【ぼっち・ざ・ろっく！】廣井きくりは大のお酒好き！酒カスエピソードまとめ

「ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）」は、まんがタイムきららMAXで連載中の4コマ漫画です。作者は、はまじあき、コミックは2022年11月に第5巻が発売されました。2022年にテレビアニメ化され、同年10月から12月までTOKYO MX他で全12話放送されました。アニメーション制作はCloverWorks、監督は斉藤圭一郎、構成、脚本は吉田恵里香が担当し、アニメの内容は原作漫画の2巻途中までとなっています。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）は、主人公の高校生がライブ活動を通して成長を遂げていく物語で、キャッチコピーは「陰キャならロックをやれ!」です。ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）は、2019年の「次にくるマンガ大賞」のコミックス部門で第8位にランクインし、原作コミックの売上もアニメ放送のヒットにより100万部を超える発行部数を記録しています。

動画投稿サイトで「ギターヒーロー」という名前で話題になっている後藤ひとりは、実は人見知りが激しく、陰キャと言われる性格の少女です。中学時代を友達が作れないまま過ごした後藤ひとりは、高校生になり、自分を変えようとしていました。そこに、「結束バンド」に所属する伊地知虹夏からギタリストに勧誘されます。こうして「結束バンド」のメンバーになった後藤ひとりが、ライブ活動を通して成長していく物語です。

「ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）」の廣井きくりは、インディーズバンド「SICK HACK（シクハック）」のベース兼ボーカル担当で、バンドのリーダーでもあります。「SICK HACK」の拠点は新宿のライブハウス「FOLT」で、メンバーは清水イライザ（ギター）、岩下志麻（ドラム）です。廣井きくりはお酒が大好きで、よく飲んでいるのは手軽に飲める紙パックの日本酒です。

廣井きくりの年齢は不明ですが、初登場時に29歳だった伊地知星歌を先輩と呼び掛けており、星歌より少し年下だと考えられています。身長は156cmの後藤ひとりよりも少し高いということで、160cmほどだといわれています。ヘアスタイルは、右肩に垂らした三つ編みにリボンを付けています。目が特徴的で、酒に酔ったような目をしており、目の中が渦巻き状になっているときと、細目になっているときがあります。

廣井きくりは原作漫画だけですが、右手の甲にタトゥーを入れています。このタトゥーはアニメ版では描かれていません。形は曼荼羅模様のような、または、太陽と月を重ねたようなデザインになっています。廣井きくりの服装については、キャミソールワンピースを着た上にスカジャンを重ね着しているスタイルが多いです。

寒いときはマフラーをすることもあります。足元は靴ではなく、常に下駄を履いています。スカジャンとウィッグが販売されており、廣井きくりのコスプレを楽しむこともできるということです。

廣井きくりがぼっちちゃん（後藤ひとり）と初めて会ったのは、漫画では第1巻、アニメでは第6話「八景」でした。ぼっちちゃんは、所属する「結束バンド」のライブチケットのノルマのために悩んでいるとき、道端に倒れている女性を発見します。その女性が廣井きくりでした。廣井きくりはぼっちちゃんにしじみの味噌汁など色々なものを買ってきてと依頼します。

ぼっちちゃんが言われた通りの品物を買って戻ってくると、廣井きくりが酒を飲み始めたので、ぼっちちゃんは逃げようとします。すると、廣井きくりはぼっちちゃんがギターを持っていたため、自分もバンドをしていると話します。これが、廣井きくりとぼっちちゃんこと後藤ひとりの出会いです。

この後、廣井きくりはぼっちちゃんを居酒屋に連れて行って酒の良さなどを語り、バンドではベースを弾いていることを話します。そして、ぼっちちゃんを連れて賑やかな通りに出た廣井きくりは、ここで路上ライブをしようと提案します。廣井きくりはぼっちちゃんがチケットのノルマで悩んでいることを聞き、路上ライブで客を集めてチケットを売る方法を考えたのでした。

路上ライブをしたことがなく、不安な気持ちでいるぼっちちゃんに、廣井きくりが「敵を見誤るな」と助言します。この言葉を聞いて、ぼっちちゃんは、今ここに集まってくれた人たちは敵ではないのだと気づき、気持ちが楽になり、演奏を始めます。途中、くじけそうになった時、楽しそうに演奏する廣井きくりの姿と、客からの「がんばれー」という声に励まされ、最後まで演奏をすることができました。

