【メイドインアビス】奈落の底で待つの意味は?手紙の差出人の正体が誰なのか考察

テレビアニメ版も大ヒットしたことで知られる漫画「メイドインアビス」は、アドベンチャーものであることから、謎が多い作品だといわれています。最大の謎は、リコが読んだ手紙の「奈落の底で待つ」という言葉でした。この記事では、メイドインアビスの奈落の底で待つがどのような意味を持っているのかについて特集します。手紙の差出人の正体がライザなのかなど、手紙と奈落の底にまつわる謎を考察していきます。

【メイドインアビス】奈落の底で待つの意味は?手紙の差出人の正体が誰なのか考察のイメージ

目次

  1. 奈落の底で待つが話題のメイドインアビスとは?
  2. 奈落の底で待つと書かれた手紙の内容や意味
  3. 奈落の底で待つという手紙の差出人の正体は誰?
  4. 奈落の底でライザは生きている?レグとの関連を考察
  5. 奈落の底で待つに関する感想や評価
  6. 奈落の底で待つまとめ

奈落の底で待つが話題のメイドインアビスとは?

「メイドインアビス」とは、WEBコミックガンマに連載中の漫画です。原作漫画が大ヒットしたことを受けてアニメ化され、こちらも高い人気を獲得しました。メイドインアビスは謎の多い作品ですが、リコに届いた手紙に書かれた、「奈落の底で待つ」が関心を呼んでいます。この記事では、奈落の底で待つの意味について特集します。リコやライザをはじめとする手紙を書いた人物などを中心に紹介するため、参考にしてください。

メイドインアビスの概要

メイドインアビスの原作者は、漫画家、イラストレーター、ゲームデザイナーと幅広く活躍しているつくしあきひとです。同作品は、2022年12月現在連載継続中であり、コミックスは11巻まで刊行されました。メイドインアビスは、2017年と2022年にテレビアニメ版、2019年と2020年に映画版がそれぞれ発表されました。テレビアニメ版と、映画版ともに円盤化されています。また、動画配信サービスにて配信されました。

メイドインアビスのあらすじ

メイドインアビスの舞台は、アビスという巨大な縦穴が存在する異世界です。アビスは人類最後の秘境といわれ、アビスの謎に挑む者は探窟家として人々から注目を集めていました。主人公のリコは、伝説の白笛ライザを母に持つ少女です。ある日、リコはレグという少年型のロボットに命を救われました。そして、レグがリコとともに孤児院で暮らし始めて2ヶ月後に、ライザの白笛と「奈落の底で待つ」と書かれた手紙が上がったのです。

メイドインアビス|WEBコミックガンマ 公式サイト

奈落の底で待つと書かれた手紙の内容や意味

考察 イメージ画像

メイドインアビスは、リコとレグ、そしてナナチがアビスという秘境の謎に迫るストーリーです。そのきっかけになったものが、アビスから上がってきたライザの白笛と手紙でした。手紙に書かれた「奈落の底で待つ」という言葉が、冒険の始まりであり、大きな謎となったのです。この章では、メイドインアビスの奈落の底で待つと書かれた手紙の内容と意味を考察していきます。

考察①奈落の底には何がある?

メイドインアビスの舞台であるアビスは、穴の直径約1000mという巨大な縦穴です。深さは、未だに正確な数値が解明されていません。アビスの中には、特殊な生態系が存在しており、現世人類の人知の及ばぬ技術で作られた遺物が眠っています。人類はアビスの謎に挑もうとして、多くの探窟家たちが侵入していきました。しかし、アビスに入った者が上に上がろうとすると、アビスの呪いと呼ばれる上昇負荷が身体に影響を及ぼします。

アビスは謎だらけの秘境ですが、炭窟家たちの命がけの探検の成果として、深界が七層まであり深度20000m以深に奈落の底があることが判明しました。ところが、七層以深からの上昇は探窟家に確実な死をもたらすのです。よって、奈落の底に何があるのかについては謎のままです。熱心なファンの間では、上昇できなかった探窟家の亡骸や、人類に多大な影響を与える遺物、そして人間の想像を超えた怪物がいると推察されています。

