【半妖の夜叉姫】せつなは復活する?死亡シーン・最後のセリフや声優も紹介

『半妖の夜叉姫』は大人気作品である『犬夜叉』の続編として制作されたアニメ作品です。ここでは『半妖の夜叉姫』に登場する3人の可愛いヒロインの内の1人であるせつなについて紹介していきます。せつなは物語の主要登場人物であるにも関わらず最終回で死亡し、多くの視聴者を驚愕させました。そこで注目されたのが、1期の最終回で死亡したせつなが2期で復活するのか、生き返るのかという点です。ここではせつなの基本情報だけでなく、死亡シーンや最後のセリフ、復活についてや、せつなの担当声優についてなどを見ていきます。

【半妖の夜叉姫】せつなは復活する?死亡シーン・最後のセリフや声優も紹介のイメージ

目次

  1. 半妖の夜叉姫のせつなが可愛い
  2. 半妖の夜叉姫のせつなは復活する?死亡シーンを考察
  3. 半妖の夜叉姫のせつなの声優
  4. 半妖の夜叉姫のせつなの強さや能力
  5. せつなの強さを考察
  6. 半妖の夜叉姫のせつなの必殺技
  7. 半妖の夜叉姫のせつなと他キャラの関係
  8. 半妖の夜叉姫のせつなに関する感想や評価
  9. 半妖の夜叉姫のせつなまとめ

半妖の夜叉姫のせつなが可愛い

せつなは、アニメの『半妖の夜叉姫』に登場するヒロインの1人です。前作である『犬夜叉』に登場していた犬夜叉の兄・殺生丸の娘で、双子の姉であるとわや犬夜叉と日暮かごめの娘であるもろはと共に様々な冒険を繰り広げます。

せつなは父親である殺生丸同様クールな一面が目立つのですが、可愛い一面も持っており、クールなところと可愛いところのギャップが人気のキャラクターです。ここでは、そのせつなについて詳しく紹介していきます。多くの視聴者を驚愕させた死亡シーンや、その後の復活して生き返るシーン、せつなの可愛い魅力などについて見ていきましょう。

半妖の夜叉姫の作品情報

半妖の夜叉姫の概要

『半妖の夜叉姫』は、漫画家・高橋留美子が生み出した大人気漫画『犬夜叉』の続編として制作された、オリジナルアニメ作品です。第1期が2020年10月3日から2021年3月20日まで放送され、第2期が2021年10月2日から2022年3月26日まで放送されました。『半妖の夜叉姫』の舞台となるのは『犬夜叉』から15年以上経過した時代です。

メインキャラクターとなるのは『犬夜叉』の主要キャラクターであった犬夜叉と日暮かごめの娘・もろはと、犬夜叉の兄・殺生丸の娘である双子のとわとせつなです。『半妖の夜叉姫』には『犬夜叉』の主要キャラクターたちが再登場し、彼らの子供たちと共演するということで、テレビアニメの放送が決定された際は大きな話題を呼びました。キャラクターデザインは『犬夜叉』の原作者である高橋留美子が担当しています。

半妖の夜叉姫のあらすじ

殺生丸の娘であるとわとせつなはある日、森で起こった火災に巻き込まれて離れ離れになってしまいました。時代樹の力で現代にタイムスリップしたとわは、かごめの弟である日暮草太の家で育てられ、せつなは戦国時代で成長します。

双子が離れ離れになってから10年後、再び時代樹の力が発動し、戦国時代にいたせつなと、犬夜叉と日暮かごめの娘であるもろはが現代にやってきました。この出来事をきっかけに、3人の夜叉姫の冒険が始まります。

せつなのプロフィール

『半妖の夜叉姫』に登場するせつなは殺生丸と彼に同行していた少女・りんとの間に生まれた双子の妹です。双子の姉であるとわは、一房赤い髪が混じった父親譲りの銀髪が特徴的ですが、せつなは一房赤い髪が混じった母親譲りの黒髪をポニーテールにしていました。瞳の色は青で、右目には所有者に力を与える金色の虹色真珠が封印されています。妖怪退治屋に身を寄せており、そのため普段は妖怪退治屋の衣装を身に纏っています。

