【メイドインアビス】タマウガチの強さや危険度は?リコが毒針に刺されて腕を切断?

本記事では『メイドインアビス』に登場するタマウガチについてまとめていきます。タマウガチは危険度「理不尽」の原生生物で、本作の主人公リコを猛毒によって瀕死状態に追いやっていました。では、タマウガチはどの程度の強さを誇るのか?ここからはタマウガチの強さや危険度について紹介し、タマウガチの毒針に刺されて腕を切断することとなったリコのその後をネタバレ解説していきます。

【メイドインアビス】タマウガチの強さや危険度は?リコが毒針に刺されて腕を切断?のイメージ

目次

  1. タマウガチとは?
  2. タマウガチの強さや能力・危険度
  3. タマウガチの毒に侵されたリコは腕を切断?
  4. タマウガチの倒し方
  5. タマウガチに関する感想や評価
  6. タマウガチまとめ

タマウガチとは?

『メイドインアビス』に登場するタマウガチは、深界二層の監視基地にてオーゼンやマルルクと別れた後、深界四層まで順調に探窟を続けていたリコとレグの前に姿を現した原生生物です。藻を主食にしている原生生物ですが、探窟家にとってタマウガチと遭遇することは死を意味するほどの危険生物でした。そこで、ここからはタマウガチの強さや危険度を中心に紹介していきます。

メイドインアビスの作品情報

メイドインアビスの概要

  • 作品タイトル:メイドインアビス
  • ジャンル:ダークファンタジーアドベンチャー
  • 作者:つくしあきひと
  • 掲載誌:まんがライフWIN、WEBコミックガンマ
  • 巻数:既刊11巻(2022年7月現在)
  • アニメ情報:つくしあきひと(原作)、小島正幸(監督)、キネマシトラス(アニメーション制作)、AT-Xほか(放送局)、2017年7月7日~9月29日(第1期の放送期間)、2022年7月6日~9月28日(第2期の放送期間)

『メイドインアビス』はつくしあきひと先生によるダークファンタジーアドベンチャー漫画です。WEBコミックガンマにて2012年より不定期連載されており、2022年7月時点で単行本11巻が刊行されています。2017年7月からはアニメ第1期の放送がスタートし、9月29日に全13話で最終回を迎えています。その後、2022年7月6日から9月28日までアニメ第2期が放送されました。

メイドインアビスのあらすじ

ここでは『メイドインアビス』のあらすじを簡単にまとめていきます。舞台は人類最後の秘境と呼ばれる縦穴「アビス」です。そこには超常の遺物や日々の糧となる物が眠っていました。ヒロインのリコはアビスの探検を担う「探窟家」の見習いです。アビスへの憧れが人一倍強い彼女は、白笛と呼ばれる伝説的な探窟家である母・ライザのような偉大な探窟家になることを夢見ていました。

タマウガチはアビスの深界四層の原生生物

タマウガチは、顔にボウリングの玉のような器官があるアビスの深界四層の原生生物です。とても凶暴な原生生物で、生息地への侵入者を容赦なく排除しようとします。また、深界四層の生態系の頂点である原生生物であり、リコを瀕死状態に追いやりました。

タマウガチに100人以上の探窟家が殺されている

タマウガチは剣山カズラという場所に生息しています。ここはアビスの先へ進むにあたってのルート上にあるため、アビスの底に挑戦する者たちは高確率でタマウガチに遭遇してしまいます。そのため、リコによればこれまで一匹のタマウガチに100人以上の探窟家が殺されているそうです。本来の名前は「トガジシ」ですが、前述の宝(珠)や命(魂)を奪う恐ろしさから探窟家の間で「タマウガチ」と呼ばれるようになっています。

アニメ「メイドインアビス」公式サイト

タマウガチの強さや能力・危険度

メイドインアビスのタマウガチは、作中でも最初にアビスの残酷さを体現した原生生物です。タマウガチの猛毒を受けてしまったリコのもがき苦しむさまに、多くの読者が思わず絶句したことでしょう。印象に残っている読者はきっと多いはずです。では、タマウガチはどの程度の強さを誇るのか?ここからはタマウガチの能力・危険度を紹介しつつ、その強さを明らかにしていきます。

