【メイドインアビス】クオンガタリは深界六層に生息する羽虫!生態や危険度は?

クオンガタリとはメイドインアビスに登場する原生生物の一種です。メイドインアビスには危険な生物が多く登場していますが、クオンガタリはその中でも、とても危険度が高い生物として描写されています。ここでは、メイドインアビスに登場するクオンガタリについて、その危険度や生態について調査します。クオンガタリが登場するメイドインアビスのグロいシーンについても紹介していきます。

【メイドインアビス】クオンガタリは深界六層に生息する羽虫!生態や危険度は?のイメージ

目次

  1. クオンガタリが登場するメイドインアビスとは?
  2. クオンガタリとは?
  3. クオンガタリの生態や危険度
  4. クオンガタリが深界四層に現れた?理由を考察
  5. クオンガタリに関する感想や評価
  6. クオンガタリまとめ

クオンガタリが登場するメイドインアビスとは?

メイドインアビスの概要

クオンガタリの危険度や生態について詳しく調査していく前に、クオンガタリが登場するメイドインアビスとはどのような作品か紹介します。メイドインアビスとは、つくしあきひとによる日本のSFファンタジー漫画です。竹書房のコミック配信サイト「WEBコミックガンマ」にて、2012年から不定期連載中の作品です。メイドインアビスは柔らかく可愛いタッチの絵柄とは裏腹な、グロくて残酷な展開でも話題となっている人気作品です。

メイドインアビスは、2020年にシリーズ累計発行部数333万部を突破するヒットを記録しています。メイドインアビスのアニメは2017年に第1期が放送され、第2期は2022年に放送されました。劇場版アニメも制作されており、2019年に「メイドインアビス 旅立ちの夜明け」と「メイドインアビス 放浪する黄昏」が公開され、2020年には「メイドインアビス 深き魂の黎明」が公開されています。

メイドインアビスのあらすじ

メイドインアビスの主人公・リコは、謎の大穴・アビスの側にあるオースという町で暮らす少女です。好奇心旺盛でアビスに挑む探窟家に憧れているリコは、ある日アビスを調査中に謎のロボット少年・レグと出会います。リコは伝説の探窟家の母親・ライザから「奈落の底で待つ」というメッセージを受け取り、レグと共にアビスの底を目指して冒険に出ます。

メイドインアビス|WEBコミックガンマ 公式サイト

クオンガタリとは?

クオンガタリは深界六層に生息する羽虫

メイドインアビスに登場するクオンガタリとは、どのような生物なのか詳しく紹介します。クオンガタリとは、アビスの深階六層に生息している羽虫です。メイドインアビスに登場する謎に満ちた大穴・アビスには、地上では見かけない様々な独特の原生生物が生息しています。アビスの中には数千年前に滅びたとされる文明の跡や、恐ろしく巨大で危険度の高い生き物の生態系などが見られ、解き明かされていない謎に満ちています。

アビスに挑む探窟家によって原生生物の調査は徐々に進められており、アビスに深く潜った探窟家の残した記録に原生生物の生態が記されている事があります。クオンガタリは通常アビスの深階六層で生息していると見られていた羽虫で、現実世界の生物で例えると大型の蚊のような姿をしています。手のひらサイズの羽虫であるクオンガタリの成虫は、アビスでよく見られる花「トコシエソウ」の葉に擬態しています。

クオンガタリとはアビスの深階六層でしか見られないとされる原生生物で、その存在についてはリコの母で白笛のライザが残した手記にしか記されていません。アビスの深階六層と言うと生きては戻れない上昇負荷を受ける領域であり、非常に危険である為白笛にしか立ち入りが許可されていない場所です。そのため、クオンガタリは一部の白笛しかその存在を知らない危険な原生生物なのです。

クオンガタリの漢字表記

メイドインアビスに登場するクオンガタリは、カタカナ表記の名前で描写されています。メイドインアビス作中で明かされたクオンガタリの生態に、「トコシエソウに擬態する」というものがあります。トコシエソウはアビスの至る所で見られる花で、漢字表記すると「永遠草」となります。クオンガタリは永遠草に擬態する生物という事で、漢字で表すと「久遠騙り」になるといわれています。

