【チェンソーマン】ポチタは死亡した?最後のシーンや復活・再登場の可能性を考察

「チェンソーマン」のポチタは死亡したのかについて、まとめています。最後のシーンや、復活して再登場する可能性はあるのかも考察!デンジとの出会いや心臓となるための契約、2人のそれぞれの夢など、死亡から生き返った経緯について解説しています。また、瀕死状態になるまで怪我させたのは誰なのか、マキマとの関係なども載せているため、くわしく知りたい人は必見です。チェンソーマンのポチタを演じたアニメ声優や、読者と視聴者の感想や評価も紹介しています。

【チェンソーマン】ポチタは死亡した?最後のシーンや復活・再登場の可能性を考察のイメージ

目次

  1. チェンソーマンのポチタとは?
  2. チェンソーマンのポチタは死亡?デンジの心臓になった経緯を紹介
  3. チェンソーマンのポチタの最後のシーンや再登場・その後
  4. チェンソーマンのポチタを怪我させたのは誰?
  5. チェンソーマンのポチタの正体や能力
  6. チェンソーマンのポチタのアニメ声優
  7. チェンソーマンのポチタに関する感想や評価
  8. チェンソーマンのポチタの死亡まとめ

チェンソーマンのポチタとは?

週間少年ジャンプで連載開始された「チェンソーマン」は、アニメ化としてもテレビ放送されている大人気の作品です。本作に欠かせないキャラクターが、「ポチタ」になります。わけあってチェンソーマンが弱体化し、犬のような姿になってしまいました。

作中では、デンジの心臓として存在しています。そんなポチタが、「最後には死亡してしまうのではないか」という説が浮上しているようです。本記事では、ポチタは最後にどうなるのか、再登場はするのかなどについて、徹底考察していきます。

チェンソーマンの作品情報

チェンソーマンの概要

チェンソーマンは、若手漫画家の藤本タツキ先生による、日本のダークファンタージー漫画です。第一部「公安編」は、チェンソーマン(デンジ)を主軸とした物語で展開されています。彼がさまざまな苦難を乗り越えて、一人の人間として確立される過程を描いています。

第2部の「学園編」では、三鷹アサが主人公となり、さらにホラー色の濃い作風となっているのが特徴です。本作は、人間の恐怖をエネルギーにした「悪魔」という怪物が、当たり前に存在し認知されている世界観となっています。2022年12月の時点で、コミックス12巻までの累計部数は2000万部を突破している大ヒット作品です。

チェンソーマンのあらすじ

少年デンジは、父親が残した多額の借金を返済していました。「チェンソーの悪魔」であるポチタと共に、デビルハンターの仕事をして日銭を稼ぎます。それでも、借金は思うように減らず、貧乏な暮らしが続いていました。ある日、デンジは「ゾンビの悪魔」から操られたヤクザに、殺されてしまいます。しかし、ポチタが心臓となったことで、彼は生き返ったのです。それから、デンジとポチタは一心同体となり活躍します。

ポチタとは?

チェンソーマンに登場する「チェンソーの悪魔」です。言動や性格も悪魔とは思えないほど愛らしく、犬のようなかわいい姿をしています。また、鼻先にはチェンソーが付いており、尻尾はスターターの役目をします。デンジの夢の話を聞くことが好きで、誰かに抱きしめてもらうことが夢です。かつては、悪魔界のカリスマとも呼ばれる存在で、悪魔たちからも一目置かれていました。また、他の悪魔にはない特殊な能力を持っています。

ポチタが瀕死の状態から生き返ったのは、デンジが自身の血を飲ませたためです。それからポチタは、彼の相棒として一緒に過ごします。デンジの心の支えとなる存在で、生活面では木を切ったりして役立っている様子です。

アニメ『チェンソーマン』公式サイト

チェンソーマンのポチタは死亡?デンジの心臓になった経緯を紹介

デンジが初めて出会ったとき、ポチタは大怪我をして瀕死状態でした。そのままポチタは死亡してしまうのでしょうか?デンジの心臓として活躍するまでの経緯や、彼とどのような契約を交わしたのかを解説します。2人が一心同体となって生きていく理由がわかるでしょう。

ネタバレ①デンジとの出会い

2人の出会いは、デンジがデビルハンターになる前の頃です。父親が残した借金の返済で苦しんでいたデンジは、借金取りのヤクザに追われます。彼は木の伐採など肉体労働をこなした上に、自分の右目や臓器を売るなどして生活をしていました。当時で父親の借金は3804万円もあったのです。