タマウガチの危険度

タマウガチは深界四層において最強の原生生物であるため、一般的な探窟家では対処できません。その危険度は5です。この危険度には、達人レベルの階級を示す「黒笛」が対処できます。ただ、単身では倒される直前まで追い詰められてしまうため、黒笛が複数人集まってタマウガチと戦わなければなりません。タマウガチを単身で討伐できるのは、伝説的な探窟家である白笛と黒笛の中でも上位の戦闘力を有する人物と言えます。

タマウガチの猛毒のある棘

タマウガチの全身を覆っている白く大きな針には猛毒が混ざっています。作中ではリコが針を刺されているのですが、その後猛毒によって急速に衰弱していたことから、適切な処置をしなければ1日を待たずに死亡すると考えられます。さらに、タマウガチの意思で針を動かすことができるのに加え、リコのウロコ傘を容易に貫通できるほどの高い強度もありました。

タマウガチは未来予知ができる?

タマウガチはアビスの力場の流れを読むことで、相手の動きを先読みするといった実質的な未来予知能力を持っています。ちなみに力場の流れを呼んでいるのは、顔のボウリングのような器官です。

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タマウガチの毒に侵されたリコは腕を切断?

タマウガチはアビスの深界四層「巨人の盃」に生息しているのですが、そもそも深界四層とは、アビスの深度7,000mから12,000m地点の名称のことを指しています。群生するダイラカズラという800mを超える巨大な植物が盃のような形をしているのが特徴です。そこでリコはタマウガチの毒におかされました。では、ここから毒におかされたリコのその後を見ていきましょう。

リコの腕は切断された?

タマウガチは深界四層「巨人の盃」にて、リコとレグの前に立ちはだかる形で初登場しています。危険度5の理不尽、タマウガチに2人は手も足も出せずに追い詰められてしまいました。そこで、リコはウロコ傘を開いてタマウガチを威嚇しようとします。

しかし、ウロコ傘を貫通したタマウガチの毒針がリコの左手に突き刺さってしまったため、上層に逃げることとなりました。その後、レグは大声でタマウガチを威嚇し、深界三層までリコを抱えて上昇します。そのため、リコは深界四層の上昇負荷である全身の穴からの出血と、深界三層の上昇負荷である幻覚を併発してしまいました。

リコは幻覚によって左手の傷口から毒があふれ出し、窮地を脱した場面を見ていたのですが、実際は全身の穴から出血し、腕の縄で結んだ部分から先が何倍にも腫れていた状態でした。リコはその状態でレグに腕を切り落とすようにお願いします。その時にアビスの底を目指す上で必要な肘から先を残すように要求しているのですが、この切り落とし方だと先に肘と手首の間の骨を折る必要があります。

タマウガチからリコを守れなかったことに対する悔しさを覚えたレグは後悔して泣いてしまいますが、今すぐに処置しなければリコが死んでしまうため、リコの腕の骨を折りました。骨が折れた痛みで叫び、意識がどんどん薄くなっていくにつれて衰弱していくリコを見たレグは、自身の不甲斐なさを後悔しながらリコの骨折部分をナイフで切断しようと試みます。

リコを助けたのはナナチ

リコはレグが腕の骨折部分を切り落とそうとしているにも関わらず、衰弱しきっていたために反応がありませんでした。その後、レグはリコの血の匂いを嗅ぎつけて集まってきた小型の虫たちを払いのけながら、リコの腕を切断しようとします。しかし、遂にリコの呼吸が止まってしまいました。リコの呼吸停止によってパニックになるレグ。すると、そこにウサギのような外見をした人物が姿を現します。

その人物はレグに人工呼吸などの応急処置を教え、リコを治療するために自宅へ運ぶよう指示しました。レグ自身ではリコを治療できないと判断したレグは謎の人物の指示に従うことにします。そして、無事自宅まで運び込んだ後、謎の人物は「ナナチ」と名乗り、リコの治療を始めました。

こうしてリコは治療のおかげで意識を取り戻します。しかし、左腕を切断した後遺症が残り、思い通りに指を動かせなくなっていたため、一時の間リハビリが必要でした。ちなみにナナチがおこなった治療方法は、タマウガチの毒を中和させる物質を体内に入れ、左腕の骨や神経の位置を整えたのち腕の傷口に水キノコを植え付けて回復速度を上げるといったものでした。