メイドインアビスの序盤に登場した手紙は、重要なアイテムだとされています。そこには、「奈落の底で待つ」と書かれていたからです。リコは、この奈落の底で待つを、自分が母親のライザに呼ばれたという意味に解釈しました。手紙は、リコが冒険の旅に出るきっかけになったアイテムであり、この作品全体の核とも呼べるものとなったのです。

考察②レグのような存在に関する記述

また、手紙には奈落の底で待つの他にも、重要な謎が記載されていました。それは、レグのような存在についてです。「深界七層付近で人型の生物に遭遇」と書いてあり、更にそれは大きなヘルメットや武装された腕を有していて、上昇負荷も気にしない動きを見せていたという情報もありました。この存在は、レグに酷似しています。レグが記憶を失っていることにも関係しているといわれましたが、この存在イコールレグなのかは不明です。

奈落の底で待つと、レグのよう存在が書かれた手紙は、リコのみならずレグにも重要な決断を与えることになりました。レグは、自分の記憶喪失が回復するものが、奈落の底にあると考えたのです。そして、彼はリコの冒険に同行しました。レグは出自が謎に包まれたロボットなので、様々な考察や推察をされているキャラクターの1人です。レグの正体や、レグが作られた目的と意味は現時点では明らかになっていません。

考察③手紙はリコ宛てではなかった?

奈落の底で待つと記載された手紙は、ライザの白笛が一緒にあったことで、彼女が出した可能性が高いといわれています。ところが、宛先については謎が残りました。それというのも、手紙を送った相手がリコ宛てではないかもしれないからです。リコはあくまでもライザの娘であることで、手紙の閲覧許可を得ただけに過ぎませんでした。

手紙に書かれていたのは、奈落の底で待つという言葉、レグのような存在の情報、そして深界六層以深の原生生物の情報のみでした。ライザが、これだけをリコに向けて書いたとは考えにくいといわれており、謎は深まっていくばかりです。

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奈落の底で待つという手紙の差出人の正体は誰?

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メイドインアビスの重要事項の1つとされる、奈落の底で待つが書かれた手紙は、差出人も不明であることが知られています。差出人の正体が判明すると、奈落の底で待つの手紙の意味も明らかになる可能性が高いことで、多くのファンの考察対象になりました。この章では、手紙の差出人の正体を考察します。

手紙の差出人の正体①リコ自身

メイドインアビスに登場する、奈落の底で待つの手紙の差出人正体候補の筆頭と推察されるのが、主人公のリコです。リコは、アビスの深層で産まれました。その際、赤ん坊だった彼女を、ライザとオーゼンが呪い除けの籠に入れて地上へと運んだと聞かされていたのです。しかし、ストーリーが進捗していくにつれて、実は死産だったことが明らかになりました。死産だったリコを、呪い除けの籠が生き返らせてくれたということが真相です。

アビスの縁に街を作った人類の間では、「全ての死者の魂は奈落の底へ還る」という思想があるとのことです。この言い伝えに照らし合わせて、奈落の底にいるもう1人のリコが、生き返ったリコを「奈落の底で待つ」と呼んでいるのではないかと推察されました。

手紙の差出人の正体②ライザ

意味が謎である「奈落の底で待つ」と書かれた手紙を差し出した人は、ライザではないかという説も多くのファンが囁いています。ライザは、リコの母親であり、伝説級の白笛として名を馳せていました。しかし、彼女はリコを産んだ直後に、深界六層へのラストダイブを敢行して、現在まで行方不明とされています。また、アビスの呪いが彼女に影響を及ぼして、既に亡くなっているという考察も頻繁に行われていました。

奈落の底で待つの手紙を読んだオーゼンは、「ライザの地ではない」と語り差出人がライザではないことを示唆しました。オーゼンが、愛弟子について嘘の情報を流す必要性が低いこともあり、ライザ以外の差出人説が有力とされています。一方で、ライザが深層で生き残っていて、あえて筆跡を変えてまで娘のリコに何らかのメッセージを手紙に託したという意見も見られました。

手紙の差出人の正体③ライザを殺した人物

メイドインアビスに登場する手紙の差出人の正体に、ライザを殺した人物が書いたのではないかという噂が出たことがありました。ライザよりも先に、あるいはライザの後に深層に辿り着いた探窟家の誰かが、ライザと遭遇した説です。その際に、彼女と何らかのトラブルを起こしてしまい、殺害に至りました。ところが、ライザがいないと解けない謎や問題が発生したため、地上に助けを請うたという話があるとのことです。

