【BLEACH】ユーハバッハの能力は作中最強?「全知全能」は未来改変ができる?

ユーハバッハの能力は、BLEACH(ブリーチ)のラスボスらしい最強の能力になっています。いくつかの技が登場する中で、特に強力なのが全知全能で、描かれた際には、どうやって倒すのか注目を集めました。この記事ではBLEACHのユーハバッハについて、全知全能を含めた技を一覧形式で紹介しつつ、一護や残月、藍染など関連キャラとの関係性なども含めてネタバレありでまとめて紹介していきます。

【BLEACH】ユーハバッハの能力は作中最強?「全知全能」は未来改変ができる?のイメージ

目次

  1. ユーハバッハとは?
  2. ユーハバッハの能力「全知全能」は最強?未来改変できる?
  3. ユーハバッハの必殺技一覧
  4. ユーハバッハの目的や斬月との関係
  5. ユーハバッハの戦闘シーン
  6. ユーハバッハの最後やその後
  7. ユーハバッハに関する感想や評価
  8. ユーハバッハの能力まとめ

ユーハバッハとは?

ユーハバッハとは、BLEACHのラスボスとして登場したキャラクターです。この記事ではユーハバッハについてまとめて紹介していきます。

BLEACH(ブリーチ)の作品情報

BLEACH(ブリーチ)の概要

ユーハバッハが活躍するBLEACH(ブリーチ)は、2001年~2016年にかけて、週刊少年ジャンプにて久保帯人先生が連載していたバトル漫画です。死神をテーマにした現代+和風の剣戟アクション作品で、日本はもちろん海外でも高い人気を誇る作品になっています。全世界でシリーズ累計発行部数が1億3000万部を突破するほどです。

人気と共に評価も高い作品で、国内の漫画賞はもちろん、海外でも、漫画賞を受賞するほどになっています。メディアミックス展開も積極的に行われ、2004年から2012年にかけてオリジナルエピソードも挟みつつアニメ化も行われました。さらに2022年には原作の最終章である千年血戦篇がアニメ化されることも発表され、再び注目を集める形になっています。

BLEACH(ブリーチ)のあらすじ

霊感が強い高校生の黒崎一護は、死神の少女朽木ルキアと出会ったことをきっかけに、死神の力を得ることになります。当初はルキアを助ける死神代行として活動していた一護でしたが、死神の力の譲渡は死神の世界、尸魂界は重罪であり、ルキアは連行されることになってしまいます。一護はルキアを助けるため、仲間と共に尸魂界に向かうことになるのでした。

ユーハバッハのプロフィール

ユーハバッハは、千年血戦篇で登場した滅却師で構成された『見えざる帝国』の皇帝にして、全ての滅却師の祖と言われる人物です。2mある身長と、腰近くまで伸びた長髪、立派な口ひげ、威圧感のある鋭い眼光が特徴的な見た目をしています。服装は、白を基調とした装束を着ている滅却師において、白い軍服の上にボロボロになった深紅のマントを羽織っています。

見えざる帝国の部下からは陛下と呼ばれており、名前で呼ばれる機会の方が少なくなっています。対して、ユーハバッハは部下のことを仲間と呼んでいたりもします。ちなみにユーハバッハの元ネタは、『YHVH』であるとされています。これは、アルファベットでの綴が『YHWACH』であるためです。

ユーハバッハの性格

ユーハバッハの性格は、かなり冷徹な性格をしています。見えざる帝国の部下達のことを仲間と呼ぶ一方で、失敗や敗北、自身への不届きなどは一切許しません。その性格と圧倒的な霊圧から、部下からも慕われると同時に恐れられてもいます。そして自分の目的は必ず遂行する信念を持ち合わせているキャラクターでもあります。これにはユーハバッハの過去も関係しており、1000年前の戦いで、自身が敗れた経験が関係しています。

この経験から、ユーハバッハは今度こそ目的を果たすという強い意志の元、強い部下を揃えた上で、瀞霊廷に襲撃をかける用意周到さも持ち合わせています。そして元々の冷徹な性格と自身の能力も合わせて、必要に応じて部下を犠牲にしてでも自身のパワーアップを図るような側面も持ち合わせています。