彼が途方に暮れているとき、ポチタを目にしました。見るからに警戒するポチタに対し、絶望真っ只中にいた彼は、死ぬことに抵抗はありませんでした。しかし、ポチタはいつまで経っても、攻撃をしかけてきません。よく見てみると、腹部を銃で撃たれたような傷があり、大怪我をしていたのです。おそらく、デンジを敵と思い、痛みをこらえて平静を装っていたのでしょう。

ただ、デンジの前に現れたのは偶然だったのでしょうか?もしかすると、何らかの理由であえて彼を選んで、姿を現した可能性もあります。そうであれば、デンジは他にない特別な素質があったとも考察できますが、本作第1部では明かされませんでした。

ネタバレ②デンジとの契約

重傷を負って瀕死状態のポチタを見て、デンジは放っておけませんでした。父親が首つりをして死んでしまった当時のことが、思い出されます。ポチタを死なせないために、自分の腕を噛んで血を吸って復活するように促しました。そして、命を助ける代わりに、自分のことも守るという契約を提案します。

ポチタは契約することを受け入れて、デンジの腕に嚙みついて血を吸い生き返ったのです。それから、2人は共に過ごすようになり、貧しいため食パンを分け合いながら、その日暮らしをしていました。借金返済の目途も立ちそうになく、このまま女性と恋をすることもないだろうと彼は考えます。

しかも、母親が病弱だった上に、彼は肝臓もなく血を吐いて倒れたこともありました。すでに身体は疲れ果てており、この状態では長く生きれないだろうと感じます。デンジとポチタはコンビとなって、デビルハンターの仕事に就き、日銭を稼ぎました。そんなある日、デンジは雇い主のヤクザに、悪魔が出たため指定の場所に来るように呼び出されたのです。

ネタバレ③デンジの死亡

呼び出された倉庫のような場所に行くと、突然背後からポチタ共々刺されてしまいました。雇い主のヤクザは、「ゾンビの悪魔」と契約を交わしていたのです。ゾンビの悪魔は契約した者を、ゾンビに変える能力を持っています。また、契約者でなくても、ゾンビが嚙みついた人間を、ゾンビにすることも可能です。ヤクザは悪魔の力が欲しくて契約したのですが、ゾンビの悪魔にただ利用されていただけでした。

ゾンビの悪魔はデビルハンターを非常に嫌っており、死を望んでいるのです。2人はゾンビと化した人間たちに襲われます。命の危険を感じてその場から逃げようとしますが、無数の刃でバラバラに切り裂かれ、ゴミ箱の中に捨てられてしまいました。デンジは完全に死亡しており、ポチタは瀕死状態となります。偶然にもデンジの口から流れた血が、ポチタの口に入ったため復活することができたのです。

ネタバレ④ポチタはデンジの心臓になる

死亡してしまったデンジの血がポチタの口に入ったことで、かすかに意識が回復し始めました。デンジは過去に「もしも自分が死亡したら、残されたポチタが心配だ」と語ったことがあります。悪魔は死亡した人間の身体を、乗っ取ることが可能です。そのため、ポチタに自分の体を乗っ取り、普通に生きて幸せを感じてほしいと伝えていました。

朦朧とした意識の中で、ポチタはそのときの彼の言葉を思い出します。そして、バラバラになった彼の身体を拾い集めました。デンジが生き返ったとき、ポチタは「契約だ」と初めて言葉を発したのです。過去に聞いたデンジの夢の話をしたあとに、自分の心臓をあげると言います。その代わりに、デンジの夢を見せてほしいと言って、消えてしまいました。

完全に生き返ったデンジは、自身の身体に傷跡1つないことに気づきます。姿は消えてしまいましたが、彼の心臓部分からポチタのしっぽが出ていました。ポチタはデンジに心臓を渡した代わりに、死亡したのではありません。このときから、デンジと一心同体となって生きていくのでした。

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チェンソーマンのポチタの最後のシーンや再登場・その後

ポチタはデンジの体内に入り心臓となったことで、彼は復活できました。デンジがやりたいことを、自分も一緒に経験して感じたいという契約を結びます。ここでは、ポチタの最後のシーンや、どのように再登場したのかを解説していきます。