右肩に白い毛皮を着けており、どこか殺生丸を彷彿とさせる姿をしているのが特徴的です。幼少期、せつなは双子の姉であるとわのことを強く慕っていました。しかし、とわと離れ離れになったあとに夢の胡蝶によって眠りを奪われ、火事以前の記憶を失ってしまいます。もろはと共に時代樹の力で現代にタイムスリップしとわと再会しましたが、せつなはとわのことを覚えておらず、当初はとわのことを姉だと認めようとしませんでした。

せつなは妖怪である殺生丸と人間であるりんとの間に生まれた子供であるため、犬夜叉と同じ「半妖」です。犬夜叉がそうであったように、せつなととわも月が出ない朔の夜になると、外見に変化が現れるようになります。せつなは夢の胡蝶の影響でしばらく朔の日の妖力喪失が起こっていませんでしたが、2期で胡蝶が取り除かれた結果、再び妖力喪失が起こるようになりました。

せつなの場合は瞳の色が青から茶色に変わり、元々長い髪がさらに伸びて貴族然とした美少女になります。犬夜叉やとわは一時的に妖力こそ失うものの活発に行動できるのですが、せつなは朔の夜になると強烈な睡魔に襲われてほとんど動けない状態になってしまいます。せつなだけ症状が重いのは、胡蝶の影響で長い間眠れなかったことが原因であるようです。

せつなの性格

せつなは、幼少期は大人しい性格の少女でした。しかしとわと生き別れ、厳しい戦国時代を生き抜いてきた結果、自身が生きていくためなら他人の命を奪うことを躊躇わない冷酷な性格になっています。冷酷な面があり、冷静沈着で表情をあまり動かさないところは、父親である殺生丸譲りだと考えられています。しかし、せつなは冷酷なだけの少女ではありません。

敵には容赦しませんが、心を許した相手には優しく接しており、本質的には優しい人物であることがわかります。とわやもろはとの交流を通して態度が軟化してからは可愛い一面も度々見せるようになっており、クールな顔と可愛い顔のギャップが、多くのファンの心を掴んでいるようでした。双子といっても、せつなととわは性格が大きく異なっており、双子の違いも作品の大きな魅力となっているようです。

せつなのヴァイオリンの才能

アニメ『半妖の夜叉姫』作中、時代樹の力で現代にやってきたせつなは、日暮かごめの弟・日暮草太の妻である日暮萌からヴァイオリンの手ほどきを受けました。手ほどきを受けた時間はほんの僅かなのですが、せつなは瞬く間にヴァイオリンを覚え、萌のピアノに合わせることができるほどの腕前となっています。名の知れた音楽家である萌はせつなを「500人に1人の天才」と呼び、彼女の才能を喜んでいました。

せつなは萌からヴァイオリンをもらい、戦国時代に戻ったあとも度々弾くようになります。戦国時代から突然現代へやってきてまともに曲を弾けるようになり、さらに戦国時代に帰ってからもその腕前を維持できているので、せつなの才能は確かなものなのでしょう。せつながヴァイオリンを弾くシーンは『半妖の夜叉姫』の見どころの1つとなっています。

半妖の夜叉姫

半妖の夜叉姫のせつなは復活する?死亡シーンを考察

『半妖の夜叉姫』では、ヒロインの1人であるせつなが死亡するという衝撃的な展開が描かれます。死亡したせつなが復活して生き返るのかどうかという点は、多くの視聴者が気にしていたことでした。ここからは『半妖の夜叉姫』で描かれたせつなの死亡シーンと復活して生き返る展開について紹介していきます。せつながどのように死亡しどのように生き返るのか、気になる点をチェックしておきましょう。

せつなは復活して生き返る?