トコシエソウはメイドインアビス作中で「不屈の花」とも呼ばれており、リコの母・ライザの好きな花でもあります。アビスの象徴と言えるトコシエソウにそっくりに擬態して生物を襲ってしまうクオンガタリは、ナナチからも「永遠を語る不届きもの」と言われていました。また、どこにでも咲いているトコシエソウに擬態するという点も、生息域を広げやすく危険視されています。

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クオンガタリの生態や危険度

クオンガタリはターゲットの頭に幼体を植え付ける

クオンガタリはメイドインアビスに登場する原生生物の中でも、トップクラスのグロい生態と危険度を誇っています。クオンガタリの生態とはどのようにグロいのか?詳しく紹介します。クオンガタリの成虫は手の平サイズの蚊のような姿をしています。クオンガタリは生物を生餌にする事で、幼体から成虫へ成長します。クオンガタリは人間などの生き物の身体に幼体を植え付け、寄生させることで宿主を丸ごと食料にしてしまいます。

クオンガタリに寄生されるとどうなる?

クオンガタリに幼体を植え付けられた宿主は、脳まで侵されてしまい動けなくなってしまいます。生きながらにしてクオンガタリの幼体に体を食べられるのです。クオンガタリは宿主をすぐには殺さず、生かしたまま捕食していくというグロい生態を持っています。

メイドインアビス作中でも、クオンガタリの幼体に脳まで浸食された探窟家が描写されていました。時々「誰!」と声を出してはいたものの、眼孔にはクオンガタリの幼体が蠢いており、明らかに正常ではないグロい状態に成り果てていました。また、クオンガタリに寄生された宿主は、すぐには死ねないようになっています。寿命間近になった成虫が宿主の口から胃へと侵入し消化されて養分になる事で、宿主を生かしているのです。

生き物を生きたまま餌にすることで幼体を育てている合理的なクオンガタリですが、結果的に非常に残酷でグロい生態となっています。メイドインアビス作中でもその危険度は高いとされており、駆除対象となっていました。

クオンガタリの危険度

クオンガタリとはアビスの深階六層に生息する羽虫で、大きさは人間の手のひら程度です。一匹だけでは十分に対処できる原生生物です。メイドインアビス作中でナナチがクオンガタリに噛みつかれていましたが、毒を持っている等の描写はなく少し傷を負っただけで行動できていました。レグがクオンガタリに襲われた時は、集団で攻撃されていたので、クオンガタリは基本的に集団の数の力で敵を仕留めるのだと考察されています。

クオンガタリは小型なので一匹では大した危険度ではないと言える原生生物ですが、集団となるとその危険度は星5つ(理不尽)となっています。この危険度はタマウガチに匹敵します。タマウガチと言えば猛毒を含む針で全身を覆い、磁場を読んで敵の動きを読む強敵で、リコも毒の針を手のひらに受けた過去を持っています。

タマウガチの毒を喰らえば致命傷になるため、リコは命を失わないように腕を切断する決意をする程でした。タマウガチとの戦闘のシーンはメイドインアビス作中でもトップクラスのトラウマシーンです。そんな恐ろしいタマウガチと同じ危険度を持つクオンガタリは、集団になった時の危険度が高いのです。一匹ずつでは戦闘力は高くないクオンガタリですが、巨大な巣を形成して集団になると危険度は星5となっています。

メイドインアビス作中でリコ達が初めてクオンガタリを目撃した時も、そこにはすでに巨大な巣が作られていました。あたり一面のトコシエソウに擬態したクオンガタリの群れは、白笛探窟家のボンドルドに駆除依頼が出されており、ボンドルドの探窟隊によって焼却されています。一度巣が作られて集団となれば花畑ごと焼いてしまわなければいけない程、クオンガタリの危険度は高いのです。

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クオンガタリが深界四層に現れた?理由を考察

クオンガタリが深界四層に現れる

メイドインアビス作中でリコ達がクオンガタリに遭遇した時、その場所はアビスの深階四層でした。クオンガタリはアビスの深階六層でのみ見られるという生態が報告されていましたが、何故か深階四層にまで生息域を広げていました。メイドインアビス作中では、クオンガタリの情報はリコの母・ライザの手記でのみ残されていました。

