【チェンソーマン】無限ループ説を考察!根拠となるシーンや白枠黒枠コマの意味は?

チェンソーマンの無限ループ説とパラレルワールド説を考察!チェンソーの悪魔と融合したデンジが、普通の人生を求めて戦う物語が描かれているチェンソーマン。本記事では、チェンソーマンの作品概要とあらすじや、読者の間で無限ループ説とパラレルワールド説が浮上している理由を考察していきます。また、チェンソーマンの黒枠と白枠の違いや、デンジとマキマが映画を見ているシーンを紹介していきます。

【チェンソーマン】無限ループ説を考察!根拠となるシーンや白枠黒枠コマの意味は?のイメージ

目次

  1. チェンソーマンとは?
  2. チェンソーマンの無限ループ説や白枠黒枠コマの意味
  3. チェンソーマンの無限ループ説の根拠のシーン~デンジ関連~
  4. チェンソーマンの無限ループ説の根拠のシーン~パワー関連~
  5. チェンソーマンの無限ループ説の根拠のシーン~その他~
  6. チェンソーマンのその他の伏線や名前の由来
  7. チェンソーマンの無限ループ説に関する感想や評価
  8. チェンソーマンの無限ループ説まとめ

チェンソーマンとは?

チェンソーマンの概要

無限ループ説やパラレルワールド説を考察する前に、まずは「チェンソーマン」の基本情報を紹介していきます。チェンソーマンは2019年から連載されている漫画で、累計発行部数は2023年1月時点で2300万部を突破しています。2022年にはアニメが放送されており、アニメでは「終わりのセラフ」「サマータイムレンダ」「呪術廻戦」などの作品に携わっている「瀬古浩司」が脚本を担当しています。

チェンソーマンのあらすじ

チェンソーマンの主人公はデンジです。デンジは父親の借金を返済するためにフリーのデビルハンターをしていましたが、雇い主に裏切られたことで命を落としてしまいます。また、相棒のポチタと融合したことでチェンソーの悪魔になり、雇い主を倒した時にマキマという女性と出会いました。舞台設定は1997年と言われていますが、「ソ連が崩壊していない」などの現実世界との違いがあるようです。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

チェンソーマンの無限ループ説や白枠黒枠コマの意味

ここからは、チェンソーマンの無限ループ説とパラレルワールド説を考察していきます。チェンソーマンは謎が多い作品のため、読者の間で様々な説が浮上しています。黒枠と白枠の違いや、マキマの言動をネタバレしながらまとめていきます。

考察①黒枠と白枠のコマがある?

チェンソーマンでは黒枠と白枠のシーンが描かれています。黒枠は古くから漫画の表現技法として使用されており、初めて黒枠を使用した漫画家は手塚治虫といわれています。また、黒枠は「回想シーンや過去」を描く時に使用されているため、チェンソーマンでも同様のシーンで黒枠が使用されている可能性が高いです。ですが、白枠には明確な表現技法は無いと言われています。

サムライソードのエピソードでは、公安の荒井ヒロカズが銃撃を受けており、銃撃シーンで黒枠が使用されていました。荒井ヒロカズの死亡は、東山コベニの回想シーンで明らかになっているため、回想シーンを分かりやすくするために黒枠を使った可能性が高いです。また、チェンソーマンは型破りなストーリーが話題になっていますが、古くから存在している表現技法はしっかりと使っているようです。

クエスチョンマークとペンの画像

姫野が早川アキと出会ったシーンでも黒枠が使用されていました。また、パワーがニャーコと出会ったシーンでも黒枠が使用されているため、チェンソーマンの黒枠には過去の意味があることが分かります。ですが、「過去とは思えないシーン」でも黒枠が使用されているため、チェンソーマンの黒枠はパラレルワールドという説が浮上しています。

考察②チェンソーマンの白枠黒枠コマの意味

前述したように、漫画の黒枠には過去や回想シーンの意味があります。チェンソーマンは他の漫画と同様に、黒枠と白枠を交互に描いていることで違和感が無いストーリーになっていますが、黒枠と白枠でキャラクターの言動に違いがあることでパラレルワールド説が浮上しています。そのため、荒井ヒロカズはパラレルワールドで死亡しており、本筋の世界では生きているという考察がされています。

