【チェンソーマン】コウモリの悪魔の強さと能力は？パワーとの契約や最後もネタバレ

大人気テレビアニメ「チェンソーマン」の作中には、さまざまな造形の敵キャラクターが登場します。この記事では、悪魔の中でもコウモリと呼ばれる悪魔についてを紹介します。コウモリの能力やパワーと交わした契約について、最後はどうなったのかといった情報を、ネタバレと共にまとめています。同じく登場する、ヒルの悪魔との関係についても紹介します。チェンソーマンの物語をより深く知りたいという人は、必見の内容です。

コウモリの悪魔についてを紹介する前に、まずはチェンソーマンという作品についてを詳しく紹介します。チェンソーマンは、週刊少年ジャンプにて2019年1号から2021年2号まで連視されていた、ダーク・ファンタジー漫画です。原作者は藤本タツキ先生で、第1部は全97話で完結となりました。その後、第2部が2022年7月より「少年ジャンプ＋」にて連載スタートとなります。2022年12月までに、コミックスは12巻が刊行されました。

チェンソーマンは累計部数が1800万部を突破する人気作品となり、2022年10月からはテレビアニメの放映も開始されています。アニメーションを制作しているのは「MAPPA」で、より良い形での映像化を目指して一社のみで出資を行いました。アニメの演出や出演声優などもこだわりが見られ、あらゆる面で藤本タツキ先生の意見を仰いでいることも語られています。連載開始当初と同様に、アニメも放映前から大きく話題となりました。

アニメ版のチェンソーマンが話題となった要素のひとつに、エンディングテーマがあります。アニメではその週だけ映像や音楽が異なる、特殊エンディング等と呼ばれる回が存在します。しかし、チェンソーマンでは全12話すべてにおいて、異なるアーティストの楽曲起用が発表されました。オープニングテーマは、米津玄師の「KICK BACK」です。エンディングテーマは、楽曲・映像共に毎週違ったパターンを楽しむことができます。

起用されているアーティストも、非常に豪華な顔ぶれが揃っています。「マキシマムザホルモン」「ずっと真夜中でいいのに。」「syudou」「Aimer」「女王蜂」など、どのエンディングテーマも必見です。同じアニメを毎週見ていると、エンディングを飛ばしてしまう人もいるはずです。けれど、最後まで飽きさせることのない構成に仕上がっています。

チェンソーマンは、王道の少年漫画とは異なった作風の漫画です。主人公のデンジは、ある時チェンソーの悪魔に変身することができるようになります。デンジはいわゆるダークヒーローと呼ばれるような存在で、崇高な目的があったり正義感に溢れたキャラクターではありません。恵まれない環境で生活を続ける中で、自身の欲望に従いながらも居場所を手に入れます。少しずつ成長を見せるデンジに、愛着が湧いていく作品です。

暴力的で過激なシーンも多い作品であり、近年でいえば「鬼滅の刃」や「進撃の巨人」などの作品に近いグロさがあります。序盤の主人公の行動にしても、性的な要素が強い作品です。ただ、登場するキャラクターにも魅力が多く、重い過去を背負う人物や強いばかりではない人間らしい人物も見られます。チェンソーマンに興味がある人は、まずアニメの視聴が良いかもしれません。

原作者の藤本タツキ先生は、公式のインタビューで影響を受けた作品についてを話しています。タイトルにもなっているチェンソーといえば、ホラー映画ではたびたび登場する凶器です。映画の中でも、チェンソーマンは「悪魔のいけにえ」に大きく影響を受けている作品です。また、恐怖が重要な要素として挙げられる本作では、その他のホラー映画の影響も随所に見られます。ホラー好きなファンであれば、気がつく箇所もあります。

主人公のデンジは、自称16歳の少年です。死んだ父親の借金を返済するために、「デビルハンター」として悪魔を駆除していました。しかし、借金は膨大で日々をかろうじて生きている状態です。ある日、デンジはゾンビの悪魔に殺されてしまいます。デンジと共に行動していたチェンソーの悪魔・ポチタは、彼の心臓となりデンジを復活させました。チェンソーの悪魔に変身したデンジは、マキマという女性に管理されることとなります。

多数の悪魔が登場するチェンソーマンの、コウモリの悪魔についてを紹介します。コウモリの悪魔は、本作の序盤に登場した敵キャラクターです。パワーが友達として行動を共にしていた猫のニャーコを人質にして、彼女を脅していました。外見は筋肉質で巨大なコウモリで、郊外にある家の中に潜んでいます。これは人間によって腕に傷をつけられてしまったためで、回復のために一軒家の中に潜伏していました。