ユーハバッハとハッシュヴァルトの関係

ユーハバッハが数多くいる部下一覧の中でも全幅の信頼を置く部下が、ハッシュヴァルトです。ハッシュヴァルトは聖文字でBを与えられ、ユーハバッハが睡眠中には、全知全能を預かるなどしています。そのような立場から見えざる帝国の中でも別格扱いを受けており、雨竜が来るまでは周囲から次期皇帝として名前が上げられていました。ハッシュヴァルト自身もユーハバッハに絶対の忠誠を誓っています。

ただし、ハッシュヴァルトはユーハバッハに見出された際に、結果的に友のバズビーを見限ってしまった過去があります。そのため、バズビーに対しては、今でも悔いて負い目に思っています。BLEACH(ブリーチ)作中では、それがユーハバッハを不利にする行動と知りながら同じような状況に陥った雨竜に対して背中を押すような発言をしています。

ユーハバッハと石田の関係

ユーハバッハが、全幅の信頼を置くハッシュヴァルトよりも優先し、直々に後継者に指名したのが石田雨竜です。自身の持つ聖文字であるAを与えるなどしています。聖別(アウスヴェーレン)でも雨竜だけは例外的に影響を受けていません。雨竜は滅却師としては、一応混血種でありながらも聖別の影響を受けなかったという稀有な存在になっています。

その稀有な存在が理由ではないかと考察はされつつも、ユーハバッハがどうしてそこまでして石田雨竜を優遇したのかは不明です。しかし、ファンの間では、雨竜はユーハバッハとの間に何か特別な血縁関係があったのではないかとも考察されていますが、事実は明らかになっていません。一方で、石田雨竜の方は最初は付き従う素振りを見せましたが、元々裏切る気満々であり、理解し合える関係性ではありませんでした。

またこれは石田雨竜に限った話ではありませんが、ユーハバッハは、石田雨竜や黒崎一護など、滅却師の血筋を持つ者を『息子』と呼ぶことがあります。その一方で、雨竜や一護にとっては、『母の仇』という存在でもあります。

BLEACH[ブリーチ] 千年血戦篇 テレビ東京アニメ公式

ユーハバッハの能力「全知全能」は最強?未来改変できる?

ユーハバッハの能力は「全知全能」

ユーハバッハはいくつかの能力や技を持っていますが、代名詞とも言える能力が、「全知全能(ジ・オールマイティ)」です。元々は未来視が出来る能力で、その範囲も、ユーハバッハが認識している者とかなり広範囲に及んでいました。そのため、全知全能で視た能力は全て無効化でき、通常の攻撃ではダメージを与えることが出来ないラスボスに相応しいチート能力になっています。

ちなみにユーハバッハは、BLEACH(ブリーチ)作中で動き出した当初は、全知全能を使うことができませんでした。これは、「力を取り戻す9年」が終わっていなかったためです。この状況のまま使用してしまうと、部下達に与えていた能力を吸収してしまう可能性がありました。そのため、当初は、全知全能を使用せず、一覧形式で後述する他の技を用いて戦闘を行っていました。

ユーハバッハの「全知全能」は未来改変できる?

元々ユーハバッハの持っていた全知全能(ジ・オールマイティ)は、あくまでも未来視が出来る能力であって、未来を改変出来る能力ではありませんでした。それだけでも十分に強かったユーハバッハですが、ミミハギ様を吸収したことにより、未来改変まで出来るようになってしまいました。

ちなみにユーハバッハの全知全能は、BLEACH(ブリーチ)最終盤で増えてきたチート級の能力一覧の中でも、唯一と言って良い、死すらも超越する能力になっています。未来改変をすることで、自身の死すらも改変して復活することができるのです。しかもこの能力は、霊圧や霊子の概念すらも無視した能力になっているのが、チート級の技一覧の中でも、よりチートじみた能力であるとされる理由になっています。

ユーハバッハの「全知全能」はミミハギ様を吸収し変化した?

ミミハギ様とは霊王の右腕を祀ったものとも言われるもので、元々は東流魂街の七十六地区『坂骨』に伝わる土着の神です。実際にこの加護を受けていたのが浮竹で、ユーハバッハによって霊王が殺された際には、浮竹が神掛を行い、自らが依り代になることで霊王を守ろうとします。しかし最終的にはユーハバッハによって取り込まれることになってしまいます。これによりユーハバッハは、見た目も能力も変化することになるのでした。

ユーハバッハは霊王の右腕を吸収しさらに変化

ユーハバッハが霊王の右腕、ミミハギ様を吸収した後は、全身を黒い霊圧のマントが覆い、無数の眼を持つ姿に変化しています。このタイミングから全知全能の能力も変化したと言える状態です。

ユーハバッハは織姫による事象の拒絶も無効化できる?