考察③黒枠=パラレルワールドという説

前述したように、「チェンソーマンは黒枠と白枠でパラレルワールドを表現している」という説が浮上しています。サムライソード一味の襲撃で、公安のほとんどのメンバーは殺されており、生き残った円は公安を辞職しました。そのため、荒井ヒロカズの死亡はパラレルワールドの出来事で、本筋の世界で生き残った荒井ヒロカズも辞職したという説が浮上しています。

パラレルワールドは「ある世界から分岐し、それに並行する世界」のことで、並行世界や並行宇宙と呼ばれています。チェンソーマンには「宇宙の悪魔」が登場しているため、パラレルワールドに関係する悪魔が存在しているという説が浮上しています。また、パラレルワールドの世界が同時進行している可能性があるため、最終的には2つの世界が1つに繋がるのかもしれません。

考察④今の世界の過去を表現する方法

チェンソーマンでは、「黒枠が過去」「白枠が現在」の表現技法が使用されている可能性がありますが、黒枠と白枠の矛盾でパラレルワールド説が浮上しています。第一部の終盤では、パワーが誕生日ケーキを持ってマキマのマンションを訪れていますが、デンジは何故かパワーが訪れることを知っていました。そのため、デンジだけがパラレルワールドを経験している可能性があります。

チェンソーマンの第一部では、早川アキとパワーが死亡しています。2人はデンジの本当の家族のような存在になっていたため、2人の復活を望んでいる読者がとても多いようです。そのため、黒枠と白枠の違いやパラレルワールド説が、2人の復活に繋がると予想されています。

赤い背景のクエスチョンマークの画像

少年漫画の主人公は、「世界の敵を倒す」「夢を叶える」などの目的を持っており、最終的には目的を達成することで大団円を迎えます。チェンソーマンのデンジは、「普通の人生を送る」という目的を持っていますが、第一部で家族のような存在の早川アキとパワーを失っています。そのため、2人の死はパラレルワールドに関係しており、最終的にはデンジと再会するという考察がされています。

考察⑤デンジだけ無限ループをしている?

チェンソーマンのデンジは、「これから起きる未来」を知っているような言動を見せているため、「デンジだけ無限ループしている」という説が浮上しています。早くに両親を失ったデンジは、自分の誕生日を知りませんが、マキマのマンションで「俺の誕生日だ」と発言しています。そのため、過去の世界でデンジは自分の誕生日を知り、現在の世界で思い出した可能性があります。

チェンソーの悪魔は「特別な悪魔」と言われていますが、2023年1月時点では詳しい能力が分かっていません。また、デンジは破天荒な戦い方で他の悪魔を倒していますが、単純な戦闘能力なら他の悪魔の方が上です。そのため、チェンソーの悪魔の能力は、パラレルワールドや無限ループと関係している可能性があります。

黒いクエスチョンマークの画像

マキマは「チェンソーマンが食べた悪魔は、この世から存在が消える」と発言しています。そのため、他の悪魔はチェンソーマンを恐れていますが、「存在が消えたのに、消えたことを他の悪魔が知っている」という矛盾が生じています。また、ポチタはデンジに能力を明かしていないため、過去の世界で記憶を失ったと予想されています。

チェンソーマンの悪魔は、「食べた悪魔の能力を継承する」という特徴があります。ですが、チェンソーの悪魔は「チェンソー以外の能力」を持っていないため、過去の世界で能力を失ったという考察がされています。また、デンジと出会った時のポチタは負傷していたため、戦いに敗れたことで能力を奪われた可能性があります。

クエスチョンマークを持っている手の画像

無限ループと永遠は言葉が似ているため、「無限ループには永遠の悪魔が関係している」という説が浮上しています。デンジは永遠の悪魔と戦っていますが、最終的には痛みに耐えられなくなった永遠の悪魔が負けを認めました。読者の間では、永遠の悪魔が持つ能力は別のもので、デンジは今現在も能力に囚われているという考察がされています。

チェンソーマンでは、「ほとんどのメインキャラクターが死亡する」という不幸の連続が描かれています。転換点になっているのが「姫野の死」で、姫野が死亡する前には永遠の悪魔との戦いが描かれていました。そのため、デンジが永遠の悪魔の能力から解放され、最終的にはメインキャラクターが生存しているハッピーエンドを迎えるという考察がされています。

考察⑥マキマは2つの世界の情報を共有している?