コウモリの悪魔はとても残虐な性格をしており、人間の血を好む悪魔です。手足の爪は鋭く、尖った牙も複数生えていて凶悪な見た目をしています。詳細な身長などは不明ですが、デンジと比較しても3倍ほどの巨大な体格をしています。通常の人間であれば、目の前で対峙した時点で絶望してしまいそうな大きさです。作中でコウモリの悪魔が初めて登場したのは、チェンソーマン第1巻の6話です。

続いては、チェンソーマンに登場するコウモリの悪魔の能力や強さについてを順番に紹介します。見た目も凶悪なコウモリの悪魔ですが、その能力も恐ろしいものであることがわかっています。背中に生えた翼で空を飛ぶこともできる上に、衝撃波で複数のビルを破壊することができるほどの力の持ち主です。軽々と飛び回ることができる上に超人的な怪力の悪魔なので、チェンソーマンになる前のデンジも簡単に捻り潰されてしまいます。

チェンソーマンの世界の中には、普通の人間以外に複数種類の存在が登場しています。悪魔とは、生き物や概念といった、さまざまなものの名前を持って生まれる怪物です。人間がその名前に対して恐怖感を抱いたりすることで、その存在は強さを増していきます。血を取り込むことで怪我などの損傷を回復することが可能です。本能的に人間に対して嫌悪感を抱いている一方で、人間に近い容姿をしている悪魔は友好的であるとされています。

また、チェンソーマンの世界には魔人と呼ばれる存在も登場します。魔人は、人間の死体を乗っ取った悪魔のことです。悪魔と同様の存在であるものの、乗っ取った死体の記憶を受け継ぐ場合もあります。悪魔の状態よりも能力などは劣ってしまうため、死を逃れるために魔人となる選択を取る場合が多いようです。頭部や顔などに人間とは異なる特徴が見られます。デンジやレゼといったキャラクターは、このどちらにも該当しません。

デンジが最初に戦うこととなった強大な敵のコウモリは、序盤に出現する敵にしては能力が高く強いと感じる人も多いはずです。コウモリの悪魔が強い理由も気になるのではないでしょうか？見た目だけでも、太く筋肉質な腕や鋭い爪や牙が、パワータイプのキャラクターであることを物語っています。実際の戦闘においてもその身体的な特徴を活かした怪力を見せつけてくる上に、自由自在な飛行能力も併せて厄介な敵だとわかります。

怪力を使った近距離攻撃だけではなく、超音波を利用した遠距離攻撃も放ってきます。そのため、接近戦も距離を離した戦い方も自在なキャラクターです。そうした戦い方を見ても、コウモリの悪魔と言うキャラクターは元々の能力値が高いのではないかと考えられます。始めは怪我を理由に建物の中に身を潜めていましたが、血を飲むことで回復しました。全快の状態での戦いは、その強さを存分に発揮したものだとわかるはずです。

能力を見てもかなり手強い相手であることがわかるコウモリの悪魔の、彼と対峙することになった原因はパワーにありました。パワー自身もそれなりの強さと能力を持つ魔人ですが、コウモリの悪魔に従う形となっていたのです。続いては、パワーがどのような契約を交わしていたのか、さらにコウモリの悪魔の最後についてもネタバレと共に紹介します。パワーは、人間だけでなく悪魔のことも嫌っているというキャラクターでした。

パワーが、唯一好きだと感じているのが猫です。いろいろな生き物の血を飲んで暮らしていたパワーは、ある時一匹の猫に出会います。あまりにガリガリの猫をすぐに食べる気にはなれず、どうせなら太らせてから食べることにしました。しかし、共に過ごすうちにパワーの中には、猫に対する情が湧いてしまったのです。猫にニャーコという名前を付けたパワーは、二人は怪我をしたコウモリの悪魔に見つかってしまいます。

パワーとニャーコに目をつけたコウモリの悪魔は、ニャーコを連れ去りました。ニャーコを助けるために、パワーは食料となる人間を隠れ家に連れてくる契約をしたのです。ニャーコは鳥かごの中に監禁されます。そうして人間を探すうちにマキマに捕まってしまったパワーは、その過程でデンジに出会いました。ニャーコのために彼を隠れ家へと連れていくことに成功したパワーは、デンジを食料として差し出します。

騙されて隠れ家まで連れてこられたデンジは、コウモリの悪魔によって食べられてしまいそうになります。しかし、人間だと思っていたデンジの血は、彼には不味いものでした。激昂したコウモリの悪魔は、目の前で鳥かごごとニャーコを丸呑みにしてしまったのです。