BLEACH(ブリーチ)作中でも屈指のチート能力と言われるのが織姫の『盾舜六花(しゅんしゅんりっか)』です。盾舜六花は現実に起きた出来事を拒絶し否定することで回復させるという能力で、普通の回復では直せない負傷も直すことができます。しかし現実を否定するという能力である以上、全知全能の対象になってしまい、ユーハバッハの前では盾舜六花も使用することができませんでした。

一応、元々織姫の『盾舜六花(しゅんしゅんりっか)』は初登場からしばらくは圧倒的なチート能力でしたが、ユーハバッハが活躍する千年血戦篇では、ユーハバッハを含める周囲のインフレ具合からある種普通の回復技のような扱いを受けるようになってもいました。ちなみにユーハバッハは織姫の『盾舜六花』を、未来に起こりうるあらゆる可能性を潰すことで、対応しています。

ユーハバッハの能力の弱点は藍染惣右介や月島?

未来視から変化して未来改変まで行えるようになったユーハバッハの全知全能(ジ・オールマイティ)ですが、弱点も存在しています。その弱点が、藍染の持つ「鏡花水月」と月島の持つ完現術「ブック・オブ・ジ・エンド」のような、過去の改変や、認識の誤認を生むような能力です。

そもそもユーハバッハの持つ全知全能は、自動で発動しているわけではありません。ユーハバッハが、認識した上で発動するという必要があるのです。これが全知全能の弱点であり、この全知全能の弱点をつくことが出来る能力こそが、藍染惣右介の鏡花水月や、月島の過去改変能力なのです。

ユーハバッハの全知全能(ジ・オールマイティ)は、その条件として相手を見る必要があります。しかし、その条件によって藍染の鏡花水月の条件である、『発動する瞬間を相手に見せる』という条件を満たせてしまうのです。そして全知全能(ジ・オールマイティ)はユーハバッハの認識がトリガーになっているので、事実を誤認してしまう藍染の鏡花水月は相性が悪いのです。

対して、月島の持つ、過去改変能力は、例えユーハバッハが未来を変えても、そうならなかった過去を作り出すことで、対抗できるという形です。BLEACH(ブリーチ)本編ではこの力を用いて、織姫の盾舜六花を機能させるという手段も用いています。月島の能力は明確に相性が悪いというわけではありません。ただしお互いに過去と未来を改変する能力である故に、対抗されやすいという意味で弱点になっています。

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ユーハバッハの必殺技一覧

必殺技①聖別(アウスヴェーレン)

ユーハバッハが用いる技の一覧の中でも、全知全能に並んで強力な能力といえるのがこの聖別(アウスヴェーレン)です。この能力は2つの能力を持っており、『ユーハバッハの持つ力を他の滅却師に与える能力』と『与えた能力を回収してユーハバッハに還元する能力』になっています。合わせて使うことで、不要と判断したものから力を奪い、より重要な者に能力を与えることも可能です。

ちなみに力を奪う方の能力は、与えた以上の力を奪うことも可能です。また奪われた者は、ダメージを受けるだけに留まらず、最悪の場合は白骨化して死亡してしまいます。BLEACH(ブリーチ)作中では、度々利用されていますが、白骨化のシーンは、親衛隊4名を復活させる際に利用されたりしています。強い技であると同時に、BLEACH(ブリーチ)の物語にも重要な意味を持っている能力になっています。

元々ユーハバッハは先天的にこの能力を持っていました。そしてこの能力を発展させて、作り出したのが『聖文字』になっています。ユーハバッハは聖文字を利用して星十字騎士団にそれぞれの固有能力を与えています。全知全能もこの能力を用いて獲得しています。

必殺技②大聖弓(ザンクト・ボーゲン)

滅却師の基本戦術が矢を放つ攻撃ですが、そんな滅却師の基本技をユーハバッハが使用する場合に使うのが、この大聖弓(ザンクト・ボーゲン)です。ユーハバッハが使用する場合には、巨大な光の弓を形成した上で巨大な『神聖滅矢(ハイリッヒ・プファイル)』を1度にまとめて発射させることができます。基本的には滅却師の用いる矢であることに変わりはないので、剣として扱うことも可能です。