深階四層で探窟家が消息を絶つ事件が続発した結果、深階四層に発生した原生生物の群れの特徴とライザの手記の情報からこの生物はクオンガタリだと断定されました。どうやってクオンガタリが深階四層に挙がってきたのかはっきり分かっていませんが、原生生物や探窟家にくっついて来たのではないかと考察されています。アビスの中では下の層から上の層へ移動する際、上昇負荷というダメージを負います。

人間では生きては挙がってこれない程の上昇負荷を受けます。しかし、アビスには上昇負荷をものともせずに移動する原生生物がいます。また、白笛のボンドルドは深階五層を拠点としていますが、深階六層を訪れていた描写もあります。このことから、ボンドルドは各層を移動する方法を持っているのではないかと考えられています。そのため、ボンドルド等の探窟家や原生生物がクオンガタリを運んだ可能性があります。

クオンガタリが深界四層に現れた理由はなぜ?

深階六層でのみ見られていたクオンガタリが、さらに上層の深階四層に現れた理由はアビスの災厄によるものではないかと考察されています。メイドインアビス作中で謎の大穴・アビスの全ては未だ解明されていません。ただ、アビスの側の町・オースでは、2000年ごとの周期で恐ろしい災厄が起こるとされています。そして、作中での時間はちょうどその2000年周期を迎えようとしているのです。

2000年周期で起こるアビスの呪いは、「誕生日に死んでしまう病」や「お祈り骸骨の出土」等があります。原理は解明されていませんが、アビスを取り巻く環境が大きく変化しています。クオンガタリが深階四層に現れたのも、このようなアビスの災厄の予兆ではないかと考えられています。

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クオンガタリに関する感想や評価

メイドインアビスに登場する原生生物・クオンガタリに関しての感想や評価を紹介していきます。クオンガタリに関しては、名前の語呂がかっこいいという感想も見られていました。クオンガタリの名前は漢字表記にすると「久遠騙り」で、永遠草と呼ばれるトコシエソウに擬態する生態からこのような名前を付けられています。この名前の由来となった「久遠を騙るもの」という意味がかっこいいと評価されていました。

メイドインアビスにて深階四層に現れたクオンガタリ。リコ達がクオンガタリと遭遇した時には、深階四層の花畑にはすでに大きな巣が形成されていました。クオンガタリはトコシエソウに擬態しており、一見するとどこにいるのか分かりません。また、擬態中の成虫は休眠状態になっており、ナナチのように力場を読んで敵を察知できる生物の探力も逃れていました。

クオンガタリが巣を形成している場所に一歩踏み入れば、あっと言う間に集団で襲われて餌にされてしまうのです。このようなクオンガタリの生態から、初見殺しの敵だったという感想も見られていました。メイドインアビス作中でリコ達が助かったのも、すでに駆除依頼がボンドルドに出されていたからでした。

メイドインアビス作中で屈指のグロいシーンとして語られるのが、クオンガタリの生態が分かるシーンです。クオンガタリに寄生されてしまった人間が描写されましたが、その様子が非常にグロいとの感想が見られています。クオンガタリは生物を生きたまま餌にしてしまい、このグロい生態のせいで恐ろしいトラウマシーンを数々生み出しました。

クオンガタリに関しての感想では、生餌にされながらも「誰!」と声を上げる探窟家が怖いといった感想や、無数に寄生した幼虫が気持ち悪いといった感想が見られています。クオンガタリのトラウマシーンは、漫画版よりもアニメになった方が怖かったという意見もありました。

メイドインアビス作中では深階四層でリコ達と出会ったクオンガタリですが、本来の生息域は深海六層です。深階六層と言うと一度潜れば二度と帰れない領域であり、生息する原生生物も非常に危険になります。クオンガタリが本来六層の生物だと思うとより恐ろしく感じるという感想もありました。

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クオンガタリまとめ

ここでは、メイドインアビスに登場するクオンガタリとはどんな生物なのかを紹介しました。クオンガタリは一匹だけでは大した脅威ではない生物でしたが、集団になると生物を襲って幼体を植え付け、生きたまま餌にしてしまう危険度の高いグロい原生生物です。是非メイドインアビスをチェックして、クオンガタリのグロい生態にも注目してみて下さい。

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