デンジはマキマと出会った時に、「ポチタは自分が飼っていた悪魔」と説明しました。デンジの話を聞いたマキマは、「ポチタは君の親友」と言っているため、「マキマはポチタのことを知っていた」という違和感があります。そのため、マキマは2つの世界を知る唯一の存在という考察がされています。

デンジはポチタと契約を結んでいますが、契約のことを誰にも話していません。ですが、マキマはデンジに契約の話を始めたため、デンジが過ごした他の世界を知っていた可能性があります。また、マキマは「小動物を操る能力」「小動物が聞いた情報を得る能力」を持っているため、小動物を使って契約を知ったという考察もされています。

青色と黄色の色鉛筆の画像

チェンソーマンが食べた悪魔は存在が消えるため、マキマは「第二次世界大戦やナチス、エイズが世界から消えた」と話しています。ですが、マキマが消えた悪魔を知るという矛盾が生じているため、マキマは悪魔が存在している別の世界を知っていたという考察がされています。また、戦争の悪魔は第二部で復活しているため、消えた悪魔が復活する方法があるのかもしれません。

デンジは夢の中で扉を見ており、ポチタが「扉を開けちゃダメだ」と言って制止しています。2023年1月時点では、扉の向こうが分かっていないため、扉の向こうが「凶悪な悪魔が存在する最悪な世界」という説が浮上しています。また、早川アキやパワーの死亡は、扉の向こうで起きた出来事という考察がされています。

考察⑦マキマを倒せた理由

デンジはマキマに圧倒されていましたが、復活したパワーの協力で逃亡に成功しています。再戦ではチェンソーの悪魔とデンジが分離しており、マキマの嗅覚を逆手に取って勝利しました。また、マキマは再生能力を持っていたため、パワーの血で再生能力を遅らせています。最終的にデンジは、「倒せないなら食べる」という選択をしているため、「デンジはマキマの倒し方を知っていた」という考察がされています。

デンジは凡人では思いつかないような戦いを見せていますが、基本的には頭が悪いキャラクターです。そのため、「パラレルワールドでマキマを倒した記憶」を思い出し、記憶を使って別の世界でもマキマを倒したという考察がされています。また、マキマは人間の姿をしている悪魔のため、マキマの姿もパラレルワールドと関係している可能性があります。

クエスチョンマークを見ているミニチュアの画像

チェンソーマンの悪魔は、「食べた悪魔の能力を得る」という特徴がありますが、マキマを食べたデンジは支配の悪魔の能力を得ていません。また、支配の悪魔はナユタという少女に転生しているため、ナユタがパラレルワールドに関係している可能性があります。

第一部の終盤では、パワーがデンジに「地獄でワシを見つけてほしい」と頼んでいます。そのため、第二部ではデンジが地獄に行く可能性がありますが、「ナユタが現世に転生できて、パワーが転生できない理由」が不明です。そのため、チェンソーマンは2つの世界を同時進行させていることで、物語に矛盾が生じている可能性があります。

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チェンソーマンの無限ループ説の根拠のシーン~デンジ関連~

黒枠と白枠の違いを考察した後は、チェンソーマンのデンジの言動から無限ループ説を考察していきます。デンジはポチタと融合したことでチェンソーの悪魔になりましたが、幼少期の影には意味深な描写がされているようです。

考察①デンジは魔人を知っている?

公安のデビルハンターになったデンジは、マキマと一緒にいることを望んでいましたが、マキマの命令で早川アキと行動を共にすることになりました。デンジは早川アキに「魔人って何?」という質問をしていますが、直前のエピソードで「デンジは魔人を知っている」という描写がされています。そのため、デンジの言葉の矛盾から無限ループ説が浮上しています。

チェンソーマンの1話では、デンジがポチタに「悪魔には死んだ人間の体を乗っ取れるやつもいるらしい」と話していました。そのため、デンジは早川アキと出会った時点で、魔人について知っていた可能性がありますが、「魔人」という言葉を知らなかった可能性もあります。そのため、デンジの言葉の矛盾は、読者に考えさせるためのミスリードかもしれません。

