していました。そのため、ギターを弾ける喜多郁代の勧誘を考えますが、自分とは真逆の存在である喜多郁代に気が引けてしまいます。また、喜多郁代は本当はギターを弾けないことが分かったため、放課後に後藤ひとりがギターを教えることになりました。

後藤ひとりが結束バンドに加入する前には、ギターを担当する人物が逃亡しており、逃亡した人物は喜多郁代であることが分かりました。そのため、喜多郁代はメンバーにギターが弾けないことを打ち明け、お詫びとしてライブハウスの営業を手伝うことを決めます。その後、喜多郁代はメンバーに謝罪して帰ろうとしましたが、メンバーが喜多郁代を引き留め、新メンバーになった喜多郁代に後藤ひとりがギターを教えることになります。

4話のサブタイトルは「ジャンピングガール (ズ)」です。メンバーは結束バンドの今後について話し合っており、後藤ひとりは「オリジナルソングの作詞」を担当することになりました。また、アーティスト写真を撮ることが決まったため、メンバーは写真映えするスポットを探すために町に出ました。解散後には後藤ひとりが山田リョウに歌詞を見せていますが、何故かカレーを奢らされています。

5話のサブタイトルは「飛べない魚」です。伊地知虹夏は来月のライブについて考えていましたが、姉からライブには出さないと言われてしまいます。また、「前回のライブは思い出作り」と言われたため、姉を納得させるためにオーディションを受けることを決めます。オーディションは無事に合格になりましたが、5枚のチケットノルマを課されたことで、後藤ひとりが絶望しています。

6話のサブタイトルは「八景」です。後藤ひとりは両親にチケットを買ってもらいましたが、残り3枚を売る相手がいないことで困り果てていました。また、神社の隅でチケットについて考えており、目の前で廣井きくりが倒れる騒動が起きています。後藤ひとりは廣井きくりにチケットについて話し、2人は路上ライブをすることになりました。

7話のサブタイトルは「君の家まで」です。伊地知虹夏と喜多郁代が後藤家に来ることが決まり、おもてなしの方法が分からない後藤ひとりは暴走してしまいます。また、両親と妹が2人と意気投合したため、後藤ひとりは居場所を無くしてしまいました。終盤には、バンドのTシャツが決定したことでメンバーはやる気に満ち溢れていましたが、ライブ当日に台風が直撃してしまいます。

8話のサブタイトルは「ぼっち・ざ・ろっく」です。台風が直撃したことで、ライブハウスの客入りは閑散としていました。また、途中で少しずつ客が増えていきましたが、「結束バンドには興味が無い」という態度を取られてしまいます。そのため、結束バンドは逆境の中で演奏を始めましたが、後藤ひとりがギターテクニックで場の空気を一変させました。

9話のサブタイトルは「江ノ島エスカー」です。後藤ひとりは「メンバーと遊びたい」と考えていましたが、願いが叶わないまま夏休み終盤を迎えてしまいます。そのため、バンドの練習中に奇行を見せ、メンバーが後藤ひとりの気持ちを知ったことで、江ノ島観光を行うことになりました。

10話のサブタイトルは「アフターダーク」です。後藤ひとりは「文化祭ライブでヒーローになりたい」と考えていましたが、要望書を出す直前で正気に戻って倒れてしまいます。また、廣井きくりの招待を受けたことで「SICK HACK」の拠点のライブハウスを訪れ、SICK HACKの演奏と人気に圧倒されました。

11話のサブタイトルは「十二進法の夕景」です。文化祭が開催されましたが、メイド服姿を見られたくない後藤ひとりは教室から逃亡しました。また、他校に通っている伊地知虹夏と山田リョウが学校を訪れ、メンバーで模擬店を周って楽しんでいます。

12話のサブタイトルは「君に朝が降る」です。結束バンドは文化祭ライブに出演しましたが、途中で後藤ひとりのギターの弦が切れるトラブルが起きてしまいます。そのため、後藤ひとりはボトルネック奏法で窮地を脱し、ライブは大盛況で幕を降ろしました。ライブ後には、後藤ひとりが新しいギターを買うために店を訪れ、コミュ障を発動して奇行を見せています。

面白い魅力や評価、評判を知った後は、「ぼっち・ざ・ろっく！」に登場したキャラクターを一覧で紹介していきます。ぼざろには個性的なキャラクターが登場しているため、キャラクター人気が高い作品になっています。結束バンドのプロフィールや人間関係をネタバレしながらまとめていきます。

ぼざろの後藤ひとりは、結束バンドのリードギターです。中学生時代に独学でギターを学んでおり、高校1年時に結束バンドのメンバーになりました。人見知りで引っ込み思案な性格をしており、他者とのコミュニケーションを苦手にしているため、初対面の相手とは目を合わせることができません。初期設定では「普通の可愛い女の子」でしたが、担当編集のアドバイスで現在のキャラクター設定になったようです。

ぼざろの伊地知虹夏は、結束バンドのドラムです。明るく面倒見が良い性格をしており、トレードマークの水色のリボンを体のどこかに必ず身につけています。山田リョウとは親友の関係で、伊地知虹夏が山田リョウを誘って結束バンドを結成したことが分かっています。自分のために姉がバンド活動を辞めたことを知ったため、「姉の分も人気になり、ライブハウスを盛り上げる」という夢を抱いています。