この一覧形式で紹介している技の中でも、比較的容易に使用できる技であり、様々な場面で使用される技になっています。ちなみに、山本元柳斎重國に最終的にトドメを指したのが、この技を用いた剣です。

必殺技③外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)

通常の滅却師が用いる防御用の技である静血装(ブルート・ヴェーネ)をユーハバッハが進化させたのが、『外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)』です。通常は体内に流すものですが、ユーハバッハの外殻静血装(ブルート・ヴェーネ・アンハーベン)の場合は、体外にまで血液を排出することで一種のバリアのように使用でき、触れた者の力を奪い取ることも可能になっています。

この記事で紹介している技一覧の中でも、明確に防御のための技である一方で、防ぐことがそのまま攻撃にも繋がるカウンター技になっています。ただし、どう応用したらユーハバッハのような使い方ができるのかは不明になっています。

必殺技④簒奪聖壇(ザンクト・アルタール)

簒奪聖壇(ザンクト・アルタール)は、対象の周りに光の五芒星を生み出し、相手の能力や知識を奪うことが出来る技です。聖別は滅却師に対して使用するのに対し、こちらは、条件は不明ながら、兵主部一兵衛にも使用を試みており、死神などにも使用することができる技です。BLEACH(ブリーチ)作中では、明言されていないものの、Rのロイドロイド相手に使用したのがこの技ではないかと考察されています。

必殺技⑤苦悶の環(クヴァール・クライス)

この記事で紹介する技一覧の中で、唯一原作では使用せず、アニメBLEACH千年血戦篇にて使用したアニメオリジナルの技が苦悶の環(クヴァール・クライス)です。一護との初邂逅の際に、使用した技で、相手を囲むように光の柱を出現させた上で、『滅却聖矢』を放つ技になっています。放った後に軌道を変えることも可能で、応用の利く技になっています。

ユーハバッハの強さは?

BLEACH(ブリーチ)作中でも数多くの技を繰り出しているユーハバッハですが、ユーハバッハの強さは技の多さだけではありません。基本的な戦闘能力だけを見ても、BLEACH作中随一の実力者なのです。その証拠に、卍解状態の一護の高速戦闘に、なんの技も使わずについていくどころか圧倒しており、スピードだけでもかなり高次元にあることが証明されています。

これらの基本的な戦闘能力に、それぞれの技を合わせると、護廷十三隊の隊長格や、十刃であっても対抗できるものではない強さを誇っています。作中でも多くの者との戦闘に勝っており、能力の相性や弱点などを突かれなければまず負ける相手はいないといえるほどの強さを誇っているのです。まさにラスボスに相応しい強さを誇ったキャラクターになっています。

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ユーハバッハの目的や斬月との関係

ユーハバッハの本当の目的

ユーハバッハは、BLEACH(ブリーチ)作中、霊王の殺害と、死神の根絶を掲げて行動していました。しかし消滅する間際には本当の目的が、ユーハバッハの口から語られています。ユーハバッハの真の目的とは、現世・尸魂界・虚圏の境界を破壊することで生死の境を消し去ることです。そうすることで人々を死の恐怖から開放しようとしていました。

実際、冷徹な性格をしているユーハバッハですが、BLEACH(ブリーチ)作中では滅却師や死神に対しては、持ち前の冷徹さを発揮しています。しかし、人間(生者)である一護や織姫に関しては、妙なほどに見逃すシーンなどもあり、それもこの真の目的が理由だったのではないかとも考察されています。

ユーハバッハと斬月の関係

ユーハバッハは斬月と非常に似た容姿をしており、千年血戦篇が描かれ始めるとその関係性について、様々な考察が行われることになりました。ユーハバッハと斬月の容姿が似ている理由は、斬月の持ち主である黒崎一護の血筋が関係しています。BLEACH(ブリーチ)作中では、既に亡くなっている黒崎一護の母、黒崎真咲が、実は純血の滅却師だったのです。

黒崎一護の父親は、元は隊長格になるほどの死神であり、黒崎一護はいわば、死神と滅却師のハーフなのです。純血の滅却師は全てユーハバッハの血を汲んでいるということになります。そして、黒崎一護が死神になった際、表に出ている力は滅却師の力でした。そのため、黒崎一護の中の滅却師の力が形を取り、残月となる際に、若かりし頃のユーハバッハの姿になってしまったのです。

