【東京卍リベンジャーズ】半間修二の未来の姿は?正体・目的や過去をネタバレ解説

東京卍リベンジャーズのキャラクターの中でも特に謎が多いと言われるキャラクターが半間修二です。未来での大人の姿こそ描かれていますが、その正体や目的など多くが謎に包まれており、数多くの考察が行われているキャラクターになっています。今回は東京卍リベンジャーズの半間修二について、未来の姿から過去、正体や目的について、アニメや実写などでの配役情報などをネタバレありでまとめて紹介していきます。

【東京卍リベンジャーズ】半間修二の未来の姿は?正体・目的や過去をネタバレ解説のイメージ

目次

  1. 半間修二とは?
  2. 半間修二の未来や大人の姿をネタバレ考察
  3. 半間修二の正体や目的・過去
  4. 半間修二の強さ
  5. 半間修二のアニメ声優や実写映画キャスト
  6. 半間修二に関する感想や評価
  7. 半間修二の未来まとめ

半間修二とは?

東京卍リベンジャーズの中でも謎多き存在とされているのが半間修二です。今回はそんな半間修二についてネタバレありでまとめて紹介していきます。

東京卍リベンジャーズの作品情報

東京卍リベンジャーズの概要

半間修二が活躍する東京卍リベンジャーズは、2017年から講談社の週刊少年マガジンにて和久井健先生が連載しているサスペンス作品です。ヤンキー漫画の要素にタイムリープとアクション漫画の要素を織り交ぜた作品として人気を集め、2022年1月現在累計発行部数5000万部を突破する程の作品になっています。人気と共に評価も高い作品で第44回講談社漫画賞少年部門受賞作にもなっています。

高い人気とタイムリープ先も現代でありSF要素が限られている作風によるメディアミックスのしやすさもあり、メディアミックス展開も積極的に行われている作品で、2021年にアニメ化、実写映画化、舞台化などが行われました。

東京卍リベンジャーズのあらすじ

26歳のフリーター花垣武道はニュースで中学時代の恋人だった橘日向とその弟の直人が犯罪組織東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡したという事件を見ます。翌日、電車が走り込むホームへ突き落とされた武道は12年前の2005年の中学時代にタイムリープする事になります。そこで直人と出会い、日向の死亡を警告した事で未来が変わり直人は生存する事になりました。武道は日向を救うべく再びタイムリープを行う事になります。

半間修二のプロフィール

半間修二は8.3抗争により空席となった総長の変わりにメンバーをまとめる総長代理として登場したキャラクターです。黒髪に中心だけ金髪といった独特な髪と左手に「罪」、右手に「罰」の入れ墨を入れているのが特徴的なキャラクターで、「ダリィ」が口癖になっています。稀咲の相棒格として多くの事件で暗躍しており、またその立場をどんどん変えながら主人公である武道の前に立ちはだかり続けたキャラクターにもなっています。

その他プロフィールとしては誕生日は1989年10月27日、身長は192cmで体重は70kg、好きな物は「ゾクゾクすること」で尊敬する人はおごってくれるパイセンだという事などが明らかになっています。また過去に特定のチームに所属する前は歌舞伎町を縄張りにしており歌舞伎町の死神とも呼ばれていました。

『東京卍リベンジャーズ』

半間修二の未来や大人の姿をネタバレ考察

ネタバレ①最初の世界線の未来(現代)

東京卍リベンジャーズの物語のきっかけともなる1度目の未来の世界線では主要なキャラクターは武道しか出てこないので当然半間修二は登場していません。唯一関係しているとすれば東卍の抗争に巻き込まれたという日向の死の首謀者である可能性ですが、これについても特に言及がない為実行犯や首謀者の正体は不明です。

ネタバレ②2回目の世界線の未来(現代)

武道と直人の出会いにより直人が生きている2度目の未来の世界でも半間修二はまだ登場していません。東卍の抗争による日向死亡事件こそ起こっていますが、直人がこの時東卍の重要人物として名前を上げたのは稀咲の方だけでした。稀咲と半間修二の関係性から絡んでいる可能性も否定は出来ませんがあくまでも可能性の話だけになっており、この時点でも半間修二の大人の姿は描かれていません。

ネタバレ③3回目の世界線の未来(現代)

この3回目の世界線の過去にて初めて半間修二が東京卍リベンジャーズ作中に登場しています。この時点ではメビウスの総長代理であり、パーちんを裏で操る黒幕の正体として登場する事になります。そこから東卍とメビウスの抗争に発展するなど初登場としては中々のインパクトを残しています。