ぼざろの山田リョウは、結束バンドのベースです。無口無表情で後藤ひとりと似た性格をしていますが、本人は一人で過ごすことを好んでおり、変人と呼ばれると喜びます。また、絶叫マシンを苦手にしているため、伊地知虹夏から「本当はビビリ」と言われています。勉強面は壊滅的なようで、普段からテストで0点を取っていることが分かっています。

ぼざろの喜多郁代は、結束バンドのボーカル兼ギターです。社交的な性格をしている陽キャラで、「人と関わることが大好き」と発言しているため、陰キャラの後藤ひとりとは対極的な存在です。また、勉強や運動を無難にこなす能力を持っていますが、本人は「自分は秀でた部分が無い平凡な人間」と思っています。山田リョウに対して強い憧れを抱いており、物語途中には作詞に挑戦しています。

伊地知星歌は虹夏の姉で、ライブハウス「STARRY」の店長です。結束バンドの演奏に厳しい意見を述べていますが、本当は誰よりも親身に考えており、妹を溺愛していることが分かっています。仕事中はクールな性格をしていますが、プライベートでは可愛い物が好きな乙女な一面があるため、観賞用のメイド服や学生服を所持しているようです。

面白い魅力や評価、評判を知った後は、「ぼっち・ざ・ろっく！」に出演している声優を紹介していきます。ぼざろでは学生のストーリーが描かれているため、キャラクターの声は若手声優が担当しています。声優のプロフィールや出演作品を一覧でまとめていきます。

ぼざろのアニメで後藤ひとりを演じたのは、声優の青山吉能です。青山吉能は熊本県出身で、2014年から声優活動を行っています。2023年2月時点の所属事務所は「81プロデュース」で、ファンからは「よっぴー」という愛称で呼ばれています。小学生時代からオーディションを受けており、これまでに「歌舞伎町シャーロック」「シャドーハウス」「Wake Up, Girls！」などの作品にも出演しています。

ぼざろのアニメで伊地知虹夏を演じたのは、声優の鈴代紗弓です。鈴代紗弓は神奈川県出身で、2010年代から声優活動を行っています。2023年2月時点の所属事務所は「アーツビジョン」で、ファンからは「さゆみん」という愛称で呼ばれています。小学生時代から声優に興味を抱いており、これまでに「ぼくたちは勉強ができない」「荒野のコトブキ飛行隊」「魔法使い黎明期」などの作品にも出演しています。

ぼざろのアニメで山田リョウを演じたのは、声優の水野朔です。水野朔は関西出身で、2018年から声優活動を行っています。2023年2月時点の所属事務所は「ソニー・ミュージックアーティスツ」で、ファンからは「さくぴ」という愛称で呼ばれています。小学生時代から声優を目指しており、これまでに「はたらく魔王さま！」「幼なじみが絶対に負けないラブコメ」「後宮の烏」などの作品にも出演しています。

ぼざろのアニメで喜多郁代を演じたのは、声優の長谷川育美です。長谷川育美は栃木県出身で、2010年代から声優活動を行っています。2023年2月時点の所属事務所は「ラクーンドッグ」で、ファンからは「はせみ」という愛称で呼ばれています。養成所を経てプロデビューしており、これまでに「恋は世界征服のあとで」「うちの師匠はしっぽがない」「現実主義勇者の王国再建記」などの作品にも出演しています。

ぼざろのアニメで伊地知星歌を演じたのは、声優の内田真礼です。内田真礼は東京都出身で、2010年から声優活動を行っています。2023年2月時点の所属事務所は「アイムエンタープライズ」で、ファンからは「まややん」という愛称で呼ばれています。養成所を経てプロデビューしており、これまでに「中二病でも恋がしたい！」「山田くんと7人の魔女」「キリングバイツ」などの作品にも出演しています。

面白い魅力やあらすじネタバレを見た後は、「ぼっち・ざ・ろっく！」に関する感想と評価、評判を一覧でまとめていきます。ぼざろは累計発行部数100万部を突破している人気作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で紹介したキャラクターや声優に関する感想もまとめていきます。

読者と視聴者からは、「ぼざろは面白い」という感想が多く挙がっています。まんがタイムきららの作品は、可愛い女性キャラクターが人気ですが、ぼざろはギャグ要素も人気があるため、「きらら作品とは思えない面白さがある」という評価も挙がっているようです。

ぼざろはキャラクター人気が高い作品のため、読者と視聴者から「キャラクターが全員可愛い」という感想が挙がっています。また、後藤ひとりは性格以外のスペックがかなり高いキャラクターのため、「本気でお洒落をした後藤ひとりを見たい」という感想も挙がっているようです。

結束バンドのメンバーは若手声優が声を演じていますが、全員が高い演技力を持つため、アニメ視聴者から「声優の演技が上手い」という感想が挙がっています。また、ぼざろがブレイクのきっかけになるかもしれないため、「今後の活躍に期待」という感想も挙がっています。

本記事では、「ぼっち・ざ・ろっく！」の感想と評価、評判をネタバレしながら紹介していきました。ぼざろは2022年秋の覇権アニメと言われるほどの評価を受けているため、アニメの続編を望んでいるファンがとても多いようです。ぼざろを見たことがない方も、本記事の感想と評価を参考にしながら見てみて下さい。