【東京卍リベンジャーズ】半間修二が関東卍會に入った理由は？関東事変後を考察

半間修二とは、「東京卍リベンジャーズ」に登場する人気キャラクターの一人です。半間修二は、常に主人公花垣武道と敵対するポジションにいました。特に、彼が関東卍會に入った理由は、ファンの間でも「なぜ？」と話題になったとのことです。この記事では、半間修二がなぜ関東卍會に入ったのか、その理由を考察します。また、関東事変など彼の活躍シーンや関係の深いキャラクター、彼を演じるアニメ声優なども紹介していきます。

東京卍リベンジャーズは、週刊少年マガジン2017年13号から2022年51号まで連載されました。この間、テレビアニメ化、実写映画化、舞台化が行われて、ブームと呼べる人気を獲得するのです。また、政府広報タイアップをはじめとするコラボが、積極的に行われました。同作品のコミックスは、30巻まで刊行されており、累計発行部数が6500万部を突破しています。東京卍リベンジャーズの原作者は、和久井健です。

この作品の舞台は、現代と過去の東京です。主人公の花垣武道は、底辺のフリーター生活を送る26歳の青年でした。しかし、彼は元恋人である橘日向の死と、なぜかタイムリープ能力を得たことをきっかけに過去を変える決断をします。彼女の死に東京卍會という反社組織が関わっていることを知った花垣武道は、12年前の過去で東京卍會に接触しようとしました。そして、総長のマイキーこと佐野万次郎と運命的な出会いをするのです。

半間修二は、1989年10月27日に生まれました。血液型はAB型で、身長192cm、体重79㎏です。クールでありながら、どこか飄々として虚無的な感じのする表情と、左手に「罪」、右手に「罰」と入れたタトゥーが特徴です。半間修二の口癖は、「ダリィ」で、「歌舞伎町の死神」と恐れられていました。空虚な日々を送っていた時に稀咲鉄太と出会い、以降常に行動をともにします。彼の初登場時は、愛美愛主の総長代理でした。

半間修二は、誰に対しても遠慮なく暴力を振るえる好戦的な人物です。長身を活かしたダイナミックな攻撃で、多くの敵を倒してのし上がって来ました。その実力は、8.3抗争でマイキーと互角に渡り合ったほどです。また、龍宮寺堅（ドラケン）とも対等な戦いをしており、その実力は「全キャラクターの中でもトップクラス」と評されました。そのような半間修二ですが、なぜか決して喧嘩が強くない稀咲鉄太と盟友関係になります。

東京卍リベンジャーズにおいて、多くのファンの間で「なぜ？」と物議を醸したのが、半間修二が関東卍會に入ったことです。彼はマイキーを裏切って、稀咲鉄太が佐野エマを殺害したアシストをしました。そのような半間を、なぜかマイキーは受け入れました。また、半間修二が、関東卍會に加入した理由も、ストーリー内では一切語られていません。しかし、彼が関東卍會に所属する理由は、関東事変以後にあると考察されています。

関東卍會は、関東事変後にマイキーが作ったグループですが、三天戦争後の主要メンバーの多くに元天竺の人間がいました。半間修二も元天竺ですから、他の元天竺メンバーと同じように吸収合併のような形で、関東卍會に加入したのではないかという考察です。但し、彼は六波羅単代にはいませんでしたし、佐野エマ殺害の片棒を担いだので、兄のマイキーがなぜ妹の仇をあっさりと受け入れた理由については、疑問が残りました。

マイキーがなぜ、半間修二を関東卍會にいれたのか、その理由は彼の闇堕ちにあるのではないかと考察されています。闇堕ちしたマイキーは、躊躇いなく花垣武道を銃で撃つなど、非道な行為を行いました。それ故に、半間修二のことも問題なく受け入れたというものです。一方の半間修二は、盟友稀咲鉄太がいない状況では、マイキーのもとにいることが得策だと考えたのだと考察されました。

