【スパイファミリー】ボンドの犬種は何?モデルになった白い犬の種類を考察

こちらの記事では、『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』に登場する白い大きな犬"ボンド"の犬種について考察しています。ボンドのモデルになったがどの犬種なのか気になっている人や、ボンドがグレートピレニーズという種類なのではないかと言われている理由を知りたい人は、こちらの記事に目を通してみてください。また、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語で見せたボンドのかわいいエピソードや、ボンドのプロフィールなども紹介しています。

【スパイファミリー】ボンドの犬種は何?モデルになった白い犬の種類を考察のイメージ

目次

  1. スパイファミリーのボンドとは?
  2. スパイファミリーのボンドの犬種を考察!白い犬の種類は?
  3. スパイファミリーのボンドの鳴き声や元ネタ
  4. スパイファミリーのボンドの性別や年齢
  5. スパイファミリーのボンドのかわいいエピソード
  6. スパイファミリーのボンドの能力や過去
  7. スパイファミリーのボンドに関する感想や評価
  8. スパイファミリーのボンドの犬種まとめ

スパイファミリーのボンドとは?

こちらの記事では、少年ジャンプ+で連載中のホームコメディアクション漫画『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』に登場する白い犬"ボンド"のモデルになった犬の種類が、どの犬種なのかを紹介していきます。詳しくは『スパイファミリーのボンドの犬種を考察!白い犬の種類は?』の項目の中で考察を交えて紹介しているので、ボンドがどの種類の犬種なのか気になっている人は参考にしてみてください。

他にも、ボンドのモデルになったと思われるキャラクターや、ボンドの能力やプロフィール、かわいいエピソードについても紹介しています。まずは、下記の項目でボンドが登場するSPY×FAMILY(スパイファミリー)の作品概要と物語のあらすじを紹介しているので、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の作品情報をおさらいしたい人は目を通してみてください。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)の作品情報

スパイファミリー(SPY×FAMILY)の概要

  • 作者:遠藤達哉
  • 出版社:集英社
  • 掲載サイト:少年ジャンプ+
  • レーベル:ジャンプコミック+
  • 発刊期間:2019年3月25日~連載中(2022年12月現在)
  • 巻数:10巻(2022年12月現在)
  • アニメ放送期間:2022年4月9日~202212年24月(2023年にSeason2放送予定)
  • アニメ話数:全25話(Season1)

SPY×FAMILY(スパイファミリー)は、集英社が運営する漫画アプリの少年ジャンプ+にて連載中のコメディアクション漫画作品です。SPY×FAMILY(スパイファミリー)の連載が始まったのは2019年3月からで、少年ジャンプ+の閲覧数・コメント数・発行部数などの記録を更新している人気漫画として話題となっています。

2022年10月時点でのシリーズ累計発行部数は2500万部を突破し、『次にくるマンガ大賞』や『このマンガがすごい!』などの様々な企画にて賞を受賞しています。2022年には2クールにかけてアニメが放送され、2023年からはSeason2が放送予定となっています。

スパイファミリー(SPY×FAMILY)のあらすじ

西国のスパイとして東国に潜入したスパイの黄昏は、両国での戦争を企む重要人物の動向を探るため、彼の息子が通う学校の懇親会に出席する任務を任されます。子供がいない黄昏は、孤児院にいたアーニャという少女を養子にして任務を進めることにします。そして、他人の心を読める超能力者のアーニャと、アーニャの母親役となる殺し屋の女性ヨルも加わり、3人の偽装家族生活がスタートします。

ボンドのプロフィール

SPY×FAMILY(スパイファミリー)に登場するボンドはフォージャー家のペットで、白い大きな体をした犬です。SPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語の中ではボンドのモデルになった犬種がどの種類なのかは不明となっており、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の読者の間では、「グレートピレニーズ」「サモエド」など、様々な犬種予想が繰り広げられています。

「グレートピレニーズなど、体の大きい種類の犬種は賢い」と言われる風潮がありますが、ボンドもSPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語の中で非常に賢い姿を見せています。性格は老犬ということもありおっとりとしていますが、大好きなアーニャがペンギンのぬいぐるみと寝ていることに嫉妬する一面も持ちあわせています。

フォージャー家の家族達は皆特殊な才能を持っており、ボンドも例外ではありません。ボンドの能力については『スパイファミリーのボンドの能力や過去』の項目で詳しく紹介しているので、『スパイファミリーのボンドの犬種を考察!白い犬の種類は?』の項目でボンドの犬種がどの種類なのかをチェックした後に目を通してみてください。

TVアニメ『SPY×FAMILY』

スパイファミリーのボンドの犬種を考察!白い犬の種類は?