デンジが早川アキと話していたシーンは白枠で、ポチタと話していた時のシーンは黒枠で描かれていました。そのため、黒枠は「前の世界のデンジとポチタの会話」で、白枠のデンジは前の世界の記憶を失っているという考察がされています。また、デンジは似た世界を無限ループしているという説が浮上しています。

考察②デンジの父親の死亡

物語が始まった時点で、デンジは父親を失っており、冒頭では「父親は首を吊って死んだ」と書かれていました。ですが、マキマは「父親はデンジが殺した」と話しているため、父親の死に方に矛盾が生じています。そのため、デンジは似た世界を無限ループしており、世界が変わる度に父親の死に方も変わっている可能性があります。

前述したように、チェンソーマンではデンジが記憶を思い出すような描写がされています。そのため、首を吊った父親は前の世界の記憶で、デンジは前と現在の記憶が混在している可能性があります。また、マキマはチェンソーマンの正体を知る悪魔のため、前の世界の出来事をデンジに話したという考察もされています。

ポチタは扉を開けることを制止しているため、扉の向こうには「デンジのトラウマ」が封印されている可能性があります。そのため、デンジは父親の死を自分の都合の良い記憶に変え、他のトラウマと一緒に扉の向こうに封印したという考察がされています。また、マキマは扉の向こうを知っていたという説も浮上しています。

考察③デンジの過去の腕の影の描写

チェンソーマンの82話では、幼少期のデンジの後ろ姿が描かれており、デンジの腕の影がチェンソーのような形になっていました。82話では「デンジが父親を殺した事実」が判明していますが、デンジは父親が死んだ後にポチタと出会っています。そのため、デンジはポチタと出会う前から、チェンソーの悪魔と関係していた可能性があります。

前述したように、デンジには無限ループ説が浮上しているため、ポチタとの出会いは偶然ではなく必然の可能性があります。また、デンジは人間のような見た目をしていますが、「デンジの正体は悪魔で、ポチタと分離したことで人間の姿になった」という考察がされています。そのため、2人が出会った時にはお互いの記憶が無くなっており、融合したことで少しずつ記憶を取り戻している可能性があります。

デンジの名前の由来は「天使」と言われています。また、天使の悪魔は登場していますが、天使そのものは登場していないため、デンジの正体は「堕天使のルシファー」という説が浮上しています。そのため、チェンソーマンの正体もルシファーで、堕天した時にデンジとポチタに分離した可能性があります。

前述したように、チェンソーマンは食った悪魔の存在を消す能力を持っています。悪魔の中ではベルゼブブが「暴食」を司っており、ベルゼブブはルシファーやサタンに並ぶ悪魔の王として知られているため、チェンソーマンの正体はベルゼブブという説が浮上しています。また、デンジとポチタは2人で1体の悪魔で、分離したことで「影だけにチェンソーが描かれた」という考察がされています。

考察④パワーがマキマに殺されるシーンのデンジの記憶

チェンソーマンの81話では、デンジがマキマのマンションを訪れており、マキマの「ぱん」という言葉でパワーが殺されています。デンジはマキマに言われるがままにドアを開きましたが、ドアを開く前に「ドアを開けたらパワーが笑ってて…」という記憶を取り戻しています。そのため、デンジが未来を知っていたことも無限ループ説に繋がっています。

パワーが死亡した時には黒枠が描かれていないため、黒枠が過去を表現している場合には、パワーは今の世界で殺されたことになります。また、デンジはドアを開ける時に記憶を取り戻しているため、過去の世界でもパワーがマキマに殺された可能性があります。

パワーは死の間際に、「地獄でワシを見つけてほしい」と言っています。そのため、デンジが無限ループしている場合には、「すでにパワーを見つけて別の世界が始まった」という説が浮上しています。また、デンジは「普通の人生を生きたい」と言っているため、「無限ループから抜け出して、普通に生きて死ぬ人生を望んでいる」という考察がされています。

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チェンソーマンの無限ループ説の根拠のシーン~パワー関連~

黒枠と白枠の違いやデンジの言動を考察した後は、チェンソーマンのパワーの言動から無限ループ説を考察していきます。公安に入る前のパワーは、ニャーコと森の中で暮らしていましたが、パワーの過去に違和感を感じている読者が多いようです。