こうして、ぼっちちゃんは廣井きくりの助言と堂々とした演奏に励まされて、路上ライブをやり遂げることができました。また、第12話の文化祭のシーンでは、ぼっちちゃんのトラブルにすぐに気づいてあげたのが廣井きくりでした。この時、ぼっちちゃんは廣井きくりのおかげでピンチを切り抜けています。このように、ぼっちちゃんにとって廣井きくりは、常に心配し、見守ってくれる師匠のような姉のような存在です。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の廣井きくりは酒好きなキャラクターとして登場します。ここからは、常に酒に酔った状態で登場する廣井きくりが好んで飲んでいる酒の種類と、酒カスエピソード、酒を飲み始めた理由についてみていきます。酒カスという言葉は、お酒に酔った廣井きくりが起こす問題や失敗に対して、ネットで呼ぶようになった言葉だということです。

廣井きくりがよく飲んでいる酒は、紙パックの酒で「おにころ」というものです。元になった酒は、「鬼ころし」という酒だということです。「鬼ころし」は多くのメーカーで製造されています。その中で、作中で廣井きくりが飲んでいるのは、見た目から日本盛の「鬼ころし」だと考えられています。「鬼ころし」の特徴は、飽きのこないすっきりとした、やや辛口だということです。

廣井きくりのお酒による酒カスエピソードを紹介していきます。廣井きくりは居酒屋でお酒を飲み、酔っぱらって大切なベースを置き忘れたことがあります。これはぼっちちゃんこと後藤ひとりと初めて出会った日のことで、きくりは後藤ひとりを連れてベースをとりに居酒屋へ戻っています。

他にも、廣井きくりの酒カスエピソードとして、きくりは泥酔すると、ライブで使う機材を壊すこともあります。また、原作漫画ではスマホをトイレに落としてしまったこともあります。アニメでは、スマホの画面が割れていたこともありました。さらに、泥酔して路上で眠ってしまい、警察に保護してもらうことが何度かあり、警察官にも呆れられている始末です。

廣井きくりが酔っぱらって起こしてしまった失敗をフォローしてくれるのが、バンドメンバーの岩下志麻です。岩下志麻は、酔っぱらって酒カスと呼ばれる奇行を繰り返す廣井きくりの後始末をさせられています。そのためか、岩下志麻はきくりに対してきつい態度で接します。そのような状態でもバンドを解散しないのは、きくりの優れた音楽性を認めているからだといわれています。

廣井きくりはバンド「SICK HACK」でベースとボーカルを担当しており、その演奏は天才的だと高く評価されています。しかし、ライブ中でも酔っているため、酒カスエピソードがいくつもあります。それは、客に向かって酒を吹きかける、放送禁止用語を叫ぶ、客席に飛び込むなど、たくさんの酒カスエピソードがあります。

様々な酒カスエピソードがある廣井きくりがお酒を飲み始めたきっかけは、初めて行うライブの緊張を和らげるためだったそうです。きくりも元は陰キャだったそうで、そのような自分を変えたくてバンド活動を始めました。それでも、ライブでは非常に緊張するので、お酒を飲むことで緊張を忘れ、自由自在にパフォーマンスをすることができるということです。

ここまで、ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の廣井きくりが好きなお酒の種類と酒カスエピソード、お酒を飲み始めたきっかけを紹介しました。いつも酔っぱらっている廣井きくりですが、ベースの演奏テクニックは高く、何よりカリスマ性があり、人気を集めているようです。ここでは、廣井きくりのバンド活動や愛用のベースについて紹介します。

廣井きくりはバンド「SICK HACK」のベース兼ボーカルを担当しています。「SICK HACK」は新宿FOLTというライブハウスを拠点にしているバンドで、実力派といわれています。メンバーはリーダーでベース兼ボーカルの廣井きくり、ギターの清水イライザ、ドラムの岩下志麻です。清水イライザも岩下志麻もきくりに劣らず高い技術を持つ演奏者です。