ポチタはパワーを復活させるために再登場する

ポチタが再登場したのは、パワーを復活させるためです。パワーはマキマの攻撃により死亡したかと思われましたが、生きていました。ある日、パワーはデンジの誕生日を祝うため、彼を自宅へ誘います。すると、パワーがドアを開けた瞬間に、マキマの指鉄砲に撃たれ死亡するのです。突然の出来事にデンジも何が起こったのかが、理解できませんでした。

マキマはパワーが憎くて殺したのではなく、デンジとポチタの契約を破棄させたかったのです。そのために、マキマはパワーの死亡を利用しようとしました。以前、デンジはパワーの血を飲んだことがあります。そのときのパワーの血が、デンジの体内にあったため、彼女は復活することができたのです。

最後のシーンから再登場したポチタは、「自分を食べて復活し、デンジを助けてほしい」とパワーに頼み、彼女も了承します。おかげでパワーは復活することができ、デンジを救いました。パワーは傷だらけになりながらも、デンジに血を与えて契約をします。そして、最後にパワーの身体は、完全に消滅したのでした。

パワーの元に現れたポチタは、昔のままのかわいらしい姿で再登場をしています。これまでも、デンジのセリフの中や回想シーンで、声だけ出てきたことはありました。ただ、姿を見せての再登場は、先述したパワーとのシーンになります。今後ポチタとしての復活の可能性は低いですが、姿を見せる再登場シーンは期待できるでしょう。

ポチタはその後もデンジの心臓として共存している?

ポチタはパワーの復活のシーンで再登場しました。その後は、デンジのセリフの中や、古びた扉を開けようとする際に制止する声で登場しています。しかし、まだ本人の姿は見せていません。今後、ポチタがデンジと別れて行動する可能性は、極めて低いと考察できます。なぜなら、デンジは一度死亡しており、ポチタが心臓になることで生き返ったためです。

もしも、デンジの肉体を離れてしまうと、彼は再び死亡するかもしれません。ポチタはデンジが死亡することを望んでないため、今後も心臓として共存していく可能性が高いです。ただ、デンジの心臓となってから1度だけ、身体の外へ出てきたことがあります。

原作漫画11巻の場面で、戦闘中にチェンソーマン化しているとき、デンジは自ら心臓を取り出していました。すると、その心臓が肉で取り巻かれ、もう一人のチェンソーマンとなって戦います。そして、戦闘中に心臓を抜かれるというピンチに陥りますが、もう一人のデンジが取り返して、再び身体の中に戻していました。

この状況から考察すると、ポチタ自身に心臓としての機能がある限り、デンジの身体から離れても2人共死亡しないことになります。しかし、これがポチタの復活や再登場というわけではないです。やはり、デンジの肉体から離れて、以前の可愛い姿で登場するときが、完全復活といえるでしょう。デンジがチェンソーマンになれる間は、ポチタも存在しています。パワーが復活したときのように、再登場してくれることを期待しましょう。

ポチタは生き返った?今後の再登場はある?

ポチタは大きな傷を負って瀕死の状態でしたが、デンジに救われて生き返ったのです。契約を結ぶことを条件に、彼の血を分けてもらいました。しかし、ポチタは生き返ったものの、今度はデンジが死亡してしまいます。そこで、ポチタは自分がデンジの心臓となることで、彼を復活させました。ポチタは彼と一心同体となって、生きていくのです。

その後、パワーの復活のときに再登場してからは、声などで出てくるものの、本来の姿は見せていません。ただ、ポチタは心臓という形で再登場をしています。マキマが2度めにチェンソーマンと戦った際に、デンジの心臓をもぎ取ったシーンです。

そのときの心臓の形は、ポチタにそっくりでした。マキマは心臓を手にして、勝ち誇ったように嬉しそうにしています。しかし、その隙をつかれて、デンジがチェンソーで斬りつけ取り返しました。ポチタはデンジの心臓として存在し続けるため、今後も再登場することが予想されます。

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チェンソーマンのポチタを怪我させたのは誰?