アニメ『半妖の夜叉姫』の第1期で、せつなは死亡してしまいました。そしてせつなが死亡したまま、アニメ『半妖の夜叉姫』の第1期は幕を閉じることになります。主人公の1人が死亡するという展開に視聴者は衝撃を受け、当然彼女がアニメ第2期で復活し生き返ることを望みました。結果として、せつなは視聴者の希望通り、復活して生き返ることになります。

せつなが死亡した原因は、麒麟丸との戦いでした。麒麟丸の攻撃を受けて重傷を負ったせつなは、そのまま死亡してしまったのです。麒麟丸が去ったあと、とわはせつなの亡骸に寄り添って悲しみに暮れていました。そこに現れたのが、とわとせつなの父親である殺生丸です。殺生丸はとわに一振りの刀を手渡しました。刀とは、癒やしの刀である天生牙のことです。

天生牙は1人につき1回だけ死者を復活させる力を持っており、かつては双子の母親であるりんも天生牙の力で生き返ることができました。現在、天生牙は折れてしまっており、そのままでは使えません。とわは自身の妖力を刀身に変え、あの世の使いを斬り裂きました。とわが天生牙を振るい、殺生丸がその名を読んだことで、せつなは復活し生き返ることになります。

せつなの死亡シーンと最後のセリフ

先にせつなが生き返るシーンについて触れましたが、ここからはせつなの死亡シーンと最後のセリフについて詳しく見ていきます。せつなの夢を取り戻すため、3人の夜叉姫は麒麟丸と戦うことになりました。せつなととわは力を合わせて麒麟丸に傷を負わせるのですが、麒麟丸の反撃によってせつなは強烈な一太刀を浴び、瀕死の重傷を負ってしまいます。

涙を流して自分の手を握りしめるとわに、せつなは「こんなところでは死なない」と言うのですが、その時は着実に近づいていました。やがて、せつなは「とわ姉ちゃん、少し眠るね」と口にし瞼を閉じます。以上が、せつなが生き返る前に描かれた死亡シーンと最後のセリフでした。

せつながとわと再会してから初めてとわのことを「とわ姉ちゃん」と呼んだ感動的なシーンであり、このシーンがあったからこそ、せつなの生き返るシーンがよりドラマチックなものになっています。

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半妖の夜叉姫のせつなの声優

アニメ『半妖の夜叉姫』では、タイトルからもわかる通り、半妖である3人のヒロインをメインに物語が進行していきます。そのため、3人のヒロインの声をどんな声優が担当するのか、という点に注目が集まっていました。

ここからは、アニメ『半妖の夜叉姫』でせつなの声を担当した声優について紹介していきます。せつなの声を担当した声優のプロフィールや、『半妖の夜叉姫』以外の出演作・演じたキャラをチェックしてみましょう。せつなの声を聞いて声優自身に興味を持った人は、他の作品にも手を伸ばしてみてください。

小松未可子のプロフィール

アニメ『半妖の夜叉姫』でせつなの声を担当したのは、声優・女優・歌手として活動している小松未可子です。小松未可子はヒラタオフィスに所属する人物で、元々はアイドルグループに所属していました。その後、女優業などを経験し、2010年に声優活動を開始しています。2012年には声優活動と平行して音楽活動も開始し、テレビアニメとタイアップした楽曲を発表するようになりました。

音楽活動時の所属レコードレーベルはトイズファクトリーです。声優だけでなく舞台役者や歌手などマルチに活動している堀江由衣や坂本真綾を憧れの声優として挙げており、自身も彼女たち同様マルチに活動する声優でありたいと考えているようです。小松未可子は声優としての演技力はもちろん、歌唱力も高く、また卓越したトーク力も持ち合わせており、本人の希望通り様々なフィールドで活躍しています。

小松未可子は女性の中では低めの声質をしており、そのため女性役だけでなく少年役もこなすことができます。少年役やクール・ボーイッシュな女の子の声優を担当することが多いですが、可愛い女の子の声もこなすことができ、様々な作品に声優として出演しています。プライベートでは2020年に人気男性声優・前野智昭と結婚し話題となりました。