余談ですが、一護の中には斬月以外に『白一護』と呼ばれる存在もいましたが、これは虚の力です。真咲がホワイトの攻撃を食らって体内に虚化を宿してしまいます。これが後に生まれた一護に引き継がれることになったためです。ちなみに真咲が死亡する原因になったのは、これによって、純血派でありながらユーハバッハに不純物が混ざったと判断されたためでした。

余談ですが、アニメBLEACH(ブリーチ)では、これらの設定を加味してか、ユーハバッハと斬月の声優は同じ菅生隆之さんが演じています。ただし、まるっきりそのまま演じているわけではありません。斬月を演じる際はある程度穏やかな声質で演じているのに対し、ユーハバッハを演じる際は、ドスの聞いた威圧感のある声質になるように演じ分けられています。

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ユーハバッハの戦闘シーン

ネタバレ①藍染惣右介との戦い

ユーハバッハと藍染惣右介の戦いは、最初からお互いの能力が全開の状態で描かれます。最終決戦の中で、一護はユーハバッハとの戦いで斬月を折られてしまいます。その間を繋ぐ形で戦ったのが一護にとっては宿敵ともいえる藍染惣右介だったのです。上記でもネタバレしたように藍染惣右介は、鏡花水月によって認識を誤認させることが出来るため、ユーハバッハ相手にも善戦しています。

バトル自体は非常に短い時間でしたが、藍染惣右介は、破道の九十九『五龍転滅(ごりゅうてんめつ)』を詠唱破棄で使用するなど、BLEACH(ブリーチ)作中でも最高峰のバトルを展開しています。

ネタバレ②霊王との戦い

ユーハバッハは霊王を倒すべく行動しており、霊王の前に辿り着いています。ユーハバッハは、霊王を『我が父』と呼んで血縁関係があるかのような示唆をしています。無抵抗な霊王をユーハバッハが殺そうとすると、斬りつけた瞬間に、何故か死神に襲いかかるという謎の戦いが展開されています。

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ユーハバッハの最後やその後

ユーハバッハと一護の因縁

ユーハバッハと一護の因縁は、母、真咲の頃から脈々と受け継がれた者です。純血の滅却師であった真咲は、グランドフィッシャーに襲われて死亡していますが、その直前に、ユーハバッハは聖別を受けており、抵抗する術もなく殺されているのです。一護はそのことを知りはしませんでしたが、一護にとってユーハバッハは、いわば母親の仇とも言うべき存在です。

そんな一護が、自身の血筋について、気づいたのは、ユーハバッハの第1回瀞霊廷侵攻の際です。この時、一護は虚圏におり、駆けつける形でユーハバッハと戦闘になります。この中で、一護は自身に滅却師の血が流れている可能性に気づくことになります。そして、一護は、この戦いに敗北しただけでなく、ハッシュヴァルトに斬月を折られてしまいます。

ユーハバッハと一護の戦いの結末

そして一護は過去に向き合うことになり、出生の秘密を知ると、残月の打ち直し、さらには零番隊との修行を受けて、ユーハバッハと再び戦うことになります。その戦いで、一護は真の卍解を解放させますが、ユーハバッハの全知全能に、再び残月を折られてしまいます。そこに駆けつけた藍染惣右介と月島によって、一護は救援を受けることになります。

藍染惣右介が時間を稼いでいる間に、一護は月島に斬月を直してもらいます。そして最後には、石田雨竜の協力も受けて、ユーハバッハの力を一時的に無効化することでユーハバッハを倒すことに成功したのです。しかしこの時は、ユーハバッハを完全に消すには至っていませんでした。ユーハバッハの力は強大であり、その残滓が残ることになったのです。

ユーハバッハはその後一勇により消滅

その後、BLEACH(ブリーチ)作中の時間が流れて、一護と織姫が結婚、息子の一勇が生まれます。彼は一護の力を継いでおり、死神の力を持っています。高い潜在能力を持っているようで、一護達も気づかなぬ間に、黒崎家に出現したユーハバッハの残滓を指を突っ込んだだけで消滅させています。これによりユーハバッハは、最終的に完全に消滅することになったのです。