考察①ニャーコと出会い森の中で暮らしていたパワー

パワーは公安のデビルハンターですが、公安に拾われる前は森で暮らしていました。また、拾った猫を太らせて食べるつもりでしたが、愛情を抱いたことでニャーコという名前を付けて可愛がっています。7話では「泥だらけのパワー」が描かれていましたが、9話の表紙では「綺麗な姿のパワー」が描かれていたため、パワーの描写の違和感がパラレルワールド説に繋がっています。

7話のパワーは黒枠で描かれていたため、泥だらけの姿は過去のパワーであることが分かります。ですが、9話では黒枠が描かれていないため、「過去の姿に黒枠が描かれなかった謎」が残っています。そのため、7話と9話のパワーで別の世界を表現していた可能性があります。

考察②パワーの4本ツノ

パワーは血を飲むことで力が増しますが、血を飲み過ぎると「傲慢な悪魔になる」と言われています。また、普段の角は2本ですが、38話と39話では4本になっていたため、マキマがパワーの血抜きをすることを決めます。41話でパワーは再登場していますが、4本の角を生やして普通に天使の悪魔と話していたため、パワーの性格に違和感を感じた読者がいるようです。

パワーは宴会後に角が増えており、デンジが異変に気付いたことで血抜きされることになります。この日の朝には、「パワーと早川アキが殴り合いの喧嘩をした」と言っていましたが、喧嘩をする余裕があったようには思えません。そのため、パワーの角が生えたエピソードでは、過去と現在が混在していた可能性があります。

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チェンソーマンの無限ループ説の根拠のシーン~その他~

黒枠と白枠の違いやパワーの言動を考察した後は、チェンソーマンのその他の謎から無限ループ説を考察していきます。チェンソーマンには面白いサブキャラクターが登場していますが、サブキャラクターの言動にも意味があると予想されています。

考察①姫野の亡くなったバディの人数

姫野は長年デビルハンターをしているため、早川アキは「6人目のバディ」であることが分かっています。また、姫野は定期的に墓参りをしていますが、「18話では墓石が6つ」「19話では墓石が4つ」という違いが描かれています。そのため、過去と現在の世界で姫野のバディの人数が変化している可能性があります。

18話の墓石は白枠で描かれていましたが、19話の墓石は黒枠で描かれていました。また、姫野は「早川アキに死んでほしくない」という強い想いを抱いているため、別の世界では姫野の目の前で早川アキが死んだという考察がされています。そのため、墓石の数は現在と過去を表現している可能性があります。

考察②荒井ヒロカズの死亡シーン

公安のメンバーはサムライソード一味の襲撃を受けており、荒井ヒロカズは東山コベニを庇って命を落としています。荒井ヒロカズの死亡の事実は東山コベニの回想シーンで明らかになりましたが、黒枠と白枠の両方で描かれた謎が残っています。また、最初のシーンでは喉に銃撃を受けていますが、別のシーンでは喉の傷が消えていたため、荒井ヒロカズは2つの世界で2度死んだという考察がされています。

考察③コベニの回想シーン

荒井ヒロカズが死亡した回想シーンで、東山コベニは顔とシャツに返り血を浴びています。ですが、サムライソードを強襲した時には血が付いていなかったため、東山コベニの姿には違和感があります。また、東山コベニは詳しい強さが分かっていないため、2つの世界で強さが違うという説が浮上しています。

考察④サンタクロースが受けたデンジ殺害の依頼

チェンソーマンの54話と64話では、サンタクロースがデンジ殺害の依頼を受けるシーンが描かれています。2つのシーンは同じ内容ですが、何故か白枠と黒枠で描かれていたため、2つの世界を表現していた可能性があります。また、「サンタクロースが読んでいた新聞のデザインが違う」「依頼者の返答の言葉が違う」という違和感があります。

考察⑤デンジの護衛を指揮していた人物

デンジは各国の刺客に命を狙われていたため、宮城公安の日下部と玉置がデンジを護衛することになりました。55話では「日下部が指揮を執る」と言っていましたが、59話では玉置が指揮官のような様子を見せていたため、突然の指揮官の変更という違和感が描かれています。また、直近の出来事が黒枠で描かれていたため、2人の言動で別の世界を表現していた可能性があります。