ポチタに関するマキマのセリフを考察

チェンソーマンの漫画の第1話で、ポチタは瀕死の状態から復活をしています。生死をさまよっている中、デンジのおかげで生き返ったのです。そもそも、瀕死になるほど大怪我を負わせたのは、誰だったのでしょうか?ここでは、作中のマキマのセリフから考察していきます。

考察①武器の悪魔たちと4人の騎士

マキマによると、武器の悪魔と4人の騎士は、過去にチェンソーマンと戦ったことがあるようです。マキマはセリフの中で「私達」と語っていることから、彼女は4人の騎士の一人だということになります。また、4人の騎士は「ヨハネの黙示録」に登場する4騎士を指しており、「支配・戦争・飢餓・死」に関係しています。そのうちの支配の悪魔は、マキマのことでしょう。他の3人が誰であるのかは、作中でまだ判明していません。

おそらく、残りは戦争の悪魔、飢餓の悪魔、死の悪魔である可能性が高いです。マキマの思想からすると、自分と同格の悪魔が3人存在することは、疎ましいでしょう。なぜなら、支配の悪魔にとって、支配できない者が存在するのは障害になるからです。武器の悪魔たちと、マキマを含む4人の騎士が戦っても、チェンソーマンを倒せませんでした。このことからも、チェンソーマンが相当強いことが考察できます。

彼らの中にいる武器の悪魔達と4人の騎士が貴方と戦い その最中貴方は私達の前から消えてしまった

考察②瀕死の変わり果てた姿

死の淵から生き返ったポチタは、なぜ大怪我を負ったのでしょうか?デンジが発見したとき、ポチタはお腹に銃で撃たれたような傷跡がありました。このことから、銃の悪魔によって、瀕死に追い込まれた可能性があると考察できます。もしくは、ポチタの姿になってから、デビルハンターに銃で襲われたのかもしれません。その点の詳細は、作中で明確にされませんでした。

マキマのセリフにもあったように、チェンソーマンは瀕死の変わり果てた姿になっていました。おそらく、チェンソーマンは彼らと戦ったことで弱体化し、最後には犬のような姿になったのでしょう。探しても見つからなかったのは、ポチタが以前のチェンソーマンの姿からは、想像できないほど変わっていたのかもしれません。そして、マキマはデンジではなく、チェンソーマンをずっと追いかけ憧れていたのでしょう。

探しても見つからなかったのは当然でした 貴方は瀕死の変わり果てた姿で生きていたのだから でも今…やっと私達は再会できました

ポチタを怪我させたのは銃の悪魔?

先述のように、ポチタを怪我させたのは、銃の悪魔の可能性が高いです。チェンソーマンが戦った武器の悪魔たちは、銃の悪魔も含まれています。あくまでも考察の一つとなりますが、チェンソーマンが戦闘中に、銃の悪魔以外の武器の悪魔を捕食します。残された銃の悪魔に、人々の恐怖が集中しました。

そのため、大幅にパワーアップしたのです。強力になった銃の悪魔によって、チェンソーマンは被弾してしまいます。それでも最後の力を振り絞って、銃の悪魔を無力化し勝利しました。何とか逃げ出したチェンソーマンは、ポチタの姿になってデンジと出会います。激しい戦闘のあとに、デンジと一緒に過ごした日々は、ポチタにとって幸せな時間だったに違いありません。

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チェンソーマンのポチタの正体や能力

ポチタの正体はチェンソーの悪魔ではない?

ポチタの正体が「チェンソーの悪魔」であることは、有名な話です。しかし、本当は違うのではないかという説も浮上しているのです。悪魔は所有する名前が恐ろしいほど、強力だとされています。チェンソーの悪魔は、過去に地獄で大暴れをして、多くの悪魔を殺しました。

チェンソーマンは人間だけでなく、多くの悪魔たちからも恐れられている存在です。人間と悪魔が持つ恐怖こそが、チェンソーマンを最強にしています。そこまでの強さを持つ者が「チェンソー」という名前では、釣り合わないという声も上がっていました。そのような理由から、ポチタはチェンソーの悪魔ではなく、さらに恐ろしい名前の悪魔だと考察する人もいます。

また、食べた悪魔の存在や概念を消滅させるという、神がかった能力を持っています。しかし、この能力がチェンソーと関係しているとは思えないという、疑問の声も上がっているようです。中には、ポチタは犬(DOG)のような姿で、逆さまから読むと神(GOD)になるため、「神の悪魔」かもしれないという声もありました。

ポチタの能力

ポチタの正体をさらに詳しくいうと、「地獄のヒーロー・チェンソーマン」です。チェンソーマンは、恐れられていただけの悪魔ではありません。圧倒的な強さから悪魔たちに崇拝されている、カリスマ的な存在でした。犬のような姿になったのは、弱体化してしまい本来の強さを失ったためです。