小松未可子の主な出演作品や演じたキャラ

『半妖の夜叉姫』に出演した小松未可子が声優活動を開始したのは2010年のことです。『HEROMAN』という作品で主人公であるジョセフ・カーター・ジョーンズを演じたことが本格的な声優業の始まりでした。低めの声を活かして『ガンダムビルドファイターズ』(イオリ・セイ)や『七つの大罪 憤怒の審判』(トリスタン)のような少年役を演じることもありますし、『K』(ネコ)のような可愛い女の子キャラも数多く演じています。

様々なキャラクターを演じている声優の小松未可子ですが、特に評価が高いのは可愛いよりもかっこいいが強い、マニッシュな女性キャラクターの演技です。『プリティーリズム・レインボーライブ』(涼野いと)、『ニセコイ』(鶫誠士郎)、『青春×機関銃』(立花蛍)、『呪術廻戦』(禪院真希)などが、マニッシュなキャラクターに分類されます。

声優の小松未可子は他にも『遊☆戯☆王ZEXAL』(観月小鳥)、『モーレツ宇宙海賊』(加藤茉莉香)、『神さまのいない日曜日』(ウッラ・エウレウス・ヘクマティカ)、『凪のあすから』(潮留美海)、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』(戸塚彩加)、『ようこそ実力至上主義の教室へ』(伊吹澪)、『宝石の国』(シンシャ)などにも出演しています。

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半妖の夜叉姫のせつなの強さや能力

アニメ『半妖の夜叉姫』に登場するせつなは、さすがは殺生丸の娘というべき強さを誇っています。ここからは、せつなの強さや能力について詳しく見ていきます。半妖として生を受けたせつながどのような能力を持ち、それを使って厳しい戦国の世で生きてきたのかチェックしてみましょう。せつなのの強さや能力を知れば、彼女の魅力をより深く理解することができます。

せつなの能力を考察

考察①殺生丸の妖怪化と似た顔になる

『半妖の夜叉姫』のせつなは半妖であるため朔の夜になると妖力を失い人間になりますが、逆に妖怪化することもあります。せつなは妖怪化すると瞳が赤くなり、頬や腕に紫色の模様が現れ、額には三日月の紋が浮かび上がっていました。その姿は妖怪化した殺生丸の姿によく似ています。妖怪化すると容姿だけでなく、戦闘方法や能力にも変化が生じます。

普段は得物を使って戦っているのですが、妖怪化すると牙や爪が発達するため爪技での攻撃が可能となり、殺生丸の「毒華爪」に似た技を使うようになります。ただしやはり半妖であるため、殺生丸の技ほどの威力はないようです。

妖怪化したせつなは凄まじい力を使うことができますが、それは下手をすれば自身を滅ぼしかねない危険な力であるため、法師の弥勒によって封印されていました。麒麟丸の姉である是露によって封印が破られた際は、あまりの妖力の強さに暴走し、とわたちに牙を剥いています。

考察②殺生丸の血が濃い

『半妖の夜叉姫』のせつなは、父親である殺生丸の要素をとわよりも多く受け継いでいるようです。白い毛皮を身に着けているなど外見もそうですが、冷静沈着なところ、冷たいように見えて懐に入れた者には優しさを見せるところも殺生丸譲りです。能力としては殺生丸の毒耐性を受け継いでおり、毒を使う妖怪の攻撃にある程度耐えることができます。

とはいえ、毒耐性に関しては全く殺生丸と同じというわけではありません。自身が毒を持つゆえに敵のありとあらゆる毒に耐性がある殺生丸とは異なり、せつなは液体系の毒にのみ耐性があります。また、半妖でありながら凄まじい妖力を持っている点も殺生丸の血が流れているゆえのことです。殺生丸の妖力はとわも受け継いでいますが、せつなが持つ妖力はとわよりも上だとされています。