SPY×FAMILY(スパイファミリー)に登場する白い大きな犬のボンドは、読者から「かわいい」「お利口」と評価され愛されています。特に、ボンドのぬいぐるみのように愛らしい見た目はSPY×FAMILY(スパイファミリー)の読者を虜にしており、「モデルの犬種はどの種類なのか?」という疑問を持つ人の姿も見られています。

SPY×FAMILY(スパイファミリー)読者の考察では、実在する白い大きな犬"グレートピレニーズ"ではないかという意見が多くあがっているようです。こちらの項目では、グレートピレニーズをはじめとして、ボンドのモデルとなった犬種だと予想される犬の種類を紹介しています。ボンドの犬種がどの種類なのか、またグレートピレニーズなど、ボンドのモデルと思われる犬種の特徴などを知りたい人は目を通してみてください。

ボンドの犬種予想①サモエド

  • 原産国:ロシア、シベリア
  • 性格:友好的、社交的、頑固、警戒心が強い、遊び好き
  • 体重:16~20キロ前後(メス)、20~30キロ前後(オス)
  • 体高:48~53センチ前後(メス)、53~60センチ前後(オス)
  • 毛色:白い、クリームなど
  • 寿命:12~14年程度

ボンドは白い大型犬のため、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の読者の間では、モデルになった犬はグレートピレニーズなのではないかと予想されることが多いようです。しかし、中には「ボンドのモデルとなった犬の種類はサモエドではないか?」という声もあがっています。サモエドはグレートピレニーズと同じように白い毛並みの大型犬で、尻尾や首回りの毛がふさふさとしているのが特徴的な種類です。

「ボンドのモデルになった種類」と言われたら納得してしまうほどによく似ていますが、ボンドは耳が垂れている一方で、サモエドはピンと立った耳の形をしています。そのため、ボンドのモデルになった犬の種類と言われているグレートピレニーズに比べると、信憑性が若干低くなります。

ボンドの犬種予想②マレンマ・シープドッグ

  • 原産国:イタリア
  • 性格:友好的、聡明、果敢、警戒心が強い、忠実
  • 体重:30~40キロ前後(メス)、35~45キロ前後(オス)
  • 体高:60~68センチ前後(メス)、65~73センチ前後(オス)
  • 毛色:白い
  • 寿命:10~12年程度

ボンドのモデルになった犬の種類として、グレートピレニーズに次いで名前が上がることが多いのがマレンマ・シープドッグです。グレートピレニーズよりは知名度が落ちますが、マレンマ・シープドッグはグレートピレニーズによく似ている姿をしており、白い毛並みに大きな体、垂れ耳といた容姿の種類となっています。

ボンドのモデルとして名前があがることの多いグレートピレニーズと見た目がよく似ており、犬に詳しい人でなければグレートピレニーズと間違う人も多いかもしれません。マレンマ・シープドッグは大型の種類の犬ですが、グレートピレニーズよりも若干小さい犬種となっています。性格が穏やかなため、アーニャのような小さな子供がいる家庭でも比較的飼いやすい犬種です。

ボンドの犬種予想③ホワイト・スイス・シェパード・ドッグ

  • 原産国:スイス
  • 性格: 繊細、よそよそしい、溌剌、陽気、忠実
  • 体重:25~35キロ前後(メス)、30~40キロ前後(オス)
  • 体高:55~61センチ前後(メス)、60~66センチ前後(オス)
  • 毛色:白い
  • 寿命:10~12年程度