また、深層にいた人間がライザを殺して、何らかの意味を持って関係者をおびき出すために手紙を出したという説まで出ました。しかしながら、いずれの説もストーリーの中で伏線や匂わせが全く描かれていません。故に、本当に噂でしかない説です。仮にこの説が実現したら、多くのファンが仰天するだろうといわれています。

手紙の差出人の正体④奈落の底の住民

メイドインアビスの奈落の底で待つの手紙の差出人の正体として、最後に挙げられるのが奈落の底の住民説です。奈落の底は、全く未知の存在として描かれており、生物が生息しているのかさえも不明の状態だとされました。これまで描かれたストーリーから、何らかの原生生物がいるだろうという考えが大勢を占めているといわれています。また、熱心なファンの中には、これまでに登場しなかった高等生物の存在を示唆する人もいます。

奈落の底にいる高等生物が、ライザのことを侵略者だと捉えて問答無用で殺害したというものです。そして、ここまでやって来れた地上の人間について、もっと調査しようとしておびき出すために手紙を出したという説が見られました。ここまで紹介してきた、どの差出人の正体説も噂の域を出ないものですが、今後のストーリーの進行度合いを多くのファンが注目しているとのことです。

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奈落の底でライザは生きている?レグとの関連を考察

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多くの謎と伏線を含んでいるとされているメイドインアビスの手紙は、メインキャラクターに関係が深いと評されています。特に関係が深いのは、白笛の持ち主であるライザと、自分に酷似した記述があるレグでした。この章では、ライザとレグの関係について考察していきます。

考察①レグという名前

メイドインアビスの主人公格であるレグは、もともとレグという名前だったことが判明しました。そのことが判ったのは、リコたちが深界六層「還らずの都」にあるイルぶるという村での出来事です。イルぶるには、ファプタという「成れ果ての姫」がおり、彼女がレグと知り合いだったのです。ファプタは、彼のことを「レグ」と呼び、彼と何か約束を交わしていました。これらの謎は、今後明らかになるだろうといわれています。

考察②レグの口癖「度し難い」

メイドインアビスにおける名言や名セリフとして知名度が高いのは、「度し難い」という言葉です。これは、レグの口癖として登場しましたが、その後ライザの口癖であることも判明しました。「言い聞かせてわからせようがない、救いようがない」という意味を持つ「度し難い」が、レグとライザを結びつける重要なセリフであることは、ジルオとハボルグの会話からも窺えます。このことから、リコとレグの出会いは必然とも言われました。

考察③レグはライザの墓を作った?

メイドインアビスでは記憶を失ったレグが、時折記憶の片鱗を思い出したかのような描写が度々見られました。レグが見た夢の中で、ライザの武器が地面に立てられたシーンがあります。このことから、その場所はライザの墓であり、立てられた武器は彼女の墓標代わりではないかと推察されました。ライザの生死は依然として不明であり、レグの記憶も完全に戻っていません。全ての謎は今後のストーリーで明かされていくといわれています。

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奈落の底で待つに関する感想や評価

この章では、メイドインアビスに登場した奈落の底で待つに関するTwitterでのつぶやきを、いくつか取り上げていきます。奈落の底で待つは、インターネット上でどのような感想や評価を受けているのでしょうか?

こちらは、メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。同作品を観て、ライザが誰かと一緒に奈落の底で待っているのではないかという推察を、つぶやいています。

同じく、メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。奈落の底で何が待っているのかという謎は、とてもハードルが高いとつぶやいていました。また、メイドインアビスは、そのハードルを越えてくれそうだと期待しています。

こちらも、メイドインアビスの大ファンだと思われる方のツイートです。メイドインアビスの奈落の底は地獄かもしれないけれども、そこだけではなくストーリー全体が地獄のようだという感想をつぶやいています。

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奈落の底で待つまとめ

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この記事では、メイドインアビスに登場した「奈落の底で待つ」という手紙の内容と意味を中心に考察しました。奈落の底で待つの手紙は、同作品の大きな謎の1つと言われています。是非、今後のメイドインアビスの展開に注目してください。

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