考察③兼光の巴を使っている

『半妖の夜叉姫』のせつなは、基本的に爪や牙ではなく得物を使って戦います。彼女が使う主な得物が「兼光の巴」という名の薙刀です。せつなはこの薙刀を使い、様々な技を放って敵を攻撃していました。兼光の巴は元々、半妖の子供を守る隠れ里を襲撃した妖怪・蛾々御前が持っていたものでしたが、妖怪化したせつなが蛾々御前を殺害し、そのときに兼光の巴を奪っています。

兼光の巴は武器としてだけでなく、せつなの妖怪の血を封じる媒介としての役割も担っていました。しかし、せつなの強大な妖力を完全に受け止めることは叶わず、加えて麒麟丸との戦いで刀身が折れてしまったため、後に「所縁の断ち切り」という薙刀に打ち直されています。『犬夜叉』のときから、作品に登場する主要武器には武器以外の意味や役割が与えられていることがままありましたが、兼光の巴もその流れを汲んでいるようです。

考察④夢の胡蝶の具現化が可能

『半妖の夜叉姫』のせつなは眠ることができない体質を持つキャラクターとして登場します。彼女が眠れないのは、夢の胡蝶に取り憑かれて眠りを奪われているからです。夢の胡蝶は精霊・呪術の一種で、普段は目に見えません。せつなは妖怪化して暴走したとき、この夢の胡蝶を具現化させることができます。具現化された夢の胡蝶は、せつなの背中に紫色の羽として現れます。

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せつなの強さを考察

『半妖の夜叉姫』には3人のヒロインが登場し、それぞれが高い戦闘能力を持っています。殺生丸の妖力を多く受け継いでいるせつなが3人の中でどの程度の強さなのかは、多くの人が気になっている点であるようです。

ここからは、とわともろはの戦闘能力と比較しながら、せつなの強さに関する考察を見ていきます。せつなが持つ能力については先に触れましたが、身近なキャラクターと比較することによって、より彼女の強さがわかりやすくなるでしょう。

せつなととわはどちらの方が強い?

双子であるせつなととわは、どちらも殺生丸の妖力や毒耐性を受け継いでいます。しかし、2人の育った環境が異なっていたことが原因で、戦闘に関する経験値に差が出ることになりました。とわは4歳のときに現代へタイムスリップし、14歳になるまで現代で生活していました。現代は非常に平和で、とわの戦闘経験といえば不良との喧嘩程度です。

一方、とわは過酷な戦国時代で育ちました。純血の妖怪から狙われる半妖の里に身を寄せてそこで修行に明け暮れ、後に妖怪退治屋として妖怪と戦う日々を送っていたせつなは、とわよりも戦い慣れしています。その点はとわよりも強いと言えるでしょう。

妖力についても、殺生丸の血がより濃いせつなのほうが強大であることは、封印が解けると暴走してしまうことからわかります。前作で犬夜叉が大妖怪である父親から受け継いだ妖力を制御できず、妖怪化の際に我を忘れて暴走していたのと同じ現象です。一方、とわは妖怪化しても自我を失うことはなく、コントロールできていました。

妖力自体はせつなのほうが上だと考えられていますが、妖怪化して妖力を使うことになったとき、自我を保ってコントロールができているほうが戦いにおいては有利です。そう考えると妖怪化状態の場合はせつなのほうが強いという考え方もあります。朔の夜に人間化している状態では、妖力こそ失うものの普通に動けるとわに対し、せつなは強い睡魔でまともに動けなくなってしまうため、とわに軍配が上がります。

せつなともろははどちらの方が強い?