こうしてユーハバッハの意識は完全に消滅されましたが、原作のその後を描いた小説版では、ユーハバッハの肉体が新たな霊王として、世界の均衡を守るのに使用されていることが明らかになっています。こちらには既にユーハバッハの意識は残っておらず、あくまでも肉体が利用されているだけという形式です。

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ユーハバッハに関する感想や評価

ここからは既にBLEACH(ブリーチ)を読んでいる人の、ユーハバッハについての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ユーハバッハの能力は、BLEACH(ブリーチ)作中でもやはりチート能力過ぎるという声が多くなっています。しかもそれが最初からチートなのではなく、作中での出来事でさらに強くなるのがおかしいと言われています。

またユーハバッハは、この記事で紹介した技の一覧も十分にチート能力すぎると言われています。特に技を奪う系の能力である聖別と簒奪聖壇の2種類の技は、奪う能力や、使用条件などによっては、これだけで十分にチート能力であるとされています。これらの技を一覧形式で紹介出来るほどに併用出来るのがユーハバッハの強さになっているとも言われています。

また全知全能は未来視もさることながら、「知ってる能力の無効化」だけでも十分すぎるチート能力であるとされています。特にBLEACH(ブリーチ)は技前提の戦闘も多くなっており、バリエーションは決して多くないパターンもあるのです。この無効化能力が、おまけのようについているのが、ユーハバッハの能力のチートっぷりを感じさせるという声も多いです。

同じく、この記事でも一覧形式で紹介したように、普通の滅却師が使用する技を強化して使用する技の場合も多いです。しかも、そのパワーアップのさせ方が尋常じゃないとする声が多くなっています。それぞれの技が、完全にユーハバッハオリジナルの技として使用されており、他の滅却師が使わないのもユーハバッハの特別感が強くなったとする声も多いです。

そしてそんなユーハバッハと相性の悪い能力の持ち主が既にBLEACH(ブリーチ)作中に登場していたのが凄いとも言われています。しかもそれが藍染惣右介と君島という、それぞれのエピソードでボスを務めたキャラクターなのが良かったとも言われているのです。特に藍染惣右介に関しては、ラスボスでもおかしくないと考えられているキャラだっただけに、最終章での活躍は良かったとする声が多くなっています。

一護の能力もそれぞれのエピソードで到達点が異なっていることもあり、異なる力で戦っていたら、と考察されることもあります。圧倒的な強さを誇ったという意味では、完全虚化の一護や藍染惣右介と戦った無月の一護とユーハバッハとの戦いを見たかったという声などもでてくるほどです。

またユーハバッハの戦いは、名勝負が多すぎるとも言われています。この記事で一覧形式で紹介した戦い以外にも、最終的に破れることになる一護との戦いはもちろんながら、特に人気の高いのが、山本元柳斎重國との戦いです。この記事でも紹介した技一覧に描いた技が応酬される戦いになっており、原作漫画、アニメ共にその作画や演出も良いと言われています。

加えてこの時点ではまだユーハバッハが全知全能を使っていなかったのも良かったとする声も多くなっています。山本元柳斎重國との戦い以外にも兵主部一兵衛との戦いもクローズアップされることが多くなっています。兵主部一兵衛との戦いは、全知全能を始めて使用した戦いであり、圧倒的な強さを誇った兵主部一兵衛を、全知全能を用いて瞬く間に逆転勝利したのが良かったとされています。

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ユーハバッハの能力まとめ

ユーハバッハは、全知全能を中心に一覧形式で紹介するほどに多くの技を持っているキャラクターです。どれ1つとっても非常に強力な能力で、一覧でも紹介したように普通の滅却師が使用する技であっても大幅に強化された状態で使用することが可能です。そして全知全能は、未来視をした上で技の無効化、さらには未来改変まで出来るようになるという、まさにラスボスに相応しいチート能力になっていました。

ユーハバッハが使用した技は一覧でも紹介したようにどれも派手で見応えがあるものです。この記事一覧形式で紹介したように、そのどれもがチート級の能力を持ち合わせています。戦う相手も非常に多く、主人公の一護とは複数回戦っている他、山本元柳斎重國や兵主部一兵衛などとも戦っています。注目のバトルも多いので、今後BLEACHを読む際は、ユーハバッハの能力や技にも注目しながら読んでみましょう。

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