3度目の世界線の未来では武道はあっくんこと千堂敦が武道を線路に突き落とした犯人である事を告白、最後にはあっくんは飛び降り自殺をしてしまいますが、この飛び降りの際にその様子を確認しにきていたのはまたもや稀咲でした。この世界線でも姿を見せる稀咲に対して半間修二はその姿を見せる事はなく現代の大人姿も3回目の世界線の未来の時点でも不明になっています。

ネタバレ④4回目の世界線の未来(現代)

半間修二が初めて未来の大人姿で登場したのがこの4回目の未来の世界線です。この世界線では日向は死亡しておらず、武道は初めて未来の日向に会う事になります。2人で車デートをした中、公園のトイレから出ようとした武道の前に姿を見せたのが大人になった半間修二でした。この時の半間修二は「あれ?車乗ってねぇじゃん」と武道の行動パターンを知っているかのような素振りを見せました。

そんな半間修二の発言から日向の危険を感じた武道は日向の待つ車へと急ぎますが、目の前でまたもや実行犯にされたあっくんの車が衝突する事で日向は目の前で大炎上する車の中で死亡してしまうのでした。未来の大人の姿を初めて見せた半間修二は、明らかに日向の死に関わっていますが、その目的などは一切不明になっています。

ちなみに大人になった半間修二は髪が伸びて金髪の範囲が変わり、またメガネをかけているなどの大人らしい容姿に変化はありますが相変わらず手には「罪」と「罰」の入れ墨が彫られているのもネタバレされています。また元々の口癖である「ダリィ」であるという性格は変わっていないのか、敢えて武道にも手を出したりはしていません。

ネタバレ⑤5回目の世界線の未来(現代)

5回目の未来の世界線では武道は東卍の幹部になっていた事で初めて未来の世界線での東卍の内部が描かれる事になります。そこでの半間修二は最高幹部の1人となっていた事から再び大人の姿で登場しました。現代の東卍については多くはこれまでの世界線の中でも変わっていない為、この事からこれまでの世界線でも基本的には東卍の最高幹部になっていた可能性が高いです。

ただ東京に卍リベンジャーズのあらすじとしては東卍の関連企業に一斉にガサ入れが入った事で裏切り者を探す稀咲と裏切り者として疑われる事になる武道と千冬がメインとなっており、武道と稀咲の因縁が強く描かれるこのあらすじには半間修二は直接は関わってきません。

ネタバレ⑥6回目の世界線の未来(現代)

6度目の未来の世界線では再び半間修二は姿を見せません。この世界線では東卍幹部が全員死亡する世界線でその殺人の犯人としてマイキーが指名手配されるという世界線になっています。この時、三ツ谷、千冬、八戒、ドラケン、パーちん、一虎に加えて稀咲も死亡しますが、半間修二だけはその死亡者の中に含まれていませんでした。

それまでのマイキーからは考えられない「邪魔なものは消す」という発言を始めとしたこれまでとは乖離した思想を見せている事とマイキーが殺したとされる中に稀咲も含まれている事、マイキーの見せる思想が半間修二に近いものである事から半間修二が裏で操っているのではないかとされています。

ネタバレ⑦7回目の世界線の未来(現代)

7回目の未来の世界線では現代の犯罪組織が東卍から梵天に成り代わっており、元東卍メンバーはそれらに関与しない平和な日々を過ごしていました。唯一マイキーだけが梵天の首領として相変わらずの闇落ちぶりを発揮しています。この世界線では過去編において半間修二は逃亡者として終われる身になっていた事もあり、これらの組織には関与していないと考えられていますが大人の姿では登場はしていない為、詳細は不明です。

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半間修二の正体や目的・過去

考察①半間修二の正体はタイムリーパー?黒幕?