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タマウガチの倒し方

危険度「理不尽」のタマウガチは、達人レベルの黒笛ですら苦戦を強いられてしまいます。白笛ならば余裕で倒せるかもしれませんが、探窟制限のない白笛にとってのタマウガチは通過点でしかありません。

ただ、探窟家の第一の目的は原生生物の討伐や素材回収ではなく遺物の収集であるため、白笛が真っ向からタマウガチとの戦闘をするのかは疑問が残ります。では、タマウガチに倒し方は存在するのか?ここからはタマウガチの急所や戦闘シーンを見ていきましょう。

タマウガチの急所

毒に苦しむリコの様子は痛々しいというレベルを超えていたため、タマウガチとの戦いはメイドインアビスという作品のハードで冷酷な本性を表に引きずりだしました。理不尽と言える強さを誇るタマウガチですが、そもそもタマウガチに苦戦する原因はタマウガチの未来予知能力にあります。

相手の行動を読めるタマウガチと戦うには、タマウガチのようにアビスの呪いが見えるか、急所を突くかのどちらかが必要です。では、急所とは何か?というと、それは顔のボウリングの玉のような器官です。この弱点を突けば力場を読めなくなるため、タマウガチに対処できるようになります。

タマウガチを倒したレグ

タマウガチは動きが俊敏で、足が浸かる深さの水場でも衰えません。加えて、相手の動きを先読みするという理不尽な強さを持つタマウガチですが、レグは見事タマウガチの急所を掴み取り、意識と行動を切り離すことに成功しました。そして、レグはタマウガチに向けてインシネレーターを放ったことで、タマウガチが毒針を捨てて逃げます。レグとタマウガチの戦いはレグの圧勝だったと言えるでしょう。

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タマウガチに関する感想や評価

ここまでメイドインアビスに登場するタマウガチの強さや能力・危険度、毒におかされたリコのその後、倒し方を紹介してきました。では、最後にメイドインアビスのタマウガチに関して寄せられたネット上の感想や評価を見ていきましょう。どうやらネット上では、タマウガチの強さや危険度に注目している方が多いようです。

メイドインアビスに登場するタマウガチの強さに関する声があがっています。どうやらこの方は、タマウガチの強さを超える原生生物に驚いているようです。やはりトラウマ級の強さを誇るタマウガチの戦闘シーンとその被害を見れば、タマウガチの強さを超える原生生物の存在が気になるのでしょう。感想で取り上げられている、原生生物危険度指数の「空前」についてもチェックしてみると良いかもしれません。

メイドインアビスに登場するタマウガチとカッショウガシラに関する声があがっています。どうやらこの方は、タマウガチの強さを基準にして他の原生生物の強さをはかっているようです。

感想で取り上げられているカッショウガシラは出会う前に死ぬと予測される原生生物で、危険度としてはタマウガチが生息する深界四層よりも下の深界五層に生息しているため、タマウガチと同等または上だと考えられます。そのため、タマウガチとの戦闘シーンを視聴した方であれば、カッショウガシラの群れを蹴散らす黎明卿ボンドルドが圧倒的な強さを誇るキャラであることが分かるはずです。

メイドインアビスに登場するタマウガチの危険度・強さに関する声があがっています。どうやらこの方は、タマウガチやクオンガタリの危険度・強さを基準にして原生生物の危険度・強さをはかっているようです。ネット上では同じように危険度・強さをはかっている方が多いことから、タマウガチとリコ&レグの戦闘シーンは印象に残りやすいことがうかがえます。

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タマウガチまとめ

本記事ではメイドインアビスに登場するタマウガチの強さや危険度、毒針に刺されたリコの腕について紹介してきました。メイドインアビスのタマウガチは、異常なまでの瞬発能力に加え、未来予知能力や猛毒の針を持つ危険度「理不尽」の原生生物です。深界四層では最強の原生生物で、達人レベルの黒笛でさえ単身で戦えば負けてしまうほどの強さを誇ります。

登場したのはリコやレグとの戦闘シーンのみですが、タマウガチの猛毒におかされたリコのもがき苦しむさまやタマウガチの圧倒的な強さによって、多くの読者に強く印象付けることとなりました。そして、タマウガチの猛毒によって一度は生死を彷徨ったリコですが、その後も探窟に挑み続けています。その純粋な熱意は読者の心を奮い立たせることでしょう。これからもメイドインアビスのリコからは目が離せません。

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