関東卍會がなぜ設立されたのか、その理由と経緯についても謎が多いとされています。最も大きな理由だと考察されているのが、マイキーの闇堕ちでした。マイキーは、自らの黒い衝動を抑えることができないことを自覚していました。そこで、黒い衝動を解放する捌け口として、関東卍會を作ったという考察です。また、圧倒的なカリスマ性を誇っているマイキーを、新たな暴走族の首領に担ぎ出そうとする動きもあったと考察されています。

マイキーを象徴に担ぎ上げたのは、三途春千代でした。彼は、マイキーに心酔するあまりに、関東事変の際マイキーを裏切った武藤泰宏を、関東事変後に殺害しています。マイキーと三途春千夜との間には、過去に黒い衝動に絡んだ因縁があったことも、関東卍會の誕生に影響していると考察されました。この関東卍會が、やがて現代の梵天に繋がっていくという考察も見られますが、梵天になぜか半間修二がいないなど謎が残っています。

• 総長：佐野万次郎
• 副総長：三途春千夜
• 参謀：九井一
• 親衛隊長：鶴蝶
• 特攻隊長・特攻隊副長：灰谷蘭・灰谷竜胆
• 幹部：望月完爾・班目獅音
• 遊撃隊長・遊撃隊副長・遊撃隊：今牛若狭・荒師慶三・半間修二

関東卍會の主要メンバーは、上記の通りです。マイキー、三途春千夜、九井一が創立メンバーで、その他は三天戦争後にそれぞれ所属していた暴走族解散後に吸収されました。マイキーは、旧東京卍會メンバーを関わらせないようにしていたと考察されていますが、彼に心酔する三途春千夜は別として、なぜか九井一がメンバーに入っています。それに対して、梵天のメンバーでもある鶴蝶、灰谷兄弟、望月完爾のメンバー入りは妥当でした。

関東卍會のメンバーの中で、「半間修二以上になぜ加入したのか謎だ」といわれるのが、今牛若狭と荒師慶三のワカベンコンビです。二人は元々佐野真一郎率いる初代黒龍のメンバーであり、梵のメンバーだからです。また、二人の年齢から見てもなぜマイキーの軍門に下ったのか謎が残りました。結局、最終回を迎えても二人の関東卍會の理由がなぜかは、明かされていません。

東京卍リベンジャーズのストーリー内で起こる暴走族の抗争のほとんどは、稀咲鉄太が黒幕となり起こしたものでした。半間修二は彼の盟友なので、それらの抗争において暗躍するのです。8.3抗争における半間修二の活躍は、稀咲鉄太の命令で林良平を唆して、抗争そのものを勃発させたことでした。また、マイキーの蹴りを受けとめたり、芭流覇羅の誕生を宣言するなど、多くのファンにインパクトを与える活躍を見せています。

血のハロウィンにおける半間修二は、芭流覇羅の初代副総長として登場しました。羽宮一虎をメンバーに引き入れ、東京卍會との対立を煽るなど暗躍しています。血のハロウィンの最中でも、羽宮一虎に場地圭介を殺すように誑かすなど悪事を働きました。血のハロウィンが東京卍會の勝利に終わると、芭流覇羅ごと東京卍會入りして、自身は陸番隊隊長になり、参隊隊長の稀咲鉄太とともに次なる計画を練っていきます。

聖夜決戦における半間修二の行動は、当初稀咲鉄太とともに花垣武道＆松野千冬と組み、柴八戒の大寿殺害を阻止することでした。しかし、これは稀咲鉄太が仕組んだ罠だったのです。二人は花垣武道と松野千冬を裏切り、柴八戒の姉の柚葉が大寿を殺すように仕向けました。その後、花垣武道たちの懸命の努力と、マイキーとドラケンの介入で事態が鎮静化します。稀咲鉄太は裏切り者として東京卍會を除名され、半間修二も追従しました。

半間修二の活躍の中で、最もファンにインパクトを与えたとされているのが関東事変での行動です。彼は、陸番隊メンバーを引き連れて東京卍會を脱会し、稀咲鉄太とともに黒川イザナ率いる横浜の暴走族である天竺に加入しました。この行動が、関東事変勃発のきっかけになります。更に、関東事変を起こす前の下準備として、稀咲鉄太が佐野エマを撲殺した時には、バイクを運転して彼をアシストしました。