少し前、パワーはデンジからポチタを失った時の話を聞いていました。自分以外の生き物に執着を持たなかったパワーは、彼の気持ちを理解することができずにいます。けれど、その時初めて彼の気持ちを理解したのです。呆然としたパワーは、ニャーコに続いて丸呑みにされます。自分にとってニャーコは大切な存在なのだと、ようやく自覚を持った瞬間でした。

ニャーコとパワーを飲み込んだコウモリの悪魔は、デンジの血が不味かったために口直しをしようと考えました。味の好みにうるさいため、煙草や化粧品などの匂いがついた人間を嫌います。まずは子どもの血でうがいをして、女性や妊婦を食べようなどと計画しながら飛び立ちました。しかし、コウモリの悪魔にデンジがしがみつきます。「胸を揉ませてくれる」というパワーとの約束が、最後までデンジの原動力でした。

怪力によって骨を折られるなどの重傷を負うデンジは、チェンソーの悪魔に変身をしてニャーコとパワーを救おうとします。手近な一般市民を人質にしようとするコウモリの悪魔でしたが、正義のヒーローではないデンジは人質の男性に興味を示しません。自身のチェンソーを使って相手を切り刻むデンジは、最後はコウモリの悪魔を倒すことに成功しました。ニャーコとパワーも無事に救出され、二人と一匹は生還を果たします。

デンジがコウモリの悪魔と戦うことになったきっかけは、パワーにありました。パワーは、マキマに保護されていた血の魔人です。魔人の中でも知性や理性が強いキャラクターで、魔人でありながらデビルハンターとなります。デンジと同年代くらいの容姿をしていて、ロングヘアーにツノの生えた見た目が特徴的です。ワガママな性格をしていますが、自身より強い相手には従う傾向にあります。血を操り、武器にしたり止血ができます。

コウモリの悪魔の最後は、チェンソーマンとなったデンジに全身を切り刻まれるという派手なものでした。コウモリの悪魔を倒した直後、新たにヒルの悪魔がデンジたちの前に現れます。続いては、ヒルの悪魔とコウモリの悪魔との関係や、ヒルの悪魔の最後についても紹介します。コウモリの悪魔を倒した直後、救い出したパワーは動くことができない状態で道路に寝転んでいました。デンジは彼女と話をします。

二人の前に、突如として新たな悪魔が現れました。全身は手足の生えたミミズのようにも見える不気味なビジュアルをしています。頭部と思われる箇所からは、ショートボブでセンター分けの髪の間から、口だけが覗いている状態です。胸元には牛のような乳房が6つ垂れ下がっていて、コウモリの悪魔と同様に身体はかなり大きいことがわかります。手足の役割を果たしている箇所も含めて、触手状の形をしています。

ヒルの悪魔は性別や喋り方は女性で、プライドの高い性格をしています。彼女はコウモリの悪魔のことを「私の男」と呼んでおり、二人はパートナーであったことが判明しました。ヒルの悪魔もまた人間を嫌っており、すべての人間を食べるという夢を果たそうとしていたのです。二人は共に行動をしていたはずですが、コウモリの悪魔が怪我をして潜伏をしてからは、ヒルの悪魔は彼のことを探していました。

パートナーがいる一方で、ヒルの悪魔はメンクイな性格であることもわかっています。すぐに戦おうとするわけではなく、デンジの顔を気に入って逃がしてくれると話したのです。しかし、一緒にいるパワーのことは攻撃の対象と見ていました。そのため、デンジはヒルの悪魔と戦うことを決意したのです。ヒルの悪魔に特筆すべき能力はありませんが、手足や舌を伸ばして敵を絡めとります。こちらも一筋縄ではいかない敵でした。

ヒルの悪魔と戦うことになったデンジが、コウモリの悪魔との戦いでかなり消耗していることは明らかです。パワーは動くことすらできず、触手に突き刺されたデンジは食べられてしまいそうになります。その時、助けにやってきたのが早川アキでした。アキは巨大な狐の悪魔の能力を使い、ヒルの悪魔の頭を飲み込ませます。強敵かと思われたヒルの悪魔でしたが、最後はアキの狐によって呆気なく死亡してしまいました。

デンジたちのピンチを救った早川アキは、公安対魔特異4課の隊員です。高い位置で結ばれた髪型が特徴的なキャラクターで、家族を銃の悪魔に殺された復讐のためにデビルハンターとなりました。デンジとパワーに対しては、始めは敵対的ともいえる態度を取っていました。しかし、同じ家で暮らすことを強要されるうちに、少しずつ変化していきます。狐の悪魔と、呪いの悪魔と契約をしており、彼らの能力を借りての戦闘が主体です。