「SICK HACK」のジャンルはサイケデリック・ロックといわれており、大衆に受け入れられる音楽というより、独特の雰囲気、世界観を醸し出しています。アニメの第10話では「ワタシダケユウレイ」という曲を演奏するシーンが描かれました。

「SICK HACK」のベース兼ボーカルの廣井きくりが愛用しているベースは、ヤマハのTRB1004Jです。TRBシリーズのベースは、あらゆるジャンルの音楽に最適な音質を備えているということです。きくりの愛用ベースは4弦で、ボディの素材はメイプル＆アルダーで、ネックの素材はメイプル＆アダ―となっています。指板はローズウッド製のラミネートタイプ、カラーはナチュラルカラー（NT）です。

廣井きくりはこの愛用のベースに「スーパーウルトラ酒吞童子EX」という愛称を付けています。そして、ピックの形は三味線のバチのような形状をしています。

酔っぱらった姿と酒カスと呼ばれる数々の失敗談が多い廣井きくりですが、ステージに立てば圧倒的なカリスマ性を発揮します。天才と称されるベースの演奏技術やセンス、ボーカルも担当するなど「SICK HACK」の中心として活躍しています。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の廣井きくりは酒カスと呼ばれる失敗を繰り返していますが、ステージでは圧倒的なカリスマ性を発揮する天才ベーシストです。廣井きくりのバンドはインディーズではありますが、安定した収入はあるということです。しかし、廣井きくりは常に金欠状態に陥っています。ここでは、その理由や廣井きくりが住んでいる場所、借金問題などについてみていきます。

廣井きくりのバンド「SICK HACK」は、ライブ活動も順調で、チケットや物販の売上も良く、収入は安定しているといわれています。しかし、きくりはいつも金欠だということです。その理由は、酔っぱらった状態でライブをするので、そのたびに機材を壊しており、その弁償のためにお金を使うからです。

壊した機材の弁償のために、ライブで得た収入もすべて消えてしまうという廣井きくりが住んでいるのは、築52年というアパートです。きくりの部屋は事故物件ということで、心霊現象と思われる出来事を経験しています。その出来事とは、右隣に女性が住んでいると思っていたところ、きくりの部屋は角部屋で、右隣には部屋がないことに気づきます。ただし、きくりは常に酔っぱらった状態のため、真偽のほどは分かりません。

心霊現象のためなのか、悪寒がするので夏でも冷房は必要ないということです。また、きくりのアパートはお風呂がないため、伊地知星歌の部屋にシャワーを借りに行くことがあります。

常に金欠状態の廣井きくりは借金もしており、夜間に借金とりがやって来たこともあるそうです。しかし、夜間に押し掛けての催促は禁止というルールがあり、この話も酔っぱらった状態でのきくりの勘違いかもしれません。

廣井きくりは、初めてぼっちちゃんこと後藤ひとりと出会った際、ひとりがチケットのノルマのことで悩んでいたため、チケットを買ってあげました。チケット代金の1500円を払ったきくりは、電車賃がなくなってしまいました。そこで、高校生のひとりに電車賃を貸してもらいました。その後、しばらく返さずにいたきくりでしたが、そのことを知った伊地知星歌に叱られ、ようやくお金を返しました。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の廣井きくりは、圧倒的なカリスマ性を発揮する天才ベーシストです。しかし、彼女には数々の酒カスエピソードがあり、そのために金欠状態に陥り、さらに、それに加えて借金まである人物です。ここからは、アニメ第6話「八景」、漫画1巻のp85～p94に登場した廣井きくりの名言を紹介します。

こちらの名言は、酔っぱらって道端で倒れている廣井きくりを、ぼっちちゃんこと後藤ひとりが見つけた際のきくりの言葉です。この二人の初対面のシーンでの言葉の後に、さらにきくりは「アルコールを絞り出したい」と言っています。

後藤ひとりと出会った廣井きくりは、お酒について語り始めます。きくりは弱気な性格で、何かと緊張することからお酒を飲むようになりました。酔っぱらうと幸せな気分になり、酔いが覚めると不安な気持ちになることから、またお酒を飲むきくりは、このループを「幸せスパイラル」と呼んでいます。この一連のループについて後藤ひとりに語った言葉が、こちらの名言になります。