悪魔は死んでしまっても、復活することができます。しかし、チェンソーマンに食べられた悪魔は、存在自体が消滅するのです。概念もなくなるため、人々の記憶にも残りません。これまでにチェンソーマンが消滅させたものは、「核兵器」「ナチス」「第2次世界大戦」などがあります。

チェンソーマン第2部の98話の最後で、戦争の悪魔がチェンソーマンに「核兵器を出させてやる」と言いました。この発言からすると、戦争の悪魔とチェンソーマンは、過去に戦ったことがあるのでしょう。その際に核兵器を食べられて、世界に核兵器という概念がなくなったと考察できます。

また、チェンソーマンは地獄で助けを叫ばれると、その場へ駆けつけます。ただ、助けを叫んだ悪魔も、叫ばれた悪魔も、見境なく無惨に殺してしまうのです。これまで自身も何度か殺されていますが、チェンソーのエンジンをふかしては、何度も生き返った最強の悪魔なのです。これらの異常な特殊能力と残虐性から、マキマを含む多くの悪魔たちに一目置かれていました。

ポチタとデンジの夢

ポチタには「誰かに抱きしめてもらいたい」という夢がありました。普通の人は簡単に感じる夢ですが、ポチタは周囲から恐怖を持たれていた存在だったため、非常に難しいことだったのです。恐怖の対象でしかなかったポチタは、孤独で寂しい思いをしてきたのだと考察できます。そんなポチタのことを優しく抱きしめて、家族のように接してくれたのがデンジでした。

そして、デンジが死亡した際に、彼の夢を見させるという条件で契約を交わし、体内に入って心臓になります。そのため、彼は生き返ったのです。一方、デンジの夢は何だったのでしょうか?デンジはずっと父親の借金を肩代わりしながら、貧乏な生活を続けています。だからこそ、平穏に普通の生活をすることが彼の夢だったのです。デンジはヤクザに殺されて生き返ったあと、マキマに拾われて公安所で働くことになりました。

当時はほぼ普通の生活を送れていたため、ある意味夢が叶ったともいえるでしょう。しかし、これはマキマの作戦だったのです。彼女はチェンソーマンを支配下に置くため、デンジの夢を利用して操っていました。マキマはデンジの夢を一度は叶えつつ、その後絶望に追い込むつもりだったのです。そうすれば、デンジは生きる希望を失くし、ポチタとの契約を破棄させることができると考えたのでしょう。

支配の悪魔と契約していたマキマはチェンソーマンと戦い、最後は負けて食べられます。チェンソーマンに食べられたため、マキマの復活はないはずなのですが、ナユタという少女に転生したのです。マキマはずっと対等の関係になれる存在を、求めていました。ポチタはマキマのことを「抱きしめてあげて」と、デンジに言いました。第1部の最後では、デンジが支配の悪魔であるナユタを抱きしめて眠るシーンで完結となっています。

ポチタが「開けちゃダメだ」と言う扉とは?

デンジはいつも見る悪夢がありました。夢には貼り紙だらけの古びた扉が登場します。デンジはいつも扉の前に立つのですが、「開けちゃダメだ」と制するポチタの声が聞こえるのです。そのため、まだ一度も扉を開けたことがありませんでした。ポチタが扉を開けさせなかったのは、理由があります。

扉の向こう側には、幼少期のデンジの記憶が詰まっていました。そして、もしも彼がその扉を開けると、耐えられないほどの苦痛な記憶があることを、ポチタは知っていたのです。では、耐えられないほどの苦痛とは何なのでしょうか?実は父親が死亡した原因は、自殺ではなくデンジ自身が殺したのでした。この事実を周囲の大人たちが封印し、彼自身も自殺だと思い込んでいたのです。

扉はマキマの策略によって開けられることになり、デンジは真実を知ってしまいます。彼は父親を殺したという罪の重さに耐えられず、精神が崩壊してしまいました。しかし、パワーの存在によって苦難を乗り越え、復活することができます。そのため、第2部で扉が再登場する可能性は低いです。

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チェンソーマンのポチタのアニメ声優

井澤詩織のプロフィール

  • 生年月日:1987年2月1日
  • 出生地:埼玉県
  • 愛称:しーちゃん、しーたむ、しーたん
  • 職業:声優
  • 事務所:ボイスキット
  • 趣味:写真撮影、釣り