デンジによって最後は完全に倒されたはずのコウモリの悪魔が、その後復活したという話があります。その噂は、チェンソーマンの二部でのことでした。チェンソーマンの二部とは、2022年7月13日から少年ジャンプ＋で連載が開始されている話です。第一部が、デンジを主人公とした「公安編」です。第二部は、三鷹アサという少女を主人公とした「学園編」です。アサは、過去に両親を悪魔によって殺されてしまいました。

ある時、クラスで鶏の悪魔・コケピーを飼うことになります。周囲に馴染めずにいたアサは、コケピーをきっかけとして心を開きかけます。けれど、事故でコケピーを死なせてしまいました。さらに孤立してしまったアサは、悪魔と契約した委員長により殺されかけます。アサの身体は、戦争の悪魔・ヨルが乗っ取りました。ヨルと身体を共有することになったアサは、肉体返却の条件としてチェンソーマンを倒すこととなります。

チェンソーマンの第二部で、コウモリの悪魔が復活したと話題になっています。デンジに殺されるという最後を迎えたはずのコウモリの悪魔は、確かに101話で復活を遂げていました。これには、チェンソーマンの世界の中のルールが関係していることがわかります。悪魔とは、元々は地獄の住人です。悪魔が殺されると、現世から地獄へと戻される形になります。その地獄で殺されると、現世に転生することになります。

第一部では最後はデンジに殺されたコウモリの悪魔ですが、地獄でも再び誰かに殺されたのではないかということがわかります。それが誰なのかは、まだ明かされていません。しかし、わざわざ第一部で退場したキャラクターを復活させるということは、なにか理由があるはずです。地獄でコウモリの悪魔を殺した人物が、今後デンジたちの前に現れる可能性もあるかもしれません。

チェンソーマンの第二部でも復活を果たし、注目をしておきたいキャラクターの一人でもあるコウモリの悪魔です。コウモリの悪魔を、テレビアニメ版で演じている声優についても気になるのではないでしょうか？続いては、コウモリの悪魔を演じた松田健一郎さんについても、少しだけ紹介します。普段はアニメをあまり見ないという人でも、知っている出演作品があるかもしれません。

名前：松田健一郎(まつだ けんいちろう)
生年月日：1978年1月22日(現在44歳)
出身：埼玉県
身長：174cm
血液型：O型
職業：声優
所属事務所：アーツビジョン

松田健一郎さんは、アニメ好きな姉の影響で声優という職業を知りました。しかし、アニメは子どもの見るものだという意識があり、小学生の頃は野球選手や警察官を目指していました。けれど、中学生になり「超時空要塞マクロス」に興味を惹かれます。20歳になる頃には公務員を目指していたものの、上手くいかない状態でアニメが心の支えでした。そこから声優を志し、最終的にアーツビジョンのオーディションに合格します。

松田健一郎さんが出演した主な作品は、「エグザムライ戦国」「爆丸バトルブローラーズ ニューヴェストロイア」「バトルスピリッツ 覇王」「機動戦士ガンダムAGE」「ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ」「DRAMAtical Murder」「攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE」「霊剣山 星屑たちの宴」「クロックワーク・プラネット」「ブラッククローバー」「ヴィンランド・サガ」「SPY×FAMILY」などが挙げられます。

名前：橘 U子(たちばな ゆーこ)
生年月日：1973年3月15日(現在49歳)
出身：東京都
身長：160cm
血液型：B型
職業：声優
所属事務所：ケンユウオフィス

パートナーであるヒルの悪魔を演じていたのは、声優の橘 U子さんです。橘 U子さんは劇団21世紀FOXに10年ほど在籍した後、現在の事務所に所属しました。橘 U子さんの主な出演作品は、「マギ The kingdom of magic」「テラフォーマーズ リベンジ」「3D彼女 リアルガール」「覇穹 封神演義」「本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません」「86-エイティシックス-」などが挙げられます。

テレビアニメの放映もあって、作中の悪魔の中でも注目のコウモリの悪魔です。実際に作品を目にした人は、キャラクターに対してどのような感想を抱いたのかも気になるのではないでしょうか？続いては、チェンソーマンのコウモリの悪魔に関する感想や評価についても、少しだけ紹介します。チェンソーマンを見ようか迷っていたという人は、まずは感想を見てみるとより興味が持てるかもしれません。