廣井きくりは、チケットを売りさばく方法として、路上ライブをしようと後藤ひとりを誘います。そして、路上ライブの経験がなく、不安な様子のひとりに、きくりが掛けた言葉がこちらの名言です。この名言によってひとりは気持ちを楽にして路上ライブを成功させることができました。

廣井きくりに誘われて、初めての路上ライブをすることになった後藤ひとりは、不安な気持ちを抑えることができませんでした。しかし、きくりの助言もあり、次第にリラックスして演奏ができるようになりました。この時の後藤ひとりの演奏に、好感を持ったきくりが言った言葉がこちらの名言です。

ここからは、ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）のアニメで、廣井きくりの声を演じている声優を紹介します。廣井きくりを演じているのは、声優の千本木彩花（せんぼんぎさやか）です。声優の千本木彩花のプロフィールと、出演した主な作品と演じたキャラを紹介します。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の廣井きくりの声優、千本木彩花は1995年11月24日生まれ、血液型A型、埼玉県出身、「アイムエンタープライズ」に所属する声優です。日本ナレーション演技研究所で声優について学び、在籍中に演じたアニメ「帰宅部活動記録」の九重クレア役が声優デビュー作です。2017年に「声優アワード」の新人女優賞を獲得しています。趣味は歌うことで、作中でも廣井きくりの歌を歌っています。

声優の千本木彩花の主な出演作とキャラ、「帰宅部活動記録」九重クレア、「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」クラッカ・グリフォン、「ガーリッシュ ナンバー」烏丸千歳、「甲鉄城のカバネリ」無名、「マジきゅんっ!ルネッサンス」愛ヶ咲小花、「転生したらスライムだった件」シュナ、「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」トリッシュ・ウナ、「超可動ガール1/6」ベルノア、「あひるの空」薮内円、「BEASTARS」ハル。

「結城友奈は勇者である ちゅるっと!」秋原雪花、「かげきしょうじょ!!」渡辺さらさ、「天才王子の赤字国家再生術」フラーニャ・エルク・アルバレスト、「転生王女と天才令嬢の魔法革命」アニスフィア・ウィン・パレッティア、「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜」御堂美羽。ここまで、声優の千本木彩花のプロフィールと、主な出演作と演じたキャラの紹介でした。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）のアニメ第6話では、廣井きくりと後藤ひとりが出会います。6話では、きくりがひとりと話す中で、路上ライブをしようと誘います。きくりはひとりを励ます言葉を掛けるなど、きくりの名言がたくさん登場した回でした。こちらの方はアニメ第6話の廣井きくりがかっこいいという感想です。

廣井きくりは酒好きで、常に酔っぱらった状態です。そのため、酒による数々の失敗談があります。また、服装もキャミソールワンピースにスカジャンを羽織り、足元は下駄を履いているという装いです。このような廣井きくりはかっこいいお姉さんで、好きだという感想です。

廣井きくりは、ぼっちちゃんこと後藤ひとりを何かと見守っており、ひとりの演奏も高く評価しています。後藤ひとりにとって廣井きくりは師匠のような存在です。こちらの方は、そのような廣井きくりがかっこいいという感想です。

ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の廣井きくりのお酒にまつわるエピソードや飲んでいるお酒の種類、飲む理由や名言を紹介してきました。酒好きな廣井きくりは、常に酔っぱらっており、そのために数々の酒カスと呼ばれる失敗談がありました。廣井きくりは、弱気で緊張する自分を忘れるために飲んでおり、酒を飲むと幸せな気分になるということでした。酔いが覚めるとまた飲むというループを「幸せスパイラル」と呼んでいます。

常に酔っている廣井きくりですが、ライブでは天才ベーシストとして圧倒的なカリスマ性を発揮します。また、廣井きくりはぼっちちゃんこと後藤ひとりにとって師匠のような存在でした。さらに、アニメで廣井きくりの声を演じる声優の千本木彩花について紹介しました。声優の千本木彩花は廣井きくりの他にも多くのアニメ作品で活躍していました。ここまで、ぼっち・ざ・ろっく！（ぼざろ）の廣井きくりについての紹介でした。