ボンドの犬種予想3匹目は、スイスが原産国のホワイト・スイス・シェパード・ドッグです。ホワイト・スイス・シェパード・ドッグは警察犬としても活躍していることの多いシェパードの一種で、逞しい体格はそのままに、白い毛色が特徴となっている種類です。警察犬のシェパードと同じように、辛抱強く飼い主に忠実な性格をしています。

SPY×FAMILY(スパイファミリー)のマスコットキャラクターとなっているボンドとは大きさや白い毛色が似ていますが、ホワイト・スイス・シェパード・ドッグはボンドよりもすらりとした見た目をしています。そのため、グレートピレニーズやマレンマ・シープドッグの方が、ボンドのモデルになった犬の可能性が高いでしょう。

ボンドの犬種予想④グレートピレニーズ

  • 原産国:フランス、スペイン
  • 性格:愛情深い、勇敢、自信満々、忍耐強い、穏やか
  • 体重:39~52キロ前後(メス)、45~73キロ前後(オス)
  • 体高:65~74センチ前後(メス)、70~82センチ前後(オス)
  • 毛色:白い、灰色、レッドなど
  • 寿命:10~12年程度

SPY×FAMILY(スパイファミリー)のボンドのモデルになった犬種として、最も可能性が高いとされているのがグレートピレニーズです。グレートピレニーズはボンドの見た目とそっくりで、大きな体に白い毛並み、垂れた耳にボリュームのある毛を持つ種類の犬です。性格も利口で穏やかなところがボンドと似ています。

また、グレートピレニーズがボンドのモデルになった犬だと言われているのには、見た目の他にも理由があります。その理由とは、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の作者である遠藤達哉先生が、グレートピレニーズをモデルにボンドを描いていると発言していることです。SPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語の中では、ボンドのモデルになった白い犬の種類についてはふれられていません。

また、遠藤達哉先生もボンドのモデルの犬種について、明確な犬種があるとは明言していませんが、グレートピレニーズをモデルにボンドを描いていることから、実質的にグレートピレニーズがボンドのモデルになった犬種といえるでしょう。

ボンドの犬種予想⑤ゴールデン・レトリバー

  • 原産国:イギリス、スコットランド、イングランド
  • 性格:友好的、聡明、優しい、信頼できる、穏やか
  • 体重:25~32キロ前後(メス)、30~34キロ前後(オス)
  • 体高:51~56センチ前後(メス)、56~61センチ前後(オス)
  • 毛色:白い、ゴールド、黒など
  • 寿命:10~12年程度

上記の『ボンドの犬種予想④グレートピレニーズ』では、ボンドのモデルとなった犬の種類の可能性が最も高いのはグレートピレニーズであることを紹介しましたが、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の読者の中には「ゴールデンレトリバーなのではないか?」と予想した人もいたようです。

グレートピレニーズや他の犬種は、犬好きであれば名前を知っている人も少なくない種類ですが、そうではない人は大型犬の代名詞ともなっているゴールデンレトリバーが頭に浮かんだようです。ゴールデンレトリバーはゴールドの毛色の種類が有名ですが、白い毛色も存在しており、垂れた耳もボンドに似ています。しかし、大型犬の中では比較的小柄なことや、皮毛のボリュームを比較すると、ボンドの容姿とは少し違いがあります。

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スパイファミリーのボンドの鳴き声や元ネタ

上記の『スパイファミリーのボンドの犬種を考察!白い犬の種類は?』の項目では、ボンドのモデルとなった犬種がグレートピレニーズである可能性が高いことを紹介しました。次にこちらの項目では、ボンドの「ボフ」という鳴き声の由来や、ボンドの元ネタになったキャラクターについての考察を紹介します。

ボンドの鳴き声は犬種に由来している?

ボンドはSPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語の中で「ボフ」という特徴的な鳴き声を発しています。日本の漫画に出てくる犬の鳴き声といえば「ワンワン」や「キャンキャン」といったものが多いため、ボンドの鳴き声が印象に残っている人も多いのではないでしょうか?なぜボンドがこのような特徴的な鳴き声をしているのかについては、ボンドのモデルとなった犬種が関係している可能性が高いと予想されます。

ボンドのモデルとなった犬種はグレートピレニーズだと推測されますが、グレートピレニーズもボンドのような低い「ボフ」という発音に近い鳴き方をします。グレートピレニーズは大型犬のため声帯が広く、小型犬や中型犬よりも低い鳴き声を発します。その鳴き声を漫画の中でリアルに表現しようとした結果、「ボフ」という個性的な表現となったと考えられます。

ボンドのモデル・元ネタは名犬ジョリィ?