本作の中では、人間が恐怖を抱くほどに強さが増していくという設定があります。それを踏まえた上で、コウモリはそこまで怖いものだろうか？と感じる人もいるはずです。しかし、海外ではコウモリやヒルといった生き物に対して、恐怖などの感情を抱くものであるようです。ストーリーの中に登場する情報以外にも、そうした細かい部分を調べてみるのも面白いのではないでしょうか？

バトル系の作品やホラー映画などでは、人間だけでなく動物が犠牲になるシーンが登場する場合もあります。そうしたシーンが苦手な人にとって、コウモリの悪魔がニャーコを丸呑みにした場面は耐え難いものだったようです。実際には鳥かごごと丸呑みにしただけで、ニャーコは無事でした。けれど、ビルをも破壊する怪力を持つ敵に呑み込まれれば、その時点で死亡してしまったと判断する人もいるかもしれません。

ただし、第二部では悪魔とはいえ鶏が死亡してしまうシーンも登場します。今後も同様に、動物が犠牲になるシーンが出てこないとは言い切れません。少しでも可能性がある場合には避けたいという人は、最後まで読む前にネタバレを検索しておくのが良さそうです。

チェンソーマンでは、コウモリの悪魔との戦いを見て満足してしまったとの感想もありました。開幕以降初めての大きな戦闘ということもあって、かなり見応えのある戦闘シーンであったことは間違いありません。その後の戦闘シーンも、負けず劣らず迫力満載なものが多い作品です。それでも、こうした作品に不慣れなファンにとってはひとつの区切りとなるのかもしれません。

原作のチェンソーマンを読んだ上で、アニメのコウモリの悪魔との戦闘が一番良かったという感想もありました。原作ファンにとって、アニメのクオリティには厳しい目を向けてしまうこともあるはずです。しかし、チェンソーマンのアニメはこだわって作られていることもあり、原作ファンも満足の仕上がりになっているようです。ただし、原作の表現の方が良かったという感想もありました。人によって好みが分かれる部分もありそうです。

コウモリの悪魔もヒルの悪魔も、敵キャラクターとして強い上に不気味なビジュアルをしています。けれど、同じ悪魔でありながらポチタの外見はとてもかわいらしいものです。それがなぜなのかと感じるファンの感想もありました。チェンソーマンとなったデンジのビジュアルは、人の形をしていながらも恐ろしいものです。敵キャラクターの復活があるのであれば、いずれはポチタの姿も再び目にすることができるのかもしれません。

第二部でコウモリの悪魔が再登場したことによって、今後の展開について考察しているファンも多いようです。明らかに死亡という最後を迎えたキャラクターは、基本的にそこまでの出番だと思い込みがちです。しかし、チェンソーマンの第二部では、これまでに登場した敵キャラクターが再び登場する可能性もあるのかもしれません。こうした感想をチェックすることで、今後の展開予想がより面白くなるのではないでしょうか？

同様に今後の展開を予想する感想の中に、死亡した味方が敵として再登場するのではないかとの声もありました。本作では、人気の高いキャラクターでも躊躇なく死亡していく展開が多く見られました。第二部になってそうした流れが無くなるとは思えず、読者の心を抉ってくるような展開が待っているのではと予想する声もあります。そうした予想がどこまで当たるのか、今後の更新から目が離せません。

第二部の展開に関して、不満を感じているファンもいるようです。第一部では予想もつかないようなとんでもない展開も多く、先の読めないストーリーを楽しんでいた人も多いはずです。けれど、覚えのあるキャラクターの再登場を受けて、それがファンサービスゆえのものだといった感想もありました。それでも、今後もまた予想を裏切るようなストーリー展開になる可能性もあります。引き続き、最新話の更新が待たれます。

チェンソーマンに登場するコウモリの悪魔について、能力や最後についてをまとめて紹介しました。これまであまり、キャラクター自体に注目していなかったという人もいるかもしれません。本作は、過激なシーンも多く話題になりやすい作品です。キャラクターの能力などを知っていくと、より深く作品を楽しむことができるはずです。主人公を中心とした登場キャラクターは魅力的ですが、敵キャラクターも負けてはいないことがわかります。

理解の難しい部分もあるかもしれませんが、チェンソーマンはすでに第一部が完結している作品です。まずはテレビアニメから、もしくは第一部を一気読みというやり方も可能です。旬の作品の一つのため、この機会に手を出しやすい方法でチェックしてみることをオススメします。一度読み始めたら止まらなくなって、展開が最後まで気になるかもしれません。