本格的に関東事変が起きると、半間修二は直接戦闘に参加せず、黒川イザナや稀咲鉄太とともに傍観者ポジションに収まります。しかし、稀咲鉄太の暴走で黒川イザナが死亡し、関東事変が東京卍會の勝利に終わりそうになると、稀咲鉄太を連れて逃亡しました。稀咲鉄太を逃がすことに成功した彼は、黒川イザナと佐野エマ殺害の共犯者として追われる身となりますが、なぜか逮捕されることなく逃げ通して、後に関東卍會に参加するのです。

尚、半間修二は稀咲鉄太の遺体を見て、「派手に逝ったなぁ」と涙を流してその死を悼んでいました。半間修二が泣いたのは、後にも先にもこのシーンのみであり、多くのファンが彼の行動に感動したとのことです。

東京卍リベンジャーズの最終決戦は、花垣武道率いる二代目東京卍會とマイキー率いる関東卍會の全面戦争でした。ここで、半間修二が、関東事変以来久しぶりにストーリーに登場します。関東卍會の遊撃隊となった彼は、マイキーの指示で動き、二代目東京卍會が優位に立っていた戦局を逆転させる原動力になりました。元々喧嘩の強さが指折りである半間修二は、激闘で疲れの見える東京卍會の幹部格を一掃してみせたのです。

ところが、その後で黒い衝動を全開にしたマイキーに一撃で倒されてしまいます。この抗争は最終的に、花垣武道が命懸けでマイキーを救ったことで、別の世界線が生まれました。別の世界線での半間修二は、稀咲鉄太と友人関係にあることはそのままですが、花垣武道と対立することなく仲間になり、東京卍會では参謀を務めます。そして、現代ではフリーカメラマンになって世界中を放浪していることが描かれました。

半間修二と最も関係の深いキャラクターは、稀咲鉄太です。稀咲鉄太は、想い人だった橘日向を自分に振り向かせるため、そして、彼女が愛してやまない花垣武道を超えるために不良になり、様々な抗争の黒幕となりました。半間修二は、そのような稀咲鉄太に魅力を感じ、稀咲鉄太が関東事変で亡くなる最後まで行動をともにします。彼の死後も、その死を悼み弔いました。別の世界線においても友人関係を築いています。

長内信高は、愛美愛主の8代目総長です。ボクシング経験者で腕っぷしが強いのが自慢ですが、頭が良くないことを自認しており、稀咲鉄太の知恵を得てのし上がりました。しかし、実際は、稀咲鉄太の計画の踏み台にしか過ぎませんでした。半間修二は、長内信高を通じて稀咲鉄太に会っています。半間修二と長内信高の直接の関係については、明かされていませんが、歌舞伎町で出会ったのではないかという考察が多く見受けられました。

ドラケンこと龍宮寺堅は、東京卍リベンジャーズの中でも屈指の人気キャラクターの一人です。不良でありながら、相手を思い遣る心を持ち、たとえ相手がマイキーでも間違っていることは諭すことのできる肝の据わった人物です。それ故に、面白ければ悪いことでも平然とやれる半間修二とは、性格的に合いません。半間修二とドラケンは、血のハロウィンと関東事変でタイマン勝負していますが、決着はつきませんでした。

東京卍リベンジャーズの羽宮一虎は、東京卍會結成の原因を作ったり、佐野真一郎を殺害するなど情緒不安定なキャラクターとして描かれています。その精神面を、稀咲鉄太と半間修二につけ込まれてしまいました。半間修二によって芭流覇羅に加入した後に、血のハロウィンでマイキーと対峙します。更に、戦闘中に半間修二から、「場地圭介が裏切り者だ」と言われたことを信じ込んで彼を刺して、マイキーの怒りを買ってしまうのでした。

マイキーこと佐野万次郎は、東京卍リベンジャーズにおける花垣武道の最大の理解者であり、ラスボス的存在です。半間修二は、黒い衝動が全開になる前のマイキーとは対立していました。8.3抗争ではマイキーの蹴りを一発だけでしたが、受け切っています。しかし、血のハロウィンでは、激高したマイキーの蹴り一発で気絶されられます。黒い衝動が前面に押し出されたマイキーとはウマが合うようで、命令にも素直に従っていました。