SPY×FAMILY(スパイファミリー)の作者である遠藤達哉先生が白い大きな体をしたグレートピレニーズをモデルにしながらボンドを描いていることから、ボンドのモデル犬はグレートピレニーズだと判明しました。しかし、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の読者からは、その他にもボンドのモデルになった犬がいるのではないかと言われています。

そのモデルになった犬というのは、『名犬ジョリィ』に登場する白い大きな犬のジョリィです。名犬ジョリィは1980年代初期に放送されていたアニメで、この物語に登場するジョリィもグレートピレニーズという犬の種類となっています。ジョリィは"魔犬"と呼ばれ疎まれていましたが、孤児のセバスチャンと出会ったことで人間に心を開いていきます。

ボンドも元の飼い主からは酷い扱いを受けており、孤児だったアーニャと出会ったことで幸せな生活を手に入れました。ボンドのそのような過去が名犬ジョリィのジョリィと重なることから、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の読者からはボンドのモデルはジョリィなのではないかと考察されているようです。

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スパイファミリーのボンドの性別や年齢

こちらの項目では、SPY×FAMILY(スパイファミリー)のフォージャー家のマスコットキャラクターである白い大型犬・ボンドの「性別」「年齢」「性格」の3項目について紹介します。ボンドの詳しいプロフィールを知りたい人はチェックしてみてください。

ボンドの性別

アーニャたちの家族の一員となったフォージャー家のマスコットキャラクターのボンドの性別はオスであることが分かっています。アーニャや街で見かけた子供を助けるその姿は、犬でありながら立派な紳士としての威厳を見せています。

ボンドの年齢

ボンドは、アーニャたちと出会った時には既に成犬の大きさでした。SPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語の中ではボンドの正確な年齢については語られていませんが、ボンドが実験体として携わったプロジェクトアップルが東国オスタニアの旧政権時代だったことを考慮すると、ボンドの年齢は10歳を超えているのではないかと予想されます。

ボンドの参考モデルとなった犬種のグレートピレニーズは、平均寿命がおおよそ10歳から12歳となっているため、ボンドは人間でいうと70歳近い年齢であると考えられます。作中でも登場キャラクターが「だいぶ年はいっている」と話しているため、ボンドがおじいちゃん犬であることは間違いないでしょう。

ボンドの性格

グレートピレニーズは温厚で優しい性格の犬種で、ボンドもその性質を持っている姿が物語の中で描かれています。ボンドは実験体として電流を流されたりと、人間から酷い仕打ちを受けて育ってきました。そのような環境にいたのであれば、自分に危害を加えた人間たちに牙を剥いてもおかしくないところですが、ボンドは人間に攻撃をすることはなく、むしろ人を助けるために困難に立ち向かって行く優しさと勇敢さを見せています。

幼い男の子の頭上に物が落ちてくることを予知能力で察知した時は飼い主の手を離れて男の子を救出したり、アーニャが窮地に立たされた時にはアーニャをかばうように敵の前に立ちはだかる勇敢さも見せています。普段は年齢さながらのおっとりした一面を見せているボンドですが、いざというときには家族を守る意思の強さを持っている頼もしい番犬です。

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スパイファミリーのボンドのかわいいエピソード

SPY×FAMILY(スパイファミリー)の漫画の読者やアニメの視聴者から、新たにファージャー家の家族の一員となったボンドがかわいいという感想が多く寄せられています。こちらの項目では、普段はアーニャやフォージャー家の家族たちを身を挺して守るかっこいいボンドの、お茶目な一面や愛らしいエピソードを紹介しています。ボンドのかわいい姿を見たい人は目を通してみてください。

かわいいエピソード①ぬいぐるみにヤキモチを焼く?