チェンソーマンのポチタ役を演じたアニメ声優は、井澤詩織さんです。日本工学院専門学校、A&Gアカデミー(第3期)を卒業しています。また、「明・めぐみのドリーム・ドリーム・パーティ」で、ドリームチャレンジャー(D.F.A)として活動していた時期もありました。2009年には、「とある魔術の禁書目録」の幼稚園児役と「地獄少女 三鼎」のつばき役で、テレビアニメの声優としてデビューを果たします。

個性的な声質を持っており、独特な声で「ケロケロ」と言ったことから、カエル(カエル声)と呼ばれているそうです。 始発に乗ってコミックマーケットへ行くほど、アニメや漫画、ゲームなどを好んでいます。一卵性双生児の妹であり、自身がパーソナリティーをしている「井澤詩織の超ラジ!Rookie」に、姉が出演したこともありました。

井澤詩織の主な出演作品や演じたキャラ

  • 2009年:クレヨンしんちゃん(女性職員役)
  • 2010年:海月姫(ごっちゃん役)
  • 2011年:真剣で私に恋しなさい!!(水守沙姫役)
  • 2012年:この中に1人、妹がいる!(幼少の帝野将悟役)
  • 2015年:戦姫絶唱シンフォギア シリーズ(~ 2019年、ミカ・ジャウカーン役)
  • 2017年:魔法陣グルグル(ケベスベス役)
  • 2018年:ゲゲゲの鬼太郎(第6作)(~ 2020年、カミーラ役)
  • 2019年:ガーリー・エアフォース(ファントム役)
  • 2020年:ハクション大魔王2020(夢見勝ナナコ役)
  • 2021年:無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜(ミニトーナ・デドルディア役)
  • 2022年:機動戦士ガンダム 水星の魔女(ソフィ・プロネ役)

Thumb【チェンソーマン】キャラの名前の由来を調査!作者・藤本タツキが語った制作秘話とは? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

チェンソーマンのポチタに関する感想や評価

チェンソーマンの漫画で、最後の追い込みの作画迫力がスゴイという評価があります。物語が急展開でビックリした、ついていくのがやっとだったという声もありました。また、最後のポチタで感動したという感想も多かったです。最初から最後までポチタが天使すぎる、最後までポチタ推しだったというファンもいました。

本作の1話では、ポチタ自身がデンジの心臓となりました。悪魔として生き返ったデンジの今後を知りたいので、これからも視聴するという声があります。また、ポチタのおかげでデンジが生き返ったときと、パワーに血をもらえて生き返ったときは、同じようにゴミ箱の中で会話していたことに注目したファンも多かったです。他にも、デンジは生き返った上に、借金もチャラになったようで良かったという感想も上がっています。

ポチタのキャラが良すぎて、再登場を期待する声が非常に多かったです。パワーのシーンで久々の再登場となりましたが、すぐに食べられることになりました。せっかく再登場できたのにと残念がっていたら、即再登場してくれて嬉しいという感想もありました。また、ポチタが再登場することで、元々何者だったのかという複雑な感情が高まった人もいます。物語やキャラなどの構成が素晴らしいという評価もありました。

チェンソーマンの物語は、ポチタで泣いて始まり、ポチタで泣いて終わったという感想がありました。途中で出番が少なく、忘れられるパターンかと思ったら、最初から最後までポチタだったというファンの声も上がっています。

また、「公安編」の最後でポチタが夢を語るところで泣いてしまった、ポチタがマキマのことをどう思っているのか最後の最後まで語られなくて残念という声もありました。他にも、チェンソーマンがポチタになるまでの話を、読んでみたいという感想もあります。

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チェンソーマンのポチタの死亡まとめ

チェンソーマンに登場するポチタは、瀕死状態だったところをデンジに助けられ復活しました。今度はデンジが死亡してしまい、彼の心臓となることで契約を結びます。生き返ったデンジと共に一心同体となって、さまざまな悪魔と戦うのでした。パワーの復活時に姿を見せて再登場をしますが、それ以降はデンジの心臓として生きています。

ポチタはチェンソーの悪魔です。したがって、デンジがチェンソーの悪魔でいる限り、第2部での再登場も期待できます。今後の物語の展開によって決まってくるため、注目しておきましょう。

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