『半妖の夜叉姫』のヒロインの1人であるもろはは、半妖である犬夜叉と人間である日暮かごめとの間に生まれた「四半妖」の少女です。体に流れている妖怪の血はハーフであるせつなやとわより少ないですが、だからといって2人よりも劣っているわけではありません。もろはは西の大妖怪であった祖父の妖力と、半妖の中でも卓越した強さを誇る父・犬夜叉の妖力を受け継いでいます。

その妖力の凄まじさがわかるのが、もろはが妖怪の血を覚醒させた「国崩しの紅夜叉」状態になったときです。「国崩しの紅夜叉」状態になったもろはは、犬夜叉や殺生丸以上に大妖怪であった祖父に近い戦闘能力を発揮します。発動時間が1分間のみで、さらに発動後は丸1日眠りに落ちるという大きなデメリットがありますが、それでももろはが強いということに変わりはありません。

さらに、もろはは巫女であるかごめの霊力も受け継いでおり、弓矢を使うことができます。総合的な戦闘能力を比較するとせつなのほうが上に見えますが、戦い方を工夫すれば十分互角なのではないかと考えられています。また、もろはは四半妖であるからか、半妖の弱点である月に一度の妖力喪失が起こりません。せつなは月に一度妖力を失い、睡魔でまともに動けなくなってしまうので、その点はもろはに軍配が上がります。

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半妖の夜叉姫のせつなの必殺技

『半妖の夜叉姫』のせつなは数々の必殺技を持っています。ここからは、せつなが作中で使う必殺技をまとめて見ていきます。必殺技を見れば、せつなの戦闘スタイルを掴むことができます。

必殺技①群れ発ちのツバメ

「群れ発ちのツバメ」は、せつなが薙刀を振るうことで発生する必殺技です。その名の通り、ツバメの群れの形をしたエネルギーが放たれ、敵へと襲いかかります。「群れ発ちのツバメ」はせつなの得意技でもあるため使用頻度が高いです。この技が初めて登場したのは、アニメ『半妖の夜叉姫』の第3話でした。

必殺技②旋風陣

「旋風陣」は、薙刀を大きく振り回して巨大な竜巻を発生させる技です。竜巻の中に妖怪を閉じ込めて動きを封じながらダメージを与えることができます。この技が初めて登場したのは、アニメ『半妖の夜叉姫』の第2話でした。

必殺技③血の刀

血の刀は、せつなが妖怪化したことをきっかけに彼女の右腕に現れた刃で、右腕に痣のような形で存在しています。せつなが強い妖力を放出するとそれに呼応して物質化し、物体を斬りつけることができます。また血の刀は物体だけでなく、人と人の間にある縁も斬ることができます。

必殺技④宿り蛾の月

宿り蛾の月は、対象を斬るのではなく眠らせるための技です。せつなが満月を描くように薙刀を振ると宿り蛾が召喚され、蛾の鱗粉によって技を受けた者は眠りに落ちます。アニメ『半妖の夜叉姫』の第3話で初登場しました。

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半妖の夜叉姫のせつなと他キャラの関係

ここからは、せつなと彼女を取り巻くキャラクターたちの関係性を紹介していきます。同じヒロインであるとわやもろはとの関係や、戦国時代で特に交流のあるキャラクターたちとの関係を詳しく見ていきましょう。

せつなととわの関係

せつなととわは殺生丸とりんの間に生まれた娘で、双子の姉妹という関係です。とわが姉でせつなが妹だとされています。幼い頃、2人は森の中で仲睦まじく暮らしていたのですが、森で火事が起こった際に離れ離れになってしまいました。

10年の時を経て2人は現代で再会を果たすのですが、せつなはとわの記憶を失くしており、とわを双子の姉妹だとは認めないまま冒険が始まります。しかし行動を共にするうちに少しずつ姉妹としての絆を取り戻していきました。

せつなともろはの関係

殺生丸の娘であるせつなと、犬夜叉の娘であるもろは従姉妹という関係です。2人は戦国時代で出会い、同時に現代へとやってきてとわと顔を合わせました。せつなともろはは出会ったときこそ戦闘になったものの、冒険を繰り広げる中で互いに心を開き、良き仲間であり親友のような関係になります。

せつなと楓の関係

せつなは10歳頃まで半妖の隠れ里で暮らし、その後生まれ故郷である村に戻って生活していました。その村で巫女をしていたのが『犬夜叉』にも登場していた老巫女・楓です。せつなにとって、楓は村で生活するにあたってよく面倒を見てくれた存在です。しかし、村を襲う野盗への対応を巡って意見が対立したこともあったようでした。