ボンドは普段は大人しく穏やかな性格をしていますが、大好きなアーニャのことになると余裕のない姿を見せることもあります。SPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語の中で、アーニャが自分の背丈ほどあるペンギンのぬいぐるみと一緒に寝るワンシーンが登場します。ペンギンを抱きかかえながらベッドで満足そうに眠るアーニャですが、その一方でボンドはそのような彼女の姿を扉の影から不満そうに見ていました。

その翌日のことです。アーニャが目を覚ますと、一緒に寝ていたお気に入りのペンギンのぬいぐるみがボロボロになっていました。ぬいぐるみには何者かが噛んだ痕や爪でひっかいたような形跡が残っていました。その証拠から、ペンギンをボロボロにした犯人がボンドだと判明します。ボンドは、大好きなアーニャがペンギンを大切そうにしている姿を見てヤキモチを焼いていたのでした。

しかし、アーニャはお気に入りのペンギンをボロボロにされたショックから、ボンドのことを嫌いと罵ります。アーニャに嫌いと言われたボンドは落ち込んでしまいます。その後、ボンドはアーニャと仲直りをしようと、彼女の好物であるピーナッツを持ってきます。はじめはボンドがまたペンギンにイタズラをするのではないかと警戒していたアーニャですが、ボンドが反省したのだと理解したアーニャはボンドを許すことにしたのでした。

かわいいエピソード②ヨルに殺される未来を阻止しようとする

ボンドのかわいいエピソード2つ目は、ヨルに殺される未来を見てしまったシーンです。ある日、ボンドは未来予知の能力によって、ヨルから餌をもらう場面を透視します。その未来では、餌を食べた後ボンドが死亡する結末を辿っていました。自分が死ぬ未来を透視してしまったボンドは、顔面蒼白になり、その未来を阻止しようと動き出します。透視でボンドが死んでしまった理由はヨルの作った餌を食べたことでした。

それを知ったボンドは、ヨルから餌を貰わないようにするため、仕事に出かけていた黄昏を早く家に帰ってくるように奮闘します。仕事中の黄昏と合流したボンドは仕事を手伝い、その日の彼の帰宅時間を早めました。そしてヨルからではなく、黄昏から餌を貰えたことで、ボンドは死亡の未来を変えることができたのでした。

かわいいエピソード③アーニャの手袋を取り戻す

フォージャー一家がドッグパークに訪れた回では、ボンドのかわいさとかっこよさが描かれています。ボンドがフォージャー家に来てからすぐの頃、一家はボンドを連れてドッグパークに遊びに行きました。家族皆でのお出かけを喜ぶアーニャは、はしゃぎすぎていつの間にか手袋をなくしてしまいます。家族総出で手袋をさがしますが、アーニャの手袋は一向に見つかりません。

しばらく探していると、アーニャの手袋を見つけることができました。しかし、手袋はドッグパークに遊びに来ていた他の家の犬が咥えており、返して貰おうと近づくと威嚇されてしまいます。アーニャは手袋を返してもらえず泣き出してしまいました。すると、そのやりとりを見ていたボンドが手袋を咥えた犬に近づいていきました。

大きな体格を活かして、ボンドは手袋を放さない犬を威圧します。すると、ボンドの迫力に気圧された犬は、思わず手袋をぽろりと口から落としてしまいます。唖然とする犬の肩に優しく手を置いた後、ボンドは手袋をアーニャに返してあげ、一件落着となりました。

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スパイファミリーのボンドの能力や過去

ボンドの予知能力

フォージャー家の家族たちはそれぞれ特殊な技術や能力を持っています。ボンドは犬ですが、彼も例外ではなく未来予知という能力を持っており、その能力で家族たちを支えています。ボンドが未来予知の能力を持っていることに気づいたのはアーニャでした。人の心の声が聞こえるアーニャの能力は、人間以外にも使用できたのです。

アーニャがボンドに「おまえ、みらいわかる?」と問いかけると、ボンドは黄昏に降りかかる未来をアーニャにテレパシーで伝えます。ボンドから受け取ったテレパシーで、父である黄昏が時計台で爆死する未来を知ったアーニャは、黄昏の救出へと踏み出したのでした。ボンドの未来予知の能力はアーニャのテレパシーと相性がよく、その後も2人は仲の良い相棒として一緒にいることになるのでした。