考察⑥マキマの好きな男のタイプ

マキマはデンジから「好きな男性のタイプ」を聞かれた時に、「デンジ君みたいな人」と答えています。また、マキマはチェンソーマンに心酔しており、チェンソーマンを手に入れるためにデンジを利用していました。そのため、マキマには別の世界の記憶があり、「チェンソーマンの正体のデンジが好きなタイプと答えた」という考察がされています。

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チェンソーマンのその他の伏線や名前の由来

黒枠と白枠の違いやパラレルワールド説を考察した後は、チェンソーマンのその他の伏線を考察していきます。チェンソーマンは型破りなストーリーが話題になっていますが、計算された伏線も多いという意見が挙がっています。キャラクターの名前の由来もネタバレしながらまとめていきます。

考察①キャラの名前の由来

デンジ

作者の藤本タツキは、「ABARA」という作品から影響を受けているため、デンジの名前の由来はABARAの「駆動電次」と思われていました。ですが、藤本タツキがインタビューを受けた時に、由来は駆動電次ではなく「天使」であることが分かりました。また、「チェンソーの電池をイメージするため」に天使に濁点を付けた名前になりました。

早川アキ

早川アキの名前の由来は「AK銃」です。物語が始まった時点で、早川アキは銃の魔人になることが決まっていたため、世界中で使われている銃が名前の由来になりました。また、早川アキのマキマに対する好意は偽物のため、「心の空き」も表現されています。

マキマ

デンジは家族を欲しており、チェンソーは「木」を切る道具のため、マキマの名前の由来は「キ」を除いた「ママ」と言われています。また、マキマも対等な存在を欲していたため、デンジとマキマは似た者同士だったようです。第二部ではデンジがナユタの親代わりになっていますが、成長したナユタが母親代わりになるのかもしれません。

考察②マキマとデンジが映画を見るシーン

マキマはデンジとのデートで映画を見ており、「誰もがつまらないと言う映画」で涙を流していました。支配の悪魔のマキマは、ほとんど感情を表に出すことが無かったため、映画では「マキマが求めているもの」が描かれたと予想されています。また、デンジも映画が面白いと感じていたため、家族に関する内容だったのかもしれません。

考察③レゼ編での対比

デンジはレゼと出会った時に花を吐き出しており、レゼとの別れのシーンでは花を食べていました。また、2人は夜の学校のプールでデートしており、戦いの最後には海に入っています。そのため、レゼ編の描写は対比になっていると言われています。

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チェンソーマンの無限ループ説に関する感想や評価

黒枠と白枠の違いやパラレルワールド説を考察した後は、チェンソーマンに関する感想をまとめていきます。チェンソーマンはアニメ化もされているヒット作品のため、ファンから様々な感想が挙がっているようです。本記事で考察した無限ループ説に関する感想をまとめていきます。

感想:無限ループ説が気になる!

本記事で紹介したように、チェンソーマンには無限ループ説やパラレルワールド説が浮上しているため、読者から「真相が気になる」という感想が挙がっています。また、デンジが無限ループしているならば、最後はハッピーエンドを迎えてほしいという感想も挙がっているようです。

感想:デンジの記憶が気になる!

デンジの記憶には曖昧な部分があるため、「デンジの記憶の詳細が気になる」という感想が挙がっています。また、マキマがチェンソーマンを知っていた理由や、チェンソーマンに食べられた悪魔が復活できる理由が気になるという感想も挙がっているようです。

感想:デンジの正体が気になる!

デンジの名前の由来は天使と言われていますが、天使らしい言動は見せていないため、「デンジの正体が気になる」という感想が挙がっています。また、「ポチタが制止していた扉の向こうが気になる」という感想も挙がっているようです。

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チェンソーマンの無限ループ説まとめ

本記事では、チェンソーマンのパラレルワールド説や、黒枠と白枠の違いを考察していきました。2023年1月時点でパラレルワールド説は確定していませんが、黒枠と白枠には大きな意味があると予想されています。チェンソーマンを読んだことが無い方も、本記事を参考にしながら読んでみて下さい。

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