この章では、半間修二の名言を特集します。最初に紹介するのは、聖夜決戦で稀咲鉄太に向けて言った一言です。稀咲鉄太と半間修二は、花垣武道と松野千冬に協力すると見せかけて、最終的には松野千冬を縛り付けて花垣武道を孤立させました。「二人を嘲笑うために協力するフリをした」と言い放つ稀咲鉄太に対して、半間修二は上記のセリフを言うことで、彼のことを最大限に湛えたのです。

半間修二の名言として「最も有名だ」と評されているのが、上記のセリフです。目的のためならば、手段を選ばず、半間修二でさえも「あくまで道具であり、使い道がなければ遠慮なく交換するつもり」だと語る稀咲鉄太に対して、半間修二はその考え方と生き方を肯定しました。彼にとって稀咲鉄太は、退屈な日常から楽しい世界へ自分を導いてくれた恩人なのです。「歪んではいても、二人の強固な関係性が窺える名言」と評されました。

半間修二の名言は、稀咲鉄太と一緒にいる時に出ることが多いです。上記のセリフも、稀咲鉄太との会話で出ました。稀咲鉄太は、彼に「なぜ自分にそこまで忠誠を尽くしてくれるのか」と尋ねました。すると、半間修二は上記のセリフを言って、二人は思わず笑いだしたのです。半間修二が、稀咲鉄太のことを煙に巻いたのではないかと考察された時期もありましたが、稀咲鉄太の死後、半間修二は彼の墓前で約束を果たしました。

テレビアニメ版「東京リベンジャーズ」で半間修二役を演じるのは、江口拓也です。江口拓也は、1987年5月22日、東京都世田谷区に生まれました。その後、茨城県で育っています。血液型はB型で、81プロデュース所属です。ブログ、Twitter、Instagramを開設していますが、2020年6月25日以来ブログは更新していません。現在はTwitterとInstagramをメインに、ファンへ向けて情報発信や近況報告を行っています。

江口拓也は声優を目指して、日本工学院専門学校と81プロデュースの養成所に同時に通うことで、声優のイロハを学びました。2008年にOVA「真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝」でデビューを果たします。2011年のテレビアニメ「GOSICK-ゴシック‐」で主人公の久城一弥役を演じて、ブレイクしました。現在では声優活動の他にも、歌手活動や写真集を出版するなど、多方面で活躍しています。

• SPY×FAMILY：ロイド・フォージャー（黄昏）役
• ギヴン：梶秋彦役
• バキ：花山薫役
• 虹色デイズ：松永智也役
• やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。：比企谷八幡役
• 機動戦士ガンダムAGE：アセム・アスノ役

江口拓也の主な出演作品と、演じたキャラクターを上記しました。主人公やメインキャラクターを演じることが多く、演技の幅の広さを高評価されています。2022年の大ヒット作品「SPY×FAMILY」でロイド・フォージャー役を演じたことで、一般層にまで知名度が広がりました。2022年大晦日の「第73回NHK紅白歌合戦」に、ヨル・フォージャー役の早見沙織とともに、VTRナレーターを務めることが発表され、注目を集めています。

この章では、東京卍リベンジャーズの半間修二に関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。半間修二は、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか？

こちらは、東京卍リベンジャーズの大ファンだと思われる方のツイートです。半間修二が推しキャラクターだとつぶやいていました。また、彼の活躍を最後まで見たいのでコミックスを最終巻まで買うとのことです。

こちらも、東京卍リベンジャーズの大ファンだと思われる方のツイートです。コミックスを全巻読んだ結果、推しキャラクターを半間修二にすると宣言しました。

同じく、東京卍リベンジャーズの大ファンだと思われる方のツイートです。半間修二のことは好きではないのに、髪を下ろして眼鏡をかけた彼がとてもかっこいいとつぶやいています。

この記事では、東京卍リベンジャーズの半間修二について、彼が関東卍會に入った理由を中心に考察してきました。半間修二の行動や言動に注目して、東京卍リベンジャーズを読んでみてください。