東京卍リベンジャーズの物語には黒幕がいると考えられており、その黒幕の正体として筆頭候補として名前が上がっていたのが稀咲と半間修二の2人です。この2人には武道とは違う目的でタイムリープを繰り返しているタイムリーパー説も唱えられている程で、特に目的が見えない半間修二こそがタイムリーパーなのではないかという考察も多く行われてきました。

仮に半間修二がタイムリーパーであり、一連の事件の黒幕である場合、現代で日向が生きている事で稀咲の身に何かが及ぶ事からこれを防ごうとしているのではないかとする説や、さらなる目的が隠されているのではないかと考察されています。

考察②半間修二の過去

半間修二は東京卍リベンジャーズにおいて、何故か常に武道に立ちはだかる存在として登場する事になります。初登場した時はその前の出来事で総長を失ったメビウスの仮の総長として登場し、その後バルハラの副総長、乗っ取りを目論んでの東京卍會入と六番隊隊長、そして天竺入りといった行動をしています。これらの行動は常に稀咲の意志も含まれたものであり、2人の正体が黒幕なのではないかとされる要因になっています。

そもそも半間修二と稀咲が共にいるようになった経緯にも半間修二の意志が関係しています。過去には歌舞伎町を縄張りに「歌舞伎町の死神」と呼ばれていた半間修二ですが、そんなある種の有名人だった半間修二に対し、「俺の駒になれ」と接触してきたのが稀咲でした。これに対し半間修二は稀咲を気に入り共に行動するようになったという過去もあります。

考察③半間修二の目的

東京卍リベンジャーズ作中では稀咲の目的は明らかにされていますが、半間修二の目的は過去編、未来編共に不明のままです。過去編では「東卍を潰す」という目的を語った事もありますが、これもまた稀咲の目的だったからそう口にしただけであった事が後に明らかになっています。

東京卍リベンジャーズ作中での行動も基本的には稀咲といると面白いというのが行動原理となっている為、少なくとも過去編以外では稀咲といる以外の目的を持っていないキャラクターであるともされています。ただ7度目の世界線で過去編で稀咲が死亡した後も逃亡者としてちゃんと生きている事からなんかしらの目的は持っていると考えられています。

考察④半間修二はヒナやタケミチに特別な感情はない?

東京卍リベンジャーズの物語が進む中で日向殺しの黒幕は稀咲であり、その理由も明らかになっています。実は稀咲は過去に日向に告白してフラれた過去を持っておりその時に日向の隣にいたのが武道だったのです。武道が何度タイムリープを繰り返し状況を変えても形を変えて日向が殺されるのは稀咲の陰謀によるものになっており、稀咲が日向や武道に固執する理由にもなっています。

対して半間修二は特別日向や武道に対して何かしらの感情を抱いているような節はありません。上記でもネタバレしたように過去編でも未来編でも半間修二はあくまでも稀咲の駒として動いているだけで自身の目的を見せていないのです。この半間修二が武道や日向に対して何かしらの感情を抱いていないという事が半間修二黒幕説が否定される1つの要因になっています。

考察⑤半間修二は死亡する?

半間修二黒幕説の考察の中で唱えられているのが半間修二が1度も死亡していないという事実です。稀咲は世界線によっては死亡しているのに対し、半間修二は立場は変われど過去編、未来編どちらにおいても死亡するという結末を迎えた事がないキャラクターなのです。未来編の中で1番立場的には悪くなっている7度目の未来編ですら逃亡者という状態にはありますが少なくとも逃亡者になってしばらくは生きていた事が確定しています。

考察⑥半間修二が稀咲の墓で話した「死神と道化」

7度目の世界線では「関東事変」において、半間修二は佐野エマ、黒川イザナ殺害の共犯者として終われる立場となっています。東京卍リベンジャーズ番外編として連載された205話では逃亡後の半間修二についても描かれており、同事件の主犯であるとされ逃亡中に死亡した稀咲の墓を訪れて話をするシーンが描かれています。この日時が2008年6月とされており、最終章直前の出来事だった事が明らかにされているのです。

このエピソードでは過去に稀咲が「オマエはなんでオレについてくる?」という質問に対し、半間修二が「オマエが死んだら教えてやるよ」と答えていた事に起因しています。半間修二は約束通り稀咲に話をしに来た形になっているのです。そしてこの中で半間修二が語ったのが「死神と道化」という話でした。この死神と道化こそが半間修二の目的なのではないかとも考察されています。

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半間修二の強さ

半間修二の強さ①戦闘能力

半間修二は東京卍リベンジャーズ作中において、武道の敵として何度も立ちはだかる事になりますが、対して戦闘シーンに関しては決して多くありません。どちらかといえば裏で人を動かすタイプである為、戦闘を仕切っているように見えて自身は戦っていないなんて例も少なくありません。

ただその強さについてはいくつかのシーンで証明されており、23巻にて「年上を複数人相手にしても簡単に倒してしまう」という話が残っている他、実際に東京卍リベンジャーズ作中でもドラケンを素手で殴りドラケンが痛そうにする、マイキーの蹴りを腕で受け止めるシーンなども描かれています。このことから少なくともドラケンと同等の戦闘能力があるのは間違いありません。