せつなと琥珀の関係

妖怪退治屋として活動している彼女の上司にあたるのが、『犬夜叉』の主要キャラクターであった妖怪退治屋・珊瑚の弟である琥珀です。琥珀からスカウトされたことがきっかけで、せつなは妖怪退治屋になりました。琥珀は殺生丸と関わりの深いキャラクターであったため、殺生丸の娘であるせつなのことも気にしていたようです。せつなも自身を迎え入れてくれた琥珀に信頼を寄せています。

せつなと翡翠の関係

翡翠は『犬夜叉』の主要キャラクターである弥勒と珊瑚の息子で、琥珀の甥です。彼はせつなと同じく琥珀のもとで妖怪退治屋として働いています。翡翠はせつなに恋心を抱いているのですが、せつなは彼の気持ちに気づいていません。3人のヒロインにはそれぞれ添い遂げる相手が登場することが明言されており、せつなの相手は翡翠なのではないかと注目されています。

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半妖の夜叉姫のせつなに関する感想や評価

アニメ『半妖の夜叉姫』の第1期を見終えた人の感想です。第1期の最後で、せつなは死亡してしまいました。主要キャラクターであるせつなの死に衝撃を受けた視聴者は少なくありません。『犬夜叉』を知っている人は、殺生丸が持つ天生牙に「一度だけ」死者を復活させる力があることを知っています。

せつなととわの母親であるりんは、過去に死亡したことがあるものの、天生牙の力で復活し生き返ることができました。死亡したキャラクターが復活し生き返るという前例があったため、せつなも何らかの方法で復活し生き返ることができるのではないか、と多くの視聴者が期待していたようです。視聴者の望みは叶えられ、後にせつなは復活し生き返ることになりました。

アニメ『半妖の夜叉姫』作中で見ることができる、せつなの可愛い表情についてのコメントです。せつなはクールなキャラクターですが、物語の中で微笑んだり赤面したり、様々な可愛い顔を見せます。

ふとした瞬間に年相応の女の子らしい可愛い顔を覗かせるところ、冷たいように見えて実は周囲を慮っているクーデレなところなどが、多くの人の目に魅力として映っているようです。アニメ11話はせつなの可愛い一面を多く見ることができる回となっており、せつな推しの人から人気があります。

アニメ『半妖の夜叉姫』で描かれたせつなの復活に関するコメントです。1期の最後で死亡してしまったせつなでしたが、彼女は2期に入ってすぐに復活し生き返ることになりました。せつなが復活し生き返ることを望んでいた人は多く、願いが届いたことで視聴者は歓喜したようです。

アニメ『半妖の夜叉姫』のせつなの可愛いところについてのコメントです。せつなは朔の夜を迎えると妖力を失い、外見に変化が現れます。元々長い髪がさらに真っ直ぐ伸びて姫君のような雰囲気になり、大変可愛いと視聴者の間で話題となりました。

せつなの可愛い一面は、外見だけに留まりません。朔の夜に妖力を失うようになったせつなは人間の体の弱さを自覚し、不安そうな表情を見せます。普段は強く凛々しいせつなの弱々しい姿が可愛いと、視聴者たちは大きく心を揺さぶられたようでした。また、眠れるようになったせつなは朔の夜になると猛烈な睡魔に襲われるようになりました。その際に見せたうとうとする姿、眠りに落ちた姿も可愛いと評判です。

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半妖の夜叉姫のせつなまとめ

『半妖の夜叉姫』に登場するヒロイン・せつなのプロフィールや担当声優についての他、一度死亡したあと生き返る展開の詳細などを見てきました。せつなはクーデレなところが可愛いと評されるキャラクターで、3人のヒロインの中でも特に人気があります。せつなについてさらに知りたい場合は『半妖の夜叉姫』を見て、彼女の活躍を追いかけてみるといいでしょう。

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