【メイドインアビス】リコの左手・腕は治らない？怪我をした経緯や後遺症を考察

今回はメイドインアビスの主人公であるリコに起こった悲惨な事故を紹介していきます。主人公のリコは母親との再会を果たすためにアビスの底を目指しています。危険なアビスの探窟中にリコが大怪我をしたシーンや、レグが左腕を切断しようとする姿はファンの間で話題となっていました。そこでリコが怪我をした経緯、左手の後遺症と今後治る可能性を考察していきます。

リコの左手の後遺症や今後治る可能性について掘り下げていく前に、まずはメイドインアビスの作品情報を紹介します。メイドインアビスは少女とロボットが、秘境アビスの底を目指すダークファンタジー作品です。作者のつくしあきひとはイラストレーターとしても活躍しており、可愛らしいキャラクターや細部まで拘った美しい描写が高く評価されています。

ストーリー面はファンタジー作品ながら知恵や工夫で困難を乗り越えていくという展開で、主人公補正により特殊能力が開花するといったことはありません。またキャラクターだけでなく登場する道具や環境も緻密に設定が練られており、コツコツと攻略していくゲーム好きに高く評価されています。ただリアリティな展開を追求するあまりグロテスクな描写が多く映画はR指定、ゲームはZ指定となっています。

イラストレーターのつくしあきひとは2010年頃から漫画家としても活動するようになり、2012年にWEBコミックガンマでメイドインアビスの連載を開始しました。年間2回程度の不定期連載ではあるものの人気を集め、2020年2月時点で累計発行が333万部を超えました。2017年のアニメ1期が話題を集め、2022年7月からアニメ2期が放送されています。

孤児院で暮らしていたリコは、謎の縦穴秘境アビスに挑む探窟家に強い憧れを抱いていました。ある日探窟中に記憶を失ったロボット少年のレグと出会い、大人たちの目を盗んで共に過ごすようになりました。その後有名な探窟家であるリコの母からロボットの挿絵と「奈落の底で待つ」というメッセージの書かれた封書が届き、リコとレグは本格的にアビスの最深部を目指す探窟を開始します。

金髪ツインテールのリコはメイドインアビスの主人公で、伝説の白笛探窟家のライザの娘です。アビスで一度死産となったものの、呪い除けの籠の力で蘇生して地上へと送り届けられました。英雄の子だとバレると誘拐される恐れがあることから、孤児院で育てられて12歳になりました。

リコは水晶板を通して見ないと頭痛を起こすという特異体質を持っています。そのためリコの眼鏡は度無しであり、視力自体に問題はありません。構想段階では男の子の主人公を予定していましたが、要素が分けられてリコとレグという2人のキャラクターが誕生しました。

リコが左手を腕部から切断しようとした悲惨な事故について掘り下げていく前に、まずはメイドインアビスの作品情報と簡単なプロフィールを紹介しました。続いてはリコの左手の後遺症と今後治る可能性を考察していきます。まだまだアビスの底を目指す過酷な旅は続きますが、このままリコの左手の後遺症が治ることはないのでしょうか?

四層にナナチという成れ果てが住んでいました。ナナチはセレニ地方の浮浪児でしたが、本を拾って読んでいたことで豊富な知識を持っていました。白笛のボンボルドに誘われてアビスにやって来ましたが、上昇負荷実験の材料にされて成れ果てに変貌してしまいました。その後も人格を保った成功作としてボンボルドの助手を務めていましたが、犠牲になった親友のミーティを連れて四層に隠れ住むようになりました。

四層に降りてきた2人を興味本位で観察していたところ、リコに起こった悲惨な事故と救えずに号泣するレグを目の当たりにしました。哀れに思ったナナチは2人を隠れ家へと案内して、解毒や腕の縫合を行ってリコの一命を取り留めました。その後ナナチは、不死となった親友を火葬砲で殺して欲しいとレグに依頼しました。ミーティの最期を見届けたナナチは、旅の同行を快諾しました。

死の淵を彷徨ったリコはナナチの治療により一命を取り留め、捩じ切れそうになっていた左手の腕部は無事に繋がりました。しかし元気を取り戻したリコがギブスを外すと、左手にはタマウガチに貫かれた掌と肘関節に大きな傷が残っていました。そしてリコは左手を動かそうと試みますが、辛うじて動かせたのは親指だけでした。

悲惨な事故にも負けずリコはアビスの底を目指しますが、左手の後遺症は治っていません。メイドインアビスは主人公補正の無いハードなところも特徴の一つなので、あえてリコの左手を回復させていないと考えられています。しかしアビスには上昇負荷の効果の裏に探窟を有利に進められる変化があったり高い技術で作られた遺物が眠っているため、今後リコの後遺症が治る可能性も残っているのではないかと言われています。

メイドインアビスの作品情報と簡単なプロフィールを紹介し、リコの左手の後遺症と今後治る可能性について掘り下げました。続いてはリコが左手を怪我した理由と、腕部からの切断しようとした経緯を説明していきます。メイドインアビスの主人公であるリコはどのような事故に遭ったのでしょうか?またどうして腕部からの切断を決意したのでしょうか?

アビスにいる原生生物は層が浅いほど危険度が低く、三層あたりまでの動物は比較的大人しい傾向にあります。しかしながら四層にはクオンガタリやタマウガチが生息しています。四層へ降りて早々に獰猛な性格をしているタマウガチと出会ってしまい、リコは左手の掌を毒針で貫かれてしまいました。

レグが毒針を抜きタマウガチから距離を取りますが、手負いのリコは上昇負荷によって全身の穴から出血してしまいます。しかし冷静なリコは猛毒で膨れ上がった左手を捨てて命を取り留めようと、レグに腕部を折ってから切断してほしいと依頼します。その後上手く切断出来ないままリコの呼吸は止まってしまいますが、2人は興味本位で観察していたナナチに助けられます。

リコの左手の後遺症と今後治る可能性について考察し、左手を怪我した理由と腕部から切断しようとした経緯を説明しました。それでは最後に、メイドインアビスのリコの左手に関する世間からの感想や評価を紹介します。主人公が左手に後遺症を抱えるという衝撃的な展開に、世間からはどのような感想や評価が寄せられているのでしょうか?

こちらはメイドインアビスのリコの左手に起きた事故や流血シーンに関する感想ツイートです。メイドインアビスは可愛らしいキャラクターとほのぼのした雰囲気が特徴の作品ではありますが、一方では主人公補正されないハードな展開が高く評価されています。グロテスクな描写に慣れているファンたちも、流血して苦しむリコの左手を折ろうとするシーンにはゾッとしたという声が寄せられています。

こちらはメイドインアビスのエンディングテーマ曲とリコの怪我に関する感想ツイートです。メイドインアビスのアニメ1期のエンディングテーマ曲は「旅の左手、最果ての右手」というタイトルです。このタイトルは四層でリコが左手に怪我を負い、五層でレグが右手を切されるという展開に引っ掛けて名付けられたのではないかと言われています。

こちらはリコの左手に対する考えに納得したという感想ツイートです。ナナチの登場によってリコが左手を完全に失うことはありませんでしたが、後遺症を抱える結果となりました。しかしながら評論家の岡田斗司夫の捉え方のように、メイドインアビスの主人公補正の無いハードな展開がファンに大きな力を与えている可能性は十分にあります。

リコが左手を怪我した経緯について掘り下げて今後治る可能性を考察しましたが、いかがでしたでしょうか?メイドインアビスには主人公であるリコの左手以外にも、ファンの間で話題になった衝撃シーンが沢山登場します。この機会にぜひ、メイドインアビスをご覧になってみてはいかがでしょうか?