ボンドの過去

ボンドには予知能力という特殊な力が備わっており、この能力はボンドの過去と深い関係があります。ボンドはフォージャー家に来る前にプロジェクトアップルという実験に携わっており、被検体として辛い日々を送っていました。

プロジェクトでは、ボンドに無理矢理投薬を施したり、時には死亡してもおかしくないほどの電流を流されました。プロジェクトアップルは東国の旧政権の崩壊と共に廃止されましたが、プロジェクトの過程で様々な実験を施されたボンドは、その後未来予知の能力を手に入れることになったのでした。

ボンドがフォージャー家の家族になった理由

ボンドがフォージャー家の家族になったきっかけは、あるテロ事件でした。フォージャー一家はテロ事件を食い止めますが、テロリストたちの元にはプロジェクトアップルで実験に使われていた犬たちが何匹もいました。そのうちの1匹がボンドで、犬たちをどうするかという問題になった時、アーニャがボンドを家に迎え入れたいと申し出たのでした。そうしてボンドはフォージャー家の一員として温かく迎えいれられることになります。

ボンドとアーニャの共通点

SPY×FAMILY(スパイファミリー)の物語で息のあった連携を見せるボンドとアーニャには、ある共通点があります。それはプロジェクトアップルの被検体という過去です。プロジェクトアップルは東国が旧政権時代に行っていたプロジェクトで、『ボンドの過去』の項目で紹介したように非道な実験を行っていました。

プロジェクトで様々な実験を行ったことでボンドが未来予知能力を身に着けたように、アーニャも実験によって人の心を読む能力を獲得したのでした。アーニャは実験施設の中で"007"という被検体番号で呼ばれ、遊ぶことも許されない過酷な環境で育ちます。そのような生活に耐えられなくなったアーニャは施設を脱走し、孤児院に保護されることになります。そして黄昏の養女として拾われ、ボンドと出会うことになったのでした。

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スパイファミリーのボンドに関する感想や評価

かわいくて賢いボンドは、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の読者から愛される人気キャラクターとして注目されています。漫画やアニメファンの中には、ペットの名前に好きな作品に登場する動物キャラクターの名前を付ける人も少なくありません。上記のツイートを投稿した方も、犬を飼うことがあれば、フォージャー家を陰から支える賢いボンドと同じ名前を付けたいとコメントされています。

こちらの方のツイートでは、SPY×FAMILY(スパイファミリー)のアニメで「アーニャとボンドが仲良く寝ている姿が微笑ましくて癒やされた」と感想を述べられています。SPY×FAMILY(スパイファミリー)のアニメは2023年に第2期が放送予定となっているので、「ボンドとアーニャの仲睦まじい姿をもっと見たい」という人は、アニメ2期もチェックしてみてはいかがでしょうか?

こちらの方は「母親も一緒にSPY×FAMILY(スパイファミリー)を楽しんでいる」とコメントされています。投稿者の方は、SPY×FAMILY(スパイファミリー)を見始めた母親にボンドのことを教えて盛り上がったようです。SPY×FAMILY(スパイファミリー)は連載当初から高い人気を誇る作品として注目されていましたが、ボンドというマスコットキャラが加わったことで、その勢いをさらに加速させています。

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スパイファミリーのボンドの犬種まとめ

以上、SPY×FAMILY(スパイファミリー)に登場する犬のボンドの犬種についての考察を紹介してきました。SPY×FAMILY(スパイファミリー)の作中では、ボンドの犬種についての発言はないため、正確な種類は不明となっています。しかし、SPY×FAMILY(スパイファミリー)の作者である遠藤達哉先生がグレートピレニーズという白い大きな犬をモデルにしながらボンドを描いていることを明かしています。

そのため、ボンドの犬種は大型犬のグレートピレニーズである可能性が高いでしょう。また、1980年代に放送されていたアニメ『名犬ジョリィ』に登場するジョリィの見た目や犬種がボンドと似ていることや、『名犬ジョリィ』の主人公とジョリィの関係性がアーニャとボンドの関係と似ていることから、『名犬ジョリィ』のジョリィもボンドのモデルになっているのではないかと予想されます。

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