半間修二の強さ②知力

半間修二の知力に関しては不明点が多いものの、過去には神童と呼ばれ全国模試で1位を取った事がある稀咲と行動をする事が多いので相応の知力は持っていると考えられています。ファンからも黒幕説が唱えられる程に暗躍も多い事からただ単に稀咲に操られているだけというわけではなさそうです。今回ネタバレありで紹介したように稀咲に変わる真の黒幕説が唱えられる程なので相応の絵をかけるだけの知力がある可能性が高いです。

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半間修二のアニメ声優や実写映画キャスト

半間修二のアニメ声優は江口拓也

アニメ東京卍リベンジャーズにおいて半間修二の声優を担当したのが江口拓也さんです。2008年に「真救世主伝説 北斗の拳 トキ伝」で声優デビューをした声優で、同業者からもいじられキャラとして扱われる事が多い声優です。これまでには「GOSICK」の久城一弥役、「黒子のバスケ」の小金井慎二役、「ポケットモンスターTHE_ORIGIN」のグリーン役、「ハイキュー」の照島遊児役などを務めています。

半間修二の実写映画キャストは清水尋也

実写映画東京卍リベンジャーズにて半間修二役を担当したのが2012年から活動する俳優の清水尋也さんです。痩せ型で高身長なのが特徴な俳優で、気弱なキャラクターも威圧的なヤンキーもこなせる演技力と雰囲気を併せ持っています。これまでには「ソロモンの偽証」「ちはやふる」「ホットギミック ガールミーツボーイ」「チア☆ダン」「インベスターZ」「おかえりモネ」などに出演しています。

半間修二の舞台版キャストは菊池修司

舞台東京卍リベンジャーズで半間修二役を担当したのが菊池修司さんです。Smart×SonyMusic モデル・俳優・タレントオーディション第二弾にて準グランプリを受賞した事でデビューした俳優で、2016年にはSDグループ演劇集団「劇団番町ボーイズ☆」の正式メンバーとして活動するようになりました。これまでには「うたのプリンスさまっ」「ハイキュー」などの舞台に出演しています。

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半間修二に関する感想や評価

ここからは既に東京卍リベンジャーズを視聴した人の半間修二に関しての感想を紹介していきます。半間修二は東京卍リベンジャーズでの目立ち方に対して過去も未来も、正体も不明な点が多すぎるという感想が多くなっています。大人の姿こそ描かれていますが、もう少しネタバレしてくれないと仮に黒幕が半間修二でも感情移入出来そうにないという声も見られる程になっています。

ただ他の候補の方が興ざめしてしまうという声もあり、稀咲のネタバレ以上の目的がどんな物になるかが気になるという声も多くなっています。同時に武道以外のタイムリーパーとしての候補でもある為、タイムリープしているとして目的はその条件が気になるという声も多いです。

正体不明にされている半間修二だからこそ考察された黒幕説も様々な要素から考えられる事になっています。そもそも黒幕なのかどうかはもちろん、その要因になりえる要素やタイムリーパーである可能性なども考慮されている一方で実は未来編には全く目的がない可能性なども考察されるなど様々な結末が考えられているキャラクターになっています。

その正体に謎が多い半間修二ですが各メディアミックスでの配役が良い事でも知られており、やはり物語の根幹に関わる重要なキャラクターなのではないかという考察も見られる程になっています。そうでなくともイメージに合う配役になっているという声が多くなっており、半間修二の人気を高める要因になっているとする声も多いです。

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半間修二の未来まとめ

半間修二は未来編においても過去編においてもその正体が掴めないキャラクターです。未来編でも登場し大人になった姿を見せていますが、その行動は非常に不可解であり、結果的に正体不明の黒幕説が唱えられる結果となっています。ただ正体不明の黒幕というには目的が見えないという考察もあり、今度の登場に注目が集まっているキャラクターになっています。

最新の世界線では過去編において逃亡者になっている半間修二ですが、番外編のタイミングなどからも最後のエピソードにもしっかり絡んでくると考えられており、そこで正体や目的がネタバレされるのではないかとも注目されています。いずれにしても重要人物である事に変わりはないのでまだ東京卍リベンジャーズを視聴していない人は半間修二に注目しながら視聴してみてはいかがでしょうか?

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